JPS6018638Y2 - 燃料供給ポンプ - Google Patents
燃料供給ポンプInfo
- Publication number
- JPS6018638Y2 JPS6018638Y2 JP8187780U JP8187780U JPS6018638Y2 JP S6018638 Y2 JPS6018638 Y2 JP S6018638Y2 JP 8187780 U JP8187780 U JP 8187780U JP 8187780 U JP8187780 U JP 8187780U JP S6018638 Y2 JPS6018638 Y2 JP S6018638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side magnet
- joint
- rotor
- driven side
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車または船舶等のエンジンに燃料を供給
するマグネットカップリング式燃料供給ポンプに関する
もので、特にマグネットカップリングの従動側マグネッ
トが軸方向の動きに影響なくポンプに回転力を伝えるよ
うにした燃料供給ポンプに関するものである。
するマグネットカップリング式燃料供給ポンプに関する
もので、特にマグネットカップリングの従動側マグネッ
トが軸方向の動きに影響なくポンプに回転力を伝えるよ
うにした燃料供給ポンプに関するものである。
従来、マグネットカップリング式燃料供給ポンプにおい
ては駆動側マグネットと従動側マグネットとが軸方向の
位置決めを必要とする構造になっていて、(1)従動側
マグネットの軸方向の支持が必要であるため部品点数が
多くなり、(2)マグネットの軸方向支持部で接触摩擦
抵抗を受けるためこの部分でのトルクロスがあり、また
耐久性の向上も難しく、(3)従動側マグネットのスラ
スト調整が必要なため組付作業が複雑である欠点がある
。
ては駆動側マグネットと従動側マグネットとが軸方向の
位置決めを必要とする構造になっていて、(1)従動側
マグネットの軸方向の支持が必要であるため部品点数が
多くなり、(2)マグネットの軸方向支持部で接触摩擦
抵抗を受けるためこの部分でのトルクロスがあり、また
耐久性の向上も難しく、(3)従動側マグネットのスラ
スト調整が必要なため組付作業が複雑である欠点がある
。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、ポンプ部へ軸
方向の力は伝えないで、回転力のみを伝えるように、従
動側マグネットの軸方向支持をなくすことにより、接触
摩擦抵抗を減少させて寿命を向上させることができ、ま
た部品点数を減少させると共に、従動側マグネットのス
ラスト調整が不要となり組付作業を容易にすることがで
きる燃料供給ポンプを提供することを目的とするもので
ある。
方向の力は伝えないで、回転力のみを伝えるように、従
動側マグネットの軸方向支持をなくすことにより、接触
摩擦抵抗を減少させて寿命を向上させることができ、ま
た部品点数を減少させると共に、従動側マグネットのス
ラスト調整が不要となり組付作業を容易にすることがで
きる燃料供給ポンプを提供することを目的とするもので
ある。
上記目的を遠戚するために、本考案の燃料供給ポンプは
、ポンプ部と駆動部を仕切板により仕切り、仕切板をは
さんで駆動側マグネットと従動側マグネットを対向して
配置したマグネットカップリング式燃料供給ポンプにお
いて、一端を固定したシャフトにポンプのロータを回転
可能に支持すると共にシャフトに軸受を介してジヨイン
トを回転可能にかつ軸線方向移動可能に支持し、ジヨイ
ントを従動側マグネットに固定し、ジヨイントに形成さ
れた軸線方向に延びる突起をロータに形戊された軸線方
向の穴に嵌合させて従動側マグネットに伝達された回転
力をジヨイントを介してロータに伝えると共にジヨイン
トをロータに対して軸線方向移動可能に設けたことを特
徴とする。
、ポンプ部と駆動部を仕切板により仕切り、仕切板をは
さんで駆動側マグネットと従動側マグネットを対向して
配置したマグネットカップリング式燃料供給ポンプにお
いて、一端を固定したシャフトにポンプのロータを回転
可能に支持すると共にシャフトに軸受を介してジヨイン
トを回転可能にかつ軸線方向移動可能に支持し、ジヨイ
ントを従動側マグネットに固定し、ジヨイントに形成さ
れた軸線方向に延びる突起をロータに形戊された軸線方
向の穴に嵌合させて従動側マグネットに伝達された回転
力をジヨイントを介してロータに伝えると共にジヨイン
トをロータに対して軸線方向移動可能に設けたことを特
徴とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
1はシャフト、2はポンプカバーであって、シャフト1
の一端はポンプカバー2に圧入されている。
の一端はポンプカバー2に圧入されている。
3はポンプのロータであり、シャフト1のまわりを自由
に回転することができる。
に回転することができる。
4はジヨイント、5は永久磁石である従動側マグネット
、6は軸受であって、従動側マグネット5がシャフト1
に軸受6、ジヨイント4の1端部を順次重ねて取り付け
られ、ジヨイント4をシャフト1のまわりに回転するこ
とができる。
、6は軸受であって、従動側マグネット5がシャフト1
に軸受6、ジヨイント4の1端部を順次重ねて取り付け
られ、ジヨイント4をシャフト1のまわりに回転するこ
とができる。
7はジヨイント4の他端部に設けられた数本の軸線方向
に延びる突起であり、ロータ3に設けられた数個の軸線
方向の六8にそれぞれ嵌合されて回転力をロータ3に伝
達する。
に延びる突起であり、ロータ3に設けられた数個の軸線
方向の六8にそれぞれ嵌合されて回転力をロータ3に伝
達する。
9はポンプ部と駆動部とを仕切る仕切板、10はスペー
サ、11はポンプシート、12はビスであって、ポンプ
カバー2、スペーサ10およびポンプシート11と共に
仕切板9がハウジング13に固定されている。
サ、11はポンプシート、12はビスであって、ポンプ
カバー2、スペーサ10およびポンプシート11と共に
仕切板9がハウジング13に固定されている。
14は永久磁石である外側の駆動側マグネットで、従動
側マグネット5が仕切板9をはさんで互いに吸引するよ
うに極を配置してトルク伝達を行うようにしたマグネッ
トカップリング(中心カップリング)をなし、15は駆
動側マグネット14を固定した磁性体のベース、16は
モータシャフトであって、ベース15にモータシャフト
16が圧入されている。
側マグネット5が仕切板9をはさんで互いに吸引するよ
うに極を配置してトルク伝達を行うようにしたマグネッ
トカップリング(中心カップリング)をなし、15は駆
動側マグネット14を固定した磁性体のベース、16は
モータシャフトであって、ベース15にモータシャフト
16が圧入されている。
上記構成において本考案の作用を図において説明スる。
モータからモータシャフト16およびベース15を介し
て駆動側マグネット14に伝えられた回転力は、従動側
マグネット5に伝えられ、ジヨイント4を介してその数
本の突起7によってロータ3に伝達されてポンプ作動を
行う。
て駆動側マグネット14に伝えられた回転力は、従動側
マグネット5に伝えられ、ジヨイント4を介してその数
本の突起7によってロータ3に伝達されてポンプ作動を
行う。
従動側マグネット5は、ポンプカバー2に1端が固定さ
れたポンプシャフト1に軸受6、ジヨイント4と共に取
り付けられているので、軸方向の位置が駆動側マグネッ
ト14の組付時等に多少ずれた場合にも、ジヨイント4
の突起7がロータ3の穴8内で軸線方向に移動して、ジ
ヨイント4をロータ3に対して相対的に軸線方向に移動
させ、それによりロータ3に軸方向の荷重を加えずに回
転力のみを伝達することができる。
れたポンプシャフト1に軸受6、ジヨイント4と共に取
り付けられているので、軸方向の位置が駆動側マグネッ
ト14の組付時等に多少ずれた場合にも、ジヨイント4
の突起7がロータ3の穴8内で軸線方向に移動して、ジ
ヨイント4をロータ3に対して相対的に軸線方向に移動
させ、それによりロータ3に軸方向の荷重を加えずに回
転力のみを伝達することができる。
また、ポンプシャフト1は、一端で固定支持しているた
め、軸受6は従動側マグネット5の内側に1箇所取付け
るだけですみ、かつポンプシャフト1とモータシャフト
16の芯あわせを簡単に行うことができる。
め、軸受6は従動側マグネット5の内側に1箇所取付け
るだけですみ、かつポンプシャフト1とモータシャフト
16の芯あわせを簡単に行うことができる。
以上述べたような本考案においては、内側の従動側マグ
ネットを外側の駆動側マグネットと磁気バランスのとれ
る軸方向に移動できるように、従動側マグネットは一端
を固定されたシャフト上にジヨイントを介して支持する
と共に、該ジヨイントはポンプのロータに軸方向に摺動
可能に取り付けられるようにして、従動側マグネットの
軸方向支持をなくす構造としたので、マグネットの軸方
向支持による接触摩擦抵抗を減少させて寿命を向上させ
ることができ、部品点数も減少させることになり、また
組付または部品寸法のばらつきによりマグネットの位置
が多少ずれても、ポンプ室にはスラスト荷重を伝えるこ
となく、従動側マグネットのスラスト調整が不要になり
組付作業を容易にするという優れた効果がある。
ネットを外側の駆動側マグネットと磁気バランスのとれ
る軸方向に移動できるように、従動側マグネットは一端
を固定されたシャフト上にジヨイントを介して支持する
と共に、該ジヨイントはポンプのロータに軸方向に摺動
可能に取り付けられるようにして、従動側マグネットの
軸方向支持をなくす構造としたので、マグネットの軸方
向支持による接触摩擦抵抗を減少させて寿命を向上させ
ることができ、部品点数も減少させることになり、また
組付または部品寸法のばらつきによりマグネットの位置
が多少ずれても、ポンプ室にはスラスト荷重を伝えるこ
となく、従動側マグネットのスラスト調整が不要になり
組付作業を容易にするという優れた効果がある。
図は本考案の燃料供給ポンプの断面図である。
1・・・・・・ポンプシャフト、3・・・・・・ロータ
、4・・・・・・ジヨイント、5・・・・・・従動側マ
グネット、6・・・・・・軸受、7・・・・・・突起、
8・・・・・・穴、9・・・・・・仕切板、14・・・
・・・駆動側マグネット。
、4・・・・・・ジヨイント、5・・・・・・従動側マ
グネット、6・・・・・・軸受、7・・・・・・突起、
8・・・・・・穴、9・・・・・・仕切板、14・・・
・・・駆動側マグネット。
Claims (1)
- ポンプ部と駆動部を仕切板により仕切り、該仕切板をは
さんで駆動側マグネットと従動側マグネットを対向して
配置したマグネットカップリング式燃料供給ポンプにお
いて、一端を固定したシャフトにポンプのロータを回転
可能に支持すると共に該シャフトに軸受を介してジヨイ
ントを回転可能にかつ軸線方向移動可能に支持し、前記
ジヨイントを前記従動側マグネットに固定し、前記ジヨ
イントに形成された軸線方向に延びる突起を前記ロータ
に形成された軸線方向の穴に嵌合させて前記従動側マグ
ネットに伝達された回転力を前記ジヨイントを介して前
記ロータに伝えると共に前記ジヨイントを前記ロータに
対して軸線方向移動可能に設けたことを特徴とする燃料
供給ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187780U JPS6018638Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 燃料供給ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187780U JPS6018638Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 燃料供給ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575950U JPS575950U (ja) | 1982-01-12 |
JPS6018638Y2 true JPS6018638Y2 (ja) | 1985-06-05 |
Family
ID=29444250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8187780U Expired JPS6018638Y2 (ja) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | 燃料供給ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018638Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104638U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | アルプス電気株式会社 | 高周波機器の端子支持機構 |
JPS60178986A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-09-12 | フレセニウス・ア−ゲ− | ギヤ−ポンプ |
-
1980
- 1980-06-12 JP JP8187780U patent/JPS6018638Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575950U (ja) | 1982-01-12 |
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