JPH0424157Y2 - - Google Patents

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JPH0424157Y2
JPH0424157Y2 JP1985063316U JP6331685U JPH0424157Y2 JP H0424157 Y2 JPH0424157 Y2 JP H0424157Y2 JP 1985063316 U JP1985063316 U JP 1985063316U JP 6331685 U JP6331685 U JP 6331685U JP H0424157 Y2 JPH0424157 Y2 JP H0424157Y2
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oil
cooled
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air
compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、油冷式回転圧縮機において、圧縮
熱を吸収した油と水との熱交換により圧縮機の排
熱を利用する排熱回収装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、圧縮機においては、空冷式、水冷式など
その冷却方式に応じて排熱を利用するようにして
いるものであり、例えば、第3図に示す水冷レシ
プロ式空圧機にあつては、空圧機や圧縮空気を冷
す冷却用水の吸収熱により温水を作り出してい
る。
その排熱回収装置の概略構成及び作用について
述べると、蓄熱タンクTから熱回収ポンプPを介
して送られた冷却用水Wは、アフタクーラCにお
いて圧縮空気Aを、次いで空圧機Kの圧縮部Ka
をそれぞれ冷却して熱を吸収し、蓄熱タンクTに
帰る循環を行つている。そして、該蓄熱タンクT
内には給水wを暖める加熱給水タンクtが内設さ
れていて、前記蓄熱タンクTに連通する補助タン
クHTに内設された補助加熱給水タンクhtを介し
て温水hwが取り出されるようになつている。
また、蓄熱タンクT内に装備された温度検知セ
ンサSからの信号により動作する電磁三方弁Vを
介して前記蓄熱タンクT、又は補助タンクHTか
ら温水熱源吸収冷凍機R又は部屋rの冷暖房装置
RDに熱水HWが送られるように配管されており、
その戻りは補助タンクHTに導かれている。
なお、該補助タンクHTは、冷房時に前記冷凍
機Rへ、送られる熱水HWの熱量不足を補うた
め、補助燃料ガスGにより燃焼する補助ボイラB
で加熱されるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような空圧機や圧縮空気を
冷す直接冷却用水をそのまま冷凍機や空調機の熱
源に利用すること、まして補助ボイラによつて直
接冷却用水を加熱することは、水温の高い状態で
冷却することとなるため、空圧機などの冷却効率
を低下させるという不利を生ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、叙上の事情に鑑みてなされたもの
で、本考案は、圧縮機内に油を噴射して圧縮熱を
吸収し、圧縮機と吐出空気との冷却を空冷油冷却
器、または水冷油冷却器によつて行い、吐出空気
中に含まれた油分を油分離タンクで分離回収し、
その油を冷却後、再び圧縮機内に噴射する油冷式
回転圧縮機であつて、空冷油冷却器の油入口側と
油出口側とにそれぞれ1個の電磁三方弁を配設
し、油入口側電磁三方弁の入口を油分離タンク
に、また一方の出口を水冷油冷却器に、他方の出
口を空冷油冷却器にそれぞれ接続し、かつ、油出
口側電磁三方弁の一方の入口を水冷油冷却器に、
他方の入口を空冷油冷却器に、また出口を圧縮機
にそれぞれ接続する冷却用油配管系と、水冷油冷
却器および貯湯タンクを循環される湯水配管系と
を備えて構成し、湯温が設定温度の上限に達した
とき、両電磁三方弁の流路切替えにより油分離タ
ンクから圧縮機への油路を空冷油冷却器経由と
し、湯温が設定温度の下限以下となつたとき、前
記油路を水冷油冷却器経由へ自動的に切り替える
ような信号を前記両三方弁に送る温度検出器を前
記湯水配管系の所要個所に設けた油冷式回転圧縮
機の排熱回収装置を提供してこの問題点を解決す
ることを目的としたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図
に基づいて説明する。
まず、第1図により要部の構成を述べる。
冷却用油配管系1において、油冷式回転圧縮機
(以下「圧縮機」という)2内へ噴射された冷却
用油は、油分離タンク4により圧縮空気Aと分離
され、該タンク4内の空気圧によつて供給側油配
管3を通り、空冷油冷却器としてのオイルクーラ
5の油入口5a側に設けられた電磁三方弁6を経
て水冷油冷却器としての油水熱交換器7へ入る。
そして水冷却された前記冷却用油は、前記オイル
クーラ5の油出口5b側に設けられた電磁三方弁
8に至り、フイルタ9を介して再び圧縮機2内へ
噴射されるように油配管10を施して構成されて
いる。
また、11はモータ12により回転するフアン
で、オイルクーラ5に送風して冷却用油を空冷す
る。
なお、前記油入口側電磁三方弁6は、供給側油
配管3に接続される入口6aと、油水熱交換器7
に接続する出口6bと、オイルクーラ5の油入口
5aに接続する出口6cとを有しており、また、
油出口側電磁三方弁8は、油水熱交換器7からの
入口8aと、オイルクーラ5の油出口5bからの
入口8bと、圧縮機2への出口8cとを有してい
る。
一方、湯水配管系21においては、貯湯タンク
22に貯えられた湯水23は、給水ポンプ24に
より前記油水熱交換器7に送り込まれ、冷却用油
の熱を回収して温度を高め貯油タンク22に戻る
循環を繰り返すように水配管25を施して構成さ
れている。そしてこの実施例においては、前記電
磁三方弁6,8に信号を送り所望の動作をさせる
温度検出器26は、貯湯タンク22の内側面に装
備されている。
次に、作用を述べる。
圧縮機2内に噴射されて排熱量のほぼ80%の熱
を吸収して高温となつた冷却用油は、前述したよ
うに油分離タンク4において圧縮空気Aから分離
され、油分離タンク4内の空気圧によつて通常は
供給側油配管3を通り電磁三方弁6の入口6a、
出口6bを経て油水熱交換器7に入り、内部を循
環流動している湯水23に熱を吸収されて油温を
低下した後、電磁三方弁8の入口8a、出口8
c、フイルタ9を経由して再び圧縮機2内へ噴射
される。
また、油水23は、前記湯水配管系21におい
て循環しつつ油水熱交換器7において冷却用油か
ら回収した熱により温度上昇する。そこで、例え
ば、温度検出器26の設定温度を下限45〜上限50
℃の範囲に設定しておけば、貯湯タンク22内の
湯水23が所定50℃以上になる場合は、前記検出
器26からの信号により電磁三方弁6の出口6b
が閉じて出口6cが開き、同時に電磁三方弁8の
入口8aが閉じて入口8bが開き、冷却用油の経
路を油水熱交換器7からオイルクーラ5に切り替
えるので、冷却用油は空冷されることになる。
また、湯水23の使用による消費や、これに応
ずる水補給などにより貯湯タンク22内の湯水2
3の温度が所定の45℃以下になる場合には、温度
検出器26からの信号により、電磁三方弁6の出
口6bが開き出口6cが閉まるとともに、電磁三
方弁8の入口8bが閉まり入口8aが開くので、
冷却用油をオイルクーラ5から遮断し、元のよう
に油水熱交換器7を経由する方式に切り替えられ
る。
すなわち、この考案は、圧縮器2の冷却用油
を、湯水23が低温の場合は油水熱交換器7で水
冷し、高温になるとオイルクーラ5で空冷するよ
うにしたものである。
なお、第2図にこの考案を適用した暖房・給
湯・冷房システムの概要を示したが、冷却用油を
冷却する湯水23により給湯27、シヤワー28
の利用はいうまでもなく、補助ボイラBにより加
熱される補助タンクHTの協力により冷暖房装置
RDも動作させることができる。なお、29は湯
水23の温度により自動的に補助ボイラBを動作
させる温度スイツチである。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案は、圧縮機
の排熱を、冷却用油を介して湯水に回収し、給
湯、冷暖房などの熱源に活用してその費用を節減
するばかりでなく、湯水の温度上昇による圧縮機
の冷却効率の低下に対しては、前記冷却用油の冷
却を空冷に切り換えて防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の要部を示す一
部断面説明図、第2図は、同じく適用状況を示す
概略説明図、第2図は、同じく適用状況を示す概
略説明図、第3図は、従来の水冷シレプロ空圧機
における排熱回収装置及び適用状況を示す一部断
面概略説明図である。 1……冷却用油配管系、2……油冷式回転圧縮
機、4……油分離タンク、5……オイルクーラ、
5a……油入口、5b……油出口、6……油入口
側電磁三方弁、6a……入口、6b……出口、6
c……出口、7……油水熱交換器、8……油出口
側電磁三方弁、8a……入口、8b……入口、8
c……出口、21……油水配管系、26……温度
検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機内に油を噴射して圧縮熱を吸収し、圧縮
    機と吐出空気との冷却を空冷油冷却器、または水
    冷油冷却器によつて行い、吐出空気中に含まれた
    油分を油分離タンクで分離回収し、その油を冷却
    後、再び圧縮機内に噴射する油冷式回転圧縮機で
    あつて、空冷油冷却器の油入口側と油出口側とに
    それぞれ1個の電磁三方弁を配設し、油入口側電
    磁三方弁の入口を油分離タンクに、また一方の出
    口を水冷油冷却器に、他方の出口を空冷油冷却器
    にそれぞれ接続し、かつ、油出口側電磁三方弁の
    一方の入口を水冷油冷却器に、他方の入口を空冷
    油冷却器に、また出口を圧縮機にそれぞれ接続す
    る冷却用油配管系と、水冷油冷却器および貯湯タ
    ンクを循環させる湯水配管系とを備えて構成し、
    湯温が設定温度の上限に達したとき、両電磁三方
    弁の流路切替えにより油分離タンクから圧縮機へ
    の油路を空冷油冷却器経由とし、湯温が設定温度
    の下限以下となつたとき、前記油路を水冷油冷却
    器経由へ自動的に切り替えるような信号を前記両
    三方弁に送る温度検出器を前記湯水配管系の所要
    個所に設けたことを特徴とする油冷式回転圧縮機
    の排熱回収装置。
JP1985063316U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0424157Y2 (ja)

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JPS61179387U JPS61179387U (ja) 1986-11-08
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EP2522857A2 (de) 2011-04-18 2012-11-14 CompAir Drucklufttechnik - Zweigniederlassung der Gardner Denver Deutschland GmbH Verfahren zur intelligenten Regelung einer Kompressoranlage mit einer Wärmerückgewinnung

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CN103080555B (zh) 2010-08-27 2016-07-06 株式会社日立产机系统 油冷式气体压缩机
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