JPH01145470A - 水膨潤ゴムを利用したシール材及びその製造方法 - Google Patents

水膨潤ゴムを利用したシール材及びその製造方法

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JPH01145470A
JPH01145470A JP62303697A JP30369787A JPH01145470A JP H01145470 A JPH01145470 A JP H01145470A JP 62303697 A JP62303697 A JP 62303697A JP 30369787 A JP30369787 A JP 30369787A JP H01145470 A JPH01145470 A JP H01145470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
water
reaction
swelling rubber
vulcanization
Prior art date
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Pending
Application number
JP62303697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Shimono
下野 喜弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水膨潤ゴムを利用したシール材及びその製
造方法に係わり、更に詳しくはシールド工法におけるセ
グメント間に配設して、二重の止水効果と、長期止水性
を得ることが出来る水膨潤ゴムを利用したシール材及び
その製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、トンネル工事におけるシールド工法等の工事を行
う場合、セグメントの継合せ部にはバッキング等の止水
材を介在させることが知られている。
ところで、上記のようなトンネル工事は、永久構造物と
なるため、−旦埋設した止木材は、後において交換する
ことが不可能となり、セグメントの継合せ部に使用され
るバッキング等の止木材も従来から種々の物が使用され
ている。
例えば、−従来の止水材の材料としては、ブチルゴム等
の弾力性に富んだ加硫ゴムや、未加硫。
半加硫ゴム等の可撓性に富んだもの、更には止水材の材
料として天然ゴムに水膨潤ゴムを混練りしたものが使用
されている。
然しなから、上記のような加硫ゴム、未加硫ゴム、半加
硫ゴム等の止木材は、凝集力が強く十分な強度を有する
反面、セグメント間を完全に密封することは困難であり
、また水膨潤ゴムを混練りした止水材は、水が触れた場
合に数倍に膨潤して密閉不完全部分を閉鎖することは可
能であるが、天然ゴムとの割合や、加硫成形方法によっ
ては耐久性に問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは天然ゴムを素材として
加硫成形された反力ゴム本体に、一定の割合で未加硫状
態の水膨潤ゴムを載置して加硫一体加構造にすることに
より、反力ゴム本体と水膨潤ゴムとの二重止水効果を得
ることが出来ると共に、止水の信頬性を高めることが出
来、更に長期止水性をも発揮することが出来る水膨潤ゴ
ムを利用したシール材及びその製造方法を提供するもの
である。
〔発明の構成〕
この発明は上記目的を達成するため、加硫成形された反
力ゴム本体に、未加硫状態の水膨潤ゴムを所定の割合で
載置し、前記反力ゴム本体と水膨潤ゴムとを加硫成形に
より一体的に構成したことにより、ベースゴム本体凝集
力によるセグメント間のシール性を向上することが出来
ると共に、水に接触した場合に膨潤する水膨潤ゴムの可
撓性を利用して二重の止水効果を発揮することが出来る
ようにしたことを要旨とするものである。
また、この発明は金型内部に、予め加硫成形された反力
ゴム本体を配設し、この反力ゴム本体上に、未加硫状態
の水膨潤ゴムを所定の割合で載置すると共に、加圧、加
熱して一体加硫することにより、ベースゴム本体と水膨
潤ゴムとを一定の割合で構成したシール材を節単に、し
かも安価に製造することが出来ることを要旨とするもの
である。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の第1実施例を示すシール材本体1
の一部斜視図を示し、このシール材本体1は、天然ゴム
、クロロプレンゴム、ブチルゴム或いはその他の合成ゴ
ムで加硫成形された円柱状の複数本の反力ゴム本体2と
、この反力ゴム本体2に対して所定の割合(30χ〜6
0Xで、この実施例では5oz)で構成される板状の水
膨潤ゴム3とで一体加硫により構成されている。
前記複数本の反力ゴム本体2は、水膨潤ゴム3と一体加
硫成形後に、第1図に示すように水膨潤ゴム3の上面か
ら若干突出した状態となり、そして第4図に示すように
シールド工法に於けるセグメント4間の側面に装着され
るのである。
このように、セグメント4間の側面に反力ゴム本体2と
水膨潤ゴム3との複合シール材本体1を装着することに
より、反力ゴム本体2の凝集力によりセグメント4間を
完全に密封し、またセグメント4間において水が出た場
合には、水膨潤ゴム3が数倍に膨潤して密閉不完全部分
をシールすることが出来、両部材の性質を有効に利用す
ることによって止水効果を有効に発揮させることが出来
るのである。
次に、シール材本体1の製造方法を第1図(al〜第1
図(C)を参照しながら基づいて説明する。
まず、下部金型5の内部に、予め加硫成形された円柱状
の複数本の反力ゴム本体2を所定の間隔で配設し、そし
て反力ゴム本体2上に、未加硫状態の水膨潤ゴム3を第
1図(b)に示すように所定の割合(30χ〜60χで
、この実施例では50χ)で載置する。このような状態
で、第1図(C1に示すように上部金型6を被嵌させる
と共に加圧、加熱して反力ゴム本体2と水膨潤ゴム3と
を一体加硫することにより、シール材本体1を構成する
ものである。
また、第2図はこの発明の第2実施例をシール材本体1
aの一部斜視図を示し、この実施例は二本の反力ゴム本
体2aと、水膨潤ゴム3とを上記実施例と同様な方法に
より一体加硫して構成するものである。
更に、第3図はこの発明の第3実施例をシール材本体1
bの一部斜視図を示し、この実施例は反力ゴム本体2b
を、断面アレイ状に構成し、この反力ゴム本体2bの上
下、左右を水膨潤ゴム3bにより覆うように構成したも
のである。
この第3実施例も、上記第1実施例と同様な製造方法に
より製造するものである。
(発明の効果〕 この発明は上記のように、金型内部に、予め加硫成形さ
れた反力ゴム本体を配設し、この反力ゴム本体上に、未
加硫状態の水膨潤ゴムを所定の割合で載置すると共に、
加圧、加熱して一体加硫する加硫成形された反力ゴム本
体と水膨潤ゴムとを一体的に構成したため、反力ゴム本
体と水膨潤ゴムとの二重止水効果を得ることが出来ると
共に、止水の信頼性を高めることが出来、更に長期止水
性をも発揮することが出来る効果がある。
また、反力ゴム本体と水膨潤ゴムとを加圧。
加熱して一体加硫することにより、ベースゴム本体と水
膨潤ゴムとを一定の割合で構成したシール材を簡単に、
しがも安価に製造することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施したシール材本体の一部斜視
図、第1図(a)〜第1図fc)はシール材本体の製造
方法の工程順序を示す説明図、第2図はこの発明の第2
実施例を示す一部斜視図、第3図はこの発明の第3実施
例を示す一部斜視図、第4図はシール材本体をセグメン
トに取付けた状態を示す側面図である。 1・・・シール材本体、2・・・反力ゴム本体、3・・
・水膨潤ゴム、5.6・・・金型。 代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加硫成形された反力ゴム本体に、未加硫状態の水膨
    潤ゴムを所定の割合で載置し、前記反力ゴム本体と水膨
    潤ゴムとを加硫成形により一体的に構成したことを特徴
    とする水膨潤ゴムを利用したシール材。 2、金型内部に、予め加硫成形された反力ゴム本体を配
    設し、この反力ゴム本体上に、未加硫状態の水膨潤ゴム
    を所定の割合で載置すると共に、加圧、加熱して一体加
    硫することを特徴とする水膨潤ゴムを利用したシール材
    の製造方法。
JP62303697A 1987-12-01 1987-12-01 水膨潤ゴムを利用したシール材及びその製造方法 Pending JPH01145470A (ja)

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