JPS6017748A - 平版印刷版の消去液 - Google Patents

平版印刷版の消去液

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JPS6017748A
JPS6017748A JP12715683A JP12715683A JPS6017748A JP S6017748 A JPS6017748 A JP S6017748A JP 12715683 A JP12715683 A JP 12715683A JP 12715683 A JP12715683 A JP 12715683A JP S6017748 A JPS6017748 A JP S6017748A
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Minoru Kiyono
清野 実
Masanori Suzuki
鈴木 昌訓
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/42Stripping or agents therefor
    • G03F7/422Stripping or agents therefor using liquids only
    • G03F7/423Stripping or agents therefor using liquids only containing mineral acids or salts thereof, containing mineral oxidizing substances, e.g. peroxy compounds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 不発明に平版印刷版の消去液に関するものであり、更に
詳しくば平版印刷版の不要な画像部C印刷イン牛を受容
している領域)を消去するために使用される消去液に関
するものである◎従来技術 平版印刷版例えば写真製版により製造されるような平版
印刷版では、しばしば不要な画像部が生ずることがあっ
て、修正することが必要となる。
−例を挙げれば例えばポジ型の平版印刷版を用いる場合
には、オリジナルフィルムの汚れとかオリジナルフィル
ムの切口等が印刷版面に露光不足部分を作り、その部分
が画像部となることもあり、あるいはオリジナルフィル
ム自身の画像部の一部が不要となることもあって、これ
らの不要の画像部を除去することが必要になる。
このような印刷版の不要の画像部を除去する消去液とし
ては、例えば特開昭55−121447号公報にハ、ヒ
)炭素原子数4〜6のラクトン類、(ロ)グリコールエ
ーテル類ならびにケトン類よりなる群から選ばれた少r
l (とも1つを組合わせ含有された組成物が開示され
、また特開昭54−89806号公報には(イ)50〜
90重崖%の有機溶剤、(ロ)3〜20重量%の界面活
性剤、(ハ)0.3〜5重景%のアラビアガム、に)0
.5〜15重it%のリン酸を含有する組成物が開示さ
れ、また更に?8開昭49−101102号公報には有
機溶剤\リン酸、水、グリセリン、微粒子状珪酸および
着色材よりなる組成物が開示されている。
しかしながら、これら従来技術による消去液は・平版印
刷版の画像部を消去する際、その画像部がオリジナルフ
ィルムの切口等が印刷版面に露光不足部分を作ったため
に生じた画像部(フィルムエッチ跡と略称)である場合
にはこの部分が消去され難く、完全には消去されずに印
刷時にこの部分に印刷インキの着肉が起って印刷物に汚
れを生ずることがあったり、あるいは消去作業に長時間
を必要とする等の如き欠点を持っていた〇発明の目的 そこで本発明の目的は、フィルムエッチ跡を容易に消去
することができる平版印刷版の消去液を提供することに
あり、更に他の目的に不要な画像部を迅速に消去するこ
とができる平版印刷版の消去液を提供することにある。
発明の構成 不発明者等が種々検討を重ねた結果、上記の目的はホス
ホン酸類および画像部を溶解または膨潤させる溶剤を含
有する平版印刷版の消去液により達成し得ることがわか
った。
すなわち不発明によれば、ホスホン酸類と画像部を溶解
、膨潤させる溶媒を消去液に含有せしめることにより従
来容易には行えなかったフィルムエッヂ跡の消去が容易
に行なうことができ、また消去作業に要する時間を短縮
することが可能になったO 以下、更に本発明を更に詳細に説明する。
不発fIJlにおいて消去液中に含有されて用いられる
有用なホスホン酸類としてはホスホ/基を有する化合物
が広く含まれ、高分子化合物であってもよい。
具体的には、1−ヒドロキシエチリデン−1゜1−ジホ
スホン酸、1.2−ジホスホ/−1,2−ジカルボキシ
エタン、1,2,2.3−テトラホスホノプロパン、2
(2’−ホスホノエチル)ピリジン、アミノトリ (メ
チレンホスホン酸)、ビニルホスホン酸、ポリビニルホ
スホン酸、2−ホスホノエタン−1−スルホン醗、ビニ
ルホスホン酸とアクリル酸および/または酢酸ビニルと
の水溶性コポリマー等を挙げることができる。
これらの化合物の中で1.2−ジホスボノー1.2−ジ
カルボキシエタンおよび1.2.2.3−テトラホスホ
ノプロパンが好ましく、特に好ましい化合物は1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸である。
上記不発明に係るホスホン#類に、単独もしくは2種以
上組合わせて使用することができ不発明の消去液の1m
重量に対して0.1〜10M愈邦、好ましくは0.3〜
5重量%、特に好ましくは0,5〜3.0重量%の範囲
で含有せしめられる。
次に不発明において有用とされるN像部を溶解または膨
潤させる溶剤としては、例えばエーテル類−ケトン類、
ラクトン類、アルコール類1炭化水素系溶媒類等がある
上記ノエーテル類としてはグリコールエーテル類があり
、具体的11Cffエチレングリコールモ/メチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、トリエチレングリフー
ルモノメチルエーテル等があり、またケトン類としては
具体的にμ〜メチルエチルケトン1ジエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、メシチルオキシド、シクロヘキ
サン、アセチルアセトン、アセトニルアセトン等を挙げ
ることができる。さらにラクトン類としては1例えばブ
チロラクトンならびにバレロラクトン等があり1ラクタ
ム類としてはN−メチルピロリドン等がある。
上記の炭化水素系溶媒としては、例えば沸点が120〜
250℃附近の石油留分であるトルエン、キシレン、テ
レピン油、チロシン、n−へブタン等の溶媒があり一ア
ルコール類としては1例えばメタノール、エタノール、
ベンジルアルコール等ヲ挙げることができるが、不発明
に係る画像の溶解ないし膨潤剤としではこれらの他にN
、N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメチルスルホキシドあるいは水を4fit
?4のである。
上記の各種の画像の溶解ないし膨潤剤は単独もしくは2
種以上組合わせて使用することができる。
そして本発明に係る消去液の総重量に対して10〜90
重量%、好ましくは加〜85重量%、特に好ましくハ4
0〜75重t%の範囲で含有せしめられる。
上記のうち水はホスホン酸類の活性を高め、各成分を相
互に混合、安定させるため、他の溶剤と共に使用するこ
とが好ましく、不発明に係る消去液の総itに対して約
1〜15重ffi%、好ましくは3〜12重量%の範囲
で含有される。
不発明の消去液には上記成分のほかに必要に応じて他種
の成分を含ませることができる。
例えば各成分が良好に混合して安定な消去液を形成させ
るために界面活性剤を用いることができる。有用な界面
活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩類、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩類1アルキルナフタレンス
ルホン酸塩類、ジアルキルスルホフハク酸エステルJ[
、アル中ルリン酸エステル塩類、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮金物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エ
ステル塩類等のようにアニオン性界面活性剤1また例え
ばポリオキシエチレンアルキルエーテル類1ポリオキシ
エチレンアルキルフエニ〃エーテル類1ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、
ポリオキシエtレフツルビタン脂肪酸エステル類、グリ
セリン脂肪酸エステル類、オキシエチレンオキシプロピ
レンブロックコポリマー等のよ5なノニオン性界面活性
剤等を挙げることができる。上記界面活性剤の中でHL
Bが9以上のものが特に好ましい。これらの界面活性剤
は単独でも2種以上混合して用いてもよく、不発明に係
る消去液の総重量に対して0.5〜20重量%、好まし
くは3〜15重量%の範囲で含有される。
本発明の消去液にに粘度調節剤を含有させてもよい。粘
度調節剤は筆記性の向上に有用である。
有用である粘に調節剤としては例えば珪酸微粉末等の無
機増粘剤を始めとして例えばアラビアゴム1ポリビニル
ピロリドン、メチルセルロースλヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体
等の水溶性高分子化合物が含まれる。この中、特に珪酸
微粉末およびヒドロキシプロピルメチルセルロースが好
ましく・0これらの粘度調節剤に単独でも122種以上
混して用いることができ、本発明に係る消去液の総重量
に対して0.5〜20重量%翫好ましくは1.0〜15
重欣%の範囲で用いられる。
不発明の消去液には消去部分の親水性を向上させろ1こ
めIC酸類な含有させてもよい。これら酸類としては例
えば燐酸、硫酸、硝i!!等の鉱酸を始め、例えばクエ
ン酸、リンゴ酸、乳酸、シュウ酸、タンニン酸、フィチ
ン酸等のような有機酸がある。
これらの酸類も単独もしくは2種以上混合して用うろこ
とができ、本発明に係る消去液の総重量に対して0.1
〜10重量%、好ましくは0.3〜3重量2の範囲で含
有させる。
また更に不発明の消去液には、消去剤の着色と視覚的コ
ントラストを必要とする場合には着色剤を含有させるこ
とができる。有用な着色剤としてハ、例えばクリスタル
バイオレット、サフラニン、ブリリアントブルー、マラ
カイトグリーン、アシドローダミンB等の染料を始めと
し、て無機顔料、有機顔料等がある。これらの着色剤は
本発明に係上記により調製された不発明の消去液は、ポ
ジ型およびネガ型感元性平版印刷版に適用し得るが1特
に支持体上にポジ型感元層を設けた平版印刷版から製版
されることにより得られる平版印刷版の画像部を消去す
るときに有利に用いられる。
この感光性平版印刷版の支持体としては1例えば紙、プ
ラスチックラミネート紙、アルミニウム、銅、亜鉛の如
き金属板、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、三酢酸セルロースのよ5なプラスチックフィルムな
らびにクロム、ニッケル、アルミニウム等の金属を蒸着
もしくはラミネートシた金属板、紙、プラスチックフィ
ルム等カ包含される。
上記支持体の中、アルミニウム板は寸度安定性に優れ、
かつ安価であるため特に好ましく用うろことができる。
これら支持体の表面は、親水化するために処理が施され
る。例えばアルミニウム支持体の場合VCニ、機械的、
化学的あるいに電気的砂目室て処理を始めとして、珪酸
ソーダ、弗化ジルコニウム酸カリウム、リン酸塩等によ
る浸漬処理、あるいは陽極酸化処理を施すことが好まし
い0このよ5な処理によりアルミニウム支持体に対する
感光性層の接着性が改良される。
上記の処理の中、硝酸水溶液中で電解グレイン処理を施
し、更に陽極酸化処理を施した場合には、特に不発明の
消去液の使用が有利になる。
不発明により処理された支持体上には感光性成分として
0−キノンジアジド化合物を含む感光性層が塗設される
0不発明においてItXo−キノンジアジド化合物とし
て好ましくaO−ナフトキノンジアジド化合物が使用さ
れる。
これらO−キノンジアジド化合物についてrs、−。
例えば米国特許第3,046,110号、同第3,04
6,111号1同第3,046,121号、同第3,0
46,115号1同第3,046,118号、同第3,
046,119号、同第3,046,120号、同第3
.046,122号、同第3,046,123号、同第
3,061.430号1同第3,102,809号、同
第3,106,465号1同第3.635,707号、
同! 3,647,443号等の明細書にも記載されて
いる。
これらの化合物の内で芳香族ヒドロキシ化合物のり−す
7トキノンジアジドスルホン酸エステルまly u o
−ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、および芳
香族アミノ化合物の0−ナフトキノンジアジドスルホ/
アミドまたはO−ナンド千ノンジアジドカルボン酸アミ
ド等が好ましく、特に特開昭56−1044号公報に記
載されている1、2−ジアゾベンゾキノンスルホン酸ク
ロライドとポリヒドロキシフェニルとのエステルマr、
−Ul、2−ジアゾナフト午ノンスルホン酸クロライド
とレゾルシン−ベンズアルデヒド樹脂とのエステルカ好
ましい。
これらの感光性成分を含む感光性層を形成するためには
感光性層の物性を改良する目的で感光性層の担体に樹脂
等を混入させることが好ましいO上記の樹脂としては、
例えばフェノールホルムアルデヒド樹脂、クレゾールホ
ルムアルデヒド樹脂、p −tart−ブチルフェノー
ル樹脂、フェノール変性キシレン樹脂等のアルカリ可溶
性樹脂が好ましく用いられる。また感光性層KU更に例
えば染料、可塑剤、プリントアウト性能を与えるための
成分等の添加剤を添加することもできる。
このようにして調製された感光性層に適当な溶剤溶液を
使用して支持体上に塗設される。感光性層の塗布Mに0
.1〜71/yrl、好ましくは0.5〜3y/dであ
る。
このようにして得られた感光性平版印刷版は、透明原図
を通してカーボンアーク灯、水銀灯、メタルハライドラ
ンプ、タングステンランプ等の活性光yt、源によって
n元し、次いでアルカリ性水溶液により感光部の感光性
層が溶出され現像が終了する。
上記現像液に用いられるアルカリ剤としては、例えばタ
イ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム1第三リン酸ナトリウ
ム、酸性炭酸ナトリウム為炭酸カリウム等の無機アルカ
リ剤を始めとして、例えばモノ−、ジー、もしくハトリ
エタノールアミン、プロパツールアミンのような有機ア
ルカリ剤が好ましく用いられる。現像液のpl’I U
 10.5〜13.5(25℃)が好ましい@現gR液
には更に有機溶剤為界面活性剤等を含ませることもでき
る。
現像処理が終了した平版印刷版VC不必要な画像部があ
るときに、その画像部の上に本発明の消去液を適用し画
像部を消去させる0 本発明の消去液を平版印刷版の画像部に施す場合、現像
後水洗して、この水洗水をスキージしてから消去を行な
うのが好ましい。消去の具体的方法としては消去液を毛
筆に含ませ、これを画像部へ塗布し、約10秒ないし数
分間放置せしめ、あるいは塗布後軽く毛筆でこすった後
、水洗により消去液を流し去る方法が一般的である。
このようにして不要部の画像が消去された平版印刷版は
通常のガム引等の処理工程を終た後1印刷に供される。
不発明の消去液は、フィルムエツジ跡を完全に消去する
ことができ、消去不完全による印刷時のトラブルをなく
すことができるので、印刷の能率が向上する。また本発
明の消去液は不要画像部を容易に迅速に消去することが
できるので、製版作業の能率が向上する。
以下蔦不発明を実施例により具体的に記載する。
なお−下記実施例において「部」は重量%を表わし、「
%」は重量%を意味する。
本施例1゜ 厚さ0.3雛のアルミニウム板を硝酸溶液中で電気化学
的に粗面化し、よく洗浄した後硫酸溶液中で陽極酸化を
行って2.51/vtの酸化皮膜を上記アルミニウム板
表面上に形成させた。
水洗、乾燥後、特開昭56−1044号公報の実施例に
従って合成したレゾルシンベンズアルデヒド樹脂とナフ
トキノン1.2−ジアジド−5−スルホニルクロライド
とのエステル化物3部とタレゾールホルマリンノボラッ
ク樹脂9部ならびにビクトリアービニアφブルーBOH
(保土谷化学工業株式会社製30.12部を2−メトキ
シエタノール100部に溶解した感光液を回転式IkS
機で上記支持体上に塗布乾燥し、2.8g/ゴの感光性
層を有する感光性平版印刷版を得た〇 この平版印刷版に透明陽画を通じて80CI!Lの距離
から2KWのメタルハライドランプを用いてω秒間露光
し、810H/Nap Oのモル比が1.80で81偽
含有量4.8重量%の珪酸ナトリウム溶液に浸漬して露
光部を溶解し除去した。次に水洗、乾燥して得られた平
版印刷版には陽画フィルムのエツジが版面に画像として
薄(残っている◎ 次に不発明の消去液を以下の方法で調製した。
先ず牛シレン3.8部、メチルカルピトール17.4部
シクロヘキサノン36.7部、ジオキサン9.8部を混
合し、更に水10.8部、アシドローダミンB0.00
2部を添加し溶解させた。この溶液にオキシエチレンオ
牟シプロピレフプロツクボリマ−(平均分子j1460
0、総分子中のエチレンオキシドの11Hi[50%、
ポリプロピレングリコールの分子量ri2250 )9
.8部を加え、更V′c1−ヒドロキシエチリデン−1
,1−ジホスホン酸の60男水溶液を2.2部添加した
。次いで更にヒドロキシプロピルメチルセルリース(メ
トキシ基列〜30%、ヒドロキシプロポキシ基7〜12
%、加℃における2%水溶液の粘度が4.8^7.2セ
ンチボアーズのもの)9部を攪拌の下に加えて溶解し、
粘稠な消去液を調製した。
上記調製法による消去液を毛筆に含ませて前記の平版印
刷版上のフィルムエツジ跡に塗布しお秒後に水で洗い流
した。このよ51CLで消去された印刷版をガム引き後
、オフセット印刷機に取付けて1万枚印刷したが、消去
した画像部に汚れが発生することハナかった0そして美
しい印刷物が得られた。
一方、比較として上記ホスホン酸水溶液2.2部の代り
にリン酸75%水溶液1.7部を加えたもの(比較例1
)を調製し、前記と同じ方法で消去、印刷を行ったとこ
ろ、印刷時に消去したフィルムエツジ跡にインキの着肉
が起り印刷物が汚れていたO 実施例2゜ 実施例1で調製された消去液のホスホン酸水溶i 2.
2 Nの代りに1.2−ジホスホン−1,2−ジカルボ
キシエタン2.0部を用いた以外に全く同様の組成の本
発明の消去液を調製し、実施例1と同じ実験を行ったと
ころ、実施例1と同じ結果が得られ1こ。
実施例3゜ 実施例1で調製された消去液のホスホン酸水溶液2.2
 部f)代すic 1.2.2.3−テトラホスホノプ
ロパン2.0部を用いた以外は全く同様の組成の不発明
の消去液を調製し、実施例1と同じ実験を行ったところ
、実施例1と同じ結果が得られた。
実施例4゜ 実施例11cおける消去液の調製法に準じて下記の組成
になる消去液を調製した。
(消去液組成) 酸 類(F記第1表に記載)2.0部 キシレン 3.59 メチルカルピトール 16.0部 シクロヘキサノン 37.0部 メチルエチルケトン 1010部 水 10.0部 アシドローダミンB O,002部 オキシエチレンレフシプロピレンブロックポリマー 1
0.0部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース L、8部粉末二
酸化珪素 7.2部 上記1c、Cり調製された消去液を用いて、実施例1と
全<1「σ様の方法で製版された平版印刷版のフィルム
エツジ跡および通常の画像部の消去を行なった。消去済
みの印刷版を用いて実施例1と同様に印刷テストを行い
−得られに結果を上記消去液組成に用いられた各種の酸
類ごとに第1表に示した。尚、下記表においてO印に汚
れが無いことな第 1 表 上記表の結果からも明らかなよ5[N不発明に係る1−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸を消去液
の酸類として用いた試料1は通常の画像部およびフィル
ムエツジ跡共に汚れの発生はみられず、比較用の酸類を
用いた消去液(試料2〜7)より優っていることがわか
る。
実施例5゜ 厚さ0.24 wxの砂目室てしたアルミニウム板を硫
酸中で陽極酸化し、約21/ぜの酸化皮膜をつ(す・よ
く洗浄した後、珪酸ナトリウム水溶液に浸漬し・充分水
洗後、乾燥し、下記の組成の感光液を塗布した〇 (感光液組成) バラヒドロキシフェニルメタクリルアミド嘱アクリロニ
トリル、エチルアクリレート、及びメタアクリル酸の共
重合体Cモル比は上記の順に、8.5 : 24 : 
60.5 : 7 ) 5.0部P−ジアゾジフェニル
アミンとノくラホルムアルデヒドの縮合物のへキサフル
オロリン酸塩 、 0・5部 ビクトリアピュアーブルーBOR (採土ケ谷化学工業■製)0.1部 2−メトキシエタノール 100部 上記感元液の乾燥後の塗布量は、1.sy/rrlであ
った。このようにして得られた感光性平版印刷版を透明
陰画を通して80crtの距離から2贋のメタルハライ
ドランプを用いて団秒同露光し、下記組成の現像液にて
現像し、水洗した。
(環11!液組成) フェニルセロソルブ 40部 ジェタノールアミン io部 n−ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 12部消
泡剤(商品名5M−5512東レシリコン■製)0.0
5部 水 37部 このようにして得られた平版印刷版の画像部を下記組成
の消去液で実施例1と同様の方法で消去、印刷を行なっ
た結果、実施例1と同様の良好な印刷物を得ることがで
きた。
(消*wL組成) キシレン 3.0部 メチルカルピトール 18.0部 シクロヘキサノン 37.0部 ジオキサン 10.0部 水 10.0部 アシドローダミンB 0.002部 オキシエチレンレフシプロピレン ブロックポリマー 9.0部 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸(60%水溶i) 2.0部リン酸(75
%水溶液)1.0部 フッ化水素酸(55%水溶液]1,0部ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース9.0部実施例6゜ 下記の組成の消去液を調製し、実施例1と同様に製版、
消去、印刷を行なったところ、印刷時の汚れは発生せず
良好な印刷物が得られた。
C消去液組成) メチルカルピトール 18.0部 シクロヘキサノン 38,0部 ジオキサン 10.0部 水 10.0部 、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(
60%水溶液) 2.0 部ヒドロキシプロピルメチル
セルロース 8.0 部ポリオキシエチレンCエチレン
オキシドモルMl] ノニルフェノールエーテル硫酸ナ
トリウム 3.0部 キシレン 3・0部 実施例7゜ 下記の組成の消去液を調製し、実施例1と同様に製版、
消去、印刷を行な−)たところ、印刷時の汚れは発生せ
ず良好な印刷物が得られた。
(消去液組成) γ−ブチロラクトン 20.0部 シクロヘキサノン 35.0部 メチルカルピトール 15.0部 キシレン 3.0部 水 8.0部 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸(60%水溶液)3.0部ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース 1.5 部粉末二酸化珪素 6
.5部 オキシエチレンオキシプロピレン ブロックポリマー 8.0部 リン酸(75%水溶液)1.0部 ポリオキシエチレン(エチレンオキシドモル5119)
ノニルフェノールエーテル硫酸ナトリウム 3.0部 発明の効果 不発明の組成になる平版印刷版の消去液は、フィルムエ
ツジ跡の消去を完全に行なうことができ、かつ消去に要
する時間を短縮することができるO代理人 桑 原 義
 美

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ホスホン酸類および画像部を溶解または膨潤さ
    せる溶剤を含有することを特徴とする平版印刷版の消去
    液〇
  2. (2) 上記ホスホン酸類の含有量が0.5〜3.0重
    量%であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の平版印刷版の消去液。
  3. (3) 前記ホスホン酸類が1−ヒドロキシエチリデン
    −1,1−ジホスホン酸であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の平版印刷版の消去液。
JP12715683A 1983-07-12 1983-07-12 平版印刷版の消去液 Granted JPS6017748A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5489806A (en) * 1977-12-26 1979-07-17 Fuji Photo Film Co Ltd Image erasing agent for planographic printing plate
JPS55121447A (en) * 1979-03-15 1980-09-18 Fuji Photo Film Co Ltd Lithographic printing plate correcting agent
JPS5739960A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Honda Motor Co Ltd Sheet for sheath
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