JPS6019269Y2 - 引戸の下枠装置 - Google Patents

引戸の下枠装置

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Publication number
JPS6019269Y2
JPS6019269Y2 JP1977017165U JP1716577U JPS6019269Y2 JP S6019269 Y2 JPS6019269 Y2 JP S6019269Y2 JP 1977017165 U JP1977017165 U JP 1977017165U JP 1716577 U JP1716577 U JP 1716577U JP S6019269 Y2 JPS6019269 Y2 JP S6019269Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower frame
frame body
rail
guide
guide protrusions
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977017165U
Other languages
English (en)
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JPS53112143U (ja
Inventor
日出男 村上
Original Assignee
文化シヤツタ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 文化シヤツタ−株式会社 filed Critical 文化シヤツタ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は引戸の下枠装置に係り、たとえば手押車などが
出入りする出入口に埋設するものに関する。
一般に出入口に埋設されるレール付き下枠体のレール溝
内には手押車やその他のものによって持込まれた土砂な
どが入り易いとともに、このレール溝内に土砂などが入
った場合には引戸の開閉がそれによって阻害され、不円
滑になったり困難になることがある。
このような場合、土砂などを取り除く必要があるが、レ
ール溝は細くしかも垂直状の側壁にて形成されているの
で、箒などでは簡単に排出することができず、ヘラ状の
木片などを用いて掬い出さなければ排出できないという
問題がある。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、床面に埋
設する下枠体の少なくとも一端部に土砂等を一時的に溜
めるポケット部を隣接するレール溝に連通して形威し、
このポケット部の排出側となる上記下枠体の巾方向端縁
部に排出斜面を形威し、この排出斜面からレール溝内に
入り込んだ土砂などを簡単かつ確実に排出することがで
きるようにした引戸の下枠装置を提供するものである。
本考案は、下枠体1の巾方向の両端部に山形状の案内突
条3,4を形成し、この下枠体1の上記案内突条3,4
問おける平滑上面に一定の間隙をおいてレール溝を形成
するとともに上記案内突条3.4と上端を同一平面とし
た細巾角柱状のレール7.8を平行に配設腰上配下枠体
1の少なくとも一端部においてこの下枠体1の端部と上
記レール7.8の一端部との間に隣接するレール溝10
に連通したポケット部14を形威し、上記下枠体1の少
なくとも一方の案内突条3,4の一端部における内側面
に上記ポケット部14と連続して形成されポケット部1
4内の土砂等を排出する所定傾斜角度で拡開傾斜した排
出斜面15を形成し、上記下枠体1を出入口の床面aに
埋設し1、その案内突条3,4及びレール7.8の上端
を床面aと同一平面としたものである。
つぎに本考案の一実施例を添附図面を参照して説明する
1はスチールなどで所定の巾と長を保有して長尺状に形
成された下枠体で、この下枠体1の平滑上面2の巾方向
の両端部上に山形状の案内突条3.4が長さ方向に一体
に突設され、この案内突条3,4の内側面に、上記平滑
上面2と連続して外方に拡開傾斜した傾斜面5,6が形
成されている。
また7、8はスチールなどで細巾角柱状に形成されたレ
ールで、このレール7.8は上記下枠体1の平滑上面2
上に一定の間隙をおいて長さ方向に平行に配設されてこ
れが熔接9などによって一体的に固着されている。
そしてこの各レール7゜8によって平滑上面2には、こ
のレール7.8間、レール7と1方の案内突条3および
レール8と他方の案内突条4との間にそれぞれレール溝
10が形成されているとともに、この各レール7゜8の
上端部と上記案内突条3,4の上端部とは同一平面で形
成されている。
しかして、上記の場合すなわち引違戸の場合、レール7
.8は、はぼ同長のレール7.8が用いられ、平滑上面
2に対する固着に際しては、それぞれ反対側の一端部1
1を下枠体1の端部12よりも所定の間隔をおいて内側
に位置するように配置するとともに、他端部13をそれ
ぞれ下枠体1の端部12と一致するように配置して固着
されている。
これにより、レール7.8の内側に位置する一端部11
と下枠体1の端部12との間における平滑上面2上に土
砂などを一時的に溜めるポケット部14が上記隣接する
レール溝10に連通して形成され、また上記下枠体1の
少なくとも一方の案内突条4の一端部における内側面に
上記傾斜面6に連続した排出斜面15が所定の傾斜角度
で拡開傾斜して形成されている。
つぎに、下枠体1を出入口の床面aに埋設する場合、こ
の下枠体1の両端部に堅枠16を配置してその相互の接
合部を熔接などによって一体的に固着する。
これにより、ポケット部14の外端部は堅枠16の内側
面17にて閉塞されている。
また堅枠16を備えた下枠体1を出入口の床面aに埋設
する際には下枠体1の案内突条3,4の上端部と床面a
とが同一平面となる状態で埋設する。
これにより、床面a1下枠体1の案内突条3,4及びレ
ール7.8は同一平面となり、手押車などの車輪の出入
りが容易となる。
そして、下枠体1のレール溝10内に手押車などの車輪
などによって持込まれた土砂が落ち込んだ場合には、土
砂などをレール溝10にそって掃出すとともに、これを
ポケット部14内に一時的に寄せ集め、さらに、ポケッ
ト部14の土砂などを排出斜面15から下枠体1外に排
出する。
つぎに前記実施例では、引違戸の場合において、ポケッ
ト部14は両端部にあって互いに排出斜面15の向きを
異にして形成する場合について説明したが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、両レール7.8の両端部
を下枠体1の端部12よりも内側において同一平面内で
一致させ、下枠体1の両端部に、巾方向の両側に排出斜
面15を有するポケット部14を形成するようにしても
よい。
本考案によれば、下枠体1を出入口の床面aに埋設する
際には、案内突条3,4の上端部を埋設レベルとし埋設
することによって案内突条3,4と床面aとを容易に同
で平面で埋設することができると同時にレール7.8は
、案内突条3,4と同一平面に形成されているので、レ
ール7.8も床面aと同一平面となり、しかもその同一
平面を構成するレール7.8は角柱状に形成されている
ので、その上面部の平滑な受渡し面が両側の案内突条3
,4の間に配設されるから、したがって、施行が容易で
あり、手押車などの車輪は円滑に通過するとかできると
ともに強度的にもすぐれ上方からの荷重に十分に耐え得
ることができ、かつまた通過が円滑であるから車輪に耐
着する土砂などが余分に落下するおそれも少ないもので
ある。
また案内突条3,4の少なくとも一方にポケット部14
と連続した排出斜面15を所定の傾斜角度で拡開傾斜し
たので、この排出斜面15からポケット部14内に一時
的に溜め込んだ土砂などを簡単に下枠体1外に排除する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は下枠体の
断面図、第2図は同上取付状態を示す一部の斜視図であ
る。 1・・・・・・下枠体、3,4・・・・・・案内突条、
7,8・・・・・・レール、10・・・・・・レール溝
、11・・・・・・レールの一端部、12・・・・・・
下枠体の端部、14・・・・・・ポケット部、15・・
・・・・排出斜面、a・・・・・・床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巾方向の両端部に山形状の案内突条3,4を形威した長
    尺状の下枠体1と、この下枠体1の上記案内突条3,4
    間における平滑上面に一定の間隙をおいて平行に配設し
    てレール溝10を形成しかつ上記案内突条3,4と上端
    を同一平面とした細巾角柱状のレール7.8と、上記下
    枠体1の少なくとも一端部においてこの下枠体1の端部
    と上記レール7.8の一端部との間に形威されかつ隣接
    するレール溝10を連通したポケット部14と、上記下
    枠体1の少なくとも一方の案内突条3,4の一端部にお
    ける内側面に上記ポケット部14と連続して形成されポ
    ケット部14内の土砂等を排出する所定傾斜角度で拡開
    傾斜した排出斜面15と、を備え、上記下枠体1を出入
    口の床面aに埋設しその案内突条3,4及びレール7.
    8の上端を床面aと同一平面としたことを特徴とする引
    戸の下枠装置。
JP1977017165U 1977-02-15 1977-02-15 引戸の下枠装置 Expired JPS6019269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977017165U JPS6019269Y2 (ja) 1977-02-15 1977-02-15 引戸の下枠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977017165U JPS6019269Y2 (ja) 1977-02-15 1977-02-15 引戸の下枠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53112143U JPS53112143U (ja) 1978-09-07
JPS6019269Y2 true JPS6019269Y2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=28842036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977017165U Expired JPS6019269Y2 (ja) 1977-02-15 1977-02-15 引戸の下枠装置

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JP (1) JPS6019269Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514587A (en) * 1974-07-01 1976-01-14 Fujikura Ltd Tsushinkeeburuno seizohoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514587A (en) * 1974-07-01 1976-01-14 Fujikura Ltd Tsushinkeeburuno seizohoho

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Publication number Publication date
JPS53112143U (ja) 1978-09-07

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