JPS6017870Y2 - トランスを有する電子機器 - Google Patents

トランスを有する電子機器

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Publication number
JPS6017870Y2
JPS6017870Y2 JP1339080U JP1339080U JPS6017870Y2 JP S6017870 Y2 JPS6017870 Y2 JP S6017870Y2 JP 1339080 U JP1339080 U JP 1339080U JP 1339080 U JP1339080 U JP 1339080U JP S6017870 Y2 JPS6017870 Y2 JP S6017870Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
support member
elastic support
exterior
electronic device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1339080U
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English (en)
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JPS56114522U (ja
Inventor
和彬 小田川
Original Assignee
キヤノン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by キヤノン株式会社 filed Critical キヤノン株式会社
Priority to JP1339080U priority Critical patent/JPS6017870Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機器外装にトランスを支持した電子機器に関す
る。
電子機器に使用されるところの電源トランスを取付る場
合、従来はトランスのコアバンドと一体に設けられてい
る取付足を使用して、シャーシ又は外装にネジ止めする
のが一般であった。
しかしながら、この方法にはいくつかの欠点がある。
第1図は従来のトランス取付方法を示し、第1図aは電
子機器の外装に直接トランスをネジ止めする方法、第1
図すは電子機器のシャーシに取付る方法を示している。
1,1′は外装、2は電源トランス、3,3′は取付用
ビス、4,4′は外装のビス締付部、5はコアバンド、
6はシャーシである。
第1図a及びbにおいては、トランス2はビス3により
外装置′のビス締付部及びシャーシ6の取付部に取付ら
れているかビスで強固に固定されているため、落下衝撃
により極度な加速度により生ずる力のエネルギーを吸収
することができず、取付足の根元3−1が著しく変形す
るかビス締付部4,4′が破損するかにより外装のみな
らず他の部品をも破損する事故がしばしば起っている。
これは電子機器を構成する内蔵部品の内殻も大きな質量
を有する部品の一部であるトランスの取付方法が安易に
過ぎ、強度に対する配慮がなされていないためである。
又ビスで取付るためにはメネジとのかみ合い量を確保し
なければならないので、どうしてもある程度の高さのビ
ス締付部4.4′が必要となり外装が大型化する原因と
なっている。
本考案は上記諸点に鑑みなされたもので、トランスとト
ランスを囲み収納する機器外装との間に弾性支持部材を
配設させ、両者間に空間を形成させながらトランスを外
装に弾性的に支持部トランスの熱により外装の損傷及び
落下等の衝撃によるトランス及び外装の破損を防止し、
更にトランスの装着スペースを減少させることを目的と
する。
以下、本考案の実施例の図面により考案の詳細な説明を
行なう。
第2図は本考案の第1の実施例であり、トランス7はコ
ア8とコイルが巻回されたコイル巻回部9とより構成さ
れているが、コア8は複数の板状コアが接着剤等により
積層接着されている。
10.10’はそれぞれ機器外装で電子機器の上蓋、底
蓋を形成し、必要に応じ両者を開閉できるようなってい
る。
機器外装置0.10’には、トランス7を弾性的に支持
する弾性支持部材11が嵌合する如く枠状の規制壁10
−1.10’−1が突出している。
弾性支持部材11は板バネ等の弾性を有する部材よりな
り、その断面は波形状を呈しており、外装置0.10’
とトランス7間に両者を押圧する如く挿入されている。
その為、外装置0.10’とトランス7間には、トラン
スの発生する熱が外装置0.10’に伝達されるのを防
ぐ空間が形成される。
またトランス7は弾性的に支持されることにより落下、
振動等の衝撃力が外装置0.10’に直接伝わらず、外
装置0,10′及びトランス7等に損傷を与えない。
その上、トランスのコア表面は殆ど空気中に露出してい
る為、放熱作用に優れ、冷却ファン等による強制冷却等
によればよりその機能を増長させることができる。
更に従来例にある如く、ビス等でトランスを固定する時
には必ず必要なスペースを、省略することができ小型化
に有効である。
またビス締付作業等を組立工程から排除でき生産工程を
簡略化できる。
第3図a及びbは本考案の第2の実施例を示し第2図に
おけると同一番号のものは第2図と同一である。
前記第1の実施例においてはトランスを弾性支持部材の
みで支持していた為、トランスで発生した熱が弾性支持
部材を伝わって外装に伝達することがあった。
そこで、第2の実施例においてはトランス7と弾性支持
部材11′の間にモルトプレーン等の緩衝断熱部材12
を、トランス7に貼付する形で介在させ、より断熱性を
完壁ならしめたものである。
第2の実施例中緩衝断熱部材は弾性支持部材と外装の間
に設けてもよく、また弾性支持部材11′はコ字状に一
体形成されているが上下各独立して設けてもよい。
尚、本考案は上記実施例に限定するものでなく、弾性支
持部材の形状はいかようでも良く、例えばコイルバネ状
に形成した時には、トランスの熱が弾性支持部材を伝わ
って外装に到達するまでに放熱され易くなる。
また弾性支持部材は常に外装及びトランスを押圧する如
く配設されるのでなく、引張する如く設けてもよい。
以上の如く本考案によれば落下、振動等の外的な応力に
対しトランスを安定的に支持し、またトランスの発生す
る熱に対しても外装に悪影響を及ぼさず、熱に弱い例え
ばプラスチック等の高分子材料によっても容易にトラン
スを支持でき、更にビス締付等の作業工程の簡略化にも
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbはそれぞれ従来におけるトランスの取付
状態を示す断面図。 第2図aは本考案による第1の実施例の断面図、第2図
すは第2図aのA−A線における断面図。 第3図aは第2の実施例の断面図、第3図すは第3図a
のB−B線断面図。 ここで、2,7はトランス、1,1′及び10.10’
は機器外装、11.11’は弾性支持部材、12は緩衝
断熱部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 トランスと該トランスを囲む機器外装の間に弾性支
    持部材を配設し、トランスの角部近傍に該弾性支持部材
    で支持する支持部を形成すると共に、他の部分を該弾性
    支持部材から隔離された非支持部としたことを特徴とす
    るトランスを有する電子機器。 2 実用新案登録請求の範囲(1)において、支持部は
    弾性支持部材とトランスの角部近傍が接して該トランス
    を支持することを特徴とするトランスを有する電子機器
    。 3 実用新案登録請求の範囲(1)において、支持部は
    弾性支持部材とトランスの角部近傍の間に緩衝断熱部材
    を介して該トランスを支持することを特徴とするトラン
    スを有する電子機器。
JP1339080U 1980-01-31 1980-01-31 トランスを有する電子機器 Expired JPS6017870Y2 (ja)

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JP1339080U JPS6017870Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 トランスを有する電子機器

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JPS56114522U JPS56114522U (ja) 1981-09-03
JPS6017870Y2 true JPS6017870Y2 (ja) 1985-05-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532129B2 (ja) * 2010-12-27 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 リアクトル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532129B2 (ja) * 2010-12-27 2014-06-25 トヨタ自動車株式会社 リアクトル装置
US9159483B2 (en) 2010-12-27 2015-10-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Reactor device

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JPS56114522U (ja) 1981-09-03

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