JP2878680B1 - 函渠構築用弾性継手構造 - Google Patents

函渠構築用弾性継手構造

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JP2878680B1 JP7672398A JP7672398A JP2878680B1 JP 2878680 B1 JP2878680 B1 JP 2878680B1 JP 7672398 A JP7672398 A JP 7672398A JP 7672398 A JP7672398 A JP 7672398A JP 2878680 B1 JP2878680 B1 JP 2878680B1
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Abstract

【要約】 【課題】 軟弱地盤における大きな圧密沈下・側方変
移、あるいは地震時の液状化に伴う大きな地盤変移に耐
える弾性継手構造を提供する。 【解決手段】 隣接の函体の壁部間に張設した2本一組
の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バネおよび
剪断バネとして機能させ、妻部間に設けた弾性材を圧縮
させて曲げバネとして機能させる弾性継手において、各
函体の壁部に第1定着部と第2定着部を設け、一方の函
体の第1定着部と他方の函体の第2定着部間に1本の緊
張材を張設し、他方の函体の第2定着部と他方の函体の
第1定着部間に他の1本の緊張材を張設して、2本の緊
張材をX字状に交差配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は函渠の構築に使用
される弾性継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 地中に埋設される函体は、地盤の沈下
・変形そして地震(動的変移・液状化または過剰間隙水
圧の上昇)によって大きな地盤変移の影響を受ける。こ
のため、継手によってその変形を吸収する方法が取られ
ているが、同時に止水性を確保しなくてはならない場合
には、その変形量を許容できる範囲に抑制する必要があ
る。可撓継手は、この二つの機能を有する継手として扱
われているが、ゴムのメンプレンで接続されるものであ
り、断面力の伝達は行われず、結果として継手部に大き
な相対変移が発生する場合がある。更に価格もかなり高
価である。阪神大震災においては、各種のライフライン
において継手部に大きな被害を被った。一方でいわゆる
耐震継手等の耐震性が考慮された継手にはほとんど被害
がないことが判明している。これは設計・施工上適切な
耐震対策が実施されていれば、管路の安全性は大きく向
上することが期待できる事を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 軟弱地盤における大
きな圧密沈下・側方変移、あるいは地震時の液状化に伴
う大きな地盤変移に耐える継手が望まれているが、従来
のカラー継手や可撓継手には変形量を抑える機能がな
く、信頼性の高い弾性継手の開発が必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】 ここでは、弾性継手の
ひとつとして継手部に緊張材を配置し、緊張をコントロ
ールすることによって、弾性を得る新しい継手を提案す
る。以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する。図
1において、隣接する2個の函体1の壁部間に張設した
2本一組の緊張材2にプレストレスを導入して函軸方向
バネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部
間に設けた弾性材21を緊張材2の緊張により圧縮させ
て曲げバネとして機能させ、同時に2個の函体の妻部間
に止水用シール材22を設ける。このような弾性継手構
造において、各函体の壁部に間隔を置いて第1定着部3
と第2定着部4を設け、一方の函体1の第1定着部3と
他方の函体1の第2定着部間4に1本の緊張材2を張設
し、他方の函体1の第2定着部3と他方の函体1の第1
定着部4間に他の1本の緊張材を張設して、2本の緊張
材をX字状に交差配置する。
【0005】図2において、隣接する2個の函体1の壁
部間に張設した2本一組の緊張材2にプレストレスを導
入して函軸方向バネおよび剪断バネとして機能させ、2
個の函体1の妻部間に設けた弾性材21を緊張材2の緊
張により圧縮させて曲げバネとして機能させる。2個の
函体1の妻部間に止水用シール材22を設けた弾性継手
構造において、各函体の壁部に間隔を置いて第1定着部
5と第2定着部6を設けるとともに、第1定着部5と第
2定着部6の間に第1定着部5に近く配置される第1引
掛部7と第2定着部6に近く配置される第2引掛部8を
設ける。一方の函体1の第1定着部5と他方の函体1の
第2定着部6間に1本の緊張材2を張設するに当たり、
該緊張材2を他方の函体1の第1引掛部7と一方の函体
1の第2引掛部8にS字状に掛け渡す。同様に一方の函
体1の第2定着部6と他方の函体1の第1定着部5間に
他の1本の緊張材2を張設するに当たり、該緊張材2を
他方の函体1の第2引掛部8と一方の函体の第1引掛部
7にS字状に掛け渡して、該2本の緊張材2を交差配置
する。
【0006】図3において、隣接する2個の函体1の壁
部間に張設した2本一組の緊張材2にプレストレスを導
入して函軸方向バネおよび剪断バネとして機能させ、2
個の函体の妻部間に設けた弾性材21を緊張材2の緊張
により圧縮させて曲げバネとして機能させる。2個の函
体1の妻部間に止水用シール材22を設けた弾性継手構
造において、各函体の壁部に間隔を置いて第1定着部1
0と引掛部9を設けるとともに、第2定着部11を函軸
方向に引掛部9より後退させて設け、一方の函体1の第
1定着部10と第2定着部11間に1本の緊張材2を張
設するに当たり、該緊張材2を他方の函体1の引掛部9
にL字状に掛け渡し、他方の函体1の第1定着部10と
他方の函体1の第2定着部間11に他の1本の緊張材2
を張設するに当たり、該緊張材2を一方の函体1の引掛
部9にL字状に掛け渡して、該2本の緊張材2を交差配
置する。
【0007】図4において、隣接する2個の函体1の壁
部間に張設した2本一組の緊張材2にプレストレスを導
入して函軸方向バネおよび剪断バネとして機能させ、2
個の函体の妻部間に設けた弾性材21を緊張材2の緊張
により圧縮させて曲げバネとして機能させる。2個の函
体1の妻部間に止水用シール材22を設けた弾性継手構
造において、各函体の壁部に間隔を置いて第1定着部1
3と引掛部12を設けるとともに、第2定着部14を函
軸方向に見て引掛部12より後退させて設る。一方の函
体1の第1定着部13と他方の函体1の第2定着部間1
4に1本の緊張材2を張設するに当たり、該緊張材2を
他方の函体の引掛部12にL字状に掛け渡す。同様に、
一方の函体1の第2定着部14と他方の函体1の第1定
着部13間に他の1本の緊張材2を張設するに当たり、
該緊張材2を一方の函体1の引掛部12にL字状に掛け
渡して、該2本の緊張材2を交差配置する。
【0008】図5において、隣接する2個の函体1の壁
部間に張設した2本一組の緊張材2にプレストレスを導
入して函軸方向バネおよび剪断バネとして機能させ、2
個の函体の妻部間に設けた弾性材21を緊張材2の緊張
により圧縮させて曲げバネとして機能させる。2個の函
体の妻部間に止水用シール材22を設けた弾性継手構造
において、一方の函体の壁部に間隔を置いて第1定着部
15と第2定着部16を設けるとともに、第3定着部1
7と第4定着部18を函軸方向に見てそれぞれ第1定着
部15と第2定着部16より後退させて設け、他方の函
体1の壁部に間隔を置いて第1引掛部19と第2引掛部
20を設ける。一方の函体1の第1定着部15と第4定
着部間18に1本の緊張材を張設するに当たり、該緊張
材を他方の函体の第2引掛部20にL字状に掛け渡す。
同様に、一方の函体1の第2定着部16と第3定着部間
17に他の1本の緊張材2を張設するに当たり、該緊張
材2を他方の函体の第1引掛部19にL字状に掛け渡し
て、該2本の緊張材2を交差配置する。
【0009】
【発明の実施の形態】 図6は本発明に係わるボックス
カルバートのジョイント面27に配設するゴム弾性体2
1を示している。このようにゴム弾性体21の配置はボ
ックスカルバートジョイント面27に一条貼りもしくは
二条貼りとすることができる。この時のゴム弾性体21
の形状、つまり厚さ及び幅はゴムに要求される圧縮応力
を勘案して決定する。上記ゴム弾性体材料としては合成
ゴム、例えばスチレン・ブタジエンゴム、イソブタジエ
ンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリル
ゴム、エチレンゴム、エチレン・プロピレンゴム、ハイ
パロンゴムや天然ゴムに充填剤、加塑剤、加硫剤、加硫
促進剤を練り込んだものが上げられる。そして具体的な
例として、充填剤は炭酸カルシウム、クレー、タルク、
カーボンブラック、酸化亜鉛等が、また加塑剤にはフタ
ル酸エステル、プロセスオイル等が用いられる。そして
加硫剤は硫黄、酸化マグネシウム、有機過酸化物等が、
また加硫促進剤にはチアゾール類、グアニジン類、チウ
ラム類などが用いることができる。
【0010】中でもクロロプレンゴムにカーボンブラッ
ク、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム等の充填剤と、
フタル酸エステル、プロセスオイル等の加塑剤と、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム等の加硫剤、エチレンチオウレ
ア等の加硫促進剤を練り込んだ硬度45〜60の特性の
耐震用ゴムを用いるのが好ましい。また、圧縮応力の小
さいものが要求される場合には上記配合に、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン等の発泡剤を混練し、ゴムを
発泡させてスポンジゴムとしたものを用いることができ
る。
【0011】次に上記ゴム弾性体21を函体1に取り付
ける方法について述べる。函体1の取り付け面はゴム弾
性体21の設置位置を明確にし、確実に取り付けるため
に図7、図8に示すように凹型、もしくは段差を設けた
形状とすることが好ましい。ゴム弾性体21を取り付け
る方法としては接着剤等により取り付ける方法も挙げら
れるが、長期的な動きに対してゴム弾性体21を固定す
るには確実ではないため好ましい方法ではない。図に函
体1の配置面にナット穴26を開け、ボルトにてゴム弾
性体21を取り付ける方法が上げられるが、この方法は
ゴム弾性体21に30cm程度の間隔でボルト穴26を
開け、取り付ける方法である。この方法であれば長期的
にもゴム弾性体26の位置がずれることはなく、圧縮応
力に対しても、最大圧縮率以下の深さでゴムに穴を設け
てボルトで取り付ければ何ら問題がない。
【0012】図7、図8は本発明に係るボックスカルバ
ートジョイント部27に配設する止水を目的としたシー
ル材22を示している。このシール材22はボックスカ
ルバートジョイント部27からの漏水を防ぐために配置
するもので、低硬度の不定形シール材22を用いること
ができる。上記不定形シール材22を用いる方法として
は、ボックスカルバートジョイント部27にポリエチレ
ン製の発泡体23を用いて、不定形シール材23を成形
しようとする形状に貼りつけ、図9のように底面に不定
形シール材23を充填する注入パイプ25と上部に空気
抜き用パイプ24を取り付け、更に不定形シール材22
を接着させるためのプライマーを接着面に塗布し、ボッ
クスカルバートジョイント部27を組み立てる。この時
に発泡体23は函体1に軽く圧縮され、未硬化の不定形
シール材22を充填しても充填圧力により漏れないよう
にしておく必要がある。
【0013】上記不定形シール材22としては2液硬化
型、または一液硬化型のシール材を用いることができ
る。例えば、2液硬化型のシール材としてはポリウレタ
ン系シール材、変性シリコーン系シール材、ポリサルフ
ァイド系シール材、アクリルウレタン系シール材等が挙
げられる。これらのシール剤の特性としては注入時にシ
ール剤の粘度が低くて流動性があり、ポンプ等による注
入が容易であることが挙げられる。またシール剤の硬化
後の硬度が低く、ジョイント部の動きに容易に追従して
ジョイント部の動きに影響を与えないことが挙げられ
る。更に長期にわたって接着性を維持する必要がある。
【0014】具体的な例としては2液硬化型のブタジエ
ン系シール材を用いることが挙げられる。このシール材
の主剤は末端に水酸基を有した液状ブタジエンと、炭酸
カルシウム、クレー等の充填材と、プロセスオイル、タ
ール等の加塑材と、有機金属塩等の硬化触媒を配合した
もので、硬化剤としては、ジフェニルメタンジイソシア
ネーとの末端基を有したイソシアネートプレポリマーを
用いることにより、混合後の粘度が5000cps(2
0度)とかなり低い良好な流動性を有する混合物とな
り、また、硬化後は硬度が40(アスカーc)程度のか
なり柔軟性を有するものとなる。更にブタジエン系シー
ル剤はウレタン系のプライマーを併用することによりボ
ックスカルバート躯体への接着性が良好で、シール剤自
身が耐水性が良好なため、長期にわたって弾性及び接着
性を維持するものとなる。
【0015】
【発明の効果】 以上のように構成された本発明の弾性
継ぎ手構造では、緊張材2をボックスカルバートのジョ
イント面27をはさんで各定着部および/または引掛部
にX字状,S字状あるいはL字状に掛け渡してプレスト
レスをかけ、ジョイント面27をゴム弾性体21により
密接させてあるので、ボックスカルバートジョイント面
の弾性ゴムが曲げバネとして作用し、軟弱地盤における
大きな圧密沈下・側方変移、あるいは地震時の液状化に
伴う大きな地盤変移に耐える継手を構成することができ
る。さらにまた、X字状,S字状あるいはL字状に掛け
渡した緊張材2が軸方向バネまたは剪断バネとして作用
し変形量を抑える機能を果たし、信頼性の高い弾性継手
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る弾性継手構造の正面
図である。
【図2】 本発明の別の実施例に係る弾性継手構造の正
面図である。
【図3】 本発明の他の実施例に係る弾性継手構造の正
面図である。
【図4】 本発明の更に別の実施例に係る弾性継手構造
の正面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施例に係る弾性継手構造
の正面図である。
【図6】 前記弾性継手構造におけるゴム弾性体の取付
状態を示す斜視図である。
【図7】 前記弾性継手構造におけるボックスカルバー
トジョイント面のゴム弾性体と不定型シール材の配置の
一形態を示す断面図である。
【図8】 前記弾性継手構造におけるボックスカルバー
トジョイント面のゴム弾性体と不定型シール材の配置の
別の形態を示す断面図である。
【図9】 前記弾性継手構造におけるボックスカルバー
トジョイント面を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 函体 2 緊張材 3 第一定着部 4 第二定着部 5 第一定着部 6 第二定着部 7 第一引掛部 8 第二引掛部 9 引掛部 10 第一定着部 11 第二定着部 12 引掛部 13 第一定着部 14 第二定着部 15 第一定着部 16 第二定着部 17 第三定着部 18 第四定着部 19 第一引掛部 20 第二引掛部 21 ゴム弾性体 22 不定型シール材 23 発泡体 24 空気抜き用パイプ 25 注入パイプ 26 ボルト穴 27 ボックスカルバートジョイント面
フロントページの続き (72)発明者 宇賀 和夫 東京都港区虎ノ門二丁目8番10号 財団 法人国土開発技術研究センター内 (72)発明者 榎本 文男 東京都中央区日本橋本町4−9−11 第 9中央ビル 株式会社建設技術研究所内 (72)発明者 小林 知義 大阪府門真市末広町8番13号 大日化成 株式会社内 (72)発明者 鷹取 利昌 岡山県岡山市藤原西町2丁目7番34号 大和クレス株式会社内 (72)発明者 田坂 晃宏 岡山県岡山市藤原西町2丁目7番34号 大和クレス株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03F 3/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する2個の函体の壁部間に張設した
    2本一組の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バ
    ネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部間
    に設けた弾性材を緊張材の緊張により圧縮させて曲げバ
    ネとして機能させ、2個の函体の妻部間に止水用シール
    材を設けた弾性継手において、各函体の壁部に間隔を置
    いて第1定着部と第2定着部を設け、一方の函体の第1
    定着部と他方の函体の第2定着部間に1本の緊張材を張
    設し、他方の函体の第2定着部と他方の函体の第1定着
    部間に他の1本の緊張材を張設して、2本の緊張材をX
    字状に交差配置した函渠構築用弾性継手構造。
  2. 【請求項2】 隣接する2個の函体の壁部間に張設した
    2本一組の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バ
    ネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部間
    に設けた弾性材を緊張材の緊張により圧縮させて曲げバ
    ネとして機能させ、2個の函体の妻部間に止水用シール
    材を設けた弾性継手において、各函体の壁部に間隔を置
    いて第1定着部と第2定着部を設けるとともに、第1定
    着部と第2定着部の間に第1定着部に近く配置される第
    1引掛部と第2定着部に近く配置される第2定着部を設
    け、一方の函体の第1定着部と他方の函体の第2定着部
    間に1本の緊張材を張設するに当たり、該緊張材を他方
    の函体の第1引掛部と一方の函体の第2引掛部にS字状
    に掛け渡し、一方の函体の第2定着部と他方の函体の第
    1定着部間に他の1本の緊張材を張設するに当たり、該
    緊張材を他方の函体の第2引掛部と一方の函体の第1引
    掛部にS字状に掛け渡して、該2本の緊張材を交差配置
    した函渠構築用弾性継手構造。
  3. 【請求項3】 隣接する2個の函体の壁部間に張設した
    2本一組の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バ
    ネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部間
    に設けた弾性材を緊張材の緊張により圧縮させて曲げバ
    ネとして機能させ、2個の函体の妻部間に止水用シール
    材を設けた弾性継手において、各函体の壁部に間隔を置
    いて第1定着部と引掛部を設けるとともに、第2定着部
    を函軸方向に引掛部より後退させて設け、一方の函体の
    第1定着部と第2定着部間に1本の緊張材を張設するに
    当たり、該緊張材を他方の函体の引掛部にL字状に掛け
    渡し、他方の函体の第1定着部と他方の函体の第2定着
    部間に他の1本の緊張材を張設するに当たり、該緊張材
    を一方の函体の引掛部にL字状に掛け渡して、該2本の
    緊張材を交差配置した函渠構築用弾性継手構造。
  4. 【請求項4】 隣接する2個の函体の壁部間に張設した
    2本一組の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バ
    ネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部間
    に設けた弾性材を緊張材の緊張により圧縮させて曲げバ
    ネとして機能させ、2個の函体の妻部間に止水用シール
    材を設けた弾性継手において、各函体の壁部に間隔を置
    いて第1定着部と引掛部を設けるとともに、第2定着部
    を函軸方向に見て引掛部より後退させて設け、一方の函
    体の第1定着部と他方の函体の第2定着部間に1本の緊
    張材を張設するに当たり、該緊張材を他方の函体の引掛
    部にL字状に掛け渡し、一方の函体の第2定着部と他方
    の函体の第1定着部間に他の1本の緊張材を張設するに
    当たり、該緊張材を一方の函体の引掛部にL字状に掛け
    渡して、該2本の緊張材を交差配置した函渠構築用弾性
    継手構造。
  5. 【請求項5】 隣接する2個の函体の壁部間に張設した
    2本一組の緊張材にプレストレスを導入して函軸方向バ
    ネおよび剪断バネとして機能させ、2個の函体の妻部間
    に設けた弾性材を緊張材の緊張により圧縮させて曲げバ
    ネとして機能させ、2個の函体の妻部間に止水用シール
    材を設けた弾性継手において、一方の函体の壁部に間隔
    を置いて第1定着部と第2定着部を設けるとともに、第
    3定着部と第4定着部を函軸方向に見てそれぞれ第1定
    着部7と第2定着部より後退させて設け、他方の函体の
    壁部に間隔を置いて第1引掛部と第2引掛部を設け、一
    方の函体の第3定着部と第2定着部間に1本の緊張材を
    張設するに当たり、該緊張材を他方の函体の第2引掛部
    にL字状に掛け渡し、一方の函体の第4定着部と第1定
    着部間に他の1本の緊張材を張設するに当たり、該緊張
    材を他方の函体の第1引掛部にL字状に掛け渡して、該
    2本の緊張材を交差配置した函渠構築用弾性継手構造。
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