JPS60175767A - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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JPS60175767A
JPS60175767A JP3296684A JP3296684A JPS60175767A JP S60175767 A JPS60175767 A JP S60175767A JP 3296684 A JP3296684 A JP 3296684A JP 3296684 A JP3296684 A JP 3296684A JP S60175767 A JPS60175767 A JP S60175767A
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JP
Japan
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engine
starting
stall
state
brushless
Prior art date
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JP3296684A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Kitada
真一郎 北田
Toru Yoshimura
吉村 亨
Hiromichi Bito
尾藤 博通
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60175767A publication Critical patent/JPS60175767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0803Circuits or control means specially adapted for starting of engines characterised by means for initiating engine start or stop
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2200/00Parameters used for control of starting apparatus
    • F02N2200/02Parameters used for control of starting apparatus said parameters being related to the engine
    • F02N2200/022Engine speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2250/00Problems related to engine starting or engine's starting apparatus
    • F02N2250/06Engine stall and related control features, e.g. for automatic restart

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、始動時等のエンスト防止を図ったエンジンの
始動装置に関する。
(従来技術) 従来のエンジンの始動装置としては、例えば「自動車工
学全書 1o 電装品、車体装備品、エンジン部品(昭
和55年10月(株)山海堂発行)」29〜41頁に記
載されたものがある。この始動装置を第1図に基づき説
明すると、■はイグニッションスイッチを示し、エンジ
ン始動時該イグニッションスイッチ1が5TART位置
まで回動操作されると、バッテリ2がらスタータリレー
3の吸引コイル3aと保持コイル3bに電流が流れ吸引
力が発生する。この吸引力によって、図示していないシ
フトレバ−を介してスタータモータ4のピニオンギヤが
押し出され、エンジンのフライホイール外内部に形成さ
れているリングギヤに噛合する。また、上記吸引力によ
りプランジャ3Cが図中右方向に移動してスタータリレ
ー3の主接点3dを閉じ、ハソテリ2からの電流をスタ
ークモータ4(直巻モータであり、4aは直巻の界磁コ
イルを示す)に通電して、該スタータモータ4のトルク
をピニオンギヤからリングギヤに伝達し、エンジンを始
動させる。そして、運転者がエンジンの始動をエンジン
音等で確認した後、イグニッションスイッチ1から手を
離すと′、該イグニッションスイッチ1がON位置に戻
る。これにより、スタータリレー3の主接点3dが開い
てピニオンギヤがリングギヤから離脱するとともに、ス
タータモータ4への通電が遮断され該スタータモータ4
が停止する。
しかしながら、このような従来のエンジンの始動装置に
あっては、スタークモータのピニオンギヤを停止中のフ
ライホイール外周部のりングギャに噛合させてエンジン
を駆動する構成となっていたため、始動直後の空燃比の
不適正あるいは発進時のクラッチミートミス等によりエ
ンストに至る場合であってもエンジンが一旦停止した後
でなければ再始動することができず、運転性が損われる
という問題点があった。
すなわち、エンストに至る前に再始動を試みても、エン
ジン回転中は上記ピニオンギヤおよびリングギヤ同士を
噛合させることができない。
したがって、スタータモータの駆動力をエンジンに伝達
することができず、再始動は必然的にエンジン停止後に
限定される。
(発明の目的) そこで本発明は、エンジンの出力軸にブラシレスモーフ
を直結するとともに、エンジンのストール状態を検出し
、エンジンがストール状態にあるときにはエンジン回転
中に拘らずブラシレスモーフによりエンジンを自動的に
駆動することにより、始動時等のエンストを防止してエ
ンジンの運転性を向上させることを目的としている。
(発明の構成) 本発明によるエンジンの始動装置は、第2図にその全体
構成図を示すように、エンジンの始動操作を検出する始
動操作検出手段36と、エンジンが自刃持続運転のでき
ないストール状態にあることを検出するストール状態検
出手段31と、エンジンの出力軸に直結されたブラシレ
スモーフ26と、始動操作が行われたときおよびエンジ
ンがストール状態にあるとき始動信号を出力し、始動操
作が停止されたときおよびストール状態を脱したとき該
始動信号の出力を停止する始動信号発生手段35と、始
動信号が人力されるとエンジンを駆動するように前記ブ
ラシレスモーフへの通電を制御する通電制御手段38と
、を備えており、エンジンがストール状態にあるときに
はフ゛ラシレスモークによりエンジンを自動的に駆動す
るものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第3.4図は本発明の一実施例を示す図であり、本発明
を手動変速機を備えている車両に適用した例を示してい
る。まず、構成を説明すると、11はエンジンのクラン
クシャフト(出力軸)であり、このクランクシャフト1
1にはボルト12によって略円筒状の第10−タ13が
固定されている。第10−タ13の周壁部には、第10
−タ13の軸方向(クランクシャフト11の軸線と同方
向)と略平行に所定間隔を有して歯状に突出した歯状部
14が形成されており、この歯状部14には環状に形成
された第20−タ15の歯状部16が所定間隔を有して
噛合している。これら第10−タ13と第20−タ15
は、それらの歯状部14.16において連結部材として
のリング17により連結されている。そして、第10−
タ13および第20−タ15は鉄環磁気抵抗の小さい磁
性体により形成されており、リング17はステンレス等
の非磁性体により形成されている。したがって、第20
−タ15はリング17により第10−タ13と磁気的に
絶縁されるとともに、リング17および第10−タ13
とともに一体回転する。また、第10−タ13には、そ
の歯状部14の内周部に環状の四部18が形成されてお
り、この四部18内には界磁巻線19と、該界磁巻線1
9を固定するとともに第10−タ13と同じく磁性体か
らなる昇磁鉄心20と、が第10−タ13に対して所定
間隔を隔てて配設されている。界磁鉄心20は第10−
タ13の凹部18に環状に配置され、エンジンのリヤプ
レート21に図示していないボルトによって固定されて
いる。一方、界磁巻線19は界磁鉄心20上に環状に巻
回されており、通電時に第10−タ13諒第20−タ1
5の各々の歯状部14.16に互いに異なる界磁極を誘
導させる。すなわら、界磁巻線19に、例えば第1図中
紙面手前から後方に向かって所定電流が通電されると、
この電流により界磁巻線19の周囲に磁束が発生する。
この磁束は磁性体である第10−タ13から第20−タ
15および界磁鉄心20を経て周回しており、この周回
磁束により第10−タと第20−タ15の各々の歯状部
14.16には、その回転方向に沿ってN極とS極とが
交互に誘導される。第10−夕13と第20−タ15の
歯状部14.16に対向する外周部には所定の空隙をも
って電機子鉄心22が環状に配設されており、この電機
子鉄心22はりャプレー)21にボルト23によって固
定されたブラケット24に嵌合してその軸方向の位置が
設定されるとともに、図示していないボルトによって該
ブラケット24に固定されている。また、電機子鉄心2
2はその円周方向(第1および第20−タ13.15の
回転方向)の位置がブラケット24と嵌合する図示して
いないキーによって設定されている。電機子鉄心22は
磁性体である薄い鉄板を積層して形成されており、その
環状の内周部には電機子巻線25を収納するスロットが
設けられている。電機子巻線25はこのスロットにR相
、S相、T相からなるスター結線の三相巻線として巻回
されており、通電時に電機子鉄心22に所定の磁極(詳
細は後述する)を誘導する。
上記第10−タ13、第20−タ15、リング17、界
磁巻線19、界磁鉄心20、電機子鉄心22および電機
子巻線25は全体としてブラシレスモーフ(無整流子電
動機)26を構成しており、このブラシレスモーフ26
は第10−タ13、第20−ク15およびリング17が
一体として回転し界磁巻線19により第10−タ13お
よび第20−タ15の歯状部14.16に異磁極が交互
に誘導されるいわゆるブラシレス励磁方式の同期電動機
である。なお、このような電動機は、通常サイリスタモ
ータ(又はトランジスタモータ)とも称されており、い
わゆる直流電源→インバータ→同期機というように構成
されるものである。本実施例では、説明の便宜上これを
ブラシレスモーフと称する。
したがって、このブラシレスモーフ26はブラシやコミ
ュテータ等はなく第10−タ13、第20−タ15およ
びリング17から構成される回転界磁部27が極めて簡
素な構造となっている。また、このブラシレスモーフ2
6はエンジンの駆動装置(すなわち、スタータモータ)
として作用するのみならず、バッテリや車両負荷に電気
を供給する発電装置であるオルタネータ(同期発電機)
としても作用する。なお、28はクラッチであり す、このクラッチ28のクラッチカバー282は図示し
ていないボルトにより第10−タ13に固定されている
。そして、このクラッチ28を介してクランクシャフト
11の回転力がメインドライブシャフト29に伝達され
る。
第4図は、上記ブラシレスモーフ26を用いたエンジン
の始動装置の制御回路を示す図である。第4図において
、31はストール状態検出手段であり、ストール状態検
出手段31は回転数センサ32、水温センサ33および
判別回路34により構成されている。回転数センサ32
は、例えばディストリビュータに内蔵されたクランク角
センサからなり、エンジンの回転数Nを検出している。
また、水温センサ33はエンジンの冷却水の温度Twを
検出している。これら各センサ32.33からの信号は
判別回路34に入力されており、判別回路34は冷却水
温Twに応じてストール回転数Nstを設定する(例え
ば、N st= 50Or、p−ll1)トともに、現
回転数Nをこのストール回転数Nstと比較しN<Ns
tであるときにはエンジ0 ンがストール状態にあると判別してスト−Jし信号St
を出力し、−万N>Nst+αであるときには該ストー
ル信号Stの出力を停止する。なお、冷却水温Twに応
じてストール回転数Nstを変えているのは、エンジン
が暖機されるまでの間はファーストアイドル装置により
アイドル回転数が高めに維持されるからである。また、
ストール状態を脱したと判別する回転数としてNstに
αを上乗せしているのは、ストール状態の判別にヒステ
リシス特性をもたせ後述するブラシレスモータ26への
通電制御を安定して行うためである。例えば、このよう
なヒステリシス特性がない場合、上記通電制御にハンチ
ングが発生するおそれがある。
ここで、ストール(Stall )とはいわゆるエンス
トのことであり、運転中にエンジンが停止することを意
味している。このようなストールの主原因は空燃比の不
適正にあり、例えば始動直後、暖機過程でのファースト
アイドル解除直後、加速開始時、発進時あるいは高負荷
走行1 直後といった条件下で発生しやすい。したがって、エン
ジンがストール状態にあるとは、自刃持続運転ができな
い状態にあることをいい、上記のようにN<Nstなる
条件で判別される。
判別回路34の出力は始動信号発生手段35に入力され
ており、始動信号発生手段35にはさらにイグニッショ
ンスイッチ(始動操作検出手段)36を介してバッテリ
37からの正電圧Vcが供給される。イグニッションス
イッチ36はエンジンの始動操作を検出しており、5T
ART位置まで回動操作されたとき、すなわち始動操作
が行われたときバッテリ電圧Vcを始動信号発生手段3
5に供給する。なお、イグニッションスイッチ36はO
N位置にあるときには、始動信号発生手段35および後
述するレギュレータ回路に動作電源としてバッテリ電圧
Vcを富時供給する。
そして、始動信号発生手段35は始動操作が行われたと
きおよびストール信号Stが入力されたとき(エンジン
がストール状態にあるとき)、バッテリ電圧Vcを通電
制御手段3Bに供給2 (始動信号Ssを出力)し、始動操作が停止されたとき
およびストール信号Stの人力が停止されたとき(スト
ール状態を脱したとき)、該バッテリ電圧Vcの供給を
停止(始動信号Ssの出力を停止)する。この場合、始
動信号Ssの出力は所定時間(例えば、5秒)以内に制
限される。これは、ガス欠等によりエンジンが始動不能
の状態であるにも拘らずブラシレスモータ26への通電
が継続されてバッテリ上がり等の不具合が発生するのを
防止するためである。したがって、始動操作が停止され
てもエンジンがストール状態にあれば、上記所定時間を
限度として始動信号Ssが出力される。
通電制御手段38は始動信号Ssが入力されるとエンジ
ンを駆動するようにブラシレスモータ26への通電を制
御する回路であり、3個の角度センサ39.40.41
、ドライバ回路42および電流制御回路43により構成
されている。角度センサ39.40.41はブラシレス
モータ26の回転界磁部27の回転角度位置を検出して
おり、例えば近3 接センサや光電スイ・ノチ等により構成され回転界磁部
27が180°回転する毎に出力がHまたはLレベルと
なる角度信号Sp、、Spz、Sp3をそれぞれ出力す
る。これらの角度信号S pl、Spz、Sp3は電気
角で互いに120°の間隔を有しており、2個がHレベ
ルで1(IIIfJ<Lレベルである状態、または1個
がHレベルで2個がLレベルである状態の何れかとなっ
ている。角度信号5l)t 、Spz 、Splはドラ
イバ回路42に入力されており、ドライバ回路42には
さらに始動信号Ssが入力される。ドライバ回路42は
6個の出力端子0.〜06を有しており、始動信号Ss
が入力されると角度信号Sp、、Spz 、S p3に
基づいて6種類のロジック信号を発生させる。これらの
ロジック信号は回転界磁部27の回転に応じてシ個がH
で他の4個がLレベルとなる状態を120°毎に繰り返
すように変化している。そして、ドライバ回路42はこ
れらのロジック信号を後述する電流制御回路43のトラ
ンジスタを動作させるのに十分な値まで増4 幅し、出力端子01〜06からドライブ信号Sd、〜S
d6として電流制御回路43に出力する。
電流制御回路43はトランジスタQr、 、、Qr2、
Q S H、Q S 2 、Q t l 、Q L 2
およびダイオードD1〜D6により構成されており、ド
ライブ信号3d、〜Sd6が入力されると、トランジス
タQ r 1、Q r 2 、Q s + 、Q s 
z −、Q t、 、Qt2をON10 F F制御し
てブラシレスモーフ26をスタータモータとして作動さ
せるようにバッテリ37から電機子巻線25に電機子電
流を供給する。一方、ドライブ信号Sd、〜Sd6の入
力が停止されると、ダイオードD1〜D6により電機子
巻線25に誘起した逆起電力を全波整流してバッテリ3
7に供給する。
すなわち、例えば、ドライブ信号Sd、Sd4がHで他
の信号Sd2、Sdl、Sd9、Sd6がLレベルであ
るとき、トランジスタQr、 、Qt2をONとして電
機子巻線25のR相とT相に図中矢印六方向の電機子電
流を流す。
また、回転界磁部27が回転してドライブ信号S5 d2、Sd′4がHで他の信号Sd1、Sd3、Sd、
 、Sd6がLレベルであるとき、トランジスタQs 
l 、Q t2をONとしてS相とT相に矢印B方向の
電機子電流を流す。以後同様に、回転界磁部27の回転
に応じて電機子電流の通電方向を制御して電機子鉄心2
2に回転界磁部27の回転方向と同一方向に回転する回
転磁界を誘導させ、ブラシレスモーフ26をスタータモ
ータとして作動させる。
一方、ドライブ信号S d l−3d 6の入力が停止
されたときには、上記通電制御を停止してブラシレスモ
ーフ26をオルタネータとして作動させる。
前記始動信号Ssはレギュレータ回路44に入力されて
おり、レギュレータ回路44はオルタネータの出力電圧
を一定に保つ一般的なレギュレータ回路として周知の回
路である。そして、レギュレータ回路44は始動信号S
sの人力、非入力に応じてブラシレスモーフ26の界磁
巻線19への通電を制御している。すなわち、レギュレ
6 一タ回路44は始動信号SSが入力されると、スタータ
モータとして作動するブラシレスモーフ26の界磁電流
を制御してその回転駆動力を一定に保つ。また、始動信
号Ssの非入力時には、オルタネータとして作動するブ
ラシレスモーフ26の界磁電流を制御してその出力電圧
を一定に保つ。
次に作用を説明する。
一般に、エンジンがストール状態にあるとき外部から直
ちにエンジンを駆動すればエンストを避けることができ
る。従来は、このような瞬時の駆動力付与ができず、エ
ンストを容認していた。
そこで本実施例では、通常は発電機として回転させなが
らも外部から電機子電流を通電することにより直ちに電
動機として作動させることができるという同期電動機の
特性に着目して、特に耐久性にすぐれているブラシレス
励磁方式の同期電動機をエンストの出力軸に直結すると
ともに、バッテリからの直流電源による駆動が7 可能である、いわゆるサイリスタモータとして該同期電
動機を使用することにより、エンジン回転中に拘らず上
記駆動力付与を瞬時に行いエンスト防止を図っている。
以下、このような駆動力付与を車両の操作状況に対応さ
せつつ説明する。
■ 初期始動時(ストール状態なし) イグニッションスイッチ36を5TART位置まで回動
操作すると、レギュレータ回路44が界磁巻Ij119
への通電制御を開始してその周囲に磁束を発生させ、第
1、第20−タ13.15の歯状部14.16(すなわ
ち、回転界磁部27の内壁部)に交互にN極とS極を誘
導させる。
一方、このとき始動信号手段35が始動信号SSを出力
し、通電制御手段38が電機子巻線25に所定方向の電
機子電流を通電する。この電機子電流は電機子鉄心22
に所定の磁極を誘導させて、回転界磁部27の周壁部に
交互に誘導させている磁極との間に電磁力を発生させる
したがって、この電磁力により回転界磁部278 が回転を開始するとともに、クランクシャフト11が回
転を開始する。回転昇磁部27が回転すると、角度信号
Sp+〜Sp3が該回転界磁部27の半回転毎にHある
いはLレベルに順次反転する。これにより、通電制御回
路43が電機子巻線25への通電方向を順次切り換える
ことから、回転界磁部27に継続して回転力が付与され
る。したがって、ブラシレスモーフ26によりエンジン
が駆動される。そして、運転者がエンジンの始動をエン
ジン音等で確認した後、イグニッションスイッチ36を
ON位置に戻すと始動信号Ssの出力が停止される。
このため、ブラシレスモーフ26はオルタネータとして
作動し、その出力電圧はレギュレータ回路44により所
定電圧に保たれる。
■ 初期始動時(ストール状態あり) 前記■でイグニッションスィッチ36ヲON位置に戻し
た直後エンジンがストール状態に至ると、始動信号発生
手段35が始動信号Ssを出力する。これにより、通電
制御手段38が9 回転中のブラシレスモーフ26を直ちにスタータモータ
として作動させ、エンジンに駆動力を付与する。したが
って、エンジンの回転数が引き上げられエンストを防止
することができる。このように、エンジン回転中である
にも拘らず瞬時にエンジンを駆動することができるため
、エンジンの運転性を格段と向上させることができる。
また、始動操作後はN<Nstなる条件が満足される限
り始動信号Ssが出力されるため、イグニッションスイ
ッチ36を5TART位置まで1度回動操作するのみで
始動の確認を自ら行うことなく該イグニッションスイッ
チ36から手を離してもよいという極めて簡単な初期操
作のみでエンジを自動的に始動させることができる。
■ 発進時 例えば、クラッチのミートミスによりエンジンがストー
ル状態に至ると、前記■と同様に始動信号Ssが出力さ
れる。したがって、0 ブラシレスモーフ26が瞬時にエンジンを駆動してエン
ストを防止する。この場合、ブラシレスモーフ26は車
両を発進させるのに十分なトルクを有しており、クラッ
チを離脱させることなく車両をスムーズに発進させるこ
とが可能である。
■ 走行時 車両走行中、例えば一時的な高負荷運転によりエンジン
がストール状態に至った場合であっても、前記■と同様
の作用によりエンストを防止することができる。
なお、上記■〜■において始動信号Ssの出力時間は5
秒以内に制限される。したがって、ブラシレスモーフあ
の焼損や無駄な電力の消費あるいはバッテリ上がり等を
防止することができる。
以上の他に、本実施例ではブラシレスモーフ26をスタ
ータモータとして使用しているため、従来のスタータモ
ータに比してその構造が簡単で耐久性が向上し長寿命で
あるという1 利点がある。また、ブラシレスモーフ26がクランクシ
ャフト11に直結されギヤ等が不要であるため、始動時
の騒音を低くすることができる。
なお、本発明は手動変速機を備えている車両に限らず、
例えば自動変速機を備えている車両にも勿論適用するこ
とができる。
(効果) 本発明によれば、エンジンがストール状態にあるとき回
転中に拘らずブラシレスモーフによりエンジンを駆動す
ることができ、始動時等のエンストを防止してエンジン
の運転性を向上させることができる。
また、上記実施例にあっては、スタータモータの構造を
簡単なものとして耐久性を向上させ長寿命とすることが
できるとともに、始動時の騒音を低くすることができる
。さらに、ブラシレスモーフへの通電時間を制限してい
るため、該ブラシレスモーフの焼損やバッテリ上がりを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジンの始動装置を示す概略構成図、
第2図は本発明の全体構成図、第3.4図は本発明の一
実施例を示す図であり、第3図はそのブラシレスモーフ
を車両に装着した状態を示す側面断面図、第4図はその
制御回路を示す図である。 11−−−−一出力軸、 26−−−−−−ブラシレスモーフ、 31−−−〜−−ストール状態検出手段、35−−−−
−一始動信号発生手段、 36−−−−−−始動操作検出手段、 3B −−−−−−通電制御手段。 3 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの始動操作を検出する始動操作検出手段
    と、エンジンが自刃持続運転のできないストール状態に
    あることを検出するストール状態検出手段と、エンジン
    の出力軸に直結されたブラシレスモータと、始動操作が
    行われたときおよびエンジンがストール状態にあるとき
    始動信号を出力し、始動操作が停止されたときおよびス
    トール状態を脱したとき該始動信号の出力を停止する始
    動信号発生手段と、始動信号が入力されるとエンジンを
    駆動するように前記ブラシレスモータへの通電を制御す
    る通電制御手段と、を備えたことを特徴とするエンジン
    の始動装置。 12)前記ストール状態検出手段がエンジンの回転数を
    検出するとともに、該回転数を所定基準値と比較してエ
    ンジンのストール状態を検出することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のエンジンの始動装置。
JP3296684A 1984-02-22 1984-02-22 エンジンの始動装置 Pending JPS60175767A (ja)

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JP3296684A JPS60175767A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 エンジンの始動装置

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JP3296684A JPS60175767A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 エンジンの始動装置

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JPS60175767A true JPS60175767A (ja) 1985-09-09

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JP3296684A Pending JPS60175767A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 エンジンの始動装置

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JP (1) JPS60175767A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2840961A1 (fr) * 2002-06-18 2003-12-19 Dana Corp Procede et dispositif pour empecher un etat de calage dans un systeme de moteur a combustion interne equipe d'un ensemble a demarreur-alternateur

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FR2840961A1 (fr) * 2002-06-18 2003-12-19 Dana Corp Procede et dispositif pour empecher un etat de calage dans un systeme de moteur a combustion interne equipe d'un ensemble a demarreur-alternateur

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