JPS6017873Y2 - 油入電気機器 - Google Patents

油入電気機器

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JPS6017873Y2
JPS6017873Y2 JP17184680U JP17184680U JPS6017873Y2 JP S6017873 Y2 JPS6017873 Y2 JP S6017873Y2 JP 17184680 U JP17184680 U JP 17184680U JP 17184680 U JP17184680 U JP 17184680U JP S6017873 Y2 JPS6017873 Y2 JP S6017873Y2
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JP
Japan
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oil
heat exchanger
solenoid valve
electrical equipment
transformer
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Expired
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JP17184680U
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English (en)
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JPS5793119U (ja
Inventor
清 小地原
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は排熱利用装置を備えた油入電気機器に関する
油入電気機器、例えば変圧器には油が充填されているの
で、この油を熱交換器すなわち放熱器に導ひいて油を冷
却させて再び変圧器内に戻すことにより変圧器の冷却を
行なうことができる。
第1図は変圧器の冷却装置を示す説明図で、1は変圧器
本体、2は油−空気熱交換器、3は送油ポンプである。
熱交換器2およびポンプ3は油管4により変圧器本体1
に連結される。
なお、6はファンであり、このファン6は熱交換器2に
取付けられている。
上記のように変圧器の熱交換器2にはファン6が設けら
れていて、熱交換器2により得られた熱は大気に放出し
てしまうだけである。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、油入電
気機器本体で温められた油を排熱利用装置を持った熱交
換器に送油して変圧器の冷却を行なうとともにその冷却
により得られた熱を排熱利用装置へ供給するようにした
排熱利用装置を備えた油入電気機器を提供することを目
的とする。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第2図において、11は油入電気機器本体で、この本体
11の上部および下部には油管12a。
12bが設けられる。
13は油−空気熱交換器で、この熱交換器13の上端に
は油管12aが連結され、その下端は送油ポンプ14を
介して三方電磁弁15の入口ポートに連結される。
この電磁弁15の第1出力ポートには油管16の一端が
連結され、その他端は油−水熱交換器17の油循環部の
一端に連結される。
この熱交換器17の油循環部の他端は油管18を介て油
管12bに連通される。
なお、前記電磁弁15の第2出力ポートは油管12bに
連結されている。
前記油−水熱交換器17の水循環部の両入力部には水管
19a、19bを介して排熱利用装置20が連結されて
いる。
21は木管19aに介挿された電磁弁動作用制御器とな
る流水検知器で、この検知器21の出力が消失したとき
、電磁弁15が作動され、送油を第2出力ポート側へ切
換える。
22は変圧器本体11に設けられた温度継電器で、この
継電器22は変圧器内の油の温度が所定値以上になると
動作し、その動作出力で油−空気熱交換器13に設けら
れたファン23を動作させ、油温が所定値以下になると
ファン23は動作出力が消失され、ファン23の動作は
停止される。
上記実施例において、通常は三方電磁弁15の入口ポー
トと第1出力ポートが連通されて、第2出力ボート側は
閉じられているので、送油ポンプ14により油は油管1
2a→油−空気熱交換器13→ポンプ14→電磁弁15
→油管16→油−水熱交換器17→油管18→油管12
bを通って流れる。
油−水熱交換器17により水管19a、19b内の氷は
温められて排熱利用装置20に送られるととに、熱交換
器17を通って油は氷により冷却されて変圧器本体11
内に送られる。
ここで排熱利用装置20を使用しないときは水管19a
、19bには水を流さないので、流水検知器21は出力
を消失して電磁弁15が動作し、電磁弁15の第1出力
ポート側が閉じて、第2出力ポートが開放される。
このため、油は油管12bを介して変圧器本体11内に
流入されて、油−水熱交換器17には流れなくなる。
このような径路で油が流れると、油の冷却は専ら、油−
空気熱交換器13で行なわれる。
このため油温の上昇が起る。油温か温度継電器22で設
定された温度以上になると継電器22からファン23の
動作出力が送出され、ファン23は動作し、熱交換器1
3が強制的に冷却される。
なお、排熱利用装置20を動作させているときは、油−
水熱交換器17で充分油は冷却されるので、ファン23
は動作させなくてもよいが、負荷が重くなる所謂ピーク
負荷時になると変圧器本体11の発熱も大きくなり温度
継電器22が動作して、ファン23を動作させる。
従って、上記ピーク負荷時には2つの熱交換器13.1
7で油を冷却させるため、冷却効率が良好になり、過負
荷使用も可能となる。
第3図はこの考案の他の実施例を示すもので、第2図と
同一部分は同一符号を付して示す。
第3図において、電磁弁15の入力ポートは油管12a
に連結され、その第1出力ポートは送油ポンプ14を途
中に有する油管16の一端に連結される。
また、電磁弁15の第2出力ポートは油−空気熱交換器
13に接続される。
前記油管16の他端は油−水熱交換器17の油循環部に
連結される。
このように構成された実施例では、変圧器本体11の温
度が所定値以上になると温度継電器22の出力が送油ポ
ンプ14ど電磁弁15に与えられ、送油ポンプ14はこ
の出力で運転を停止するとともに電磁弁15は第1出力
ポートを閉じ、第2出力ポートを開放する。
従って、高温になった油は油−空気熱交換器13で冷却
されて、変圧器本体11内に戻される。
上述のように高温の油は交換器17には流れないため、
油−水熱交換器17の水循環部に設けられる排熱利用装
置20には常に一定の熱量が供給されるようになる。
以上述べたようにこの考案によれば、電気機器本体内の
油をポンプ等を用いて、直列接続された2つの異なる熱
交換器に供給して油を冷却させて本体内に戻すようにす
るとともに熱交換器の1つに設けられた排熱利用装置に
熱を供給することができ、また、本体過負荷時には同熱
交換器を作動させて、過負荷時にも充分本体の冷却が可
能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変圧器の冷却装置を示す概略構成図、第
2図はこの考案の一実施例を示す概略構成図、第3図は
この考案の実施例を示す概略構成図である。 11−−−−−−変圧器本体、12a、12b、16゜
18・・・・・・油管、13・・・・・・油−空気熱交
換器、14・・・・・・送油ポンプ、15・・・・・・
電磁弁、17・・・・・・油−水熱交換器、19a、1
9b・・・・・・水管、20・・・・・・排熱利用装置
、21・・・・・・流水検知器、22・・・・・・温度
継電器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油が充填された電気機器本体と、この本体の外部に配設
    され、機器本体の油管を介して連結された本体冷却用の
    第1熱交換器及び排熱利用装置が接続された第2熱交換
    器と、これら第1、第2熱交換器を連結する油管に介挿
    され、第1熱交換器だけを作動させるか同熱交換器を作
    動させるかを切替える電磁弁と、前記排熱利用装置の作
    動を検出し、それが作動中のときには同熱交換器が動作
    するように、それが停止中のときには第1熱交換器だけ
    が動作するように前記電磁弁に制御信号を与える電磁弁
    作動用制御器とを備えてなる油入電気機器。
JP17184680U 1980-11-28 1980-11-28 油入電気機器 Expired JPS6017873Y2 (ja)

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JP17184680U JPS6017873Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 油入電気機器

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JP17184680U JPS6017873Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 油入電気機器

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Publication Number Publication Date
JPS5793119U JPS5793119U (ja) 1982-06-08
JPS6017873Y2 true JPS6017873Y2 (ja) 1985-05-31

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ID=29530187

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