JPS6411401B2 - - Google Patents

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JPS6411401B2
JPS6411401B2 JP60029208A JP2920885A JPS6411401B2 JP S6411401 B2 JPS6411401 B2 JP S6411401B2 JP 60029208 A JP60029208 A JP 60029208A JP 2920885 A JP2920885 A JP 2920885A JP S6411401 B2 JPS6411401 B2 JP S6411401B2
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JP
Japan
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chuck
gear rim
locking
tightening
locking pin
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JP60029208A
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JPS60186305A (ja
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Horusuto Roeemu Gyunta
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Individual
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Publication of JPS6411401B2 publication Critical patent/JPS6411401B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw
    • Y10T279/17632Conical sleeve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/32Means to prevent jaw loosening
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/96Miscellaneous
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2133Pawls and ratchets
    • Y10T74/2141Sliding pawls

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、チヤツク本体と、そのチヤツク本体
に同軸に回転可能に案内された締め付けスリーブ
と、締め付けおよび緩めのために前記チヤツク本
体と前記締め付けスリーブとの間の相対回転によ
つて移動可能なチヤツクジヨーと、前記チヤツク
本体と前記締め付けスリーブとの間に備えられた
係止装置とを有し、前記係止装置は、チヤツク軸
心と同軸の歯車リムと、スプリングの力を受けて
その歯車リムに係合する係止部材とから構成さ
れ、前記係止部材は前記チヤツクジヨーを緩める
方向における相対回転に対して前記チヤツク本体
と前記締め付けスリーブとを係止するが、締め付
け方向における相対回転は妨げず、解除装置によ
つて外側から、前記歯車リムに係合しない位置へ
移動可能になされたチヤツク、特にドリルチヤツ
クに関する。
[従来の技術とその問題点] 前記のようなチヤツクは西独公開明細書第
2847927号より公知である。前記チヤツクにおい
ては、固定部材が係止ピンであり、その係止ピン
は、長手方向の軸心がチヤツク軸心に対してほぼ
垂直にかつ偏心に配設され長手方向においてスプ
リングの力を受けてチヤツク本体内で可動に案内
され、チヤツク本体の内側から外側へ向つて押し
出されて締め付けスリーブの内周面に配設された
歯車リム内へ嵌入する。その際、係止ピンは、端
面および周面によつて形成される縁部において歯
車リムの歯部に係合し、その歯車リムは、2つの
それぞれ隣り合う歯面で係止ピンの端部に当接
し、それらの歯面のうち、チヤツクの締め付けに
対応する歯車リムの回転方向において、先行する
歯車が係止ピンの周面に、後続する歯面が係止ピ
ンの端面に当接している。したがつて、後続する
歯面は係止ピンにその案内方向において作用し、
そこでチヤツクを締め付ける方向における締め付
けスリーブの回転の際に、スプリングに抗して係
止ピンを押し戻しつつそれを通過し、その結果、
前記回転方向において締め付けスリーブが係止ピ
ンによつて防げられない。それに対して、係止ピ
ンに周面側で当接する他の歯面は係止ピンにその
案内方向に交差して作用し、したがつてその係止
ピンを歯車リムにおける係合から外して押し戻す
ことができないので、反対方向の回転は前記歯面
によつて阻止されている。チヤツクを緩めること
を可能にする解除装置は、公知のチヤツクにおい
ては、チヤツク本体に同軸に回転可能に案内され
た解除リングより成り、その解除リングは、回転
の際に係止ピンの端部を歯車リムにおける係合か
ら外して取り出し、このことによつて、両回転方
向における締め付けスリーブの任意の回転を自由
にさせることができる。
前記のようなチヤツクは種々に実施され、自動
的な緩みが効果的に阻止されている。いずれにせ
よチヤツクジヨーが、締めつけられた工具または
工作物に生じる力の作用を受けて、その工具また
は工作物内により深く入り込む可能性を有するな
ら、このことは締め付けの緩みとして認められ
る。確かに、締め足しおよび締め足された新たな
状態の確保も係止装置によつて可能であるが、そ
の際、締め足しが工具または工作物自身によつて
のみ制限されているので、締め足しが繰り返され
たためにチヤツクジヨーが工具または工作物内に
どんどん深く入り込むことが避けられない。多く
の場合、確かに、チヤツクジヨーの入り込みに対
する疑念はそれ自体全く存在しないが、不必要に
深く入り込むことおよびそれに伴う工具または工
作物の不都合な損害ないし損傷をできるだけ回避
するために、前記の過程をいずれにせよ制限する
ことができるようしばしば望まれるだろう。この
ことは衝撃ドリル用のドリルチヤツクに特に適用
され、そのドリルチヤツクにおいては、ドリルの
回転接続駆動がチヤツクジヨーによつて保証され
るようにそのチヤツクジヨーがドリルシヤフト内
に深く入り込むことが望まれてはいるが、衝撃ド
リル作業の際、ドリルによる衝撃作用の最適な伝
達のために必要である軸方向の運動をチヤツクジ
ヨーに関して僅かだけ行う可能性をドリルが維持
するように、さらに入り込むことが阻止されねば
ならない。
したがつて、制限された締め足しのみを可能に
し締め足しされた最終状態にチヤツクジヨーの位
置が固定されうるように冒頭に述べた種類のチヤ
ツクを構成することが本発明の根底を成す課題で
ある。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明によると、前記課題は次のことによつて
解決される。すなわち、第1の係止部材に加え
て、第2の係止部材が備えられ、その第2の係止
部材は、第1の係止部材と同様にスプリングの力
を受けて前記歯車リムに係合し、前記解除装置に
よつて前記歯車リムに係合しない位置に移動可能
であるが、第1の係止部材とは反対に前記チヤツ
クジヨーの締め付け方向においてチヤツク本体と
締め付けスリーブとを係止し、それでも前記第2
の係止部材はこの回転方向においては、制限され
た締め足しをまず可能にする回転角に渡つて、復
帰スプリングの力に抗して歯車リムに相対的に固
定されたストツパ部にあたるまで歯車リムによつ
て移動可能である。
本発明のチヤツクにおいて備えられた第2の係
止部材は、締め足しを行なうために締め付けスリ
ーブの制限された回転行程のみを許す。初めの締
め付け状態において、第2の係止部材がその係止
部材の連動運動行程のスタート位置にある。前記
の初めの締め付け状態から始まつて、チヤツクジ
ヨーが工作物または工具内に入り込み、このこと
によつて工作物または工具の締め付けが緩むと、
チヤツクをまず締め足すことができる。そのため
には、締め付けスリーブがチヤツクジヨーを締め
付ける方向に回されねばならず、その際、第2の
係止部材がそのスタート位置から復帰スプリング
の力に抗してその係止部材に関係付けられたスト
ツパ部に固定されるまで、歯車リムによつて連動
される。このことによつて始めて、前記係止部材
の係止機能が作用するようになる。前記係止部材
が締め付け方向における締め付けスリーブの回転
を阻止し、この回転方向においてさえストツパ部
によつて止められるので、チヤツクの締め付けを
さらに行うことはもはや不可能である。しかしな
がら、工具または工作物が続いて再びチヤツクジ
ヨーに、幾らか自由に作用し、このことによつて
その工具または工作物の締め付けを新たに対応し
て緩めることができるかどうかにかかわらず、得
られたチヤツクジヨーの位置は第1の係止部材に
よつて確保されたままである。
本発明の好ましい実施態様は次のことを特徴と
している。すなわち、前記係止部材が係止ピンで
あり、その係止ピンはチヤツク軸心にほぼ垂直か
つ偏心に配設されスプリングの力を受けて長手方
向に可能にチヤツク本体内に案内され、また前記
歯車リムが締め付けスリーブに配設されており、
係止ピンは、チヤツク本体の内側から外側へ向つ
て押し出されて締め付けスリーブの内周面に配設
された歯車リムに嵌入し、締め足しを制限する第
2の係止ピンは、歯車リムによつて連動される回
転角に対応してチヤツク本体内で周方向に揺動可
能であり、ピン軸心にほぼ交差して作用する復帰
スプリングに抗して揺動方向においてストツパ部
の側で支持されている。さらに次のような構成に
することが好ましい。すなわち、締め足しを制限
する第2の係止ピンが、案内ほぞ部を用いて、コ
イル状に形成されたスプリング上に配され、その
スプリングは、前記係止ピンを前記歯車リム内に
圧入しかつそのスプリングと係止ピンとを受け入
れるチヤツク本体内の案内凹部の底部に支持され
ており、前記案内凹部は、歯車リムへ向つて外側
に周方向に広がつており、復帰スプリングの側に
ある案内凹部の側壁が、締め足しを限定するスト
ツパ部を形成し、反対側の側壁には、チヤツクジ
ヨーを緩める方向における締め付けスリーブの回
転の際に係止ピンが当接するようになり、最後の
ことは締め足しの初めに対する係止ピンのスター
ト位置に相当する。詳細には、好ましい実施態様
として次のように構成されている。すなわち、前
記係止ピンが、その係止ピンの端面と周面によつ
て形成される縁部において、歯車リムの歯部に係
合し、この歯部の2つの隣り合う歯面のうち、一
方の歯面が係止ピンの端面に、他方の歯面が係止
ピンの周面に当接し、その際、これらの両歯面の
うち、チヤツクの締め付けに対応する歯車リムの
回転方向(矢印12)において、第1の係止ピン
の端面には後続する歯面が、第2の係止ピンの端
面には先行する歯面がそれぞれ当接している。本
発明の他の構成においては、前記解除装置が解除
リングから成り、その解除リングは軸方向におい
て前記締め付けスリーブの歯車リムの隣りに配設
されかつチヤツク本体に同軸に案内され、さらに
前記解除リングは両係止ピンのそれぞれに関係づ
けられたリンク面を有し、前記リンク面に対して
は係止ピンの端部が当接し、前記リンク面によつ
て、解除リングの回転の際に前記係止ピンが同時
に歯車リムとの係合をはずされて押し戻される。
前記解除リングが、前記係止ピンを歯車リムにお
ける係合のために解放する位置または前記係止ピ
ンの前記係合を阻止する位置の両方の回転位置に
ロツク可能であり、そのために解除リングとチヤ
ツク本体との間に止め装置が備えられていること
が好ましい。
[実施例] 以下において、図面に示された実施例を用いて
本発明を詳細に説明する。第1図は、本発明のチ
ヤツクの軸方向の断面図を示している。第2図〜
第4図は第1図のチヤツクの横断面図をそれぞれ
異なる作動状態において示している。そこで、第
2図においては、両係止部材が歯車リムにおける
係合から解除されており、締め付けスリーブはチ
ヤツクを締め付けまたは緩める方向において自由
に回転可能である。第3図および第4図において
は、係止部材が歯車リムに係合するために解放さ
れ、その際、第3図はチヤツクの締め足しの初め
の状態を、第4図は締め足しの終りの状態を示し
ている。
図面に示されたドリルチヤツクにおいて、1は
チヤツク本体であり、2は前記チヤツク本体と同
軸に回転可能に案内された締め付けスリーブであ
る。チヤツクジヨー3は、チヤツク本体1のチヤ
ツク軸心に対して傾斜した案内部4内を動き、締
め付けおよび緩めのためにチヤツク本体1と締め
付けスリーブ2との間の相対回転によつて移動可
能である。締め付けスリーブ2を回転するため
に、チヤツク本体1に締め付けスパナ5を装着す
ることができ、そのスパナ5のピニオン6は、締
め付けスリーブ2に固定接続された調整リング8
の外側の歯部7に係合する。チヤツク本体1と締
め付けスリーブ2との間には係止装置が備えられ
ており、その係止装置は、チヤツク軸心と同軸の
歯車リム9と、スプリング10.1の力を受けて
歯車リム9に係合する係止ピン11.1とから成
つている。係止ピン11.1はチヤツクジヨー3
を緩める方向における相対回転に対してチヤツク
本体1と締め付けスリーブ2とを係止するが、そ
のチヤツクジヨー3の締め付け方向における相対
回転は防げない。図面には、チヤツク本体1に関
して、チヤツクの締め付けに対応する歯車リム9
の回転方向が矢印12で示されている。さらに、
第2図に示すように、チヤツク本体1に同軸に回
転可能に取り付けられた解除リング13は、解除
リング13の内面に当接する係止ピン11.1
を、スプリング10.1の力に抗して歯車リム9
との係合から外して押し戻すのに使用され、その
結果、係止ピン11.1は機能しなくなり、チヤ
ツクを緩めることができる。前記のような第1の
係止ピン11.1に加えて、第2の係止ピン1
1.2が備えられ、その第2の係止ピンは、第1
の係止ピン11.1と同様にスプリング10.2
の力を受けて歯車リム9に係合し(第3図および
第4図)、解除リング13によつて歯車リム9に
係合しない位置に移動可能である(第2図)。し
かしながら、前記第2の係止ピン11.2は、第
1の係止ピン11.2のようにチヤツク本体1と
締め付けスリーブ2とをチヤツクジヨー3を緩め
る方向に係止するのではなく、反対にチヤツクジ
ヨー3を締め付ける方向に係止するように配設さ
れている。確かに、前記第2の係止ピン11.2
は、締め付けに対応する歯車リム9の回転方向
(矢印12)において、制限された締め足しをま
ず可能にする回転角(第4図において14で示さ
れている)に渡つて、復帰スプリング15の力に
抗して歯車リム9に相対的に固定されたストツパ
部16にあたるまで歯車リム9によつて連動され
る。そこで、第2係止ピン11.2がストツパ部
16に当接し、それで歯車リム9がそれ以上回転
できなくなつて初めて、歯車リム9の締め足しが
阻止される。
詳細には、係止ピン11.1,11.2は、チ
ヤツク軸心に対してほぼ垂直かつ偏心に配設さ
れ、その係止ピンの長手方向に案内されており、
その際、それらの係止ピンはスプリング10.
1,10.2の力を受けて前記案内方向に可動で
ある。歯車リム9が締め付けスリーブ2に配設さ
れており、その結果、係止ピン11.1,11.
2はチヤツク本体1の内側から外側へ向つて押し
出されて締め付けスリーブ2の内周面に配設され
た歯車リム9に嵌入する。締め足しを制限する第
2の係止ピン11.2はチヤツク本体1の案内凹
部17内に配設され、その第2の係止ピン11.
2は歯車リム9によつて連動される回転角14に
対応して、その案内凹部17内においてチヤツク
本体1の周方向に揺動可能であり、ピン軸心にほ
ぼ交差して作用する復帰スプリング15に抗して
その揺動方向においてストツパ部16の側に支持
されている。前記第2の係止ピンは案内ほぞ部1
8を用いて、コイルスプリングとして形成されて
いるスプリング10.2上に配されている。前記
スプリング10.2は、このスプリング10.2
と係止ピン11.2とを受け入れる案内凹部17
の底部に支持され、その際、同時に係止ピン1
1.2のための一種の揺動ヒンジを形成してい
る。案内凹部17は、係止ピン11.2のために
必要な揺動領域に対応して歯車リム9へ向つて外
側に周方向に広げられている。復帰スプリング1
5の側にある案内凹部17の側壁が、締め足しを
制限するストツパ部16を形成している。チヤツ
クジヨー3を緩める方向における締め付けスリー
ブ2の回転の際に、係止ピン11.2が復帰スプ
リング15の力を受けて案内凹部17の反対の側
壁19に当接するようになる。前記位置は、締め
足しの初めに対する係止ピンのスタート位置にほ
ぼ相当している(第3図)。
係止ピン11.1,11.2は、その係止ピン
の端面および周面によつて形成される縁部20に
おいて、歯車リム9の歯部に係合する。これらの
歯部のうち、2つの隣り合う歯面9.1,9.2
がそれぞれ係止ピン11.1,11.2に当接
し、より厳密に言えば、一方の歯面は係止ピンの
端面に、他方の歯面は係止ピンの周面に当接す
る。それぞれ2つの歯面9.1,9.2のうち、
チヤツクの締め付けに対応する歯車リムの回転方
向(矢印12)で見ると、第1の係止ピン11.
1の端面にはその都度後続する歯面9.2が、第
2の係止ピン11.2の端面にはその都度先行す
る歯面9.1が当接している。したがつて、歯車
リム9がチヤツクを締め付ける方向に回転される
と(矢印12)、第1の係止ピン11.1の端面
に当接する歯面9.2は、この係止ピン11.1
をスプリング10.1の力に抗して内側に押し戻
すことができ、その結果、歯面9.2は係止ピン
11.2を通過することができ、前記係止ピン1
1.1は前記方向における歯車リム9の回転を妨
げない。それに対して、反対の回転方向において
は、歯面9.1が係止ピン11.1の周面に当接
し、その結果、この歯面9.1は係止ピン11.
1にその案内方向に垂直に作用するので、その係
止ピン11.1は前記歯面9.1から外れない。
そこで、前記矢印12とは反対の回転方向におい
ては、歯車リム9が係止ピン11.1によつて係
止されている。第2の係止ピン11.2において
は前記の関係が全く反対であるので、さらに詳細
に記述する必要がない。
解除リング13が、両係止ピン11.1,1
1.2のそれぞれに関係づけられたリンク面21
を有し、そのリンク面21に対しては係止ピンの
端部が当接し、第2図が示すように、そのリンク
面21によつて、解除リング13の回転の際に係
止ピンが同時に歯車リム9における係合から外さ
れて押し戻される。それに対して、第3図および
第4図に見られる解除リング13の回転位置にお
いては、係止ピン11.1,11.2が解除リン
グ13のリンク面21内側の縁部凹所22内に入
り込み、その結果、前記係止ピンは歯車リム9に
係合することができる。両回転位置において、解
除リング13が、チヤツク本体1内に備えられス
プリング付勢された止め部材23によつて保持さ
れ、この止め部材23は解除リング13の内側に
ある対応する止め凹所に係合する。いずれの場合
においても、解除リング13の回転の際には、止
め部材23が両止め凹所24を連結する切欠き2
5内にとどまり、このことによつて解除リング1
3はチヤツク本体1上での軸方向の移動を阻止さ
れている。
[発明の効果] 本発明のチヤツクによると、制限された締め足
しのみを可能にし締め足しされた最終状態にチヤ
ツクジヨーの位置が固定される。
[要約] チヤツクが第1の係止ピン11.1を有し、そ
の第1の係止ピン11.1は、締め付けスリーブ
2の歯車リム9に係合することによつて、チヤツ
クジヨー3を緩める方向における相対回転に対し
てチヤツク本体1と締め付けスリーブ2とを係止
するが、締め付け方向における相対回転は妨げな
い。係止ピン11.1は、解除リング13によつ
て外側から、歯車リム9に係合しない位置へ移動
可能である。第1の係止ピン11.1に加えて、
第2の係止ピン11.2が備えられ、その第2の
係止ピン11.2は、第1の係止ピン11.1と
同様にスプリング10.2の力を受けて前記歯車
リム9に係合し、解除リング13によつて前記歯
車リム9に係合しない位置に移動可能であるが、
第1の係止ピン11.1とは反対にチヤツクジヨ
ー3の締め付け方向においてチヤツク本体1と締
め付けスリーブ2とを係止し、それでも第2の係
止部材はこの回転方向(矢印12)において、制
限された締め定しをまず可能にする回転角14に
渡つて、復帰スプリング15の力に抗して歯車リ
ム9に相対的に固定されたストツパ部16にあた
るまで歯車リム9によつて移動可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のチヤツクの軸方向の断面図
を、第2図〜第4図は第1図のチヤツクの横断面
図をそれぞれ異なる作動状態において示してい
る。 符号の説明、1…チヤツク本体、2…締め付け
スリーブ、3…チヤツクジヨー、4…案内部、5
…締め付けスパナ、6…ピニオン、7…外側の歯
部、8…調整リング、9…歯車リム、9.1…歯
面、9.2…歯面、10.1…スプリング、1
0.2…スプリング、11.1…第1の係止ピ
ン、11.2…第2の係止ピン、12…矢印、1
3…解除リング、14…回転角、15…復帰スプ
リング、16…ストツパ部、17…案内凹部、1
8…案内ほぞ部、19…案内凹部の側壁、20…
縁部、21…リンク面、22…縁部凹所、23…
止め部材、24…止め凹所、25…切欠き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 チヤツク本体1と、そのチヤツク本体に同軸
    に回転可能に案内された締め付けスリーブ2と、
    締め付けおよび緩めのために前記チヤツク本体1
    と前記締め付けスリーブ2との間の相対回転によ
    つて移動可能なチヤツクジヨー3と、前記チヤツ
    ク本体1と前記締め付けスリーブ2との間に備え
    られた係止装置とを有し、前記係止装置は、チヤ
    ツク軸心と同軸の歯車リム9と、スプリング1
    0,1の力を受けてその歯車リム9に係合する係
    止部材とから構成され、前記係止部材は前記チヤ
    ツクジヨー3を緩める方向における相対回転に対
    して前記チヤツク本体1と前記締め付けスリーブ
    2とを係止するが、締め付け方向における相対回
    転は妨げず、解除装置によつて外側から、前記歯
    車リム9に係合しない位置へ移動可能になされた
    チヤツク、特にドリルチヤツクにおいて、 第1の係止部材に加えて、第2の係止部材が備
    えられ、その第2の係止部材は、第1の係止部材
    と同様にスプリング10.2の力を受けて前記歯
    車リム9に係合し、前記解除装置によつて前記歯
    車リム9に係合しない位置に移動可能であるが、
    第1の係止部材とは反対にチヤツクジヨー3の締
    め付け方向においてチヤツク本体1と締め付けス
    リーブ2とを係止し、それでも前記第2の係止部
    材はこの回転方向において、制限された締め足し
    をまず可能にする回転角14に渡つて、復帰スプ
    リング15の力に抗して歯車リム9に相対的に固
    定されたストツパ部16にあたるまで歯車リム9
    によつて移動可能であることを特徴とするチヤツ
    ク。 2 前記係止部材が係止ピン11.1,11.2
    であり、その係止ピン11.1,11.2はチヤ
    ツク軸心にほぼ垂直かつ偏心に配設されスプリン
    グ10.1,10.2の力を受けて長手方向に可
    動にチヤツク本体1内に案内され、また前記歯車
    リム9が締め付けスリーブ2に配設されており、
    前記係止ピン11.1,11.2は、チヤツク本
    体1の内側から外側へ向つて押し出されて締め付
    けスリーブ2の内周面に配設された歯車リム9に
    嵌入し、締め足しを制限する第2の係止ピン1
    1.2は、歯車リム9により連動される回転角1
    4に対応してチヤツク本体1内で周方向に揺動可
    能であり、ピン軸心にほぼ交差して作用する復帰
    スプリング15に抗して揺動方向において前記ス
    トツパ部16の側で支持されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のチヤツク。 3 締め足しを制限する前記第2の係止ピン1
    1.2が、案内ほぞ部18を用いて、コイル状に
    形成されたスプリング10.2上に配され、その
    スプリング10.2は、前記係止ピンを前記歯車
    リム9内に圧入しかつそのスプリングと係止ピン
    とを受け入れるチヤツク本体1内の案内凹部17
    の底部に支持されており、前記案内凹部17は歯
    車リム9へ向つて外側に周方向に広がつており、
    復帰スプリング15の側にある案内凹部17の側
    壁が、締め足しを制限するストツパ部16を形成
    し、反対側の側壁19には、チヤツクジヨー3を
    緩める方向における締め付けスリーブ2の回転の
    際に係止ピン11.2が当接するようになつてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    のチヤツク。 4 前記係止ピン11.1,11.2が、その係
    止ピンの端面と周面によつて形成される縁部20
    おいて、歯車リム9の歯部に係合し、この歯部の
    2つの隣り合歯面9.1,9.2のうち、一方の
    歯面が係止ピン11.1,11.2の端面に、他
    方の歯面が係止ピン11.1,11.2の周面に
    当接し、その際、これらの両歯面11.1,1
    1.2のうち、チヤツクの締め付けに対応する歯
    車リム9の回転方向(矢印12)おいて、第1の
    係止ピン11.1の端面には後続する歯面9.2
    が、第2の係止ピン11.2の端面には先行する
    歯面9.1がそれぞれ当接していることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項または第3項に記載の
    チヤツク。 5 前記解除装置が解除リング13から成り、そ
    の解除リング13は軸方向において前記締め付け
    スリーブ2の歯車リム9の隣りに配設されかつチ
    ヤツク本体1に同軸に案内され、さらに前記解除
    リング13は両係止ピン11.1,11.2のそ
    れぞれに関係づけられたリンク面21を有し、前
    記リンク面21に対しては係止ピン11.1,1
    1.2の端部が当接し、前記リンク面21によつ
    て、解除リング13の回転の際に前記係止ピン1
    1.1,11.2が同時に歯車リム9との係合を
    はずされて押し戻されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の
    チヤツク。 6 前記解除リング13が、前記係止ピン11.
    1,11.2を歯車リム9における係合のために
    解放する位置または前記係止ピン11.1,1
    1.2の前記係合を阻止する位置の両方の回転位
    置にロツク可能であり、そのために解除リング1
    3とチヤツク本体1との間に止め装置23,24
    が備えられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項に記載のチヤツク。
JP60029208A 1984-02-16 1985-02-16 チヤツク、特にドリルチヤツク Granted JPS60186305A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3405511A DE3405511C1 (de) 1984-02-16 1984-02-16 Spannfutter,insbes.Bohrfutter
DE3405511.8 1984-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186305A JPS60186305A (ja) 1985-09-21
JPS6411401B2 true JPS6411401B2 (ja) 1989-02-23

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ID=6227879

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60029208A Granted JPS60186305A (ja) 1984-02-16 1985-02-16 チヤツク、特にドリルチヤツク

Country Status (4)

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US (1) US4583751A (ja)
EP (1) EP0151791B1 (ja)
JP (1) JPS60186305A (ja)
DE (1) DE3405511C1 (ja)

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US4583751A (en) 1986-04-22
JPS60186305A (ja) 1985-09-21
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