JPH0718133U - 空気調和機の電装部品取付装置 - Google Patents

空気調和機の電装部品取付装置

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JPH0718133U
JPH0718133U JP4837493U JP4837493U JPH0718133U JP H0718133 U JPH0718133 U JP H0718133U JP 4837493 U JP4837493 U JP 4837493U JP 4837493 U JP4837493 U JP 4837493U JP H0718133 U JPH0718133 U JP H0718133U
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JP
Japan
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electrical component
air conditioner
box
electrical
component mounting
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Pending
Application number
JP4837493U
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English (en)
Inventor
聡 藤井
Original Assignee
松下精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂成形された空気調和機室外機の電装箱内
に、重量物となる電装部品の取付保持可能な電装部品取
付装置を提供することを目的とする。 【構成】 空調機室外機本体1内の樹脂成形された電装
箱7に、重量物となる電装部品5の取付・保持が可能な
板金6を挿入し、一体成形した構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、セパレート型空気調和機の室外機本体内に設けられる電装箱による 電装部品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に都市部など住宅密集地ではセパレート型空気調和機の室外機は設置 スペースの確保等から室外機の小型化が展開されているが、前記室外機の小型化 を図る上で一つの要素として、室外機本体内のスペースの有効利用のために電装 箱を複雑な形状にする必要性があり、また一方電気絶縁等、安全性の面からも電 装箱に樹脂成形品を用いる要求が高まっている。
【0003】 従来の空気調和機の電装部品取付装置について図3を参照しながら説明する。 図に示すように、空気調和機の室外機の本体101内に設けられる圧縮機102 の上方の空間部に上部を閉口した箱状で内部に軽量電装部品103を取り付ける 樹脂成形された電装箱104を設け、上方を外枠105で覆い、リアクタ等の重 量電装部品106は本体101の底部に設けていた。
【0004】 また、トランス等を電装箱側に設けられるものとして、電装箱とトランス箱を 別個に形成し、電装箱に係合手段を用いてトランス箱を保持させる考案が実開平 1−82422号公報として提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の空気調和機の電装部品取付装置の構成では、前者においては 、本体101内に設けられる電装箱104を樹脂成形品で形成した場合には、軽 量電装部品103は保持可能であるが、リアクタ等の重量電装部品106を本体 101底部の板金部分に別個に設けなければならなくなり、他の電装部品からの リード線の引き回しの複雑化と共に、重量電装部品106の絶縁のために絶縁空 間107を形成する絶縁体108を設けなければならないという問題があった。
【0006】 また、後者においては、電装箱とトランス箱を別個に形成する必要があると共 に、強度面から小型化は困難であった。
【0007】 本考案は上記課題を解決するもので、樹脂成形電装箱内に重量電装部品を取り 付けることのできる空気調和機の電装部品取付装置を提供することを第1の目的 とする。
【0008】 また、第2の目的は電装部品の熱的安全性を高めると共に小スペース化を図る ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の空気調和機の電装部品取付装置は上記第1の目的を達成するために第 1の手段は、電装部品の保持部分に板金を設け、樹脂で一体成形した電装箱を本 体内に設けた構成とする。
【0010】 また第2の目的を達成するために第2の手段は、第1手段に加え、電装部品の 保持部分をヒートシンク機能を有する構成とする。
【0011】
【作用】
本考案は上記した第1の手段の構成により、電装部品は板金により保持される こととなり、重量電装部品も電装箱内に収納保持できることとなる。
【0012】 また、第2手段の構成により、ヒートシンク機能が働き電装部品の放熱効果が 高められることとなる。
【0013】
【実施例】
(実施例1) 以下、本考案の第1の実施例について図1を参照しながら説明する。図に示す ように、空気調和機の室外機の本体1内に設けられる圧縮機2の上方の空間部に 上部を開口し、側部3及び底部4にリアクタ等の重量電装部品5を保持可能な板 金6で保持部分を形成し、箱状に樹脂で一体成形した電装箱7を設ける。
【0014】 そして、前記電装箱7内の底部4には軽量電装部品8を設け、電装箱7の側方 には本体1を駆動、制御するために必要な電装部品と室内機(図示せず)との信 号のやりとりを行う制御部品9を設けている。
【0015】 また、前記板金6には軽量電装部品8及び重量電装部品5を取り付けるための ねじ孔10を設け、本体1には電装箱7の上方を覆う外枠11を設けている。
【0016】 上記構成において、電装箱7は重量電装部品5の保持部分を板金6で形成し、 前記板金6の保持に十分な強度を有する厚みを備えた樹脂で一体成形しているの で、電装箱7の側部3および底部4に重量電装部品5を取り付けることが可能と なり、かつ、本体1の運転中に前記重量電装部品の保持力が緩むこともない。
【0017】 また、第1実施例では板金9を電装箱7の樹脂成形部分より露出した状態で説 明したが、板金6を樹脂成形部分で覆うようにしても良いことはいうまでもない 。
【0018】 (実施例2) 以下、本考案の第2の実施例について図2を参照しながら説明する。なお第1 実施例と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0019】 図に示すように、電装箱7aの重量電装部品5を保持部分に十分な強度を備え た面を有するヒートシンク12を放熱面が電装箱7aの外側に露出するように設 け、側部3に挿入し樹脂で一体成形して構成する。
【0020】 上記構成において、トランジスタモジュール等の熱からの保護の必要のある放 熱電装部品13を樹脂成形品である電装箱7aの内部に取り付けることにより、 放熱電装部品13から放熱される熱はヒートシンク12を介して電装箱7a外に 放熱され放熱電装部品13の温度上昇が防止され、放熱電装部品13の保護が行 われたこととなる。
【0021】 また、電装箱7a内に放熱電装部品13も収納できるので小スペース化を図る ことができることとなる。
【0022】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば電装部品の保持部分に板金 を設け、樹脂で一体成形した電装箱により構成したので、リアクタ等の重量電装 部品も保持でき、電装部品の配置の選択範囲が拡大し、電装部品間の引き回しが 容易になり、作業性が向上し、電装部品が1箇所に配置されることにより保守性 が向上すると共に、安全で形状も自由に成形でき室外機本体の小型化を図ること ができる空気調和機の電装部品取付装置を提供できる。
【0023】 また、電装部品の保持部分をヒートシンク機能を有する構成としたので、省ス ペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の空気調和機の電装部品取
付装置の構成を示す断面図
【図2】同第2実施例の空気調和機の電装部品取付装置
の構成を示す断面図
【図3】従来の空気調和機の電装部品取付装置の構成を
示す断面図
【符号の説明】
1 本体 5 重量電装部品 6 板金 7 電装箱 7a 電装箱 8 軽量電装部品 12 ヒートシンク 13 放熱電装部品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装部品の保持部分に板金を設け、樹脂
    で一体成形した電装箱を本体内に設けた空気調和機の電
    装部品取り付け装置。
  2. 【請求項2】 電装部品の保持部分をヒートシンク機能
    を有する構成とした請求項1記載の空気調和機の電装部
    品取り付け装置。
JP4837493U 1993-09-06 1993-09-06 空気調和機の電装部品取付装置 Pending JPH0718133U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085649A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Daikin Ind Ltd 電装品箱の組立体およびその取付構造
JP2010038419A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Corona Corp ヒートポンプ装置
JP2019148359A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

Cited By (3)

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