JPH04316766A - 液体成分の排出のための装置 - Google Patents
液体成分の排出のための装置Info
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- JPH04316766A JPH04316766A JP4002047A JP204792A JPH04316766A JP H04316766 A JPH04316766 A JP H04316766A JP 4002047 A JP4002047 A JP 4002047A JP 204792 A JP204792 A JP 204792A JP H04316766 A JPH04316766 A JP H04316766A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 title description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/164—Sealings between relatively-moving surfaces the sealing action depending on movements; pressure difference, temperature or presence of leaking fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/106—Shaft sealings especially adapted for liquid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
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- F05D2260/60—Fluid transfer
- F05D2260/602—Drainage
- F05D2260/6022—Drainage of leakage having past a seal
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールギャップから回転
する軸を取り囲む空胴部へ流出する液体成分の排出のた
めの装置に関する。
する軸を取り囲む空胴部へ流出する液体成分の排出のた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の装置は液体圧送用ポンプ装置の構
成部分としてドイツ特許3821352号により知られ
ている。それによればシールギャップから流出する液体
成分を環状室の空気抜き穴から排出し、こうして隣接部
材から遠ざけるようになっている。
成部分としてドイツ特許3821352号により知られ
ている。それによればシールギャップから流出する液体
成分を環状室の空気抜き穴から排出し、こうして隣接部
材から遠ざけるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしその場合隣接す
る機関の暖機運転段階の間又は短い走行時間例えば自動
車の短距離運転の時に、例えばポンプケーシングの空胴
部に比較的低い温度しか現れないので、残留する漏液が
除去されないことに注意しなければならない。このため
に生じるかなり高い空気湿度が隣接部材の腐食を招き、
それに伴って信頼性が制限され、寿命が阻害される。
る機関の暖機運転段階の間又は短い走行時間例えば自動
車の短距離運転の時に、例えばポンプケーシングの空胴
部に比較的低い温度しか現れないので、残留する漏液が
除去されないことに注意しなければならない。このため
に生じるかなり高い空気湿度が隣接部材の腐食を招き、
それに伴って信頼性が制限され、寿命が阻害される。
【0004】本発明の目的とするところは、冒頭に挙げ
た種類の装置を改良し、シールギャップから流出するす
べての液体成分が空胴部から排出され、こうして機械の
高い信頼性が得られ、寿命が長引くようにした装置を提
供することである。
た種類の装置を改良し、シールギャップから流出するす
べての液体成分が空胴部から排出され、こうして機械の
高い信頼性が得られ、寿命が長引くようにした装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、シールギャ
ップから回転する軸を取り囲む空胴部へ流出する液体成
分の排出のための装置において、空胴部及びこれを画成
する機械部材のいずれか、又は両者に液体成分の蒸発の
ための熱源を配属したことを特徴とする装置によって解
決される。従属請求項は有利な実施態様に関するもので
ある。
ップから回転する軸を取り囲む空胴部へ流出する液体成
分の排出のための装置において、空胴部及びこれを画成
する機械部材のいずれか、又は両者に液体成分の蒸発の
ための熱源を配属したことを特徴とする装置によって解
決される。従属請求項は有利な実施態様に関するもので
ある。
【0006】その場合液体成分の蒸発のために空胴部及
びこれを画成する機械部材のいずれか、又は両者に熱源
を配属することとした。
びこれを画成する機械部材のいずれか、又は両者に熱源
を配属することとした。
【0007】端面シールの多量の洩れが現れるのは主と
して接続する機械部材の温度が比較的低い場合であるか
ら、流出する液体成分のケーシングからの蒸発は補助熱
源なしでは困難である。特に機関の不利な運転条件のも
とで、例えば機関が最適使用温度に達していない極めて
短い使用温度で蒸発能力を高めることは、専ら外部熱源
によって可能である。
して接続する機械部材の温度が比較的低い場合であるか
ら、流出する液体成分のケーシングからの蒸発は補助熱
源なしでは困難である。特に機関の不利な運転条件のも
とで、例えば機関が最適使用温度に達していない極めて
短い使用温度で蒸発能力を高めることは、専ら外部熱源
によって可能である。
【0008】発熱量を発生するのにおおむね2つの回路
方式がある。液が流入する空胴部を恒常的に均一に加熱
して、蒸発のために好都合な温度に保つか、又は空胴部
内の液がある量になったときに初めて熱源を接続するの
である。例えば摩擦によって温度を一定値に保つならば
、シールを通って流出する極めて少量の液体漏洩が連続
的に蒸発する利点がある。特定の液量が流出して空胴部
にあるときに初めて空胴部の加熱が開始されるならば、
発熱のための平均電力消費が減少する。
方式がある。液が流入する空胴部を恒常的に均一に加熱
して、蒸発のために好都合な温度に保つか、又は空胴部
内の液がある量になったときに初めて熱源を接続するの
である。例えば摩擦によって温度を一定値に保つならば
、シールを通って流出する極めて少量の液体漏洩が連続
的に蒸発する利点がある。特定の液量が流出して空胴部
にあるときに初めて空胴部の加熱が開始されるならば、
発熱のための平均電力消費が減少する。
【0009】発熱量Pを摩擦で発生する場合は、摩擦係
数μ、押圧力FN 、摩擦関与部材の摩擦半径rR 及
び角速度ωが所望の温度に影響する。数式関係は方程式
P=μ・FN・rR・ωで書ける。パラメータを適当に
設定すれば毎分約1gの液体の蒸発が可能である。
数μ、押圧力FN 、摩擦関与部材の摩擦半径rR 及
び角速度ωが所望の温度に影響する。数式関係は方程式
P=μ・FN・rR・ωで書ける。パラメータを適当に
設定すれば毎分約1gの液体の蒸発が可能である。
【0010】有利な実施態様によれば熱源は第1及び第
2の摩擦板から成り、第1及び第2の摩擦板が少なくと
も1個の補助手段により相互に当接されるようになって
いる。一方の摩擦板を他方の摩擦板に軸方向に押し付け
る補助手段によって、実質的に押圧力に応じてこの室内
にある液体を蒸発させる熱量が発生する。
2の摩擦板から成り、第1及び第2の摩擦板が少なくと
も1個の補助手段により相互に当接されるようになって
いる。一方の摩擦板を他方の摩擦板に軸方向に押し付け
る補助手段によって、実質的に押圧力に応じてこの室内
にある液体を蒸発させる熱量が発生する。
【0011】補助手段にすき間なく接触させるためのば
ね部材を第2の摩擦板に配属することができる。この配
属は2枚の摩擦板の間の押圧力の正確な調整を保証する
から、装置を操作すると正確に定めた熱量が生まれる。 また摩擦関与部材が偶然的に接触することがなくなる。 その場合ばね部材を第2の摩擦板に固着せずに空胴部に
別個に配設し、又は第2の摩擦板と一体に構成すること
ができる。ばね部材が第2の摩擦板に一体化されていれ
ば、ばね部材は摩擦板に対して常に所定の位置を取るか
ら、この場合は装置の組み立てが簡素化されることが利
点である。但し装置の簡易な組み立てと完全な機能を保
証するばね部材が肝要であることはもちろんである。
ね部材を第2の摩擦板に配属することができる。この配
属は2枚の摩擦板の間の押圧力の正確な調整を保証する
から、装置を操作すると正確に定めた熱量が生まれる。 また摩擦関与部材が偶然的に接触することがなくなる。 その場合ばね部材を第2の摩擦板に固着せずに空胴部に
別個に配設し、又は第2の摩擦板と一体に構成すること
ができる。ばね部材が第2の摩擦板に一体化されていれ
ば、ばね部材は摩擦板に対して常に所定の位置を取るか
ら、この場合は装置の組み立てが簡素化されることが利
点である。但し装置の簡易な組み立てと完全な機能を保
証するばね部材が肝要であることはもちろんである。
【0012】例えばばね部材は少なくとも1個のさらば
ねから成る。さらばねは軸方向構造が極めてコンパクト
であるから、優れた機能と共に装置の全体として僅かな
軸方向寸法が得られる。代案として例えばエラストマー
材料の発泡プラスチック体もばね部材として考えられる
。
ねから成る。さらばねは軸方向構造が極めてコンパクト
であるから、優れた機能と共に装置の全体として僅かな
軸方向寸法が得られる。代案として例えばエラストマー
材料の発泡プラスチック体もばね部材として考えられる
。
【0013】有利な実施例においては第1の摩擦板が軸
に固設され、第2の摩擦板はケーシングとして形成され
て空胴部を画成する機械部材に対して軸方向移動可能に
され、かつ回転不能にされている。これによって機械へ
の装置の取り付けを特に簡単に行うことができる。
に固設され、第2の摩擦板はケーシングとして形成され
て空胴部を画成する機械部材に対して軸方向移動可能に
され、かつ回転不能にされている。これによって機械へ
の装置の取り付けを特に簡単に行うことができる。
【0014】摩擦板は断面がL形の輪郭を有することが
できる。このため装置を簡単に組み立てることができ、
軸方向の伸長が僅かである。また摩擦板は液体成分の蒸
発のために開口を有することが好ましい。運転中に膨潤
体を摩耗から守るために、この開口は網状挿入物を具備
することができる。膨潤体が予定通りに軸方向に膨張す
るときに相対不動の摩擦板の開口を貫通し、回転する摩
擦板により損傷することが網状挿入物によって回避され
る。
できる。このため装置を簡単に組み立てることができ、
軸方向の伸長が僅かである。また摩擦板は液体成分の蒸
発のために開口を有することが好ましい。運転中に膨潤
体を摩耗から守るために、この開口は網状挿入物を具備
することができる。膨潤体が予定通りに軸方向に膨張す
るときに相対不動の摩擦板の開口を貫通し、回転する摩
擦板により損傷することが網状挿入物によって回避され
る。
【0015】補助手段は例えば弾性膨潤体から成る。軸
方向にだけ膨張する性質のこの膨潤体は、一方では受座
に、他方ではばね部材により予圧された摩擦板に支えら
れる。運転中にシールギャップから流出する液体は膨潤
体を軸方向に膨張させる。液量及びそれに伴う膨潤体の
軸方向膨張に応じて第1の摩擦板に対する第2の摩擦板
の押圧力が増加するから、空胴部に一層の熱が発生する
。熱によって蒸発した液体は、例えばケーシングの空気
抜き穴を通って外部へ排出される。
方向にだけ膨張する性質のこの膨潤体は、一方では受座
に、他方ではばね部材により予圧された摩擦板に支えら
れる。運転中にシールギャップから流出する液体は膨潤
体を軸方向に膨張させる。液量及びそれに伴う膨潤体の
軸方向膨張に応じて第1の摩擦板に対する第2の摩擦板
の押圧力が増加するから、空胴部に一層の熱が発生する
。熱によって蒸発した液体は、例えばケーシングの空気
抜き穴を通って外部へ排出される。
【0016】受座に支えられるワックス膨張部材によっ
て摩擦板を互いに圧接することもできる。ワックス膨張
部材が外部から加熱又は冷却されてその膨張が加減され
ると、蒸発する液量に関係なく空胴部にある温度が生じ
る。一定の温度例えば蒸発する媒質の気化温度が生じる
と、空胴部に流出する液体成分が極めて急速に蒸発する
。また空胴部の温度が流出する液体の蒸発温度より低い
場合にばね力が働いて摩擦板を互いに圧接する構造が考
えられる。それぞれの用途に適合した温度に達すると、
2枚の摩擦板はワックス膨張部材により互いに引き離さ
れる。この温度は多くの場合かつ好ましくは流出する液
体の蒸発温度より高いから、いずれにしても空胴部に蒸
発温度が保持され、極めて少ない液量が急速に蒸発する
。
て摩擦板を互いに圧接することもできる。ワックス膨張
部材が外部から加熱又は冷却されてその膨張が加減され
ると、蒸発する液量に関係なく空胴部にある温度が生じ
る。一定の温度例えば蒸発する媒質の気化温度が生じる
と、空胴部に流出する液体成分が極めて急速に蒸発する
。また空胴部の温度が流出する液体の蒸発温度より低い
場合にばね力が働いて摩擦板を互いに圧接する構造が考
えられる。それぞれの用途に適合した温度に達すると、
2枚の摩擦板はワックス膨張部材により互いに引き離さ
れる。この温度は多くの場合かつ好ましくは流出する液
体の蒸発温度より高いから、いずれにしても空胴部に蒸
発温度が保持され、極めて少ない液量が急速に蒸発する
。
【0017】受座を端面シールとして形成し、ケーシン
グに固定することができる。こうして本発明に基づく装
置の取り付けのためのケーシングを簡単に製造すること
が可能になり、製造しにくい段部や突起を回避すること
ができる。またその場合は装置が液体漏出部の直近にあ
る。
グに固定することができる。こうして本発明に基づく装
置の取り付けのためのケーシングを簡単に製造すること
が可能になり、製造しにくい段部や突起を回避すること
ができる。またその場合は装置が液体漏出部の直近にあ
る。
【0018】蒸発した液体はケーシングに配設した空気
抜き穴を経て逃失する。
抜き穴を経て逃失する。
【0019】
【実施例】次に、別紙にて添付した実施例の図面に基づ
いて本発明の主題を詳述する。実質的に空胴部3から成
る装置が図1及び2に示されている。空胴部3は軸1を
取り囲む。軸1に第1の摩擦板4が不動に固定されてい
る。液体が空胴部3に入らないように端面シール6が軸
1を空胴部3に対して良く封止すれば、端面シール6に
軸方向に隣接する膨潤体7及びさらばね8によって膨潤
体7に固定された第2の摩擦板5は、図1に示す位置を
取る。ケーシング2と端面シール6も、膨潤体7と第2
の摩擦板5とさらばね8も互いに相対的に回転しない。 端面シール6はケーシング2に固設されており、軸方向
に膨張可能な膨潤体7の受座を成す。2枚の摩擦板を確
実に分離するために、さらばね8は第2の摩擦板5を膨
潤体7に予圧して当接する。
いて本発明の主題を詳述する。実質的に空胴部3から成
る装置が図1及び2に示されている。空胴部3は軸1を
取り囲む。軸1に第1の摩擦板4が不動に固定されてい
る。液体が空胴部3に入らないように端面シール6が軸
1を空胴部3に対して良く封止すれば、端面シール6に
軸方向に隣接する膨潤体7及びさらばね8によって膨潤
体7に固定された第2の摩擦板5は、図1に示す位置を
取る。ケーシング2と端面シール6も、膨潤体7と第2
の摩擦板5とさらばね8も互いに相対的に回転しない。 端面シール6はケーシング2に固設されており、軸方向
に膨張可能な膨潤体7の受座を成す。2枚の摩擦板を確
実に分離するために、さらばね8は第2の摩擦板5を膨
潤体7に予圧して当接する。
【0020】図2に示す作動の様子では液体が例えば軸
1と端面シール6の間のシールギャップを通って流出す
る。その際膨潤体7が軸方向に膨張し、端面シール6を
受座として利用すれば、第2の摩擦板5を柔軟なさらば
ね8の抵抗に抗して、軸1に固定された第1の摩擦板4
に向かって移動させる。表面の性状、押圧力の大きさ、
摩擦関与部材の摩擦半径、ケーシング2及び/又は軸1
の回転数のレベルに応じて2枚の摩擦板4,5の間の摩
擦が熱を発生し、この熱が流出した液体を蒸発する。蒸
発した液体はケーシングの空気抜き穴を通って逃失する
ことができる。
1と端面シール6の間のシールギャップを通って流出す
る。その際膨潤体7が軸方向に膨張し、端面シール6を
受座として利用すれば、第2の摩擦板5を柔軟なさらば
ね8の抵抗に抗して、軸1に固定された第1の摩擦板4
に向かって移動させる。表面の性状、押圧力の大きさ、
摩擦関与部材の摩擦半径、ケーシング2及び/又は軸1
の回転数のレベルに応じて2枚の摩擦板4,5の間の摩
擦が熱を発生し、この熱が流出した液体を蒸発する。蒸
発した液体はケーシングの空気抜き穴を通って逃失する
ことができる。
【0021】図3及び4には液体成分の蒸発のために開
口を有する摩擦板4,5が示されている。開口は網状挿
入物を具備する。膨潤体が予定通りに軸方向に膨張する
ときに、L形摩擦板の開口を膨潤体が貫通し、そこで相
対可動の摩擦板4により膨潤体が損傷することがこの網
状挿入物によって回避される。
口を有する摩擦板4,5が示されている。開口は網状挿
入物を具備する。膨潤体が予定通りに軸方向に膨張する
ときに、L形摩擦板の開口を膨潤体が貫通し、そこで相
対可動の摩擦板4により膨潤体が損傷することがこの網
状挿入物によって回避される。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているので
、シールギャップから流出するすべての液体成分を空胴
部から排出することができ、そのために空胴部に隣接す
る機械部材の腐食を防ぐことができる。その結果、機械
の高い信頼性が得られ、長い寿命が保証されるものであ
る。
、シールギャップから流出するすべての液体成分を空胴
部から排出することができ、そのために空胴部に隣接す
る機械部材の腐食を防ぐことができる。その結果、機械
の高い信頼性が得られ、長い寿命が保証されるものであ
る。
【図1】本発明に基づく装置の断面図である。
【図2】作動の様子を示す図1と同様の図である。
【図3】開口に網状挿入物を備えた第1の摩擦板の正面
図である。
図である。
【図4】第2の摩擦板の図3と同様の図である。
1 軸
2 ケーシング
3 空胴部
4 第1の摩擦板
5 第2の摩擦板
6 端面シール
7 膨潤体
8 さらばね
Claims (11)
- 【請求項1】 シールギャップから回転する軸を取り
囲む空胴部へ流出する液体成分の排出のための装置にお
いて、空胴部(3) 及びこれを画成する機械部材のい
ずれか、又は両者に液体成分の蒸発のための熱源を配属
したことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 熱源が第1の摩擦板(4) と第2の
摩擦板(5) から成り、第1及び第2の摩擦板(4,
5) を少なくとも1個の補助手段により相互に当接す
ることができることを特徴とする請求項1に記載の装置
。 - 【請求項3】 補助手段によりすき間なく接触させる
ために、第2の摩擦板(5) にばね部材を配属したこ
とを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 ばね部材が少なくとも1個のさらばね
(8) から成ることを特徴とする請求項3に記載の装
置。 - 【請求項5】 第1の摩擦板(4) を軸(1) に
固設し、第2の摩擦板(5) を、ケーシング(2)
として形成され、空胴部(3)を画成する機械部材に対
し、軸方向可動かつ回転不能に連結したことを特徴とす
る請求項2に記載の装置。 - 【請求項6】 摩擦板(4,5) が断面L形輪郭を
有することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項7】 補助手段が弾性膨潤体(7) から成
ることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項8】 膨潤体(7) を受座と第2の摩擦板
(5) の間に配設したことを特徴とする請求項7に記
載の装置。 - 【請求項9】 補助手段がワックス膨張部材から成り
、受座と第2の摩擦板(5) の間に配設されているこ
とを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項10】 受座が端面シール(6) として形
成され、ケーシング(2)に固定されていることを特徴
とする請求項8又は9に記載の装置。 - 【請求項11】 ケーシング(2) が空気抜き穴を
具備することを特徴とする請求項1ないし10のいずれ
か1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4100426A DE4100426C1 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | |
DE4100426.4 | 1991-01-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316766A true JPH04316766A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=6422728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002047A Pending JPH04316766A (ja) | 1991-01-09 | 1992-01-09 | 液体成分の排出のための装置 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5228827A (ja) |
EP (1) | EP0494348B1 (ja) |
JP (1) | JPH04316766A (ja) |
CN (1) | CN1023147C (ja) |
AT (1) | ATE104750T1 (ja) |
BR (1) | BR9200034A (ja) |
CA (1) | CA2058807A1 (ja) |
DE (2) | DE4100426C1 (ja) |
DK (1) | DK0494348T3 (ja) |
ES (1) | ES2051552T3 (ja) |
MX (1) | MX9200076A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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