JPS60181343A - 高級感効果のある毛皮様布帛 - Google Patents
高級感効果のある毛皮様布帛Info
- Publication number
- JPS60181343A JPS60181343A JP59035884A JP3588484A JPS60181343A JP S60181343 A JPS60181343 A JP S60181343A JP 59035884 A JP59035884 A JP 59035884A JP 3588484 A JP3588484 A JP 3588484A JP S60181343 A JPS60181343 A JP S60181343A
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- Japan
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- fur
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔本発明の技術分野〕
本発明は天然毛皮に近似した高級感効果を有する毛皮様
布帛に関する。
布帛に関する。
更に詳しくは9.立毛層部分に色差を有していてこれに
よシ合成繊維使いであシながら、あたかも天然毛皮同士
を縫合したような外観効果と立体感効果とを呈する毛皮
様布帛に関するものである。
よシ合成繊維使いであシながら、あたかも天然毛皮同士
を縫合したような外観効果と立体感効果とを呈する毛皮
様布帛に関するものである。
従来、立毛布帛を用いて人工的に天然毛皮調の ′衣料
品を作ろうとする試みはなされてきているが。
品を作ろうとする試みはなされてきているが。
いまだ高級天然毛皮による高級衣料品にはほど遠いもの
しか得られていないのが現状である。
しか得られていないのが現状である。
これは、従来の立毛布帛素材自体の改善技術にもその一
因がアシ、立毛長さがせいぜい10rIn未満程度の単
なるハイ・パイル物衣料品としか言えない程度のものや
、或いは高級縫いぐるみ位にしか使えない程度のものし
かなかったのが現実である。
因がアシ、立毛長さがせいぜい10rIn未満程度の単
なるハイ・パイル物衣料品としか言えない程度のものや
、或いは高級縫いぐるみ位にしか使えない程度のものし
かなかったのが現実である。
一方、天然毛皮の中でも、特に毛足が適度に長くて美し
く特別に高級なものとしてミンク、セープル等があるが
、近年、立毛布帛素材自体には多くの研究がなされてき
ており、これら高級天然毛皮の構造と極めて近似してな
る素材・生地が開発されつつある。例えば−例として本
発明者らの提案した特開昭57−167454号公報等
がある。
く特別に高級なものとしてミンク、セープル等があるが
、近年、立毛布帛素材自体には多くの研究がなされてき
ており、これら高級天然毛皮の構造と極めて近似してな
る素材・生地が開発されつつある。例えば−例として本
発明者らの提案した特開昭57−167454号公報等
がある。
しかしながら、これら生地を用いて実際に縫製をして衣
料品にした場合、天然もの使い衣料品の持つ自然さ、そ
の自然さに基づく美しさ、高級感という点からすればま
だ遠く、更に改善することが要求されている。
料品にした場合、天然もの使い衣料品の持つ自然さ、そ
の自然さに基づく美しさ、高級感という点からすればま
だ遠く、更に改善することが要求されている。
たとえば、第6図A、Bは、従来の毛皮様布帛を示す概
略モデル図であって、第6図Aはかかる毛皮様布帛を上
方から見た平面図、第3図Bは第6図Aのa −a’断
面をとった側面図である。
略モデル図であって、第6図Aはかかる毛皮様布帛を上
方から見た平面図、第3図Bは第6図Aのa −a’断
面をとった側面図である。
これら図において1毛皮様布帛1は、基布2から多数の
立毛繊維が立毛してなるものであシ、かかる立毛繊維は
、一般にミンクなどの天然毛皮においてはさし毛と称さ
れる長くて太い立毛繊維6と、同じくわだ毛と称される
細くて短い立毛欅維4の2者立毛を成しているものであ
る。
立毛繊維が立毛してなるものであシ、かかる立毛繊維は
、一般にミンクなどの天然毛皮においてはさし毛と称さ
れる長くて太い立毛繊維6と、同じくわだ毛と称される
細くて短い立毛欅維4の2者立毛を成しているものであ
る。
通常このような毛皮様布帛は1幅が1〜2m程度のもの
であるが、立毛層側から見た場合極めてプレーンな立毛
層外観であって、このような毛皮様布帛を用いて型入れ
、裁断してコート等に縫製したとしても平坦な味気ない
出来上がシの縫製品しか得られないものである。
であるが、立毛層側から見た場合極めてプレーンな立毛
層外観であって、このような毛皮様布帛を用いて型入れ
、裁断してコート等に縫製したとしても平坦な味気ない
出来上がシの縫製品しか得られないものである。
かかるプレーンな外観を少しでも立体感のあるものに近
づけようとする意味で、第4図に概略を示したように、
さし毛調立毛繊維3および/またけわた毛調立毛繊維4
の布帛幅方向立毛長分布に適度なピッチにてラネ状高低
差を持たせることはパイル織物、パイル編物などにて比
較的簡単に可能であるが、それとても注意して見た場合
に初めてラネ状高低差が認識される程度のものであって
。
づけようとする意味で、第4図に概略を示したように、
さし毛調立毛繊維3および/またけわた毛調立毛繊維4
の布帛幅方向立毛長分布に適度なピッチにてラネ状高低
差を持たせることはパイル織物、パイル編物などにて比
較的簡単に可能であるが、それとても注意して見た場合
に初めてラネ状高低差が認識される程度のものであって
。
平坦さの強い味気ない出来上がシのものであることには
ほぼ変りはない。
ほぼ変りはない。
本発明者らは上記したような点に鑑み、天然物1吏ハ衣
料品の美しさという点につき研究を重ねた結果、天然高
級毛皮使い衣料品の場合には着用したときに何とも言え
ぬ繊細さ、美しいシルエット。
料品の美しさという点につき研究を重ねた結果、天然高
級毛皮使い衣料品の場合には着用したときに何とも言え
ぬ繊細さ、美しいシルエット。
陰影感がかもし出されるものであシ、一方1人工物の場
合には縫製加工前の生地単体といったマクロ−的見方、
あるいは立毛繊維ないしは立毛繊維層の立毛状態といっ
たミクロ的見方においである程度美しいものであっても
、実際にコート等に縫製をして着用したときには、上記
繊細さ、シルエット、陰影感が乏しく、平坦さ、味気無
さが強く感じられ、かかる点において人工物と天然物と
では大きく異なるとの知見を得た。
合には縫製加工前の生地単体といったマクロ−的見方、
あるいは立毛繊維ないしは立毛繊維層の立毛状態といっ
たミクロ的見方においである程度美しいものであっても
、実際にコート等に縫製をして着用したときには、上記
繊細さ、シルエット、陰影感が乏しく、平坦さ、味気無
さが強く感じられ、かかる点において人工物と天然物と
では大きく異なるとの知見を得た。
特に、これら人工物を用いたときには、どうしても一枚
皮を用いたような外観となシ、ミンク等の小動物を多数
匹分用いてなる高級天然毛皮衣料品らしさ、および繊細
さに欠けることは否定できないものである。
皮を用いたような外観となシ、ミンク等の小動物を多数
匹分用いてなる高級天然毛皮衣料品らしさ、および繊細
さに欠けることは否定できないものである。
本発明の目的は、上記したような点に鑑み2人工物であ
シながらも天然毛皮らしい高級感効果を有する毛皮様布
帛を提供せんとするものである。
シながらも天然毛皮らしい高級感効果を有する毛皮様布
帛を提供せんとするものである。
本発明は次の構成からなる。すなわち。
「基布から多数の立毛繊維が立毛してなる毛皮様パイル
布帛において、立毛毛並み方向に沿って実質的に連続直
線状に細幅濃色立毛部を配しているとともに、該細幅濃
色立毛部以外の生立上部分は、実質的に立毛長が該細幅
濃色立毛部の立毛長と少なくとも同等かもしくけそれ以
上であシ、かつ該生立毛部幅が25〜12cmの範囲内
であるようにして、該主立毛部と細幅濃色立毛部とが生
地幅方向に交互に存在するように構成してなることを特
徴とする高級感効果のある毛皮様布帛。」である。
布帛において、立毛毛並み方向に沿って実質的に連続直
線状に細幅濃色立毛部を配しているとともに、該細幅濃
色立毛部以外の生立上部分は、実質的に立毛長が該細幅
濃色立毛部の立毛長と少なくとも同等かもしくけそれ以
上であシ、かつ該生立毛部幅が25〜12cmの範囲内
であるようにして、該主立毛部と細幅濃色立毛部とが生
地幅方向に交互に存在するように構成してなることを特
徴とする高級感効果のある毛皮様布帛。」である。
次に図面を用いて説明する。
第1図A、Bおよび第2図は1本発明の毛皮様布帛を示
す概略モデル図であり、第1図Aはかかる本発明の毛皮
様布帛を上方から見た平面図、第1図Bは第1図Aのb
−b’断面をとった側面図であり、同じく第2図は第
4図に示した如きラネ状高低差を有する毛皮様布帛にお
ける本発明の毛皮様布帛を示したものである。
す概略モデル図であり、第1図Aはかかる本発明の毛皮
様布帛を上方から見た平面図、第1図Bは第1図Aのb
−b’断面をとった側面図であり、同じく第2図は第
4図に示した如きラネ状高低差を有する毛皮様布帛にお
ける本発明の毛皮様布帛を示したものである。
本発明の毛皮様布帛は、立毛毛並み方向に沿つて実質的
に連続直線状に細幅濃色立毛部5を有しているとともに
、該細幅濃色立毛部以外の主立毛部分6は実質的に立毛
長が該細幅濃色立毛部の立毛長と少なくとも同等かもし
くはそれ以上に構成する。そして、該主立毛部分6と細
幅濃色立毛部5とが布帛細方向(毛並み方向と垂直な方
向)に交互に存在するようにして、かつ上記主立毛部分
の幅が2,5〜12cI11の範囲内に構成したもので
ある。
に連続直線状に細幅濃色立毛部5を有しているとともに
、該細幅濃色立毛部以外の主立毛部分6は実質的に立毛
長が該細幅濃色立毛部の立毛長と少なくとも同等かもし
くはそれ以上に構成する。そして、該主立毛部分6と細
幅濃色立毛部5とが布帛細方向(毛並み方向と垂直な方
向)に交互に存在するようにして、かつ上記主立毛部分
の幅が2,5〜12cI11の範囲内に構成したもので
ある。
上記細幅濃色立毛部の幅は、一般的には10mm以下が
好ましく、最も好ましくは5mm以下、更に好ましくは
数口程度のごく細い幅であるが、場合によっては15r
rIm程度の広めのものであってもよく、特に毛足の長
いフォックスやセーブル調のものをねらう場合1等には
この幅が広めでもよいものである。
好ましく、最も好ましくは5mm以下、更に好ましくは
数口程度のごく細い幅であるが、場合によっては15r
rIm程度の広めのものであってもよく、特に毛足の長
いフォックスやセーブル調のものをねらう場合1等には
この幅が広めでもよいものである。
このように主立毛部に対して、細幅濃色立毛部を設けて
毛皮様布帛を構成することによシ、そこが濃色のため影
を落としているかのように見え。
毛皮様布帛を構成することによシ、そこが濃色のため影
を落としているかのように見え。
あたかも天然毛皮ピースどうしを縫合した如き感じを視
覚上与え、繊細さと立体感および高級感の付与された毛
皮様布帛となるのである。
覚上与え、繊細さと立体感および高級感の付与された毛
皮様布帛となるのである。
特に、第2図のようなラネ状高低差のある布帛の場合に
は、谷部中心を該細幅濃色立毛部とすることによシ、立
毛層が立体構造を実際上官しているとともに、立毛繊維
高低差だけではかもし出すことがどうしても難しい天然
毛皮ピースどうしを縫合した感じを強く出すことができ
るのでより好ましい。
は、谷部中心を該細幅濃色立毛部とすることによシ、立
毛層が立体構造を実際上官しているとともに、立毛繊維
高低差だけではかもし出すことがどうしても難しい天然
毛皮ピースどうしを縫合した感じを強く出すことができ
るのでより好ましい。
本発明において、細幅濃色立毛部は縫合線を視覚上表わ
すために、立毛長は主立毛長とI/lぼ同一かまたはそ
れよシも短いことが必要である。該細幅濃色立毛部に用
いるさし毛および/またはわた毛調立毛繊維を特に細デ
ニールのものを用いる等の手段によシ、へたシ易い立毛
繊維層とする等のことも立体感を強く出す上で効果的で
ある。また細幅濃色立毛部だけの立毛をある程度刈シ込
み。
すために、立毛長は主立毛長とI/lぼ同一かまたはそ
れよシも短いことが必要である。該細幅濃色立毛部に用
いるさし毛および/またはわた毛調立毛繊維を特に細デ
ニールのものを用いる等の手段によシ、へたシ易い立毛
繊維層とする等のことも立体感を強く出す上で効果的で
ある。また細幅濃色立毛部だけの立毛をある程度刈シ込
み。
立毛長さを後加工で短くする等の手段をとってもよい。
細幅濃色立毛部は、先染めパイル糸を用いたシ。
プリント等による反染め方式などで容易にパイル布帛中
に現出できる。
に現出できる。
主立毛部の幅は、2.5〜12cI11の範囲内とする
のが肝要でアシ、この範囲外の場合、自然らしさが薄ら
ぎ好ましくない。
のが肝要でアシ、この範囲外の場合、自然らしさが薄ら
ぎ好ましくない。
なお、主立毛部においても、立毛毛並み方向に沿って濃
淡色差を有していてもよく、その場合。
淡色差を有していてもよく、その場合。
主立毛部の中心部に幅1〜2.5 am程度で濃染部を
設けるのがよい。この濃染部はミンク毛皮等における背
筋線の感じを出すためであシ、さし毛調立毛、わた毛調
立毛のいずれか、または双方を濃染とする。
設けるのがよい。この濃染部はミンク毛皮等における背
筋線の感じを出すためであシ、さし毛調立毛、わた毛調
立毛のいずれか、または双方を濃染とする。
細幅濃色立毛部は、さし毛調立毛繊維とわた毛調立毛繊
維の2者立毛が存在する毛皮様パイル布帛の場合、さし
毛あるいはわた毛のいずれか、またはさし毛およびわた
毛の双方とも濃染繊維とする。濃色の程度は、主立毛部
の近接部分の色よりも濃ければよく、実際上の色の濃さ
の決定は、ブラック・ミンク等の濃色系毛皮ねらい、あ
るいはパステル・ミンク、サファイヤ拳ミシク等の淡色
系毛皮ねらい等でも異なるものであるが、専門家にとっ
てはそれtlど難しくはない。
維の2者立毛が存在する毛皮様パイル布帛の場合、さし
毛あるいはわた毛のいずれか、またはさし毛およびわた
毛の双方とも濃染繊維とする。濃色の程度は、主立毛部
の近接部分の色よりも濃ければよく、実際上の色の濃さ
の決定は、ブラック・ミンク等の濃色系毛皮ねらい、あ
るいはパステル・ミンク、サファイヤ拳ミシク等の淡色
系毛皮ねらい等でも異なるものであるが、専門家にとっ
てはそれtlど難しくはない。
本発明において、パイル布帛は1編・織物、植毛布等、
その他特に限定はされない。
その他特に限定はされない。
ミンク調の毛皮様布帛をねらう場合、主立毛部における
立毛長は、26〜28mm程度、細幅濃色立毛部分の立
毛長は20〜25rrm程度のものとするのがよい。
立毛長は、26〜28mm程度、細幅濃色立毛部分の立
毛長は20〜25rrm程度のものとするのがよい。
なお1本発明において、立毛繊維はポリエステル、ポリ
アミド、アクリル系等の合成繊維が好ましい。この理由
はウォッシュ・アンド・ウェアー性に優れ、保存性、形
態安定性に優れるからである。
アミド、アクリル系等の合成繊維が好ましい。この理由
はウォッシュ・アンド・ウェアー性に優れ、保存性、形
態安定性に優れるからである。
以上述べた通りの本発明によれば、布帛幅が例えば1〜
2m程度の一枚物の広幅反であシながらも、細幅濃色立
毛部の存在によシあたかも天然毛皮ピースどうしを縫い
合わせたような繊細さ・高級感をかもし出すものであシ
、かかる布帛を用いて裁断・縫製した縫製加工品は、該
布帛の有している繊細さと高級感がそのまま生かされ、
かつ立体感にも富み、また着用者の体の線、動きに応じ
ても立体感やシルエットが強調される天然物ライクな高
級感のあるものとなるのである。
2m程度の一枚物の広幅反であシながらも、細幅濃色立
毛部の存在によシあたかも天然毛皮ピースどうしを縫い
合わせたような繊細さ・高級感をかもし出すものであシ
、かかる布帛を用いて裁断・縫製した縫製加工品は、該
布帛の有している繊細さと高級感がそのまま生かされ、
かつ立体感にも富み、また着用者の体の線、動きに応じ
ても立体感やシルエットが強調される天然物ライクな高
級感のあるものとなるのである。
以下、実施例について説明する。
実施例1
さし上用の短繊維(SF)とわた上用の短繊維とを混紡
してパイル糸を作り、特開昭57−61769号公報に
記載の方法によシデミバフ・ミンク調をねらう毛皮調パ
イル織物(織物幅:約1m)を作った。このパイル織物
は、基本的には、先染めの濃茶色のさし毛調立毛、およ
び先染めの濃茶色のわた毛調立毛の2者立毛が2層構造
をなしている構造をねらったものである。
してパイル糸を作り、特開昭57−61769号公報に
記載の方法によシデミバフ・ミンク調をねらう毛皮調パ
イル織物(織物幅:約1m)を作った。このパイル織物
は、基本的には、先染めの濃茶色のさし毛調立毛、およ
び先染めの濃茶色のわた毛調立毛の2者立毛が2層構造
をなしている構造をねらったものである。
製織に先立って、パイル糸は次に示す2種類のものを作
ったものである。さし上用SFの素材はPBT(ポリブ
チレンテレフタレート)、ワた上用SFの素材はpET
(ポリエチレンテレフタレート)である。
ったものである。さし上用SFの素材はPBT(ポリブ
チレンテレフタレート)、ワた上用SFの素材はpET
(ポリエチレンテレフタレート)である。
パイル糸(A) ・・・さし上用SF : 40dx2
6mm。
6mm。
色は特に濃く染めた濃茶色。
わた上用S F : 1.2dx 19mm、色は濃茶
色。
色。
パイル糸(B) ・・・さし上用SF 二40dX23
mm。
mm。
色はやや薄めに染めた濃茶色。
わた上用SF : 1.2ax19mm、色は濃茶色(
A糸わた毛と同一色)。
A糸わた毛と同一色)。
さし上用SF/わた上用SFの混紡率は、いずれも、4
5係155qbである。
5係155qbである。
製織に際して、整経時のパイル糸配列設計によって、パ
イル糸(A)が生機上(製品上)2.5cmの幅を有し
ている立毛層部分を形成していて、一方。
イル糸(A)が生機上(製品上)2.5cmの幅を有し
ている立毛層部分を形成していて、一方。
その左右にはパイル糸(B)が各2師ずつの幅で立毛層
部分を形成する第4図に示したような多つネ構造をねら
うものとした。
部分を形成する第4図に示したような多つネ構造をねら
うものとした。
製織後、生機裏面にポリウレタン樹脂をコーティングし
、開繊・毛さばきして得られたパイル布帛は、第4図に
概略モデルを示した如き、ウネビッチ6.5 anで、
凸型の立毛長分布を幅方向に有する多つネ型構造のもの
でアシ、ラネの山部は260さし毛SFの使用によシ特
に濃色の、天然ものにおける背筋線ライクな筋が16本
認められるものである。
、開繊・毛さばきして得られたパイル布帛は、第4図に
概略モデルを示した如き、ウネビッチ6.5 anで、
凸型の立毛長分布を幅方向に有する多つネ型構造のもの
でアシ、ラネの山部は260さし毛SFの使用によシ特
に濃色の、天然ものにおける背筋線ライクな筋が16本
認められるものである。
この布帛は、上記の通シ、立毛繊維層にさし毛立毛長差
に基づく立体感が付与されてなるものであるが、この布
帛を裁断しハーフコートを縫製したところ、一枚皮の感
じがあるやや味気ない仕上がシのものであった。
に基づく立体感が付与されてなるものであるが、この布
帛を裁断しハーフコートを縫製したところ、一枚皮の感
じがあるやや味気ない仕上がシのものであった。
そこで、下記の通りのもう一種のパイル糸を準備した。
パイル糸(C)・・・さし上用SF : 40dx23
閣。
閣。
色は特に濃く染めた濃茶色。
わた上用S F : 1.2(LX 19mm。
色は濃茶色ではあるがさし毛の
濃茶色に近づけて(A)、 (B)糸のわた毛と比べて
やや濃いめの色と した。
やや濃いめの色と した。
このパイル糸(C)を、パイル糸(B)が形成している
谷部(2an x 2 = 4 an幅)の中央部に幅
3’rrrmの細幅立毛部を形成して配されるように再
度整経をし直し、第1図、第2図に例示する如きの本発
明の毛皮調パイル織物を製織した。
谷部(2an x 2 = 4 an幅)の中央部に幅
3’rrrmの細幅立毛部を形成して配されるように再
度整経をし直し、第1図、第2図に例示する如きの本発
明の毛皮調パイル織物を製織した。
この織物を前記と同様に仕上げたところ、背筋線の感じ
はそのままで、ち・ようと隣シ合う背筋線どうしの中央
部に縫合線があるかの如き仕上シの毛皮調パイル織物が
得られた。
はそのままで、ち・ようと隣シ合う背筋線どうしの中央
部に縫合線があるかの如き仕上シの毛皮調パイル織物が
得られた。
このパイル織物を用いて、型入れ・裁断し前記と同一デ
ザインのハーフコートを作ったところ。
ザインのハーフコートを作ったところ。
背筋線と縫合線の兄事な調和により、繊細さと立体感に
富み高級感のあるものが得られた。
富み高級感のあるものが得られた。
第1図A、Bおよび第2図は9本発明の毛皮様布帛の1
例を示す概略モデル図であり、第1図Aはかかる本発明
の毛皮様布帛を上方から見た平面図、第1図Bは第1図
Aのb −b’断面をとった側面図であり、同じく第2
図は立毛長分布にラネ状高低差を有する毛皮様布帛にお
ける本発明の毛皮様布帛の1例を示したものである。
例を示す概略モデル図であり、第1図Aはかかる本発明
の毛皮様布帛を上方から見た平面図、第1図Bは第1図
Aのb −b’断面をとった側面図であり、同じく第2
図は立毛長分布にラネ状高低差を有する毛皮様布帛にお
ける本発明の毛皮様布帛の1例を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 、 I’m 基布から多数の立毛繊維が立毛してなる毛
皮様パイル布帛において、立毛毛並み方向に沿って実質
的に連続直線状に細幅濃色立毛部を配しているとともに
、該細幅濃色立毛部以外の立毛部分は、実質的に立毛長
が該細幅濃色立毛部の立毛長と少なくとも同等かもしく
はそれ以上でアシ、かつ該立毛部幅が2.5〜12CI
l+の範囲内であるようにして、該主立毛部と細幅濃色
立毛部とが生地幅方向に交互に存在するように構成して
なることを特徴とする高級感効果のある毛皮様布帛。 (2) 細幅濃色立毛部の幅が10mm以下であること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の高級感効
果のある毛皮様布帛。 (3) パイル布帛がパイル織物であることを特徴とす
る特許請求の範囲第(11項記載の高級感効果のある毛
皮様布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59035884A JPS60181343A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 高級感効果のある毛皮様布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59035884A JPS60181343A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 高級感効果のある毛皮様布帛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181343A true JPS60181343A (ja) | 1985-09-17 |
Family
ID=12454435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59035884A Pending JPS60181343A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 高級感効果のある毛皮様布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181343A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62127231A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
JPS62127230A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
JPS62128743A (ja) * | 1985-11-30 | 1987-06-11 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
JPS62130836A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-13 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
JPH06128870A (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-10 | Negi Sangyo Kk | 凹凸模様パイル布帛 |
JP2009298017A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Nichiei Kako Kk | 窓用装飾シート及びその素材 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59035884A patent/JPS60181343A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62127231A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
JPS62127230A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
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