JPS6017550B2 - 畳の平刺し機 - Google Patents

畳の平刺し機

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JPS6017550B2
JPS6017550B2 JP18430281A JP18430281A JPS6017550B2 JP S6017550 B2 JPS6017550 B2 JP S6017550B2 JP 18430281 A JP18430281 A JP 18430281A JP 18430281 A JP18430281 A JP 18430281A JP S6017550 B2 JPS6017550 B2 JP S6017550B2
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JP
Japan
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tatami
tatami floor
sewing machine
rack
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP18430281A
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English (en)
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JPS5886188A (ja
Inventor
修 田村
新 頃安
康明 松井
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Kyokuto Sanki Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、畳の平刺し機に関する。
畳を敷く部屋は、畳数が同一であっても部屋の実寸法が
同一であるとは限らないので、部屋ごとに実寸法を測定
し、その測定結果に合わせて畳を製造している。
その場合、仕上げ寸法よりも若干大きい畳床を用意し、
その左右の側縁のうち畳を敷く際に隣の畳に接する側の
側縁すなわち上前を直線状に切断し、反対の敷居に接す
る側の側縁すなわち下前を敷居の形状と近似的に一致す
るように中央で内方もしくは外方へ屈曲する「く」の字
形に切断している。そして、上記の下前を所望の形状に
切断する作業いわゆるくせ取りは、畳床に畳表を取付け
たのちに畳表の側緑に縁布および縁下をそれぞれ裏表に
重ねて縫着する平刺しの際に、下前の平刺しと同時に行
なわれている。このような平刺し機として、第5図に示
すように、あらかじめ上前および両端のかまちが所定の
寸法形状に仕上げられた畳床1に所望の形状にくせ取り
された畳表2を取付け、畳台3の上面に上記畳床1を固
定し、畳台3の側方に設けられている直線状のレール(
図示されていない)に沿ってミシン台(図示されていな
い)を直進させると共に、上記ミシン台に幅方向摺動自
在に設けられているミシンを摺敷させることにより、該
ミシンに設けられている畳床切断カッタ4を上記畳表2
のくせ取りされた切断端2aに沿って移動させ、該畳床
切断カッタ4によって畳床1の下前を切断し、同時に上
記切断端2aの若干内方に重ねられている縁布5および
縁下6をミシン針7で縫着するようにしたものが知られ
ている(案公昭51−28807号公報参照)。しかし
ながら、上記従来の平刺し機は、畳台3に畳床1を固定
し、ミシン台を畳床1の長さ方向に往復させるものであ
り、しかもミシン台が畳台3の片側のみに設けられてい
るので、上前の平刺し、下前の〈せ取りおよび平刺しを
同時に行なうことができず、1枚の畳の平刺しを行なう
ためには、ミシン台を2往復させる必要があり、しかも
上前または下前の平刺しごとにミシン台を後退させて畳
床1を着脱する必要があり、そのため多数枚の畳を連続
的に加工することができず、生産性が低かった。
そこで、位置を固定した上前用ミシンと幅方向摺動自在
の下前用ミシンとを幅方向に対向して設け、これらの間
を通るように畳床を直進させて上前の平刺し、下前のく
せ取りおよび平刺しを同時に行なうことが試みられたが
、畳床1は、切断面が鉛直面に対して若干煩斜するよう
に切断されるので、高さが一定の摺動台の上面に畳床1
を載層して直進させた場合には、厚みの異なる畳床1、
例えば厚みがh側だけ小さい畳床を仕掛けてその上面が
2点鎖線IAまで下がったとき、下前用ミシンを距離d
肋だけ幅方向外方に移動させて畳床1の上面の幅を仕掛
けて変更前に一致させる必要があり、下前門ミシンの位
置制御が面倒になるという不都合があった。特に、上前
をあらかじめ直線状に切断することを廃止し、平刺し機
の上前用ミシンに畳床切断カッタを設けて平刺し機で上
前の切断、平刺し、および下前の切断、平刺しを同時に
行なうようにした場合には、上記下前用ミシンの位置制
御が一層面倒になる。この発明は、上前用ミシンと下前
用ミシンとの間に畳床を直進させる際に、畳床の厚みの
大小に関係なく該畳床の上面高さを一定に保持して畳を
案内することにより、上前の平刺し、下前の〈せ取りお
よび平刺しを同時に行なうと共に、厚みの異なる畳床が
仕掛けられた場合にも下前用ミシンの基準位置を変更す
る必要がなく、下前用ミシンを畳床の厚みの大小に関係
なく全く同様に位置制御できるようにしたものである。
すなわち、この発明は、水平方向に移送される畳床の両
側緑を除く部分の上面に接するようにその移送方向に沿
って所定の高さに配穀された上面ガイドと、畳床のほぼ
中央部上面に着脱自在に取付けられる上記移送方向に長
いラックと、上記の畳床を下方から押し上げて上記上面
ガィド‘こ圧接させる多数本のコンベヤローラと、上記
移送方向に長交する幅方向の片側に固定された上前用ミ
シンと、〈せ取り用の畳床切断カツタを備え上記の上前
用ミシンに対向して設けられた幅方向摺動自在の下前用
ミシンと、上記コンベヤローラによって畳床を上記上面
ガイドに圧接したときに上記畳床に固定されているラッ
クにかみ合うように所定の高さに設けられて上記の上前
用ミシンおよび下前用ミシンと同期して間欠回転される
ピニオンとからなる畳の平刺し機である。以下にこの発
明の実施例を第1図〜第4図によって説明する。
第1図において、畳床1の長さの2倍よりも若干長い範
囲に多数本のコンベヤローラ11が配設されている。
これらのコンベヤローラ11は、その長さが畳床1の幅
よりも若干短く設定されて、畳床1を載暦した際に畳床
1の両側部がコンベヤローラ11の端部から突出するよ
うになっている。また、上記のコンベヤローラ11は、
第2図に示すように、その轍部11aが位置を固定した
アーム軸12に揺動自在に取付けられたアーム13の先
端に回転自在に支持されており、かつ上記のアーム13
がスプリング(図示されていない)によって上向き(矢
印Q方向)に付勢されたものである。上記1列のコンベ
ヤローラ11の上方には、フレーム14(第2図参照)
に固定したブラケット15によって幅方向の4本のレバ
ー軸16が等しい間隔で配設され、このレバー軸16に
L字レバー17の屈曲部が回動自在に競合される。
上記のL字レバー17は、上向きの垂直ア−ム17aと
後向き(矢印Pの反対向き)の水平アーム17bとから
なり、4個のL字レバー17の垂直アーム17aの上端
が長さ方向の連結ロッド18によって互いに連結され、
この連結ロッド18の一端に流体シリンダ19のピスト
ンロッド20が接続され、該ピストンロッド20の前後
摺動によってL字レバー17の水平アーム17bが上下
に揺動されるようになっている。そして、水平アーム1
7bの先端には、畳床1の長さの2倍よりも若干長いラ
ックガイド21がその長さ方向の4箇所に上向きに固定
した突片22および連結ピン23によって水平に吊下さ
れる。上記のラックガイド21は、第2図および第3図
に示すように、若干の間隔をもって対向する左右2枚の
ガイドフレーム21a,21aと、これらのガイドフレ
ーム21a,21aのそれぞれの内側面に上下平行に固
定された合計4本のレール21bとによって形成されて
いる。なお、2枚のガイドフレーム21a,21aは、
上縁の複数箇所で互いに連結されて一体化されている。
上記のラックガイド21の長さ方向の中央上部に(第1
図参照)、藤方向のピニオン軸24が回転自在に取付け
られ、このピニオン軸24の一端に固定されたピニオン
25に、ラックガイド21の左右のガイドフレーム21
a,21aの闇に位置するラック26がかみ合う。
このラック26は、長さが畳床1よりも若干長く設定さ
れ、その左右両側に突設された多数個のローラ軸27に
それぞれローラ28を回転自在に取付けたものであり、
このローラ28が上記ラックガイド21の上下のレール
21b,21b間に挿入される。なお、上記のローラ2
8は、若干の高さの差をもって上下2列に配設され、上
段のoーラ28が上段のレール21bの下面に、また下
段のローラ28が下段のレール21bの上面にそれぞれ
接して転動される。そして、上記のラック26の下面に
3本の脚29を介して断面長方形のパイプからなり上記
のラック26とほぼ同じ長さを有する上面押さえバ一3
0が固定され、この上面押さえバー30の後端にブラケ
ツト31を介して畳床1のかまちと係合するかまち押し
棒31aの中央部が前後摺動自在に取付けられ任意の位
置に固定できるようになっている。上記のコンベヤロー
ラ11、ラックガイド21、ラック26、上面押さえバ
ー30等からなる畳床移送装置の片側に、ミシン針32
aを備えた上前用ミシン32が固定され、その反対側に
ミシン針33aおよび畳床切断カツタ33bを備えた下
前用ミシン33が摺動台34に沿って幅方向(矢印R方
向)に摺動自在に設けられる。
そして、上言己の下前用ミシン33は、所望の下前形状
に切断された畳表2の切断端を光軍式、機械式等のフィ
ーラ(図示されていない)によって検出し、上記切断端
に畳床切断カツタ33bの刃先がほぼ一致するように制
御される。なお、上記のラックガイド21の後部側方に
は、第1図に示すように、フレーム(図示されていない
)に固定の直線定規35がラックガイド21と平行に設
けられ、この直線定規35の下面に、後部のコンベヤロ
ーラ11上に敷薄された畳床1の上面が軽く接するよう
になっている。
上記の構造において、流体シリンダ19のピストンロッ
ド20が引込められてラックガイド21が上方に位置し
、かっこのラックガイド21の後部にラック26が位置
するとき、後部のコンベヤローラ11上に2点鎖線で示
す畳床1が供給される。この状態で、直線定規35に畳
床1の側縁を合わせて位置決めを行なったのち、流体シ
リンダ19のピストンロッド20を押すと、ラックガイ
ド21が下降し、その下方の上面押さえバー30により
畳床1およびコンベヤローラ11がアーム13の付勢用
スプリングの弾力に抗して押し下げられ、しかるのち上
面押さえバー30後端のかまち押し綾31aが前方へ若
干進められ、畳床1の後部かまちに接する位置でブラケ
ット31に固定される。次いで、ピニオン25が上前用
ミシン32および下前門ミシン33のミシン針32aお
よび33aと同期して間欠的に駆動され、ピニオン5と
かみ合うラック26が矢印P方向に一定ピッチずつ進め
られ、上記のラック26と一体の上面押さえバー30と
コンベヤローラ11との間に挟まれている畳床1が矢印
P方向に直線状に送られる。
このとき、畳床1に取付けられている畳表2の下前の形
状に応じて下前用ミシン33が軸方向に変位するので、
畳床1の下前が畳床切断カッタ33bによって所望の形
状にくせ取りされ、同時に畳床1の供給側(第1図の右
側)の左右上方に設けられている巻枠から緑布5および
緑下6がそれぞれ引き出されて上前および下前に沿って
総着される。また、畳床1の上面の高さがラックガイド
21等によって一定に保持されるので、厚みの異なる畳
床1が供給された場合にも、第4図に示すように、畳床
1の下面の高さが2点鎖線IBの位置に変化するに過ぎ
ず、そのため畳床切断カッタ33bの基準位置を変える
必要がない。そして、上記の平刺しが終了すると、ピニ
オン25の回転が停止され、流体シリンダ19のピスト
ンロッド20が引込められ、ラックガイド21が上部位
置に戻されて上面押さえバー30が畳床1から分離され
、しかるのちピニオン25が逆転されてラック26が上
面押さえバー30と共に最初の位置に戻される。上記の
実施例は、ラックガイド21、ラック26および上面押
さえバ一30等によって畳床1の高さ規正および直線送
りの双方を行なうものであるが、ラックガイド21の左
右両側に短いコンベヤo−ラを配設してこの短いコンベ
ヤローラの下面に畳床1を下方のコンベヤローラ11に
よって庄接し、ラックガイド21等には直線送りのみを
行なわせるようにしてもよい。
また、上記の実施例において、コンベヤローラ11の表
面を粗面に形成して畳床1のスリップを防止することが
できる。また、上記のコンベヤローラ11は、スプリン
グに代えて流体シリンダによって、またはこれらを併用
して上向きに付勢してもよい。また、1本の長いコンベ
ヤローラ11の代りに短い2本のコンベヤローラを若干
の間隔をもって並列してもよい。また、前後に並ぶ任意
の2本のコンベヤローラ11のアーム13を前後方向の
リンクで連結して平行リンク機構を形成し、付勢用のス
プリングまたは流体シリンダの個数を節約することがで
きる。また、ラックガイド21昇降用の流体シリンダ1
9の代りに電磁石を使用したり、L字レバー17の代り
に長さ方向に情勤自在のカムを使用したりすることによ
ってラックガイド21を昇降させてもよい。また、ラッ
ク26には、ローラ28の代りに摺動片を固定し、該摺
動片が上下のレール21b,21b間に隊合されるよう
にしてもよい。また、上面押さえバー30後端のかまち
押し棒31は、電磁石、モータ、空気シリンダ等によっ
て前後に摺動させてもよい。また、上前用ミシン‐32
にも畳床切断カツタを取付けて上前の仕上げ切断を同時
に行なうことができる。更に、畳床1にあらかじめ〈せ
取りされた畳表2を取付けてその切断端を検出する代り
に、所望のくせ取り形状に形成した型板を上面押さえバ
ー30の上面または脚29に敬付けて談型板の側緑を検
出してもよく、また上記の型板やその検出用フィーラを
使用する代りに下前用ミシン33の摺動機横にコンピュ
ータを連結し、このコンピュータに〈せ取り形状を記憶
させて下前用ミシン33の幅方向摺動を制御することが
できる。以上に説明したようにこの発明は、上前用ミシ
ンと下前用ミシンとの間を畳床が直進し、しかもその際
に畳床の上面高さを一定に保持するようにしたものであ
るから、上前の平刺し、下前のくせ取りおよび平刺しを
同時に行なうことができると共に、畳床の厚みが変更さ
れた場合に下前用ミシンの基準位置を変更する必要がな
く、上記下前用ミシンの位置制御を容易に行なうことが
でき、かつ畳床を下方からコンベヤローラで押し上げ、
畳床の上面に固定されたラッ外こ間欠回転のピニオンを
かみ合せて畳床を移送するので、畳床の移送が円滑に行
なわれ、畳床の送りを上前用ミシンおよび下前用ミシン
の動作に正確に同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の斜視図、第2図はラックガ
イドの一部の側面図、第3図は第2図のm−m線断面図
、第4図は下前用ミシン敬付部の横断面図、第5図は従
釆の平刺し機の菱部の横断面図である。 1:畳床、11:コンベヤローラ、21:ラックガイド
(上面ガイド)、25:ピニオン、26:ラック、30
:上面押さえバー、32:上前用ミシン、32a,33
a:ミシン針、33:下前用ミシン、33b:畳床切断
カツタ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平方向に移送される畳床の両側縁を除く部分の上
    面に接するようにその移送方向に沿つて所定の高さに配
    設された上面ガイドと、畳床のほぼ中央部上面に着脱自
    在に取付けられる上記移送方向に長いラツクと、上記の
    畳床を下方から押し上げて上記上面ガイドに圧接させる
    多数本のコンベヤローラと、上記移送方向に直交する軸
    方向の片側に固定された上前用ミシンと、くせ取り用の
    畳床切断カツタを備え上記の上前用ミシンに対向して設
    けられた幅方向摺動自在の下前用ミシンと、上記コンベ
    ヤローラによつて畳床を上記上面ガイドに圧接したとき
    に上記畳床に固定されているラツクにかみ合うように所
    定の高さに設けられて上記の上前用ミシンおよび下前用
    ミシンと同期して間欠回転されるピニオンとからなる畳
    の平刺し機。 2 上面ガイドが直線状のレールであり、このレールの
    下面に畳床の上面が該畳床に固定されているラツクおよ
    び該ラツクに取付けられている複数個のローラを介して
    接する特許請求の範囲第1項記載の畳の平刺し機。 3 上面ガイドが畳床の上面に直接に接する多数本の案
    内ローラである特許請求の範囲第1項記載の平刺し機。
JP18430281A 1981-11-16 1981-11-16 畳の平刺し機 Expired JPS6017550B2 (ja)

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JPS5886188A JPS5886188A (ja) 1983-05-23
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JP2504930Y2 (ja) * 1989-12-19 1996-07-24 三菱自動車工業株式会社 トラックの荷箱装架構造
JP4643378B2 (ja) * 2005-07-07 2011-03-02 東海機器工業株式会社 平刺し用縫着装置

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