JPS60185032A - 太陽熱冷房システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、太陽熱冷房システムに関Ｊ−るものである
。

従来、室内冷房は、構造が複雑（・あり、特に、電力等
動力の消費が不可欠であった。また、冷房中は、暖気の
侵入防止のため室内を密閉状態とりるので換気が不十分
となり低床上問題があった。

この発明では、太陽熱で加熱されるダクトを、同ダクト
下端下端に高低差を設りて配設し、上端は上部大気に連
通し、下端は室内上部に連通さμると共に、地中の冷熱
により冷に１される冷却管を地中に埋設し、間管の一端
を大気に連通し、他端を室内下部に連通させることによ
って、地中で冷１．１１された冷却管内の冷気を、ダク
ト内の上昇気流による負圧で室内に吸入することにより
、簡単な構造で、しかも無動力で同室内を冷房し、かつ
室内換気を充分に行うことができる太陽熱冷房システム
を提供゛Ｕんどするものである。

この発明の第１実施例を図面にもとすいてａＴ　ａｌｌ
に説明すれば、第１図は、図の左方を南方向どして画か
れてＪ′３す、同図中（Ａ）は、二階什の家１２ＩＨを
示し、同家屋（Ａ）は、南北側壁（１）（２）及び、中
央からそれぞれ南北方向に下り勾配の南北側屋根（３）
（／１）によって構成されてｄ３す、同家屋（Ａ）内部
は、−階の案内（５）及び二階室内（６）に上下に分割
されており、それぞれ−階床根（７）、同人井（８）、
二階床板（９）。

同人井（１０）によって仕切られＣそれぞれ餡蜜ｒＪＪ
状態の案内空間を形成している。なお図中（１１）（１
１）′は西側壁に設けたー・二階出入口を示す。

南側壁（１）の外側面（１）−１上部から、南側屋根上
面（３）−１にかりて断面略矩形筒状のダクト（１２）
が配設されており、同ダクト（１２）は、太陽熱をよく
吸収するＩ（めの表面処理を施した熱伝導がよい拐貿、
たとえば外周面に黒色艶消し塗装を施した金属板等で構
成されており、同ダク１−下端（１２）−１は、南側壁
〈１）の−階の室内上部（５）−１に当る位置を、外方
から内方向に貫通して、同室内上部（５）−１に開口し
て吸込Ｄ（１３）を形成して、同ダクト（１２）内部と
同室垣二部（５）−１とを連通さゼている。

更に同ダク１〜下端（１２）−１の室外側は、Ｍ、’ｌ
　１字形状に直」二方向に折曲して、南側壁外側面（１
）−１に沿って延設されてダクト縦部（１２）　−２を
形成しており、南側壁外側面（１）−１の二階π内（６
）中途部に当る位置から、外側方向にや・〜ｂ傾斜状に
カーブ（１２）−３し、南側屋根く３）の軒端（３）−
２を下方から迂回して、南側屋根上面（３１１に沿うべ
く略逆し字形状に折曲（１２＞−，４（、、同一り面（
３）−１に近接した状態で南側屋根頂部（３）−３まで
延設されてダウｌ−傾斜部（１２）　−５を形成し、同
傾斜部（１２）−５上端からは直上方向にダクト上端＜
１２＞−６が延設されて、１ｎ上馴（１２）−６は直上
方向に開口＜１２）−７Ｌ、ており、同ダク１〜（１２
）の上端（１も）−６と下端（１２）−１との間には高
底差（ｈ）が構成されている。

更に周間［１部（１２）−７には、自然風にＪ、り回転
し°ＣＣツク−（１２）内部から空気を吐出する回転ペ
ンヂレータ（１／Ｉ）が近設されて、ダクト（１２）内
空気の吐出を促進すると共に、雨水の侵入を防止してい
る。なお図中く１５）はつＡ−タートラッグを示し、ダ
クＩ−（１２）内面の結露水及び、万一の侵入雨水を同
トラップ（１５）から下方向に延設したドレンバイブ（
１５）　−１で４Ｊｌ出して、結露水等の室内流入を防
止づるためのむの−（ある。なお（１５）−２はバルブ
を示し、同ｉ〜ラップ（１５）内の水を排出するとき開
放し、常時は閉鎖してｄ３　＜。

更に、−階の室内〈５）下部（５）−２に当る北側壁（
２ンには、同北側壁（２）を室外から室内方向に貫通し
た冷風送入管（１６）の吹出口（１７）が室内に向って
水平方向に間口しており、同’Ｑ　（１６）の室外側は
、略逆り字形状に折曲して略直下方向に延設（１６）−
１されてＬ１２つ、間延段部（１６）−１下端は、家屋
（Ａ）の北側方の地中に略水平状態に埋設された冷却管
〈１８）の先端（１８）−１と、略り字形状のエルボ継
手（１９）を介して連通連結している。

冷却管く１８）は、熱伝導がよい例えば金属等の材質に
よりパイプ状に形成されており、同質（１８）基ｐにｉ
＜１８＞−２は、地表から真下り向に埋設した下端閉塞
筒状のため？１（２０）の中途部（２，０）−１に連通
連結しており、同桝（２０）の上端（２０）−２は地表
よりもやヤ）畠位僅に設（）られてＪ３す、同上端＜２
０）−２には、山水１２人防止用の傘部（２１）及び防
虫ネツ１−（２２）を一体に構成したキャンプ（２３）
が近設されでいる。

なお、冷ｉｌｊ管（１８）は、同質（１８）内面に発生
Ｊ８結露水を流下さヒるために、ため１１１Ｉｌ（２０
）方向に僅かに下方傾斜している。ため例（２０）下部
＜２０＞−３は結露水及び万一の侵入山水を貯溜りる−
５のであり、量水は、−１ヤツブ（２３）を取外して簡
単に汲み出すことができる。

なお、冷７．ＩＩ管く１８）は、案内〈５ンの広さ等に
応じて適宜増設でき、この場合は、管継手を用いて並設
状態に連通連結し一〇、地中に埋設りれＩＪにい。また
タクト（１２）についても、並設状態に南側壁外側面（
１）−１及び南側屋根、１面（３３）−１に配設ずれば
よい。

なお、ダクト（１２）及び冷態送入管（１６）の室内（
５）間口端たる吸込口（１３）及び吹出Ｄ　（１７）に
は、それぞれ開閉自在の吸込、吹出ダンパー（２４＞（
２５＞が配設されている。

この発明の第１実施例は上記のように構成されており、
夏期、吸込及び吹田ダンパー（２４）（２５）を解放し
ておりば、最も気温が高い昼間、ダクト（１２）は日射
を受番ノで太陽熱により昇温し、同ダクト（１２）内部
の空気を加熱膨服させて、同内部空気密度が周囲の空気
密度より小どなり、同ダクト（１２）内部に上昇気流が
発生し、同ダク１〜下端（１２）　−１と連通した一階
の室内（５）内部が負圧となるので、同室内（５）と連
通した冷気送入管（１６）を介して冷却管（１８）によ
って外気にりも低温の地中冷熱により冷却された新肝な
外気が冷気となって吹出口（１７）から同室内下部（５
）−２に吹出すものである。更に、同室内（５）で暖め
られた空気は、同室内上部（５）−１に沸留するもので
あり、吸込口（１３）はまさしく同上部（５）−１に間
口しているので、同室内（５）は覆゛みやかに冷気で充
満し、冷房の効果を発揮するものである。

特に、太陽熱を空気流動の動力源どし、地中冷熱を冷熱
源としているので、他に動力を必要としない。

なお副次的に、ダクト（１２）は、南側壁（１）及び南
側屋根〈３）への太陽直射を阻止し、しか−ｂダクト（
１２）内には熱伝導度が低い空気が存在しているので太
陽熱遮蔽の効果もある。

またダクト（１２）は、軒端（３）−２の外側方を迂回
して配設されるものであるから、既設の家屋にも簡単に
取（＝Ｊ（〕ることができる。

なお、冬期は、吸込、吹出ダンパー（２４）（２５）を
閉塞して冷気の侵入を防止するものである。

第２図は、第２実施例を示し、この実施例は、平屋建の
家屋（Ｂ）に本発明を実施したものであリダクＩ−（３
０）は、第１実施例はど略同様の構成であるが、第１実
施例のダクト縦部（１２）　−２が欠如して０る点と、
北側壁（３１）に設けたにした点が第１実施例と異なっ
ている。図中（３５）は開閉引戸を示１　ａ なａ３第１実施例の場合でも、家屋（△）北側に樹木等
があり充分な冷気があるとぎは、冷気吸入窓を設けて直
接冷気を吸入してもよい。

第３図は、第３実施例を示し、この実施例は、二階の室
内（４０）にヒートポンプ型の冷房機く４１）を設置し
た場合、同冷房１ｆｉ（４，１）の冷ｌｉＩを要するコ
ンデンサ一部分（４２）をダク］へ（４３）内に設置し
て同ダクト（４３）内の空気を加熱し、−りが気流を強
化して一階（４４）の太陽熱冷房を高めたものである。

この発明によれば、太陽熱を受りるダク１〜の上土端の
間に高ＩＬ（差を設り、同ダクト下端に生ずる負圧によ
り、地中に埋設した冷ｌｊ管ににる冷気を室内に導入づ
るように構成することにより、簡単な構造で、しかも゛
・無動力で室内を冷房し、かつ充分な換気を行うことが
できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による太陽熱冷房システムの第１実施
例を示す説明図（断面図） 第２図は、同第２実施例を示ザ説明図（ｌｌ’ｉ面図）
第３図は、同第３実施例を示す部分説明図Ｎ’Ｊｉ而図
） 面△）：家屋 （ｈ）：高低Σ亡 （５）：室内 （５）　−１：室内上部 （５）　−２：室内下部 （１２）：ダシ１〜 ＜１２）−１：同下端 （１２）−６：同上端 （１８）：冷却管 （１８）−１：同先端 （１８）−２：ｌ司　入（端 第　１　図 第　３　シま ４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）　太陽熱によって加熱されるダクト（１２）を、同
   ダクト（１２）の上下端（１２）−６゜（１２）−１に
   高低差（ｈ）を保持して配設し、同ダクト下端（１２）
   −６を上部外気に連通ぜしめ１．同ダクト下端（１２）
   −１を家屋＜Ａ）の室内（５）の−Ｆ部（５ｉ１に連通
   せしめると共に、外気温Ｊ、り低湿の地中の冷熱により
   冷却される冷却管（１８）を地゛中に埋設し、間管（１
   ８）の基端（１８）−２を戸外の大気に連通し、間管（
   １８）の先端＜１８）−１を室内（５）の下部（５）−
   ２に連通せしめて、ダクト（１２）内の空気の加熱膨張
   及び上昇により、室内（５）に冷却管（１８）内の冷気
   を吸入して室内（５）を冷房すべく構成してなる太陽熱
   冷房システム。