JPS60176409A - 配線器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、コンセント等の配線器具に関するものであ
る。

〔背景技術〕

−ｆｉに、コンセントは、栓刃差込口を有するカバーと
栓刃差込口に対応する受刃等の部品を内蔵するボディと
からなる器具本体と、取付枠とから構成されている。す
なわち、器具本体は第１図に示すようにボディにカバー
を重ね、これを、一対の突起２ａをもつ連結金具２で結
合することにより構成されている。この場合、連結金具
２は、口字状をしていてその両端がそれぞれへの字状に
開いてボディとカバーを結合しており、中央部に切抜穴
３が形成されている。そして、上記器具本体１を第２図
に示すように取付枠４に取付けることによりコンセント
が構成される。上記取付枠４は、合成樹脂で形成されて
いて長手方向に沿う両側縁に側板を有しており、一方の
側板に、器具本体１の一方の連結金具２の突起２ａと係
合する係合穴（隠れてみえない）が形成され、他方の側
板に下向き口字状の長大が形成されている。この下向き
口字状の長大に囲まれた部方は弾性片部になつていて両
端が器具本体１の他方の連結金具２の突起２ａを支受す
る肩部４ａになっている。器具率”　体１の取付けば、
取付枠４の下側に器具本体１を位置させ、一方の連結金
具２の突起２ａを取付枠４の一方の側板の係合穴に係合
させ、ついで他方の連結金具２の突起２ａを上記弾性片
部の下部内側に当接して押し上げ、弾性片部を外側にた
わませながら突起２ａを肩部４ａまで達せしめることに
より行われる。このような従来のコンセントは、連結金
具２の突起２ａが器具本体１の一側面から突出していて
広幅になっているため、取付枠４の幅も広くなっており
、したがって、コンセントを取イリけるための取（ｊ大
の１隅も広くしなければならず施工性の点で問題があっ
た。

〔発明の目的〕

この発明は、施工性の向上をその目的とするものである
。

〔発明の開示〕

この発明は、器具本体と、これをそれ自身の開口部内に
取付ける取イ１枠とを備えた配線器具であって、取付枠
の枠の開口部の相対向する壁面にそれぞれ突部を設ける
とともに、取付枠の突部に対応する凹部を器具本体の両
側面部に形成した配線器具をその要旨とする。

つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。

第３図はこの発明に用いる器具本体の斜視図、第４図は
それを用いて構成されたコンセン１〜の斜視図である。

すなわち、このコンセントは、器具本体１０の連結金具
１１として、コ字状の両端がそれぞれへの字状に開き、
かつ中央部に切抜穴１２のみが設けられているものを用
いるとともに、取付枠１３として開口部の壁面に上記切
抜穴１２に係合する係合突部１４の形成されているもの
を用いて構成されている。１０ａは器具本体１０に設け
られた段部で、連結金具１１の切抜穴１２近傍部分の支
持作用をする。そして、上記係合突部１４は第５図に示
すようにその両側部分およびその背部に設けられた溝１
４ａ、１４ｂにより前後方向に弾性変形する弾性突部と
なっており、その下側部分がテーパ面に形成されている
。それ以外の部分は第２図のコンセントと同しである。

このコンセントにおいて、器具本体１０の取付枠１３へ
の取付けば、第６図に示すように器具本体１０を取付枠
１３の下側に位置し、その状態で取付枠１３を下方に移
動さセ、係合突部１４を外向きに変形させながら第７図
のように連結金具１１の切抜穴１２に係合させることに
より行われる。

この場合、係合突部１４の下部がテーパ面になっている
ため切抜穴１２に対する保合が円滑に行われる。

このコンセントは、連結金具１１に従来のもののような
突起２ａがないため、その分だけ幅が狭くなっており、
取イ」枠１３の幅も狭くなっている。したがって、コン
セントを取付ける取付穴２１の幅も狭くてよくなり施工
性が向上する。すなわち、従来のコンセントは、第８図
に示すように連結金具２の突起２ａが器具本体１の側面
から突出しているため広幅になっており、それによって
コンセントの取付穴２１の幅も大きくなっている。

また、従来のコンセントは、第９図に示すように連結金
具２の突起２ａが露呈しているため、壁面２０の取付容
器２２．２３内に取付ける場合、容器の金属部分２３と
接触し絶縁不良状態を招くという恐れがあるが、この発
明のコンセントによれば、第１Ｏ図に示すように取付枠
１３の側縁部分を下方に延長しその延長部１４ｃで連結
金具１１の端部を被覆しうるため、そのような問題は生
じない。さらに、この発明のコンセントは、幅が狭くな
っているため、第１１図および第１２図に示すように、
化粧プレートとして他の器具の化粧プレート３５を使用
しうる。そのため、部品の共用化を達成しうる。第１１
図および第１２図において、１０は器具本体、１３は取
付枠、３３はそのねじ穴、３４は同じくその嵌合穴、３
１はプレート枠、３２は上記嵌合穴３４に嵌合する嵌合
突起、３５は中央部に開口が形成されている断面形状ア
ーチ状の化粧プレート、３６はその開口に嵌装される中
枠、３７は中枠３６に設けられたねじ穴である。この中
枠３６は、ねじ３８を用いて取付枠１３に固定される。

３９は器具本体１０の上部を露呈させるための開口４０
を備えた化粧カバーで、係止爪４Ｉを用い゛ζ化粧プレ
ート３５に係止される。

これに対して、従来のコンセントは、第１３図に示すよ
うに幅が広いため、化粧プレート４２の中枠４３が端部
に当たり、取付けできないのである。

なお、上記はいずれもコンセントについて説明している
が、この発明はコンセントに限定されるものではなく、
コンセント以外の配線器具にも応用しうるのである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の配線器具は、器具本体と、こ
れをそれ自身の開口部内に取付のる取付枠とを備えた配
線器具であって、取付枠の枠の開口部の相対向する壁面
にそれぞれ突部を設けるとともに、取付枠の突部に対応
する凹部を器具本体の両側面部に形成したため、全体の
幅が小さくなる。したがって、それを取付ける際の取付
穴等も小さくでき、それによって施工性の向上効果が得
られるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例に用いる器具本体の斜視図、第２図はそ
れを用いたコンセントの斜視図、第３図はこの発明の一
実施例に用いる器具本体の斜視図、第４図はそれを用い
たコンセントの斜視図、第５図は係止突部の拡大斜視図
、第６図および第７図は第４図の組立説明図、第８図お
よび第９図は従来例の取付状態説明図、第１Ｏ図は第４
図の変形例の説明図、第１１図および第１２図は第４図
のコンセントに対する化粧プレートの装着説明図、第１
３図は従来例に対する化粧プレートの装着説明図である
。 １０・・・器具本体　１０ａ・・・段部　１１・・・連
結金具　１２・・・切抜穴　１３・・・取付枠　１４・
・・係合突部 代理人　弁理士　松　本　武　彦 第１図 第６図 第７図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１〕ｌ’ｊＴ具本体と、これをそれ自身の開口部内に
   取付ける取付枠とを備えた配線器具であって、取イ１枠
   の枠の開口部の相対向する壁面にそれぞれ突部を設ける
   とともに、取付枠の突部に対応する四部を器具本体の両
   側面部に形成したことを特徴とする配線器具。 （２）器具本体が、ボディと、カバーと、この両者を係
   合する連結金具とからなり、連結金具に設けられた切抜
   穴により四部が形成される特許請求の範囲第１項記載の
   配線器具。 （３）　取イ」枠の端部が伸長して連結金具の端部を覆
   うようになっている特許請求の範囲第１項または＠２項
   記載の配線器具。