JPS6017577B2 - 枠組触媒体の製造方法 - Google Patents
枠組触媒体の製造方法Info
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- JPS6017577B2 JPS6017577B2 JP56080340A JP8034081A JPS6017577B2 JP S6017577 B2 JPS6017577 B2 JP S6017577B2 JP 56080340 A JP56080340 A JP 56080340A JP 8034081 A JP8034081 A JP 8034081A JP S6017577 B2 JPS6017577 B2 JP S6017577B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は枠組触媒体の製造方法に関する。
ハニカム型触媒や板状型触媒において、触媒製造時に基
材を1枚1枚準備し触媒を塗布する場合、従来では第1
図に示すように金属、セラミックスの板ないし網、多孔
費体などからなる基材1に塗料のように触媒2をハケ3
で塗る方法、第2図に示すようにスプレー装置4で触媒
2を基材1に吹付ける方法、第3図に示すように一対の
ローラ5で塗布する方法、および第4図に示すように容
器6に入れた鮫煤スラリー中へ基材1を浸せきし引上げ
る方法などがある。
材を1枚1枚準備し触媒を塗布する場合、従来では第1
図に示すように金属、セラミックスの板ないし網、多孔
費体などからなる基材1に塗料のように触媒2をハケ3
で塗る方法、第2図に示すようにスプレー装置4で触媒
2を基材1に吹付ける方法、第3図に示すように一対の
ローラ5で塗布する方法、および第4図に示すように容
器6に入れた鮫煤スラリー中へ基材1を浸せきし引上げ
る方法などがある。
この中で一番簡単なものは浸せきし引上げる方法である
が、この場合、乾燥中において基材1を立てておくか、
もしくは第5図に示すように吊しておかねばならない。
このようにすると、過剰の触媒スラリ−はタレ2aとな
って基材1の下部にたまる。その後、タレ2aを削り取
り、第6図に示すようにボックス枠7中に板状触媒8を
等間隔に並ぶように挿入して組立てるが、基材1の枚数
が多い場合に大量の作業になり、また垂直にして乾燥す
る場所も広い所が必要となる。さらに触媒2を塗布した
基材1を立てたり吊したりする袷具が必要で、また治具
との接触則ま触媒2を塗布できず、乾燥後、粗立てると
きも触媒2は一般に脆弱なため部分的に剥離する場合が
ありあまり好ましくない。これらのことから、第7図に
示すように最初から基材1をボックス枠7内に組立て、
容器6に入れた触媒スラリー中へ該ボックス枠7を垂直
方向に浸せきし引上げる方法が簡単に考えられる。この
場合、基材1の1放1枚に第5図に示すようなタレ2a
がたまる。ところで触媒2はその性質上、少量で効率良
く化学反応に寄与する必要があるため、ガスの通る空間
断面をできるだけ狭く、またガス乱流域での使用による
接触時間などから空間が長いパイプ状が用いられる。し
たがって細長いパイプ状の内面に触媒スラリーを浸せき
塗布すると、過剰の触媒スラリーは全てパイプ底面にタ
レ2aとなってたまり、一部が自然落下して行く。とこ
ろが、触媒スラリーは粘性が高く、したがってパイプ断
面が小さいと第8図に示すように容易にパイプ底面でタ
レ2aによる閉塞が発生する。パイプの底面が水平に切
られている場合、このタレ2aは流れて行く場所がない
ことから閉塞したまま乾擬してしまう。このような閉塞
部分に対して後から孔を開ける作業は、数が多いと製造
能率が落ちるし、作業により付近の健全な触媒塗膜を破
損することが多い。また孔閥は粉塵作業になり健康上も
良くない。本発明は上記問題点を解決し得る枠組触媒体
の製造方法を提供するもので、以下その−実施例を第9
図、第10図に基づいて説明する。
が、この場合、乾燥中において基材1を立てておくか、
もしくは第5図に示すように吊しておかねばならない。
このようにすると、過剰の触媒スラリ−はタレ2aとな
って基材1の下部にたまる。その後、タレ2aを削り取
り、第6図に示すようにボックス枠7中に板状触媒8を
等間隔に並ぶように挿入して組立てるが、基材1の枚数
が多い場合に大量の作業になり、また垂直にして乾燥す
る場所も広い所が必要となる。さらに触媒2を塗布した
基材1を立てたり吊したりする袷具が必要で、また治具
との接触則ま触媒2を塗布できず、乾燥後、粗立てると
きも触媒2は一般に脆弱なため部分的に剥離する場合が
ありあまり好ましくない。これらのことから、第7図に
示すように最初から基材1をボックス枠7内に組立て、
容器6に入れた触媒スラリー中へ該ボックス枠7を垂直
方向に浸せきし引上げる方法が簡単に考えられる。この
場合、基材1の1放1枚に第5図に示すようなタレ2a
がたまる。ところで触媒2はその性質上、少量で効率良
く化学反応に寄与する必要があるため、ガスの通る空間
断面をできるだけ狭く、またガス乱流域での使用による
接触時間などから空間が長いパイプ状が用いられる。し
たがって細長いパイプ状の内面に触媒スラリーを浸せき
塗布すると、過剰の触媒スラリーは全てパイプ底面にタ
レ2aとなってたまり、一部が自然落下して行く。とこ
ろが、触媒スラリーは粘性が高く、したがってパイプ断
面が小さいと第8図に示すように容易にパイプ底面でタ
レ2aによる閉塞が発生する。パイプの底面が水平に切
られている場合、このタレ2aは流れて行く場所がない
ことから閉塞したまま乾擬してしまう。このような閉塞
部分に対して後から孔を開ける作業は、数が多いと製造
能率が落ちるし、作業により付近の健全な触媒塗膜を破
損することが多い。また孔閥は粉塵作業になり健康上も
良くない。本発明は上記問題点を解決し得る枠組触媒体
の製造方法を提供するもので、以下その−実施例を第9
図、第10図に基づいて説明する。
すなわち本発明は、例えば第7図に示すように多数の基
村1をボックス枠7に組込んで触媒用枠組体9を形成し
、この触媒用枠組体9を触媒スラリー中に浸せきして前
記基材1に触媒2を塗布し、そしてこの触媒用枠組体9
を、第9図に示すように前記基材1と同配列のフィン1
0を有するタレ切り台11上にこれら基材1とフィン1
0とを合致して載層させる。
村1をボックス枠7に組込んで触媒用枠組体9を形成し
、この触媒用枠組体9を触媒スラリー中に浸せきして前
記基材1に触媒2を塗布し、そしてこの触媒用枠組体9
を、第9図に示すように前記基材1と同配列のフィン1
0を有するタレ切り台11上にこれら基材1とフィン1
0とを合致して載層させる。
すると基材1に塗布された触媒2の余剰分はフィン10
1こ伝わって流れ、そして該フィン10の下端にタレ2
aとして残る。したがってその後において第10図に示
すように触媒用枠組体9をタレ切り台11から分離し、
乾燥工程に移すことによってタレ2aの生じない触媒体
を得られる。第11図は別の実施例を示し、この場合に
夕し切り台11は架機12に多数配設してあり、この場
合にタレ切り用として相当広い面積を確保し得る。
1こ伝わって流れ、そして該フィン10の下端にタレ2
aとして残る。したがってその後において第10図に示
すように触媒用枠組体9をタレ切り台11から分離し、
乾燥工程に移すことによってタレ2aの生じない触媒体
を得られる。第11図は別の実施例を示し、この場合に
夕し切り台11は架機12に多数配設してあり、この場
合にタレ切り用として相当広い面積を確保し得る。
以上述べたように本発明によると、基材への触媒の塗布
は、この基材をボックス枠に組込んだのちに触媒スラリ
ー液中に浸せきさせることによって迅速且つ容易に行な
えるものでありながら、基材に生じようとする触媒スラ
リーのタレ‘まタレ切り台のフィンに移らせることがで
き、以つて触媒ェレメントは底面が平面で且つタレの生
じていないものにできる。
は、この基材をボックス枠に組込んだのちに触媒スラリ
ー液中に浸せきさせることによって迅速且つ容易に行な
えるものでありながら、基材に生じようとする触媒スラ
リーのタレ‘まタレ切り台のフィンに移らせることがで
き、以つて触媒ェレメントは底面が平面で且つタレの生
じていないものにできる。
第1図〜第4図は夫々従来の製造状態を示す斜視図、第
5図は第4図における引上げ状態での斜視図、第6図は
組込み状態での斜視図、第7図は別の製造状態を示す斜
視図、第8図は第7図における要部の正面図、第9図、
第10図は本発明の一実施例を示す作用状態での正面図
、第11図は別の実施例を示す正面図である。 1……基材、2・・・・・・触媒、2a・・・・・・タ
レ、7・・・…ボックス枠、9…・・・触媒用枠組体、
10・・・・・・フィン、11…・・・夕し切り台、1
2・・…・架機。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図
5図は第4図における引上げ状態での斜視図、第6図は
組込み状態での斜視図、第7図は別の製造状態を示す斜
視図、第8図は第7図における要部の正面図、第9図、
第10図は本発明の一実施例を示す作用状態での正面図
、第11図は別の実施例を示す正面図である。 1……基材、2・・・・・・触媒、2a・・・・・・タ
レ、7・・・…ボックス枠、9…・・・触媒用枠組体、
10・・・・・・フィン、11…・・・夕し切り台、1
2・・…・架機。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図
Claims (1)
- 1 多数の基材をボツクス枠に組込んで触媒用枠組体を
形成し、この触媒用枠組体を触媒スラリー中に浸せきし
て前記基材に触媒を塗布し、そしてこの触媒用枠組体を
、前記基材と同配列のフインを有するタレ切り台上にこ
れら基材とフインとを合致して載置し、これにより触媒
の余剰分をフインに伝わらせたのち、触媒用枠組体をタ
レ切り台から分離し、乾燥工程に移すことを特徴とする
枠組触媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56080340A JPS6017577B2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 枠組触媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56080340A JPS6017577B2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 枠組触媒体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57194049A JPS57194049A (en) | 1982-11-29 |
JPS6017577B2 true JPS6017577B2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=13715527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56080340A Expired JPS6017577B2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 枠組触媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017577B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201130U (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-17 |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP56080340A patent/JPS6017577B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201130U (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57194049A (en) | 1982-11-29 |
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