JPS6019315Y2 - アレスタ内蔵高圧カツトアウト - Google Patents
アレスタ内蔵高圧カツトアウトInfo
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- JPS6019315Y2 JPS6019315Y2 JP8782481U JP8782481U JPS6019315Y2 JP S6019315 Y2 JPS6019315 Y2 JP S6019315Y2 JP 8782481 U JP8782481 U JP 8782481U JP 8782481 U JP8782481 U JP 8782481U JP S6019315 Y2 JPS6019315 Y2 JP S6019315Y2
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- arrester
- recess
- cylindrical recess
- electrode
- opening
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高圧配電線と変圧器の一次側との間に接続し
て使用される高圧カットアウトに関し、詳しくはアレス
タを内蔵した高圧カットアウトに関するものである。
て使用される高圧カットアウトに関し、詳しくはアレス
タを内蔵した高圧カットアウトに関するものである。
この種のアレスタ内蔵高圧カットアウトにあってカット
アウト本体の一部に凹部を形成しそこにアレスタを内蔵
させた構造のものは、カットアウトが風雨に晒される状
態で経年使用されると上記凹部にも湿気が侵入して上記
アレスタの表面の絶縁抵抗が低下し、この為地落電流が
流れる等の事故を招く問題があった。
アウト本体の一部に凹部を形成しそこにアレスタを内蔵
させた構造のものは、カットアウトが風雨に晒される状
態で経年使用されると上記凹部にも湿気が侵入して上記
アレスタの表面の絶縁抵抗が低下し、この為地落電流が
流れる等の事故を招く問題があった。
又これを解決する為に上記の凹部を密閉しようとすれば
、凹部にアレスタを組み込み、そのアレスタを電気的に
接続し、その上上記の凹部を密封するという種々の作業
に多大の手間を要するようになってしまう問題があった
。
、凹部にアレスタを組み込み、そのアレスタを電気的に
接続し、その上上記の凹部を密封するという種々の作業
に多大の手間を要するようになってしまう問題があった
。
そこで本考案は、上述の問題点を除くようにしたもので
、風雨に晒される状態で経年使用してもアレスタの表面
の高絶縁抵抗を維持することができ、しかも組立も簡易
に行ない得るようにしたアレスタ内蔵高圧カットアウト
を提供しようとするものである。
、風雨に晒される状態で経年使用してもアレスタの表面
の高絶縁抵抗を維持することができ、しかも組立も簡易
に行ない得るようにしたアレスタ内蔵高圧カットアウト
を提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図において、符号1乃至21で示す部材は周知の高
圧カットアウトにおけるものと均等のものである。
圧カットアウトにおけるものと均等のものである。
即ち、1は磁器製の本体、2,3は凹部で夫々上部凹部
、下部凹部、4は上部固定電極、5は上部消弧室、6は
上部電線接続端子で、電源側(変電所側)の高圧配電線
路が接続される。
、下部凹部、4は上部固定電極、5は上部消弧室、6は
上部電線接続端子で、電源側(変電所側)の高圧配電線
路が接続される。
7は下部固定電極、8は下部消弧室、9は下部電線接続
端子で、負荷側(変圧器の一部巻線側)の配電線路が接
続される。
端子で、負荷側(変圧器の一部巻線側)の配電線路が接
続される。
次に11は蓋体で、軸ピン12でもって本体1に軸着し
てあり、上記凹部2,3を開閉し得るようになっている
。
てあり、上記凹部2,3を開閉し得るようになっている
。
13は嵌合金具、14は嵌合金具13に着脱自在に装着
したヒユーズ筒を示し、これにおいて15は上部電極、
16は上部挿入刃、17は下部電極、18は下部挿入刃
を夫々示す。
したヒユーズ筒を示し、これにおいて15は上部電極、
16は上部挿入刃、17は下部電極、18は下部挿入刃
を夫々示す。
またヒユーズ筒の内部空間にはヒユーズが備えてあり、
そのヒユーズは上部電極15と下部電極17との間に接
続しである。
そのヒユーズは上部電極15と下部電極17との間に接
続しである。
21は取付金具で、該カットアウトを電柱の読会に取付
ける為のものである。
ける為のものである。
次に23は本体の一部に形成された筒状凹部を示し、前
記凹部2,3とは隔壁24を隔てて形成されている。
記凹部2,3とは隔壁24を隔てて形成されている。
25は筒状凹部23の深部に備えられた接続導体を示す
。
。
この接続導体25において、26は導電材料(例えば金
属板)で形成されたばね座を示し、貫通孔27に挿通し
た固定用ねじ棒28とナツト29とにより固定しである
。
属板)で形成されたばね座を示し、貫通孔27に挿通し
た固定用ねじ棒28とナツト29とにより固定しである
。
尚固定用ねじ棒28の頭部にはパツキン30を備えさせ
て筒状凹部23の気密を保ち得るようにしである。
て筒状凹部23の気密を保ち得るようにしである。
31は圧縮ばねを示し、その一端はばね座26に止着し
である。
である。
32は接触金具を示し、導電材でもってキャップ状に形
成され、又前記ばね31の他端に止着しである。
成され、又前記ばね31の他端に止着しである。
33は固定用ねじ棒28に取付けた接地端子を示し、固
定用ねじ棒28を介して接続導体25との導通が図られ
ている。
定用ねじ棒28を介して接続導体25との導通が図られ
ている。
またこれには図示外の周知の接地線が接続される。
次に34は上記筒状凹部23の浅部に備えさせた接続片
を示し、貫通孔35に挿通した固定用ねじ棒36とナツ
ト37とによって筒状凹部23の側壁に取付けである。
を示し、貫通孔35に挿通した固定用ねじ棒36とナツ
ト37とによって筒状凹部23の側壁に取付けである。
この接続片34は薄銅板を積層させたり弾性を有する燐
青銅板で形成されて、第1図に示される状態及び第4図
に示される状態との間の折曲げを自在に構成しである。
青銅板で形成されて、第1図に示される状態及び第4図
に示される状態との間の折曲げを自在に構成しである。
又この接続片34は前記固定用ねじ棒36を介して下部
固定電極7に電気的に接続しである。
固定電極7に電気的に接続しである。
次に40はアレスタ、41はアレスタの周囲に装着して
Oリング、42はアレスタ40における凹部43に装着
したOリングを示し、これらのOリング41.42によ
ってアレスタ40をその周壁が筒状凹部23の内壁と離
間した状態に位置決めし、両者のぶつかりを防止するよ
うにしである。
Oリング、42はアレスタ40における凹部43に装着
したOリングを示し、これらのOリング41.42によ
ってアレスタ40をその周壁が筒状凹部23の内壁と離
間した状態に位置決めし、両者のぶつかりを防止するよ
うにしである。
44゜45は夫々アレスタの電極を示す。
次に47は筒状凹部23の開口部23aに封着した封着
体を示す。
体を示す。
これにおいて、48は密栓で、その周囲には気密用のO
リング49が備わっている。
リング49が備わっている。
50は押圧部を示し、この気栓48が所定位置に挿入さ
れた状態において前記接続片34をアレスタ40の電極
45に押圧するようにしである。
れた状態において前記接続片34をアレスタ40の電極
45に押圧するようにしである。
51は密栓48の後部に止付けた係合片を示し、前記筒
状凹部23の開口部23aの内面に周設した保合溝52
に係合するようにしである。
状凹部23の開口部23aの内面に周設した保合溝52
に係合するようにしである。
53は絶縁蓋を示し、必要に応じて用いられるものであ
る。
る。
次に第2図に基づき前記アレスタ40について説明する
。
。
55は絶縁容器で、アルミナ磁器或いは普通の磁器を用
いて筒状に形成されている。
いて筒状に形成されている。
56は容器55における内鍔部を示し、容器55の内部
空間を大径の収納空間57と小径の収納空間58とに分
割している。
空間を大径の収納空間57と小径の収納空間58とに分
割している。
59は放電電極を示し、図示されるような帽状に形成し
てパツキン61を介して容器55における当付座60に
当付けである。
てパツキン61を介して容器55における当付座60に
当付けである。
又この放電電極59は電極44に接触しており、電極4
4を図示されるように容器55の一端に被せ付け、端部
44aをOリング62を介して段部63にかしめ付ける
ことによってその固定が図られている。
4を図示されるように容器55の一端に被せ付け、端部
44aをOリング62を介して段部63にかしめ付ける
ことによってその固定が図られている。
次に64は前記内鍔部56において大径の収納空間57
に面する側に備えられた当付座を示し、ここには前記放
電電極59と同様の形状の放電電極65が当付けである
。
に面する側に備えられた当付座を示し、ここには前記放
電電極59と同様の形状の放電電極65が当付けである
。
66は両放電電極59.65の間に形成された放電ギャ
ップを示す。
ップを示す。
次に67は接触金具で、図示されるような皿状に形成し
てあり、その内面を放電電極65に圧接させである。
てあり、その内面を放電電極65に圧接させである。
68.68は大径の収納空間57に納められたエレメン
トを示し、酸化亜鉛を主成分とした金属酸化物の焼結体
で構成されており、非直線抵抗特性を有している。
トを示し、酸化亜鉛を主成分とした金属酸化物の焼結体
で構成されており、非直線抵抗特性を有している。
これら二つのエレメント68.68は夫々端面に銀が焼
付けてあり、両エレメント68は図示されるように相互
に直列に接続されている。
付けてあり、両エレメント68は図示されるように相互
に直列に接続されている。
次に電極45はパツキン69を介して絶縁容器55の端
面75に当付けてあり、又端部45aをOリング70を
介して絶縁容器55の段部71にかしめ付けである。
面75に当付けてあり、又端部45aをOリング70を
介して絶縁容器55の段部71にかしめ付けである。
これによりエレメント68は容器55の内部に密封され
た状態となっている。
た状態となっている。
72は電極45の一部に形成されたばね座、73は一端
をばね座72に止着した圧縮ばね、74は接触金具で図
示されるようなキャップ状に形成されており、その一面
にばばね73の他端が止着してあり他面はエレメント6
8の端面に圧接させである。
をばね座72に止着した圧縮ばね、74は接触金具で図
示されるようなキャップ状に形成されており、その一面
にばばね73の他端が止着してあり他面はエレメント6
8の端面に圧接させである。
この状態において、ばね73の押圧力によりエレメント
68の端面に対する接触金具74の圧接と、接触金具6
7に対するエレメント68の端面の圧接と、放電電極6
5に対する接触金具67の圧接と、当付座64に対する
放電電極65の押圧とが遠戚されている。
68の端面に対する接触金具74の圧接と、接触金具6
7に対するエレメント68の端面の圧接と、放電電極6
5に対する接触金具67の圧接と、当付座64に対する
放電電極65の押圧とが遠戚されている。
これによって前記放電ギャップ66の寸法が正しく維持
されている。
されている。
上記構成のものにあって通常時は、変電所からの配電線
路を介して接続端子6に入来した電流は、上部固定電極
4、上部挿入刃16、上部電極15、ヒユーズ、下部電
極17、下部挿入刃18、下部固定電極7、接続端子9
へと流れ、更に変圧器の一次側端子を介してその変圧器
の一次巻線に流れる。
路を介して接続端子6に入来した電流は、上部固定電極
4、上部挿入刃16、上部電極15、ヒユーズ、下部電
極17、下部挿入刃18、下部固定電極7、接続端子9
へと流れ、更に変圧器の一次側端子を介してその変圧器
の一次巻線に流れる。
この場合、接続片34と接地端子33との間にも高圧配
電線の高電圧が加わるが、アレスタ40における両電極
44.45間の耐圧がその電圧よりも高くなっており、
しかもアレスタ40はその内部に放電ギャップ66を有
している為、上記配電線の高電圧による電流はこのアレ
スタ40にはいささかも流れない。
電線の高電圧が加わるが、アレスタ40における両電極
44.45間の耐圧がその電圧よりも高くなっており、
しかもアレスタ40はその内部に放電ギャップ66を有
している為、上記配電線の高電圧による電流はこのアレ
スタ40にはいささかも流れない。
次に雷等の異常高電圧が端子6或いは9に入来すると、
その異常高電圧は上部固定電極4からヒユーズ筒14を
介して、或いは下部固定電極7から直接に接続片34に
加わり、アレスタ40の電極45に加わる。
その異常高電圧は上部固定電極4からヒユーズ筒14を
介して、或いは下部固定電極7から直接に接続片34に
加わり、アレスタ40の電極45に加わる。
するとアレスタ40の耐圧は上記雷等の高電圧よりも低
く設定されている為、上記の高電圧は電極45からばね
73、接触金具74を介してエレメント68に加わり、
更に工L/メントロB、接触金具67を介して放電電極
65に加わる。
く設定されている為、上記の高電圧は電極45からばね
73、接触金具74を介してエレメント68に加わり、
更に工L/メントロB、接触金具67を介して放電電極
65に加わる。
そして放電電極65.59の間の放電ギャップ66にお
いては放電が起こり、上記高電圧による電流は放電電極
59、電極44、接触金具32、はね31、ばね座26
、固定用ねじ棒28、接地端子33、接地線を介して地
中に流れる。
いては放電が起こり、上記高電圧による電流は放電電極
59、電極44、接触金具32、はね31、ばね座26
、固定用ねじ棒28、接地端子33、接地線を介して地
中に流れる。
従って上記雷等の異常高電圧による上記変圧器の破損を
防止することができる。
防止することができる。
次に上記筒状凹部23に対するアレスタ40の組付手順
を説明する。
を説明する。
先ず第4図に示されるように接続片34を凹部23の側
壁に沿ってその開口部23aの側に伸ばしておく。
壁に沿ってその開口部23aの側に伸ばしておく。
この状態でもってOリング41,42を装着したアレス
タ40を筒状凹部23の中に押し込む。
タ40を筒状凹部23の中に押し込む。
然る後第3図に示されるように接続片34を折曲げてア
レスタ40の電極45に添う状態にする。
レスタ40の電極45に添う状態にする。
次に封着体47を開口部23aに押込み、係合片51が
係合溝52に係合するようにする。
係合溝52に係合するようにする。
この状態においては、押圧部50が接続片34を介して
アレスタ40を接続導体25のばね31に抗して押圧す
る。
アレスタ40を接続導体25のばね31に抗して押圧す
る。
従って、接続片34と電極45との接触及び電極44と
接続導体25における接触金具32との接触は何れも良
好に威される。
接続導体25における接触金具32との接触は何れも良
好に威される。
又この場合Oリング49を備える封着体47によって筒
状凹部23の開口部23aが閉ざされる為、上記アレス
タ40の位置する部分に本体1の外部から湿気が浸入す
るようなことは極力防止される。
状凹部23の開口部23aが閉ざされる為、上記アレス
タ40の位置する部分に本体1の外部から湿気が浸入す
るようなことは極力防止される。
尚更に必要に応じては開口部23aに絶縁蓋53を押し
込み、更にその外側からゴム系の充填材を開口部23a
に注入してより一層の封止効果を得るようにしてもよい
。
込み、更にその外側からゴム系の充填材を開口部23a
に注入してより一層の封止効果を得るようにしてもよい
。
次に第5図ないし第7図は本願の異なる実施例を示すも
ので、筒状凹部23eの深部に設けられる接続導体とし
ては固定用ねじ棒28eに螺合させた受具76を用いて
アレスタ40eを固定的に受止めるようにしてあり、一
方筒状凹部23eの開口部23aeの側に備えられる封
着体47eにばね77を備えやって、アレスタ40eの
電極44eに対する接続片34eの圧接及び受具76に
対する電極45eの圧接を図るようにしである。
ので、筒状凹部23eの深部に設けられる接続導体とし
ては固定用ねじ棒28eに螺合させた受具76を用いて
アレスタ40eを固定的に受止めるようにしてあり、一
方筒状凹部23eの開口部23aeの側に備えられる封
着体47eにばね77を備えやって、アレスタ40eの
電極44eに対する接続片34eの圧接及び受具76に
対する電極45eの圧接を図るようにしである。
また接続片34eは固定用ねじ棒36eを介して上部固
定電極4eに接続しである。
定電極4eに接続しである。
一方アレスタ40eにおいては、絶縁容器55eの端部
外周面78及び端面79を夫々メタライズドし、そこに
電極45 et 44 eを夫々銀ロウ付け(半田付
け)によって封着し、絶縁容器55eの内部の気密性を
高めである。
外周面78及び端面79を夫々メタライズドし、そこに
電極45 et 44 eを夫々銀ロウ付け(半田付
け)によって封着し、絶縁容器55eの内部の気密性を
高めである。
上記構成のものにあっては、筒状凹部23eが第5図に
明示されたような場所に形威しである為、取付金具21
eど蓋体11eにおける操作棒引掛川の透孔80との距
離を上記のような筒状凹部を備えられてそこにアレスタ
を備えさせた構成にもかかわらず、通常のカットアウト
と同程度の寸法にすることができる。
明示されたような場所に形威しである為、取付金具21
eど蓋体11eにおける操作棒引掛川の透孔80との距
離を上記のような筒状凹部を備えられてそこにアレスタ
を備えさせた構成にもかかわらず、通常のカットアウト
と同程度の寸法にすることができる。
従って前記透孔80に操作棒を引掛けて蓋体11eを開
く場合に、取付金具21eに大きな力が加わってこれを
破損するような事故を防止し得る効果がある。
く場合に、取付金具21eに大きな力が加わってこれを
破損するような事故を防止し得る効果がある。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。
以上のようにこの考案にあっては、本体1に備える上部
または下部の固定電極4,7はアレスタ40を介して接
地端子33に接続しであるから、高圧配電線への落雷時
に雷撃の高電圧が上記いずれかの固定電極4,7に入来
してもその高電圧を上記アレスタ40を介して接地端子
に逃がしてしまうことができ、このカットアウトを介し
て上記高圧配電線に接続される変圧器の破損を防止でき
る効果がある。
または下部の固定電極4,7はアレスタ40を介して接
地端子33に接続しであるから、高圧配電線への落雷時
に雷撃の高電圧が上記いずれかの固定電極4,7に入来
してもその高電圧を上記アレスタ40を介して接地端子
に逃がしてしまうことができ、このカットアウトを介し
て上記高圧配電線に接続される変圧器の破損を防止でき
る効果がある。
しかも上記アレスタ40は本体1の一部に猛威して筒状
凹部23の中に納めると共にその凹部23の開口部23
aは封着体47で密封しであるから、経年使用しても上
記筒状凹部23への湿気の侵を防止して上記アレスタ4
0の表面の高絶縁抵抗を維持でき、上記のような保護の
特性を安定に保ち得る効果がある。
凹部23の中に納めると共にその凹部23の開口部23
aは封着体47で密封しであるから、経年使用しても上
記筒状凹部23への湿気の侵を防止して上記アレスタ4
0の表面の高絶縁抵抗を維持でき、上記のような保護の
特性を安定に保ち得る効果がある。
その上、上記の如く筒状凹部23にアレスタ40を納め
ると共にそのアレスタ40は上記のような電気的接続状
態にし、しかも上記筒状凹部23の開口部は封着体47
で密封するようにしたものであっても、筒状凹部23の
深部には接地端子に接続した接続導体25を、浅部には
上部又は下部の固定電極に接続した折曲げ自在の接続片
34を備えさせ、しかも封着体47は上記接続片34を
介してアレスタ40の後端に圧接させるようにした構造
であるから、その組立に当っては、筒状凹部23へのア
レスタ40の挿入と、接続片34の折曲と、開口部に対
する封着体47の封着とでもって、上記電気的接続と、
アレスタ4oや封着体47の機械的な位置固定とを同時
に行なうことができ、組立作業を簡易に行ない得る効果
がある。
ると共にそのアレスタ40は上記のような電気的接続状
態にし、しかも上記筒状凹部23の開口部は封着体47
で密封するようにしたものであっても、筒状凹部23の
深部には接地端子に接続した接続導体25を、浅部には
上部又は下部の固定電極に接続した折曲げ自在の接続片
34を備えさせ、しかも封着体47は上記接続片34を
介してアレスタ40の後端に圧接させるようにした構造
であるから、その組立に当っては、筒状凹部23へのア
レスタ40の挿入と、接続片34の折曲と、開口部に対
する封着体47の封着とでもって、上記電気的接続と、
アレスタ4oや封着体47の機械的な位置固定とを同時
に行なうことができ、組立作業を簡易に行ない得る効果
がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はカットアウ
トの縦断面図、第2図はアレスタの縦断面図、第3図は
アレスタを組付ける途中の状態を示す部分断面図、第4
図はアレスタを組付ける前の状態を示す部分断面図、第
5図は異なる実施例を示すカットアウトの縦断面図、第
6図は第5図のものにおいてアレスタの組付は途中の状
態を示す部分図、第7図はアレスタの異なる実施を示す
縦断面図。 1・・・・・・本体、4・・・・・・上部固定電極、7
・・・・・・下部固定電極、23・・・・・・筒状凹部
、25・・・・・・接続導体、33・・・・・・接地端
子、34・・・・・・接続片、47・・・・・・封着体
。
トの縦断面図、第2図はアレスタの縦断面図、第3図は
アレスタを組付ける途中の状態を示す部分断面図、第4
図はアレスタを組付ける前の状態を示す部分断面図、第
5図は異なる実施例を示すカットアウトの縦断面図、第
6図は第5図のものにおいてアレスタの組付は途中の状
態を示す部分図、第7図はアレスタの異なる実施を示す
縦断面図。 1・・・・・・本体、4・・・・・・上部固定電極、7
・・・・・・下部固定電極、23・・・・・・筒状凹部
、25・・・・・・接続導体、33・・・・・・接地端
子、34・・・・・・接続片、47・・・・・・封着体
。
Claims (1)
- 本体には凹部を設けると共に、該凹部には上部固定電極
と下部固定電極とを配設し、一方上記本体には、上記凹
部の開口部を塞ぐようにした蓋体を開閉自在に装着し、
上記蓋体において上記本体の凹部と対向する側には、閉
蓋状態において上記上部及び下部固定電極相互間を接続
するようにしたヒユーズ筒を備えさせているアレスタ内
蔵高圧カットアウトにおいて、上記本体の一部には一端
が開口する筒状凹部を形成腰上記筒状凹部の深部には本
体外部に備える接地端子に接続した接続導体を配設する
一方、浅部の側壁には、上記上部固定電極または下部固
定電極のいずれか一方に接続し、しかも筒状凹部におけ
る開口部の側に向けて筒状凹部の側壁に添わせる状態と
筒状凹部を横切る状態との間の折曲を自在にした接続片
を付設し、更に上記筒状凹部にはアレスタをその先端が
上記接続導体に接続する状態に挿入すると共に、そのア
レスタの後端には上記折曲自在の接続片を添わせ、しか
も筒状凹部の開口部には、該開口部を密封するようにし
た封着体を、上記接続片を介してアレスタの後端を押圧
する状態で封着しであることを特徴とするアレスタ内蔵
高圧カットアウト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8782481U JPS6019315Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | アレスタ内蔵高圧カツトアウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8782481U JPS6019315Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | アレスタ内蔵高圧カツトアウト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57199937U JPS57199937U (ja) | 1982-12-18 |
JPS6019315Y2 true JPS6019315Y2 (ja) | 1985-06-11 |
Family
ID=29883020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8782481U Expired JPS6019315Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | アレスタ内蔵高圧カツトアウト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019315Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59173249U (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | 日本碍子株式会社 | 避雷器素子を内蔵したオ−プンヒユ−ズカツトアウト |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP8782481U patent/JPS6019315Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57199937U (ja) | 1982-12-18 |
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