JPS60183241A - 自動車用内装材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、１１動＋ｌｆの内張、りしこドア、り。

シュホードその他の内装材表面に木粉をペースＪしたセ
ルロース系の微粉・１１材を多ｊ１１に右するソイルノ
ー・の張込むことによって、１酎摩↓（、セＩに１憂れ
、１７かも適度の吸湿性と、１１１１水性とをイ３（ぜ
イ１すると２！（に肌触りの良好な、趣深い内装オ（の
成（１！、提ｖＩをなすよう塾こしたものである。

而して、従前に於けるこの種の自動中室内の内装材とし
ては、８４脂シートあるいはフィルムをペースとし、こ
れに適宜のシボ加Ｉ−を施し、あるいは表面化粧塗膜の
構成をなすようにした場合と、吸湿性あるｍ維素相の起
毛処理）゛か施された場合とか存したものである。

しかし乍ら、前者に於いては、耐庁耗性、］耐水性に富
む反面、吸湿性か悪く、特異な室内条ぞ）下に於ける発
汗現象を誘起すると共に、肌触り感か悪く、接触面の肌
面の汁が、そのま−旧情する傾向をイ１したものである
。

メ、か（る肌触りの点に於いて、表面の滑り抵）ノ’１
１が少ないことより、しっとりとした趣のある肌触り感
を欠いたものである。

又、自動ｊ、Ｉｊ　’Ｗの吊酷な条ヂ１ドに於いて使用
される内装構造としては、温爪変化に４ｆう伸縮が大き
く、往々にして張込み表ｕＩｉに皺よれ、あるいはクラ
ックを誘起したものである。

次いで、後者の内張構造に於いては肌触り感もＪ［とく
、しかも適度の吸湿性も約束される反面、耐摩耗性が極
端に悪く、内張施工が割高であるこへと共に実用に供し
がたいものであった。本考案に係る自動車の内張構造は
、か覧る従前例に於ける不都合に鑑み、特に発案された
ものであって、従前の塩ビフィルム等の内張構造以−に
の耐摩耗特性を約束すると共に適度の吸湿性並びに滑り
抵抗に伴う肌触り感の改良を試み、又フイルノ１、自体
の伸縮を抑止し、張込み面に阿する的確な張設と、張設
後に於ける皺よれ、ブレ出しの発生を効果的に防市し、
又混入顔料等の馴染みを良ｔｔｒになすと共に表面塗料
剤との冨ｒｉ性を良好とし、化粧特性を特に良好とした
ものであって、その構成の要旨を１００〜！５０メンシ
ユのセルロース系乾燥微粉骨材を５〜４０％　ｌｆｉ人
してなる樹脂フィルムを自動車内装部材面に接着剤を介
して添装し、加圧型付け、・体とした点に置き、以下の
具体的な実施例と、これ等の実施例に附随する相当の設
計変更を手足したものである。

以下、木発ｊｌｌｌに係る自動車内張材の典型的な成形
に関する一実施例を添付の図面について説明するに、（
１）はフィルムであり、（２）は自動車ドアの内装クッ
ション材、ダツシュボードの内装材、シートのクッショ
ン材等の基材を示したものであり、目的に合せた種々の
素材、形状からなる基材（２）面上に、使用基材（２）
と、フィルム（１）の素材特性に合せて用意された接着
材を介装して、前記フィルム（１）を添装し、通例はホ
ットプレス等の適宜の加圧手段をもって、該フィルム（
１）を基材（２）面上に抑圧、型付けと同時に密着一体
としたものである。

尚、か−るプレスによる成形に於いてはフィルム（１）
に対し１通例加熱エアー等による予備加熱をなした１−
で、ホットプレスによる基材（２）に対する加圧、一体
化をなしたものであるが、このホットプレス処理に於い
て基材（２）自体の型付は成形も別途予定されたもので
ある。

而して、塩ビ木質フィルム（１）は１００〜１５０メツ
シユの極めて微細な粉末状とされたセルロース系の骨材
、特に木材粉を５〜４０％の範囲で混入成形されたもの
であり、混入容量は、目的とする耐冷ｊ［ｉ特性、吸水
特性に合せて適宜決定されたものである。

尚、この木材粉の混入に於いてはカレンダーロール成形
あるいは押出しプレス成形等適宜の１段による成形提供
が混入される骨材量と、骨利の４１する特性の差異並び
に成形されるシートの厚幅等を総合的に勘案して選別使
用されたものである。

次いで、混入される骨材粉は、成形樹脂素材との馴染み
を良好とする意図並びに成形時に於ける滑性を良好とす
る意図より、特に粒径を１００〜＋５０メンシユとする
極微細な粉末状にな４　すと共に、成形時に於ける気泡
発生、表面の肌荒れを防ｌ−する′意図より、その含有
水分量を気乾含水ψ以内、理想的には３〜５％以内に限
定したものである。

か−る骨材粉の混入に於いては、成形樹脂素材粉ど骨材
粉とが充分に馴染み合い、成形時に骨材粉周面に巣ある
いは気泡を生ずることなく、又表面荒れも少ないものと
され、史に成形時に於ける押出し抵抗ないしはロール面
への転圧抵抗を減じ、比較的良好な表面特性を有するシ
ート材の提供をｌＴ丁能としたものである。

更に、かする骨材粉の成形特性並びに記入状態を良好に
なす必要のある場合に於いては、この骨材粉自体を以下
の手法をもって成形提供ビたものである。

即ち、先ず破砕チップ、パルプ粉殻その他の適宜のセル
ロース系素材に対し、気乾台木Ｖ以下に乾燥処理を施し
、その含水多を極力低めることによって、Ｈ＆維組織部
分の破壊を誘起し。

か＼る破壊状態の生じた組織部分に対し、尿素系樹脂液
の添着、含浸をなして２０−・３０分間放置し、樹脂液
の充分な浸潤と、乾燥をなし、次いでか−る樹脂液の含
浸に於いて１通例素材に於けるＰＨＱ５程度とし、更に
施される加熱、乾燥と破砕処理に於いて、樹脂の効果と
、３〜５％に到る乾燥と、１２０〜１５０メツシユの微
細粒径への破砕とがなされるとＪ（にＰＨ値が概ね６〜
７の中性に位置づけられるようにしたものである。

かくして提供される骨材粉を使用する場合に於いては、
前記骨相粉以七に樹脂素材との馴染みか良々ｆとされ、
又成形時に於げる滑性も良好とされると共に加熱成形に
際して酢酸カス等の有害カスの発生が防止されたもので
ある。

即ち、粉末自体は夫々硬化樹脂材によって木粉も石の繊
Ｍ［部分が固められ、表１ｎＩ滑り特性が１．１に良好
とされたことよりして、樹脂素材との混合馴染みが完全
とされ、五人骨材粉の周面に空隙、巣等を生ずることが
一ν）なく、又成形機ンリンター血、ダイ１１１面に対
する摺接摩擦抵抗も少なく、成形が円滑（１つ確実にな
され、これ等のシリング−而等に対する損耗を極力減じ
たものである。又１成形シー）・血に対する荒れが、か
−る滑り特性のＨ’ｔ−と、水蒸気発生の抑１１＝並び
に木酸カスの発生抑止をもって保障したものである。

特に木酸ガスの発生は、かへるシート［ｍに対する荒れ
の問題と共に成形機シリンダー、タイ等の装部自体の酸
化腐蝕をもたらしたものであり、か＼る木酸カスの効果
的な防止により、前記各種の方法によるシート成形を可
能としたものである。

本発明に係る１ハビ木質フイルム（＋）は、叙にに於け
る特長ある構成よりなりこれを基材（２）自−Ｌに張込
み、接着して使用した場合に前記諸性性の具体的な奏効
を期し得たものである。［’！ＩＩち１　フィルＡ（１
）に於ける表面１ｍｌ摩耗性、並びに吸湿性は以下の通
りとされ、通例の自装置１ヒフイルム旧に比し、耐Ｉ￥
耗性を良好になすとＪ（に吸ｌ昇性に於いても良好な結
果をもたらしたものである。即ち。

耐摩耗特性 −（試験条件）荷重１　ｋＬ回転数７Ｏｒｐｍ摩耗輪の
種類ｃｓ−１７ｃａｌｉｂｒａｓｅ−材ヒ立互ｊ局館虫
ど− 摩耗脣　３５．９　４Ｂ、ｆｌ　（ｍｇ／１０００回転
）吸水特性 （ＪＩＳ　Ｋ７２０９プラスチ、りの吸水率試験方法に
よる） （試験架ヂ１）２５°Ｃ１２４ｈｒ 木電フイルム　ゴ常（−−１ビ 吸水、４’　（Ｉ　）　０．４４０．０９盟水率（ＩＩ
）’　０．２３　０．０５吸水率（Ｉ）はＩｔ位面積当
りの吸水率吸水−ト　（ｒｌ）は元の試験片との吸水１
１先の差この結果、自動車の内装面に於ける耐摩耗性は
、通例の１１４ビフイルノ、・以上のものとされ、特に
消耗の徴しいシート表面構造として最適とｙれｊ乙もの
である。

又、吸水−イにが塩ビフィルムに比し遥かに多いことよ
り接触面に於ける１１ばみが確実に防１ヒされ、これが
フィルム（ＤｕＩｉに露呈する骨相（１）ａのイー１す
る滑りＪＩｔ抗どノ（に適度の−Ｈつ快適な接触感値ひ
に使用感をもたらしたものである。

叉、フィルム（１）の表面に露呈する骨材（１）ａか木
質系であることより、断熱性に富み、接触時に木質側に
近い、暖かな肌触り感をもたらしたものである。

更に、フィルム（１）の表面に露■する骨材（１）ａは
、このフィルム（１）に混入した顔料との馴染みが良く
、フィルム（１）に於ける発色性を良＆／になすと共に
、このフィルム（１）血りに化粧印刷をなす場合に於い
て、このインクのノリを良好としたものである。

又、か（るフィルム（１）に於けるイ°１・材（１）ａ
の存７［−は、基材（２）との接着効果を高め、接、？
７　＋ｒ１ｉに於ける剥離の問題を効果的に解消すると
共に、発泡材等の基材（２）との接、７１一体化をも牛
１に可能どしたものである。

又、フィルム（１）に於ける混入骨材（１）ａは、フィ
ルム（１＞に於ける伸縮、特に熱的変、化に伴う伸縮を
効果的に防１１したことよりして、・；に込み七〜に於
ける伸張と、張込み後に於ける収縮あるいは再伸張が抑
止され、常に張込み面にすっきりとした態様での収まり
が約束されたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る内装材の要部断面図、第２図はフ
ィルムの拡大断端面図であり、（１）はフィル１、を、
（２）は基材を示したものである。 ４１訂出願人 ＩＪｊ　堀　貞　夫 代理人弁理士 桑　原　稔 第　ｌ　し１ 第　２１２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （＋）　Ｉ＋）０〜１５０メンンユのセルロース系乾燥
   微粉骨材を５〜４０％τル人してなる樹脂フィル１、を
   自動中白装部材面に接着剤を介して添〃３し１、加圧型
   伺け、一体としたことを特徴とする自動・１（川内装材
   。 （２）　＋ｉｉｉ　＋’＋Ｑ　ｆｉ材＋ニー於＋ｔ　ル
   含イＩ水分；ｆヲ５　％　Ｊｌｌ内としたことを特徴と
   する特１ｊ’ｌ’　請求の範囲第−引記仏１に係る自動
   １１・川内装材。