JPS6017784A

JPS6017784A - 封印具

Info

Publication number: JPS6017784A
Application number: JP12649683A
Authority: JP
Inventors: 住男冨田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-07-12
Filing date: 1983-07-12
Publication date: 1985-01-29
Also published as: JPS6149671B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、たとえば現金輸送箱、アタッシェ・ケシス
、郵便物収納袋あるいはコンピューターの端末機器など
の封印のために使用せられる封印具に関するものである
。

一般に、たとえば現金輸送箱では蓋を閉めた状態におい
て錠か掛けられるようになっている。

ところか、現金輸送箱を閉じた状態において、第三者が
承諾を得すに錠を外して現金輸送箱を開けても、これを
再び閉じた状態に戻しておくと、開けた事実か全く分か
らず、したがって盗難にあうおそれがあるという問題が
あった。

この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、現金輸送
箱等の被封印物を施錠したのちに、これをワンタッチで
きわめて簡単に封印することができ、これによって第三
者による開閉を容易に判別することかできて、盗難の発
生を未然に防止することかでき、しかも使用後における
開封作業もきわめて簡単に行なうことができる非常に便
利な封印具を提供しようとするにある。

この発明を、以下図面に示す実施例に基づいて説明する
。

この明細書において、上下、前後および左右は第３図を
基準とし、上とは第３図上側、下とは同図下側をいい、
また前とは同図右側、後とは同左側をいい、さらに左と
は同図図面紙葉の裏側、右とは同表側をいうものとする
。

第Ｘ図＋こおいて、（１ｊは現金輸送箱で、これは箱本
体（２）と、これの上端開口部を被・うように開閉自在
に取り付けられた蓋（３）とによって構成されている。

そして箱本体（２）に貫通孔（６）を有する環状の受け
金具（４）か旋回自在に取り付けられるとともに、蓋（
３）に方形の貫通孔（７）を有する掛は金具（５）が揺
動自在に取り付けられている。（８）は錠、＋１０１は
この発明による封印具で、これは現金輸送箱（１）を閉
じた状態において錠（８）と−緒に金具（４１（５１に
取り付けられるものである。

この発明による封印具（ＩＯ）は、第２図〜第４図に示
すように、下方に開口した水平断面円形の差込み片収容
空間部０２）を有する略箱形の封印用基体（１１；と、
これの内部に収められかつ弾発力によって空間部０２）
内に突出するように付勢された掛止め用爪０３）と、基
体ｕ］Ｉの空間部（１２）内に差し込まれるようになさ
れかつ爪０３）か嵌まり込む環状の爪嵌込み用四部０５
）を有する封印用差込みルーと、基体［１１と差込み片
（１４＋を連結しかつ現金輸送箱（１）の両金具（４１
＋５１の貫通孔＋６１　（７１に挿通せられる帯状体Ｇ
６１とによって構成されている。封印具（１ｏ）はたと
えばＡＢＳ、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹
脂によってつくられている。

０７１１７１　ハ封印用基体（Ｉｌｌ　＋７）左右両（
ｆｍ壁ｆ１９１１９１　）前端寄りの部分に内方突出状
に設けられた垂直突部、（１８）は基体（１１ｊの土壁
（２０１に内方突出状に設けられた水平突部で、これら
の垂直突部（１７１０７１と水平突部０８）とによって
基体（１１Ｊの内部が後部の差込み片収容空間部（１２
）と、前部の爪支持体収容部（２２）と、これらの中間
の爪逃し用空間部１２３＋とに区分せられている。飢は
基体０１ノの左右両側壁＋１９１１９１　、上壁シ０）
および前後両側壁ｉ２１＋　０１１にそれぞれ設けられ
た横断面Ｖ形の溝で、これによって一連の破断用薄肉部
圀）が形成６れている。なお、左右両側壁（１９＋（１
９）と前後両側壁（２１１（２＋１の薄肉部（２５）は
それらの上端より下端に至るほど肉厚か減少しており、
使用後において開封のさいに外力を加えることによって
基体（１１）か破断され易いようになっている。

扛１止め用爪（１３）は、連結部（２６）を介して正面
よりみて方形の爪支持体（２７）に支持されている。こ
れらの爪（Ｉ３）と連結部（２６）と爪支持体（２７）
とは、たとえばＡＢＳ、ジュラコン等の合成樹脂により
一体につくられていて、全体として側面よりみて略Ｖ形
を有している。このため掛止め用爪（１３）は素拐の弾
発力によって爪支持体の）より離れるように付勢されて
いる。爪０３）の先端部は差込み片（１４）の四部０５
）の八（面に沿うように平面よりみて円弧形に湾曲して
いる。爪支持体０７１は基体（ＩＩ）の収容部＠内に収
められて、その頂壁か基体（１１１の上壁（２０）に融
着されることにより固定されており、これによって掛止
め用爪１３１が差込み片収容空間部（１２）内に突出せ
しめられるとともに、連結部（２６）が爪逃し用空間部
□）の下部内に配置されている。

差込み片０４）は帯状体０６）の前端部にこれと一体に
設けられている。差込み片ｏ４１は短い略円柱状であり
、これの高さの中間部に周壁をめぐる環状の爪扛ｌ止め
用凹部０５）か設けられるとともに、径大の頭部（１４
ａ）を有している。

なお、封印具ａＣ）の大きさは、現金輸送箱等の被封印
物（２］の大きさや種類などによって適宜決定し得るも
のである。

上記現金輸送箱（１）の蓋（３）が閉められて、錠（８
）が掛けられた状態において、封印具ｏｏ）は受け金具
（４）の貫通孔（６）と、掛は金具（５）の貫通孔（７
）とにその差込み片Ｉ４１側より挿通される。そして封
印具ａωの帯状体ａ６１か半分に折り曲げられて、差込
み片０４）が基体０１１の空間部０２）内に押し込まれ
る。

すると、掛止め用爪０３）か差込み片（Ｉ４１の頭部（
１４ａ）によってその弾発力に抗して一旦爪逃し用空間
部哨）内に押しやられたのち、再び空間部（２３）内に
戻り、そこで爪嵌込み用四部０５）内に嵌まり込む。

これによって爪（１３）の先端部か四部（１５］の頂壁
すなわち差込み片１４１の頭部（１４ａ）に下から係り
合い、差込み片（１４）はもはや扱くことができず、封
印か完了する。

このような封印状態を解除するには、封印具００）の基
体（１１）を摘んで若干板るように外力を加えればよく
、これによって基体（１１１は薄肉部の）より破断され
る。なお、第三者がこのような方法により封印具（１０
１を取り外して、現金輸送箱（１）を開けた場合には、
封印具（１０１をもはや元の状態に戻すことは不可能で
あるため、開けた事実を容易に判別することができるも
のである。

第５図と第６図は、この発明の第２実施例を示すもので
ある。ここで、上記第１実施例の場合と異なる点は、損
止め用爪（１３１が爪支持体■にあたかも切起し状に設
けられていて、連結部（２６）か省略されている点にあ
る。爪支持体労）は正面よりみて略口形を有しており、
その中央の切欠き部（２８）内に爪（１３）が逃される
ようになっている。

コノ第２実施例におけるその他の点は、上記第１実施例
の場合と同様であり、図面において同じものには同じ符
号を付した。

第７図〜第１１図は、この発明の第３実施例を示すもの
である。ここで、上記実施例の場合と異なる点は、差込
み片（１４）が先端部の丸い板状につくられるとともに
、これに円形の爪掛止め用孔２９）があけられ、一方、
封印用基体（ＩＩＩの差込み片収容空間部（Ｉ２）が差
込み片（１１Ｊの形状に応じて幅狭となされている点に
ある。また掛止め用爪０３１は正面よりみて略円形をイ
Ｊしており、これは連結部Ｄ６］を介して正面よりみて
略口形の爪支持体罰に一体に設けられている。

この第３実施例におけるその他の点は、上記第１実施例
の場合と同様であり、図面において同じものには同じ符
号を付した。

なお、上記実施例においては、封印用基体（１１１が箱
形を有するとともに、差込み片（ｊΩが短い円柱状また
は板状を有しているか、これらの形状および大きさは勿
論任意である。また封印具（１ｏ）は合成樹脂の一体成
形品よりつくられているが、これは他の適宜の方法によ
り製造されてもよい。

また上記実施例においては、合成樹脂製の爪支持体（イ
）が封印用基体（１１ｊに融着より固定されているが、
これらは接着あるいは溶着により固定されていても勿論
よい。その他の爪支持体の）の左右両側面に脱出阻止突
部を設けておき、これらの突部を基体（１１）の左右両
側壁０９１　（１９１に係り合わせるようにしていわゆ
る機械的に固定するようにしてもよい。また各実施例で
は掛止め用爪（１３１が爪支持体曽によって基体［１１
に取り付けられているが、このような爪支持体の）を用
いることなく、掛止め用爪０３）を直接基体ｔ１１＋に
取り付けることもある。掛止め用爪（Ｉ３）は合成樹脂
だけでなく、ステンレスのような金属等によりつくられ
る場合もある。

なお、封印具Ｑｏｌは、現金輸送箱（１）だけでなく、
その他アタッシェφケース、郵便物収容袋、あるいはコ
ンピューターの端末機器等を封印するわために同様に使用されるもので象る。

この発明による封印具は、上述の次第で、現ニ全輸送箱等の被封印物（１）を施錠したのち、七れをワ
ンタッチできわめて簡単に封印することかでき、これに
よって第三者による開閉を容易に判別することができて
、盗難の発生を未然に防止することができ、しかも使用
後における開封作業もきわめて簡単に行なうことかでき
、非常に便利であるという効果を素する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例の封印具を硯箱金輸含６取り付けた状態を示す概略斜視図、第２図は同
封印具の曇キ巻儲拡大断面図で、封印後の状態を示して
いる。第３図は同部分省略拡大断面図で、封印前の状態
を示している。第４図は同部分省略底面図である。第５
図はこの発明の第２実施例の封印具の社参番椿拡大断面
図で、封印後の状態を示している。第６図は第５図にお
ける掛止め用爪を備えた爪支持体の正面図である。第７
図はこの発明の第３実施例の封印具の器分着焉拡大断面
図で、封印後の状態を示している。第８図は第７図■−
■線に沿う拡大断面図、第９図は同封印具の部分省略拡
大断面図で、封印前の状態を示している。第１０図は同
部分省略拡大底面図、第１１図は第７図における掛止め
用爪の正面図である。（１）ｅ・・現金輸送箱（被封印物）　、＋２１・・・
箱本体、＋３１−−−蓋、（４）・φ・受は金具、（５
）・・・掛は金具、（６１＋７１−・・貫通孔、（８）
・・・錠、＋１０１・・・封印具、＋ｌＩ＋　＠・ψ封
印用基体、叩・・・差込み片収容空間部、０３）・・１
＋掛止め用爪、０滲・・・封印用差込み片、（Ｉ５）・
・・爪嵌込み用四部、＋１６］・・・帯状体、の）・・
・破断用薄肉部、（７７１・・・爪支持体、（２９１ｅ
・−爪嵌込み用孔。以　上特許出願人　冨ｒａ住男

Claims

【特許請求の範囲】下方に開口した差込み片収容空間部（１２１を有す渇る略箱形の封印熟基体［１１と、これの内部に収められ
かつ弾釧こよって空間部（１２）内に突出するように付
勢された掛止め用爪０３）と、基体ロー）の空間る封印
具用差込みルーと、基体（ＩＩＩと差込みルーを連結し
かつ被封印物ｆｉ＋の所定部分に挿通せられる帯状体０
６）とによって構成され、基体（ＩＩＩの側壁＋１９１
　ＧＯＩ　［２１＋に破断用薄肉部防）が設け６れてお
り、上記差込みルーが基体０１１の空間部（１２１内に
収められた状態において、掛止め用爪αＪが差込みルー
の凹部（１５１もしくは孔唾に嵌まり込み、この爪ＯＪ
の先端か四部（１５）もしくは孔２９）の頂壁に係り合
わせられるようになされている封印具。