JPS60188413A - 光重合性樹脂組成物 - Google Patents

光重合性樹脂組成物

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JPS60188413A
JPS60188413A JP4614684A JP4614684A JPS60188413A JP S60188413 A JPS60188413 A JP S60188413A JP 4614684 A JP4614684 A JP 4614684A JP 4614684 A JP4614684 A JP 4614684A JP S60188413 A JPS60188413 A JP S60188413A
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JP
Japan
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meth
acrylate
compound
photopolymerizable
acid
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JP4614684A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sugino
杉野 昌寛
Hideo Miyake
英男 三宅
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光重合性樹脂組成物に関I7、詳しくはフレキ
シブル管プリント配線板用レジスト・インキに適1..
を光重合性樹脂組成物に関するものである。
本発明の目的は、紫外線などの活性光線などに 1− より硬化【1、可撓性、密着性、耐溶剤性および電気特
性に優れたフレキシブル・プリント配線板用光重合件レ
ジスト・インキ組成物を提供することにある。
近年、省資源、無公害、安全性などの社会的要語に伴い
、いわゆる無溶剤型樹脂である光硬化性樹脂の開発が活
発に進めらfl−′Cきた。し、か12、硬化物が可撓
性、密着性、耐溶剤性、電気特性などの緒特性をバラン
スよく満足すZ)ものけない。一般的にいえは、可撓性
に優η、るものは向・1溶剤性、電気特性などのいずれ
かの性能に劣り、逆e?′:これらの後者の諸性能に優
れるものは可撓性に劣る傾向があり、これらの諸性能全
回鵬にイア4V足するものは児出されていないのが現状
である。
光硬化性のフレキシブル・プリント配線板用レジスト・
インキに必要とされる代表的性能としては、 (1)基板フィルムが可撓性であるため被覆されるレジ
スト・インキ自体も同様の可撓性が要求される。従来の
アルキッド・メラミン系、エポキシ系 9− などのレジスト[株]インキにはこの可撓性が不足して
いる。
(2)基板フィルムおよび銅箔への強固な密着性が要求
さtする。
(3)耐溶剤性が要求される。而・j溶剤セ):は上記
の加熱硬化型のレジスト・インキでは比較的優九でいる
が、前述I−たように可撓性が不十分である。
(4)優れた電気性能が要求される。
この様々性能を有するフレキシブルプリント配線板用レ
ジスト・インキとしてはこれまでに若干の提案がなされ
てきた。例えば、アリールオキシアルキルアクリレート
を主成分として、これにエチレングリコールジアクリレ
ート、メチレンビスアクリルアミドなどの重合性不飽和
結合を有する不飽和単量体と光重合開始剤と全含有させ
た光重合性組成物が提案されているが、この組成物から
得られる硬化レジスト膜1丁比較的良好な電気特性や耐
溶剤性を有L7ているものの、可撓性が非常に乏L5い
という重大な欠点を持ち、また密着性も十分でない。
本発明者等は、この様な従来のフレキシブル・プリント
配線板用レジスト・インキの欠陥全解決するための鋭意
研死4重ねた結果、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート、エステルアクリレート等の(メタ)アク1
jレート化合物と分子内にカルボキシル基を含惹する光
蓮合性化B物およびヒドロキシル基含有すZ1アルキル
アクリレート化合物とヒドロキシル基を肩するアルキル
メタクリレート化合物と全組合わせることにより、前記
しに従来のフレキシブル−プリント配線板用レジスト・
インキの欠陥が解決きれることを見出1゜本発明に到達
」、六二。
すなわち、本発明は、少なくとも分子内[2個の(メタ
コアクリレート基金含有するエボギシアクリレート樹脂
、ウレタンアクリレート樹脂およびエステルアクリレー
ト樹脂から々る群から選ばれた(メタ)アクリレート化
& 吻(p、) 、少なくとも分子内に1個のカルボキ
シル基を含有する光重合性化合物(B)、ヒドロギシル
基含有アルキルアクリレート化合物(C)およびヒドロ
キシル基含有アルキルメタクリレート化合物(D) ?
必須成分とすることを特徴とする光重合性樹脂組成物で
ある。
本発明組成物は従来得られ彦かった優れた可撓性と耐溶
剤性とを兼ね備えているばかりでなく、良好な電気絶縁
特性、密着性、耐水性などの諸性能を有している。また
、光重合性樹脂組成物としては保存安定性にも優れてい
るという別の大きな長所をも有している。
本発明の少なくとも分子内に2個の(メタ)アクリレー
ト基(アクリロイルオキシ基および/またはメタクリロ
イルオキシ基を総称する。以下同様〕全含有する光重合
性(メタ)アクリレート化合物(A)とは、エポキシア
クリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂捷たは/お
よびエステルアクリレート樹脂であり、エポキシアクリ
レート樹脂とは分子中に少なくとも2個のアクリロイル
オキシ基および/またはメタクリロイルオキシ基と水酸
基が存在する構造を有し、ポリエポキサイドとアクリル
酸および/またはメタクリル酸との反応生成物またはグ
リシジルアクリレートおヨヒ/ 5− またはグリシジルメタクリレートと多塩基醸捷たは多塩
基酸無水物と水との混合物との反応生成物等が挙げられ
る。
ポリエポキサイドとしては、多価アルコール、例、tは
ビスフェノールA1ビスフエノールF、ハロゲン化ビス
フェノールA1エチレングリコール、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール等のポリグリシジルエー
テル、多価カルボン酸、例えばダイマー酸、フタル酸、
テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、コハク
酸、マレイン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の
ポリグリシジルエステルがある。
ポリエポキサイドとアクリル酸又はメタクリル酸とを反
応させる方法と【、ては、例えば60〜150℃で第3
級アミン又は第4級アンモニウム塩を触媒として反応さ
せる方法がある。
また多塩基酸又はその酸無水物としては、フタル酸、テ
トラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、コハク酸
、マレイン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸および
その酸無水物が挙げられる。
 6− グリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレート
と多塩基酸捷たは多塩基酸無水物と水との混合物と全反
応させる方法と1.では、例えば、60〜150℃で第
3級アミン又は第4級アンモニウム塩を触媒とし、て反
応させる方法がある。ウレタンアクリレート樹脂は分子
中に少なくとも2個のアクリロイルオキシ基および/1
にはメタクリロイルオキシ基とウレタン結合が存在する
構造を有【−2、例えばジイソシアネート化合物と2個
以上のアルコール性水酸基官有化合物全予め反応させて
得られる末端インシアネート基含有化合物に、さらにア
ルコール性水酸基含有(メタ)アクリレート類全反応さ
せて得ら扛る分子内に2個の(メタ)アクリロイルオキ
シ基を有するウレタン変性ジ(メタ〕アクリレート類、
ジイソシアネート化合物と3個以上のアルコール性水酸
基含有化合物を予め反応させて得られる末端インシアネ
ート基含有化合物に、さらにアルコール性水酸基含有(
メタ)アクリレ−トラ反応させて得られる分子内に3個
以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレタン
変性ポリCメタ)アクリレート類などがある。
本発明に用いる光重合性(メタ〕アクリレート化合物r
A)としては、前記エポキシアク1)レート樹脂の分子
中に存在する水酸基をポリイソシアネート化合物と反応
させたウレタン変性Cメタ)アクリレート化合物であっ
てもよい。
エステルアクリレート樹脂に分子中に少なくとも2個の
アクリロイルオキシ基および/またはメタクリロイルオ
キシ基とエステル結合が存在する構造を有し、例えばカ
ルボン酸成分とR7てアクリル酸捷たはメタクリル酸お
よび多価カルボン酸とアルコール成分として2価以上の
多価アルコールと全反応させて得らj−るオリゴエステ
ルジ(メタ)アクリレート類などがある。
本発明の光重合性樹脂組成物の必須成分である分子内に
少なくとも1個のカルボキシル基1[する光重合性化合
物(B)として附゛、例えば、(1)アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸力どの不
飽和カルボン駿系化合物類、(II)次の一般式(1)
で表わされる化合物がある。
R。
rcH,= C−Cooチー(R7)−A−イR8←−
−+C00H) ・・イI)m n C式中、R1は水素又はメチル基を示17、R7および
R島は各々脂肪族、芳香族、脂環族の残基金示し、人は
エステル結合を表わし、mおよびnは名々1〜3の正の
整数を示す。) 一般式(1)において、R1は炭素原子数2〜10であ
る2〜4価の炭化水素基またはヒドロキシル基含有炭化
水素基でおることが好丑しく、R3は炭素原子数2〜1
0である2〜4価の脂肪族多塩基酸残基、炭素原子数6
〜15である2〜4価の芳香族多塩基酸残基又は炭素原
子数6〜10である2〜4価の脂環族多塩基酸残基でβ
ることが好ま(、。
い。
一般式(1)で表わされる化合物としては、次のような
化合物がある。
m=1、n=1の化合物としては、例えば、コハク酸モ
ノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、フタル
酸モノ(メタ)アクリロイルオキ9− ジエチルエステル、マレイン酸モノ(メタ)アクリロイ
ルオキシエチルエステル、テトラハイドロフタル酸モノ
(メタ〕アクリロイルオキシエチルエステル、ヘキサハ
イトロンタル酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチル
エステルなどがある。
m=1、n=2の化合物としては、例えば、トリメリッ
ト酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシエチルエス
テルなど。m=1、n=3の化合物として、例えばピロ
メリット酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルエステルなどがある。
m=2、n=1の化合物としては、例えば、フタル酸モ
ノ−2−メタクリロイルオキシ−1−(メタ〕アクリロ
イルオキシメチルエチルエステル、コハク酸モノー2−
メタクリロイルオキシ−1−(メタ)アクリロイルオキ
シメチルエチルエステルなどがある。
m=2、n=2の化合物と[7ては、例えば、トリメリ
ット酸モノ−2,2−ビス(メタ)アクリロイルオキシ
メチルブチルエステルなどがある。
m ” 3、n=2の化合物としては、例えば、トリメ
リット酸モノ−3−(メタ)アクリロイルオキシ−2,
2−ジ(メタグアクリロイルオキシメチルプロピルエス
テルなどがある。
m=3、n=3の化合物と[7て、例えば、ピロメリッ
ト酸モノ−3−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2−
ビス(メタグアクリロイルオキシメチルプロピルエステ
ルなどがある。
光重合性化合物(B)とL2ては、前述の化合物の中で
、%[(li)のものが好捷しい。これらの分子内にカ
ルボキシル基含有する光重合性化合物(B)は単独に捷
たけ2種以上併用し、で使用される。
本発明のヒドロギシル基を有するアルキルアクリレート
化合物(C)またはヒドロキシル基含有するアルキルメ
タクリレート化合物(D)としては、例えばヒドロキシ
メチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ
コアクリレート、ヒドロキシ−n−プロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシ−1−プロピル(メタ)アクI
JL/−)、ヒドロキシ−n−ブチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシネオペンチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
−n−ヘキシル(メタ)アクリレ−ドナトノヒドロキシ
アルキル(メタ)アク1)レートがある。
本発明ticおいて第5成分と[、て使用可能な曲の光
重合性化合物とは、前記光重合付化合物(A)。
(B)、 (C)、 (D) ?除く分子内に1個以上
の光重合性二重結合を有する化合物である。
このような分子内に1個の光重合性二重結合?有する光
重合n」能な化合物と1〜では、例えば、(1)スチレ
ン、クロロスチレンなどのスチレン系化合物類、(It
) n −、5ea−およびt−ブチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなど
のアルギル(メタ)アクリレート類、メトキシエチル(
メタ)アクリレートなどのアルコキシアルキル(メタ)
アクリレート類、フェノキシエチル(メタ)アクリレー
トなどのアリロキシアルキル(メタコアクリレート類、
ハロゲン1u換アルキル(メタ)アクリレート類あるい
はポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートな
どのポリオキシアルキレングリコールモノ(メタ)アク
リレート類あるいはアルコキシポリオキシルアルキレン
モノ(メタ)アクリレートなどの置換アルキルモノ(メ
タ)アクリレート類、OH)ビスフェノールAのエチレ
ンオキシドおよびブ「1ピレンオキシド付カロ物などの
ビスフェノールAのアルギレンオキシドの付加物のモノ
(メタ)アクリレート類、水X化ビスフェノールAのエ
チレンオキシド付7J[] 物/Zどの水素化ビスフェ
ノールAのアルキレンオキシド付加物のモノ(メタ)ア
クリレート類、0φジイソシアネ一ト化合物と2個以上
のアルコール性水酸基含有化合物全予め反応させて得ら
れる末端イソシアネート基含有化合物に、さらにアルコ
ール性水酸基含有(メタ)アクリレート類を反応させて
得られる分子内に1個の(メタコ基含有ロイルオキシ基
金有するウレタン変性モノ(メタ)アクリレート類、閏
分子内に1個以上のエポキシ基含有する化合物にアクリ
ル酸″!Pたはメタクリル!’に反応させて得られるエ
ポキシモノ(メタアクリレート類、およびQl)カルボ
ン酸成分とし=13− てアクリルitたはメタクリル酸および多価カルボン酸
とアルコール成分として2価以上の多価アルコールと紮
反応させて得られるオリゴエステルモノ(メタコアクリ
レート類々どがある。
また分子内に2個の光重合性二重結合?有する光重合可
能な化合物としては、例えば、(1)エチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(
メタ)アクリレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ
)アクリレート、ネオベンチルグリコールジ(メタコア
クリレート、]、6−ヘキサンシオールジ(メタコアク
リレートなどのアルキレングリコールジ(メタ)アクリ
レート類、ポリグロピレングリコールジCメタ)アクリ
レート々とのポリオキシアルキレングリコールジ(メタ
)アクリレート類、ハロゲン置換アルキレングリコール
ジ(メタ)アクリレート類などの置換アルキレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート類、叩ビスフェノールAの
エチレンオキシドおよびプロピレンオキシド付加物々ど
のビスフェノールAノア及キレンオキシド刊刀1物のジ
(メタ)アジリ 14− レート類、水素化ビスフェノールAのエチレンオキシド
およびプロピレンオキシド付方n物等の水素化ビスフェ
ノールAのアルキレンオキシド付加物のジ(メタ)アク
リレート類などがある。
分子内に3個以上の光重合性二重結合を有する光重合可
能な化合物としては、例えば、(1))IIメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレートなどの3価以上の脂肪
族多価アルコールのポリ(メタコアクリレート類、3価
以上のハロゲン置換脂肪族多価アルコールのポリ(メタ
ノアクリレート類などがある。
本発明組成物における前記(メタ)アクリレート化合物
(3)、分子内にカルボキシル基をWfる光重合性化合
物(B)およびヒドロキシル基含有するアクリレート化
合物(C)とヒドロキシル基分有するメタクリレート化
合物(D)の配合比は(Al : (B3 :(c+D
) = 10 + 70720〜90!7:3(重1比
)の範囲であるが、好11−〈は(A) : (B) 
:(C+D)= 40 : 40 : 20〜85!1
0:5(it闇゛比〕である。
(メタ)アクリレート化合物(A、)が10重量%未満
の場合は銅箔への密着性が悪く、一方〇メタ)アクリレ
ート化合物(A)が90重量%?越えても銅箔への奮着
性が低下する。ヒドロキシル基含有アクリレート化合物
およびメタクリレート化合物(C+D)は3重量係未満
の場合は十分な耐溶剤性が得られず、20重針%を越え
るとレジスト膜がもろくなり、しかも耐湿性が低下する
ヒドロキシル基含有アクリレート化合物(C)とヒドロ
キシル基含菊メタクリレート化合物(D)との配合比は
(C) : (D) −〇、3 : 0.7〜0.7 
: 0.3Cモル比)であるが、好壕しくけ(C) :
 (D) =0.5 : 0.5 (そル比)である。
(C) : (D)= 0.3 : 0.7〜0.7 
: 0.3 (モル比〕以外の配合比では耐溶剤性にお
いて十分な性能が得られず、さらに(C)と(2)のう
ちのどちらか?単独で使用17た場合とほとんど差がな
い。前記(C) : E)) −(1,3ヂ0.7〜0
.7 : 0.3cモル比〕の範囲内の場合のみ優れた
耐溶剤性能全示し、特に(C):■)=0.5〜0.5
(モル比)の範囲においては特に優れた性能を示す。本
発明において第5成分として使用可能な他の光重合性化
合物は約30モルチ以下用いてもよい。
本発明においては通常光開始剤全添加する。使用する光
開始剤としては、例えば、ベンジルジメチルケタールな
どのケタール類、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテ
ルなどのベンゾイン類、1−クロルアントラキノン、2
−エチルアントラキノンなどのアントラキノン類、ベン
ゾフェノン、p−ジメチルアミノベンゾフェノンなどの
ベンゾフェノン類、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピ
オフェノンなどのプロピオフエノン類、ジベンゾスベロ
ンナトのスベロン類、チオキサントンなどの含イオウ化
合物、メチレンブルーなどの色素類などがあげられ、こ
れらの光開始剤は単独にまたは2種以上併用し、で使用
される。
その光開始剤の配合量は(メタ〕アジリレート化合物(
3)とカルボキシル基含有重合性化合物(B)およびヒ
ドロキシル基含有アクリレート化合物(C)とヒドロキ
シル基含有メタクリレート化合物0の総量または第5成
分として使用される他の光重合性化合物(2)を加えた
総量に対して0.05〜205〜20重量%好1しくけ
0.5〜10重量%である。
本発明の光重合性樹脂組成物は必要に応じて各種の他の
成分を配合、添加することが可能である。
例えば、各種の無機充填剤、揺変剤、レベリング剤、消
泡剤、可塑剤、着色剤等である。本発明の光重合性樹脂
組成物は常法に従い、例えば三本ロール等を用いて製造
され保存安定性の良好々組成物とすることができる。
本発明の光重合性樹脂組成物は、例えば印刷、塗布など
の後、紫外線、電子線などの活性光線全照射して硬化さ
せる。紫外線照射に用いる光源としては、太陽光線、ケ
ミカルランプ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハイラ
ンドランプ、キセノンランプなどが使用される。
本発明組成物より得られる硬化レジスト膜は、従来の加
熱硬化性樹脂組成物および光硬化性樹脂組成物からでは
得ることのできなかった優れた可撓性と耐熱性とを兼備
【−7でいるばかりでなく、良好な電気絶縁特性、密着
性、耐水性などの諸性能−1只 − を有するものである。
本発明の光重合性樹脂組成物は上記した長所を生かして
、可撓性プリント配線板のレジスト、オーバーコート、
アンダーコート、絶縁コート等ノ永久保護膜として使用
することができる。
本発明をさらに具体的に説明するために以下に実施例を
めげるが、勿論、本発明はそれらの実施例によって何ら
限定されるものではない。
実施例中、部およびチとi)るのは各々重量部および重
量%全示す。
実施例および比較例における性能測定は以下の方法に従
った。
〈密着性〉 硬化膜のコハン目クロスカットのセロファンテープ剥離
試験(JIs K−5400)に従った。
〈可撓性〉 180℃の外折り内折り試験によるクラック発生の有無
全判定し7た。
〈耐溶剤性〉 1.1,1.−)リクロルエタン煮沸浸漬5分、または
トリクレン煮沸浸漬5分後の外観変化および接着性を測
定した。
く電気特性〉 エツチング法により形成しまたくし型電極(J■5Z−
3197)’に用い、硬化膜の各種試験による絶縁抵抗
値(500V−1分印加)の劣化全測定した。
合成例1 温度計、攪拌機還流式冷却管全備えた反応容器にビスフ
ェノールAのジグリシジルエーテル、エピコート828
(油化シェルエポキシ製品)380部、アクリル酸15
2部−よびハイドロキノン0.05 部全仕込み、触媒
と【−でトリメチルベンジルアンモニウムクロリド1.
19部全添腑し、120℃でエステル化を行ない、酸価
測定により反応率が95%以上になる捷で反応させエポ
キシアクリレート樹脂(1)を得た。
合成例3.4 合成例1と同じ方法を用い、ダイマー酸のジグリシジル
エステル、エビコー) 871 (油化シヱルエボキシ
製品)および多価アルコールのポリグリシジルエーテル
、アラルダイトCT508(チバガイギー製品)とアク
リル酸とを反応させ、それぞれエポキシアクリレート樹
脂価、エポキシアクリレート樹脂(1111)を得た。
実施例1 合成例1により得たエポキシアクリレート樹脂(1)L
oom、コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステ
ル50部、ヒドロキシエチルアクリレート5部、ヒドロ
キシエチルメタクリレート5部、ベンジルジメチルケタ
ール5部、微粉末シリカ(日本アエロジル製アエロジル
300)l!1顔料としてフタロシアニングリーン0.
8部およびシリコン系消泡剤0.5部を三本ロールを用
いてよく混練し光重合性樹脂組成物(a)とした。
予めエツチング法により回路形成され友フレキシブル・
プリント配線板(カプトン25μm/銅箔35μm1線
巾500μm1線間500μm)上に通常のスクリーン
印刷法により上記光重合性樹脂組成物(a)を、60μ
の厚みに塗布した後15αの距離で80W/口水冷式超
高圧水銀灯を20秒間照射I−で−91−“ 硬化させた。
得られたフレキシブル・プリント配線板上の硬化膜の性
能全測定し下記の結果を得た。
〈密着性〉 全く剥離現象は認められ々かった。
〈可撓性〉 クラックの発生は全く認められなかった。
く耐餅剤性〉 表1の如く異常は認められなかった。
表 1 く電気絶縁性〉 光重合性樹脂組成物(a) k予めエツチング法により
形成しtくし型電極(JIS Z−3197)上にスク
リーン印刷法により塗布(60μm〕シフ、前記照 2
2− 射条件で硬化させ試験片とした。この試験片ケ用いた各
種試験後の絶縁抵抗値(500V−1分印加)は表2の
通り良好な結果7示1.た。
表 2 比較例1 実施例1のヒドロキシエチルアクリレートとヒドロキシ
エチルメタクリレートを含有しない以外は実施例1と同
様の方法で硬化膜を得た。この硬化膜について実施例1
と同様に【7て各種試験を行ったところ、可撓性、電気
絶縁性に関しては実施例1と顕著な相違は見られなかっ
たが、耐溶剤性試験において剥離を生じた。
実施例2〜5 実施例1と同様にして表3に示した配合組成からなる4
種の光重合性樹脂組成物(b+Q+d*6)を調製した
。なお、各組成物には実施例1と同様に光開始剤として
ベンジルジメチルケタール3部、微粉末シリカ(前出9
1部、フタロシアニングリーン0.5部およびシリコン
系消泡剤0.3部を添加した。
上記実施例2〜5の各光重合性樹脂組成物?用いて実施
例1と同様の方法により硬化膜を得た。
各硬化膜について実施例1と同様にり、て各種の試験を
行なったところ、耐溶剤性試験において1゜1.1−ト
リクロルエタンおよヒドリクロルエチレン煮沸浸漬5分
後いずれも外観変化は全くなく、密着性も100/1(
10であった。又、可撓性、電気絶縁性に関[2ても良
好な結果を示した。
実施例6・〜7、比較例2〜7 実施例1と同様i’rX l−て表4Qこ示した配合組
成からなる6種の′″It、 ’nc合性側脂組成物(
flg、h、1.j。
k、1.m)全調製した。なお各組成物には実施例1と
同様に光開始剤と[7てベンジルジメチルケタール3部
、微粉末シリカ(前出)1部、フタロシアニングリーン
0.5部およびシリコン系消泡剤0.3部を添加りまた
上記実癩例6〜7、比較例2〜7の各党重合件樹脂組成
物を用いて実施例1と同様の方法により硬化膜全書た。
各硬化膜について実施例1と同様に[、て各種の試験を
行ったところ、実施例6〜7については密着性、可撓性
、耐溶剤性および電気絶縁性に関【〜で、表5に示]、
た通り良好な結果を得た。一方、比較例2〜7では表5
に示す様に性能が不十分であった。
表 5 特許出願人 東洋?ffj 績株式会社 28−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少女くとも分子内に2個の(メタ)アクリレート基を含
    有するエポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレー
    ト樹脂およびエステルアクリレート樹脂からなる群から
    選ばれた〔メタコアクリレート化合物(A)、少なくと
    も分子内に1個のカルボキシル基を含ゼする光重合性化
    合物(B)、ヒドロキシル基含有アルキルアクリレート
    化合物(C)およびヒドロキシル基含有アルキルメタク
    リレート化合物(D) ’e必須成分とすること全特徴
    とする光重合性樹脂組成物。
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