JPS60177864A - セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法 - Google Patents
セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法Info
- Publication number
- JPS60177864A JPS60177864A JP3003284A JP3003284A JPS60177864A JP S60177864 A JPS60177864 A JP S60177864A JP 3003284 A JP3003284 A JP 3003284A JP 3003284 A JP3003284 A JP 3003284A JP S60177864 A JPS60177864 A JP S60177864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- size
- polishing
- ceramics
- media
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、糸道用ガイド用部品等のセラミックス製リン
グ状部品の内周を鏡面研磨する方法に関する。
グ状部品の内周を鏡面研磨する方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
糸道用ガイド用にセラミックス製の楕円リング状部品の
使用が試みられている。この部品はリング内を糸がスム
ーズに通過する必要があるためCきるだけ部品の内周は
滑かでなければならない。
使用が試みられている。この部品はリング内を糸がスム
ーズに通過する必要があるためCきるだけ部品の内周は
滑かでなければならない。
このためアルミナ粉末(ホワイトアランダム)等の研磨
材を使用し°Cバレル研磨することが行われているが、
部品内周の直径がたかだか数非と小さいため内周の研磨
が難しく、表面粗さが0.4〜0.3μm程度の平滑さ
しか得られていなかった。
材を使用し°Cバレル研磨することが行われているが、
部品内周の直径がたかだか数非と小さいため内周の研磨
が難しく、表面粗さが0.4〜0.3μm程度の平滑さ
しか得られていなかった。
このため、糸の摩耗が早かったり、糸が引っ掛かったり
、あるいは製品のリング内に研磨材の詰まりが生じると
いう問題があった。
、あるいは製品のリング内に研磨材の詰まりが生じると
いう問題があった。
[発明の目的]
本発明はこのような問題を解消するためになされたもの
で、セラミックス製リング状部品、特に小物部品の内周
を効率よく鏡面研磨する方法を提供することを目的とす
る。
で、セラミックス製リング状部品、特に小物部品の内周
を効率よく鏡面研磨する方法を提供することを目的とす
る。
[発明の概要コ
すなわち本発明のセラミックス製リング状部品の内周鏡
面研磨方法は、セラミックス製リング状部品の内周を鏡
面研磨するにあたり、前記リング状部品内を通過可能な
サイズのセラミックス製メディアと、前記リング状部品
内を通過不可能なサイズのセラミックス製メディアと、
炭化ケイ素粉末および水を主体とする研磨材とを用いて
バレル研磨することを特徴とする。
面研磨方法は、セラミックス製リング状部品の内周を鏡
面研磨するにあたり、前記リング状部品内を通過可能な
サイズのセラミックス製メディアと、前記リング状部品
内を通過不可能なサイズのセラミックス製メディアと、
炭化ケイ素粉末および水を主体とする研磨材とを用いて
バレル研磨することを特徴とする。
さらにこの後前記リング2状部品内を通過可能なサイズ
のセラミックス製メディアと、前記リング状部品内を通
過不可能なサイズのセラミックス製メディアと、アルミ
ナ粉末および水を主体とする研磨材とを用いてバレル研
磨すると効果が大きい。
のセラミックス製メディアと、前記リング状部品内を通
過不可能なサイズのセラミックス製メディアと、アルミ
ナ粉末および水を主体とする研磨材とを用いてバレル研
磨すると効果が大きい。
本発明はリング状部品として、アルミナ等の酸化物系セ
ラミックスや窒化ケイ素等の非酸化物系セラミックスで
形成されたものに適用され、また、その形状は楕円リン
グ状や筒状を含むリング状のものに適用される。
ラミックスや窒化ケイ素等の非酸化物系セラミックスで
形成されたものに適用され、また、その形状は楕円リン
グ状や筒状を含むリング状のものに適用される。
本発明に使用するセラミックス製メディアとしては、主
にアルミナ製のものであって、リング状部品内を通過可
能なサイズのセラミックス製メディアと、リング状部品
内を通過不可能なサイズのセラミックス製メディアの2
種類のものが゛併用される。メディアは球状のものが効
果が大きい。
にアルミナ製のものであって、リング状部品内を通過可
能なサイズのセラミックス製メディアと、リング状部品
内を通過不可能なサイズのセラミックス製メディアの2
種類のものが゛併用される。メディアは球状のものが効
果が大きい。
その理由は径の大きいもので部品の角ばった部分を研磨
し、径の小ざい方のメディアで内面を平滑化するためで
ある。また、これらのメディアの使用割合は容量比で4
二〇〜6:4、好ましくはほぼ1:1とする。
し、径の小ざい方のメディアで内面を平滑化するためで
ある。また、これらのメディアの使用割合は容量比で4
二〇〜6:4、好ましくはほぼ1:1とする。
本発明において、使用する炭化ケイ素粉末としては、グ
リーンカーボランダム#1000程度のものがあげられ
、アルミナ粉末としCはホワイトアランダム#8000
程度のものがあげられる。
リーンカーボランダム#1000程度のものがあげられ
、アルミナ粉末としCはホワイトアランダム#8000
程度のものがあげられる。
本発明において最初の研磨に使用する1llI@祠の比
率は、容量比でセラミックス製メディア:炭化ケイ素粉
末:水−3〜8:1:3〜8とするのが好ましく、仕上
げの研磨に使用する研磨材の比率は、容量比でセラミッ
クス製メディア:アルミナ粉末:水=3〜8. : 1
: 3〜8とするのが好ましい。
率は、容量比でセラミックス製メディア:炭化ケイ素粉
末:水−3〜8:1:3〜8とするのが好ましく、仕上
げの研磨に使用する研磨材の比率は、容量比でセラミッ
クス製メディア:アルミナ粉末:水=3〜8. : 1
: 3〜8とするのが好ましい。
研磨はセラミックスに対して研磨力の大きい炭化ケイ素
粉末で行なうことが望ましい。
粉末で行なうことが望ましい。
まlc、最初の研磨には炭化ケイ素粉末を、仕上げのT
i1lllにはアルミナ粉末を使用するとより平滑な仕
上面が得られる。その理由は炭化ケイ素粉末の方がアル
ミナ粉末より研磨能力が大きいが、この後の仕上はアル
ミナ粉末により行なうとより平滑面が得られることによ
る。
i1lllにはアルミナ粉末を使用するとより平滑な仕
上面が得られる。その理由は炭化ケイ素粉末の方がアル
ミナ粉末より研磨能力が大きいが、この後の仕上はアル
ミナ粉末により行なうとより平滑面が得られることによ
る。
[発明の実施例]
次に本発明の実施例について説明する。
実施例
窒化ケイ素粉末に焼結助剤を添加混合し、プレスにより
長径が5〜10mm、短径が1.5〜3吐、厚さが2〜
4龍の楕円リング状セラミックス焼結部品(糸通用ガイ
ド)を製造した。この部品の内周の表面粗さ1ヨ3〜7
μmであった。この部品約500個を2βの容量のバレ
ルに入れ、ざらに球径1龍のアルミナ製ボールと球径4
關のアルミナ製ボールとをそれぞれ400ccずつグリ
ーンカーボランダム#3100を100g、水800c
cとともに入れて毎分10000回転で30時間バレル
研磨を行なった。
長径が5〜10mm、短径が1.5〜3吐、厚さが2〜
4龍の楕円リング状セラミックス焼結部品(糸通用ガイ
ド)を製造した。この部品の内周の表面粗さ1ヨ3〜7
μmであった。この部品約500個を2βの容量のバレ
ルに入れ、ざらに球径1龍のアルミナ製ボールと球径4
關のアルミナ製ボールとをそれぞれ400ccずつグリ
ーンカーボランダム#3100を100g、水800c
cとともに入れて毎分10000回転で30時間バレル
研磨を行なった。
荒研磨後、部品を取り出しC表面粗さを測定したところ
0.5±0.1μmであった。
0.5±0.1μmであった。
次にこの部品を別のバレルに移し、球径1非のアルミナ
製ボール400ccと球径4部のアルミナ製ボール40
0CCとを、ホワイ]・アランダム#8000を100
(1<水100ccとからなる研磨材とどもに入れ、さ
らに毎分10000回転で30時間バレルrtII N
を行なった。
製ボール400ccと球径4部のアルミナ製ボール40
0CCとを、ホワイ]・アランダム#8000を100
(1<水100ccとからなる研磨材とどもに入れ、さ
らに毎分10000回転で30時間バレルrtII N
を行なった。
til+磨終了後、得られた部品の内周の表面粗さを測
定したところ、この表面粗さば0.2±0.1μmnと
非常に平滑なものであった。
定したところ、この表面粗さば0.2±0.1μmnと
非常に平滑なものであった。
[発明の効果]
以上の実施例からも明らかなように本発明方法によれば
、小物のセラミックス製リング状部品であっても内周を
平滑に効率よく鏡面研磨覆ることができる。
、小物のセラミックス製リング状部品であっても内周を
平滑に効率よく鏡面研磨覆ることができる。
代理人弁理士 須 山 佐 −
Claims (3)
- (1)セラミックス製リング状部品の内周を鏡面研磨す
るにあたり、前記リング状部品内を通過可能なサイズの
セラミックス製メディアと、前記リング状部品内を通過
不可能なサイズのセラミックスメディアと、炭化ケイ素
粉末および水を主体とする研磨材とを用いCバレル研磨
することを特徴とづるセラミックス製リング状部品の内
周鏡面研磨方法。 - (2)リング状部品内を通過可能なサイズのセラミック
ス製メディアと、前記リング状部品内を通過不可能なサ
イズのセラミックスメディアと、炭化ケイ素粉末および
水を主体とする研磨材とを用いτバレル研磨した後、さ
らに前記リング状部品内を通過可能なサイズのセラミッ
クス製メディアと、前記リング状部品内を通過不可能な
サイズのセラミックスメディアと、アルミナ粉末および
水を主体とする研磨材とを用いてバレル研磨する特許請
求の範囲第1項記載のセラミックス製リング状部品の内
周鏡面研磨方法。 - (3)前記リング状部品内を通過可能なサイズのセラミ
ックス製メディアと、前記リング状部品内を通過不可能
なサイズのセラミックス製メディアとの容量比が4=6
〜6:4である特許請求の範囲第1項または第2項記載
のセラミックス製リング状部品の内周鏡面研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003284A JPS60177864A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003284A JPS60177864A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60177864A true JPS60177864A (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=12292473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003284A Pending JPS60177864A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60177864A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988007913A1 (en) * | 1987-04-07 | 1988-10-20 | Hoechst Ceramtec Aktiengesellschaft | Ceramic body and process for manufacture thereof |
JPH04274884A (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-30 | Ngk Insulators Ltd | 窒化珪素製セラミックガイドピン及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP3003284A patent/JPS60177864A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988007913A1 (en) * | 1987-04-07 | 1988-10-20 | Hoechst Ceramtec Aktiengesellschaft | Ceramic body and process for manufacture thereof |
US5070658A (en) * | 1987-04-07 | 1991-12-10 | Hoechst Ceramtec Aktiengesellschaft | Ceramic articles, and a process for the production thereof |
JPH04274884A (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-30 | Ngk Insulators Ltd | 窒化珪素製セラミックガイドピン及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2022272C (en) | Vitrified bonded sol gel sintered aluminous abrasive bodies | |
JPS6225187A (ja) | メモリ−ハ−ドデイスクの研磨用組成物 | |
MX14847A (es) | Procedimiento para preparar piezas prensadas basadas en mezcla de oxidos-de dioxido de silicio-de oxido de aluminio de elaboracion pirogena | |
JPS60177864A (ja) | セラミツクス製リング状部品の内周鏡面研磨方法 | |
JP2001348271A (ja) | 研磨用成形体及びこれを用いた研磨用定盤 | |
CN87100024A (zh) | 用氧化镁部分稳定的氧化锆 | |
JP2007231287A (ja) | ゾルーゲルアルミナ砥粒及びビトレアス結合研摩材製品 | |
JP3203311B2 (ja) | 砥石及びその製造方法 | |
JPH09207485A (ja) | ボールペン用複合セラミックス製ボールの製造方法 | |
JPS6352971A (ja) | デイスク形研磨材の形成方法 | |
JPH0576418A (ja) | ブラシ用素材 | |
JPS5724026A (en) | Magnetic recording medium | |
JPS6257874A (ja) | 超砥粒研削砥石 | |
RU2101164C1 (ru) | Связка абразивного инструмента | |
JPS5643730A (en) | Manufacture of tungsten or molybdenum semiconductor element substrate | |
JPS60103518A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
SU969505A1 (ru) | Металлическа св зка дл алмазного инструмента | |
JPS55164475A (en) | Coated cubic boron nitride powder for grindstone and powder metallurgy | |
JP2003145416A (ja) | 窒化ケイ素セラミックス及びサイアロンセラミックスの研磨材料 | |
JPH08133824A (ja) | 硬化アルミナ質材料およびその製法 | |
JPS54129589A (en) | Grindstone for grinding cylinders | |
SU539929A1 (ru) | Состав дл полировки стекла | |
JPS6365960A (ja) | セラミツクス材料の製造方法 | |
JPS57185375A (en) | Grinding liquid | |
SU701771A1 (ru) | Способ доводки шариков |