JPS60181113A - 塩化ビニルブロツク共重合体 - Google Patents

塩化ビニルブロツク共重合体

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JPS60181113A
JPS60181113A JP3535384A JP3535384A JPS60181113A JP S60181113 A JPS60181113 A JP S60181113A JP 3535384 A JP3535384 A JP 3535384A JP 3535384 A JP3535384 A JP 3535384A JP S60181113 A JPS60181113 A JP S60181113A
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monomer
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喜久雄 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 と塩化ビニル単量体単位とを含んでなる新規な塩化ビニ
ルブロック共重合体に関する。
さらに詳しくは、 式 〔但し、Xは水素原子又はアルキル基であシ、脂肪族炭
化水素残基で、2はSo,H, So,M又は第9級ア
ンモニウム塩基、Mはアルカリ全極である。〕〕で示さ
れる単量体単位を/〜9031量チと、 で示される塩化ビニル単量体単位を70〜97重搦チ含
んでなる塩化ビニルブロック共重合体に関する。
塩化ビニル重合体は、各棹成形品、シート及びフィルム
として用いられており、有用な材料の一つであるが、帯
電性が太きいという欠点金量している。塩化ビニル重合
体の@ミラ防止する方法としては数多く試みられている
。例えは、帝屯防止剤金塩化ビニル重合体とブレンドす
る方法或いは、帝箪防止剤ケ塩化ビニル爪合体の表面に
塗布する方法が知られている。し刀)シ、前者は帯電防
止効果が小さいたけでなく、塩化ビニル重合体の透明性
が悪化するという欠点を脣しており、後者は、初ルjl
17)偶′屯lυノ止効果は良好であるが、水に濡れる
とその効果が低−トするという欠、Q(il−有してい
る。
本発明名らは、塩化ビニル重合体の帯電防止方法につい
て鋭意研究全軍2aた結果、特足の親水性基金有する単
量体単位と塩化ビニル単量体単位とを含んでなる塩化ビ
ニルブロック共重合体が、優れた帯電防止効果を有し、
しかも優れた透明性と水に儒れた場合でも@電防止効果
を持続することを見い出し、本発明f!c児成するに至
った。
即ち、本発明は、 下1己式(1) 〔但し、式中、Xは水素原子又はアルキル基であり、Y
 ’t’i C00ivl、−COO−R,−OH、−
COO−R2−CH又OH CH は脂肪族炭化水素残基で、Z Ir1So6H、303
M又は54tiアンモニウム塩基、Mはアルカリ金属で
ある。ン〕でン〕<される単量体単位を/〜90重社%
と FA己式(2) で示される塩化ビニル卑付体羊位金10〜97重紹饅會
んでなる塩化ビニルブロック共M(合体゛である。
イ・、兄’jltの塩化ビニルブロック共乗合体に、下
612式(1) 1[1,L、式中、Xは水素原子又rまアルキルあり、
Y目−COOh/l, −COO−R,−OH, −C
oo−R2−OHOH 又は−Coo−CI−1 2CI−ICH 、、−Zで
ある。(但し、R,反乱 ひR2 は脂肪族炭化水素残基で、ZはSo3H 。
So,M XFよ第j級アンモニウム塩基、Mはアルカ
リ金属でめる。)〕 で示される単量体単位全構成成分としてイイしている。
(1)式中、Xで示されるアルキル基は特に限定されす
、種々の炭素数のものが用いられる。胆.中、本発明の
塩化ビニルブロック共1ff合体全製造する際の原料の
入手の各易さから、メチル基が好適である。
(1)式中、Yで示される基を構成するR1及びR2は
、それぞれ2価及び3価の脂肪族炭化水素残基が何ら制
限されずに用い匈る。就中、原料の入手の答易さからR
1 は炭素数が2〜乙、R2 は炭素数が3〜乙の脂肪
族炭化水素残基が好ましく、さらにR,及びR2の両方
共、飽和脂肪族炭化水素残基が好適である。本発明に於
て、好適な脂肪族炭化水素残基を具体的に例示すると次
のとおりである。例えば、R,のス価の脂肪族炭化水素
残基としては、エチレン基、トリメチレン人覧テトラメ
チレン基、ペンタメチレン蹟、ヘキサメチし/ン基笠が
挙けられる.、ま7ヒ、R2 の3価の脂肪族炭化水素
残基としては、−CH 2C+−1cH 2−基、−C
H2CH2CH2CH2CHCH2−基等が挙げられる
1 また、(1)式中、2で示される第9級アンモニウム塩
基は、特に制限されず、種々のものが用い得る。就中、
第9級アンモニウム塩基に含まれる3つの水素のうち7
つ以上がアルキル基で置換されたものが好適に用いられ
、特に3つの水素原子がアルキル基で置換された第q級
トリアルキルアンモニウム塩基が、第9級アンモニウム
塩基の熱安定性が良好であるために最も好ましく用いら
れる。
本発明に於いて、好適に用いられる第9級アンモニウム
塩基を具体的に例示すると次のとおシである。例えば、
トリメチルアンモニウム塩基、トリエチルアンモニウム
m基、)リプロピルアンモニウノ・塩基、トリブチルア
ンモニウム塩基等である。
(1)式中、Yで示される一CoOMと2で示される5
03M に含まれるMはアルカリ全滅である。このよう
なアルカリ金桐としては、リチウム、ナトリウム、カリ
ウム、ルビジウム等が1O4ら制限されずに用い得る。
就中、原料の入手の容易さからナトリウム、カリウムが
好適に使用される。
本発明の塩化ビニルブロック共重合体の他方の構成成分
は、下記式(2) で示される塩化ビニル単量体単位である。
上記に説明した(1)式で示される単量体単位と(2)
式で示される塩化ビニル単量体単位との組成比率は、前
者が/〜90M量チであp1後者は/θ〜99重量−の
範囲である必要がある。(1)式で示される単量体単位
がlN量チ未満のときには、帯電防止効果を表面固有抵
抗(23C,30%相対湿度)で示すと/θ Ω以上と
なシ、得られる塩化ビニルブロック共重合体の帯電防止
効果が低下する。一方、(1)式で示される単量体単位
が9θM量%全越えるときには、得られる塩化ビニルブ
ロック共重合体の帯電防止効果がかえって低下する上、
水で膨潤し、実用的な用途には供し難くなる。
(1)式で示される単量体単位は、好ましくは5〜70
重量−の範囲である。この範囲にすることによって得ら
れる塩化ビニルブロック共1合体の帯電防止効果はよシ
優れたものとなる。
本発明ノ塩化ビニルグロック共11合体の極限粘度は、
一般に0゜7以上の値をとる。極限粘度は、下記式で示
されるように重合体の分子量に依存している。
log(η」−K・Ma η:極限粘度<a、7y> K:定数 M二分子量 α:亜合体の′81類、沼媒及び温度によって変わる/
ぞラメ−タ一 本発明の塩化ビニルブロック共重合体の極限粘度は、0
.3以上であることが、塩化ビニルブロック共重合体の
ひびや割れを防止し、また、熱安定性を良好にするため
に好ましい。
本発明の塩化ビニルブロック共重合体は、次のような方
法で確認することができる。
(11赤外吸収スペクトル 本発明の塩化ビニルブロック共重合体は、塩化ビニル単
量体単位のC−Ct結合に基づく吸収が60θ〜700
cm’に現われる。また、前記(1)式で示される単量
体単位の種類に応じた吸収が現われる。
f21”C−核磁気共鳴吸収スイクトルN、N−ジメチ
ルホルムアミド浴媒中でブトラメチルシランを基準とし
て測ボすると、δ(pI)m)= 55−5gとグ6〜
qgの位置に塩化ビニル単量体単位の2つの炭素に由来
するピークが現われる。また、前記(1)式で示される
単量体単位の種類に応じたピークが現われる。
(3)化学分析 塩化ビニル単量体単位に営まれる塩素、及び前記(1)
式で示される単量体単位に含まれるイオウ及び水酸基は
化学分析によシ定量される。
(4)吸光光度法 前記+11式で示される単量体単位に含まれる第9級ア
ンモニウム塩基の定量は、吸光光度法にヨ’) %a)
(5A 5 nrnを用いて測定される。
(5)螢光X線分析 前記(1)式で示される単量体単位に含まれるアルカリ
金槌は、螢光X線分析により測定される。
m1元素分析 前記(1)式で示される単量体単位に含まれる屋累原子
は元素分析により定量される。
本発明の塩化ビニルブロック共重合体の製造方法は、特
に限定されず、いかなる方法全採用しても良い。一般に
工業的に有オリな方法金例示すれは次のとおりである。
(II (11式で示される単量体単位を与える単量体
の貧溶媒中でよ合を行ない、次いで生成する拘束ポリマ
ーラジカルを利用して塩化ビニル単」1体の1合イ【行
なう方法。
(2) グリシジルアクリレート又はグリシジルメタク
リレートと塩化ビニル単量体とを上り己(11と同様に
してAt合し、次いで、エポキシ茫を開狽して水酸基、
カルボン酸金員塩基、スルホン酸示、スルホン鍍金桐塩
基、@q級アンモニウム塩基を導入する方法。
+31 +11式で示される単量体単位を与える単量体
及び塩化ビニル単量体を個々に反応性官能基を有する連
鎖移動剤の存在下に亀合し、次いで、カップリング試薬
を用いて上記の束合した重合体の末端同志のカップリン
グ反応を行なう方法。
次に、上記のill〜+31の方法について具体的に説
明する。
まず、(1)の方法で用いられる単量体としては、次の
ようなものが挙げられる。
(1)式で示される単量体単位を与える単量体のうち、
カルボン酸金属塩基を有する単重体の代表例として、ア
クリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナトリウム、アクリ
ル酸カリウム、メタクリル酸カリウムなどが挙げられる
水酸基を有するものとしては、ヒドロキシアルキルアク
リレート又はヒドロキシアルキルメタクリレートが制限
なく使用し得る。代表例を示すと水酸基を1つ有するも
のとして、例えばニーヒドロキシエチルメタクリレート
、−一ヒドロキシプロピルメタクリレート、3ヒドロキ
シグロビルメタクIJレート、2−ヒドロキシブチルメ
タクリレート、’l−ヒドロキシブチルメタクリレート
、S−ヒドロキシペンチルメタクリレート、4−ヒドロ
キシへキシルメタクリレート竹−のヒドロキシアルキル
メタクリレート類;2−ヒドロキシブチルアクリレート
、ユーヒドロキシグロビルアクリレート、“3− ヒド
ロキシアルキルアクリレート、スーヒドロキシブテルア
クリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレ−1・、q
−ヒドロキシブナルアクリレート、S−ヒドロキシペン
チルアクリレート、6−ヒドロキシへキシルアクリレー
ト等のヒドロキシアルキルアクリレ−I−類が享けられ
る。
また、水酸ノんを2つ廟するものとしては、例えは2−
3−ジヒドロキシゾロビルメタクリレート、3、it−
ジヒドロキシブチルメタクリレート、グ、5−ジヒドロ
キシペンチルメタクリレート、5、/、−ジヒドロキシ
ヘキシルメタクリレート、2、ll−ジヒドロキシブチ
ルメタクリレート、コ、5−ジヒドロキシペンチルメタ
クリレート5.21ろ−ジヒドロキシへキシルメタクリ
レート等のジヒドロキシアルキルメタクリレートgM;
、2.3−ソヒドロキシグロビルアクリレート、3*’
l−ソヒドロキシプチルアクリレー+−1’1.3−ジ
ヒドロキシペンチルアクリレート、3.A−ジヒドロキ
シへキシルアクリレート1.2,1lt−ジヒドロキシ
グチルアクリレ−)1.2.3−ジヒドロキシペンチル
アクリレート、2.A−ノヒドロキシヘキシルアクリレ
ート等のジヒドロキシルアクリレート類が挙けられる。
水酸基とスルホン酸基又(・まスルボン鍍金〃ち塩基金
有するものは、代表例としてニーヒドロキシ−3−メタ
クリロイロキシグロビルスルホン醒、2−ヒドロキシ−
3−メタクリロイロキングロビルスルホン酸ナトリウム
等が摩けられる。
水酸基と第j級アンモニウム塩基を有するものは、代表
例として2−ヒドロキシ−3−メタクリロイロキシプロ
ビルトリメチルアンモニウムクロライド、コーヒドロキ
シ−3−メタクリロイロキシノロピルトリエチルアンモ
ニウムクロライド等が挙けられる、 illの製造方法では、初めに上記した単量体を1連鎖
移動反応定数の小さい有機溶媒中でラジカル開始剤を用
いて一30Cからgθ℃の温度で沈殿重合を行う。次に
その除虫じる拘束ポリマーラジカルを利用し、塩化ビニ
ル単量体を敵状又は気体状で仕込みその後110Cy:
r)らざθCの温度範囲で重合を行うことにより目的と
J−るブロック共重合体が得られる。
又重合時間は(11式で示される単量体単位を与える単
量体の重合及び塩化ビニル単量体の重合共に7時間乃至
30時間の範囲が一般的である。
有機溶媒としては、遅@移動定数が0.0θS以下のも
のが好ましく、特にo、ooi以下のものが好ましい。
本兜明で特に好適に使用される有機溶媒の代表的なもの
を具体的に例示すれば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
等の脂肪族炭化水素類ニジクロペンタン、シクロヘキサ
ン等のJlm 33 式炭化水k H; / e i 
l J I −t −y ドラフルオルソクロルエタン
、/、2.2−テトラフルオルジクロルエタン等のフッ
素化多塩化炭化水素類;メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール等の低級脂肪族アルコール類等が好
適に使用される。
本発明における有機溶媒と(11式で示される単量体単
位を与える単量体の混合比は、生成した重合体が溶解し
ないかもしくは膨潤度が極めて小さくなるように決定さ
れる(1)式で示される単量体単位を与える単量体と有
機溶媒の稙類、組合せによって異なるが一般には該単量
体と有機溶媒の容量比が3:9!;乃至7θ:30、好
ましくは10:90乃至so : soの範囲から選ぶ
のが好ましい。
ラジカル開始剤は、公知のものが使用できる。
よシ具体的に例示すればアセチルシクロへキシルスルホ
ニルノぐ一オキシド、イングチリルノ4−オキシドベン
ゾイルパーオキサイド等の有機過酸化物:アゾビスイン
ブチロニトリル、α−α′−アゾビスーq−メトキシ−
,2−<4−ツメチルバレロニトリル等のアゾ糸化合物
等が用いられる。
これらのラジカル開始剤の使用量は、該単量体のθ、0
/乃至5mm%であることが好ましい。
次に(2)の製造方法は、グリシジルアクリレート又は
グリシジルメタクリレートと塩化ビニル単量体即位を有
する、ブロック共重合体を合成し、次いでブロック共重
合体中のエポキシ基金化学変性し、水酸基、カルボン鍍
金楓塩基、スルホン酸基、スルホン#R金編塩基、第9
級アンモニウム塩基を有する単量体単位と塩化ビニル単
魚体単位を有するブロック共重合体を得る方法である。
すなわち、初めにグリシジルアクリレート又はグリシジ
ルメタクリレートを、連鎖移動定数の小さい有機溶媒中
でラジカル開始剤を用いて一30Cからgθ℃の温度範
囲で沈殿重合を行う。次に、その除虫じる拘束ポリマー
ラジカルを利用し、塩化ビニル単量体全液状又は気体状
で仕込みその後グθCからざθCの温度範囲で重合を行
うことによジグリシジルアクリレート又はグリシジルメ
タクリレート単量体単位と塩化ビニル単量体単位ケ有す
るブロック共重合体が得られる。、重合時間はグリシジ
ルアクリレート又は、グリシツルメタクリレートの重合
と塩化ビニルの重合共に/時間−乃−至30時間の範囲
が一般に採用される。この際使用される有機溶媒として
は例えはペンタン、ヘキサン、ヘゲタン等の脂猿式炭化
水素類:メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等の低級脂肪族アルコール等が好適に1史用される
グリシジルチクリレート又はグリシジルメタクリレート
と有機溶媒の容量比は10:90乃至SO:SOの範囲
力・ら追上のが好ましい。
ラジカル開始剤は、(1)の製造方法で使用するものが
何ら制限なく用いられる。
これらラジカル開始剤の使用1℃は、グリシジルアクリ
レート又はグリシジルメタクリレートのQ、0/乃至5
重量饅であることが好ましい、次にエポキシ基の化学変
性の方法は、該ブロック共重合体を、例えば、ベンゼン
、N−Nツメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、
/−2ノクロルエタン等の溶媒又は混合溶媒に溶解させ
、その後トリメチルアンモニウム塩酸塩、トリエチ#7
7%=17ムmH塩等のトリアルキルアンモニラム塩酸
塩カ1、発煙イ可C酸、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素
ナトリウム等の反応性伺加化合eht用いてエポキシ基
の開環反応を行う。
反応性何加化合物としてトリアルキルアンモニーラム塩
酸塩類′に用いた場合には、前記(1)式中のYに含ま
れる2が第7級アンモニウム塩基となシ、発煙硫酸音用
いた場合には、2が5o3Hとなり、また亜硫酸ナトl
)ラム又は亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸塩又は曲硫
酸水素塩全用いた場合には、2が303M となる。
また、エポキシ基を有するブロック共1合体を水のイl
−イ士下に濃硫酸と加熱することにより、エボである塩
化ビニルブロック共重合体會得ることができる。
このようにして本発明の塩化ビニルグロック共重合体が
得られる。
エポキシ基と反応性伺加化合物の仕込比はモル比で/:
/加えることが好ましく、反応温度20℃〜700℃好
ましくは、toc−gocで反応時間(10゜S〜70
0時ffi」好ましくは/〜と0時的が採用される。
次に(3)の製造方法に1、(I)式で示される単量体
単位を与える単量体と塩化ビニル単量体と全個々に反応
性官能基を哨する連鎖移動剤の存在下に重合し、次いで
、カップリング試薬音用いて、上記の重合体の末端同志
のカッブリング反応を行なう方法である。
反応性官能基を不する連鎖移動剤の存在下の1合は、公
知の重合方法が何ら制限なく通用される。
特に沈殿N合、浴液重合、又は塊状沖合が好適に用いら
れる。
重合時に用いられる1容媒としてに、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の脂肪族飽和炭化水素類;7クロペンク
ン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂猿式
炭化水素d;/、/、、2’、2−7トラフルオロジク
ロルエタン、/、、2.−一トリフルオルトリクロルエ
タン、ソフルオルソクロルメタン、オククフルオルシク
ログクン、Kンクフルオルモノクロルエタン等のフッ素
化多/・ログン化炭化水素類;メタノール、エタノール
、イソプロピルアルコール、ゲタノール等の低級脂肪族
アルコール類;エチレングリコール、モノメチルエーテ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、等
が好適に採用される。
ラジカル開始剤としては、前記(1)の製造方法で用い
られたものが特に制限なく使用できる。
ラジカル開始剤の使用量は、式(1)で示される単量体
単位を与える単量体又は塩化ビニル単量体のそれぞれに
対して0゜0/乃至5車量−の範囲から選べばよい。
反応性官能基を有する連鎖移動剤としては、例えば、/
−アミノメタンチオール、/−アミノエタンチオール、
/−アミノプロノぐンチオール、ニーアミノエタンチオ
ール、コーアミノプロノやンチオール等のアミノ基を有
する有機メルカfタン類;ユーメルカフ0トエタノール
、3−メルカプトプロパツール等の水酸基を宿する有機
メルカプタン類;チオグリコール酸等のカルボキシル基
を有する有機メルカプタン類; 4− ’@’−ジチオ
ヅアニリン、ジチオジ安息香酸ジチオジグリコール酸等
のジスルフィド化合物が好的に採用される。
式(1)で示される単量体単位全一4える単量体9.重
 f合の際に使用する連鎖移動剤としては、アミノ基を
有する有機メルカプタン類が最も好ましい。その他の有
機メルカプタン類を使用した場合には、式(++のYで
示される各種の基の方が有機メルカプタン類に含まれる
反応性官能基よりも反応しやすくなるため、式(1)の
Yで示される各棟の基の方が次に用いるカップリング試
薬と反応してしまう惧れがるる。
塩化ビニル単量体の重合に使用する連鎖移動剤は、上記
の連鎖移動剤が制限なく使用される。
これらの連鎖移動剤は、式(1)で示される単量体単位
を与える単量体又は塩化ビニル単量体のそれぞれに対し
てθ。左乃至100重量饅、好ましくは、/乃至70重
量襲の範囲で使用される。
重合反応は、(1)式で示される単量体単位を与える単
量体若しくは塩化ビニル単量体と溶媒、連鎖移動剤及び
ラジカル開始剤全仕込み、3〜700℃好ましくはti
to〜gθ℃の温度範囲で0.3〜72時間行われる。
前記の方法により、(11式で示される単量体を有する
重合体又は塩化ビニル富合体の末端に反応性官能基を有
する重合体が得られる。反応性官能基を末端に有する重
合体同志のカップリング反応に用いるカップリング試薬
は、反応性官能基の種類により異なる。
(1)式で示される単量体単位分有する重合体の反応性
官能基がヒドロキシ基又はアミノ基の場合にU、−ty
ツーy”リング試薬としてジイソシアナート化合物が使
用される。本発明に於て好適に使用されるジイソシアナ
ート化合物としては、例えは、テトラメチレンジイソシ
アナート、ヘキサメチレンジインシアナート、オクタメ
チレンツインシアナート、:t、p−トリレンジイソシ
アナート、ムロ−トリレンジインシアナート、P−フェ
ニレンジイソシアナート等が挙げられる。また、反応性
官能基がカルボキシル基の場合には、カップリング試薬
トしては、該カルボキシル基金カルがニルハライド基に
変換する試薬が使用される。このような試薬としては、
塩化チオニル、五塩化リン等が好適に使用される。
カップリング試薬としてジイソシアナート化合物を使用
した場合のカップリング反応方法を具体的に示すと次の
とおシである。
先づ塩化ビニル亀合体ffトラヒドロフランに溶解させ
ジイソシアナート永め比が約/:/の割合で仕込み、’
4(17−にθCの温度で4−りg時間反応を行う。こ
のようにして得られた末端にイソシアナート基金有する
塩化ビニル重合体と末端にアミノ基等を有した(1)式
で示される単量体単位を有する重合体とのカップリング
反応は、(1)式で示される単量体単位を有する重合体
(i7N−N−,7メテルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ベンゼン、アセトン等の溶媒に溶解させ塩化
ビニル重合体反応混合液にインシアナート基対アミノ基
等の官能基比が約/:/の割合で徐々に添加する。カッ
プリング反応は、反応温度がθ〜グ00の範囲で又反応
時/InJが/〜/θθ時IMJで行われる。このよう
にして本発明の塩化ビニルブロック共重合体が得られる
r=j、カルボキシル基をカルボニルハライドに変換す
るカンプリング試薬音用いたときも、上記の方法と同様
の条件で行ない得る。
以上に本発明の塩化ビニルブロック共1合体の製造方法
全(11〜(3)に分けて眺す4しfcが、この他の製
造方法も適宜採用し得る。
例えば、カルボン酸金属塩基f、南する単量体単位と塩
化ビニル単量体単位と〃)らなる塩化ビニルブロック共
重合体を製造する方法として、まず、(11又は(31
の方法によジカルボキシル基を癩する単量体と塩化ビニ
ル単量体とを重合して、カルボキシル基(il−廟する
塩化ビニルグロック共重合体を得、次いで、水酸化アル
カリ、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリ゛ウム、
水酸化カリウム%に用いてケン化反応7行なう方法が厚
けられる。この方法によシ用いられるカルボキシル基k
 廟−jる単量体としては、アクリル酸又はメタクリル
酸等が用いられる。
以上の方法によυ本発明の目的とする、(1)式で示さ
れる単量体単位と塩化ビニルjlJ−fJ1体単位を有
するブロック共重合体が得られる。得られたブロック共
重合体は、必要によシ分別沈殿法あるいは再沈殿法fc
繰シ返し行うことによシ精製することができる。
本発明の塩化ビニルブロック共重合体は、該ブロック共
重合体を加工して借られる成形品、シートあるいはフィ
ルム等に優れた帯電防止性と透明性を発揮するという%
徴を壱し、ている。しかも、@電防正性は水に濡れても
低下することがないという特徴をもイ0− Lでいる。
本発明により得られる塩化ビニルブロック共重合体は、
透明性、帯電防止性に優れるため、エレクトロニクス部
品の包装材、収納容器又医療機器材料に通用できる。
さらに、この塩化ビニルブロック共重合体は、塩化ビニ
ル重合体に練り込む力・又(1、溶媒に溶解した塩化ビ
ニルブロック共電合体浴液を塩化ビニル成形品表面に塗
布するなど帯電防止剤としての応用もできる。
本発明を更に具体的に説明するため、以下の実施例及び
比較例をあけて説明するが本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
同、実施例及び比較例で表示された種々の測定値は以下
の測定方法によった。
/、塩化ビニルブロック共重合体の分析方法イ)グロッ
ク共重合体の組成決矩:硝酸第2水銀法によるクロル分
析にヨり行 った。
口)極限粘度〔η、):N−Nノメチルホルムアミドヲ
浴媒として塩化ビニルプロ ツク共重合体(il:lf/100罰 の濃度の浴液、及びさらに溶 媒で薄めた溶e、?30℃でウ ペローr粘度計音用いて測定− し濃度をθに外挿してめた。
ハ)アミノ基の定′M:元素分析又は試料を氷酢酸に溶
解後クリスタルバイオレッ トを指示薬として0 、02N 過塩素酸−氷酢酸浴液で滴定 した。
二)アルカリ金属の定量:理学電機工業にに製カイガー
レツクスIにF−,301,グP全用い又、クロム管球
、分光結晶に TAP(タリウムアシッドフ タレート)を1史用し30 kV 3 q mA の条件で螢光X嶽分 析を行った。
ホ)イオウの定量:試料を酸系中で燃焼させ生じfcS
03 全過酸化水素水で酸 化してS04 とし、ヅメチル スルホナーゾ■?指示桑とし て標準バリウム溶成で滴定し た。
へ)第9級アンモニウム塩の分伯: 試料と/、J、5
−トリニトロベンゼンとニトロ メタン全N−Nジメチルホル ムアミド中に入れ、30分I丘 拝後その溶液を吸光光度法に よシ騙ax ”ろ3rrnを用いて 測置した。
ト)水酸基の屋a−:試オ斗をN−Nジメチルホルムア
ミドに溶解後チモールプル ーを指示薬として0.02N ナトリウムメトキシド標準液 で滴定した。
チ)エポキシ基の定電:塩酸−ジメチルホルムアミド法
ニよりグロモフエノーブル ーを指示薬としQ 、 / N−NaOH−メタノール
標準液で滴定した。
す)窒素原子の建祉:元索分析により窒素原子の定月:
全イ゛j7S:つた。
コフイルムの透明性:塩化ビニルブロック共重合体金約
、2%濃度で有機浴媒に浴力・した浴液を平らなテフロ
ンシャーレに 圧いでから浴1sを減圧乾燥して約 70θミクロン厚みのフィルムを作 成しfこ。このフィルムを可視分光光 度計上オU用してS5θnm 波長の透過率全測定した
3、表面固有抵抗:2と同様に作成したフィルム全23
℃Sθ%RHで横1IIJ・ヒユーレットパラカード社
製のハイ・レジス タンス−メーター(High ReslstanceM
e’ter ) f用いてJIS−に7A9//に準拠
して測定した。
り接触角:コと同様に作成したフィルムについて純水の
接触角θ全エルマ光学製接 触角測足装@G1現を用いて測屋し た。
実施例/ 攪拌機付きガラス製オートクレーブに/、2゜ニートリ
フルオルクロルエタン100継、2・−ヒドロギシエテ
ルメタクリレート単喰体グθ2、コーメルカブトエタノ
ール0.2?、及びアセチルシクロへキシルスルホニル
パーオキシド/ff仕込んでから高純度蒙素ガスで充分
置換した後に、30CでS時間攪拌重合し、絖いてアセ
チルシクロヘキシルスルホニルパーオキシド/ t k
 1/i5加して50℃に昇温しで2時間攪拌下に重合
を行ない2−ヒドロキシエチルメタクリレート重合体の
シードを得た。
その後、コーヒドロキシエチルメタクリレート重合体の
シードが見かけ上液状の/、、2.2−トリフルオルク
ロルエタンが無くなるまで減圧下に該有機溶媒を回収し
た。次いで塩化ビニル単量体7.7? o y供給し、
5.5−℃に昇温しで3時間重合し菱。
得られた重合体を、メタノール、テトラヒドロフランに
より分別法lRヲ行い塩化ビニルブロック共重合体ダ7
2を得た。
得られた塩化ビニルブロック共重合体の種々の測足値は
次のとおシでめった、 /ン 赤外吸収スペクトル v −OH3’770cm 付近ブロードシーC=0 
/ 720cm ’ v−C−C4Aθ0〜700 cm−’この赤外線吸収
スペクトルはヒドロキシエチルメタクリレートの単独重
合体及び塩化ビニルの単独重合体と同様の吸収ノ母ター
ンを示した。
図1にスペクトルを示す。
2) 13G−核磁気共鳴吸収スペクトルC−核磁気共
鳴スペクトル(テトラメチルシラン規準、δ、ppm)
測定し得られたスペクトルの各ピークの化学シフト値の
解析した。
図7にスペクトルを示す。
3)ヒドロキシの定量 ヒドロキシの濃度は0 * 7 l)mmot/f″″
cあった。
で示される単量体単位を70.2重量%有し、このもの
の極限粘度〔η〕は0゜72であった。
又、N−Nジメチルホルムアミド溶液から作成したフィ
ルムは透明性が75%表1111[、J有抵抗が3×/
θ11Ω(23℃so%相対湿度)、接触角は、57度
でめった。
さらに2−ヒドロキシエチルメタクリレート重合体の仕
込量全没え同様の操作を行った。得られたブロック共重
合体の結果を表/に示す。
マタ、この結果葡もとに、塩化ビニルブロック共重合体
の表面固有抵抗と2−ヒドロキシエチルメタクリレート
単量体単位の含有量との関係を第73図(/で示す曲線
)に、透明性とコーヒドロキシエチルメタクリレート単
蓋体単位の含有量との関係分第1q図(/で示す曲軸)
に示した。
実施例2 三ツロフラスコに2−3ソヒドロキグロビルアクリレー
ト10θ7、α、α′−アゾビスイングチロニトリル0
.3?、2−アミノエタンチオール10i1及びN−N
・ジメチルホルムアミド20゜CC全それぞれ仕込み窒
素置換した後ろ0℃で撹拌下にS時間重合を行った。
車台反応終了後の反応混合物ケエチルエーテル中に投入
してM合体を沈殿させ、p別後真窒乾燥した。3グVの
末端にアミノ基金有する重合体を得た。jh@体の極限
粘度〔η〕は、0.27で、末端アミノ慧桑反は、グX
10 moνV血会体であった。
一方11ifi 拌機+jスプーンレスオートクレータ
に/12 、.2−1−1)フルオルクロルエタン30
m、L2−メルカf l−エタノール、21及びイング
チリルパーオキシド/7全仕込み充分窒素置換した後塩
化ビニル単’7JHj体/ンθiを供給し50′cで5
時間撹拌爪合した。
′/、3vの末端にヒドロキシ基を有する塩化ビニル重
合体を得た。
重合体の極限粘度〔η〕は0゜グSで末端ヒドロキシ濃
度はコx / 0 ’ mat/ li’lj合体であ
った。
次いで三ツロフラスコに上記の塩化ビニル重合体707
をテトロヒドロフラン左0CCに浴解し次いで2−’A
トルエンツインシアナート0゜/7を仕込み500でg
時間反応した。その抜上6已の2−3ジヒドロキシプロ
ピルアクリレート重合体72をN−Nノメチルホノしム
アミドS OCCK浴厘トシた浴液全仕込み23′cg
O時間反応した。反応終了した溶液全エチルエーテルに
投入して反応混合物を沈殿させr別後真空乾燥した。
未反応の2−3−ジヒドロキシプロピルアクリレ−) 
lf重合体メタノールにより除去しさらにベンゼン−f
1〜ラヒドロフラン等により分別沈殿全行い、この操作
金繰p返すことにより7.5?の塩化ビニルブロック共
束合体金得た。
得られた塩化ビニルブロック共重合体の神々の測定佃は
次のとおりでめった。
/)赤外線吸収スペクトル v −OH3!;00cm−’付近ブロードシc−0/
7θOcm vC−Ct 乙00〜700cm’ この赤外線吸収スペクトルT、!1.2−3ソヒドロキ
シグロビルアクリレートの単独重合体と塩化ビニルの単
独重合体のスペクトルと同様のパターンを示した。
図2にスペクトルを示した。
コ) C−核磁気共鳴吸収スペクトル 図gにスペクトルを示す。
3〕 ヒドロキシの定量 ヒドロキシ基の濃度Fi/、Aグmmot/f重重合体
であった。
該塩化ビニルブロック共重合体は 72重匍饅有し極限粘度〔η〕FiO060であった。
又、N−Nジメチルホルムアミドから作成したフィルム
の透明性がg2%、表面固有抵抗がコX / oj Q
Ω(、v3c so%相対相対湿度触接触角54度であ
った。
実施例3 三ツロフラスコにメタアクリル酸/θ01、α、α′ア
ゾビスイソグチロニトリルθ、3#、2−アミノエタン
チオールS7及びN−Nジメチルホルムアミド300(
支)をそれぞ扛仕込み窒素置換した後ろ0Cで攪拌下に
A時間1舎全行った。重合反応終了後の反応混合物全エ
チルエーテル中に投入して重合体を沈殿させ、p別後真
空乾燥した。
522の末端にアミノ基を有する重合体を得た。
このものの極限粘度〔η〕は0.3/で末端アミノ基濃
度は3 X / Q−’ mot/ を重合体であった
次いで三ツロフラスコに実施例コと同様にして得られた
木端にインシアナート基を有する塩化ビニル1合体10
1のテトラヒドロフラン!f;OCc溶液とN−Nジメ
チルホルムアミド9θ印にfG屏した末端にアミノ基を
有するアクリル酸重合体!r2を仕ノみ、/θC9θ時
間反応を行っ/ζ。
反応終了後のγVW夜tエチルニーグルに投入し反応混
合物を沈殿きせp別乾燥した。さらに得られた重合体を
水、テトラヒドロフランによシ分別沈殿を行い、これに
より塩化ビニルブロック共重合体ざ、 、2 !2 ′
fi:得/ζ。該ブロック共1合体の徐限粘度〔η〕は
0./)3で、メタアクリル酸単141体単位の#1成
は7.り止jit饅であった。
さらに三ツロフラスコに上記で得られたブロック其方(
合体5Sl、N−Nジチルホルムアミド700匡及び2
0チ水酸化ナトリウム水浴欣S印を仕込み、jOc9時
間反応金作った。反応混合物全水中に投入し沈殿させ元
分況浄した後V−別乾燥した。
収指はり、72でカル日?ン敵基の足社の結果カルボン
1夜基はすべてカルyl?ン岐ナトリウム基に変化して
いた。
得られた塩化ビニルブロック共重合体の種々の測定値は
次のとおシであった。
/)赤外吸収スペクトル νC=O’−’ざθcm−’ シCCtA 00−700cm ” 通常のC=Oの/7.20crn’の吸収よシ低波数領
域にシフトした。
図3にスペクトルを示した。
2) C−核磁気共鳴吸収スペクトル (/g−20’J ↓ ↑ 〔777,3〕 図7にスペクトルを示す。
3)螢光X線分析 螢光X線分析により Na の存在を確認した。
H3 ■ 該塩化ビニルブロック共乗合体は、+CH2〜C→■ cco’匂 で示される単量体単位を7.7瀘蛍俸南“し、極限粘度
は0.A3であった。
また、(へ)−Nツメチルホルムアミドより作成したフ
ィルムの透明性が77%、表面固有抵抗がS X / 
09Ω(:13C!f;0%相対湿度)、接触角32度
であった。
実117ilj例グ 攪拌戦付ガラス製オートクレーブにヘノタン10OCC
,グリシジルメタクリレ−1−20?及びアセナルシク
ロへキシルスルホ、=ルバーオキジドグi全仕込み、屋
累カスーC尤分にi紅換した汝にダ0C−Cq時IB」
重合し、続いてグ、ダし昇温しで認時間車台を1lrI
いその後真空ボンン°によシ残存グリシノルメククリレ
ート単量体全除去し、グリシツルメタクリレート虚合体
のシード盆侍7’c 。
次いで、ダ3− ℃に昇温し−C塩化ビニル率毎俸コθ
0i金窒素圧で供給しl1時間康合を行った。得らiz
た重合14−勿べ/ゼノ、アセトン溶媒紫用いて分別し
グリシツルメタクリレート単量体単位と塩化ビニル単に
体単位を4」づ°るブロック共重合体が7s2得られた
このものは、極限粘度〔η〕は0゜7/でグリシジルメ
タクリレート成分が7゜、2m!%、又エポキシ基濃度
は0゜Q 、l mo/−/ Y−重合体であった。
次いで三ツロフラスコに上記のブロック共重合体コθり
とN−Nジメチルホルムアミド20θ匡及び亜fifi
(1!、ナトリウム21、水5CCk仕込み、A5℃で
/S時間反反応性った後、反応溶液全エーテル中に投入
した。収量は7g2であった。
塩酸−・ジメチルホルムアミド法によるエポキシ基の定
量の結果、残存するエポキシ基は存在しないことを確認
した。
得うれた塩化ビニルブロック共11合体の種々の測定値
は次のとおりであった。
/)赤外吸収スペクトル ’5ONa ”ワθcrn−’、1050cTL’シc
−o i’yiθcm ’ ν□H/ ’l 50cm、−’付近にブロードνc−
ct600〜700cm ’ 図りにスペクトルを示す。
2) C−核磁気共鳴吸収スにクトル ↑ ↑ ↑ ↑ V77.0’J @、A) C73,力Q33.l、)
図70にスペクトルを示す 3)ヒドロギシ基の定常 ヒドロキシ基換度は、0 、.3 g mmo17fl
共垂合体ゲ)イオウの廼鉦 イオウの含イJ量は、/、、27重量係であった。
、5−) けい光X 緋i11す足よp Na の存在
を確認した。
該塩化ビニルブロック共重合体は、 H3 0日 忙9 、 g j、k j−6:%君み、俸限粘度はθ
。7Sであった。また、N−Nツメチルホルムアミドよ
り作成したフィルムの透明性が75%、渋面固有抵抗が
2×10Ω(23℃50%相対湿度)で接触角がゲタ度
であった。
実施例S 三ツロフラスコに実施例グで得られたグリシジルメタク
リレート単量体単位と塩化ビニル率州体単位金有するブ
ロック共重合体/θ2、トリメチルアミン塩酸塩/。5
ii’、N−Nツメチルホルムアミド5OcCを仕込み
、反応温度ろ50q時間反心を行った。反応混合物をエ
チルニーグルアセトン混合溶媒に投入し沈殿を行い元分
抗浄後涙別乾燥した。収量は72でおった。
塩酸−ジメチルホルムアミド法によるエポキシ基足皿の
結果残存エポキシ基は存在しないことをM、誌した。
得られた塩化ビニルブロック共−重合体の槓々の測定値
は次のとおりであった。
/)赤外吸収スペクトル ν□H3’100cm、’付近にブロードνC=O/7
30−’ シc−ct”θ0−70θcm−’ 図5にスペクトルを示した。
2 ) ” C−核磁気共鳴スペクトル(/77、/’
、)Q?、ησ3.ガ56.υ「グ、ワ〕図//にスペ
クトルを示した。
3)ヒドロキシ基の定量 ヒドロキシ路濃度は、0 、 II 、!mm□ル乍共
重合体でグ)Nの分析 Nの含有量は、9.3g重量%であった。
5)吸光光度測定 / + 3 、3 ト+)ニトロベンゼン、ニトロメタ
ンによる吸光尤度測定より5A5nmにトリメチルアン
モニウムクロライドが1足された。
fJ tn化ビニルブロック共重合体は、1 0HCH。
体単位をIO6θ重量饅含有し、極限粘度は0.97で
あった。又N−Nジメチルホルムアミドよシ作成したフ
ィルムの透り」注はg6チで表面固有抵抗は、tl; 
X / 010ΩC23C3O%相対湿度)接触角55
度であった。
実施例4 三ツ−フラスコに実施例グで曲られたグリシツルメタク
リレート単量体単位と塩化ビニル単量体単位を有するグ
ロック共重合体202、硫酸SθV金入れ、S時間放置
する。次いで余分の硫+12を分点したのち、発煙硫酸
(505S俤ケ含むもの)グθ?と塩化アルミニウムo
、iyw加え6θC7時間加熱した。放冷後、グロック
共重合体を沖別し、充分に蒸留水で洗浄し、乾燥を行つ
fco収量は、/g?であった。
塩酸−ジメチルホルムアミド法によるエポキシ基の足祖
の結果、残存エポキシ基は存在しないこと全確認した。
得られた塩化ビニルグロック共重合体の揮々の測定値は
次のとおりであった。
l)赤外吸収スペクトル シot−+ 3.5θ0cnt −’付近にブロードν
C=O/ 7−20cm ’ νcQ7 600−70Gcm−1 vso H/ 3’I OCm−’、i/AOcrrt
’図6にスペクトルを示した。
2) 13G−核磁気共鳴吸収スベクトル↑ ↑ ↑ 
↑ Cl77.7”J、、C1,9,@C711,C)JU
3;、9”J図/2にスペクトル奮示す。
3)ヒドロキシ基の定量 ヒドロキシ基の耐展は、0.tlユrnmot/ を共
厘偶で 11t) イオウの分析 イオウの含有量は、/、9重量−であった。
該塩化ビニルグロック共重合体は、 0日 ゾ。7重量%有し、極限粘度は0.9ケでめった。
N−Nジメチルボルムアミドより作成したフィルムの透
明性は、77チ、表面固有抵抗がざ×109Ω(23c
soqb札対湿度)で接触角が52度であった。
実施例7 実施例Sのトリメナルアミン塩酸塩にかえて、トリエチ
ルアミン塩酸塩をハJいた他は、実施例Sと全く同様に
重什奮行なった。収量はざ、5?でおった。
得られた塩化ビニルブロック共重合体の種々の測定値は
次のとおりでおった。
/)赤外吸収スペクトル シoト+ 3”θOcm −’付近フロートシc=o 
1730cm−’ シc−ct ろ00〜700cm= 2)C−核磁気共鳴スペクトル 〔ググ、/〕1 ↑ ↑ 1 ↑ ↑ (/77.6〕C,i、 9.71〔73・Z凡ダろ、
6リ ヒ1)、0Jty7.、a3)ヒドロギシ基の定
量 ヒドロキシ^を濃度は0゜’I 3 mmoA/ ?−
共重合体であった。
<l) Nの分析 Nの會イ]M−に0.Sゾ里鼠係でめった。
該塩化ビニルブロック共重合体は一 H3 単位を70゜5N量%巾し、極限粘度は0,7gであっ
た。また、N、N−ツメチルホルムアミドよジ作成した
フィルムの透BA性はざり優、表面固有抵抗はg X 
/ 0”ΩC;13c30%相対湿度)接触角は57度
であった。
実施例g 実施例/と同様の方法で(1)式で示される単量体単位
を与える単量体として表2に示した単量体を用い、塩化
ビニルブロック共jk 6体を侍た。
結果を表aに示した。
実施例ワ 実施例コと同様の方法で、(1)式で示される単量体即
位を与える単量体として表3に示した単量体を用い、塩
化ビニルブロック共重合体を得た。
結果を表3に示した。
比較例/ /)攪拌機付ステンレスオートクレーブにn−ヘプタン
10θCC,,2ヒドロキシエチルメタクリレート5v
及びアセチルシクロベキシルスルホニルノ!−オキシド
21を仕込み、窒素ガスで充分置換した後、塩化ビニル
単量体200りを仕込みその後、50Cで7時間重合を
行った。得られたローヒドロキシエチルメタクリレート
ー塩化ビニル共重合体は76?でローヒドロキシエチル
メタクリレート組成はろチであった。
2)ユーヒドロキシエチルメタクリレート/S1に代え
た他は/)と同様に行った。得られた該共重合体は、9
52で、コーヒドロキシエチルメタク・ル−ト組成は1
0%であつlこ。
3)2−ヒドロキシエチルメタクリレート、!!;fに
代えた他は /)と同様に行った。得られた該共重合体
1−l、/、9ftで、2ヒドロキシ工チルメタクリレ
ート組成は27%であった、 ダ)2−ヒドロキシエチルメタクリレートSθ2に代え
た他は /)と同様に行った。得らlrした該共重合体
はgqlで、コヒドロキシエテルメタクリレート組成は
ダθチであった。
上記該共重合体音N−Nジメチルホルムアミドよシ作成
したフィルムの表面固有抵抗は第73図(2で示す曲線
)に透明性を第1グ図(2で示す曲縁ンに示す。
比較例コ 三ツロフラスコにローヒドロキシエテルメタアクリレー
トlθOt、α、α′−アゾビスイソブチロニトリルθ
、j?、2−アミノエタンチオール/2及びN−Nジメ
チルホルムアミド200cckそれぞれ仕込み室紫置換
した抜I、OCC攪拌下に7時間重合を行った。1合反
応終了後の反応混合物をエチルエーテル中に投入して、
重合体全沈殿させ、F別後冥仝乾燥した。S’lfの1
合体を侍た。
得られたローヒドロキシエチルメタクリレート重合体と
実施例コで得られた塩化ビニル1合体tコーヒドロキシ
エチルメタクリレート組成がS重*qb、io重童饅、
コθ皿量チ、tito*童チとなるように混合しN−N
ツメチルホルムアミドよシフイルムを作成した。得られ
たフィルムの表面固有抵抗は第73図(3で示す曲線)
に、透明性は第1q図(3で示す曲線)に示す。
比較例3 攪拌愼付三ツロフラスコに懸濁重合によシ得られた塩化
ビニル重合体100vを仕込み充分音素置換した後、エ
タンジクロライド10Cc1 ジエチルアルミニウムク
ロライド/θmmotグリシジルメタクリレート30y
を仕込み反応温度q℃で70時間攪拌下で反応を行った
。得られた反応混合物はメタノールで充分洗浄した後、
真窒乾燥を行った。
該グラフト共重合体は、収量10Afでグリシツルメタ
クリレート組成はA%であった。グラフト率は7.0チ
であった。三ツロフラスコにグリシジルメタクリレート
−塩化ビニルグラフト共重合体を501、イオン又換水
コθθσ、硫酸SCを仕込み、1ocs時間反応會行っ
た。反応終了後反応混合物を日別し、光分水洗した後真
窒乾燥した。得られた/−2ジヒドロキシエチルメタク
リレート−塩化ビニルグラフト共1合体U4ざ1であっ
た。
該グラフト共重合体’1HN−Nジメチルホルムアミド
溶液からフィルム全作成した。得られたフィルムの表面
固有抵抗は/×/θ13Ω(23C3θ饅相対湿度)、
透明性は70チであった。
用途例/ 実施例/〜7で得られた各ブロック共重合体700部に
対して、ジオクチルフタレート3部、ジグチル錫マレニ
ートコ部、ジグチル錫ラウレート2部を配合し、750
℃に加熱した ロー−−ルで9分間混練し、次いで/b
Ocに加熱したプレス機にS分間’70 K9/ cm
2 にて加工して侍fc厚さ3■の硬質板につき帯電防
止能を測定した。
結果を表qに示す。
表グ 表面固有抵抗 、23℃ 相対湿度 50% 用途例コ 実施例/〜7で得られた各グロック共重合体/θθ部に
対して、DOP(ジオクチルフタシートL5θ部、ジプ
チル錫マレニートコ部、ジブチル錫ラウレート2部を、
配合し、750℃に加熱したロールで9分間混練し、次
いで760℃に加熱したプレス機にS分間、70 ’9
 / crtt にて加工して得た厚さ0.3ttrm
のフィルムにつき帯電防止能を測定した。
結果を表5に示す。
表5 表面固有抵抗 23℃相対温度50% 用途例3 実施例/〜7で得られた各ブロック共1合体をN、Nジ
メチルホルムアミド、2%浴故となるように調整し硬質
塩化ビニル板、軟質塩化ビニルシートに均一にφ布し、
その後、5θC2’1時間真空乾燥し帯電防止能を測定
した。結果を表6に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第グ図、第5図及び第λ図は
、それぞれ央10例/1.2,3、グ、5及び乙で得り
塩化ビニルブロック共重合体の赤外吸収スペクトル全示
す。 第7図、第g図、第7図、第70図、第77図及び第7
.2図はそれぞれ実施例/、コ、3、グ、S及び乙で倚
たビニルグロック共重合体の C−核磁気共鳴吸収スペ
クトルを示す。 第13図は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート含有
量と表面固有抵抗C23C30矛RH)の関係を示し、
図中の1は、実施例/で得た塩化ビニルブロック共重合
体、°2は、比較例/で得たランダム共重合体、3は比
較例コで得た混合糸全示−J−。 第llI図は、コーヒドロキシエチルメタクリレート含
有量と透明性の関係を示し、図中の1は実施例/で得た
塩化ビニルグロック共重合体、2は比較例/で得たラン
ダム共重合体、3は比較例コで得た混合糸をボ丁。 %吐出願人 斃11 流 数 −1 鴨2聰 汲 社 ♂ $3響 捧合目 湾 k cJ 算号藺 壱し ら ti 瑠 舷 cm、I 晃7)角 垢′g図 PM 某90 菓10凹 PP)’1 謔111図 第1)口 PM 煉β巳 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 〔但し、式中、Xは水素原子又はアルキル基では脂肪族
    炭化水素残基で、2は5O5H% 503M 、又Vi
    第q級アンモニウム塩基、Mはアルカリ金蝿である。)
    〕 で示される単量体単位を/〜90M量チと、で示される
    塩化ビニル単量体単位を10〜99重量%含んでなる塩
    化ビニルブロック共重合体。
JP3535384A 1984-02-28 1984-02-28 塩化ビニルブロツク共重合体 Granted JPS60181113A (ja)

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