JPS60186319A - ワイヤ−カツト放電加工機 - Google Patents
ワイヤ−カツト放電加工機Info
- Publication number
- JPS60186319A JPS60186319A JP59039075A JP3907584A JPS60186319A JP S60186319 A JPS60186319 A JP S60186319A JP 59039075 A JP59039075 A JP 59039075A JP 3907584 A JP3907584 A JP 3907584A JP S60186319 A JPS60186319 A JP S60186319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower arm
- wire
- wire electrode
- workpiece
- discharge machine
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H11/00—Auxiliary apparatus or details, not otherwise provided for
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、連続して供給されるワイヤー電極と被加工
物との間に放電を発注させて、その放電エネルギーによ
シ被加工物を加工するワイヤーカット放電加工機に関す
るものである。
物との間に放電を発注させて、その放電エネルギーによ
シ被加工物を加工するワイヤーカット放電加工機に関す
るものである。
発明の目的
この発明の目的は、構造が簡単で安価に製作することが
できるとともに、加工槽の側壁に形成された長孔の開口
周縁と、その長孔に水平方向へ相対移動可能に貫通され
たワイヤー電極案内用の下方アームとの間の間隙を、常
にシール状態に保持して、その間隙から加工槽内の加工
液が漏れるのを確実に防止することができるワイヤーカ
ット放電加工機を提供することにある。
できるとともに、加工槽の側壁に形成された長孔の開口
周縁と、その長孔に水平方向へ相対移動可能に貫通され
たワイヤー電極案内用の下方アームとの間の間隙を、常
にシール状態に保持して、その間隙から加工槽内の加工
液が漏れるのを確実に防止することができるワイヤーカ
ット放電加工機を提供することにある。
発明の構成
この発明は、前記の目的を達成するために、被加工物を
支持する加工槽と、その加工槽の側壁にほぼ水平方向に
形成された長孔を通って被加工物の下方位置に延びると
ともに、加工槽に対し水平方向へ相対的に移動し得るよ
うに配置され、前記ワイヤー電極を案内するための下方
電極ガイドを持った下方アームと、前記加工槽の長孔の
上下に沿って加工槽の側壁に設けられた案内溝と、両端
の巻同部が前記長孔の両側において加工槽の側壁に支持
されるとともに、その両巻同部間の中間部が前記案内溝
に摺動可能に支持され、はぼ中央に前記下方アームを摺
動可能に嵌合するための嵌合孔が設けられた可撓性を有
する帯板状の遮蔽体とを備え、その遮蔽体によシ加工槽
の長孔の開口周縁と下方アームとの間の間隙をシールす
るように構成したものである。
支持する加工槽と、その加工槽の側壁にほぼ水平方向に
形成された長孔を通って被加工物の下方位置に延びると
ともに、加工槽に対し水平方向へ相対的に移動し得るよ
うに配置され、前記ワイヤー電極を案内するための下方
電極ガイドを持った下方アームと、前記加工槽の長孔の
上下に沿って加工槽の側壁に設けられた案内溝と、両端
の巻同部が前記長孔の両側において加工槽の側壁に支持
されるとともに、その両巻同部間の中間部が前記案内溝
に摺動可能に支持され、はぼ中央に前記下方アームを摺
動可能に嵌合するための嵌合孔が設けられた可撓性を有
する帯板状の遮蔽体とを備え、その遮蔽体によシ加工槽
の長孔の開口周縁と下方アームとの間の間隙をシールす
るように構成したものである。
実施例
以下、この発明の一実施例を図面に従って詳細に説明す
る。
る。
さて、この実施例のワイヤーカット放電加工機において
は、第１図に示すようにフレーム１の一側に加工槽２が
水平方向の前後及び圧右に相対移動可能に配置され、そ
の内部に加工液りを満たした状態で被加工物Ｗ２支持で
きるようになっている。加工槽２の上方においてフレー
ム１には上方アーム３が設けられ、その下部には導電性
のローラよシなる上方電極ガイド４が垂直方向へ移動調
節可能に支持されている。加工槽２の側壁を貫通して被
加工物Ｗの下方位置に水平に延びるように、フレーム１
の側部には導電性の筒状体よシなる下方アーム５がフレ
ーム１に対し絶縁した状態で突設され、その先端には導
電性のローラよシなる下方電極ガイド６が下方アーム５
に対し絶縁した状態で支持されている。
は、第１図に示すようにフレーム１の一側に加工槽２が
水平方向の前後及び圧右に相対移動可能に配置され、そ
の内部に加工液りを満たした状態で被加工物Ｗ２支持で
きるようになっている。加工槽２の上方においてフレー
ム１には上方アーム３が設けられ、その下部には導電性
のローラよシなる上方電極ガイド４が垂直方向へ移動調
節可能に支持されている。加工槽２の側壁を貫通して被
加工物Ｗの下方位置に水平に延びるように、フレーム１
の側部には導電性の筒状体よシなる下方アーム５がフレ
ーム１に対し絶縁した状態で突設され、その先端には導
電性のローラよシなる下方電極ガイド６が下方アーム５
に対し絶縁した状態で支持されている。
前記フレーム１の上部には金属ワイヤーよシなるワイヤ
ー電極７を供給するための供給装置８が設けられるとと
もに、フレーム１の下部にはワイヤー電極７を巻取るた
めの巻取装置９が設けられている。そして、供給装置８
から繰出されるワイヤー電極７が案内ローラ１０、上方
電極ガイド４、下方電極ガイド６及び案内ローラ１１を
通って巻取装置９に導かれ、両電極ガイド４，６間にお
いて被加工物Ｗ上に連続的に供給されるようになってい
る。
ー電極７を供給するための供給装置８が設けられるとと
もに、フレーム１の下部にはワイヤー電極７を巻取るた
めの巻取装置９が設けられている。そして、供給装置８
から繰出されるワイヤー電極７が案内ローラ１０、上方
電極ガイド４、下方電極ガイド６及び案内ローラ１１を
通って巻取装置９に導かれ、両電極ガイド４，６間にお
いて被加工物Ｗ上に連続的に供給されるようになってい
る。
前記ワイヤー電極７と被加工物Ｗとの間には電源回路が
接続され、両者７．Ｗ間の加工間隙に繰返しパルス放電
全発生させて、その放電エネルギーによシ被加工物Ｗを
加工するようになっている。
接続され、両者７．Ｗ間の加工間隙に繰返しパルス放電
全発生させて、その放電エネルギーによシ被加工物Ｗを
加工するようになっている。
すなわち、前記電源回路において直流電源１２の一方の
端子には電界効果トランジスタ１３のソース端子が接続
され、そのゲート端子にはトランジスタ１３のスイッチ
ング動作全制御するためのスイッチング制御回路１４が
接続されている。トランジスタ１３のドレイン端子と電
源１２の他方の端子との間にはトランジスタ１３のスイ
ッチング動作に伴って生じるリアクタンヌを消去するた
めのダイオード１５及び抵抗１６が接続されている。
端子には電界効果トランジスタ１３のソース端子が接続
され、そのゲート端子にはトランジスタ１３のスイッチ
ング動作全制御するためのスイッチング制御回路１４が
接続されている。トランジスタ１３のドレイン端子と電
源１２の他方の端子との間にはトランジスタ１３のスイ
ッチング動作に伴って生じるリアクタンヌを消去するた
めのダイオード１５及び抵抗１６が接続されている。
そして、前記被加工物Ｗは導電性の下方アーム５全弁し
て電源回路のアース側端子に接続され、ワイヤー電極７
は下方電極ガイトロを介して電源回路の他方の端子に接
続されている。
て電源回路のアース側端子に接続され、ワイヤー電極７
は下方電極ガイトロを介して電源回路の他方の端子に接
続されている。
又、前記下方アーム５にはポンプ１７が接続され、この
ポンプ１７の作動により、作業開始時において加工液タ
ンクから下方アーム５内を経て加工槽２内に加工液りを
満たしたシ、加工作業中においてワイヤ電極７と被加工
物Ｗとの間の加工間隙に加工液りを供給したりできるよ
うになっている。
ポンプ１７の作動により、作業開始時において加工液タ
ンクから下方アーム５内を経て加工槽２内に加工液りを
満たしたシ、加工作業中においてワイヤ電極７と被加工
物Ｗとの間の加工間隙に加工液りを供給したりできるよ
うになっている。
次に、この発明の主要部である加工槽２の下方アーム貫
通部分のシール構成及び下方アーム５の内部構成につい
て、第２〜６図に基づき詳細に説明する。
通部分のシール構成及び下方アーム５の内部構成につい
て、第２〜６図に基づき詳細に説明する。
さて、この実施例では前記加工槽２の一側部において、
その側壁の下端近傍に下方アーム５を挿通するための長
孔２１がほぼ水平方向へ延びるように形成され、その長
孔２１の左右両側において加工槽２の側壁外面には収容
凹所２２がそれぞれ形成されている。長孔２１の外方に
おいてその長孔２１に沿って延びるように、加工槽２の
底壁上面には加工槽２からの漏洩水を受け止めるための
溝部２３が形成され、その溝部２３の一端に連通して加
工槽２の側壁には水抜き口２４が形成されている。
その側壁の下端近傍に下方アーム５を挿通するための長
孔２１がほぼ水平方向へ延びるように形成され、その長
孔２１の左右両側において加工槽２の側壁外面には収容
凹所２２がそれぞれ形成されている。長孔２１の外方に
おいてその長孔２１に沿って延びるように、加工槽２の
底壁上面には加工槽２からの漏洩水を受け止めるための
溝部２３が形成され、その溝部２３の一端に連通して加
工槽２の側壁には水抜き口２４が形成されている。
前記長孔２１に対応して加工槽２の側壁外面には案内板
２５が取付けられ、そのほぼ中央部には前記長孔２１に
対応して開口２６が形成されている。そして、第２．３
．５図に示すように、この案内板２５により加工槽２の
側壁外面に、長孔２１の上下に沿って水平に延びる一対
の案内溝２７が形成されている。
２５が取付けられ、そのほぼ中央部には前記長孔２１に
対応して開口２６が形成されている。そして、第２．３
．５図に示すように、この案内板２５により加工槽２の
側壁外面に、長孔２１の上下に沿って水平に延びる一対
の案内溝２７が形成されている。
前記案内板２５の左右両端の内面には上下一対の支持板
２８がそれぞれ取付けられ、加工槽２の収容凹所２２内
に向かって突出配置されている。
２８がそれぞれ取付けられ、加工槽２の収容凹所２２内
に向かって突出配置されている。
両収容凹所２２内において上下一対の支持板２８間には
巻取リール２９がそれぞれ回転用能に支持されている。
巻取リール２９がそれぞれ回転用能に支持されている。
そして、この実施例においては、各巻取リール２９が上
下一対の円板３０と側円板３０に嵌合固定された回転軸
３１とよ多構成されている。
下一対の円板３０と側円板３０に嵌合固定された回転軸
３１とよ多構成されている。
前記両巻取リール２９には可撓性を有する帯板状の遮蔽
体３２が左右両端の巻回部において巻回支承され、その
両巻四部間の中間部が加工槽２の長孔２１と案内板２５
の開口２６との間において、案内溝２７内に摺動可能に
挿通支持されている。
体３２が左右両端の巻回部において巻回支承され、その
両巻四部間の中間部が加工槽２の長孔２１と案内板２５
の開口２６との間において、案内溝２７内に摺動可能に
挿通支持されている。
遮蔽体３２のほぼ中央に形成された透孔３３にはシール
体３４が嵌合され、遮蔽体３２を挾んでシール体３４の
内端に固定板３５を嵌合するとともに、その固定板３５
に複数個のねじ３６をねじ込むことにより、透孔３３の
周縁に固定されている。
体３４が嵌合され、遮蔽体３２を挾んでシール体３４の
内端に固定板３５を嵌合するとともに、その固定板３５
に複数個のねじ３６をねじ込むことにより、透孔３３の
周縁に固定されている。
シール体３４の中央には前記下方アーム５を摺動可能に
嵌合するための嵌合孔３７が形成され、その内周には下
方アーム５の外周面に密着するバッキング３８が設けら
れている。
嵌合するための嵌合孔３７が形成され、その内周には下
方アーム５の外周面に密着するバッキング３８が設けら
れている。
そして、この実施例においては、前記遮蔽体３２が第５
図に示すように、その幅方向の中央部において外側へ湾
曲する性質を有しておシ、それに基づいて遮蔽体３２の
上下両端縁が案内溝２７に密着係合するようになってい
る。従って、前記加工槽２の長孔２１の開口周縁と下方
アーム５との間の間隙は、遮蔽体３２にて常にシール状
態に保持される。又、遮蔽体３２はそれぞれの巻回部に
おいてそれ自体の弾性力により巻回する性質を有してお
シ、遮蔽体３２が加工槽２に対し相対的に移動されたと
きには一方の巻回部では巻戻されるとともに、他方の巻
回部ではそれ自体の弾性力によシ巻取られるようになっ
ている。
図に示すように、その幅方向の中央部において外側へ湾
曲する性質を有しておシ、それに基づいて遮蔽体３２の
上下両端縁が案内溝２７に密着係合するようになってい
る。従って、前記加工槽２の長孔２１の開口周縁と下方
アーム５との間の間隙は、遮蔽体３２にて常にシール状
態に保持される。又、遮蔽体３２はそれぞれの巻回部に
おいてそれ自体の弾性力により巻回する性質を有してお
シ、遮蔽体３２が加工槽２に対し相対的に移動されたと
きには一方の巻回部では巻戻されるとともに、他方の巻
回部ではそれ自体の弾性力によシ巻取られるようになっ
ている。
一方、前記のように導電性の筒状体よシなる下方アーム
５の外端には第６図に示すように絶縁材よシなる端板３
９が複数個のねじ４０によシ嵌合固定されるとともに、
下方アーム５内には絶縁材よシなる複数個の支持板４１
が所定間隔をおいて配設され、最内側（第６図の右側）
に位置する支持板４１と前記端板３９との間には複数の
保持杆４２が架設されている。下方アーム５内の下部に
おいて長手方向に延びるように端板３９及び支持板４１
にはワイヤー案内パイプ４３が貫通支持され、前記ワイ
ヤー電極７を挿通案内できるようになっている。下方ア
ーム５内の中央−側寄シにおいて長手方向に延びるよう
に端板３９及び支持板４１には給電線４４が貫通支持さ
れ、この給電線４４を介してワイヤー電極７に給電を行
うようになっている。
５の外端には第６図に示すように絶縁材よシなる端板３
９が複数個のねじ４０によシ嵌合固定されるとともに、
下方アーム５内には絶縁材よシなる複数個の支持板４１
が所定間隔をおいて配設され、最内側（第６図の右側）
に位置する支持板４１と前記端板３９との間には複数の
保持杆４２が架設されている。下方アーム５内の下部に
おいて長手方向に延びるように端板３９及び支持板４１
にはワイヤー案内パイプ４３が貫通支持され、前記ワイ
ヤー電極７を挿通案内できるようになっている。下方ア
ーム５内の中央−側寄シにおいて長手方向に延びるよう
に端板３９及び支持板４１には給電線４４が貫通支持さ
れ、この給電線４４を介してワイヤー電極７に給電を行
うようになっている。
又、下方アーム５内の中央他側帯υにおいて長手方向に
延びるように端板３９及び支持板４１には給水パイプ４
５が貫通支持され、加工作業中にこの給水パイプ４５を
介してワイヤー電極７と被加工物Ｗとの間の加工間隙に
加工液りを供給するようになっている。下方アーム５の
外端上部において端板３９には供給パイプ４６が貫通支
持され、作！開始時等においてこの供給パイプ４６によ
シ下方アーム５内に加工液りを供給し、その下方アーム
５の内壁にて形成される案内通路を介して加工槽２内に
加工液りを満たすようになっている。
延びるように端板３９及び支持板４１には給水パイプ４
５が貫通支持され、加工作業中にこの給水パイプ４５を
介してワイヤー電極７と被加工物Ｗとの間の加工間隙に
加工液りを供給するようになっている。下方アーム５の
外端上部において端板３９には供給パイプ４６が貫通支
持され、作！開始時等においてこの供給パイプ４６によ
シ下方アーム５内に加工液りを供給し、その下方アーム
５の内壁にて形成される案内通路を介して加工槽２内に
加工液りを満たすようになっている。
さらに、前記下方アーム５の内端には第５図に示すよう
に絶縁板４７を介して導電性のブラケット４８が取付け
られ、このブラケット４Ｂの先端に前記下方電極ガイド
６が回転可能に支持されていて、ワイヤー電極７を周回
案内するようになっている。ブラケット４８上にはワイ
ヤー電極７を挿通するための一対の筒状体４９・ ５ｏ
が取付けられ、その内部にはワイヤー電極７を案内する
ためのガイド体５１が配設されている。ブラケット４８
の一部には嵌合孔５２が形成され、この嵌合孔５２に給
電線４４の内端が嵌合されていて、その給電線４４から
ブラケット４Ｂ及び下方電極ガイド６を介してワイヤー
電極７に給電されるようになっている。又、ブラケット
４Ｂ上には接続口５３が形成され、この接続口５３に前
記給水パイプ４５の内端がカップリング５４を介して接
続されていて、その給水パイプ４５からブラケット４Ｂ
の連通路５５・ ５６及びノズルとして作用する前記筒
状体４９を介して加工間隙に加工液りが供給されるよう
になっている。
に絶縁板４７を介して導電性のブラケット４８が取付け
られ、このブラケット４Ｂの先端に前記下方電極ガイド
６が回転可能に支持されていて、ワイヤー電極７を周回
案内するようになっている。ブラケット４８上にはワイ
ヤー電極７を挿通するための一対の筒状体４９・ ５ｏ
が取付けられ、その内部にはワイヤー電極７を案内する
ためのガイド体５１が配設されている。ブラケット４８
の一部には嵌合孔５２が形成され、この嵌合孔５２に給
電線４４の内端が嵌合されていて、その給電線４４から
ブラケット４Ｂ及び下方電極ガイド６を介してワイヤー
電極７に給電されるようになっている。又、ブラケット
４Ｂ上には接続口５３が形成され、この接続口５３に前
記給水パイプ４５の内端がカップリング５４を介して接
続されていて、その給水パイプ４５からブラケット４Ｂ
の連通路５５・ ５６及びノズルとして作用する前記筒
状体４９を介して加工間隙に加工液りが供給されるよう
になっている。
従って、このワイヤーカット放電加工機の加工時におい
て、加工槽２の水平方向移動に伴い下方アーム５が第３
図のＸ方向へ相対移動されると、遮蔽体３２も同方向に
移動されて両端の巻回部に巻取シ又は巻戻しされ、又、
下方アーム５のＹ方向への移動に際しては、その下方ア
ーム５が遮蔽体３２上のシール体３４の嵌合孔３７に沿
って摺動される。そのために、加工槽２の側壁に設けら
れた長孔２１の開口周縁と下方アーム５との間の間隙が
遮蔽体３２にて常にシール状態に保持され、その間隙か
ら加工槽２内の加工液りが漏れるのを確実に防止するこ
とができる。
て、加工槽２の水平方向移動に伴い下方アーム５が第３
図のＸ方向へ相対移動されると、遮蔽体３２も同方向に
移動されて両端の巻回部に巻取シ又は巻戻しされ、又、
下方アーム５のＹ方向への移動に際しては、その下方ア
ーム５が遮蔽体３２上のシール体３４の嵌合孔３７に沿
って摺動される。そのために、加工槽２の側壁に設けら
れた長孔２１の開口周縁と下方アーム５との間の間隙が
遮蔽体３２にて常にシール状態に保持され、その間隙か
ら加工槽２内の加工液りが漏れるのを確実に防止するこ
とができる。
又、この実施例においては下方アーム５が導電性の筒状
体によって形成されるとともに電源回路のアーヌ側端子
に接続され、その下方アーム５の内部にワイヤー電極７
が挿通案内されるとともに、そのワイヤー電極７に電源
回路の他方の端子を接続するための給電線４４が挿通配
設されているため、下方アーム５にてノイズが吸収され
てそのノイズが外部に漏洩するのを防止することができ
る。
体によって形成されるとともに電源回路のアーヌ側端子
に接続され、その下方アーム５の内部にワイヤー電極７
が挿通案内されるとともに、そのワイヤー電極７に電源
回路の他方の端子を接続するための給電線４４が挿通配
設されているため、下方アーム５にてノイズが吸収され
てそのノイズが外部に漏洩するのを防止することができ
る。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更して具体化することも可能である。
はなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構
成を任意に変更して具体化することも可能である。
発明の効果
以上詳述したようにこの発明は、構造が簡単で安価に製
作することができるとともに、加工槽の側壁に形成され
た長孔の開口周縁と、その長孔に水平方向へ相対移動可
能に貫通されたワイヤー電極案内用の下方アームとの間
の間隙を、常にシール状態に保持して、その間隙から加
工槽内の加工液が漏れるのを確実に防止することができ
るという優れた効果を奏する。
作することができるとともに、加工槽の側壁に形成され
た長孔の開口周縁と、その長孔に水平方向へ相対移動可
能に貫通されたワイヤー電極案内用の下方アームとの間
の間隙を、常にシール状態に保持して、その間隙から加
工槽内の加工液が漏れるのを確実に防止することができ
るという優れた効果を奏する。
第１図はこの発明を具体化したワイヤーカット放電加工
機の概要を示す部分断面図、第２図はその加工槽を拡大
して示す部分破断背面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線に
おける部分断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ線における
部分拡大断面図、第５図は第２図のＣ−Ｃ線における部
分拡大断面図、第６図は下方アームをその内部のパイプ
等の軸線を通るように切断して示す部分拡大断面図であ
る。 ２は加工槽、５は下方アーム、６は下方電極ガイド、７
はワイヤー電極、２１は長孔、２７は案内溝、３２は遮
蔽体、３４はシール体、３７は嵌合孔、Ｗは被加工物で
ある。 特許出願人 ブラザー工業株式会社 代 理 人 弁理士 恩 １）博 宣
機の概要を示す部分断面図、第２図はその加工槽を拡大
して示す部分破断背面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線に
おける部分断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ線における
部分拡大断面図、第５図は第２図のＣ−Ｃ線における部
分拡大断面図、第６図は下方アームをその内部のパイプ
等の軸線を通るように切断して示す部分拡大断面図であ
る。 ２は加工槽、５は下方アーム、６は下方電極ガイド、７
はワイヤー電極、２１は長孔、２７は案内溝、３２は遮
蔽体、３４はシール体、３７は嵌合孔、Ｗは被加工物で
ある。 特許出願人 ブラザー工業株式会社 代 理 人 弁理士 恩 １）博 宣
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 連続して供給されるワイヤー電極（７）と被加工物
（Ｗ）との間に放電を発生させて、その放電エネルギー
により被加工物（Ｗ）ｋ加工するワイヤーカット放電加
工機において、 前記被加工物（Ｗ）’に支持する加工槽（２）と、その
加工槽（２）の側壁にほぼ水平方向に形成された長孔（
２１）’ｅ通って被加工物（’Ｗ）の下方位置に延びる
とともに、加工槽（２）に対し水平方向へ相対的に移動
し得るように配置され、前記ワイヤー電極（７）ｔ−案
内するための下方電極ガイド（６）を持った下方アーム
（５）と、前記加工槽（２）の長孔（２１）の上下に沿
って加工槽（２）の側壁に設けられた案内溝（２７）と
、 両端の巻回部が前記長孔（２１）の両側において加工槽
（２）の側壁に支持されるとともに、ぞの両巻同部間の
中間部が前記案内溝（２７）に摺動可能に支持され、は
ぼ中央に前記下方アーム（５）を摺動可能に嵌合するた
めの嵌合孔（３７）が設けられた可撓性を有する帯板状
の遮蔽体（３２）と 全備え、 その遮蔽体（３２）により加工槽（２）の長孔（２１）
の開口周縁と下方アーム（５）との間の間隙をシールす
るように構成したことを特徴とするワイヤーカット放電
加工機。 ２ 前記下方アーム（５）は筒状体によって形成され、
その内部に前記ワイヤー電極（７）が挿通案内されると
ともに、そのワイヤー電極（７）に給電するための給電
線（４４）が配設され、その内壁が加工槽（２）に加工
液を供給若しくは排出するための案内通路を形成してい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のワイ
ヤーカット放電加工機。 ３ 前記下方アーム（５）は筒状体によって形成される
とともに、フレーム（１）に対し絶縁されて電源のアー
ヌ側端子に接続され、その内部に前記ワイヤー電極（７
）が挿通案内されるとともに、そのワイヤー電極（７）
に前記電源の他方の端子を接続するための給電線（４４
）が挿通配設されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載のワイヤーカット放電加工機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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