JPS6019260Y2 - 蝶番のキヤツチ装置 - Google Patents
蝶番のキヤツチ装置Info
- Publication number
- JPS6019260Y2 JPS6019260Y2 JP17559379U JP17559379U JPS6019260Y2 JP S6019260 Y2 JPS6019260 Y2 JP S6019260Y2 JP 17559379 U JP17559379 U JP 17559379U JP 17559379 U JP17559379 U JP 17559379U JP S6019260 Y2 JPS6019260 Y2 JP S6019260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- leaf spring
- hinge member
- hinge
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は２個の蝶番部材を軸を中心として開閉し、他方
の蝶番部材を閉じたとき板ばねの作用でその閉じた状態
をキャッチし、他方の蝶番部材を開くとき板ばねの作用
で他方の蝶番部材を自動的に開く方向に押し出すように
した蝶番のキャッチ装置に関する。
の蝶番部材を閉じたとき板ばねの作用でその閉じた状態
をキャッチし、他方の蝶番部材を開くとき板ばねの作用
で他方の蝶番部材を自動的に開く方向に押し出すように
した蝶番のキャッチ装置に関する。
従来扉の閉動作時に扉をキャッチする蝶番のキャッチ装
置は種々考案されている。
置は種々考案されている。
例えば、本考案の出願人の出願に係る実開昭５６−２５
５８６号公報（実願昭５４−１０１１９１号）にあって
は、２個の蝶番部材がいずれも箱形の複雑な形状をして
おり、このため、蝶番部材を鋳造構造、グイキャスト構
造、組立てた板材構造にて成形しなければならない作業
性の困難さと構造容積が大型となる欠点があり、扉と固
定壁の表面に突出部分が多くできて、扉を閉じた状態で
も蝶番部材の突出部が扉および固定壁の外部に露出して
外見が悪い欠点がある。
５８６号公報（実願昭５４−１０１１９１号）にあって
は、２個の蝶番部材がいずれも箱形の複雑な形状をして
おり、このため、蝶番部材を鋳造構造、グイキャスト構
造、組立てた板材構造にて成形しなければならない作業
性の困難さと構造容積が大型となる欠点があり、扉と固
定壁の表面に突出部分が多くできて、扉を閉じた状態で
も蝶番部材の突出部が扉および固定壁の外部に露出して
外見が悪い欠点がある。
本考案は前記の問題点を解決したものであって、形状を
単純にし、構造簡単にし、構造容積を小さくして製作組
立及び取付作業をし易くするとともに扉と固定壁の表面
にできる突出部分を少なく小さくした蝶番のキャッチ装
置を提供することを目的とする。
単純にし、構造簡単にし、構造容積を小さくして製作組
立及び取付作業をし易くするとともに扉と固定壁の表面
にできる突出部分を少なく小さくした蝶番のキャッチ装
置を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面について詳細に説明する。
図において、１は蝶番の軸、２は一端側縁２ａを軸１に
巻き込んだ平板よりなる一方の蝶番部材、３は一端側縁
３ａを軸１に巻き込んだ平板よりなる他方の蝶番部材で
ある。
巻き込んだ平板よりなる一方の蝶番部材、３は一端側縁
３ａを軸１に巻き込んだ平板よりなる他方の蝶番部材で
ある。
蝶番部材２と３を閉じたとき、すなわち他方の蝶番部材
３に固定した扉８を扉固定壁１２に対して閉じた状態で
は蝶番部材２と３は互の平面部２ｂと３ｂをほぼ平行し
て対向した位置となる。
３に固定した扉８を扉固定壁１２に対して閉じた状態で
は蝶番部材２と３は互の平面部２ｂと３ｂをほぼ平行し
て対向した位置となる。
４はほぼΩ形に形成した板ばね、６は一方の蝶番部材２
の平面部２ｂの内側に突設した山形の係合部材、５は係
合部材６の先端部に橋架した板ばね４の遊離端部４ａを
係止するピンである。
の平面部２ｂの内側に突設した山形の係合部材、５は係
合部材６の先端部に橋架した板ばね４の遊離端部４ａを
係止するピンである。
また９は他方の蝶番部材３の平面部３ｂの外側に突設し
た嵌合部材であり、その内側には凹所９ａが形成され、
凹所９ａの入口は平面部３ｂにあけた穴３ｃに通じてい
る。
た嵌合部材であり、その内側には凹所９ａが形成され、
凹所９ａの入口は平面部３ｂにあけた穴３ｃに通じてい
る。
７は嵌合部材９の凹所９ａ内に橋架したピンであって、
このピン７には板ばね４の取付端部４ｂが巻き付けられ
る。
このピン７には板ばね４の取付端部４ｂが巻き付けられ
る。
板ばね４および係合部材６は扉８を閉じたとき嵌合部材
９の凹所９ａに出入できるように収容されるように配置
される。
９の凹所９ａに出入できるように収容されるように配置
される。
１１はピン７に巻装したコイルバネであって、その一端
を嵌合部材９の凹所９ａに係止し、その他端を板ばね４
の内側面に係止し弾持させて板ばね４を常に軸１の方向
へ押圧する。
を嵌合部材９の凹所９ａに係止し、その他端を板ばね４
の内側面に係止し弾持させて板ばね４を常に軸１の方向
へ押圧する。
この蝶番を家具等に取付けるには、扉８に切込み１３を
設けておき、この切込み１３に嵌合部材９を収容して一
方の蝶番部材２と他方の蝶番部材３の各平面部２ｂ、３
ｂをそれぞれ扉固定壁１２および扉８に木ねじで固定す
る。
設けておき、この切込み１３に嵌合部材９を収容して一
方の蝶番部材２と他方の蝶番部材３の各平面部２ｂ、３
ｂをそれぞれ扉固定壁１２および扉８に木ねじで固定す
る。
扉８を閉じた状態では、一方の蝶番部材２と他方の蝶番
部材３とは互いに近接して平行状態となり、ピン７は軸
１とピン５とを結ぶ線１０の左側（第１図）にある。
部材３とは互いに近接して平行状態となり、ピン７は軸
１とピン５とを結ぶ線１０の左側（第１図）にある。
すなわちピン７は線１０上になくその左側に偏している
ために、板ばね４の復元力は蝶番部材３従って扉８は軸
１を中心として時計方向に作用し扉８の開放端を閉止位
置にキャッチする。
ために、板ばね４の復元力は蝶番部材３従って扉８は軸
１を中心として時計方向に作用し扉８の開放端を閉止位
置にキャッチする。
扉８を軸１を中心として反時計方向に回動すると扉８の
開放端は閉止状態より離れ、ピン７は線１０（死点）上
に到る。
開放端は閉止状態より離れ、ピン７は線１０（死点）上
に到る。
この状態では、板だね４を最も強く圧縮した位置である
。
。
扉８がさらに反時計方向に回動すると今度は板ばね４の
復元力にて軸１を中心としてピン７を第１図７′の位置
まで約９０°回動する。
復元力にて軸１を中心としてピン７を第１図７′の位置
まで約９０°回動する。
そして板ばね４の遊離端部４ａがピン５より離れてコイ
ルバネ１１の弾力にて蝶番部材３の切欠３ｃより外部に
露出して扉８の回転が止まりピン５は露出した状態とな
る。
ルバネ１１の弾力にて蝶番部材３の切欠３ｃより外部に
露出して扉８の回転が止まりピン５は露出した状態とな
る。
本考案は前記したごとく平板よりなる一方の蝶番部材の
外側面を扉固定壁の壁面に取り付け、この一方の蝶番部
材の内側面に板ばねの遊離端を係止するピンを設けたか
ら、扉を開いたときこのピン部が外部に露出しているだ
けで体裁よく一方の蝶番部材を扉固定壁に取り付ける作
業が簡単である。
外側面を扉固定壁の壁面に取り付け、この一方の蝶番部
材の内側面に板ばねの遊離端を係止するピンを設けたか
ら、扉を開いたときこのピン部が外部に露出しているだ
けで体裁よく一方の蝶番部材を扉固定壁に取り付ける作
業が簡単である。
また他方の平板状の蝶番部材の外側に扉への嵌合部材を
設けこの嵌合部材に板ばねの固定端部をピンに巻き付け
て内装したから扉より露出する部分は他方の蝶番部材の
穴より他方の蝶番部材の内側方に突出した板ばねの一部
のみで体裁よく板ばねの組立調整が極めて容易である。
設けこの嵌合部材に板ばねの固定端部をピンに巻き付け
て内装したから扉より露出する部分は他方の蝶番部材の
穴より他方の蝶番部材の内側方に突出した板ばねの一部
のみで体裁よく板ばねの組立調整が極めて容易である。
特に本考案は従来の平板状蝶番を利用することができる
ために蝶番の形状及び構造が簡単で構造容積が小さくな
り、製作組立および取付作業が容易なる等の効果がある
。
ために蝶番の形状及び構造が簡単で構造容積が小さくな
り、製作組立および取付作業が容易なる等の効果がある
。
第１図は本考案の正面図、第２図は本考案の分解斜視図
である。 １：軸、２，３：平板状蝶番部材、２ａ、３ａ：平板状
蝶番部材の平面部、４：板ばね、４ａ：板ばねの遊離端
部、４ｂ：板ばねの取付部、５：ピン、６：係合部材、
７：ピン、８：扉、９：嵌合部材、９ａ：嵌合部材９の
凹所、１ｏ：軸１とピン５とを結ぶ線、１１：コイルバ
ネ。
である。 １：軸、２，３：平板状蝶番部材、２ａ、３ａ：平板状
蝶番部材の平面部、４：板ばね、４ａ：板ばねの遊離端
部、４ｂ：板ばねの取付部、５：ピン、６：係合部材、
７：ピン、８：扉、９：嵌合部材、９ａ：嵌合部材９の
凹所、１ｏ：軸１とピン５とを結ぶ線、１１：コイルバ
ネ。
Claims (1)
- 軸１に一端側縁２ａを巻き込んだ平板よりなる一方の蝶
番部材２の平面部２ｂの内側に先端部に後記板ばね４の
遊離端部４ａの係止用ピン５を橋架した保合部材６を突
設し、前記軸１に一端側縁３ａを巻き込んだ平板よりな
る他方の蝶番部材３の平面部３ｂの外側に、その入口が
平面部３ｂにあけた穴３ｃに通腰かつ二つの蝶番部材２
，３を閉じたときに前記係合部材６が侵入可能な凹所９
ａを有する嵌合部材９を突設し、この嵌合部材９の凹所
９ａ内にピン７を橋架し、このピン７にはΩ形に形成し
た板ばね４の取付端部４ｂを巻き付けてこの板ばね４を
嵌合部材９の凹所９ａに出入可能に配設するとともに前
記ピン７には板ばね４を常に軸１の方向へ押圧するコイ
ルバネ１１を巻装して、前記軸１とピン５とを結ぶ線１
０を介して蝶番部材３を閉じると板ばね４の弾力性によ
りピン７が蝶番部材２側に接近した状態にキャッチし、
線１０を介して蝶番部材３を開くと板ばね４の弾力性に
よりピン７が蝶番部材２側より離間するようにしたこと
を特徴とする蝶番のキャッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17559379U JPS6019260Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 蝶番のキヤツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17559379U JPS6019260Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 蝶番のキヤツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5693467U JPS5693467U (ja) | 1981-07-24 |
| JPS6019260Y2 true JPS6019260Y2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=29686255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17559379U Expired JPS6019260Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 蝶番のキヤツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019260Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-20 JP JP17559379U patent/JPS6019260Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5693467U (ja) | 1981-07-24 |
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