JPS60185506A - 回転ブラシのゴミ除去用櫛歯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は回転ブラシのゴミ除去用櫛歯装置に関し、特に
１回転ブラシで床面上のゴミを清掃する際に１回転ブラ
シに巻付いた糸状ゴミ、綿状ゴミをすみやかに除去する
ことのできる回転ブラシのゴミ除去用櫛歯装置に関する
ものである。

（従来技術） 従来９回転ブラシを用いて床面上を清掃する際に１回転
ブラシに巻付いた糸状ゴミ、綿状ゴミを除去する櫛歯装
置として第１図乃至第３図に示すものがあり、下面が開
口した長方体状をなすと共に、上面が中央部を残してそ
れぞれ下方に傾斜し。

中央部上面にハンドルとの連結部（図示せず）が設けら
れている本体ケースｌの内部中央位置に。

両端部に従動輪２が設けられ、中央部に回転ブラシ３が
設けられている回転ブラシ軸４を前記回転ブラシ３の下
部が前記本体ケース１から突出した状態で両側板１ａ、
ｌｂ間に回転可能に架設し。

又１両側板１ａ、ｌｂと平行に、仕切板ＩＣ１１ｄがか
けわたされており、ｌａ、ｌｃ間及び１ｂ。

１４間に軸５．６を架設し、これに駆動ローラー７．８
を回転自在に軸支している。

駆動ローラー７．８は前記従動輪２と圧接し、かつ下部
が前記本体ケース１の開口部から下方に突出するように
設置されている。

また、前記回転ブラシ３の前端側の本体ケース１の下面
開口部および後端側の本体ケース１の下面開口部には仕
切板１ｃ、ｌｄにわたって水平に延びている板９が設け
られ、この板９の回転ブラシ３に隣接する部分が上方に
立ち上っていて、立ち上がり部を形成し、この板９でダ
ストルームが形成されている。

前記回転ブラシ３より前後方向斜め上方には一対の櫛歯
１’ＯＬ、１０Ｒが仕切板１ｃ、１４間に架設されてい
る。この櫛歯１０Ｌ、ＩＯＲは、前記回転ブラシ３の外
周に沿うように平行に架設された基台１２Ｌ、１２Ｒと
一体に形成されるとともに、略水平方向に設けられた歯
１１Ｌ、ＩＩＲを回転ブラシ３の外周部より内部に喰い
込ませるように、ずなわぢ１回転ブラシのブラシ毛内に
喰い込ませるように、歯１１Ｌ、ＩＩＲが対向するよう
な形で設けられている。

以上の構成において、前記のものを使用するに際しては
、まず本体ケース１を床面上に位置すると、その下面開
口部から突出している駆動ローラ７．８の下面が床面と
当接する。そして図示しないハンドルを用いて本体ケー
ス１を前後方向に床面上を摺動すれば、駆動ローラ７．
８が床面上を転勤すると共に、この駆動ローラ７．８と
圧接している従動輪２を介し回転ブラシ３も回転する。

この回転ブラシ３の回転により床面上のゴミ等をダスト
ルームにはね入れる。このはね入れる時に。

糸状ゴミ、綿状ゴミ３０は回転ブラシ３にからみつく場
合があるが、この回転ブラシ３にからみついた糸状ゴミ
、綿状ゴミ３０は、櫛歯１０Ｌ、１ＯＲにより梳いて回
転ブラシ３より除去し、ダストルーム内に収容するもの
である。

しかしながら、従来の櫛歯によれば第３図に示すよつ＆
’ニー、　ｌｉｆ＠１０　Ｌ、１０　Ｒに梳かれた糸状
ゴミ、綿状ゴミ３０は、歯１１Ｌ、ＩＩＲにまたがった
状態となり基台１２Ｌ、１２Ｒにおける歯ｌＩＬ、ＩＩ
Ｒの歯元間部１３Ｌ、１３Ｒ，が糸状ゴミ、綿状ゴミ３
０のダストルーム方向への流入を阻害するため梳かれた
糸状ゴミ、綿状ゴミがダストルーム内に落下し難いとい
う欠点があり、このため山元部に糸状ゴミ、綿状ゴミ３
０が停留するという恐れがあった。この停留した糸状ゴ
ミ。

綿状ゴミが増加するにつれて、ついには回転ブラシ３の
回転により１回転ブラシ３を介して再び床面上に引き戻
されるという現象を引き起こす恐れがあり、さらには、
この停留した糸状ゴミ、綿状ゴミが障害物となって９回
転ブラシ３によりはね上げられたゴミがこの障害物にぶ
つかって床面上に戻され、収塵性能が低下する恐れがあ
った。

（発明の目的及び構成） 本発明は上記に鑑みてなされたものであり、櫛歯に糸状
ゴミ、綿状ゴミが停留するのを防止するために、櫛歯の
歯元部を略垂直方向に立ち上がらせることにより、糸状
ゴミ、綿状ゴミが通過できる溝を設けて、糸状ゴミ、綿
状ゴミの端部が歯元部に係止しないようにした回転ブラ
シのゴミ除去用櫛歯装置を提供することを目的とする。

（実施例） 以下図面に基づいて１本発明による回転ブラシのゴミ除
去用櫛歯装置を詳細に説明する。

第４図乃至第５図には９本発明の一実施例が示されてお
り、第１図乃至第３図と同一の部分は同一の引用数字に
よって示したので重複する説明は省略するが、第５図に
示すように、櫛歯２０Ｌ。

２０Ｒは回転ブラシ３に沿うように平行に設けられた基
台２１Ｌ、２１Ｒと、前記基台２１Ｌ、２１Ｒと一体に
成形されると共に、歯元部２２Ｌ。

２２Ｒが前記基台２１Ｌ、２１Ｒより略垂直方向に突出
するように設けられかつ、先端が回転ブラシ内部に喰い
込んでいる「＜」字状形の歯２３Ｌ。

２３Ｒとより構成されており、全体として溝２４Ｌ、２
４Ｒを形成している。

以上の構成において、前記のものを使用する場合には１
回転ブラシ３に巻き伺い°Ｃいた糸状ゴミ。

綿状ゴミ３０は櫛歯２０Ｌ、２０Ｒにより梳かれ。

歯２３Ｌ、２３Ｒにまたがった状態となるが、前記溝２
４Ｌ、２４Ｒを通過することができるため。

歯元部２２Ｌ、２２Ｒに停留しにくくなる。万一歯元部
分に停留した場合でもあとから梳かれた糸状ゴミ、綿状
ゴミ３０に押し出されるようにして。

ダストルーム内に落下する。

第６図には櫛歯の他の実施例が示されており。

この櫛歯４０にあっては、ダストルーム内がり部と基台
４１が一体となっており、この基台４１に一片が略直角
三角形状である歯４２が、略直再部分を基台４１より突
出するとともに、伯の角部が回転ブラシ３内に喰い込む
ように一体に構成され、全体として溝４３を形成してい
る。　このように形成したものにあっても、歯元部４４
に糸状ゴミ、綿状ゴミが停留することなく順次ダストボ
ックス内に収容することができ、さらに、基台とダスト
ボックスの立ち上がり部と同一の部材で構成できるため
、材料費を軽減できる。

なお、上記実施例においては、櫛歯の数は限られるもの
でなく、又櫛歯の配置に於いても回転ブラシの回転の方
向に応じて、適宜選択できるものであることは勿論であ
る。

（発明の効果） 以上説明したとおり本発明によれば、櫛歯の歯元部を略
垂直方向に立ち上がらせることにより。

糸状ゴミ、綿状ゴミが通過できる溝を設けて、糸状ゴミ
、綿状ゴミの端部が山元部に係止しないようにしたため
°、櫛歯に糸状ゴミ、綿状ゴミが停留するのを防止する
ことができ、その結果、糸状ゴミ、綿状ゴミが、再度床
面上に引き戻されることがなくなり、更にその他のゴミ
も、停留中の糸状ゴミ、綿状ゴミに邪魔されて、再度床
面に戻されるという現象もなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の回転ブラシのゴミ除去用櫛歯装置を示
す縦断正面図、第２図は第１図のものの本体ケースをは
ずした状態を示す平面図、第３図は第１図のものの櫛歯
部分を示す説明図、第４図は本発明の一実施例を示す説
明図、第５図は第４図のものの櫛歯部分を示す説明図、
第６図は他の実施例を示す説明図である。 符号の説明 １・・・本体ケース、ｌａ、ｌｂ・・・側板ｌｃ、ｌｄ
・・・仕切板 ２・・・従動輪 ３・・・回転ブラシ。 ４・・・回転ブラシ軸 ５．６・・・軸。 ７．８・・・駆動ローラ ９・・・板 １０Ｌ、１０Ｒ・・・櫛歯 １１Ｌ、ｌｌＲ・・・歯 １２Ｌ、１２Ｒ・・・基台 １３Ｌ、１３Ｒ・・・歯元間部 ２０Ｌ、２０Ｒ・・・櫛歯 ２１Ｌ、２１Ｒ・・・基台 ２２Ｌ、２２Ｒ・・・歯元部 ２３Ｌ、２３Ｒ・・・歯 ２４Ｌ、２４Ｒ・・・溝 ３０・・・糸状ゴミ、綿状ゴミ ４０・・・櫛歯 ４１・・・基台 ４２・・・歯 ４３・・・溝 ４４・・・歯元部 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、下面が開口する本体ケース内に、その下面から下端
   部が突出するように回転ブラシを回転可能に配設すると
   共に、下端部が床面に当接して回転し。 かつ前記回転ブラシに回転を与える駆動輪を配設し、前
   記本体ケース内の前記回転ブラシの近傍にゴミを収容す
   るダストルームを配設し、さらに前記回転ブラシの前方
   の斜め上方あるいは後方の斜め上方の少くとも一方に２
   回転ブラシに沿うように平行に設けられた基台と、前記
   基台と一体に設けられかつ、根元部が前記基台より略垂
   直方向に立ち上がって溝を形成するとともに先端が前記
   回・転ブラシ内に喰い込んだ状態に位置する歯とよりな
   る櫛歯を配設したことを特徴とする回転ブラシのゴミ除
   去用櫛歯装置。 ２、前記基台が、前記ダストルームの一側面を構成する
   特許請求の範囲第１項記載のゴミ除去用櫛歯装置。