JPS6017436B2 - 再湿接着剤 - Google Patents
再湿接着剤Info
- Publication number
- JPS6017436B2 JPS6017436B2 JP13390680A JP13390680A JPS6017436B2 JP S6017436 B2 JPS6017436 B2 JP S6017436B2 JP 13390680 A JP13390680 A JP 13390680A JP 13390680 A JP13390680 A JP 13390680A JP S6017436 B2 JPS6017436 B2 JP S6017436B2
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- JP
- Japan
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- emulsion
- aqueous
- vinyl acetate
- esters
- protective colloid
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は再湿接着剤に関する。
さらに詳しくは、再湿初期接着性がよく、かつ強力な接
着力を有し、ベタッキがなくカールしない接着シートを
つくることのできる再湿接着剤に関する。ガムテーブ、
切手、ラベル、シールなど広汎な用途に使用されている
再温暖着剤には、これまでにかわ、アラビアゴム、デキ
ストリンなどが使用されてきたが、これらの接着剤は天
然品やその加工品なので、変質しやすく、品質や価格の
変動が大きく、しかも接着力があまり強くない。
着力を有し、ベタッキがなくカールしない接着シートを
つくることのできる再湿接着剤に関する。ガムテーブ、
切手、ラベル、シールなど広汎な用途に使用されている
再温暖着剤には、これまでにかわ、アラビアゴム、デキ
ストリンなどが使用されてきたが、これらの接着剤は天
然品やその加工品なので、変質しやすく、品質や価格の
変動が大きく、しかも接着力があまり強くない。
一方、ガムテープ、ラベルなどの使用は手貼り作業から
次第に機械化、自動化され、均一な接着力が要求される
ようになり、次第にポリビニルァルコール系の接着剤が
使われるようになってきた。
次第に機械化、自動化され、均一な接着力が要求される
ようになり、次第にポリビニルァルコール系の接着剤が
使われるようになってきた。
しかしながら、ポリビニルアルコール系の接着剤では充
分な再湿初期接着性が期待できず、そのうえポリピニル
アルコール系の接着剤はべタツキがあったり、カールし
やすかったりする欠点がある。
分な再湿初期接着性が期待できず、そのうえポリピニル
アルコール系の接着剤はべタツキがあったり、カールし
やすかったりする欠点がある。
このような点を解決しようとして、ポリピニルアルコー
ルを保護コロイドとして乳化重合した水性ェマルジョン
に、ポリピニルアルコールを添加して再温暖着剤を製造
する試みもなされたが、再緑性を付与するためには水性
ェマルジョンの固形分に対して10〜3の重量%という
多量のポリビニルァルコールの添加を必要とし、再湿初
期接着性の向上も、またべタツキやカール性の防止効果
も奏することができなかった。
ルを保護コロイドとして乳化重合した水性ェマルジョン
に、ポリピニルアルコールを添加して再温暖着剤を製造
する試みもなされたが、再緑性を付与するためには水性
ェマルジョンの固形分に対して10〜3の重量%という
多量のポリビニルァルコールの添加を必要とし、再湿初
期接着性の向上も、またべタツキやカール性の防止効果
も奏することができなかった。
本発明者らは、かかる問題を解決しようと研究を重ねた
結果、特定の保護コロイドを用いて酢酸ビニルを乳化重
合した水性ェマルジョンまたは同じ保護コロイドを用い
て酢酸ビニルと特定の拳量体を共重合した水性ェマルジ
ョンにポリビニルアルコールを配合することにより、従
来の欠点を解決した再編接着剤がえられることを見出し
、本発明を完成した。
結果、特定の保護コロイドを用いて酢酸ビニルを乳化重
合した水性ェマルジョンまたは同じ保護コロイドを用い
て酢酸ビニルと特定の拳量体を共重合した水性ェマルジ
ョンにポリビニルアルコールを配合することにより、従
来の欠点を解決した再編接着剤がえられることを見出し
、本発明を完成した。
すなわち本発明は、
重合体水性ェマルジョンとポリビニルアルコールとから
なり、凶 重合体水性ェマルジョンが次の{ィ}および
/または{o)から選んだ保護コロイドを用いて乳化重
合した‘a}および/または【b}のエマルジョンであ
り、tィー 不飽和カルボン酸の重合体。
なり、凶 重合体水性ェマルジョンが次の{ィ}および
/または{o)から選んだ保護コロイドを用いて乳化重
合した‘a}および/または【b}のエマルジョンであ
り、tィー 不飽和カルボン酸の重合体。
{o} 酢酸ビニル、ブロピオン酸ビニル、Q位で分岐
した飽和カルボン酸ののビニルェステル、アクリル酸ェ
ステル、メタクリル酸ェステル、マレィン酸ェステル、
およびエチレンから選ばれた少なくとも1種と不飽和カ
ルボン酸との水溶性共重合体。
した飽和カルボン酸ののビニルェステル、アクリル酸ェ
ステル、メタクリル酸ェステル、マレィン酸ェステル、
およびエチレンから選ばれた少なくとも1種と不飽和カ
ルボン酸との水溶性共重合体。
‘a} 酢酸ビニル乳化重合水性ェマルジョン。
‘b} プロピオン酸ビニル、Q位で分岐した飽和カル
ボン酸のビニルェステル、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレィン酸ェステル、エチレン、およ
び乳化重合体を水溶性にしない量の不飽和カルポン酸か
ら選ばれた少なくとも1種と、酢酸ビニルとの乳化重合
水性ヱマルジョン。佃 ポリビニルアルコールがケン化
度70〜95モル%のポリビニルアルコールである、再
温暖着剤である。
ボン酸のビニルェステル、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレィン酸ェステル、エチレン、およ
び乳化重合体を水溶性にしない量の不飽和カルポン酸か
ら選ばれた少なくとも1種と、酢酸ビニルとの乳化重合
水性ヱマルジョン。佃 ポリビニルアルコールがケン化
度70〜95モル%のポリビニルアルコールである、再
温暖着剤である。
本発明は、前記のごとく特定の保護コロイドを用いて乳
化重合した特定の重合体水性ェマルジョン(以下水性ェ
マルジョンと呼ぶ)Wとポリビニルアルコール脚とを併
用する点に特徴がある。
化重合した特定の重合体水性ェマルジョン(以下水性ェ
マルジョンと呼ぶ)Wとポリビニルアルコール脚とを併
用する点に特徴がある。
このように両者を併用することによってはじめて、従来
使用されていた再湿接着剤とは比較にならないほどすぐ
れた再湿初期接着性を発輝することができ、さらに従来
解決できなかったすぐれた耐ブロッキング性と対カール
性を奏することができたのである。この本発明特有の効
果は■,‘B}両成分を併用することによってのみもた
らされるものであり、どちらか一方を欠いてもまったく
本発明の目的を達成することができないものである。
使用されていた再湿接着剤とは比較にならないほどすぐ
れた再湿初期接着性を発輝することができ、さらに従来
解決できなかったすぐれた耐ブロッキング性と対カール
性を奏することができたのである。この本発明特有の効
果は■,‘B}両成分を併用することによってのみもた
らされるものであり、どちらか一方を欠いてもまったく
本発明の目的を達成することができないものである。
本発明で用いる保護コロイドは、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、ィタコン酸、マレィン酸などの不飽
和カルボン酸などから選ばれた1種または2種以上を重
合してえた不飽和カルボン酸の水溶性重合体、または酢
酸ビニル、プロピオソ酸ビニル、バーサチック酸ビニル
(Q位で分岐した飽和カルボン酸のピニルェステル、シ
ェル化学社製の商品名)、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレィン酸ェステルおよびエチレンか
ら選ばれた1種または2種以上と前記不飽和カルボン酸
とを共重合してえた水綾性共重合体である。
ル酸、クロトン酸、ィタコン酸、マレィン酸などの不飽
和カルボン酸などから選ばれた1種または2種以上を重
合してえた不飽和カルボン酸の水溶性重合体、または酢
酸ビニル、プロピオソ酸ビニル、バーサチック酸ビニル
(Q位で分岐した飽和カルボン酸のピニルェステル、シ
ェル化学社製の商品名)、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレィン酸ェステルおよびエチレンか
ら選ばれた1種または2種以上と前記不飽和カルボン酸
とを共重合してえた水綾性共重合体である。
この共重合体をうるぱあし、の不飽和カルボン酸の使用
量は、共重合体を水落化させるだけの量が必要であり、
その量は共重合する単量体の種類や量によって異なるが
、全単量体中少なくとも3重量%以上が必要である。
量は、共重合体を水落化させるだけの量が必要であり、
その量は共重合する単量体の種類や量によって異なるが
、全単量体中少なくとも3重量%以上が必要である。
本発明で使用する保護コロイドは、前記単量体を水溶液
中で重合してもよく、また溶剤溶液中で重合してもよい
。
中で重合してもよく、また溶剤溶液中で重合してもよい
。
水溶液重合のとき、必要に応じてポリビニルアルコール
、デンプン、デキストリン、ポリアクリルァマィドなど
の水溶性樹脂や界面活性剤を性能を損なわない程度に少
量併用してもよい。
、デンプン、デキストリン、ポリアクリルァマィドなど
の水溶性樹脂や界面活性剤を性能を損なわない程度に少
量併用してもよい。
つぎに本発明で使用する水性ェマルジョン風を製造する
には、叙上の方法でえた特定の保護コロイドを用いて酢
酸ビニルを乳化重合するか、またはブロピオン酸ビニル
、バーサチック酸ビニル、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレイン酸ェステル、エチレンおよび
乳化重合体を水溶性にしない量の不飽和カルボン酸から
選ばれた1種または2種以上と酢酸ビニルとを前記特定
の保護コロイドを用いて乳化共重合すればよい。
には、叙上の方法でえた特定の保護コロイドを用いて酢
酸ビニルを乳化重合するか、またはブロピオン酸ビニル
、バーサチック酸ビニル、アクリル酸ェステル、メタク
リル酸ェステル、マレイン酸ェステル、エチレンおよび
乳化重合体を水溶性にしない量の不飽和カルボン酸から
選ばれた1種または2種以上と酢酸ビニルとを前記特定
の保護コロイドを用いて乳化共重合すればよい。
乳化重合法としては、常圧、高圧、沸点、低温重合など
の通常の重合法が採用できる。水性ェマルジョン■を製
造するために不飽和カルボン酸を使用する‘よあし、は
、乳化重合体を水溶性にしない量でなければならないの
で、全単量体に対して2重量%以下に抑えなければなら
ない。
の通常の重合法が採用できる。水性ェマルジョン■を製
造するために不飽和カルボン酸を使用する‘よあし、は
、乳化重合体を水溶性にしない量でなければならないの
で、全単量体に対して2重量%以下に抑えなければなら
ない。
本発明で用いるポリピニルアルコール佃は、前記水性ェ
マルジョン■に混合して再湿性を付与するものであるが
、そのためには完全ケン化物以外のものでなければなら
ない。したがってそのケン化度は70〜95モル%、好
ましくは80〜90モル%がよい。平均重合度について
はとくに制限がなく300〜2000好ましくは500
〜170Mミ適当である。ポリビニルアルコール‘B〕
の使用量は適宜の量でよいが、前記水性ェマルジョン■
の固形分に対し1〜10重量%、好ましくは3〜6重量
%が用いられる。前記のごとく従来の使用量が10〜3
の重量%であることからみると、この量はきわめて少量
であり、本発明の特徴の1つでもある。
マルジョン■に混合して再湿性を付与するものであるが
、そのためには完全ケン化物以外のものでなければなら
ない。したがってそのケン化度は70〜95モル%、好
ましくは80〜90モル%がよい。平均重合度について
はとくに制限がなく300〜2000好ましくは500
〜170Mミ適当である。ポリビニルアルコール‘B〕
の使用量は適宜の量でよいが、前記水性ェマルジョン■
の固形分に対し1〜10重量%、好ましくは3〜6重量
%が用いられる。前記のごとく従来の使用量が10〜3
の重量%であることからみると、この量はきわめて少量
であり、本発明の特徴の1つでもある。
なお、ポリピニルアルコールの大量使用を希望する‘ま
あし、には、3の重量%までは配合することが可能であ
る。本発明の再編接着剤を調製するには、前記水性ェマ
ルジョン凶に前記ポリビニルァルコール【BIの水溶液
を添加して均一に鷹杵混合すればよい。なお、必要に応
じて可塑性、防腐剤、防虫剤などを添加してもよい。本
発明の再編接着剤は、紙、セロハン、布などの基材の表
面に塗布乾燥することにより再湿接着性の接着材をうろ
ことができる。
あし、には、3の重量%までは配合することが可能であ
る。本発明の再編接着剤を調製するには、前記水性ェマ
ルジョン凶に前記ポリビニルァルコール【BIの水溶液
を添加して均一に鷹杵混合すればよい。なお、必要に応
じて可塑性、防腐剤、防虫剤などを添加してもよい。本
発明の再編接着剤は、紙、セロハン、布などの基材の表
面に塗布乾燥することにより再湿接着性の接着材をうろ
ことができる。
このようにしてえられた接着材は、耐ブロッキング性や
耐カール性が良好である。
耐カール性が良好である。
なお、本発明の再湿接着剤は木材、金属、スチレン樹脂
などの基体に塗布乾燥して接着材とすることもできる。
などの基体に塗布乾燥して接着材とすることもできる。
これらの接着材は紙、布、木材などの繊維材料やセメン
ト製品、陶磁器、ガラス、金属やスチレン樹脂などの合
成樹脂などに水で温めらせるだけで簡単に接着できる。
つぎに製造例、実施例および比較例をあげて本発明の再
温暖着剤を説明する。製造例 1 (水性ェマルジョンの製造) ‘a’保護コロイドの製造 300の‘のガラス製重合容器にイオン交換水97夕を
仕込み、ついでアクリル酸6夕、酢酸ビニル10夕、酢
酸ソーダ2夕およびメルカプタン0.05夕をそれぞれ
添加したのち、加温して内溢が65℃になったとき、過
硫酸アンモンの5%水溶液2夕を添加して重合を開始し
た。
ト製品、陶磁器、ガラス、金属やスチレン樹脂などの合
成樹脂などに水で温めらせるだけで簡単に接着できる。
つぎに製造例、実施例および比較例をあげて本発明の再
温暖着剤を説明する。製造例 1 (水性ェマルジョンの製造) ‘a’保護コロイドの製造 300の‘のガラス製重合容器にイオン交換水97夕を
仕込み、ついでアクリル酸6夕、酢酸ビニル10夕、酢
酸ソーダ2夕およびメルカプタン0.05夕をそれぞれ
添加したのち、加温して内溢が65℃になったとき、過
硫酸アンモンの5%水溶液2夕を添加して重合を開始し
た。
重合反応中は内温を65〜75℃に保ち、重合を完結さ
せた。‘b)ヱマルジョンの製造 ‘a’でえた保護コロイド水溶液中に、90夕の酢酸ビ
ニルと過硫酸アンモンの5%水溶液82とを同時に3〜
4時借財1けて滴下して乳下車合を行ない、さらに同温
度で1時間熟成して濃度50%の水性ェマルジョンをえ
た。
せた。‘b)ヱマルジョンの製造 ‘a’でえた保護コロイド水溶液中に、90夕の酢酸ビ
ニルと過硫酸アンモンの5%水溶液82とを同時に3〜
4時借財1けて滴下して乳下車合を行ない、さらに同温
度で1時間熟成して濃度50%の水性ェマルジョンをえ
た。
製造例 2〜8
(水性ェマルジョンの製造)
第1表に示す保護コロイド組成およびモノマ−組成を用
い、製造例1と同様にして水性ェマルジヨンをえた。
い、製造例1と同様にして水性ェマルジヨンをえた。
製造例 9
(水性ェマルジョンの製造)
第1表の製造例9の欄に示す組成の保護コロイドを製造
例1と同機にして作製し、これを用いて酢酸ビニルとエ
チレンをオートクレープ中で乳化共重合し、エチレン含
量15重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジョンを
えた。
例1と同機にして作製し、これを用いて酢酸ビニルとエ
チレンをオートクレープ中で乳化共重合し、エチレン含
量15重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジョンを
えた。
製造例 10
(水性ェマルジョンの製造)
第1表の製造例10の欄に示す組成の保護コロイドを、
製造例1と同様にして作製し、これを用いて酢酸ビニル
とアクリル酸ェステルとエチレンとをオートクレープ中
で乳化重合し、エチレン含量1の重量%、アクリル酸エ
ステル含量5重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジ
ョンをえた。
製造例1と同様にして作製し、これを用いて酢酸ビニル
とアクリル酸ェステルとエチレンとをオートクレープ中
で乳化重合し、エチレン含量1の重量%、アクリル酸エ
ステル含量5重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジ
ョンをえた。
製造例 11(水性ェマルジョンの製造)
第1表の製造例11の欄に示す組成の保護コロイドをオ
ートクレープを用いて作製し、これを用いて酢酸ビニル
とエチレンをオートクレープ中で乳化共重合し、エチレ
ン含量15重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジョ
ンをえた。
ートクレープを用いて作製し、これを用いて酢酸ビニル
とエチレンをオートクレープ中で乳化共重合し、エチレ
ン含量15重量%、固形分濃度50%の水性ェマルジョ
ンをえた。
製造例 12
(比較のための水性ェマルジョンの製法)保護コロイド
として部分ケン化ポリピニルアルコール(ケン化度約9
0モル%、重合度約1,400)(日本合成化学工業■
製のゴーセノールGM−14)10夕を用いて酢酸ビニ
ル100夕を乳化重合し、固形分濃度50%の比較のた
めの水性ェマルジヨンをえた。
として部分ケン化ポリピニルアルコール(ケン化度約9
0モル%、重合度約1,400)(日本合成化学工業■
製のゴーセノールGM−14)10夕を用いて酢酸ビニ
ル100夕を乳化重合し、固形分濃度50%の比較のた
めの水性ェマルジヨンをえた。
製造例 13
(ポリビニルアルコール水溶液の製造)
ゴーセ/ールGM−14を水に溶解して濃度20%のポ
リビニルアルコール水溶液をえた。
リビニルアルコール水溶液をえた。
第 1 表
注:OM−14は部分ケン化ポリビニルアルコールであ
る。
る。
実施例 1製造例1でえた固形分濃度50%の水性ェマ
ルジヨン 100夕
部分ケン化ポリビニルアルコール(重合度数1,700
)(ゴーセノールGH−17)の20%水溶液
10夕ジブチルフタレート
1夕からなる再温暖着剤を調製した。
ルジヨン 100夕
部分ケン化ポリビニルアルコール(重合度数1,700
)(ゴーセノールGH−17)の20%水溶液
10夕ジブチルフタレート
1夕からなる再温暖着剤を調製した。
実施例 2
ゴーセノールGH−17に代えてゴーセノ−ルGM−1
4を用いたほかは実施例1と同様にして再湿接着剤を調
製した。
4を用いたほかは実施例1と同様にして再湿接着剤を調
製した。
実施例 3
ゴーセノールGH−17に代えてゴーセノールGL−0
5(重合度約500)を用いたほかは実施例1と同様に
して再温暖着剤を調製した。
5(重合度約500)を用いたほかは実施例1と同様に
して再温暖着剤を調製した。
実施例 4〜13
製造例1でえられた水性ェマルジョンに代えてそれぞれ
製造例2〜11でえられた水性ェマルジョンを用いたほ
かは実施例2と同様にして再温暖着剤を調製した。
製造例2〜11でえられた水性ェマルジョンを用いたほ
かは実施例2と同様にして再温暖着剤を調製した。
比較例 1
ゴーセノールCH−17に代えて完全ケン化ポリビニル
アルコール(ゴーセノールNM−14)を用いたほかは
実施例1と同様にして接着剤を調製した。
アルコール(ゴーセノールNM−14)を用いたほかは
実施例1と同様にして接着剤を調製した。
比較例 2
ゴーセノールGH−17に代えて完全ケン化ポリビニル
アルコール(ゴーセノールNL−05)を用いたほかは
実施例1と同じ成分を用いて再温暖着剤を調製した。
アルコール(ゴーセノールNL−05)を用いたほかは
実施例1と同じ成分を用いて再温暖着剤を調製した。
比較例 3
製造例12でえられた固形分濃度50%の水性ェマルジ
ヨン 100夕ゴーセ
ノールGM−14 5タジプチルフ
タレート 1夕からなる接着剤を調製し
た。
ヨン 100夕ゴーセ
ノールGM−14 5タジプチルフ
タレート 1夕からなる接着剤を調製し
た。
比較例 4
ゴ−セノールGM−14の蔓を15のこ変更したほかは
比較例3と同様にして接着剤を調製した。
比較例3と同様にして接着剤を調製した。
比較例 5製造例13でえたポリピニルアルコ−ル水溶
液をそのまま接着剤とした。
液をそのまま接着剤とした。
実施例1〜13および比較例1〜5の組成を第2表に示
す。
す。
第2表
※:PVAの量は水性ェマルジョンの固形分100重量
部に対するものである。
部に対するものである。
試験結果1実施例および比較例の接着剤の非べタッキ性
、非力ール性および再温暖着性を評価した結果を第3表
に示す。
、非力ール性および再温暖着性を評価した結果を第3表
に示す。
第 3 表
試験結果2
実施例1でえた水性ェマルジョンにゴーセノールGM−
14の量を変更して添加し、ポリビニルアルコールの添
加量とべタツキ性、カール性および再湿接着性の関係を
調べた。
14の量を変更して添加し、ポリビニルアルコールの添
加量とべタツキ性、カール性および再湿接着性の関係を
調べた。
その結果を第4表に示す。第 4表
(試験法)
‘1’試験片の作成
各接着剤の粘度を2000〜250比pに調製し、ワイ
ヤラウンドを使用して上質紙(66夕/め)に乾燥着量
約25夕/従になるように塗布し、70℃で10分乾燥
した。
ヤラウンドを使用して上質紙(66夕/め)に乾燥着量
約25夕/従になるように塗布し、70℃で10分乾燥
した。
‘2} べタツタ性の試験
{1}の試験片を20qo、65%RHで調湿後、指触
によりべタツキをチェックした。
によりべタツキをチェックした。
‘3} カール性の試験
‘1}の試験片を20qo、65%RHで調溢後、カー
ルの有無をチェックした。
ルの有無をチェックした。
■ 再湿初期接着性
水を吸収したスポンジで(1’の試験片を濡らし、すば
やく被着体(クラフト紙および上質紙)に貼りつけて、
ローラでプレスし、直ちに剥がしてそのときの接着性を
チェックした。
やく被着体(クラフト紙および上質紙)に貼りつけて、
ローラでプレスし、直ちに剥がしてそのときの接着性を
チェックした。
評価はつぎの基準で行なった。接着した面積の2/3以
上が接着しているとき :。
上が接着しているとき :。
接着した面積の2/3以下が接着しているとき
:△少しも接着していないとき
:ב51再湿接着剤■と同様に被着体(クラフト紙、
ポリスチレンおよびラワン合板)に貼りつけ、ローラー
でプレスして室温で1時間乾燥したのち剥がして接着性
をチェックした。
:△少しも接着していないとき
:ב51再湿接着剤■と同様に被着体(クラフト紙、
ポリスチレンおよびラワン合板)に貼りつけ、ローラー
でプレスして室温で1時間乾燥したのち剥がして接着性
をチェックした。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合体水性エマルジヨンとポリビニルアルコールと
からなり、(A) 重合体水性エマルジヨンが次の(イ
)および/または(ロ)から選んだ保護コロイドを用い
て乳化重合した(a)および/または(b)のエマルジ
ヨンであり、(イ) 不飽和カルボン酸の重合体。 (ロ) 酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、α位で分岐
した飽和カルボン酸のビニルエステル、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル、マレイン酸エステル、お
よびエチレンから選ばれた少なくとも1種と不飽和カル
ボン酸との水溶性共重合体。 (ア) 酢酸ビニル乳化重合水性エマルジヨン。 (b) プロピオン酸ビニル、α位で分岐した飽和カル
ボン酸のビニルエステル、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステル、マレイン酸エステル、エチレン、およ
び乳化重合体を水溶性にしない量の不飽和カルボン酸か
ら選ばれた少なくとも1種と、酢酸ビニールとの乳化重
合水性エマルジヨン。 (B) ポリビニルアルコールがケン化度70〜95モ
ル%のポリビニルアルコールである、再湿接着剤。 2 重合体水性エマルジヨンが、保護コロイドとして酢
酸ビニルとアクリル酸との水溶性共重合体を用いて乳化
重合した酢酸ビニル乳化重合水性エマルジヨンである特
許請求の範囲第1項記載の再湿接着剤。 3 重合体水性エマルジヨンが、保護コロイドとして特
許請求の範囲第1項記載の保護コロイドを用いて乳化重
合した酢酸ビニル−エチレン共重合水性エマルジヨンで
ある特許請求の範囲第1項記載の再湿接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13390680A JPS6017436B2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 再湿接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13390680A JPS6017436B2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 再湿接着剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5757765A JPS5757765A (en) | 1982-04-07 |
JPS6017436B2 true JPS6017436B2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=15115858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13390680A Expired JPS6017436B2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 | 再湿接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6017436B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1980
- 1980-09-25 JP JP13390680A patent/JPS6017436B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5757765A (en) | 1982-04-07 |
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