JPS60178075A

JPS60178075A - リボンずれ修正装置

Info

Publication number: JPS60178075A
Application number: JP59257745A
Authority: JP
Inventors: フリツツ・ヒルペルト
Original assignee: International Business Machines Corp
Current assignee: International Business Machines Corp
Priority date: 1984-02-22
Filing date: 1984-12-07
Publication date: 1985-09-12
Also published as: EP0153964B1; US4583123A; EP0153964A1; DE3467080D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、リボンの移動方向を横切る方向に活字担体が
移動するインパクトプリンタの為のリボンずれ修正矯正
装置に関する。

〔従来技術〕

リボンの斜行は、リボンを受入れるロールの円錐形状に
起因するものや、移送方向を反転するのに使用するだめ
ロールの軸に平行な位置をとらないバー状の部材に起因
するものがある。結局は、リボンに局所的に異なる型の
作用が与えられてリボン内部に張力が生じることに、リ
ボンの斜行の原因がある。

従来、リボンを受取る２本のロールの軸を非対称にずら
す（オフセット又は交叉）ことによってリボン全一方の
側にのみ斜行させ、リボンの斜行を修正することがＩＢ
Ｍ社の１４０６プリンタで知られている。これは、もう
一方の側で、リボンの移送経路に周期的に移動される感
知レバーを設けて、該レバーがリボンに接触するか否か
を表示すようにしている。どちらかといえば精巧な機構
によって上記感知レバーがリボンに接触する際、上記の
表示を修正ローラに送り、修正ローラがリボンに対して
押しつけられる。この修正ローラは、リボンがそのとき
の斜行方向と反対の方向にシシトされるよう、リボンの
移動方向に向かって傾けられる。この修正ローラの傾き
は動作中は変えられず、動作の開始前に手で調節しなけ
ればならない。傾いた修正ローラの修正作用が幾つかの
要素（必ずしも一定でない）に依存するので、この修正
ローラの傾きは再調整可能でなければならない。

このような再調整が非常に面倒なことは云う迄もない。

また修正ローラを上方や下方に移動させる装置に精巧な
機構で感知レバーのデータを与えるというのも欠点の１
つである。何故ならば大きな質量を移動させなければな
らないので、過度の応力がリボンの縁にかかシリボンを
損う恐れがあるからである。

独国特許第１９３２０２０号は、上述の斜行修正装置の
欠点をもたないリボン斜行修正機能付きの送り機構に関
する。また従来知られている斜行修正装置がリボン送〃
中に一方向しか修正できなかったが、上記独国特許第１
９３２０２０号のは、リボンの送シに１個の電気モータ
しか設けなくても２本のリボンロールで、どちらの送り
方向でも修正を行なえる。リボンの送り方向の反転もで
きる。斜行修正やリボン交換も容易にできる。

上記の装置は、リボンの送シ方向を自動的に逆転した後
などでも、リボンの斜行を自動的に修正できる。送シ方
向を逆転したときはリボンの斜行の修正方向も自動的に
逆になる。この装置は、２個のリボンロールが装置の任
意の要素と重ね合わされることがないので、リボンロー
ルは非常に交換し易い。２個のロールの軸をずらす機構
がリボンによって駆動され、送シ方向反転時に２個のロ
ールの一方の面から他方の面に、動力が切換えられるこ
ともなく、そのときの斜行修正がロール軸をずらして得
られる。従って、リボンロール孕自由に手入れする動作
が確保される。

〔発明が）リイ決しようとする問題点〕しかし、独国特
許第１９３２０２０号に開示される装置の欠点は、修正
しようとする２つの方向のうちの一方にリボンが不可避
的に押しつけられるので、活字ベルトの移動方向では、
修正が迅速に行なわれるが、その反対方向は時間がかか
る。

丑だその修正度合は、リボンがその軸上にロール状に巻
かれなくなったとき（即ち成る場合は、その巻き方が緩
過ぎたり固過ぎたシし、また他の場合は一端に沿って印
刷される）変化してしまう。

従って、本発明の目的は、個々の要求に応じて、機械的
な！１．ｙ性や形状（リボンの巻き方、軸方向の平行度
′Ｊ＝）とは独立にリボンのずれの修正が為されるとい
うリボンずれ修正装置を提供することである。

リボンのずれが修正される装置である。

同第（２）項記載の発明は、上記の枢動可能ローラの回
転が選択的に与えられることを特徴とするリボンずれ修
正装置である。

〔作用〕

第１図に示すように、回転する活字担体（９）をもつイ
ンパクト式プリンタでの印刷動作中、リボン（４）の横
方向のずれを補償するために、リボンの移動方向に対し
て傾けられた枢動可能なローラ（１）が移動するリボン
と接触する構成のものが使用される。このローラには、
枢支点（１ｏ）と、２個のストッパ（１１，１２）間で
枢動できる自由端とを含む０この装置の作用を、主要な部分は第１図と類似の構成の
第２図及び第３図に従って簡単に説明する。第２図に示
すようにリボンがＬＳの方向にずれるとき即ち変位する
とき、（リボンの移動Ａにつれて）枢動回能ローラ（１
）がｐｏの方向に回転していれば、リボンのずれ（ＬＳ
）を生じるカに対し反作用力となる力の成分（ＬＯ）が
リボンに生じて、リボンのずれ（ＬＳ）がローラ（１）
の回転とともに徐々に修正される０リボンの移動方向が反転されれば、第２図と反対に、ス
トッパ１２と接触するまで枢動可能ローラ（１）が枢動
される。リボンの移動方向に対する枢動可能ローラ（１
）の傾きが逆になるとともに、該ローラ（１）の回転方
向も逆になるので、第２図と同じ方向の力の成分（ＬＯ
）がリボンに与えられ、ＬＳの方向のリボンずれの修正
が得られるＯ第６図に示すように、横方向のリボンずれ
（ＬＳ）が生じず、その補償も必要ない場合は、枢動可
能ローラがどの位置にあってもそこに拘留され、回転を
阻止される。この場合、リボン（４）は枢動可能ローラ
（１）の表面を通シ過ぎるだけで、力の成分（Ｌ’Ｏ）
は生じず、修正動作が生じない０〔実施例〕Ｊ１図でリボンの供給ロールは６、巻上げロールは２で
示して６　／、）　Ｑこの印刷領域は、リボン用の偏向
ローラ５と制御ローラ１との間に位置づけられる。１１
７１Ｊ　（ｎローラ１はまた偏向ローラとしても働らく
０リボンの前には、印刷）・ンマクが印刷ノ・ンマ列と
して配設される０ノ・ンマの印刷方向は矢印Ｈで記す。

リボンの後ろには、Ｍの方向に回転する活字担体（例え
ば鋼製のベルト）と記録担体か位置づけら７″Ｌる０簡学のため、ローラ及びろの軸は簡単な線で表示する。

これらは通常の態様で支持さ７．シているので、詳細に
は説明しない０ローラ１の自由端が矢印の方向Ｄ１及びＤ２に回転でき
る。その回転位置は、夫々Ｉ及び■で示す。その回転運
動は、ストッパ１１乃至１２の一方まで行なわれる０その他端には、枢動可能なローラ１の軸があシ、図では
、枢支点１０につながる一本の線で示す０このような枢
支点は、例えば自己整列式の軸受の如き態様で具体化で
さる０この枢動可能なローラは、リボンとともに引張ら
れるときその軸を中心として回転できる０また適宜該ロ
ーラを拘束することによってそれが回転できないように
することも出来な０ローラ２及び６の軸は互いに平行に伸びる。この枢動可
能なローラ１は、印刷領域に隣接する位置に配設するの
が最適であシ、その位置でリボンが反転される。枢動可
能なローラがもつとも効果的に作用するのは、そのよう
な最適な位置である。

リボンの移動中、例えば矢印の方向ＡＩご移動する間、
リボンは枢動可能なロー２１の上に導かれ、ローラに接
触してそれを回転させる。この枢動可能なローラは、外
部の手段によってその回転を阻止できる。この回転を阻
止されたローラを、以下では回転不能なローラと称する
。ストッパ１１及び１２相互間で自由に枢動し得る端部
に対し所定の位置にある制御ローラの軸は、ローラ２及
び３の軸に１１１６乎行に伸ひる。従来からの種々の手
段によって、この回転可能なローラの回転は阻止できる
。例えば枢支された電磁石を用い、その電磁石をそり付
勢時に、鉄製のローラ部材に向けて移動させれば、磁気
的なひきつけ作用によシローラがその後回転するのを妨
げられる。これを枢動可能化機構と称する。

リボンが矢印Ａで示す方向に移動するとき、枢動可能な
ローラ１が、（ローラが回転しているか否かに拘らず）
、ストッパ１１の位置■まで矢印Ｄ２で示した方向に回
転される。枢動可能なローラＩの回転不能状態では、リ
ボン、特にローラの自由端の領域にあるリボンがそのロ
ーラ上を弾力を以って案内される。

リボンが矢印ＬＳで示す方向に横に変位されるときしか
修正の必要はない。活字ベルトなど、回転する活字担体
（これもＬＳの方向に移動する）を設けたラインプリン
タでリボンが使用される場合に、この横への変位が生じ
る。即ち、印刷ハンマの付勢時にリボンがＬＳの方向に
一緒に引張られて変位する。ＬＳの方向に即ち横方向に
リボンが変位するのを防止するために、本発明による修
正装置によって反作用の力の成分が与えられる。

この反作用の力の成分を発生させるため、枢動可能なロ
ーラ１は自由に回転できる（もしもリボンが矢印Ａの方
向に進められるとき、枢動可能な口−ラがＲＯの方向に
回転運動する）０この回転するローラを傾けることによ
って、変位ＬＳに反作用を与える力の成分ＬＯがリボン
にかかり、これによって変位ＬＳを補償する。リボンが
（その端部に達しだ後）反転するならば、前述の枢動可
能化機構（図示せず）が付勢される。そこでローラ１が
位置■から位置■のストッパ１２に向かって回転される
。位置■に関する前述の説明は位置■にも同様に適用で
きる。リボンの修正が必要ない場合、１１１’ｊ御ロー
ラはその回転不能状態に維持される。修正のために、枢
動可能なローラ１か回転し、これによってリボンｖ変位
に反作用を与える力の成分音生じる。リボンの修正には
、リボン端の位置を測定する必要がある。これはフォト
セル装置などの一般に知られた構成で行なっても良い。

一般的に知られた構成なので詳細には説明しない。

〔発り」の効果〕

本発明によるリボン修正装置は、簡単な設計と応答の迅
速な修正機構とを提供する。

このような効果は、下記の理由から従来構成では得られ
ない。

リボン装置を感知することにより、軸を回転させるため
の機構が始動される。このようにして生じたリボンの変
位を除去するよう修正する必要があり、この修正という
目的のために必要な時間はリボンの巻取シ状態に依存す
る。本発明によれば、リボンカートリッジが使用できる
ようになる。これはリボンカートリッジの軸が固定して
いるので、従来構成では使用できなかったものである〇
回転していない枢動可能なローラ１の場合、修正は行な
われない。従って％請請求の範囲第（２）項記載の発明
のように、ローラの回転を選択的に与えられる構成にす
れば修正を与えたシ与えなかったシすることができる。

この種の修正は、リボンの巻取シとは独立に、しかも短
時間で行なえる。

いずれの方向にリボンが送られていても、回転している
活字担体のずれの方向に抗する方向に自動的な修正が行
なわれる。圧力が低ければ、はんの僅かの修正しか必要
ない。傾きのある枢動可能なローラを横切ってリボンが
移動するときリボンが受ける応力は、その弾力によって
補償される０

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のリボンずれ修正装置を示すものでｈ
’）、’）ボンの巻上げロールや供給ロールとリボンが
移動するときに一方向に枢動し得るローラとを含む上記
修正装置の説明図である。第２図は、枢動可能ローラが回転しているとき、ずれが
修正されることを説明する図である。第６図は、枢動可能ローラが回転していないときずれが
修正されないことを説明する図である。１・・・・枢動可能な（制御）ローラ、４・・・・リボ
ン、９・・活字キャリア、１０・・・・枢支点、１１．
１２・・・・ストッパ出願人インタープンヨナノいビジネス・マシーンズ・コ
づねドルクン１−−−−−一躯勤可能ｔローラ４−−−−−−り本゛′ン９−−−−−一法字キャリア１ｏ−−−−−一枢支六、１１．１２−−−ストッＪぐと第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）リボンの移動方向を横切る方向に活字担体が移動
するインパクトプリンタの為のリボンずれ修正装置に於
て、枢支点を中心として２個のストッパ相互間で枢動し得る
ローラを横切ってリボンが案内され、該ローラの軸がそ
の自由に枢動し得る端部まで上記活字担体の移動方向に
略平行に伸びるよう配設され、上記枢動可能なローラが上記リボンと接触することによ
って、リボンの移動方向に一方のストッパまで枢動され
、上記一方のストッパまで枢動された枢動可能ローラが回
転されるとき上記リボンに与えられる力の成分がリボン
の横方向のずれに反作用全英えることを特徴とするリボ
ンずれ修正装置。
（２）上記枢動ｕＪ能なローラの回転が選択的に力えら
れることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
リボンずれ修正装置。