JPS60186305A - チヤツク、特にドリルチヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、チャック本体と、そのチャック本体に同軸に
回転可能に案内された締め付はスリーブと、締め付けお
よび緩めのために前記チャック本体と前記締め付はスリ
ーブとの間の相対回転によって移動可能なチャックジョ
ーと、前記チャック本体と前記締め付はスリーブとの間
に備えられた係止装置とを有し、前記係止装置は、チャ
ック軸心と同軸の歯車リムと、スプリングの力を受けて
その歯車リムに係合する係止部材とから構成され、前記
係止部材は前記チャックジョーを緩める方向における相
対回転に対　６− して前記チャック本体と前記締め付はスリーブとを係止
するが、締め付は方向における相対回転は妨げず、解除
装置によって外側から、前記歯車リムに係合しない位置
へ移動可能になされたチャック、特にドリルチャックに
関する。

［従来の技術とその問題点］ 前記のようなチャックは西独公開明細書第２８４７９２
７号より公知である。前記チャックにおいては、固定部
材が係止ビンであり、その係止ビンは、長手方向の軸心
がチＶツク軸心に対してほぼ垂直にかつ偏心に配設され
長手方向においてスプリングの力を受けてチャック本体
内で可動に案内され、チャック本体の内側から外側へ向
って押し出されて締め付はスリーブの内周面に配設され
た歯車リム内へ嵌入する。その際、係止ビンは、端面お
よび周面によって形成される縁部において歯車リムの歯
部に係合し、その歯車リムは、２つのそれぞれ隣り合う
歯面で係止ビンの端部に当接し、それらの歯面のうち、
チャックの締め付けに対応する歯車リムの回転方向にお
いて、先行する歯面が係止ビンの周面に、後続する歯部
が係止ビンの端面に当接している。したがって、後続す
る歯面は係止ビンにその案内方向において作用し、そこ
で、チャックを締め付ける方向における締め付はスリー
ブの回転の際に、スプリングに抗して係止ビンを押し戻
しつつそれを通過し、その結果、前記回転方向において
締め付はスリーブが係止ビンによって妨げられない。そ
れに対して、係止ビンに周面側ぐ当接する他の歯部は係
止ビンにその案内方向に交差して作用し、したがってそ
の係止ビンを歯車リムにおける係合から外して押し戻す
ことができないので、反対方向の回転は前記歯面によっ
て阻止されている。チャックを緩めることを可能にする
解除装置は、公知のチャックにおいては、チャック本体
に同軸に回転可能に案内された解除リングより成り、そ
の解除リングは、回転の際に係止ビンの端部を歯車リム
における係合から外して取り出し、このことによって、
両回転方向における締め付はスリーブの任意の回転を自
由にさせることができる。

前記のようなチャックは種々に実施され、自動的な緩み
が効果的に阻止されている。いずれにせよ、チャックジ
ョーが、締め付けられた工具または工作物に生じる力の
作用を受けて、その工具または工作物内により深く入り
込む可能性を有するなら、このことは締め付けの緩みと
して認められる。確かに、締め足しおよび締め足された
新たな状態の確保も係止装置によって可能であるが、そ
の際、締め足しが工具または工作物自身によってのみ制
限されているので、締め足しが繰り返されたためにチャ
ックジョーが工具または工作物内にどんどん深く入り込
むことが避けられない。多くの場合、確かに、チャック
ジョーの入り込みに対する疑念はそれ自体全く存在しな
いが、不必要に深く入り込むことおよびそれに伴う工具
または工作物の不都合な損害ないしは損傷をできるだけ
回避するために、前記の過程をいずれにせよ制限するこ
とが−〇　− できるようしばしば望まれるだろう。このことは衝撃ド
リル用のドリルチャックに特に適用され、そのドリルチ
ャックにおいては、ドリルの回転接続駆動がチャックシ
ミーによって保証されるようにそのチャックジョーがド
リルシャフト内に深く入り込むことが望まれてはいるが
、衝撃ドリル作業の際、ドリルによる衝撃作用の最適な
伝達のために必要である軸方向の運動をチャックジョー
に関して僅かだけ行う可能性をドリルが維持するように
、さらに入り込むことが阻止されねばならない。

したがって、制限された締め足しのみを可能にし締め足
しされた最終状態にチャックジョーの位置が固定されつ
るように冒頭に述べた種類のチャックを構成することが
本発明の根底を成す課題である。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明によ
ると、前記課題は次のことによって解決される。すなわ
ち、第１の係止部材に加えて、第２の係止部材が備えら
れ、その第２の　１０− 係止部材は、第１の係止部材と同様にスプリングの力を
受けて前記歯車リムに係合し、前記解除装置によって前
記歯車リムに係合しない位置に移動可能であるが、第１
の係止部材どは反対に前記チャックジョーの締め付り方
向においてチャック本体と締め付はスリーブとを係止し
、それでも前記第２の係止部材はこの回転方向において
は、制限された締め足しをまず可能にする回転角に渡っ
て、復帰スプリングの力に抗して歯車リムに相対的に固
定されたストッパ部にあたるまで歯車リムににって移動
可能である。

本発明のチャックにおいて備えられた第２の係止部材は
、締め足しを行なうために締め伺【プスリーブの制限さ
れた回転行程のみを許す。初めの締め付は状態において
、第２の係止部材がその係止部材の連動運動行程のスタ
ート位冒にある。前記の初めの締め付は状態から始まっ
て、チャックジョーが工作物または工具内に入り込み、
このことによって工作物または工具の締め付けが緩むと
、チャックをまず締め足すことが　１１− できる。そのためには、締め付はスリーブがチャックジ
ョーを締め付ける方向に回されねばならず、その際、第
２の係止部材がそのスタート位置から復帰スプリングの
力に抗してその係止部材に関係付けられたストッパ部に
固定されるまで、歯車リムによって連動される。このこ
とによって初めて、前記係止部材の係止機能が作用する
ようになる。前記係止部材が締め付は方向における締め
付はスリーブの回転を阻止し、この回転方向においてさ
えストッパ部によって止められるので、チャックの締め
付けをさらに行うことはもはや不可能である。しかしな
がら、工具または工作物が続いて再びチャックジョーに
、幾らか自由に作用し、このことによってその工具また
は工作物の締め付けを新たに対応して緩めることができ
るかどうかにかかわらず、得られたチャックジョーの位
置は第１の係止部材によって確保されたままである。

本発明の好ましい実施態様は次のことを特徴としている
。すなわち、前記係止部材が係１ピ　１２− ンであり、その係止ピンはヂャック軸心にほぼ垂直かつ
偏心に配設されスプリングの力を受けて長手方向に可動
にチャック本体内に案内され、また前記歯車リムが締め
付はスリーブに配設されており、係ＩＶビンは、チャッ
ク本体の内側から外側へ向って押し出されＣ締め付はス
リーブの内周面に配設された歯車リムに嵌入し、締め足
しを制限する第２の係止ビンは、歯車リムによって連動
される回転角に対応してチャック本体内で周方向に揺動
可能であり、ピン軸心にほぼ交差して作用する復帰スプ
リングに抗して揺動方向においてストッパ部の側で支持
されている。さらに次のような構成にすることが好まし
い。すなわち、締め足しを制限する第２の係止ビンが、
案内はぞ部を用いて、コイル状に形成されたスプリング
上に配され、そのスプリングは、前記係止ビンを前記歯
車リム内に圧入しかつそのスプリングと係止ビンとを受
け入れるチャック本体内の案内四部の底部に支持されて
おり、前記案内凹部は、歯車リムへ向って外側に　１３
− 周方向に広がっており、復帰スプリングの側にある案内
四部の側壁が、締め足しを限定するストッパ部を形成し
、反対側の側壁には、チャックジョーを緩める方向にお
ける締め付はスリーブの回転の際に係止ビンが当接する
ようになり、最後のことは締め足しの初めに対する係止
ビンのスタート位置に相当する。詳細には、好ましい実
施態様として次のように構成されている。

すなわち、前記係止ビンが、その係止ビンの端面と周面
によって形成される縁部において、歯車リムの歯部に係
合し、この歯部の２つの隣り合う歯面のうち、一方の歯
面が係止ビンの端面に、他方の歯面が係止ビンの周面に
当接し、その際、これらの両歯面のうち、チャックの締
め付けに対応する歯車リムの回転方向（矢印１２）にお
いて、第１の係止ビンの端面には後続する歯面が、第２
の係止ビンの端面には先行する歯面がそれぞれ当接して
いる。本発明の他の構成においては、前記解除装置が解
除リングから成り、その解除リングは軸方向において前
記締め　１４− 付はスリーブの歯車リムの隣りに配設されかつチャック
本体に同軸に案内され、ざらに前記解除リングは両係止
ピンのそれぞれに関係づけられたリンク面を有し、前記
リンク面に対しては係止ビンの端部が当接し、前記リン
ク面によって、解除リングの回転の際に前記係１１：ピ
ンが同時に歯車リムとの係合をはずされて押し戻される
。前記解除リングが、前記係１１−ピンを歯車リムにお
ける係合のために解放する位置または前記係止ピンの前
記係合を阻止する位置の両方の回転位置にロック可能で
あり、そのために解除リングとチャック本体との間に止
め装置が備えられていることが好ましい。

［実施例］ 以下において、図面に示された実施例を用いて本発明の
詳細な説明する。第１図は、本発明のチャックの軸方向
の断面図を示している。第２図〜第４図は第１図のチャ
ックの横断面図をそれぞれ異なる作動状態において示し
ている。

そこで、第２図においては、両係止部材が歯車　１５− リムにおける係合から解除されており、締め付はスリー
ブはチャックを締め付けまたは緩める方向において自由
に回転可能である。第３図および第４図においては、係
止部材が歯車リムに係合するために解放され、その際、
第３図はチャックの締め足しの初めの状態を、第４図は
締め足しの終りの状態を示している。

図面に示されたドリルチャックにおいて、１はチャック
本体であり、２は前記チャック本体と同軸に回転可能に
案内された締め付はスリーブである。チャックジョー３
は、チャック本体１のチャック軸心に対して傾斜した案
内部４内を動き、締め付けおよび緩めのためにチャック
本体１と締め付はスリーブ２との間の相対回転によって
移動可能である。締め付はスリーブ２を回転するために
、チャック本体１に締め付はスパナ５を装着することが
でき、そのスパナ５のピニオン６は、締め付はスリーブ
２に固定接続された調整リング８の外側の歯部７に係合
する。チャック本体１と締め付はスリーブ２との　１６
　− 間には係止装置が備えられており、その係止装置は、チ
ャック軸心と同軸の歯車リム９と、スプリング１０．１
の力を受けて歯車リム９に係合する係止ビン１１．１と
から成っている。係止ビン１１．１はチャックジョー３
を緩める方向における相対回転に対してチャック本体１
と締め付はスリーブ２とを係止するが、そのチャックジ
ョー３の締め付は方向における相対回転は妨げない。

図面には、チャック本体１に関して、チャックの締め付
けに対応する歯車リム９の回転方向が矢印１２で示され
ている。さらに、第２図に示すように、チャック本体１
に同軸に回転可能に取り付けられた解除リング１３は、
解除リング１３の内面に当接する係止ビン１１．１を、
スプリング１０．１の力に抗して歯車リム９との係合か
ら外して押し戻すのに使用され、その結果、係止ビン１
１．１は機能しなくなり、チャックを緩めることができ
る。前記のような第１の係止ビン１１．１に加えて、第
２の係Ｉｋビン１１．２が備えられ、その第２の係止ビ
ンは、第１の係止ビン１１．１と同様　１７− にスプリング１０．２の力を受けて歯車リム９に係合し
く第３図おにび第４図）、解除リング１３によって歯車
リム９に係合しない位置に移動可能である（第２図）。

しかしながら、前記第２の係止ビン１１．２は、第１の
係止ビン１１．１のようにチャック本体１と締め付はス
リーブ２とをチャックジョー３を緩める方向に係止する
のではなく、反対にチャックジョー３を締め付ける方向
に係止するように配設されている。確かに、前記第２の
係止ビン１１．２は、締め付けに対応する歯車リム９の
回転方向（矢印１２）において、制限された締め足しを
まず可能にする回転角（第４図において１４で示されて
いる〉に渡って、復帰スプリング１５の力に抗して歯車
リム９に相対的に固定されたストッパ部１６にあたるま
で歯車リム９によって連動される。そこで、第２係止ピ
ン１１．２がストッパ部１６に当接し、それで歯車リム
９がそれ以上回転できな（なって初めて、歯車リム９の
締め足しが阻止される。

詳細には、係止ビン１１．１，１１．２は、チャック　
１８− 軸心に対してほぼ垂直かつ偏心に配設され、その係止ビ
ンの長手方向に案内されており、その際、それらの係止
ビンはスプリング１０．１，１０．２の力を受けて前記
案内方向に可動である。歯車リム９が締め付はスリーブ
２に配設されており、その結果、係止ビン１１．１，１
１．２はチャック本体１の内側から外側へ向って押し出
されて締め付はスリーブ２の内周面に配設された歯車リ
ム９に嵌入する。締め足しを制限する第２の係止ビン１
１．２はチャック本体１の案内四部１７内に配設され、
その第２の係止ビン１１．２は、歯車リム９によって連
動される回転角１４に対応して、その案内四部１７内に
おいてチャック本体１の周方内に揺動可能であり、ビン
軸心にほぼ交差して作用する復帰スプリング１５に抗し
てその揺動力内においてストッパ部１６の側に支持され
ている。

前記第２の係止ビンは案内はぞ部１８を用いて、コイル
スプリングとして形成されているスプリング１０，２上
に配されている。前記スプリング１０．２は、このスプ
リング１０．２と係止ビン１１．２と　１９− を受け入れる案内四部１７の底部に支持され、その際、
同時に係止ビン１１．２のための一種の揺動ヒンジを形
成している。案内凹部１７は、係止ビン１１．２のため
に必要な揺動領域に対応して歯車リム９へ向かって外側
に周方向に広げられている。復帰スプリング１５の側に
ある案内凹部１７の側壁が、締め足しを制限するストッ
パ部１６を形成している。チャックジョー３を緩める方
向における締め付はスリーブ２の回転の際に、係止ビン
１１．２が復帰スプリング１５の力を受けて案内凹部１
７の反対の側壁１９に当接するようになる。

前記位置は、締め足しの初めに対する係止ビンのスター
ト位置にほぼ相当している（第３図）。

係止ビン１１．１，１１．２は、その係止ビンの端面お
よび周面によって形成される縁部２０において、歯車リ
ム９の歯部に係合する。これらの歯部のうち、２つの隣
り合う歯面９．１，９．２がそれぞれ係止ビン１１．１
，１１．２に当接し、より厳密に言えば、一方の南面は
係止ビンの端面に、他方の歯面は係止ビンの周面に当接
する。それぞれ２つ　２０− の歯部９．１，９．２のうち、チャックの締め付Ｃノに
対応する歯車リムの回転方向（矢印１２）′Ｃ：見ると
、第１の係止ビン１１．１の端部にはその都度後続する
歯面９．２が、第２の係止ビン１１．２の端面にはその
部面先行する歯面９．１が当接している。

したがって、歯車リム９がチャックを締め付ける方向に
回転されると（矢印１２）、第１の係止ビン１１．１の
端部に当接する歯面９．２は、この係止ビン１１．１を
スプリング１０．１の力に抗して内側に押し戻ずことが
でき、その結果、歯面９．２は係止ビン１１．１を通過
することができ、前記係止ビン１１．１は前記方向にお
ける歯車リム９の回転を妨げない。それに対して、反対
の回転方向においては、歯面９，１が係止ビン１１．１
の周面に当接し、その結果、この歯面９．１は係止ビン
１１，１にその案内方向に垂直に作用するので、その係
止ビン１１．１は前記歯面〇、１から外れない。そこで
、前記矢印１２とは反対の回転方向においては、歯車リ
ム９が係止ビン１１．１によって係止されｌいる。第２
の係止ビン１１，２においては前記の関　２１− 係が全く反対であるので、さらに詳細に記述する必要が
ない。

解除リング１３が、両係止ビン１１．１，１１．２のそ
れぞれに関係づけられたリンク面２１を有し、そのリン
ク面２１に対しては係止ビンの端部が当接し、第２図が
示すように、そのリンク面２１によって、解除リング１
３の回転の際に係止ビンが同時に歯車リム９における係
合から外されて押し戻される。それに対して、第３図お
よび第４図に見られる解除リング１３の回転位置におい
ては、係止ビン　１１．１，１１．２が解除リング１３
のリンク面２１内側の縁部凹所２２内に入り込み、その
結果、前記係止ビンは歯車リム９に係合することができ
る。両回転位置において、解除リング１３が、チャック
本体１内に備えられスプリング付勢された止め部材２３
によって保持され、この止め部材２３は解除リング１３
の内側にある対応する止め凹所２４に係合する。いずれ
の場合においても、解除リング１３の回転の際には、止
め部材２３が両止め凹所２４を連結する切欠き２５内に
とどまり、　２２− このことによって、解除リング１３はチャック本体１上
での軸方向の移動を駆出されている。

［発明の効果］ 本発明のチャックによると、制限された締め足しのみを
可能にし締め足しされた最終状態にチャックジョーの位
置が固定されつる。

［要　約］ チャックが第１の係ｌトピン（１１，１）を有し、その
第１の係止ビン（１１，１１は、締め付（ノスリーブ（
２）の歯車リム（９）に係合することにＪζつで、チャ
ックジョー（３）を緩める方向における相対回転に対し
てチャック本体（１）と締め付はスリーブ（２）とを係
ｌトするが、締め付は方向における相対回転は妨げない
。　係止ビン（１１，１１は、解除リング（１３）によ
って外側から、歯車リム（９）に係合しない位置へ移動
可能である。　第１の係止ビン（１１，１）に加えて、
第２の係止ビン（１１，２１が備えられ、その第２の係
止ビン（１１，２）は、第１の係止ビン（１１，１）と
同様にスプリング（１０，２）の力を受けて前記歯車リ
ム（９）に係合し、　２３− 解除リング（１３）によって前記歯車リム（９）に係合
しない位置に移動可能であるが、第１の係止ビン（１１
０月とは反対にチャックジョー（３）の締め付は方向に
おいてチャック本体（１）と締め付はスリーブ（２）と
を係止し、それでも第２の係止部材はこの回転方向（矢
印１２）において、制限された締め足しをまず可能にす
る回転角（１４）に渡って、復帰スプリング（１５）の
力に抗して歯車リム（９）に相対的に固定されたストッ
パ部（１６）にあたるまで歯車リム（９）によって移動
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のチャックの軸方向の断面図を、 第２図〜第４図は第１図のチャックの横断面図をそれぞ
れ異なる作動状態において示している。 符号の説明 １・・・チャック本体 −２４＝ ２・・・締め付はスリーブ ３・・・チャックジョー ４・・・案　内　部 石・・・締め付はスパナ ６・・・ビ　ニ　オ　ン ７・・・外側の歯部 ８・・・調　整　リ　ン　グ ９・・・歯　車　リ　ム ９．１・・・歯　而 ９．２・・・歯　而 １０．１・・・ス　プ　リ　ン　グ １０．２・・・ス　プ　リ　ン　グ １１．１・・・第１の係止ビン １１．２・・・第２の係止ビン １２・・・矢　印 １３・・・解　除　リ　ン　グ １４・・・回　転　角 １５・・・復帰スプリング １６・・・ス　ト　ツ　パ　部 １７・・・案　内　凹　部 −２５− １８・・・案内はぞ部 １９・・・案内凹部の側壁 ２０・・・縁　部 ２１　・・・リ　ン　り　面 ２２・・・縁　部　門　所 ２３・・・止　め　部　材 ２４・・・止　め　凹　所 ２５・・・切　欠　き 特許出願人 ギュンタ　ホルスト　［コエーム 　２６− 特開昭ＧＯ−１８６３０５（８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、チャック本体（１）と、そのチャック本体に同軸に
   回転可能に案内された締め付はスリーブ（２）と、締め
   付けおよび緩めのために前記チャック本体（１）と前記
   締め付はスリー１（２）との間の相対回転によって移動
   可能なチャックジョー（３）と、前記チャック本体（１
   ）と前記締め付はスリーブ（２）との間に備えられた係
   止装置とを有し、前記係止装置は、チャック軸心と同軸
   の歯車リム（９）と、スプリング（１０，１）の力を受
   けてその歯車リム（９）に係合する係止部材とから構成
   され、前記係止部材は前記チャックジョー（３）を緩め
   る方向における相対回転に対して前記チャック本体（１
   ）と前記締め付９ノスリーブ（２）とを係止するが、締
   め付は方向における相対回転は妨げず、解除装置によっ
   て外側から、前記歯車リム（９）に係合しない位置へ移
   動可能になされたチャック、特にドリルチャックにおい
   て、 第１の係止部材に加えて、第２の係止部材が備えられ、
   その第２の係止部材は、第１の係止部材と同様にスプリ
   ング（１０，２）の力を受けて前記歯車リム（９）に係
   合し、前記解除装置によって前記歯車リム（９）に係合
   しない位置に移動可能であるが、第１の係Ｉｌ：部材と
   は反対に前記チャックジョー（３）の締め付は方向にお
   いてチャック本体（１）と締め付はスリーブ（２）とを
   係止し、それでも前記第２の係止部材はこの回転方向に
   おいて、制限された締め足しをまず可能にする回転角　
   （１４）に渡って、復帰スプリング（１５）の力に抗し
   て歯車リム（９）に相対的に固定されたストッパ部（１
   ６）にあたるまで歯車リム（９）によって移動可能であ
   ることを特徴とするチャック。 ２、前記係止部材が係止ビン（１１，１，１１，２）で
   あり、その係止ビン（１１，１，１１，２）はチャック
   軸心にほぼ垂直かつ偏心に配設されスプリング　（１０
   ，１゜１０．２）の力を受けて長手方向に可動にチャッ
   ク本体（１）内に案内され、また前記歯車リム（９）が
   締め付はスリーブ（２）に配設されており、前記係止ビ
   ン（１１，１，１１，２）は、チャック本体（１）の内
   側から外側へ向って押し出されて締め伺はスリーブ（２
   ）の内周面に配設された歯車リム（９）に嵌入し、締め
   足しを制限する第２の係止ビン（１１，２）は、歯車リ
   ム（９）ににり連動される回転角（１４）に対応してチ
   ャック本体（１）内で周方向に揺動可能であり、ビン軸
   心にほぼ交差して作用する復帰スプリング（１５）に抗
   して揺動方向において前記ストッパ部（１６）の側で支
   持されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のチャック。 ３、締め足しを制限する前記第２の係止ビン（１１，２
   ）が、案内はぞ部（１８）を用いて、コイル状に形成さ
   れたスプリング（１０，２）上に配され、そのスプリン
   グ（１０，２）は、前記係止ビンを前記歯車リム（９）
   内に圧入しかつそのスプリングと係止ビンとを受け入れ
   るチャック本体（１）内の案内四部（１７）の底部に支
   持されており、前記案内凹部（１７）は歯車リム（９）
   へ向って外側に周方向に広がっており、復帰スプリング
   （１５）の側にある案内四部（１７）の側壁が、締め足
   しを制限するストッパ部（１６）を形成し、反対側の側
   壁（１９）には、チャックジョー（３）を緩める方向に
   おける締め付はスリーブ（２）の回転の際に係止ビン（
   １１，２）が当接するようになることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項に記載のチャック。 ４、前記係止ビン（１１，１，１１，２）が、その係止
   ビンの端面と周面によって形成される縁部（２０）おい
   て、歯車リム（９）の歯部に係合し、この歯部の２つの
   隣り合う歯面（９，１，９，２）のうち、一方の歯面が
   係止ビン（ＩＬｌ、１１．２）の端面に、使方の歯面が
   係止ビン（１１，１，１１，２）の周面に当接し、その
   際、これらの両歯面（１１，１，１１，２）のうち、チ
   ャックの締め付けに対応する歯車リム（９）の回転方向
   （矢印１２）おいて、第１の係止ビン　。 （１１，１）の端面には後続する歯面（９，２）が、第
   ２の係止ビン（１１，２）の端部には先行する歯部（９
   ，１）がそれぞれ当接していることを特徴とする特許請
   求の範囲第２項または第３項に記載のチャック。 ５、前記解除装置が解除リング（１３）から成り、その
   解除リング（１３）は軸方向において前記締め付はスリ
   ーブ（２）の歯車リム（９）の隣りに配設されかつチャ
   ック本体（１）に同軸に案内され、さらに前記解除リン
   グ（１３）は両係止ビン　（１１，１゜１１．２）のそ
   れぞれに関係づけられたリンク面（２１）を有し、前記
   リンク面（２１）に対しては係止ビン（１１，１，１１
   ，２）の端部が当接し、前記リンク面（２１）によって
   、解除リング（１３）の回転の際に前記係止ビン（１１
   ，１，１１，２）が同時に歯車リム（９）との係合をは
   ずされて押し戻されることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項〜第４項のいずれか１項に記載のチャック。 ６、前記解除リング（１３）が、前記係止ビン（１１，
   １゜１１．２）を歯車リム（９）における係合のために
   解　５− 放する位置または前記係止ビン（１１，１，１１，２）
   の前記係合を阻止する位置の両方の回転位置にロック可
   能であり、そのために解除リング（１３）とチャック本
   体（１）との間に止め装置（２３，２４）が備えられて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載のチ
   ャック。