JPS60188994A - 歌詞表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は記憶手段に記、憶されている楽曲情報に基づ
いて自動演奏を行う電子楽器に関する。

〔従来技術〕

近年、メモリパックを電子楽器にセットして曲の自動演
奏を行わせ、それを伴奏としながら歌詞カードを見て歌
を歌うことが行われている。

〔従来技術の問題点〕

このように歌詞カードを用いて歌っているが、電子楽器
の携帯性を考えると歌Ｍ＋Ｕカードが電子楽器と別体に
あることは不便である。

〔発明の目的〕

歌詞カードが不要で携帯性がよくなる電子楽器の歌詞表
示装置を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

メモリパック等記憶手段に楽曲情報と共にその歌詞情報
を記憶させておき、自動演奏時において上記歌詞情報を
表示手段により表示するようにしたことである。

〔実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実総例を説明する。

第１図は本実施例の電子楽器の正面図である。図中、１
は鍵盤、２はモードスイッチ、３はリズム種類指定スイ
ッチ、４は音色指定スイッチ、５は選曲スイッチ、６は
自動演奏のスタート／ストップスイッチ、７はＲＯＭ（
リードオンリメモリ）パック収納部、８は表示部、９は
放音部である。而してモードスイッチ２は歌詞表示モー
ド、通常の自動演奏モード等の各モードを設定するスイ
ッチである。また選曲スイッチ５はＲ，０Ｍバック（図
示略）に記憶されている合計１２曲の曲番を、鍵盤１の
図示する高音部の１２個の鍵（番号１〜１２を付して示
す）と共に操作して入力するためのスイッチであり、例
えば選曲スイッチ５を操作し、次いで番号２の黒鍵を操
作すると曲番２の曲が選曲される。なお、ＲＯＭパック
はＲＯＭパック収納部７に対し着脱自在となっている。

表示部８はドツトマトリクス構成の液晶表示装置から成
り、歌詞の場合、一度に４小節分まで表示できる容量を
もっている。

次に第２図により回路構成を説明する。邸！１．１の６
邸の出力信号はキーコード変換回路１１に入力してキー
コードに変換され、楽音作成部１２に与えられる。楽音
作成部１２は上記キーコードに基づき楽音信号を作成し
てそれをＤ／Ａ変挽回路１３、アンプ１４、スピーカ１
５、更に上記放音部９を介し楽音として放音させる。

一方、几ＯＮバック内の曲を選曲するときに＆Ｖ゛盤１
の上記高音部の１２個の鋺を操作するとその出力信号は
読出し制御部１６に入力して処理され、アドレス部１７
にアドレス制御情報が与えられる。

またアドレス部１７はこれに応じてＲＯＭパック１８に
アドレスデータを出力して該ＲＯＭ　ハック゛１８から
楽曲情報及びその歌詞情報を読出し、前者を音符ＲＡＭ
（ランダムアクセスメモリ）１９へ、また後者を歌詞Ｒ
ＡＭ２０へ夫々書込ませる。

また読出し制御部１６には選曲スイッチ５の出力信号が
印加され、これに応じて読出し制御部１６は音符ＲＡＭ
１９、歌詞ＲＡＭ２０の各制御入力端子Ｒ／Ｗへ読出し
指令または書込み指令を与える。

音符ＲＡＭ１９に書込まれた楽曲情報は自動演奏時に該
楽曲情報（各楽音、即ち、各音符の音高、音長等のデー
タから成っている。）が読出されて楽音作成部に送られ
その楽音信号を作成されると共に、楽曲情報中の音長デ
ータは一致部２１に与えられる。この−敷部２１は音長
カウンタを有し、発振器２２からのクロック全計数して
そのカウント値が入力した音長データと一致するとアド
レス部２３に＋１信号を出力しアドレス部２３から次の
アドレスデータを音符ＲＡＭ１９へ供給させる。

その結果、次の音符の情報が音符ＲＡＭ１９から読出さ
れ、また上記音長カウンタはリセット後再びカウント動
作をはじめるようになっている。

また音符ＲＡＭ１９から通常の演奏時に楽曲情報の１つ
として読出されるコード（和音）情報はコード表示用ド
ライバ２４に入力してフード表示用データに変換され、
ゲート回路ＧＩを介し表示部８にフードを表示される。

歌詞ＲＡＭ２０に書込まれる歌詞情報は例えば第３図に
示すような形式で書込まれている。即ち、歌詞は４小ｆ
ｉｈｉ分づつ区切られ゛Ｃ３ＴＣＪＰデータにより区別
され、また歌詞情報の一番最後にはＥＮＤデータが１１
５込まれている。そして歌ｕ　ＲＡ　Ｍ　２０から読出
される歌詞情報のうち歌詞データは表示用ドライバ２５
に入力して歌詞表示用データに変換され、ゲー）［７１
路Ｇ２を介し表示部８に送られて一度に４小節分の歌詞
が表示される。また上記５ＴＯＰデータは５ＴＯＰ検出
部２６に入力し、その検出信号はＳ　Ｒ型フリップフロ
ップ２８のセット入力端子Ｓに入力される。また上記Ｅ
ＮＤデータはＥＮＤ検出部２７に入力し、その検出信号
はＳＲ型７リツプフロツプ２９のリセット入力端子Ｒに
入力する。

フリップ７胃ツブ２８のセット出力信号はアンドゲート
３０にゲート制御信号として入力し、またアンドゲート
３０には発振器３１からのクロックが入力しており、そ
のクロックはアンドゲート３０から出力してアドレス部
３２に＋１信号として印加される。このアドレス部３２
はｅＭＲＡＭ２０に対しアドレスデータを供給する。

またスタート／ストップスイッチ６の出力が微分回路３
３に入力し、またそのトリガ信号が７リツプフロツプ２
９のセット入力端子Ｓに入力している。そして７リツプ
フロツプ２９のセット出力信号はアン・ドゲート３４に
ゲート制御信号として入力されている。このアンドゲー
ト３４には発振器３５からのり四ツクが入力し、而して
アンドゲート３４から出力すると小節用カウンタ３６に
＋１信号として印加される。この小節用カウンタ３６は
４小ｔｉｊ分の容飛を有し、またそのキャリー信号Ｃは
表示用ドライバ２５にリセット信号Ｒとして供給される
と共に７リツプフ四ツブ２８のりセット入力端子Ｒにも
供給される。

ゲート回路Ｇ、はモードスイッチ２の出力を直接に、ま
たゲート回路Ｇ、はインバータ３７を介し夫々印加され
てゲート制御される。

次に上記実施例の動作を第４図の７０−チャートを参照
して説明する。先ず、ＲＯＭパック１８から歌詞情報を
読出してそれを表示し、この歌詞をみながら自動演奏に
合わせて歌う、所謂、カラオケとして電子楽器を使うと
きの動作を説明する。

こ、の場合、先ず、モードスイッチ２を歌詞弐示モード
に切換えると該モードスイッチ２の出方が０”となり、
これによりゲート回路Ｇ１　を閉じ、且つゲート回路Ｇ
！を開く。したがって歌詞表示が可能となる。

次に選曲スイッチ５をオンし、次いで例えば、番号１の
鍵をオンするとＲＯＭパック収納部７に収納されている
ＲＯＭパック１８内の曲番１の曲が選曲される。而して
上記選曲スイッチ５のオン時にその出力が読出し制＃部
１６に入力するため、音符Ｒ，ＡＭ１９及び歌詞ＲＡＭ
２０へ共に書込み指令が与えられる。また読出し制御部
１６はアドレス部１７に対しアドレス制御情報を与え、
そのためアドレス部１７からアドレスデータがＲＯＭバ
ンク１８へ与えられて曲番１の楽曲情報及び歌詞情報が
読出され、音符ＲＡＭ１９または歌詞几ＡＭ２０へ夫々
書込まれる。

次に自動演奏を開始するためスタート／ストップスイッ
チ６をオンすると、その出力が微分回路３３に入力して
そのトリガ信号により７リツプフロツプ２９がセットさ
れ、したがってアンドゲート３４が開成して小節用カウ
ンタ３６にりｐツクが供給され、カラシト動作が実行開
始される。また両ＲＡＭ１９．２０とも読出し指令が印
加され、而して音符ＲＡＭ１９においては、楽曲情報が
読出されて楽音作成部１２に与えられ、その楽音信号が
作成されるとＤ／Ａ変換器１３、アンプ１４、スピーカ
１５、放音部９を介し楽音が放音され、自動演奏がなさ
れる。この間、上記楽曲情報中の音長データは一致部２
１にも入力し、而して一致部２１では音長カウンタが発
振器２２からのり四ツクをカウントとしてそのカウント
値が上記音長データと一致するとアドレス部２３に＋１
信号を与え、次の楽曲情報を音符ＲＡＭ１９から読出し
て自動演奏を進行させる。

他方、歌ｉｓｎ、ＡＭｚｏにおいては、はじめ７リツブ
フ四ツ１２８がセラ）されていてアンドゲート３０から
り覧ツクが出力してアドレス部３２に与えられるため、
歌詞ＲＡＭ２０から曲番ｌの曲の歌詞のうち第１小節か
ら第４小節までの歌詞データが順次読出され、表示用ド
ライバ２５、ゲート回路Ｇ２を介し表示部８に送られて
表示される。

以上のことを第４図のフローチャートにより説明すると
、ステップＳ鳳、５ｔ１Ｓ８、Ｓ４の繰返し処理となる
。そして４小節の歌詞情報が読出されて表示部８に表示
されると、次にＲＡＭ２０から８ＴＯＰデータが読出さ
れ、５ＴＯＰ検出部が１＋ｌｌ＋レベルの検出信号を出
力して７リツプ７０ツブ２８をリセットさせる。したが
って一時的にアンドゲートが閉成し、アドレス部３２の
動作も一時的に停止する。その後小節用カウンタ３６の
カウント値が４小節分のデータとなって１”のキャリー
信号を出力すると、表示用ドライバをリセットし、また
７リツプフロツブ２８を再びセットさせる。そのため表
示部においては、第１〜第４小節までの歌詞がクリアさ
れ、また７リツブフロツプ２８がセットされたため歌詞
ＲＡＭ２０からＭ５小節以下４小節分の歌詞データの読
出しが再開されてその表示が表示部８にて行われる。勿
論、音符ＲＡＭ１９からは第５小節以下の楽曲情報が読
出され、その自動演奏が続行される。

以下のことを第４図のフローチャートで説明すると、ス
テップＳ、にて５ＴＯＰデータが判断されるとステップ
Ｓ、に進み、８Ｂ　、ｓｏの繰返し後、ステップＳ、　
、Ｓ、の各処理後、ステップ８１繰返しであり、そして
曲番１の曲の演奏が終了すると最後に歌詞ＲＡＭ２０か
らＥＮＤデータが読出され、ＥＮＤ検出部２７に入力す
る。そのため１”の検出信号が出力してフリップ７四ツ
ブ２９がリセットされ、小節用カウンタ３６のカウント
動作が停止し、即ち、自動演奏が終了する。即ち、ステ
ップＳ！の処理が実行されてＥＮＤとなる。

電子楽器を通常の自動演奏モードとして使うときにはモ
ードスイッチ２をそのモードに切換える。

このときモードスイッチ２の出力は１”となり、ゲート
回路Ｇ、がｒＪＭ威し、且つゲート回路Ｇ、が閉成する
。そして選曲スイッチ５及び番号１〜１２の鍵を操作し
て曲番を指定し、次いでスタート／ストップスイッチ６
をオンすると、ＲＯＭパｙり１８から音符ＲＡＭ１９に
書込まれた指定曲番の楽曲情報が読出し開始され、楽音
作成ｓ１２に与えられて自動演奏が行われる。このとき
楽曲情報中の音高データが一致部２１に送られることは
既に述べたことと同様である。また楽曲情報中のコード
情報は楽音作成部１２に入力してコード信号を作成され
、コード音を放音されると共に、コード表示用ドライバ
２４に入力してコード表示用データに変換され、ゲート
回路ＧＫを介し表示部８に送られ表示される。したがっ
て現在、何のコードが放音中であるか、そのコードの種
類を目視確認することができる。

なお、記憶手段はＲＯＭバックに限らず、バーコード、
ＭＴを用いても差しつかえない。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したように、メモリバック等記憶手
段に楽曲情報と共にその歌詞情報をデジタル値にて記憶
させておき、自動演奏時において、上記歌詞情報を表示
手段により表示するようにした歌詞表示装置であるから
、歌詞カードが不要となり、電子楽器の携帯性が向上す
る。また表示手段に歌詞情報を表示しないときには他の
情報、例えばコード情報を表示させれば、学習効果を上
げることもできる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本う０明の一実施例の電子楽器の正面図、第２
図は回路図、第３図は歌詞情報のデータ形式を示す図、
第４図は歌詞情報の表示動作を説明するフ四−チヤード
を示す図である。 １・・・・・・鍵盤、２・・・・・・モードスイッチ、
５・・・・・・選曲スイッチ、６・・・・・・スタート
／ストップスイッチ、６・・・・・・表示部、１２・・
・・・・楽音作成部、１５・・・・・・スピーカ、１６
・・・・・・読出し制御部、１７．２３．３２・・・・
・・アドレス部、１８・・・・・・ＲＯＭバック、１９
・・・・・・音符ＲＡＭ、２０・・・・・・歌詞ＲＡＭ
、２１・・・・・・−敷部、２４・・・・・・コード表
示用ドライバ、２５・・・・・・表示用ドライバ、２６
・・・・・・５ＴＯＰ検出部、２７・・・・・・ＥＮＤ
検出部、２８．２９・・・・・・フリップフロップ、３
６・・・・・・小節用カウンタ。 特許出願人　カシオ計算機株式会社

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　メロディ、コード等の音高情報、音長情報及び
   歌詞情報がデジタル値にて記憶されている記憶手段と、
   この記憶手段から上記デジタル情報を読出す制御手段と
   、この制御手段にて読出された音高情報、音長情報に従
   って楽曲を自動演奏する手段と、上記制御手段にて読出
   されたデジタル値の歌詞情報を文字に変換して表示する
   表示手段とを有することを特徴とする歌詞表示装置。
2. （２）上記制御手段は、上記表示手段にて上記歌詞情報
   以外の他の１Ｗ報を表示する手段を具１ｉ１￥　してい
   ることを特徴とするＩＪＲ＃ｆ請求の範囲第１項記載の
   歌詞表示装置。
3. （３）上記表示手段は、上記軟調情報を所定小節毎に区
   切って表示する手段であることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の歌詞表示装置。