JPS60181069A - 2,3,3−トリメチルシアノインドレニン類の製造法 - Google Patents

2,3,3−トリメチルシアノインドレニン類の製造法

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JPS60181069A
JPS60181069A JP3697184A JP3697184A JPS60181069A JP S60181069 A JPS60181069 A JP S60181069A JP 3697184 A JP3697184 A JP 3697184A JP 3697184 A JP3697184 A JP 3697184A JP S60181069 A JPS60181069 A JP S60181069A
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JP
Japan
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reaction
isopropyl ketone
methyl isopropyl
condensation agent
compound
Prior art date
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Pending
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JP3697184A
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Inventor
Akira Tanaka
章 田中
Taketoshi Miura
偉俊 三浦
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインドレニン類の製造法に関するものであシ、
さらに詳しくは、2,3.3−トリメチルシアノインド
レニン類の製造法に関するものである。
インドレニンは3H−インドールとも呼ばれ、特に2.
3.3−)ジメチルインドレニン類は、染色、感熱、感
圧および写真用の染料や液晶、光専寛体のΦ量体として
重要な複素環化合物である0 2.3.3−)リメチルインドレニンおよび置換インド
レーン類の製造法については、古くからよく知られてい
るフェニルヒドラジンとメチルイソプロピルクトンを出
発原料とする所謂 フィッシャー法′によるのが一般的
であるが、フェニルヒドラジンとメチルエチルケトンよ
り同様にフィッシャー法によって誘導される2、3−ジ
メチルインドールのメチル化によっても製造することが
できる。しかし、これらの製造法においては、無機酸や
ルイス酸の如き縮合剤をそれぞれの原料と等モルから数
十倍モルを必要とするために反応装置、後処理操作や廃
液処理に問題点がある。
フィッシャー法はインドールやインドレニン類の製造法
として非常に秀れた方法であるが、分解を伴う反応副産
物が生成するために、反応収率が一般に低く、かつ、反
応混合物よジインドールやインドレニン類を単離、精製
する操作が極めて煩雑である。特に、アルコキシカルボ
ニル基やシアノ基で置換されたインドレニン類の場合に
は、反応中や反応混合物と触媒とのコンプレックスから
インドレニン類を分離する後処理操作中にアルコキシカ
ルボニル基やシアノ基の加水分解反応を伴うという欠点
があシ、工業的に経済的な製造法としては難点があった
また、特公昭56−28911号明細曹にはアニリンと
3−10ロー3−メチルブタン−2−オンを原料とした
特公昭57−47996号のインドレニン類改良製造法
が提案されている。しかしこの方法も、明細書記載以外
への応用ができないという欠点を有している。たとえば
、置換基を有する2、3.3−)ジメチルインドレニン
類については、収率が低かったシ、置換基が脱離し無置
換体の2.3.3−)リメチルインドレニンを生成した
り、置換基の種類によっては、全<2゜3.3−トリメ
チルインドレニン類を得ることさえできない。
本発明者等は置換インドレニン類の製造法について上記
欠点を解決するため種々検討した結果、工業的に経済的
な製造法を見い出すに至りあしたがって本発明の第1の
目的は、2,3.3−トリメチルシアノインドレニン類
の工業的製造法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、反応中にシアン基の加水分解反
応を伴わない2,3.3−)IJメチルシアノインドレ
ニ7類の製造法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、反応後縮合剤とのコンプレック
スの分解処理操作な必袂としない2゜3.3−)リメチ
ルシ7ノインドレニン類の製造法を提供することにある
さらに、本発明の第4の目的は環境汚染をひき起す重金
属類を用いない2,3.3−トリメチルシアノインドレ
ニン類の製造法を提供することにある。
すなわち、上記目的はシアノフェニルヒドラジン類とメ
チルイソプロピルケトンから訪導されるフェニルヒドラ
ゾンを縮合剤を用いることなしに反応させることにより
成し遂げることができた。
前述した如(、フィッシャー法には縮合剤が不可欠の要
素であシ、インドールやインドレニン類の反応操作や収
率な改善するために、檜々の縮合剤が検剥されている。
たとえば、ウィリー・インターサイエンス社発行、B・
ロビンソン著による′ザ・フィッシャー・インドール・
シンセシズ632〜654頁に数十種にのほろ例が記載
されている事実から考えると、縮合剤なしでフィッシャ
ー反応が起シ得るとは全く予想もできないことであった
本発明による方法は、シアノフェニルヒドラジン類とメ
チルインプロピルケトンとを縮合させてフェニルヒドラ
ゾンに導き、該ヒドラゾンを同−反応客器内で昇温させ
てインドレニン類へ閉環することよシなる。
本発明の出発原料であるフェニルヒドラゾン類を生成す
る反応は、溶媒の存在または非存在下いずれで行っても
よく、酢酸や希塩酸を添加してもしなくても進行する。
反応温度は室温からメチルイソプロピルケトンの沸点ま
での温度範囲で行うことができ、シアノフェニルヒドラ
ジン1モルに対し、メチルイソプロピルケトンFi0.
5〜5モル比の範囲で用いることができる力瓢 2モル
比、好ましくは、やや過剰程度用いるのが有利である。
反応時間は、反応温度と関係するが、数分から1〜2時
間で児結し、内容物が均一になれば十分である。
本発明に係わるインドレニンへの閉環反応は上記ヒドラ
ゾンを生成した同一反応容器内で該ヒドラゾンを城シ出
すことなく、反応温度を昇温させるだけで十分である。
その反応温度と時間は、180〜230℃で2〜10時
間、好ましくは200〜210℃で2〜3時間の範囲が
都合よい。
前段反応で、メチルイソプロピルケトンを過剰に用いた
場合、該過剰分を反応中に生成する水とともに反応系外
に留去してもしな(ても、後処理操作や収率には重大な
影響は及ぼさない。
以下に実施例をもって、本発明をさらに詳細に説明する
実施例1゜ パラシアノフェニルヒドラジン2569とメチルイソプ
ロピルケトン1924を混合し、外部よシ氷水冷下、酢
酸3.5111を少量宛加えた後、浴温90〜95℃で
1時間加熱した。その後、浴温を200〜210℃に昇
温させ、この温度で3時間加熱した。反応物を減圧蒸留
し、沸点143.0〜145.6℃/3龍Hgのほとん
ど無色の留分272gを得た。
このものを水から再結晶を行ない、乾燥して融点105
.0〜106.0℃の5〜シアノ−2,3,3−)リメ
チルインドレニンの無色針状結晶173I(収率48.
5%)を得た。
工R1νエ 2.200cm (−0ミN)NMR;δ
(ODcjm)130 (6H,s、3位メチル基)2
.30 (3H,e、 2位メチル基)7.70−7.
86 (3H,m、 4〜6位) 実施例2゜ パラシアノフェニルヒドラジン100.9をメチルイソ
プロピルケトン64.611と混合し、これに酢酸1.
4−を加え、実施例1と同様に90〜95℃で1時間加
熱した。次に塩化亜鉛10219を加え、浴温200〜
210’Cで3時間加熱した。
その後50%水酸化カリウム水溶液で処理した力瓢イン
ドレニンと亜鉛との配位が強力で該コンプレックスの分
解に相当の労力と時間を責しり0クロロホルムで抽出し
、無水硫酸ナトリウムで抽出液を乾燥後クロロホルムを
留去した。
残留物を酢酸エチルで洗しよう後、含水メタノールで数
回再結晶を行い、融点1940〜195D’CO3−カ
ルバモイル−2,3,3−トリメチルインドレニン18
.!Mを得た、。
工R、y 、、、 L670cm−1(ン0=O) 3
,170.3,330!←NHI ) NMR;δ(0DOjs ) 132 (an、 s、
 3位メチル基) 2.30(3H,8,2位メチル基
) 6.48 (2H,br、s、 7ミ ド)7.3
6 (IH,d、、r=10Hz、7位)7.63 (
IH,d、d、!−10,IHz、 6位)7.84(
IH,d、 、T=IHz、 4位)実施例3゜ パラシアノフェニルヒドラジン50Fとメチルイソプロ
ピルケトン64.6#から得たフェニルヒドラゾンにエ
タノール350m、濃硫酸59a/を加え、3時間加熱
還流してインドレニンへの閉環な行ったが、レアノ基の
加水分解が先行して複雑な反応混合物を得、薄層クロマ
トグラフィーでチェックした力飄 5−シアノ−2,3
,3−トリメチルインドレニンは全(検出できなかった
0 実施例4゜ メタシアノフェニルヒドラジン133y、メチルイソプ
ロピルケトン100肩/、酢酸1−の混合物を浴温90
〜95℃で1時間加熱した0次いで浴m 180−18
5℃に昇温し、2時間加熱後さらに200〜210℃で
2時間加熱した。
反応混合物を含水アルコールから再結晶を繰返し、融点
143ト1440Gの6−ジアツー2.3.3−トリメ
チルインドレニンの黄白色結晶性粉末63.4#(収率
34.4チ)を得た。
IJ’t”ν 2225m’ (−C!;N)BR ′ ル&X NMR;δ(0Dcls ) 130 (6J 813
位メチル基)2.28(3馬θ、2位メチル基) 7.
12〜7.50(2H,m。
4位、5位) 7.60 (11(、s、 7位)実施
例5゜ メタシアノフェニルヒドラジン66.7,9. メチル
インプルピルケトン50d1酢[0,51111から実
施例4と同様にしてヒドラゾンをつくシ、これに塩化亜
鉛6.7gを加えて190〜200’Cに2時間加熱し
た。反応後40チ水能化カリウム水溶液で処理したが、
完全にコンプレックスの分解ができなかった。
ベンゼン抽出し、無水硫酸ナト′リウムで乾燥後ベンゼ
ンを留去し、クロマトグラフィーでかろうじて6−ジア
ツー2.3.3−)リメチルインドレニン2.03#(
収率2.2%)を得た0以上の納果よシ明らかなように
、本発明による製造法(実施例1および4)は、従来法
(実施例2.3および5)に比し、反応後の処理操作が
全く簡単で、減圧蒸留、:再結晶操作のみで、2.3.
3−1リメチルシアノインドレニンヲ得うれることがわ
かる0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) シアノンェニルヒドラジンとメチルイソグロビ
    ルケト/から誘導されるフェニルヒドラゾンを縮合剤を
    全(用いずに反応させることを特徴とする2、3.3−
    1リメチルシ7ノインドレニン類の製造法。
JP3697184A 1984-02-27 1984-02-27 2,3,3−トリメチルシアノインドレニン類の製造法 Pending JPS60181069A (ja)

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