JPS60181079A - 3−置換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法 - Google Patents
3−置換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法Info
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- JPS60181079A JPS60181079A JP3825484A JP3825484A JPS60181079A JP S60181079 A JPS60181079 A JP S60181079A JP 3825484 A JP3825484 A JP 3825484A JP 3825484 A JP3825484 A JP 3825484A JP S60181079 A JPS60181079 A JP S60181079A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高純度3−置換−2−オキサゾリジノン化合物
の製造法に関するものである。
の製造法に関するものである。
3−置換−2−オキサゾリジノン化合物は高分子材料、
医薬、農薬などの原料中間体として最近注目される有用
な物質であり、その製造法とじてたとえばアミノ、フル
コールにアルカリ金属化合物触媒存在下非環状カーボネ
ートを反応せしめるホーマイヤ法(米国特許第2,48
7,888号、第2,48?。
医薬、農薬などの原料中間体として最近注目される有用
な物質であり、その製造法とじてたとえばアミノ、フル
コールにアルカリ金属化合物触媒存在下非環状カーボネ
ートを反応せしめるホーマイヤ法(米国特許第2,48
7,888号、第2,48?。
889号、および第2,487,890号各明細書)が
従来から知られている。
従来から知られている。
この改良法として本出願人は、先に2−オキサゾリジノ
ン化合物の製造法(アミノアルコールと環状カーボネー
トとを反応させる)について特許出願した(特願昭58
−96584号明細書)。
ン化合物の製造法(アミノアルコールと環状カーボネー
トとを反応させる)について特許出願した(特願昭58
−96584号明細書)。
しかしアミノアルコールと環状カーボネートを反応させ
2−オキサゾリジノン化合物を製造する場合、反応生成
物中に副生アルキレングリコール以外に未反応アミノア
ルコ−化未反応環状カーボネート、副生ジヒドロキシア
ミン、副生ジアルキレングリコール、副生トリアルキレ
ングリコールその他の不純物を含むため精密蒸留などに
よって分別する必要がある。しかしながら精密蒸留では
分別を充分におこなうことは大変難かしく高純度3−置
換−2−オキサゾリジノン化合物を得ることは不可能で
ある。
2−オキサゾリジノン化合物を製造する場合、反応生成
物中に副生アルキレングリコール以外に未反応アミノア
ルコ−化未反応環状カーボネート、副生ジヒドロキシア
ミン、副生ジアルキレングリコール、副生トリアルキレ
ングリコールその他の不純物を含むため精密蒸留などに
よって分別する必要がある。しかしながら精密蒸留では
分別を充分におこなうことは大変難かしく高純度3−置
換−2−オキサゾリジノン化合物を得ることは不可能で
ある。
本発明者らはかかる問題点を解消すべく鋭意研究した結
果本発明に至った。すなわち本発明は一般式 %式%(1) (式中、 R1,R2,R3及びR4はたがいに同−又
は異なり、それぞれ水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基またはアリール基であるか、あるいはその中のい
ずれか2個が連結してアルキレン基を形成していてもよ
い。R5はアルキル基、シクロアルキル基またはアラル
キル基である。)で表わされる粗製3−置換−2−オキ
サゾリジノン化合物を該化合物に1重量%以上溶解しう
る無機酸および/または有機酸と接触させた後、蒸留す
ることを特徴とする高純度8−M換−2−オキサゾリジ
ノン化合物の製造法である。
果本発明に至った。すなわち本発明は一般式 %式%(1) (式中、 R1,R2,R3及びR4はたがいに同−又
は異なり、それぞれ水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基またはアリール基であるか、あるいはその中のい
ずれか2個が連結してアルキレン基を形成していてもよ
い。R5はアルキル基、シクロアルキル基またはアラル
キル基である。)で表わされる粗製3−置換−2−オキ
サゾリジノン化合物を該化合物に1重量%以上溶解しう
る無機酸および/または有機酸と接触させた後、蒸留す
ることを特徴とする高純度8−M換−2−オキサゾリジ
ノン化合物の製造法である。
一般式(1)において+ R1r R2T R3及びR
4のアルキル基としては炭素数1〜1oの直鎖または分
岐のアルキル基たとえばメチル基、エチル基、ノルマル
プロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基などが
あげられる。シクロアルキル基としてはシクロヘキシル
基、メチルシクロヘキシル基などがアケラれる0アリー
ル基としてはフェニル基、p−メチルフェニル基1ナフ
チル基などがあげられる。R1= R2&Ra及びR4
はその中のいずれか2個(たとえばR1とR2,R1と
R5−R3とR4)が連結して炭素数3〜6のアルキレ
ン基を形成していてもよい。
4のアルキル基としては炭素数1〜1oの直鎖または分
岐のアルキル基たとえばメチル基、エチル基、ノルマル
プロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基などが
あげられる。シクロアルキル基としてはシクロヘキシル
基、メチルシクロヘキシル基などがアケラれる0アリー
ル基としてはフェニル基、p−メチルフェニル基1ナフ
チル基などがあげられる。R1= R2&Ra及びR4
はその中のいずれか2個(たとえばR1とR2,R1と
R5−R3とR4)が連結して炭素数3〜6のアルキレ
ン基を形成していてもよい。
R5のアルキル基としては炭素数1〜1oの直鎖または
分岐のアルキル基たとえばメチル基、エチル基、ノルマ
ルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基など
があげられる。シクロアルキル基としてはシクロヘキシ
ル基、メチルシクロヘキシル基などがあげられる。アラ
ルキル基としてはベンジル基があげられる〇 一般式(1)で表わされる3−置換−2−オキサジノゾ
ノン化合物としては3−アルキル−2−オキサゾリジノ
ン(3−メチル−2−オキサゾリジノン、3−メチル−
4−メチル−2−オキサゾリジノン&3−メチル−5−
メチル−2−オキサソリジノン、3−エチル−2−オキ
サゾリジノン、3−エチル−4−メチル−2−オキサゾ
リジノン。
分岐のアルキル基たとえばメチル基、エチル基、ノルマ
ルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基など
があげられる。シクロアルキル基としてはシクロヘキシ
ル基、メチルシクロヘキシル基などがあげられる。アラ
ルキル基としてはベンジル基があげられる〇 一般式(1)で表わされる3−置換−2−オキサジノゾ
ノン化合物としては3−アルキル−2−オキサゾリジノ
ン(3−メチル−2−オキサゾリジノン、3−メチル−
4−メチル−2−オキサゾリジノン&3−メチル−5−
メチル−2−オキサソリジノン、3−エチル−2−オキ
サゾリジノン、3−エチル−4−メチル−2−オキサゾ
リジノン。
8−ブチル−2−オキサゾリジノン、3−ブチル−5−
メチル−2−オキサゾリジノン、3−ブチル−5−エチ
ル−2−オキサゾリジノンなど)。
メチル−2−オキサゾリジノン、3−ブチル−5−エチ
ル−2−オキサゾリジノンなど)。
8−シクロアルキル−2−オキサゾリジノン(3−シク
ロへキシル−2−オキサゾリジノン、3−シクロへキシ
ル−4−メチル−2−オキサゾリジノンなど)、3−ア
ラルキル−2−オキサゾリジノン(3−ベンジル−2−
オキサゾリジノン、3−ベンジル−5−メチル−2−オ
キサゾリジノンなど)があげられる。
ロへキシル−2−オキサゾリジノン、3−シクロへキシ
ル−4−メチル−2−オキサゾリジノンなど)、3−ア
ラルキル−2−オキサゾリジノン(3−ベンジル−2−
オキサゾリジノン、3−ベンジル−5−メチル−2−オ
キサゾリジノンなど)があげられる。
粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化合物は一般式
(式中* R+ y R2r Ra r R4及びR5
は一般式(1)と同じ意味をもつ)で表わされるアミノ
アルコールと環状カーボネートとの反応生成物から副生
アルキレングリコールをほぼ留去した後の反応混合物を
表わす。
は一般式(1)と同じ意味をもつ)で表わされるアミノ
アルコールと環状カーボネートとの反応生成物から副生
アルキレングリコールをほぼ留去した後の反応混合物を
表わす。
一般式(2)で表わされるアミノアルコールとしては2
−N−メチルアミノエタノール、2−N−エチルアミノ
エタノール、1−N−メチルアミノ−2−フC1ハノー
ル、2−N−メチルアミノプロパツール、1−N−メチ
ルアミノ−2−ブタノール。
−N−メチルアミノエタノール、2−N−エチルアミノ
エタノール、1−N−メチルアミノ−2−フC1ハノー
ル、2−N−メチルアミノプロパツール、1−N−メチ
ルアミノ−2−ブタノール。
2−N−メチルアミノブタノール、2−N−ベンジルア
ミノエタノール、2−N−シクロへキシルアミノエタノ
ール、2−N−シクロへキシルアミツブロバノール、2
−N−メチルアミノシクロヘキサノール、などがあげら
れる。
ミノエタノール、2−N−シクロへキシルアミノエタノ
ール、2−N−シクロへキシルアミツブロバノール、2
−N−メチルアミノシクロヘキサノール、などがあげら
れる。
環状カーボネートは原料の入手のし易さからエチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネートが好ましい。
ーボネート、プロピレンカーボネートが好ましい。
アミノアルコールと環状カーボネートの反応生成物を製
造するに際し1アミノアルコールの使用量は環状カーボ
ネートに対しモル比で通常0.9〜1.3.好ましくは
1.0〜1.1である。
造するに際し1アミノアルコールの使用量は環状カーボ
ネートに対しモル比で通常0.9〜1.3.好ましくは
1.0〜1.1である。
アミノアルコール及び環状カーボネートの添加順序は特
に制限はなく、アミノアルコール中に環状カーボネート
を添加してもよいし、環状カーボネート中にアミノアル
コールを添加してもよいし。
に制限はなく、アミノアルコール中に環状カーボネート
を添加してもよいし、環状カーボネート中にアミノアル
コールを添加してもよいし。
一括添加でもよい。反応に際しては触媒はとくに必要で
ない。
ない。
反応温度は通常室温から250℃、好ましくは120〜
180℃である。低温では反応速度が低下し250℃よ
りたかいと副反応の危険がある。反応時間は通常0.5
〜10時間、好ましくは2〜5時間である。
180℃である。低温では反応速度が低下し250℃よ
りたかいと副反応の危険がある。反応時間は通常0.5
〜10時間、好ましくは2〜5時間である。
反応は加圧下、減圧下のいずれでも実施できるが通常、
常圧下で実施する。また反応に関与しない溶剤などの共
存下でも実施できるが、工業的には溶剤等を使用しない
のが経済的である。
常圧下で実施する。また反応に関与しない溶剤などの共
存下でも実施できるが、工業的には溶剤等を使用しない
のが経済的である。
反応終点はガスクロマトグラフィーでチェックすること
ができる。
ができる。
この反応生成物には目的物である3−置換−2−オキサ
ゾリンノン七合物、副生アルキレングリコール(エチレ
ングリコール、プロピレングリコールなど)、未反応ア
ミノアルコール、未反応環状カーボネート、副生ジヒド
ロキシアミン、副生ジアルキレングリコール(ジエチレ
ングリコール。
ゾリンノン七合物、副生アルキレングリコール(エチレ
ングリコール、プロピレングリコールなど)、未反応ア
ミノアルコール、未反応環状カーボネート、副生ジヒド
ロキシアミン、副生ジアルキレングリコール(ジエチレ
ングリコール。
ジプロピレングリコールなど)、副生トリアルキレング
リコール(トリエチレングリコール、トリプロピレング
リコールなど)、およびその他の不純物が含まれる。
リコール(トリエチレングリコール、トリプロピレング
リコールなど)、およびその他の不純物が含まれる。
反応生成物中の各成分の量は、たとえば目的物が3−メ
チル−2−オキサゾリジノンである場合。
チル−2−オキサゾリジノンである場合。
通常3−置換−2−オキサゾリジノン化合物56−62
重量%、副生アルキレングリコール85−88重量%
、その他の成分(副生ジヒドロキシアミン。
重量%、副生アルキレングリコール85−88重量%
、その他の成分(副生ジヒドロキシアミン。
未反応アミノアルコール、未反応環状カーボネート、副
生ジアルキレングリコール、副生トリアルキレンゲリコ
ールおよびその他の不純物)0.5〜5重量%である。
生ジアルキレングリコール、副生トリアルキレンゲリコ
ールおよびその他の不純物)0.5〜5重量%である。
反応生成物から副生アルキレングリコールをほぼ留去(
減圧蒸留などによって除去)′することによって粗製3
−置換−2−オキサゾリジノン化合物が得られる。
減圧蒸留などによって除去)′することによって粗製3
−置換−2−オキサゾリジノン化合物が得られる。
粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化合物中の各成分
の量は、たとえば目的物が3−メチル−2−オキサゾリ
ジノンである場合1通常3−メチルー2−オ゛キサゾリ
ジノン92−99重量%、残存副生グリコール0.5−
8重量%、その他の成分(副生ジヒドロキシアミン、未
反応アミノアルコール。
の量は、たとえば目的物が3−メチル−2−オキサゾリ
ジノンである場合1通常3−メチルー2−オ゛キサゾリ
ジノン92−99重量%、残存副生グリコール0.5−
8重量%、その他の成分(副生ジヒドロキシアミン、未
反応アミノアルコール。
未反応環状カーボネート、副生ジアルキレングリコール
、副生トリアルキレングリコールおよびその他の不純物
)0.5−5重量%である。
、副生トリアルキレングリコールおよびその他の不純物
)0.5−5重量%である。
粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化合物を該化合物
に1重量%以上溶解しうる無機酸および/または有機酸
と接触させるに際し、接触させる無機酸としてはリン酸
、ポリリン酸、無水リン酸。
に1重量%以上溶解しうる無機酸および/または有機酸
と接触させるに際し、接触させる無機酸としてはリン酸
、ポリリン酸、無水リン酸。
硫酸、ホウ酸おまび塩酸などがあげられる。
有機酸としてはカルボン酸またはその無水物(ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マ
レイン酸、フマル酸などの脂肪族カルボン酸、安息香酸
、フタル酸、フェニル酢酸などの芳香族カルボン酸、無
水酢酸、無水マレイン酸および無水フタル酸などのカル
ボン酸無水物)およびスルホン酸(’P−)ルエンスル
ホン酸など)があげられる。
酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マ
レイン酸、フマル酸などの脂肪族カルボン酸、安息香酸
、フタル酸、フェニル酢酸などの芳香族カルボン酸、無
水酢酸、無水マレイン酸および無水フタル酸などのカル
ボン酸無水物)およびスルホン酸(’P−)ルエンスル
ホン酸など)があげられる。
無機酸および有機酸は併用してもよい。
これらの中で好ましいものは、りン酸、硫酸。
P−トルエンスルホン酸および無水フタル酸である。特
に好ましいものはリン酸及び硫酸である。
に好ましいものはリン酸及び硫酸である。
粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化合物に1重量%
以上溶解しうる酸類を用いることにより効率的かつ経済
的に不純物を除去することが出来る。
以上溶解しうる酸類を用いることにより効率的かつ経済
的に不純物を除去することが出来る。
酸類の使用量は粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化
合物中の不純物量によって種々変えることができるが、
通常、不純物の当量(ヒドロキシ基、アミノ基など)〜
10倍当量であり、好ましくは1.2〜3倍当量である
。不純物の量はたとえばガスクロマトグラフィー、核磁
気共鳴スペクトルなどで測定できる。
合物中の不純物量によって種々変えることができるが、
通常、不純物の当量(ヒドロキシ基、アミノ基など)〜
10倍当量であり、好ましくは1.2〜3倍当量である
。不純物の量はたとえばガスクロマトグラフィー、核磁
気共鳴スペクトルなどで測定できる。
接触させる方法は、粗製3−置換−2−オキサゾリジノ
ン化合物と酸類が接触しさえすれば1いかなる方法でも
かまわないが1バッチ方式が適当である。
ン化合物と酸類が接触しさえすれば1いかなる方法でも
かまわないが1バッチ方式が適当である。
接触温度は通常0−200℃、好ましくは2〇−150
℃である。接触時間は通常30分〜6時間で。
℃である。接触時間は通常30分〜6時間で。
好ましくは1〜2時間である。
接触後、蒸留により容易に不純物濃度 500ppm以
下の高純度3−置換−2−オキサゾリジノン化合物を得
ることができる。
下の高純度3−置換−2−オキサゾリジノン化合物を得
ることができる。
本発明は粗製3−置換−2−オキサゾリジノン化合物を
無機酸および/または有機酸と接触させることにより不
純物である残存副生アルキレングリコール、副生ジヒド
ロキシアミン、未反応アミノアルコール、未反応環状カ
ーボネー!・、副生ジアルキレングリコール、副生トリ
アルキレングリコールおよびその他の不純物をより高沸
点化合物に置換させ、簡単な蒸留で容易に不純物濃度を
ppmオーダーまで低減させた高純度3−置換−2−オ
キサゾリジノン化合物を製造することができ、すなわち
非常に簡単な方法でかつ経済的に高純度3−置換−2−
オキサゾリジノン化合物を製造することができるという
効果を奏する。
無機酸および/または有機酸と接触させることにより不
純物である残存副生アルキレングリコール、副生ジヒド
ロキシアミン、未反応アミノアルコール、未反応環状カ
ーボネー!・、副生ジアルキレングリコール、副生トリ
アルキレングリコールおよびその他の不純物をより高沸
点化合物に置換させ、簡単な蒸留で容易に不純物濃度を
ppmオーダーまで低減させた高純度3−置換−2−オ
キサゾリジノン化合物を製造することができ、すなわち
非常に簡単な方法でかつ経済的に高純度3−置換−2−
オキサゾリジノン化合物を製造することができるという
効果を奏する。
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例1
2−N−メチルアミノエタノール!225 g (8,
0モル)とエチレンカーボネー1−264g (8,0
モル)をビ0℃で2時間反応させ、得られた反応生成物
を減圧蒸留し、副生エチレングリコールを除去した。得
られた粗製3−メチル−2−オキサゾリジノン300g
中の不純物量は2.5重量%であった。
0モル)とエチレンカーボネー1−264g (8,0
モル)をビ0℃で2時間反応させ、得られた反応生成物
を減圧蒸留し、副生エチレングリコールを除去した。得
られた粗製3−メチル−2−オキサゾリジノン300g
中の不純物量は2.5重量%であった。
これに、硫酸9gを加え攪拌下50℃で1時間接触させ
た。接触後、そのまま減圧蒸留することにより沸点78
.5℃10.8mmHgで3−メチル−2−オキサゾリ
ジノン285g il!得た。
た。接触後、そのまま減圧蒸留することにより沸点78
.5℃10.8mmHgで3−メチル−2−オキサゾリ
ジノン285g il!得た。
この3−メチル−2−オキサゾリジノン中の不純物量は
150ppmであった。
150ppmであった。
実施例2
実施例1と同様にして得られた粗製3−メチル−2−オ
キサゾリジノン300gにリン酸9gを加え攪拌下80
℃で30分間接触させた。接触後、そのまま減圧蒸留す
ることにより沸点785℃/ 0.8 mmHgで3−
メチル−2−オキサゾリジノン288gを得た。
キサゾリジノン300gにリン酸9gを加え攪拌下80
℃で30分間接触させた。接触後、そのまま減圧蒸留す
ることにより沸点785℃/ 0.8 mmHgで3−
メチル−2−オキサゾリジノン288gを得た。
この3−メチル−2−オキサゾリジノン中の不純物量は
1100ppであった。
1100ppであった。
実施例3
実施例1と同様にして得られた粗製3−メチル−2−オ
キサゾリジノン300gにP−トルエンスルホン酸25
gを加え攪拌上室温で3時間接触させた。接触後、その
まま減圧蒸留することにより沸点78.5℃/ 0.8
mmHgで3−メチル−2−オキサゾリジノン280
gを得た。
キサゾリジノン300gにP−トルエンスルホン酸25
gを加え攪拌上室温で3時間接触させた。接触後、その
まま減圧蒸留することにより沸点78.5℃/ 0.8
mmHgで3−メチル−2−オキサゾリジノン280
gを得た。
この3−メチル−2−オキサゾリジノン中の不純物量は
200ppmであった。
200ppmであった。
実施例4
P−)ルエンスルホン酸25gの代わりに無水フタル酸
22gを加える以外は実施例3と同様に操作し、沸点7
8.5℃10.8mmHgで3−メチル−2−オキサゾ
リジノン282gを得た。
22gを加える以外は実施例3と同様に操作し、沸点7
8.5℃10.8mmHgで3−メチル−2−オキサゾ
リジノン282gを得た。
この8−メチル−2−オキサゾリジノン中の不純物量は
180ppmであった。
180ppmであった。
実施例5
l−N−メチルアミノ−2−プロパツール267g(&
0モル)とプロピレンカーボネート306g(3,0モ
ル)を165℃で3時間反応させ、得られた反応生成物
を減圧蒸留し、副生プロピレングリコールを除去した。
0モル)とプロピレンカーボネート306g(3,0モ
ル)を165℃で3時間反応させ、得られた反応生成物
を減圧蒸留し、副生プロピレングリコールを除去した。
得られた粗製3−メチル−5−メチル−2−オキサゾリ
ジノンB50cr中の不純物量は3.0重量%であった
。
ジノンB50cr中の不純物量は3.0重量%であった
。
これにリン酸15gを加え攪拌下80℃で1時間接触さ
せた。接触後、そのまま減圧蒸留することにより沸点9
0℃/2.7mmHgで3−メチル−5−メチル−2−
オキサゾリジノン385gが得られた。
せた。接触後、そのまま減圧蒸留することにより沸点9
0℃/2.7mmHgで3−メチル−5−メチル−2−
オキサゾリジノン385gが得られた。
この3−メチル−5−メチル−2−オキサゾリジノン中
の不純物量は130ppmであった。
の不純物量は130ppmであった。
実施例6
l−N−メチルアミノ−2−プロパツールの0わりに各
種アミノアルコール(8,0モル)、プロピレンカーボ
ネートの代わりにエチレンカーボネート264g (8
,0モル)を用い、その他は実施例5と同様に操作しT
コ結果を表−1に示す。
種アミノアルコール(8,0モル)、プロピレンカーボ
ネートの代わりにエチレンカーボネート264g (8
,0モル)を用い、その他は実施例5と同様に操作しT
コ結果を表−1に示す。
表 −1
比較例1
実施例1と同様にして得られた粗製8−メチル−2−オ
キサゾリジノン300gにナトリウム金属片5gを加え
攪拌下、80℃で3時間接触させた。
キサゾリジノン300gにナトリウム金属片5gを加え
攪拌下、80℃で3時間接触させた。
接触後、固形物を日別にし減圧蒸留し沸点79℃70.
8mmHgで3−メチル−2−オキサゾリジノン240
gを得た。この3−メチル−2−オキサゾリジノン中の
不純物量は1.3重量%であった。
8mmHgで3−メチル−2−オキサゾリジノン240
gを得た。この3−メチル−2−オキサゾリジノン中の
不純物量は1.3重量%であった。
比較例2
実施例1と同様にして得られた粗製3−メチル−2−オ
キサゾリジノン300gにフェニルイソシアナート25
gを加え60℃で5時間、攪拌した。これを減圧蒸留し
、沸点80.5℃10.85mmHgで3−メチル−2
−オキサゾリジノン235gを得た。この3−メチル−
2−オキサゾリジノン中の不純物量は1.1重量%であ
った。
キサゾリジノン300gにフェニルイソシアナート25
gを加え60℃で5時間、攪拌した。これを減圧蒸留し
、沸点80.5℃10.85mmHgで3−メチル−2
−オキサゾリジノン235gを得た。この3−メチル−
2−オキサゾリジノン中の不純物量は1.1重量%であ
った。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 %式%(1) (式中、R1,R2,R3及びR4はたがいに同−又は
異なり、それぞれ水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基またはアリール基であるか。 あるいはその中のいずれか2個が連結してアルキレン基
を形成していてもよい。R5はアルキル基、シクロアル
キル基またはアラルキル基である。)で表わされる粗製
3−置換−2−オキサゾリジノン化合物を該化合物に1
重量%以上溶解しうる無機酸および/または有機酸と接
触させた後、蒸留す′ることを特徴とする高純度3−置
換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法。 2、粗製3置換−2−オキサゾリジノン化合物が一般式 %式%(2) (式中、 R11R2,R31R4及びR5は一般式(
1)と同じ意味をもつ)で表わされるアミノアルコール
と環状カーボネートとの反応生成物から副生アルキレン
グリコールをほぼ留去した後の反応混合物である特許請
求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3825484A JPS60181079A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 3−置換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3825484A JPS60181079A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 3−置換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181079A true JPS60181079A (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=12520173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3825484A Pending JPS60181079A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 3−置換−2−オキサゾリジノン化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06503856A (ja) * | 1990-12-21 | 1994-04-28 | サンドビック アクティエボラーグ | 高切削速度の旋削時の非常に細密なフライス工作のための焼結炭窒化物合金を製造する方法 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP3825484A patent/JPS60181079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06503856A (ja) * | 1990-12-21 | 1994-04-28 | サンドビック アクティエボラーグ | 高切削速度の旋削時の非常に細密なフライス工作のための焼結炭窒化物合金を製造する方法 |
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