JPS60179328A - 小型車両の動力伝達装置 - Google Patents
小型車両の動力伝達装置Info
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- JPS60179328A JPS60179328A JP3646384A JP3646384A JPS60179328A JP S60179328 A JPS60179328 A JP S60179328A JP 3646384 A JP3646384 A JP 3646384A JP 3646384 A JP3646384 A JP 3646384A JP S60179328 A JPS60179328 A JP S60179328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- engine
- power transmission
- transmission device
- crankcase
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は小型車両の動力伝達装置に関し、特に鞍乗型
四輪車と称される小型車両の動力伝達装置に関する。
四輪車と称される小型車両の動力伝達装置に関する。
第１図は鞍乗型四輪車１の斜視図である。
この鞍乗型四輪車１の前輪と後輪には、空気圧 ′の低
い不整地走行用のバルーンタイヤ２，３がそれぞれ装着
されている。また、この鞍乗型四輪車１の方向変換はバ
ーハンドル４によって行なわれ、このバーハンドル４を
操作すると、車体５の内部に配置された図示せぬ操輪機
構（例えばアッカーマン機構）によって前輪のバルーン
タイヤ２が操輪され方向が変換する。また車体５の車体
フレーム６には進行方向（矢印Ａ）に対しクランク軸を
直角に配置した横ｉｔ型エンジン７が搭載されている。
い不整地走行用のバルーンタイヤ２，３がそれぞれ装着
されている。また、この鞍乗型四輪車１の方向変換はバ
ーハンドル４によって行なわれ、このバーハンドル４を
操作すると、車体５の内部に配置された図示せぬ操輪機
構（例えばアッカーマン機構）によって前輪のバルーン
タイヤ２が操輪され方向が変換する。また車体５の車体
フレーム６には進行方向（矢印Ａ）に対しクランク軸を
直角に配置した横ｉｔ型エンジン７が搭載されている。
第２図は上述したエンジン７の従来の動力伝達装置を示
すり→ツクケース８の要部破断面図で、特に、二次伝動
装置吉してシャフトドライブ機構９゛を採用したものＫ
ついて示している。
すり→ツクケース８の要部破断面図で、特に、二次伝動
装置吉してシャフトドライブ機構９゛を採用したものＫ
ついて示している。
このエンジン７の動力伝達装置では、・クランク軸１０
の動力が、クラッチ機構１１を介してプライマリ軸】２
に伝達され、このプライマリ軸１２に伝達された動力は
、ドライブギヤ１３および、このギヤ１３に歯合するｌ
５ＩＪブンギヤ１４を介してメイン軸１５に伝達される
。また、このメイン４１１１５に伝達された動力は、メ
イン軸１５の一端に配設されたギヤ選択機構１６のドラ
イブギヤ１７ 、１８と、このギヤ１７ 、、１Ｂにそ
れぞれ歯合するドリブンギヤ１９ 、２０を介しカウン
タ軸２１に伝達され、さらに、このカウンタ軸２１の一
端に配設された一対のベベルギヤ２２ 、２．’３から
なるベベルギヤ伝達機構Ｕを介しシャフトドライブ機構
９に伝達される。なお、このシャフトドライブ機構９は
図示せぬプロペラシャフト等の構成要素からなり、この
シャフトドライブ機構９を介し、第１図に示す後輪のバ
ルーンタイヤ３あるいは前輪のバルーンタイヤ２が駆動
される。
の動力が、クラッチ機構１１を介してプライマリ軸】２
に伝達され、このプライマリ軸１２に伝達された動力は
、ドライブギヤ１３および、このギヤ１３に歯合するｌ
５ＩＪブンギヤ１４を介してメイン軸１５に伝達される
。また、このメイン４１１１５に伝達された動力は、メ
イン軸１５の一端に配設されたギヤ選択機構１６のドラ
イブギヤ１７ 、１８と、このギヤ１７ 、、１Ｂにそ
れぞれ歯合するドリブンギヤ１９ 、２０を介しカウン
タ軸２１に伝達され、さらに、このカウンタ軸２１の一
端に配設された一対のベベルギヤ２２ 、２．’３から
なるベベルギヤ伝達機構Ｕを介しシャフトドライブ機構
９に伝達される。なお、このシャフトドライブ機構９は
図示せぬプロペラシャフト等の構成要素からなり、この
シャフトドライブ機構９を介し、第１図に示す後輪のバ
ルーンタイヤ３あるいは前輪のバルーンタイヤ２が駆動
される。
なお、従来の動力伝達装置には、前記ベベルギヤ伝達機
構Ｕに変えて、カウンタ軸２１の一端にドライブスプロ
ケット（図示せず）を配設し、このドライブスプロケッ
トに巻回するチェーン（図示せず）によって、第１図に
示す後輪のバルーンタイヤ３あるいは前輪のバルーンタ
イヤ２を駆動させるものもある。
構Ｕに変えて、カウンタ軸２１の一端にドライブスプロ
ケット（図示せず）を配設し、このドライブスプロケッ
トに巻回するチェーン（図示せず）によって、第１図に
示す後輪のバルーンタイヤ３あるいは前輪のバルーンタ
イヤ２を駆動させるものもある。
ところで、上述した従来の動力伝達装置によると、第１
図に示す後輪のバルーンタイヤ３あるいは前輪のバルー
ンタイヤ２を駆動する二次伝動装置、即ち、第２図に示
すギヤ伝達機構Ｕおよびシャフトドライブ機構９等は、
クランクケース８のいずれか一方の側面（第２図では左
側側面）に張り出して配設されており、このため、クラ
ンクケース８を含む、エンジン７の巾Ｗが極端に拡くな
り、エンジン７のコンパクト化が図れない欠点があった
。また、」二連した二次伝動装置の駆動力をエンジン７
の前方（矢印入方向）に取り出す、いわゆる前輪駆動方
式を採用する場合には、第２図に示すエンジン７の取付
方向を前後逆にして取付けなければならず、このように
取付けると、鞍乗型四輪車１０重量配分が後輪側に片寄
り、このため小型車両の安定性を著しく損う欠点もあっ
た。
図に示す後輪のバルーンタイヤ３あるいは前輪のバルー
ンタイヤ２を駆動する二次伝動装置、即ち、第２図に示
すギヤ伝達機構Ｕおよびシャフトドライブ機構９等は、
クランクケース８のいずれか一方の側面（第２図では左
側側面）に張り出して配設されており、このため、クラ
ンクケース８を含む、エンジン７の巾Ｗが極端に拡くな
り、エンジン７のコンパクト化が図れない欠点があった
。また、」二連した二次伝動装置の駆動力をエンジン７
の前方（矢印入方向）に取り出す、いわゆる前輪駆動方
式を採用する場合には、第２図に示すエンジン７の取付
方向を前後逆にして取付けなければならず、このように
取付けると、鞍乗型四輪車１０重量配分が後輪側に片寄
り、このため小型車両の安定性を著しく損う欠点もあっ
た。
この発明は上述した問題点に鑑み、小型車両に搭載され
るエンジンのコンパクト化を図るとともに、エンジンの
搭載位置を変化させることなく、エンジンの駆動力を車
両の前方と後方とにそれぞれ取り出し得るようにした小
型車両の動力伝達装置を提供することを目的とする。
るエンジンのコンパクト化を図るとともに、エンジンの
搭載位置を変化させることなく、エンジンの駆動力を車
両の前方と後方とにそれぞれ取り出し得るようにした小
型車両の動力伝達装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明では、クランクケース
の略中央で、それぞれ左右に分割させる、ようにした縦
割型分割式クランクケースの底部に、該底部に位置する
それぞれのケース合せ面罠臨ませて二次伝動装置の出力
軸を収容するとともに。
の略中央で、それぞれ左右に分割させる、ようにした縦
割型分割式クランクケースの底部に、該底部に位置する
それぞれのケース合せ面罠臨ませて二次伝動装置の出力
軸を収容するとともに。
この出力軸とカク／ゾ軸との間にベベルギヤ伝達機構を
介在させ、このカウンタ軸に伝達される駆動力を前記ベ
ベルギヤ伝達機構を介して前記出力軸に伝達させるよう
にしたものである。
介在させ、このカウンタ軸に伝達される駆動力を前記ベ
ベルギヤ伝達機構を介して前記出力軸に伝達させるよう
にしたものである。
以下、本発明に係る動力伝達装置の一実施例を詳述する
。
。
第３図、および第４図は、それぞれ本発明の動力伝達装
置を示すエンジン７の要部破断面図、およびその一部破
断側面図で、第２図と同一部分を同一符号で示す。
置を示すエンジン７の要部破断面図、およびその一部破
断側面図で、第２図と同一部分を同一符号で示す。
このエンジン７のクランクケースＩは、その中央部のケ
ース合せ面３０ａを境にしてそれぞれ左右に分割され、
かつ組立て得るようにした縦割型分割式クランクケース
で、このクランクケース（資）の中央部には、エンジン
７の前方（矢印Ａ側）に向って二次伝動装置の出力軸３
１が配置されている。
ース合せ面３０ａを境にしてそれぞれ左右に分割され、
かつ組立て得るようにした縦割型分割式クランクケース
で、このクランクケース（資）の中央部には、エンジン
７の前方（矢印Ａ側）に向って二次伝動装置の出力軸３
１が配置されている。
一方、第４図に示すように、クランクケース蜀の底部に
位置するケース合せ面３０ａには、該ケース合せ面３０
ａに臨ませて軸受３２ 、３３がクランクケース加の前
方（矢印Ａ）と後方とにそれぞれ位置決め配置されてい
る。そしてこの軸受３２ 、３３に前記出力軸３１が支
承されている。また、第３図に示すように、前記出力軸
３１の一端と、ドライブ軸２１の一端とにはそれぞれ、
スプライン２１ａ 、 ３１ａによって一対のベベルギ
ヤ聾、３６が嵌着され、ベベルギヤ伝達機構３７が構成
されている。したがって上述した構成の動力伝達装置罠
よるき、カウンタ軸２１に伝達された駆動力は前記ベベ
ルギヤ伝達機構３７を介し二次伝動装置の出方軸３１に
伝達されることとなり、この出力軸３１を介し容易にエ
ンジン７の前方（矢印Ａ）、即ち第１図に示す鞍乗型四
輪１の前方（矢印Ａ）に駆動力が取り出ぜることとなる
。
位置するケース合せ面３０ａには、該ケース合せ面３０
ａに臨ませて軸受３２ 、３３がクランクケース加の前
方（矢印Ａ）と後方とにそれぞれ位置決め配置されてい
る。そしてこの軸受３２ 、３３に前記出力軸３１が支
承されている。また、第３図に示すように、前記出力軸
３１の一端と、ドライブ軸２１の一端とにはそれぞれ、
スプライン２１ａ 、 ３１ａによって一対のベベルギ
ヤ聾、３６が嵌着され、ベベルギヤ伝達機構３７が構成
されている。したがって上述した構成の動力伝達装置罠
よるき、カウンタ軸２１に伝達された駆動力は前記ベベ
ルギヤ伝達機構３７を介し二次伝動装置の出方軸３１に
伝達されることとなり、この出力軸３１を介し容易にエ
ンジン７の前方（矢印Ａ）、即ち第１図に示す鞍乗型四
輪１の前方（矢印Ａ）に駆動力が取り出ぜることとなる
。
なお、第３図で符号間、３９はナンドで、このナラ）ｍ
、３９はベベルギヤあ、３６をカウンタ軸２１と出力軸
３１とにそれぞれ固定するものである。また第４図で符
号４ｏはオイルシールで、このオイルシールによって軸
受３２ 、３３件Ｍ学桝はクランクケース（資）内に密
閉されている。また第４図で符号４１は出力軸３１の一
端に固着されたジヨイントで、このジヨイント４１を介
し、図示せぬプロペラシャフトからなるシャフトドライ
ブ機構が駆動される。
、３９はベベルギヤあ、３６をカウンタ軸２１と出力軸
３１とにそれぞれ固定するものである。また第４図で符
号４ｏはオイルシールで、このオイルシールによって軸
受３２ 、３３件Ｍ学桝はクランクケース（資）内に密
閉されている。また第４図で符号４１は出力軸３１の一
端に固着されたジヨイントで、このジヨイント４１を介
し、図示せぬプロペラシャフトからなるシャフトドライ
ブ機構が駆動される。
なお、上記実施例では、第１図に示す鞍乗型四輪車１０
車体フレーム６に搭載されたエンジン７のクランクケー
スＩ前方より出力軸３１を取り出し、この出力軸に連結
する図示せぬシャフトドライブ機構を介して前輪のバル
ーンタイヤ２を駆動するようにした、いわゆる前輪駆動
方式に本発明の動力伝達装置を適用した場合について述
べたが、勿論本発明は上記実施例に限定されることなく
、鞍乗型四輪車１の前輪と後輪とをそれぞれ駆動する、
いわゆる四輪駆動方式の動力伝達装置として適用するこ
とも出来る。
車体フレーム６に搭載されたエンジン７のクランクケー
スＩ前方より出力軸３１を取り出し、この出力軸に連結
する図示せぬシャフトドライブ機構を介して前輪のバル
ーンタイヤ２を駆動するようにした、いわゆる前輪駆動
方式に本発明の動力伝達装置を適用した場合について述
べたが、勿論本発明は上記実施例に限定されることなく
、鞍乗型四輪車１の前輪と後輪とをそれぞれ駆動する、
いわゆる四輪駆動方式の動力伝達装置として適用するこ
とも出来る。
第５図および第６図は本発明の動力伝達装置を四輪駆動
方式に適用した一実施例を示すエンジン７の要部破断面
図、およびその一部破断側面図で、第３図、第４図と同
一部分を同一符号で示す。
方式に適用した一実施例を示すエンジン７の要部破断面
図、およびその一部破断側面図で、第３図、第４図と同
一部分を同一符号で示す。
このエンジン７では、カウンタ軸２１に固着されたドリ
ブンギヤ１９ 、２０間に、該カウンタ軸２１と一体に
ドライブギヤ関が形成されている。またこのエンジン７
のクランクケース３０後方にはリヤアクスル軸５１が軸
受５２ 、５３ 、５４ Ｋよって文事されている。ま
た、このリヤアクスル軸５１には、該リヤアクスル軸５
１と一体に回転するドリブンギヤ５５が形成されており
、このギヤ５５はカウンタ軸２１に形成されたギーヤ閣
と歯合している。また第５図で符号５６はリヤアクスル
軸５１のブレーキ機構である。
ブンギヤ１９ 、２０間に、該カウンタ軸２１と一体に
ドライブギヤ関が形成されている。またこのエンジン７
のクランクケース３０後方にはリヤアクスル軸５１が軸
受５２ 、５３ 、５４ Ｋよって文事されている。ま
た、このリヤアクスル軸５１には、該リヤアクスル軸５
１と一体に回転するドリブンギヤ５５が形成されており
、このギヤ５５はカウンタ軸２１に形成されたギーヤ閣
と歯合している。また第５図で符号５６はリヤアクスル
軸５１のブレーキ機構である。
上述した、動力伝達装置によると、カウンタ＠１１２１
に伝達された駆動力は、ベベルギヤ伝達機構３７を介し
て出力軸３１に伝達されるとともに、カウンタ軸２】に
伝達された駆動力はドライブギヤ犯と、このギヤ５０に
歯合するドリブンギヤ５５を介してリヤアクスル軸５１
に伝達されることとなる。
に伝達された駆動力は、ベベルギヤ伝達機構３７を介し
て出力軸３１に伝達されるとともに、カウンタ軸２】に
伝達された駆動力はドライブギヤ犯と、このギヤ５０に
歯合するドリブンギヤ５５を介してリヤアクスル軸５１
に伝達されることとなる。
このような動力伝達装置を構成したエンジン７を第１図
に示す鞍乗型四輪車１に搭載すると、第７図に示す四輪
駆動方式の鞍乗型四輪車１となる。
に示す鞍乗型四輪車１に搭載すると、第７図に示す四輪
駆動方式の鞍乗型四輪車１となる。
第７図に示す鞍乗型四輪車１では、前輪のバルーンタイ
ヤ２が出力軸３１と、この出力軸３１に連結されたプロ
ペラシャフト６ｏを含むシャフトドライブ機構６１を介
して変速機と連結されており、才だ、後輪のバルーンタ
イヤ３は、リヤアクスル軸５１、およびこれに接続され
る図示せぬジヨイント等を介して変速機と連結されてい
る。したがって、第７図に示す鞍乗型四輪車１の動力伝
達径路を示す第８図のスケルトン図のように、エンジン
７の駆動力ζまベベルギヤ伝達機構３７、出力軸３１お
よびシャフトドライブ機構６１等を介して前輪のバルー
ンタイヤ２に伝達されると吉もに、また、エンジン７の
駆動力はドライブギヤ５０． ドリブンギヤ５５および
ｌＩヤ７クスル軸５１等を介して後輪の一バルーンタイ
ヤ３に伝達され、四輪が同時に駆動されることとなる。
ヤ２が出力軸３１と、この出力軸３１に連結されたプロ
ペラシャフト６ｏを含むシャフトドライブ機構６１を介
して変速機と連結されており、才だ、後輪のバルーンタ
イヤ３は、リヤアクスル軸５１、およびこれに接続され
る図示せぬジヨイント等を介して変速機と連結されてい
る。したがって、第７図に示す鞍乗型四輪車１の動力伝
達径路を示す第８図のスケルトン図のように、エンジン
７の駆動力ζまベベルギヤ伝達機構３７、出力軸３１お
よびシャフトドライブ機構６１等を介して前輪のバルー
ンタイヤ２に伝達されると吉もに、また、エンジン７の
駆動力はドライブギヤ５０． ドリブンギヤ５５および
ｌＩヤ７クスル軸５１等を介して後輪の一バルーンタイ
ヤ３に伝達され、四輪が同時に駆動されることとなる。
なお、第８図で、６２はユニバーサルジヨイント、６３
はボールジヨイント、６４はカップリンクギヤ、６５は
ディファレンシャルギヤ、である。
はボールジヨイント、６４はカップリンクギヤ、６５は
ディファレンシャルギヤ、である。
なお、上記実施例では、本発明圧検る動力伝達装置の出
力軸３１を第６図に示すようにエンジン７の前方（矢印
Ａ）のみから取り出し、この出力軸３１の動力を利用し
て鞍乗型四輪車１の前輪を駆動するとともに、後輪をギ
ヤ駆動によって駆動させ、鞍乗型四輪車１の四輪駆動方
式を達成したが、本発明は上記実施例に限定されること
なく、本発明に係る動力伝達装置の出力軸３１の動力の
みを利用して鞍乗型四輪車１の四輪駆動方式を達成する
ことも可能である。
力軸３１を第６図に示すようにエンジン７の前方（矢印
Ａ）のみから取り出し、この出力軸３１の動力を利用し
て鞍乗型四輪車１の前輪を駆動するとともに、後輪をギ
ヤ駆動によって駆動させ、鞍乗型四輪車１の四輪駆動方
式を達成したが、本発明は上記実施例に限定されること
なく、本発明に係る動力伝達装置の出力軸３１の動力の
みを利用して鞍乗型四輪車１の四輪駆動方式を達成する
ことも可能である。
第９図および第１０図は本発明に係る動力伝達装置の他
の実施例を示すエンジン７の要部破断面図、およびその
一部破断側面図で、特に出力軸３１の動力をエンジン７
の前方と後方とからそれぞれ取り出せるようにしたもの
である。なお、第９図および第１（）図において、ｖ、
３図および第４図と同一部分は同一符号で示す。
の実施例を示すエンジン７の要部破断面図、およびその
一部破断側面図で、特に出力軸３１の動力をエンジン７
の前方と後方とからそれぞれ取り出せるようにしたもの
である。なお、第９図および第１（）図において、ｖ、
３図および第４図と同一部分は同一符号で示す。
このエンジン７では、カウンタ軸２１の一端にベベルギ
ヤ％が一体に形成されており、このベベルギヤ３６に歯
合する他方のベベルギヤあはサークリップ７０によって
出力軸３１に位置決めされてＧ）る。なおこのベベルギ
ヤ３５はスプライン７１によって出力軸３１に対し回動
不可能に支承されていることは言うまでもない。また、
このベベルギヤ３５と前記ベベ！１／ギヤ３６（！：に
よってベベルギヤ伝達機構３７が構成さね、でいる。一
方、前記出力軸３１の一端３１ｂはエンジン７の後方に
延設され、その一端３１ｂにはスプライン結合によって
嵌着したス１１−ブ７２を介し第２の出力軸７３が連結
されている。この第２の出力軸７３は前記出力軸３１の
一端３１ｂと同様にスプライン結合によってその一端７
３ａがス１１−ブ７２と連結されている。またこの第２
の出力軸７３は、クランクケースＩの後方で、かつクラ
ンクケース（９）の合せ面３０ａに臨ませて配設された
軸受７４ 、７５に支承されている。さらに、この第２
の出力軸７３の他端７３ｂはオイルシール７６を介して
クランクケース加−の外部に突出しており、この他端７
３ｂには、ジヨイント７７が固着されている。なお上記
実施例では、出力軸３１と第２の出力軸７３とをそれぞ
れ別体に構成し、これをスリーブ７２を介して連結させ
るようにしたが、勿論本発明は上記実施例に限定される
ことなく、出力軸３１と第２の出力軸７３とを一体に形
成しても良い。
ヤ％が一体に形成されており、このベベルギヤ３６に歯
合する他方のベベルギヤあはサークリップ７０によって
出力軸３１に位置決めされてＧ）る。なおこのベベルギ
ヤ３５はスプライン７１によって出力軸３１に対し回動
不可能に支承されていることは言うまでもない。また、
このベベルギヤ３５と前記ベベ！１／ギヤ３６（！：に
よってベベルギヤ伝達機構３７が構成さね、でいる。一
方、前記出力軸３１の一端３１ｂはエンジン７の後方に
延設され、その一端３１ｂにはスプライン結合によって
嵌着したス１１−ブ７２を介し第２の出力軸７３が連結
されている。この第２の出力軸７３は前記出力軸３１の
一端３１ｂと同様にスプライン結合によってその一端７
３ａがス１１−ブ７２と連結されている。またこの第２
の出力軸７３は、クランクケースＩの後方で、かつクラ
ンクケース（９）の合せ面３０ａに臨ませて配設された
軸受７４ 、７５に支承されている。さらに、この第２
の出力軸７３の他端７３ｂはオイルシール７６を介して
クランクケース加−の外部に突出しており、この他端７
３ｂには、ジヨイント７７が固着されている。なお上記
実施例では、出力軸３１と第２の出力軸７３とをそれぞ
れ別体に構成し、これをスリーブ７２を介して連結させ
るようにしたが、勿論本発明は上記実施例に限定される
ことなく、出力軸３１と第２の出力軸７３とを一体に形
成しても良い。
上述した構成の動力伝達装置によると、カウンタ軸２１
に伝達された動力は、ベベルギヤ伝達機構３７を介しそ
れぞれ出力軸３１と第２の出力軸７３とに伝達され、第
１０図に示すようにエンジン７の前方と後方とから動力
が取り出せることとなる。
に伝達された動力は、ベベルギヤ伝達機構３７を介しそ
れぞれ出力軸３１と第２の出力軸７３とに伝達され、第
１０図に示すようにエンジン７の前方と後方とから動力
が取り出せることとなる。
上述したエンジン７（第１０図）を第１図に示す鞍乗型
四輪車１に搭載すると、第１１図の概念図、および第１
２図のスケルトン図で示す四輪駆動方式の鞍乗型四輪車
１となる。
四輪車１に搭載すると、第１１図の概念図、および第１
２図のスケルトン図で示す四輪駆動方式の鞍乗型四輪車
１となる。
第１１図に示す鞍乗型四輪車１では、前輪のバルーンタ
イヤ２が出力軸３１と、この出力軸３１に連結−４’−
ルプロペラシャフト（資）からなるシャフトドライブ機
構８１＃を介して変速機に連結されており、またｆｆ１
Ｍのバルーンタイヤ３は、第２の出力軸７３と、この第
２の出力軸７３に連結するプロペラシャフト８２からな
るシャフトドライブ機構８３を介して変速機に連結され
ている。したがって動力伝達径路を示す第１２図のスケ
ルトン図のように、エンジン７の動力はベベルギヤ伝達
機構３７を介して、出力軸３１と第２の出力軸７３と罠
伝達され、さらにこれらの出力軸３１ 、７３ Ｋ連結
するシャフトドライブ機構８１゜８３を介し、それぞれ
前輪のバルーンタイヤ２と後輪のバルーンタイヤ３とに
伝達され、四輪が同時に駆動されることとなる。なお、
第１２図で符号８４はリアアクスル輛８５と第２の出力
軸７３との間に配設されたベベルギヤ伝達装置、８６は
１１アアクスル軸８５のブレーキ機構である。また第１
２図で第８図と同一部分は同一符号で示す。
イヤ２が出力軸３１と、この出力軸３１に連結−４’−
ルプロペラシャフト（資）からなるシャフトドライブ機
構８１＃を介して変速機に連結されており、またｆｆ１
Ｍのバルーンタイヤ３は、第２の出力軸７３と、この第
２の出力軸７３に連結するプロペラシャフト８２からな
るシャフトドライブ機構８３を介して変速機に連結され
ている。したがって動力伝達径路を示す第１２図のスケ
ルトン図のように、エンジン７の動力はベベルギヤ伝達
機構３７を介して、出力軸３１と第２の出力軸７３と罠
伝達され、さらにこれらの出力軸３１ 、７３ Ｋ連結
するシャフトドライブ機構８１゜８３を介し、それぞれ
前輪のバルーンタイヤ２と後輪のバルーンタイヤ３とに
伝達され、四輪が同時に駆動されることとなる。なお、
第１２図で符号８４はリアアクスル輛８５と第２の出力
軸７３との間に配設されたベベルギヤ伝達装置、８６は
１１アアクスル軸８５のブレーキ機構である。また第１
２図で第８図と同一部分は同一符号で示す。
なお、上述したそれぞれの実施例では、本発明の動力伝
達装置な鞍乗型四輪車１に適用した場合に一ついて述べ
たが、勿論本発明は上記実施例に限定されるこ七なく、
これに類似した小型の乗用車、あるいは軽トラツク等の
小型車両に実施しても良い。
達装置な鞍乗型四輪車１に適用した場合に一ついて述べ
たが、勿論本発明は上記実施例に限定されるこ七なく、
これに類似した小型の乗用車、あるいは軽トラツク等の
小型車両に実施しても良い。
本発明は小型車両に搭載される横置型エンジンのり→ン
〃ケース底部略中央に二次伝動装置の出力軸をエンジン
の前後方向に沿ってＪｈａｔＬしたため、クランクケー
スの幅を狭めてエンジンをコンパクトに仕上げることが
出来るとともに、エンジンの配置位置を変更させること
なく、車体の前方と後方とに動力を取り出すことが出来
、このため車両のレイアウト、即ち前輪および後輪駆動
方式、あるいは四輪駆動方式のレイアウトを小型車両に
容易罠採用することが出来る。
〃ケース底部略中央に二次伝動装置の出力軸をエンジン
の前後方向に沿ってＪｈａｔＬしたため、クランクケー
スの幅を狭めてエンジンをコンパクトに仕上げることが
出来るとともに、エンジンの配置位置を変更させること
なく、車体の前方と後方とに動力を取り出すことが出来
、このため車両のレイアウト、即ち前輪および後輪駆動
方式、あるいは四輪駆動方式のレイアウトを小型車両に
容易罠採用することが出来る。
第１図は鞍乗型四輪車の斜視図、第２図は従来の動力伝
達装置を示すエンジンの要部破断展開図、第３図および
第４図は本発明の動力伝達装置を示すそれぞれエンジン
の要部破断展開図、その一部破断側面図、第５図および
第６図は他の実施例を示すそれぞれエンジンの要部破断
展開図、その一部破断側面図、第７図は第６図に示すエ
ンジンを鞍乗型四輪車に搭載した状態を示す概念的な側
面図、第８図は第７図の動力伝達径路を示すスケルトン
図、第９図および第１０図はさらに他の実施例を示すそ
れぞれエンジンの要部破断展開図、その一部破断側面図
、第１１図は第１０図圧示すエンジンを鞍乗型四輪車に
搭載した状態を示す概念的な側面図、第１２図は第１１
図の動力伝達径路を示すスケルトン図である。 １・・・鞍乗型四輪車（小型車両）、７・・・エンジン
、２１・・・カウンタ軸、 ３０・＝クランクケース、
３０ａ・・・ケース合せ面、３１・・・出力軸、３７・
・・ベベルギヤ伝達機構、７３・・第２の出力軸。 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社
達装置を示すエンジンの要部破断展開図、第３図および
第４図は本発明の動力伝達装置を示すそれぞれエンジン
の要部破断展開図、その一部破断側面図、第５図および
第６図は他の実施例を示すそれぞれエンジンの要部破断
展開図、その一部破断側面図、第７図は第６図に示すエ
ンジンを鞍乗型四輪車に搭載した状態を示す概念的な側
面図、第８図は第７図の動力伝達径路を示すスケルトン
図、第９図および第１０図はさらに他の実施例を示すそ
れぞれエンジンの要部破断展開図、その一部破断側面図
、第１１図は第１０図圧示すエンジンを鞍乗型四輪車に
搭載した状態を示す概念的な側面図、第１２図は第１１
図の動力伝達径路を示すスケルトン図である。 １・・・鞍乗型四輪車（小型車両）、７・・・エンジン
、２１・・・カウンタ軸、 ３０・＝クランクケース、
３０ａ・・・ケース合せ面、３１・・・出力軸、３７・
・・ベベルギヤ伝達機構、７３・・第２の出力軸。 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社
Claims (4)
- （１）横置型のエンジンを搭載した小型車両の動力伝達
装置において、前記エンジンのクランクケース略中央底
部に、二次伝動装置の出力軸をエンジンの前後方向に沿
って配置したことを特徴とする小型車両の動力伝達装置
。 - （２）前記出力軸は前記クランクケース内に配置された
カウンタ軸とベベルギヤ伝達機構を介して連結したこと
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の小型車両
の動力伝達装置。 - （３）前記クランクケースはその略中央部で左右に分割
するようにした縦割型分割式クランクケースであること
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の小型車両
の動力伝達装置。 - （４）前記出力軸は前記クランクケースのケース合せ面
間に沿って支承されていることを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項又は第（３）項記載の小型車両の動力伝
達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3646384A JPS60179328A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 小型車両の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3646384A JPS60179328A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 小型車両の動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179328A true JPS60179328A (ja) | 1985-09-13 |
| JPS6361212B2 JPS6361212B2 (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=12470508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3646384A Granted JPS60179328A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 小型車両の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179328A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6948393B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-09-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Transmission |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203252A (ja) * | 1983-04-23 | 1983-11-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用変速機 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP3646384A patent/JPS60179328A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203252A (ja) * | 1983-04-23 | 1983-11-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用変速機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6948393B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-09-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Transmission |
| US7258031B2 (en) | 2002-07-05 | 2007-08-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Transmission |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6361212B2 (ja) | 1988-11-28 |
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