JPS60192167A - 水用構造物のパツキン - Google Patents

水用構造物のパツキン

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JPS60192167A
JPS60192167A JP59047805A JP4780584A JPS60192167A JP S60192167 A JPS60192167 A JP S60192167A JP 59047805 A JP59047805 A JP 59047805A JP 4780584 A JP4780584 A JP 4780584A JP S60192167 A JPS60192167 A JP S60192167A
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packing
water
swelling
lip portion
gap
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Akira Inami
明 稲見
Takashi Nakao
孝 中尾
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NICHIRIN GOMME KOGYO KK
Nichirin Rubber Ind Co Ltd
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NICHIRIN GOMME KOGYO KK
Nichirin Rubber Ind Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/164Sealings between relatively-moving surfaces the sealing action depending on movements; pressure difference, temperature or presence of leaking fluid
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B7/00Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
    • E02B7/20Movable barrages; Lock or dry-dock gates
    • E02B7/54Sealings for gates
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • E21D9/0635Tail sealing means, e.g. used as end shuttering
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/068Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces the packing swelling under working conditions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 る。さらに詳しくは、とくに水門や大口径の配管、トン
ネル、地下鉄や共同溝などのRCセグメントなどの水用
構造物における隙間の変化などに追従してその形状を変
形しうるパツキンに関する。
従来より、たとえば水路を遮断するための水門における
門扉と門枠の間の隙間、または農業用水などの管路の継
目などをシール覆るためにゴム製のパツキンが使用され
ている。
すなわち水用構造物の2つの部材は、2つの部材が相対
的に移動しうるように、あるいは取りつけ作業の容易化
、厳密な寸法管理の困難性などのために通常は一定の隙
間を介して面しており、その隙間に弾力性を有するパツ
キンを介在させることによりシール性をえている。
そのばあいたとえば第22図における二点鎖線で示され
るもとの形状を有するパツキン(101)は、実線のよ
うに撓められた状態で2つの部材(102) 、(10
3)の間に介在され、パツキン(101)の弾発力によ
りリップ部(104)が相手部材(105)の表面(1
0G)に沿うように当接される。
そのため矢印(P)方向の水圧により確実なシール性が
えられる。
ところがとくに大きい水用構造物などにおいては、隙間
のバラツキが大きいためリップ部(104)の全体を表
面(106)に均一に沿わせるように取りつける作業が
困難である。
またたとえば第23図に示されるようなリング状の■パ
ツキン(107)を取りつけるばあいにおいて隙間にバ
ラツキがあるばあいには、隙間が大きい部位に合わせて
グランド押え(108)を締めると隙間の小さい部位で
はパツキンが押圧されすぎて破損するばあいがある。
さらに使用中において、地盤沈下などの環境の変化が原
因となって前記隙間が変化することにより、あるいはパ
ツキン材料の経時変化に基づく弾力性の減少、固化によ
る収縮または摺動摩擦による摩耗などでリップ部と相手
部材の表面の間に隙間が生じ、シールできなくなるとい
う問題がある。
そこで本発明者らは叙上の問題を解消すべく鋭意研究を
重ねた結果、前記問題はいずれも隙間のバラツキや変化
量に比してパツキンのシール性を保持しつる範囲がきわ
めて狭いことが原因であるという事実に着目し、以下に
述べるような使用状況に応じて形状が変形するパツキン
を使用することにより前記問題を解消しつるというまっ
たく新たな着想をえ、本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明は水用構造物の隙間、たとえば水用構造
物同士の継目や水用構造物と他の物体との隙間などをシ
ールするためのパツキンであって、弾力性、形状保持性
および強度を有する材料からなるパツキン本体と、該パ
ツキン本体のリップ部の裏面側に接合されると共に、前
記パツキン本体の材料よりも高い水膨潤性を有する膨潤
部拐とを右する水用構造物のパツキンを要旨とするもの
である。
むお特許請求の範囲にいうパツキンとは、第1図、第4
図に示される通常のパツキンのほか、第12図、第13
図または第16図に示されるような、クーソンなどの間
、に挟み込まれるテープ状のシール材など、水用構造物
の継目に介在させることにより水漏れを防ぐものをすべ
て含む概念である。
またリップ部とは、たとえば第4図に示されるパツキン
(22)の基部(22a)から側方などに突出している
リップ部(23)のほか、たとえば第1図、第3図また
は第6図に′示されるパツキンのリップ部(8)、(3
6)のようにパツキン本体(3)の一部であって、その
弾性反発力により相手部材の表面に沿うように当接して
シール機能を奏するものをすべて含む概念である。
つぎに図面を参照しながら本発明の水用構造物のパツキ
ン(以下、単にパツキンという)を説明する。
第1図は本発明のパツキンの一実施例を示す要部斜視図
、第2図および第2a図はそれぞれ本発明のパツキンの
他の実施例を示す断面図、第3図は本発明のパツキンの
他の実施例をその使用状態と共に示す平面図、第4図は
本発明のパツキンの他の実施例を示す要部斜視図、第5
図は第4図に示されるパツキンの使用状態を示す断面図
、第6〜16図はそれぞれ本発明のパツキンの他の実施
例を示す要部断面図、第17図は本発明のパツキンの一
実施例の性能試験を示す説明図、第18図および第19
図はそれぞれ第17図に示される性能試験の測定結果を
示すグラフ、第20図および第21図は本発明のパツキ
ンの他の実施例の膨潤前後の形状を比較して示す断面図
である。
第1図には平板状のパツキン(1)が示されている。パ
ツキン(1)はその−面側に凹部(2が形成されたパツ
キン本体(3)と、凹部(2)内に埋め込まれた膨潤部
材(4)とからなる。
なお第2図に示されるように凹部に代えて切り欠き部(
5)を形成し、切り欠き部(5)に膨潤部材を接合して
もよい。また第2a図に示されるように平板状のパツキ
ン本体(3)と、平板状の膨潤部材(4)とを単に@層
固着したものであってもよい。
前記いずれのパツキンにおいても、パツキン(1)の側
縁は相手部材の表面に沿わせられるリップ部(8)を構
成している。
本発明におけるパツキン本体(3)の材質は、弾力性、
機械的強度、形状保持性を備えたもの、使用状態によっ
ては耐摩耗性を有するものが使用される。
すなわらパツキン本体の材質としては、従来使用されて
いるパツキン用のゴム材料、たとえば天然ゴム、NR,
SBR、NBR、CRSEPDH,C3H。
シリコーンゴム、フッ素ゴム、またはそれらのゴムを用
いた布入りゴムなどのゴム材料のほか、弾力性または可
撓性を有する各種の合成樹脂などがあげられる。
また膨潤部材(4)としては、ゴムまたは合成樹脂に高
吸水性樹脂を混合したものが用いられるが、高吸水性樹
脂を単独で用いてもよい。高吸水性樹脂は自重の約50
0倍程度の水を吸水保持するものであり、吸水に伴なっ
て体積が大きく膨張する。高吸水性樹脂としては、たと
えばデンプンにアクリロニトリル、アクリル酸、スチレ
ンスルホン酸、ビニルスルホン酸などをグラフト共重合
したデンプン系高吸水性樹脂、セルロース−アクリロニ
トリルグラフト共重合体、セルロース−スチレンスルホ
ン酸グラフト共重合体、カルボキシメチルセルロースの
架橋物などのセルロース系高吸水性樹脂、ポリビニルア
ルコールの架橋物、アクリル−酢酸ビニル共重合体ケン
化物などのポリビニルアルコール系高吸水性樹脂、ポリ
アクリル酸塩架橋物、ポリアクリロニトリル系重合体の
ケン化物、ポリエチレングリコールジアクリレート架橋
物などのアクリル系高吸水性樹脂などがあげられる。
本発明における膨潤部材(4)は、パツキン材料と同様
なゴム材料または合成樹脂に前記高吸水性樹脂を混合し
たものが好ましい。それにより成形性、形状保持性、機
械的強度および弾力性を有する膨潤部材(4)がえられ
る。なお前記高吸水性樹脂を単独で使用してもよい。
膨潤部材(4)に使用されるゴムとしては天然ゴムのほ
か、SBRなどのパツキン本体に使用される各種の合成
ゴムあるいはポリウレタンなどがあげられる。また合成
樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体などがあげ
られる。
なお一般に高吸水性樹脂の含有率が高いほうが膨潤部材
(4)の体積膨張率が高く、しかも速く膨張し、含有率
が低いほうが成形性などの機械的性質が向上する。高吸
水性樹脂の含有量はたとえば膨潤部材の体積膨張率が2
倍以上となるように設定する。
好ましい配合割合はゴムまたは合成樹脂100部(重量
部、以下同じ)に対して高吸水性樹脂10〜300部、
なかんづり20〜100部である。
なお膨潤部材(4)はパツキン本体(3)との接合性が
すぐれているもの、および弾力性を有するものが好まし
く、それによりパツキン全体の一体性および機械的強度
が向上するため、変形作用が確実である。
たとえば膨潤部材(4)の主要成分がゴムであり、パツ
キン本体(3)がゴムであるばあいには、圧縮性、弾力
性がほぼ同一であるため、従来のパツキンとほとんど同
様に取り扱いうるという利点がある。また従来のゴム製
のパツキンと同じ製造設備で製造しうるという利点があ
る。
パツキン本体(3)と膨潤部材(4)とを接合する方法
は、それぞれの材質に応じて種々の方法を採用しうる。
たとえばゴム製のパツキン本体(3)と、高吸水性樹脂
とゴムの混合物からなる膨潤部材(4)とを接合するば
あいは、型成形された未加硫のパツキン本体と、未加硫
の膨潤部材とをプレスで加圧しながら加硫することによ
り、あるいは押し出し成形機によって未加硫のパツキン
本体と未加硫の膨潤部材どを連続的に多層押し出しした
ものを加硫することにより、強固に接合することができ
る。そのばあいパツキン本体(3)を構成するゴム材料
と、膨潤部材(4)に含まれるゴム材料とが相溶性があ
るばあい、たとえば同種類のゴムであることが接合性な
どの点で好ましい。
つぎに叙上のごとく構成される本発明のパツキンの作用
を説明する。
第1図に示されるように本発明のパツキン(1)は、パ
ツキン本体(3)のリップ部(8)の裏面側に膨潤部材
(4)が設けられ−Cいる。そのためパツキン(1)が
水用構造物に取りつけられたのちに膨潤部材(4)が水
を吸収し、その体積が増大する。そのためパツキン(1
)は第2図の二点鎖線(19)で示されるように1影肋
部材(4)と反対の側に曲がろうとする。そのため取り
つけ時において隙間が残っているばあい、あるいは使用
中に隙間が増大したばあいにおいては、隙間の変化に追
従して変形し、相手部材の表面に沿わせる力が常時確保
され、シール効果を維持しうるというすぐれた効果を秦
しうる。すなわち本発明のパツキン(1)は、隙間追従
性という従来のパツキンにはまったくみられない特有の
性質を有するのである。
またそれにより取りつけ作業がきわめて容易になるとい
う利点がある。
本発明のパツキンは前記特有の性質を利用して、たとえ
ば以下に述べるような各種のパツキンとして使用しうる
第3図において(10)は上下方向(図面においては紙
面に直角の方向)に開閉する門扉であり、門枠(11)
と共に水門を構成している。門IN (10)と門枠(
11)の間には隙間(12)が設けられている。
門扉(10)の先端にパツキン(1)が押え板(13)
、ボルト(14)、ナツト(15)などにより取りつけ
られている。パツキン(1)の取りつけ時における自然
の形状(外力が加わっておらない状態の形状)は、二点
鎖線(16)で示されているようにL字状であるが、門
1i(10)を閉じたときには第3図の実線で示される
ようにいくらか撓められている。
すなわちそのように撓められることによる反発力(F)
が、パツキン(1)のリップ部(8)を門枠(11)に
沿わせる力となり、矢印(A)方向の水圧によってシー
ル圧が確保される。
水門に水が入れられたとき、膨潤部材(4)が水を吸収
し、リップ部(8)が矢印(A)方向に変形する。なお
このばあいリップ部(8)は門枠(11)の表面(ii
a)に当接して撓められているため弾発力のみが増加し
ており、外観上の変化は現われない。
そのような状態においては、何らかの原因でBi間が増
大してもリップ部(8)がたとえば二点鎖線(18)で
示されるように変化に追従し、常時門枠(11)の表(
T+(11a)と当接するため水が侵入することがない
本発明のパツキンは第1〜3図のように平板状または特
定断面の長尺ものに限定されるものではなく、相手の水
用構造物の形状および接続状態に応じて種々の形状のも
のに変更されうる。
たとえば第4〜5図に示されるパツキン(21)は、リ
ング状の基部(22a)と基部(22a)の側面からほ
ぼ平行に突出する2本のリング状のリップ部(23)と
からなるパツキン本体(22)を有している。
リップ部(23)の内面側には凹溝状の凹部(24)が
形成されており、凹部(24)には前記と同様の膨潤部
材(25)が埋め込まれている。なおパツキン本体(2
2)の材質についても、従来公知のパツキンの材料を採
用しうる。
前記パツキン(21)は第5図に示されるように、大口
径パイプの接続部のシールに使用されるものであり、受
はロバイブ(26)の内周面(27)と挿しロバイブ(
28)の外周面(29)の間の環状の空洞部(30)に
挿入されている。
このものにおいては、膨潤部材(25)が水を吸収する
と共にその体積が膨張し、リップ部(23)の自然形状
がたとえば第21図に示されるように変形し、幅(−)
が拡張する。したがってパツキン(21)全体に経時的
な変化、たとえば変形、収縮、固化または応力緩和が生
じて弾力性が低下したとしてもリップ部(23)の表面
と受けロバイブ(26)の内周面(27)または挿しロ
バイブ(28)の外周面(29)の間から水が漏れるこ
とがない。
第1〜2図に示される平板状のパツキン(1)は、ガス
ケットのように2つの部材の対向する平面の間に挟み込
んで使用することもできる。
たとえば第6図は2つのフランジ(31)、(32)の
闇に介在される環状パツキン(33)を示している。環
状パツキン(33)のもとの形状は二点鎖線で示されて
いるように偏平である。フランジ(31)、(32)1
2aの締めつけ力が緩んだり、その他の原因で水が浸み
出していくと、膨潤部材(4)が膨張し、実線で示され
るようにそり返るように変形する。そのためリップ部(
8)とフランジ(31)、(32)の表面(34)は常
時当接しており、水漏れが防止される。
第7図は第6図と同様のばあいに使用される環状パツキ
ンの他の実施例を示している。このものはパツキン(3
5)の内側および外側の端縁がそれぞれリップ部(36
)、(37)を構成している。
第8図は環状または平板状のパツキンの断面を示してお
り、パツキン本体(38)で膨潤部材(4)をサンドイ
ッチ状に挟んだ形状に構成されている。このものは膨潤
部材(4)の端面(4aL (4b)のうち、水と接し
ている端面(4a)側のみが膨張する。
第9図、第10図および第11図はそれぞれ従来公知の
U形パツキン(40)、V形パツキン(41)およびL
形パツキン(42)について本発明を適用したばあいを
示している。いずれも実線がもとの形状であり、二点鎖
線は膨潤後における外力が付加されていない状態を示し
ている。
第12図に示されるパツキン(43)は第6図のばあい
と同様にフランジ(31)、(32)の間に介在される
ものであり、一端側にスリット(44)が形成され、膨
潤部材(4)の間には水の吸収性を向上させるだめのフ
ェルト(45)または紙などが介在されている。
第13図および第14図のパツキン(46)、(47)
はそれぞれ両端にスリット(44)および膨潤部材(4
)が設けられている。このものはケーソンなどの継目の
シール材として使用される。
その他たとえば第15図および第16図に示されるよう
な断面形状の、環状または長尺状のシール材またはパツ
キン(48)、(49)も採用しうる。
前記いずれのパツキンにおいても、取りつけ時における
隙間のバラツキを吸収することができる。またパツキン
の経時的変化などにより隙間が増大すると、前述のごと
くパツキンが変形し、漏水を防止づるのに適切な弾発力
のところで変形が停止する。またその後に再び湿水が発
生しても、その都1良パツキンが変形する。すなわち本
発明パツキンはその使用状態によっては、常時もっとも
適切なシール圧に自動的に設定されるというすぐれた効
果を奏しうる。
本発明のパツキンは、単にパツキンの膨張に基づいて隙
間をうずめ、それによりシールするものではなく、パツ
キン本体とリップ部の一面に接合されている膨潤部材と
の水膨潤性の差異により、パツキンに変形が生じ、その
変形によりシール性をうるものである。
軟土のごとく本発明のパツキンは種々の形状のパツキン
に適用しうるちのであり、大口径バイブの接続部、水門
の隙間のシールに使用されるほか、たとえば槽塔、配管
、トンネル、地下鉄または共同溝などのケーソンまたは
RCセグメントの継目のシール、すなわち内部からの水
の漏洩または外部からの水の浸水を遮蔽するためのシー
ル材として種々の用途に採用されうるちのであり、その
実用価値はきわめて大である。
つぎに実施例に基づいて本発明のパツキンの変形作用を
説明する。
実施例1 第17図に示される試験片(35)は厚さくT+ )5
a+m 、幅(B+>60m+aの平板状のパツキンを
長さ2001mに切断してえたものである。
膨潤部材(4)は厚さくT2 ) 2.51111.幅
(B2)30n+Inの部材であり、パツキンの先端か
らの距離([)が1On+mの位置に形成された凹部(
2)内に埋め込まれている。
パツキン本体(3)の材質はSBR(Hs50)であり
、膨潤部材(4)は5Bn100部(重但部、以下同じ
)に対しスミカゲル(住友化学工業曲製の高吸水性樹脂
の商品名)40部を混入したものである。
パツキン本体(3)と膨潤部材(4)とは、未加硫成形
したものを加圧下に加硫することにより一体に接合した
この試験片(51)の一端側を第12図に示されるよう
に鉄板(52)に取りつけ、水道水中に浸漬した。
前記試験条件のもとに、試験片(51)の先端(53)
の高さく11)が時間の経過と共に変化する状態を測定
した。その結果を第18図に示す。
第19図のグラフは24時間水道水中に浸漬したのちの
変形後のパツキンについて、第17図のように荷重(W
e)を加えたばあいにおける荷重の大きさと変形量の関
係を示したものである。
第18図のグラフによれば時間の経過とともに試験片(
51)の先端(53)がしだいに立ち上がることがわか
る。24時間経過後には、試験片(51)の先端(53
)が約17mm程度立ち上がっている。
また第19図のグラフによれば、24時間後の状態にお
いては、比較的大きい隙間(たとえば10〜16mm)
が生じても6〜8にgf程度の相手部材の表面に沿わせ
る力が確保されることがわかる。
また隙間が小さい状態(たとえば6mm)では、強い沿
わせる力(20KQf程度)が維持されていることがわ
かる。
実施例2 つぎに第20図のような断面形状を有するリング状パツ
キンを長さ200m5に切断して試験片(55)をえた
。パツキン本体(22)および膨潤部材(25)の材質
および製法は試験片(51)と同じである。このものを
水道水中に浸漬し、時間の経過と共にリップ部(23)
の外側面間の幅(W)が変化する状態を測定した。その
結果を第1表に示す。
第 1 表 第1表によればリップ部(23)の幅(−)がしだいに
増加し、120時間経過後においては34mm。
すなわちもとの寸法に比して16111111も増大し
ている(第20図および第21図参照)。
したがってリップ部におけるシール性は半永久的に保た
れる。また隙間の変化に追従するため、常に一定以上の
沿わせる力が確保される。
なお第11図の試験片(51)および第20図の試験片
(55)は、膨潤の前後にかかわらず機械的強度および
弾力性がそれぞれ従来のパツキンとほぼ同じであり、パ
ツキン本体とpNN郡部材接合も強固であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパツキンの一実施例を示す要部斜視図
、第2図および第2a図はそれぞれ本発明のパツキンの
他の実施例を示す断面図、第3図は本発明のパツキンの
一実施例をその使用状態と共に示す平面図、第4図は本
発明のパツキンの他の実施例を示す要部斜視図、第5図
は第4図に示されるパツキンの使用状態を示す断面図、
第6〜16図はそれぞれ本発明のパツキンの他の実施例
を示す要部断面図、第17図は本発明のパツキンの一実
施例の性能試験を示す説明図、第18図および第19図
はそれぞれ第17図に示される性能試験の測定結果を示
すグラフ、第20図および第21図はそれぞれ本発明の
パツキンの他の実施例の膨潤前および膨潤後の形状を比
較して示す断面図、第22図および第23図はそれぞれ
従来のパツキンの使用例を示す断面図である。 (図面の主要符号) (1)、(21):パッキン (2]、(24):凹 部 (3)、(22) :パッキン本体 (4)、(25) :膨潤部材 (8)、(23) :リップ部 特許出願人 日輪ゴム工業株式会社 第1図 ;!5図 26図 :¥7図 オ8図 オ9圓 210図 7 第11図 第17図 第20同 第21図 1 第18図 壮蓮時内(Hours) 第19凹 隙間(mm) 才22図 才23国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水用構造物をシールするためのパツキンであって、
    弾力性、形状保持性および強度を有する材料からなるパ
    ツキン本体と、該パツキン本体のリップ部の裏面側に接
    合されると共に、前記パツキン本体の材料よりも高い水
    膨潤性を有する11i潤部材とを有する水用構造物のパ
    ツキン。 2 前記膨潤部材がリップ部の裏面に形成された四部に
    埋め込まれてなる特許請求の範囲第1項記載のパツキン
    。 3 前記凹部がリップ部の根元に沿って形成された凹溝
    である特許請求の範囲第2項記載のパツキン。 4 前記膨潤部材がリップ部の裏面側に積層された層状
    の部材である特許請求の範囲第1項記載のパツキン。 5 前記パツキン本体がゴム製であり、前記膨潤部材が
    ゴム材料と高吸水性樹脂の混合物からなる特許請求の範
    囲第1項記載のパツキン。 6 前記パツキン本体を構成するゴム材料と前記膨潤部
    材に含まれているゴム材料とが相溶性を有する特許請求
    の範囲第5項記載のパツキン。
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