JP2940749B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2940749B2
JP2940749B2 JP4317555A JP31755592A JP2940749B2 JP 2940749 B2 JP2940749 B2 JP 2940749B2 JP 4317555 A JP4317555 A JP 4317555A JP 31755592 A JP31755592 A JP 31755592A JP 2940749 B2 JP2940749 B2 JP 2940749B2
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Japan
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健治 丸
良治 関根
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Sanyo Denki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/13Vibrations

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンシングユニッ
トを備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫においては、図5,6に示
すように内部に貯蔵室1aが形成された断熱構造の箱体
1の上部に機械室2を設け、この機械室2aにコンデン
シングユニット2を配するようにしたものがあり、この
一例としては、実公平4−38203号公報に示される
ものがある。
【0003】ここで、このコンデンシングユニット2
は、低温低圧の冷媒を圧縮する圧縮機3と、この圧縮機
3から排出される高温高圧の冷媒を凝縮させる凝縮器4
と、この凝縮器4を冷却する凝縮器用の送風ファン5と
からなり、板金状のユニットベース6に載置されてい
る。
【0004】そして、このユニットベース6は、その4
隅を取付面である箱体1の天面1bの裏側に設けられた
補強板7にビス8により締着されて箱体1の天面1bに
取り付けられている。また、圧縮機3とユニットベース
6との間には、圧縮機1の振動を吸収するための制振用
ゴム9が取り付けられている。
【0005】なお、同図において、10は発泡断熱材、
11は送風ファン5をユニットベース6に取り付けるた
めのブラケット、12は凝縮器4及び送風ファン5のフ
ァン部5aを収納している匡体、13は機械室2aを覆
うカバーである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の冷蔵庫では、制振用ゴムを配しても圧縮機の振動
が制振用ゴム、ユニットベース及び発泡断熱材を伝わる
ことにより機械室のカバー等の箱体への取り付け部品が
振動し、またユニットベースに伝わった圧縮機の振動に
より凝縮器や送風ファンが振動して騒音が発生する。そ
して、特に業務用冷蔵庫や急速凍結庫においては、大容
量の圧縮機が搭載されているため、その騒音が大きくな
るという問題があった。
【0007】また、圧縮機だけでなく送風ファンの振動
がブラケット、ユニットベース及び発泡断熱材を伝わる
ことにより箱体への取り付け部品が振動し、またユニッ
トベースに伝わった送風ファンの振動により凝縮器や圧
縮機が振動して騒音が発生するという問題があった。
【0008】なお、ユニットベースの板厚を厚くするこ
とにより、圧縮機及び送風ファン等の振動に対する振幅
を小さくして騒音の発生を抑えることもできるが、ユニ
ットベースの板厚を厚くするとコストが高くなり、また
重量も増えるので組立に手間がかかると共に作業の危険
性が増すという他の問題点が発生する。
【0009】本発明は、振動による騒音を少なくするこ
とのできる冷蔵庫を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、凝縮
器、凝縮器用の送風ファンとからなるコンデンシングユ
ニットを備えた冷蔵庫において、前記コンデンシングユ
ニットを載置すると共に周辺に下向きのフランジを有す
るユニットベースと、所定の強度を有すると共に前記ユ
ニットベースのフランジから下方にはみ出すような厚さ
に形成されて前記ユニットベースと該ユニットベースが
取り付けられる取付面との間に配される振動緩衝用部材
とを備え、前記ユニットベースの周辺部を締着し、前記
周辺部付近の前記フランジのみが前記取付面に押し当た
るように前記ユニットベースを該取付面に取り付けたも
のである。
【0011】
【作用】この構成により、コンデンシングユニットを載
置すると共に周辺に下向きのフランジを有するユニット
ベースと、このユニットベースを取り付ける取付面との
間に所定の強度を有すると共にユニットベースのフラン
ジから下方にはみ出すような厚さに形成された振動緩衝
用部材を配することができる。そして、ユニットベース
の周辺部を締着して、この周辺部付近のフランジのみが
取付面に押し当たるようにユニットベースを取付面に固
定することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る冷蔵庫の
要部側面断面図、図2はその正面断面図である。なお、
図1,2において、図5,6と同一符号は同一又は相当
部分を示している。
【0014】図1,2において、14はユニットベース
4の裏側に貼付られた、例えば発泡ポリエチレン等の所
定の強度を有する材料で形成された振動緩衝用部材であ
る。
【0015】ここで、この振動緩衝用部材14は、ユニ
ットベース6の周辺に形成された下向きのフランジ6a
からはみ出すような厚さで形成されている。これによ
り、ビス8によりユニットベース6が取付面である箱体
1の天面1bに締着されるまでは、フランジ6aの下端
と箱体1の天面1bとは非接触の状態でユニットベース
6は平面となっている。
【0016】一方、このユニットベース6の周辺部、例
えばユニットベース6の4隅をビス8により箱体1の天
面1bに固定すると、図3,4に示すようにユニットベ
ース6の4隅付近のフランジ6aの下端が箱体1の天面
1bに押し当たるようになっている。
【0017】なお、このようにしてユニットベース4を
固定した場合、振動緩衝用部材14はユニットベース6
により下方に圧縮されるようになるが、ビス8による締
着力が大きいユニットベース6の4隅付近以外は圧縮す
る度合いが小さいため、ユニットベース4の4隅付近以
外のフランジ6aは、箱体1の天面1bに接触すること
はない。
【0018】これにより、ユニットベース6と箱体1の
天面1bとの接触面積が小さくなり、発泡断熱材10に
伝わる圧縮機3及び送風ファン5(以下圧縮機3等とい
う)の振動が小さくなる。そして、このように発泡断熱
材10に伝わる圧縮機3等の振動が小さくなることによ
り、機械室のカバー13等の箱体1への取り付け部品の
振動も小さくなって騒音が減少するようになる。
【0019】一方、ユニットベース6の中央部もビス8
による締着力が余りかからないため圧縮する度合いが小
さく、このためユニットベース6の中央部は同図に示す
ように振動緩衝用部材14により上方に向かって僅かに
ふくらみ、これによりユニットベース6には残留応力が
発生するようになる。
【0020】ここで、この残留応力によりユニットベー
ス6の板厚強度は向上するようになり、これにより圧縮
機3等の振動がユニットベース6に加わっても、またこ
の圧縮機3等の振動により他の機器が振動するようにな
ってもユニットベース6の振幅が小さくなるので騒音が
減少するようになっている。
【0021】ところで、コンデンシングユニット2を機
械室に配する場合は、先ずフランジ6aからはみ出すよ
うな厚さで形成された振動緩衝用部材14を裏側に貼付
けたユニットベース4の4隅をビス8により締着して箱
体1の天面1bに固定する。
【0022】この時、箱体1の天面1bにはユニットベ
ース6の4隅付近のフランジ6aの下端のみ押し当てら
れており、これによりユニットベース6と箱体1の天面
1bとの接触面積が小さくなる。また、ユニットベース
6の中央部には振動緩衝用部材14による残留応力が発
生し、この残留応力によりユニットベース6の板厚強度
が向上している。
【0023】そして、このようにしてユニットベース6
を固定した後、圧縮機3、凝縮器4、送風ファン5をユ
ニットベース6に載置する。この後、コンデンシングユ
ニット2を作動させると、圧縮機3等は振動するが、ユ
ニットベース6と箱体1の天面1bとの接触面積が小さ
いことから、発泡断熱材10に伝わる圧縮機3等の振動
が小さくなり、機械室のカバー13等の箱体1への取り
付け部品の振動も小さくなって騒音が減少する。
【0024】また、ユニットベース6の中央部に発生し
ている残留応力により板厚強度が向上することにより圧
縮機3等の振動がユニットベース6に加わっても、また
他の機器が振動してもユニットベース6の振幅が小さく
なるので騒音が減少する。
【0025】このように、ユニットベース6のフランジ
6aからはみ出すような厚さで形成した振動緩衝用部材
14をユニットベース4の裏側に貼付け、このユニット
ベース6をビス8により締着して箱体1の天面1bに固
定することにより、ユニットベース6の4隅付近のフラ
ンジ6aの下端のみを箱体1の天面1bに押し当てるこ
とができる。
【0026】また、ユニットベース6の中央部に残留応
力を発生させ、この残留応力によりユニットベース6の
板厚強度を向上させることができる。これにより、ユニ
ットベース6の板厚を厚くすることなくユニットベース
6の振幅を小さくすることができる。
【0027】さらに、従来、送風ファン5をユニットベ
ース6に取り付けるためのブラケット11には、ブラケ
ット11が振動に耐えられるよう補強部材が取り付けら
れているが、ユニットベース6の板厚強度が向上するこ
とにより、この補強部材を廃止することができる。
【0028】なお、これまでの説明においては、コンデ
ンシングユニットを箱体1の天面1bに取り付けるよう
にした場合について述べてきたが、本発明はこれに限ら
ずコンデンシングユニットを箱体1の側部または下部に
設けた場合についても、ユニットベース6と取付面との
間に振動緩衝用部材14を配するようにすることによ
り、圧縮機等の振動による騒音を減少することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユニット
ベースと本体との間に振動緩衝用部材を配し、ユニット
ベースと本体との接触面積を小さくすると共に、ユニッ
トベースの中央部に残留応力を発生させることができる
ので、圧縮機等の振動による騒音を減少することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷蔵庫の上部側面断面
図。
【図2】上記冷蔵庫の上部正面断面図。
【図3】上記冷蔵庫上部にユニットベースを固定した状
態を示す側面断面図。
【図4】上記冷蔵庫上部にユニットベースを固定した状
態を示す正面断面図。
【図5】従来の冷蔵庫の側面断面図。
【図6】従来の冷蔵庫の上部正面断面図。
【符号の説明】
1 箱体 3 圧縮機 5 送風ファン 6 ユニットベース 6a フランジ 14 振動緩衝用部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10K 11/16 G10K 11/16 J

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、凝縮器用の送風ファン
    とからなるコンデンシングユニットを備えた冷蔵庫にお
    いて、 前記コンデンシングユニットを載置すると共に周辺に下
    向きのフランジを有するユニットベースと、所定の強度
    を有すると共に前記ユニットベースのフランジから下方
    にはみ出すような厚さに形成されて前記ユニットベース
    と該ユニットベースが取り付けられる取付面との間に配
    される振動緩衝用部材とを備え、前記ユニットベースの
    周辺部を締着し、前記周辺部付近の前記フランジのみが
    前記取付面に押し当たるように前記ユニットベースを該
    取付面に取り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
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