JP2002004158A - 衣料用ジャカードレース編地とその製造方法 - Google Patents

衣料用ジャカードレース編地とその製造方法

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JP2002004158A
JP2002004158A JP2000187907A JP2000187907A JP2002004158A JP 2002004158 A JP2002004158 A JP 2002004158A JP 2000187907 A JP2000187907 A JP 2000187907A JP 2000187907 A JP2000187907 A JP 2000187907A JP 2002004158 A JP2002004158 A JP 2002004158A
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久行 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編地表面の柄部分に2色以上の色柄を合わせ
て表現することにより、明瞭で美麗なレース柄を呈し、
装飾性やデザイン性に富み、商品価値の高いジャカード
レース編地を提供する。 【解決手段】 1針おきの交互配列をなすように分割構
成しかつ並設した2枚の分割ジャカード筬と、少なくと
も1枚の地筬とを備える経編機により編成し、地筬によ
り地編の組織を編成し、2枚の分割ジャカード筬により
それぞれ柄構成用糸Y1 、Y2 を導糸してレース調の柄
2を構成するとともに、編幅方向の少なくとも一部にお
いては該柄構成用糸として各々異色または異種素材の糸
を配して編成することにより、編地表面の柄部分に2色
以上の色柄部分2a、2bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてショー
ツ、ガードル、ブラジャー等のファンデーション、スリ
ップ、キャミソール等のランジェリーその他の女性用下
着、あるいはスポーツウエアや外衣等にも好適に使用さ
れるジャカードレース柄を有する衣料用ジャカードレー
ス編地に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ジャカード筬を備える経編機により、基布をサテン
編、デンビ編、プレーンコード編、チュール編等を基本
とする編組織にして、ジャカード筬により厚地、薄地、
穴地等の変化によるレース調の柄を構成した所謂ジャカ
ードレース編地が知られている。
【0003】特に、かかるジャカードレース編地とし
て、その構成糸に伸縮性糸と非伸縮性糸との2種の糸を
使用して編成することにより、経方向あるいは経緯両方
向に大きな伸縮性を有するものが多くなっている。
【0004】例えば、1枚のジャカード筬によりナイロ
ンやポリエステル繊維等の非伸縮性糸を導糸して全体も
しくは部分的に柄を構成し、他の1枚の地筬により前記
同様の非伸縮性糸を導糸して基布の編目を形成するとと
もに、他の少なくとも1枚の地筬によりポリウレタン繊
維等のスパンデックス糸その他の伸縮性糸を導糸して挿
入あるいは編目形成して地編組織を構成し、比較的大き
な伸縮性(伸長性)を付与したものが多い。
【0005】かかるジャカードレース柄の経編地は、表
面の目が細かく緻密で肌触り(当触感)がよく、しかも
伸縮性があって身体へのフィット性に優れており、主に
ガードルやブラジャーその他の伸縮性が要求される女性
用下着において、特に身体の肌と直に接する所謂身生地
として好適に使用される。
【0006】ところで、従来の衣料用のジャカードレー
ス柄の経編地は、レース柄が構成されてはいるもの、ジ
ャカード筬により導糸する柄構成用糸は同素材の同色の
糸を用いるのが一般的であり、単に一色のレース柄のみ
であって、柄が比較的不鮮明でメリハリがないものであ
る。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、かかる衣料用のジャカードレース編地として、編地
表面の柄部分に2色以上の色柄を合わせて表現すること
により、明瞭で美麗な柄をつくり出すことができて、装
飾性やデザイン性に富み、商品価値の高い編地を提供す
るものであり、さらにはこのジャカードレース編地を容
易に得ることができる製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明は、1針おきの交互配列をなすように分割構成され
かつ並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なくとも
1枚の地筬とにより編成され、地編の組織に対して分割
ジャカード筬によりレース調の柄が構成されてなる衣料
用ジャカードレース編地であって、前記2枚の分割ジャ
カード筬によりそれぞれ導糸される柄構成用糸として、
編幅方向の少なくとも一部においては各々に異色または
異種素材の糸が配されて編成され、編地表面の柄部分に
2色以上の色柄が表現せしめられてなることを特徴とす
る。
【0009】このジャカードレース編地によれば、ジャ
カードレース柄が構成されて美麗で、しかも目が細かく
緻密で肌触りも良好である。特に、編地表面の柄部分に
おいては、2枚の分割ジャカード筬により導糸される柄
構成用糸に、例えば異色あるいは異種素材の糸を使用す
ることにより、2色以上の色柄が合わせて表現されてい
るため、本来のレース柄と色柄とが相俟って、明瞭でメ
リハリのある柄が表現される。従って、この種のジャカ
ードレース編地としては、従来品にはみられない極めて
美麗なレース柄となり、その装飾性やデザイン性に優
れ、商品価値を高めることができる。それゆえ、各種の
女性用下着あるいはその身生地として好適に使用でき、
さらにはアウターウエア等の各種の衣料に好適に使用で
きる。
【0010】前記のジャカードレース編地において、前
記地編の組織が少なくとも1枚の地筬により導糸される
糸として前記柄構成用の糸とは異色または異種素材の糸
が用いられ、該糸が表れるベース部分の色調が前記柄構
成用糸による柄部分とは異なっており、編地表面に3色
以上の色柄が表現されてなるものとすることができる。
これにより、さらに美麗で装飾性の高い衣料用ジャカー
ドレース編地を得ることができる。
【0011】また、前記地編の組織が、少なくとも1枚
の地筬により導糸される非伸縮性糸と、他の少なくとも
1枚の地筬により導糸される伸縮性糸とにより構成され
てなり、前記伸縮性糸によって経緯両方向または経方向
に伸縮性が付与されてなるものが好ましい。これによ
り、編地全体に伸縮性があって、身体へのフィット性も
良好で、ガードルやショーツ等の各種の女性用下着に好
適に使用できるものになる。
【0012】さらに、伸縮性糸の種類、本数、張力の変
化、組織の変化、およびこれらの組み合わせにより、部
分的に伸長性及び/又は伸縮力が異なっているものとす
ることも可能である。これにより、使用形態に応じて部
分的に伸縮力を強化した衣料用ジャカードレース編地を
得ることができる。
【0013】また、前記柄構成用糸および地編組織の糸
のすべてが非伸縮性糸よりなり、経緯の伸縮性が抑えら
れてなるものとすることもできる。
【0014】また、本発明の第2は、前記の衣料用ジャ
カードレース編地の製造方法であり、1針おきの交互配
列をなすように分割構成されかつ並設された2枚の分割
ジャカード筬と、少なくとも1枚の地筬とを備える経編
機により編成してなり、前記地筬により地編の組織を編
成し、また前記2枚の分割ジャカード筬によりそれぞれ
柄構成用糸を導糸してレース調の柄を構成するととも
に、編幅方向の少なくとも一部においては該柄構成用糸
として各々異色または異種素材の糸を配して編成するこ
とにより、編地表面の柄部分に2色以上の色柄を表現す
ることを特徴とする。
【0015】これにより、編地表面のジャカードレース
特有の柄部分において、2色以上の色柄の効果を併せ持
った、美麗で装飾性の高い上記発明のジャカードレース
経編地を得ることができる。
【0016】前記の製造方法において、2色以上の色柄
表現の手段としては、前記2枚の分割ジャカード筬を各
々ジャカード制御して、前側の分割ジャカード筬により
導糸する柄構成用糸の組織と、後側の分割ジャカード筬
により導糸する柄構成用糸の組織との組み合わせによ
り、編地表面において、実質的に前側の柄構成用糸が表
れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸が表れる部分と
を選択的に形成することにより、両糸による2色以上の
色柄を表現することができる。
【0017】これにより、2枚の分割ジャカード筬によ
り導糸される両者の柄構成用糸による色柄を、柄部分の
レース柄に合わせて表現できる。
【0018】前記において、前側の分割ジャカード筬に
よる柄構成用糸の厚地、薄地、穴地の各組織と、後側の
柄構成用糸による厚地、薄地、穴地の各組織との組み合
わせにより、前側の柄構成用糸による穴地組織の部分で
後側の柄構成用糸を厚地組織にすることにより、該後側
の柄構成用糸を編地表面に表れるように編成することが
できる。これにより、後側に使用した柄構成用糸による
色柄を編地表面に確実に表すことができる。
【0019】また、前記柄構成用糸とは別に異色または
異種素材の糸を少なくとも1枚の地筬により導糸して地
編の組織を構成し、前後2枚の分割ジャカード筬により
導糸される両柄構成用糸の穴地組織の部分で、前記糸を
編地表面に表れるように編成して、編地表面に3色以上
の色柄を表現することができる。
【0020】さらに、少なくとも2枚の地筬を備える経
編機により、少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を
導糸して地編組織の編目を形成するとともに、他の少な
くとも1枚の地筬により伸縮性糸を導糸して挿入および
/または編目形成するように編成し、経緯両方向または
経方向に伸縮性を付与させることができる。これによ
り、編地全体に伸縮性を有する衣料用のジャカードレー
ス編地を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。
【0022】図1は本発明に係る衣料用ジャカードレー
ス編地の1実施例を示す平面図であり、図2は同上の一
部の拡大略示平面図、図3は前図と同部分の分割ジャカ
ード筬のみの略示組織図、図4は同上の編地を編成する
最も基本的な筬構造での各筬の基本組織と分割ジャカー
ド筬の変化状態の一例を示すラッピング組織図(a)と
糸通し状態の説明図(b)である。図5は地筬の配列の
変更例を示すラッピング組織図である。
【0023】本発明に係るジャカードレース編地(A)
は、1針おきの交互配列、すなわち図4のように1針ず
らせた1イン1アウトの配列をなすように分割構成さ
れ、かつ前後に隣接して並設された主として独立制御可
能な2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )と、
少なくとも1枚の地筬とにより編成される。前記の2枚
の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )は、筬の運動
とは別に、それぞれ1針おきに配列された各ガイドがさ
らに編針ピッチの1針分緯方向に変位できるように設け
られており、各々がジャカード装置の変位プログラムに
従って制御されて、所望のレース調の柄の編成が行なわ
れるようになっている。
【0024】前記2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )
(L1-2 )の筬運動は、各々独立して駆動制御される場
合のほか、両者同期して駆動制御される場合もある。前
者の独立駆動制御による場合、両筬の基本組織を異なら
せて編成することができ、より変化のある複雑な柄構成
が可能になり好ましい。
【0025】具体例として、伸縮性のあるジャカードレ
ース編地(A)の場合は、その構成糸に非伸縮性糸と伸
縮性糸を用い、図4に示すように、2枚の分割ジャカー
ド筬(L1-1 )(L1-2 )と、3枚の地筬(L2 )(L
3 )(L4 )とを備える経編機により編成される。
【0026】すなわち、前記の2枚の分割ジャカード筬
(L1-1 )(L1-2 )により、それぞれ柄構成用糸とし
て非伸縮性糸を導糸して、厚地、薄地、穴地組織等の適
宜の組合せによる任意のレース調の柄(2)を構成す
る。この際、柄部分を除いて部分的に地編組織を構成す
るように編成する場合もある。また、他の1枚の地筬
(L2 )により非伸縮性糸を導糸して地編の編目を形成
するとともに、他の2枚の地筬(L3 )(L4 )により
伸縮性糸を導糸して前記の編目に対して挿入して地編組
織を構成するように編成する。これにより、基本的構成
として、ジャカードレース柄を有しかつ編地全体が前記
の伸縮性糸によって経緯両方向または経方向に伸縮性が
付与された編地となる。
【0027】本発明のジャカードレース編地(A)の場
合は、前記のような編成組織の編地を基本構成として、
前記2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )によ
りそれぞれ導糸する柄構成用糸(Y1 )(Y2 )とし
て、編幅方向の少なくとも一部、例えば製品の裾部分に
なる側端部の所要領域、あるいは所要幅の側端部を除く
中央部の領域において、各々に異色または異種素材の糸
を配して編成することにより、編地表面の柄(2)の部
分に2色以上の色柄を併せて表現している。
【0028】例えば、前記両柄構成用糸(Y1 )(Y2
)として、色違いの染着糸を用いてジャカードレース
柄を編成することにより、前記両糸による柄部分にこれ
らの糸による2色以上の色柄を表現することができる。
また、テトロン(登録商標)とナイロン等のように染色
特性、つまり材質的に染色処理の方法や染料を異にする
異種素材の糸を前記柄構成用糸(Y1 )(Y2 )に使用
して編成し、編成後に、それぞれの糸に対応した所定の
染色処理加工を施すことにより、前記両糸の色を異なら
せて、前記両構成用糸(Y1 )(Y2 )による柄部分に
2色以上の色柄を表現することもできる。(2a)は前
側の分割ジャカード筬(L1-1 )により導糸する柄構成
用糸(Y1 )による色柄部分、(2b)は後側の分割ジ
ャカード筬(L1-2 )により導糸する柄構成用糸(Y2
)による色柄部分を示し、(2c)は前記両糸(Y1
)(Y2 )の中間的な色柄部分を示す。
【0029】前記のジャカードレース編地(A)のジャ
カード制御による柄出しの原理および色柄形成の手段
を、図4(a)の各筬のラッピング図と、図3の分割ジ
ャガード筬のラッピング図(地筬は省略)に基づいて説
明する。
【0030】1枚の地筬(L2 )には、非伸縮性糸を基
本的にフルセットで導糸して、例えば鎖編により地編組
織(基布)の編目を形成し、また他の2枚の地筬(L3
)(L4 )には、ポリウレタン繊維のスパンデックス
糸等の伸縮性糸をフルセットで導糸して、前記鎖編のウ
エールに対し地筬(L3 )については同一の編目ウエー
ルにジグザグ状に挿入し、また地筬(L4 )については
左右に3ウエール間にわたって横振り挿入することによ
り、地編組織を編成する。この場合、前記地筬(L3 )
により導糸される伸縮性糸により経方向の伸縮性が付与
され、また地筬(L4 )により導糸される伸縮性糸によ
り主に緯方向の伸縮性が付与される。すなわち経緯両方
向の伸縮性が付与された編地となる。
【0031】そして、2枚の分割ジャカード筬(L1-1
)(L1-2 )には、それぞれ柄構成用糸(Y1 )(Y2
)として、その一部または全部において、互いに異色
または異種素材の非伸縮性糸を、基本的に図4(b)の
ように交互配列のガイドに導糸して、両分割ジャカード
筬(L1-1 )(L1-2 )のガイドを各々個々にジャカー
ド制御することにより、2針間に交互に渡る基本組織に
対して、任意のコース位置で同図の(L1-a)あるいは
(L1-b)の組織のように変化させて、前記の地編組織
の上で厚地、薄地、穴地等の各組織による所望の柄
(2)を構成するように編成する。
【0032】この際、2色以上の色柄を表現するため
に、異色または異種素材の糸を導糸する部分において
は、前側の分割ジャカード筬(L1-1 )により導糸する
柄構成用糸(Y1 )の厚地、薄地、穴地の各組織と、後
側の分割ジャカード筬(L1-2 )により導糸する柄構成
用糸(Y2 )の厚地、薄地、穴地の各組織との組み合わ
せにより、編地表面において、実質的に前側の柄構成用
糸(Y1 )が表れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸
(Y2 )が表れる部分と、さらには前後の柄構成用糸
(Y1 )(Y2 )の両者が共に編地表面に表れる部分を
選択的に形成する。
【0033】例えば、図3に略示するように、前側の分
割ジャカード筬(L1-1 )の柄構成用糸(Y1 )による
穴地組織の部分で、後側の分割ジャカード筬(L1-2 )
の柄構成用糸(Y2 )を厚地組織にすることにより、該
後側の柄構成用糸(Y2 )を編地表面に表れるように編
成する。これにより、後側に使用した柄構成用糸(Y2
)による色柄を編地表面に確実に表すことができる。
また、前側の柄構成用糸(Y1 )の厚地組織の部分で
は、後側の柄構成用糸(Y2 )が隔されて編地表面に表
れず、該柄構成用糸(Y1 )による色柄がそのまま表れ
る。さらに、前後の柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の両者
が薄地組織の部分等のように両糸が交互にあるいは混り
あって共に編地表面に表れる部分では、両糸の色が混り
あうことにより両色の中間色的な淡い色柄が表れる。
【0034】これにより、レース柄の部分において、両
構成用糸(Y1 )(Y2 )による2色以上、例えば図の
ように3色の色柄を、レース調の柄(2)に合わせて表
現できることになる。
【0035】また、上記の編成において、前後2枚の分
割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2)により導糸される
両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の穴地組織の部分(2
d)で、後側の地筬(L2 )(L3 )(L4 )により編
成されるベース部分による色柄が編地表面に表れるよう
にすることもできる。
【0036】例えば、図4(a)のラッピング組織にお
いて、地筬(L4 )により導糸する伸縮性糸を前記両柄
構成用糸(Y1 )(Y2 )とは別の異色または異種素材
の糸にして、他の地筬(L2 )(L3 )とともに地編組
織を編成するとともに、前後2枚の分割ジャカード筬
(L1-1 )(L1-2 )により導糸される両柄構成用糸
(Y1 )(Y2 )の穴地組織の部分(2d)で該地筬
(L4 )の糸が編地表面に表れるように、例えば毎コー
ス横振りして編成する。これにより、前記地筬(L4)
の糸が編地表面に表れる部分(図示省略)では、柄構成
用糸(Y1 )(Y2 )による色柄部分(2a)(2b)
とは異なった色柄を呈するものとなり、編地表面に3色
以上の色柄を表現したジャカードレース編地を得ること
ができる。
【0037】また、上記のラッピング組織において、分
割ジャカード筬以外の地筬(L2 )(L3 )(L4 )に
ついては、図5のような組織にして、地筬(L3 )によ
り導糸する糸で編目を形成し、地筬(L2 )により導糸
する糸を数ウエール間で横振り挿入し、地筬(L4 )に
より導糸する糸(通常は伸縮性糸)を同ウエール内にジ
グザグ状に挿入して、地編組織を編成することも可能で
ある。
【0038】この場合、地筬(L3 )(L4 )より前側
の地筬(L2 )により導糸する糸が、両柄構成用糸(Y
1 )(Y2 )の穴地組織の部分で編地表面に表れ易くな
る。したがって、この地筬(L2 )の糸を両柄構成用糸
(Y1 )(Y2 )とは異色あるいは異種素材にして色調
を異にすることにより、編地表面に3色以上の色柄を表
現できることになる。
【0039】なお、本発明のジャカードレース編地
(A)の基本となる地編組織については、上記した実施
例のように編目を形成する図4の地筬(L2 )または図
5の地筬(L3 )を鎖編の組織で編成する場合のほか、
用途やデザインに応じて適宜変更できる。例えば、サテ
ン編、デンビ編、プレーンコード編、チュール編等にお
いて実施することができる。
【0040】また、上記の実施例においては、2枚の分
割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2)と3枚の地筬(L2
)(L3 )(L4 )で、伸縮性編地を編成する場合を
示したが、これ以外の種々の筬構造での編成が可能であ
る。
【0041】例えば、図4の筬構造あるいは図5の筬構
造において、伸縮性糸を導糸する地筬のうちの一方の筬
を使用しないか、または省略して編成することができ
る。図4の筬構造において地筬(L4 )を使用しないで
編成すると、地筬(L3 )で挿入される伸縮性糸によ
り、経方向にのみ大きい伸縮性(伸長性)を有し、緯方
向には伸長性を殆ど有さないか、あるいは伸長性の小さ
いものになる。また図4の筬構造の地筬(L3 )を除い
て、2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )と2
枚の地筬(L2 )(L4 )とにより編成すれば、経緯両
方向に伸縮性を有するものとなる。図5の筬構造におい
て伸縮性糸を導糸する地筬の一方を省略した場合も同様
である。
【0042】また、図4の筬構造における地筬(L3 )
(L4 )あるいは図5筬構造における地筬(L2 )(L
4 )の双方あるいはいずれか一方により導糸する伸縮性
糸の種類、本数、張力の変化、組織の変化、およびこれ
らの組み合わせにより、伸長性や伸縮力(パワー)を任
意に設定でき、また部分的に伸長性及び/又は伸縮力
(パワー)が異なったものとすることも可能である。
【0043】他の変更例として、図4あるいは図5の筬
構造において、伸縮性糸を導糸する1枚の地筬(Ln)
を、例えば図6の(a)(b)のように、横振りしなが
ら編目を形成する組織で編成することができる(図示せ
ず)。この場合、伸縮性糸が編目形成されることによ
り、編地の組織が安定したものになる。また、他の地筬
を省略して、この1枚の地筬と前記2枚の分割ジャカー
ド筬(L1-1 )(L1-2)とのみによる編成も可能にな
る。
【0044】さらに、図4あるいは図5の筬構造におい
て、分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )に伸縮性糸
を導糸して、上記したようにレース柄や色柄を構成し、
他の少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を導糸して
編目形成するようにして編成することがてきる。これに
より、編地表面でジャカード柄を構成する糸が収縮する
ことになり、これが色柄の効果と相俟って、通常のジャ
カードレース柄とは趣きの違った柄を呈するものにな
る。
【0045】この実施例の場合、前記分割ジャカード筬
の伸縮性糸としては、ポリウレタン繊維等の弾性糸の外
側に他の染色可能な合成繊維を巻付けてカバリングし
た、いわゆるカバリング弾性糸を用いるのが好ましい。
これにより、ジャカード柄を構成する伸縮性糸が編地の
表面に浮き出ても、該伸縮性糸の表面にも染色加工を施
すことができ、色柄の効果を出すことができる。
【0046】前記のように分割ジャカード筬に伸縮性糸
を配して編成する場合において、前記編目を編む地筬
(L2 )以外の地筬(L3 )(L4 )については、その
双方に上記同様に伸縮性糸を導糸して編成することも、
またこれら地筬(L3 )(L4)の一方または双方を除
いて編成することもできる。
【0047】さらにまた、本発明のジャカードレース編
地(A)としては、上記した伸縮性の編地に限らず、図
4の筬構造あるいは図5の筬構造における分割ジャカー
ド筬(L1-1 )(L1-2 )と、地編組織を編む少なくと
も1枚の地筬により導糸する糸のすべてを非伸縮性糸に
して、経緯の伸縮性を抑えた編地とすることも可能であ
る。
【0048】さらに、図4の筬構造あるいは図5の筬構
造に、さらに1枚もしくは2枚の筬(図示省略)を追加
して、これらの筬により、例えば柔軟性のある合成繊維
糸や天然繊維糸、あるいは吸湿性、吸汗性、吸臭性等を
有する糸(主に天然繊維糸)を導糸して地編組織に挿入
編成することもできる。これにより、編地裏面側の特性
を用途に応じた特性を有する編地が得られる。
【0049】これらのいずれの実施例の場合も、上記と
同様に、分割ジャカード筬(L1-1)(L1-2 )の少な
くとも一部において、柄構成用糸として互いに異色また
は異種素材の糸を導糸し、前側の分割ジャカード筬(L
1-1 )の柄構成用糸(Y1 )と、後側の分割ジャカード
筬(L1-2 )の柄構成用糸(Y2 )との厚地、薄地、穴
地の各組織を組み合わせて、編地表面において、実質的
に前側の柄構成用糸(Y1 )が表れる部分と、実質的に
後側の柄構成用糸(Y2 )が表れる部分、さらには両糸
(Y1 )(Y2 )が混ざりあって表れる部分を柄に応じ
て形成することにより、2色以上の色柄を表現する。
【0050】本発明のジャカードレース編地(A)に使
用する非伸縮性糸としては、絹、綿、毛等の天然繊維の
糸や、ポリステルやナイロン等の合成繊維の糸を用いる
ことができる。また伸縮性糸としては、ポリウレタン繊
維等のスパンデックス糸(弾性糸)その他の伸縮性糸を
使用でき、また弾性糸の外側に他の合成繊維を巻付けた
カバリング弾性糸を用いることもできる。糸の太さは用
途によって異なるが、例えば非伸縮性の合成繊維のマル
チフィラメントの場合、15〜150デニールの糸が好
適に用いられる。また伸縮性糸としては、ポリウレタン
のマルチフィラメントで15〜420デニールの糸が好
適に用いられる。もちろんこれに限られるものではな
い。
【0051】
【発明の効果】上記したように本発明のジャカードレー
ス編地によれば、ジャカードレース柄が構成されて美麗
で、しかも目が細かく緻密で肌触りも良好であり、特に
編地表面の柄部分において、2色以上の色柄が合わせて
表現され、本来のレース柄と色柄とが相俟って、明瞭で
メリハリのある柄を表現できる。
【0052】従って、この種のジャカードレース編地と
しては、従来品にはみられない極めて美麗なレース柄と
なり、その装飾性やデザイン性に優れ、商品価値を高め
ることができ、各種の女性用下着として好適に使用で
き、さらにはアウターウエアとしても好適に使用できる
ものとなる。
【0053】また、本発明の製造方法によれば、編地表
面に前記のように2色以上の色柄を合わせて表現したジ
ャカードレース編地を用意に確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジャカードレース編地の1実施例
を示す平面図である。
【図2】同上の一部の拡大略示平面図である。
【図3】前図と同部分の分割ジャカード筬のみの略示組
織図である。
【図4】同上の編地を編成する最も基本的な筬構造での
各筬の基本組織と分割ジャカード筬の変化状態の一例を
示すラッピング組織図(a)と糸通し状態の説明図
(b)である。
【図5】分割ジャカード筬以外の地筬配列の変更例を示
すラッピング組織図である。
【図6】同上の地筬のラッピングの変更例を示す組織説
明図である。
【符号の説明】
(A) ジャカードレース編地 (2) 柄 (2a) 前側の柄構成用糸による色柄部分 (2b) 後側の柄構成用糸による色柄部分 (2c) 両柄構成用糸が混ざりあった色柄部分 (Y1 ) 前側の柄構成用糸 (Y2 ) 後側の柄構成用糸 (L1-1 ) 前側の分割ジャカード筬 (L1-2 ) 後側の分割ジャカード筬 (L2 )(L3 )(L4 )(Ln ) 地筬
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04B 27/32 D04B 27/32 // A41B 17/00 A41B 17/00 Z A41D 31/00 501 A41D 31/00 501Q 502 502D Fターム(参考) 3B029 HA01 HB08 4L002 AA05 AA06 AA07 AB02 AC01 AC06 CA01 CA03 CA04 CB02 DA04 FA02 FA03 4L054 AA02 BB06 BB07 BB10 BD01 BD07 NA06 NA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1針おきの交互配列をなすように分割構成
    されかつ並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なく
    とも1枚の地筬とにより編成され、地編の組織に対して
    分割ジャカード筬によりレース調の柄が構成されてなる
    衣料用ジャカードレース編地であって、 前記2枚の分割ジャカード筬によりそれぞれ導糸される
    柄構成用糸として、編幅方向の少なくとも一部において
    は各々に異色または異種素材の糸が配されて編成され、
    編地表面の柄部分に2色以上の色柄が表現されてなるこ
    とを特徴とする衣料用ジャカードレース編地。
  2. 【請求項2】前記地編の組織が少なくとも1枚の地筬に
    より導糸される糸として前記柄構成用糸とは異色または
    異種素材の糸が用いられ、該糸が表れるベース部分の色
    調が前記柄構成用糸による柄部分とは異なっており、編
    地表面に3色以上の色柄が表現されてなる請求項1に記
    載の衣料用ジャカードレース編地。
  3. 【請求項3】前記地編の組織が、少なくとも1枚の地筬
    により導糸される非伸縮性糸と、他の少なくとも1枚の
    地筬により導糸される伸縮性糸とにより構成されてな
    り、前記伸縮性糸によって経緯両方向または経方向に伸
    縮性が付与されてなる請求項1または2に記載の衣料用
    ジャカードレース編地。
  4. 【請求項4】伸縮性糸の種類、本数、張力の変化、組織
    の変化、およびこれらの組み合わせにより、部分的に伸
    長性及び/又は伸縮力が異なっていることを特徴とする
    請求項3に記載の衣料用ジャカードレース編地。
  5. 【請求項5】前記柄構成用糸および地編組織の糸のすべ
    てが非伸縮性糸よりなり、経緯の伸縮性が抑えられてな
    る請求項1または2に記載の衣料用ジャカードレース編
    地。
  6. 【請求項6】1針おきの交互配列をなすように分割構成
    されかつ並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なく
    とも1枚の地筬とを備える経編機により編成してなり、 前記地筬により地編の組織を編成し、また前記2枚の分
    割ジャカード筬によりそれぞれ柄構成用糸を導糸してレ
    ース調の柄を構成するとともに、編幅方向の少なくとも
    一部においては該柄構成用糸として各々異色または異種
    素材の糸を配して編成することにより、編地表面の柄部
    分に2色以上の色柄を表現することを特徴とする衣料用
    ジャカードレース編地の製造方法。
  7. 【請求項7】前記2枚の分割ジャカード筬を各々ジャカ
    ード制御して、前側の分割ジャカード筬により導糸する
    柄構成用糸の組織と、後側の分割ジャカード筬により導
    糸する柄構成用糸の組織との組み合わせにより、編地表
    面において、実質的に前側の柄構成用糸が表れる部分
    と、実質的に後側の柄構成用糸が表れる部分とを選択的
    に形成することにより、両糸による2色以上の色柄を表
    現することを特徴とする請求項6に記載の衣料用ジャカ
    ードレース編地の製造方法。
  8. 【請求項8】前側の分割ジャカード筬による柄構成用糸
    の厚地、薄地、穴地の各組織と、後側の柄構成用糸によ
    る厚地、薄地、穴地の各組織との組み合わせにより、前
    側の柄構成用糸による穴地組織の部分で後側の柄構成用
    糸を厚地組織にすることにより、該後側の柄構成用糸を
    編地表面に表れるように編成することを特徴とする請求
    項7に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
  9. 【請求項9】前記柄構成用糸とは別に異色または異種素
    材の糸を少なくとも1枚の地筬により導糸して地編の組
    織を構成し、前後2枚の分割ジャカード筬により導糸さ
    れる両柄構成用糸の穴地組織の部分で、前記糸を編地表
    面に表れるように編成して、編地表面に3色以上の色柄
    を表現することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1
    項に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
  10. 【請求項10】少なくとも2枚の地筬を備える経編機に
    より、少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を導糸し
    て地編組織の編目を形成するとともに、他の少なくとも
    1枚の地筬により伸縮性糸を導糸して挿入および/また
    は編目形成するように編成し、経緯両方向または経方向
    に伸縮性を付与させることを特徴とする請求項6〜9の
    いずれか1項に記載の衣料用ジャカードレース編地の製
    造方法。
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