JPS60174197A - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

衣類乾燥機の制御装置

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JPS60174197A
JPS60174197A JP59052703A JP5270384A JPS60174197A JP S60174197 A JPS60174197 A JP S60174197A JP 59052703 A JP59052703 A JP 59052703A JP 5270384 A JP5270384 A JP 5270384A JP S60174197 A JPS60174197 A JP S60174197A
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minutes
drying
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正美 鈴木
達哉 廣田
雅彦 前田
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明、は乾燥室からの排気を熱交換して除湿し、再加
熱して乾燥室に供給する衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来技術 この種衣類乾燥機は、例えば特開昭58−19296号
公報で示されるように、吸気温度と排気温度の差を測定
し、一定時間後のこの温度差を基準値として記憶してお
き、この基準値に所定値を加えた値に測定温度差が達し
た時に加熱乾燥を終了きせる。基準値に加えられる所定
値は実験等で定められるが、恒常乾燥期間を経過して減
率乾燥期間中に入った時に所定値を越えていく。ところ
が、木綿のおしめやシーツのような負荷の場合は加熱乾
燥運転中に互いに集合して形成されるだんご状態と互い
に離散して形成されるほぐれた状態とを繰返し、このだ
んご状態とほぐれた状態では負荷に対する乾燥風の当た
り具合が変化するので測定温度差が第9図に示きれる如
く波状に変動する。そ□して上記基準値を一定にしてお
くと、測定温度差が(A)から(A゛)に変化したとき
にこの差が基準値と所定値を加えた値より大きくなれば
衣類乾燥機は恒常乾燥期間から減率乾燥期間に移行し、
未乾燥で終了してしまう欠点がある。
(ハ)発明の目的 本発明は、乾燥期間中、たんご状態とほぐれ状態とを繰
り返す特性を有した負荷であっても未乾燥の状態で終了
することなく、確実に乾燥できるようにすることを目的
とする。
(ニ) 発明の構成 本発明は乾燥室からの排気を熱交換して水分を除去し、
この後にヒータで再加熱して上記乾燥室に供給する衣類
乾燥機に於いて、上記乾燥室の出口での排気温度を測定
する第1の感熱手段と、熱交換後の排気温度或いは熱交
換用の外気の熱交換後の温度を測定する第2の感熱手段
と、運転開始より第1所定時間後の測定温度の差を基準
値として記憶する記憶手段と、測定温度差が上記基準値
より第2所定時間継続して高い場合に上記測定温度差に
対応して段階的に定められた加算値を加えて新らたな基
準値とし目一つ上記測定温度差が上記基準値より第3所
定時間継続して低い場合に上記基準値を上記第3所定時
間後の測定温度差に置き換える置き換え手段と、測定温
度差が上記置き換え手段で置き換えられた最新の基準値
と所定値との和以上に達した時に加熱乾燥運転を終了せ
しめる制御手段と、を備えた衣類乾燥機の制御装置で、
基準値を測定温度差の微小な上下動変化に対応しである
程度変動させるように構成している。
(ホ)実施例 第1図、第2図及び第3図に基ついて説明すると、(1
)は衣類乾燥機の金属製の機枠で、前後部の開口縁に樹
脂製の前面板〈2)及び金属製の後面板(3)を止着し
ている。(4)は前面板(2)に形成した衣類出入口、
(5)はこの出入口を開閉する扉、(6)は機枠(1)
内の前部に位置し、機枠(1)及び前面板(2)に止着
きれた金属製の環状のドラム支持盤、(7)は機枠(1
)内の後部に配置された金属製の仕切板である。ここで
、ドラム支持盤(6)及び仕切板(7)は材厚が厚い板
金であり、仕切板(7)は機枠く1)の両側部に架設き
れ且つ固着され、中心部から放射状に複数個の通気口(
8)・・・を穿設している。
(9)は仕切板(7)の中心部を前後方向から挿通し且
つ固定きれた長い支軸で、その後端を上記後面板(3)
の後方に膨出した中央部のボス(lO)にボルト及びワ
ッシャによって固着している。
(11)は樹脂成型された乾燥室と成るドラムで、前面
開口縁をドラム支持盤(6)の外周縁にフェルト(12
)を介して回転自在に嵌合している。また、このドラム
(11)は後面の中心部に軸受(13)を固着し、ここ
を支軸(9)の前端に回転自在に挿着し、ボルト及びワ
ッシャにより抜は止めしている。更に、このドラム(1
1)は後面に多数の透孔或いは放射状のスリットから成
る熱気出口(14)を形成している。
(15)はドラム後面に接着剤等により固着されたフェ
ルト等から成るシール部材で、仕切板(7)の前面に摺
接する。
(16)はドラム支持盤(6)の下部左側に形成された
熱気入口(17)を、仕切板(7)の通気口〈8〉に板
の後側から連通させる循環路で、熱気入口(17)に対
向して正特性サーミスタから成るハニカム状ヒータ(1
8)を備え、ドラノ、支持盤(6)に(支)着された5
字型のダクト(19)と、仕切板(7)の後面に気密に
r!1着され目つIF看された円筒状の循環ウーシング
(20〉とから成る。循環ケーシング(20)は樹脂成
型品であり、下向きの循環管(21)を一体形成し、こ
れを上記タクト(19)に機枠(1)の内底部で連結、
連通し、ダクト(19)は底部に機外に突出するドレン
孔(22)を垂設している。
(23)は循環ケーシング(20)の後面側に連続する
ように止着されたほぼ同形の樹脂製の冷却ケーシングで
、循環管(21)と区画された下向きの排気管(24)
を一体形成し、これを機枠(1)の底面の排気口(25
)に連通している。そして、この冷却ケーシング(23
)及び排気管(24)の後部は上記後面板(3)によっ
て覆蓋されている。
(26)は循環ケーシング(20)及び冷却ケーシング
’(23)内に跨って配設された熱交換型の両面ファン
で、支軸(9)の後部にメタルを介して回転自在に軸支
されている。(27)はこのファン(26)にJBすれ
た回転伝達用ブーりである。
(28)は機枠(1〉の内底部に配設きれたモータで、
アイドラプーリを含むプーリ及びベルトにより上記ドラ
ム(11)を回転すると共に、上記プーリ及びファン(
26)をベルトを介して回転する。
(29) ・は上記後面板(3)の中央膨出部に放射状
に穿設された吸気口、(30)はベルトが張っである部
分を覆うために後面板(3)に膨出形成したカバーであ
る。
(31)はドラム(11)の後面の熱気出口(14)を
覆うように内方から取付けられたフィルター装置である
また、(32)は仕切板(7)の裏面に位置してドラム
出口(14)の排気温度を検出する第1サーミスタ、(
33)はダクト(19〉内に位置して熱交換、除湿後の
IJト気湿温度検出する第2サーミスタである。
尚、この第2サーミスタ(33)は両面ファン(26)
での熱交換後の外気温度を検出しても良く、また除湿後
を別途設けたものであれば#I湿機通通後の冷却用外気
の温度を検出しても良い。
第4図は正面図であり、同図において(34)は電源ス
ィッチの操作ボタン、(35)はヒータ(18)の容量
を操作回数で強弱変更するスイッチの操作ボタン、(3
6)は操作の度に標準コース−念入りコース→アイロン
コースの三コースを矢印のようにレフトして切換えるス
イッチの操作ボタン、(37)はスタート/一時停止ス
イッチの操作ボタンである。
尚、例λば60分き云う運転時間を決めたコースを設け
ても良い。また、(38) ・はヒータの強、弱、三つ
のコースを夫々点灯或いは点滅表示する発光ダイオード
、(39〉・・・は環状に配置されてしわ付き防止行程
中に順次点、消灯表示する発光ダイオードである。
次に第5図に基づいて回路構成を説明すると、〈40)
は電源スィッチ、〈41)は第1扉スイツチ、り42〉
は直流化回路である。(43)は波形整形回路で、商用
周波数の交流電圧を矩形波パルスにしてマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンと云う)(44)に印加し、時間
カウントに利用する。 (45)はクロック発振回路で
、マイコン(44)内のプログラムを進行させる。 (
46)はイニシャルリセット回路で、上記電源スィッチ
(40)が押された時にマイコン(44)内のプロゲラ
12を初期状態にセットする。
(47)(4g)は上記第1、第2サーミスタ(32)
(33)の電圧値を抵抗で分圧して入力されている電圧
比較回路で、他方の入力端子にはマイコン(44)から
の出力を受けて階段波を発生するラダー回路(49)の
出力信号が入力きれている。ここで、ラダー回路〈49
)は上記マイコン(44)の出力端子(イ)〜〈ト〉に
接続されており、各出力端子から順次信号が出きれるに
つれてラダー出力を階段状に変化させる。
マイコン(44)は電圧比較回路(47)(48)が導
通して入力した時にそれは出力端子(イ)〜<ト)のい
ずれの端子から信号が出た時であるかをマイコン(44
)自身が判断し、夫々の温度を知るようになっている。
(50)は扉(5)が閉じているか否かを判断するため
の第2扉スイツチ、(51)は運転コースを切換えるコ
ース切換スイッチ、(52)はスタート/一時停止スイ
ッチ、(53)はヒータ容量を強弱変化きせるスイッチ
である。(54)はマイコン(44)からの出力信号に
よりONしてモータ(28)に通電するトライアック、
 (55)はマイコン(44)からの出力信号によりO
Nしてヒータ(18)に通電するトライアック、り56
〉は運転終了を報知するブザーである。
かくして、乾燥作業の際にはモータ(28)及びヒータ
(18)に給電し、ファン(26)及びドラム(11)
を回転させる。 “ 而して、ヒータ(1B)で加熱きれた乾燥風は、熱気入
口(17)−ドラム(11)−フィルター装置(31)
−熱気出口(14)−通気口(8)−ファン(26)−
循環ケーシング(20)−循環管(21)−ダクト(1
9)−ヒータ(18)の順に循環し、ドラム(11)内
の衣類を乾燥する。一方、外気は吸気口(29)−冷却
ケーシング(23)−−ファン(26)−冷却管(24
)−排気口(25)の順に流れる。
そして、ファン(26)の前後面で熱交換が行なわれ、
乾燥風は衣類から出た湿気をダクト(19)内で゛吐出
し、ドレンとしてドレン孔(22)から排出し、自身は
湿度を下げられて循環していく。
シール部材(15)はドラム(11)と共に回転して仕
切板(7)の前面に摺接し、乾燥風に対してシール機能
を果す、また、衣類中から出た糸クズ等はフィルター装
fiffi(31)によって除去される。
次に、制御動作をフローチャートに基づいて説明するが
、それに先だって第1、第2サーミスタ(32)<33
)が検知する温度の差と運転時間との関係を第6図に基
づいて説明しておく。この特性は衣類の種類や量によっ
て異なるが、この図は最も一般的なものであり、運転時
間(tl)が経過するまではドラム内の温度及び衣類の
温度が上昇する。
その後衣類中の水分が常に蒸発して温度差がほぼ一定と
成る恒常乾燥期間があり、水分が少くなるとこの状態か
ら再び温度差が上昇していく。恒常乾燥期間から温度差
が上昇17てい〈上ころでの衣類の乾燥度合は、乾燥率
で85%〜90%であり、アイロンを掛けるのに適して
いる。その後は温度差が上昇し続ける減率乾燥期間であ
り、温度差が一定価まで上昇すると、乾燥率がほぼ10
0%と成る。
従って、それ以後の運転は本来は無駄なものである。
そこで、本発明は運転時間(tl)経過時、恒常乾燥期
間での温度差(A)を基準値として上記マイコン(44
)で記憶し、この基準値(A)から更に温度差が所定値
(B)だけ大きくなった時、即ち温度差が(A+B)に
なった時に加熱乾燥運転を終了することを基本構成とし
ている。
かくして、電源スィッチ(40)を閉成操作すると、運
転時間(tl)を15分に、コースを標準コースに夫々
設定する。各フラグは立っていないので、第7150(
イ)(tff )中+7)(Al)を経テ(AO)に戻
り、これを繰返している。運転時間(tl)は種々の実
験の結果15分に選定しである6次いで、運転コースを
設定し、スタート/一時停止スイッチ(52)を押圧操
作する。スタート/一時停止スイッチ(52)は抑圧操
作の度に’ 5TARTフラグを立てたり、消したりし
て二つの状態を変換する。運転コースはコース切換スイ
ッチ(51)を操作する度に標準コースから念入りコー
スへ、念入りコースからアイロンコースへ、そしてアイ
ロンコースから標準コースへ戻るようにシフトされる。
運転時間は1秒毎にカウントきれている。
’ 5TARTフラグ°が立っていれば、扉(5)が閉
じているかを判別し、また送風だけを行なう゛送風フラ
グ゛が立っていないのを判別して第7図(ハ)の(A2
)に移行していく、ここで、″運転開始フラグ°を立て
、゛補正フラグ°を消してモータ(28)に通電せしめ
る。そして、ドラム(11)の入口〈17〉及び出口(
14)の温度を第1、第2サーミスタ(32)(33)
によって測定し、その温度差をマイコン(44)内のR
AMに入れる。゛停止フラグ°は立っておらず、1秒毎
にカウント諮れていた時間は分単位でもカウントされる
。゛そして、第7130(ニ)ノ(A4)で示すように
ヒータ(18)に通電する。また、図中(A3)で示す
ように、運転時間が(t+)(15分)に成るまでは、
以上の制御動作が繰返きれ、加熱乾燥運転が継]1!す
れている。 15分経過すると、その時の測定温度差を
第1基準値(A)として設定し、所定値(B)を5 d
egで設定し、この温度差(A)の゛読込みフラグを立
てる。運転時間が15分を越えて20分経過すると、所
定値(B)は2 degだけ高い値(7deg)に起き
換えられる。以後30分経過時、40分経過時、60分
経過時に夫々2de6ずっ高い値に起き換えられ、最高
13degと成る。このように所定値(B)の値を起き
換えるのは、負荷が大きい場合にドラム出口(14)の
温度がゆるやかに上昇しても部分的に未乾燥の箇所が発
生し、所謂むら乾きと成るのを紡ぐためである。
つまり、測定温度差が徐々に大きくなるところで所定値
(B)の値を少しずつ上げ、負荷量に応じた適正な運転
時間を確保するのである。
こうした運転中にドラム出口(14)の温度と温度差と
が常時測定されており、出口温度が85℃以上或いは測
定温度差が33deg以上の状態が4秒続くと、無負荷
と判定して運転時間とは無関係に(C00L)に移行し
て゛送風フラグ°が立てられ、第7図(イ)の(AO)
に戻る。周囲m度が低い時にはドラム出口(10の温度
が85℃に成ることは稀であるが、温度差は出やすく、
また周囲温度が高い時には逆にドラム出口(14)の温
度が上りやすい。
即ち、四季を通していずれかの判別手段により無負荷を
的確に検知することができる。尚、加熱乾燥運転が20
0分を経過した場合にも安全のために′送風フラグを立
てて(AO)に戻る。
運転が順調に進行すると、第7図〈ホ)のように′(A
)読込みフラグ°が立っており且つ“停止フラグ′が立
っていないので、アイロンコースが設定きれているか、
運転時間が30分を越えていないかを判別し、30分経
過していれば(A>≧25degを判別する。アイロン
コースであれば、温度差(A)の読み込みを始めた時(
15分経過時)から<A)≧25deg(第2基準値)
を判別している。ヒータ(18)が弱に設定してあれば
、この判別は(A)≧17degで行なわれる。これら
の判別は負荷が非常に少い時のためであり、測定温度差
(A>がそこまで上昇していない時、アイロンコース以
外のコースで30分経過していない時は第1基準値(A
)を補正するフラグが立っていなければ図中(BO)に
移行する。
(A>≧25deg(17deg)を判別すると、少量
負倚テあることを判別し、念入りコース以外のコースで
は(COOL)に移行して最終的に運転を終ることがで
きる。また、念入りコースの場合は゛アイロン検知フラ
グ°を立てて第7図(ト)中の(B3)に移行し、゛標
準検知フラグ′を立てる。そして、次に(Bob(第7
図(ホ)及び(へ)参照〉を経て(FO)(第7図(ト
)参照)に移行し、それまでの運転時間(T)の20%
、即ち0.2Tたけ更に運転した後に(COOL>に移
行する。
(A )< 25deg(17deg>を判別した後に
(BO)に移行した場合、一般的な特性のままであれば
(FO)に移行し、“標準検知フラグ′が立っているか
、゛アイロン検知フラグ°が立っているかを判別し、測
定温度差が(A + 2 deg)以上か否かを判別す
る2未満であれば、以上の制御動作を繰返し、(A +
2 deg)以上に成れば、2分30秒をカウントし、
この間(A 十z deg)以上であればこの時間経過
後にアイロンコースか否かを判別し、アイロンコースで
あれば(COOL>に移行する。アイロン・コースでな
(〕れば′アイロン検知フラグ°を立てる。この時の運
転時間は(tl)である。“アイロン検知フラグ″が立
てば、測定温度差≧(A+B)を判別し、この判別結果
が1分間続けば標準コースの時は(COOL)へ移行し
、その他のコースの時は゛標準検知フラグ°を立てる。
そして、゛標準検知フラグ°が立てば、念入りコースで
あるから1分経過後までの運転時間(T)の20%の時
間たけ運転を継続して(COOL>に移行する。
(COOL)に移行すると、″送風フラグ°が立チ、第
1EI(ロ)で示すようにヒータ(18)を断電し、5
分経過するか、ドラム出口(14)の温度が40℃以下
になればモータ(28)も断電する。これが加熱された
衣類を冷す所謂クールダウンである。そして、終了ブザ
ー(56)が10秒間鳴り、10秒後には別の120分
タイマーが始動して5分毎に10秒間ずっモータ(28
)が駆動し、ドラム(11)を回転して衣類を動かすと
共に、ファン〈26〉で送風し、衣類のしわ付き防止行
程を最長120分量大行する。120分後にはtgスイ
ッチ(40)だけが閉成されたスタートの状態(各フラ
グが消える)に戻り、次の乾燥作業に備える。
このクールダウン及びしわ付き防止行程中に使用者が衣
類を取出すへく扉(5)を開放すると、それ以上の動作
を中止し、強制的にスタートの状態に戻る。
加熱乾燥運転中に衣類を追加したり、特定の衣類だけを
取出そうとして扉(5)を開放した場合は第7図(ロ)
で示すようにモータ(28)及びヒータ〈lB)を断電
し、′(A)読込みフラグ°が立っているかを判別する
。即ち、運転時間か(tl)に到達しているか否かを判
別する。運転時間(tl)以上の場合は゛停止フラグ′
が立てられ、扉(5〉が閉じられるのを待つ。閉扉許れ
ると、第7図(/−)で示すように10分経過するか、
測定温度差が第1基準値(A)に到達するまで゛停止フ
ラグ′を立てている。測定温度差が第1基準値以上と成
れば゛停止フラグ′が消されるが、10分経過しても第
1基準値に到達しなければ10分経過時の渭1定温度差
そのものを第1基準値(A)として置き換えて゛停止フ
ラグ″を消し、通常の運転コースに戻る。
一方、運転時間(t、)未満の場合は運転が開始してい
なければ閉扉後に運転開始きれれば良いが、運転が開始
していれば、゛補正フラグを立てて第1基準値(A)の
読み込み時間である(tl)〈15分〉を1分延長して
16分とし、停止時間をカウントする。そして、1分経
過する度に(tl)を更に1分延長し、−回の開放停止
時間が5分以上に成ると、スタート状態に戻す。また、
扉(5)の開閉を数回性なった結果、(tl)が19分
を越えると、(tl)の値を強制的に19分と置き換え
る。
この開所時の動作は第7図(ホ)中の(AO)から繰返
されている。
運転時間(tl)に読み込まれていた第1基準値<A>
に対して実際の測定温度差が恒常乾燥期間で変化してい
ると、その変化が+1 degか、+2degか、+ 
3 de4か、−べかを検知し、第1基準値(A)の値
を補正する。また、+4degの変化があれば、これは
既に減率乾燥期間であると判断して補正はしない(第7
図(ホ)(へ〉参照)、十の変化に対しては+1 de
gでなければ+2 deg、+2’degでなければ+
3 degと云うように検知し、例えばA+ 3 de
gであれば補正用カウンタの積算を始め、運転時間が3
0分以上かを判別する。30分未満であれば3分後に第
1基準値(A)の値を(A +3 deg)に置き換え
る。そして、手補正用のフラグを消すと共にカウンタを
クリアする。この置き換えはその都度実行されるが、前
の第1基準値(A>の値は3分間或いは10分間保持さ
れている。また、この保持時間は、恒常乾燥期間の初期
には第1基準値(A)の値をできるたけ補正し、終期に
はあまり補正しないで加熱乾燥の終了を的確に検知する
ために設定しである。測定温度差が第1基準値(A>よ
り下った場合は下った状態が3分間継続していることを
条件に、第1基準値(A)を3分後の実際の測定温度差
に置き換える。
標準コース、念入りコースが設定されている場合、′ア
イロン検知フラグ°(測定温度差が(A+2 deg)
の時〉が立ってから測定温度差が(A+B)か否かを判
別し、(A+B)に成ってからその状態が1分間続けば
標準コースは(COOL>に移行し、念入りコースはそ
れから更に0.2T時間だ(J継続する(第7図(ト・
)参照)。しかし、一方では“アイ[7ン検知フラグ°
が立−)てから測定温度差が(A+13)以上か否かに
拘らず、゛アイロン検知フラグ°が立つまでの時間(t
2)の50%、即ち0.5t2の時間をカウントする。
そして、この05t2に成ると、強制的に標準コースを
(COOL)に移行させ、念入りコースでは直ちに0.
2Tの時間カウントを開始させる。
この実施例に於ける作用効果は以1のとおりである。
(1) アイロンツース或いは標準フl−スを′M訳し
た場合はi’l!II定濡度差が(温度B)以上になり
5.二の状態が2分30秒或いは1分継続ずれは(CO
OL)に移行する。例えばドラム(11)内の負荷が多
く固りたりした場合は、加熱風がほぼ的接出Q<14>
から排出されることがあり、測定温度差が瞬間的に上り
、(A+B)以Fになることがある。従って、(、A十
B)以上であることたけて(GOOL)に移行すれば、
ドラム(11)内での負荷の多少、状況により未乾燥、
乾燥むらを生じることがおる。しかし、本実施例では測
定温度差が(A+B)以上で所定時間継続した時に(C
OOL>に移行するので、未乾燥、乾燥むらの少い乾燥
制御動作を行なうことができる。
(If) “(A>読込みフラグ′が立ってから5(5
)を開放するのは乾燥具合をみたり、衣類を追加したり
、衣類を取出すため等であるが、ドラム出口(14)の
温度は下り、測定温度差もtoる。即ち、そのまま閉扉
しても読み込まれていた第1基準値(A)に対して落差
を生じるので、基準値(A>を直ちに低く置き換えてい
た。従って、最初の(A十B)よりも下っているので、
比較的早く終了してしまい、未乾燥の状態が生した。ま
た、第1基準値(A>をそのままにして衣類を追加した
場合もやはり未乾燥と成った。しかし、本実施例では扉
(5)が開放され再び閉扉されると、10分間たけi’
1l11定温度差が第1基準値(A>に上るまで待つ。
熱論、この10分間に加熱乾燥が行なわれている。また
、10分後に(A)まで上らなければ、第1基準値(A
)に近づいていたその時の測定温度差が第1基準値とし
て置き換えられる。
従って、そのまま時間進行しても未乾燥で終ったり、追
加した衣類が未乾燥であったと云うことは無くなる。
(11[> ジーンスのような特殊負荷の場合は、温度
差一時間特性が第8図のように示され、恒常乾燥期間で
測定温度差が徐々に上る。従って、(A+B〉への到達
は遅れ、またシーツ等の負荷に対応すへく第1基準値(
A)の値を実際の測定値に合せて変える場合(例えば特
開昭58−173599号公報)には(A+B)への到
達は益々遅れ、終了しない。しかし、本実施例では′ア
イロン検知フラグ(A+ 2 deg>が立ってからそ
れまでの運転時間(t2)の50%、0.5ttの時間
で強制的に(COOL>に移行させることができこのよ
うな特殊負荷の場合でも過乾燥にならずに、所望の乾燥
率で確実に終了いせることができる。尚、これらの負荷
を含めて、たいていの負荷は(A + 2 deg>ま
でには到達できる。
(IV) シーツ等の大物負荷の場合、運転初期にだん
ご状になりやすく、温度差が上り、この時に第1基準値
(A)を読み込む。ところが、運転進行中にほぐれてく
ると、測定温度差は下り、はぼ一定値と成る。従って、
第1基準値(A>に対して測定温度差が低いので、運転
時間が長くなり、所定値(B)の値が補正されていくと
、なかなか運転を終了しなくなる。そこで、<tr>を
15分よりも後にすると、第1基準値(A>を適正値に
近つけることができるが、一般負荷の場合には運転時間
を単に長くすると云う欠点が生じる。そこで、本実施例
では測定温度差が第1基準値(A)よりも低く且つそれ
か3分間統いた時には第1基準値(A)の値をその時の
測定温度差に置き換λ、適正値化を図っている。また、
周囲温度が低くなると、ドラム出目〈14)のm度が低
下するが、この時にも第1基準値(A)を補正し、周囲
温度の低下に対処できる。
(V) 木綿のおしめやシーツ等の負荷の場合はだんご
状態とほぐれた状態とが混在するので、測定温度差が第
9図で示すように波状に変動する。ここで、特開昭51
11−173599号公報のように最も低い温度差を第
1基準値(A)としたり、置き換えたりすると、次に高
く代った時にそれが単なる変動か、減率乾燥期間への移
行かを判別できない。即ち、高く変動した時に(A+3
3)に到達し、未乾燥で終了することがある。そこで、
本実施例では測定、!1度差が第1基準値(A)に対し
て+1 deg、+2 deg、+ 3 degかを判
別して置き換え、しかも、その時の最も大きな測定温度
差に置き換えている。従って、測定温度差が波状に変動
しても、運転終了には至らず、未乾燥状態を随ぐことが
できる。
(Vl) 負荷量が多ければ運転時間も長くなるが、そ
の時間が30分以上であれば、それは負荷量が多いに判
断できる6また、負荷量が多いと、減率乾燥期間での測
定温度差の上昇もゆるい。従って、恒常乾燥期間で第1
基準値(A)を常時置き換えていると、(A+B)に到
達しなくなり、終了しないことがある。そこで、本実施
例では第1基準値(A)を置き換える場合でも30分ま
では3分車位で比較的頻繁に置き換えるが、30分以降
は1o分単位として置き換えしに<<シている。従って
、減率乾燥運転中の測定温度差がゆるやかに上昇しても
、的確に(A+B)に到達できる。また、基準値を測定
温度差に極めて短い時間単位で置き換えると、負荷の種
類、量によっては特性変化が激しくなり、次段の制御動
作がしにくくなるが、本実施例では3分車位としたので
、特性変動を抑制でき、制御動作を容易にする。
(■)第10図は一般的な負荷が比較的多い場合、第1
1図は一般的な負荷が比較的少い場合、第8図はシーン
スのような特殊な負荷の場合、第12図は脱水率の良い
薄物衣類の場合の温度差−一時間特性図である力釈標準
的な乾燥終了時点く測定温度差が(A+13)の時間)
が夫々異っている。念入りコースとしては100%近い
乾燥率を得るために所定値(B)の値を随時変λ、て時
間を追加する制御が考 −えられたが、特性図で判るよ
うに負荷によって所定値(B)が同しでも追加される時
間は異なり、所望の乾燥率を得ることができなかった。
即ち、負荷に応じて追加時間は変化きせる必要がある。
そこで、本実施例では標準コースが終了する時点(?l
11定温度差が(A+B)以■に成って1分経過した時
或いは測定温度差が(A + 2 deg)になった時
〈t2)から更に0.5hだけ経過した時)の運転時間
(T)を測定し、これの2割、即ち0.2Tを追加時間
にしている。従って、負荷に応して追加時間を適正に決
めることができ、各負荷を所望の高乾燥率まで乾燥させ
ることができる。また、この追加時間(0,2T )は
最低5分、最大16分にしであるので、乾燥時間を無駄
に追加したり、追加時間が短すぎて高乾燥率が得られな
いと云うことは生しない。
尚、0.27と云う時間は種々の実験によって適正であ
ることが確Bきれている。
(■)非常に少量の負荷、例えば数枚のタオル、ハンカ
チの場合には温度差一時間特性が第13図のように成り
、乾燥終了を測定するための減率乾燥期間が生しない。
そこで、本実施例では(A)≧25deg(第2基準値
)(ヒータ弱では17deg>の判別を実行して終了を
41定している。即ち、(A)≧25degであれば少
量負荷と判定し乱つ念入りコース以外では(COOL)
に移行させる。従って、従来は手動操作に委ねられてい
た少量負荷時の制御を行なう、ことができ、手動時の無
駄運転を減少できるものである。また、念入りコースで
は0.2Tだけ時間が追加される。
(IX) 無負荷状態の検出はドラt1出口(14)で
の温度を測定し、これが所定値を越えた時に<COOL
)に移行するようにしていたが、ジーンズのような負荷
もあるので上限を相当高くしておかな1プればならない
。また、外気温が低い冬期等ではドラム出口(14)の
温度が仰々上らず、無負荷検出機能が十分ではなかった
。そこで、本実施例ではドラム出口(14)での温度が
8560以上の時に(Co。
L〉に移行許せ、更に、外気温が低い時の無負荷時には
測定温度差が上る点に着目し、測定温度差が33deg
以上の時にも(COOL>に移行させる。
しかも、ノイズ等で瞬時的に無負荷状態がKll定跡れ
ても誤動作しないように、この無負荷測定状態が4秒間
継続きれるのを条件に(COOL)に移行きせる。
(X) また、本実施例では(COOL)に移行して送
風だけを行なっている所謂クールダウン、或いはクール
ダウンに続いてしわ付き防止行程が夫々、実行されてい
る時、この時にJi(5)が開放きれると、これは使用
者が衣類を取出す作業であると判別し、動作をスタート
状態に戻し、次回に備える。
尚、本実施例においては、第1所定時間として15分間
を、第2所定時間として運転開始より30分以前は3分
間を及び30分以降は10分間を、第3所定時間として
3分間を、夫々規定している。
(へ)発明の効果 本発明によれば基準値が測定温度差の微小な上下動変化
に対応しである程度変動するので、例えばおしめやシー
ツのような乾燥期間中、だんご状・態とほぐれた状態と
を繰り返す特性を有した負荷であってもそれに対応して
基準値がある程度変動し、従って測定温度差の微小な上
下が縁り返きれても恒常乾燥期間中に加熱乾燥運転を終
了してしまうことがなく、従って所望の乾燥状態で確実
に乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衣類乾燥機の側断面図、第2図は後面
断面図、第3図は要部正面図、第4図は正面図、第5図
は回路構成図、第6図は一般的な温度差一時間特性図、
第7図(イ)〜(1−)はフローチャート、第8図〜第
13図は種々の負荷に対応する温度差一時間特性図であ
る。 (11〉・・ ドラム(乾燥室)、(18)・ ヒータ
、(26)熱交換型のファン、(32) 第1サーミス
タ(第1の感熱手段)、(33)・ 第2サーミスタ(
第2の感熱手段)、(44)・・・マイコン(記憶手段
及び制御手段〉。 出願人 三洋電機株式会社 代理人 弁理士 佐野静夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥室からの排気を熱交換して水分を除去し、こ
    の後にヒータで再加熱して上記乾燥室に供給する衣類乾
    燥機に於いて、上記乾燥室の出口での排気温度を測定す
    る第1の感熱手段と、熱交換後の排気温度或いは熱交換
    用の外気の熱交換後の温度を測定する第2の感熱手段と
    、運転開始より第1所定時間後の測定温度の差を基準値
    として記憶する記憶手段と、測定温度差が上記基準値よ
    り第2所定時間継続して高い場合に上記測定温度差に対
    応して階段的に定められた力i算値を加えて新らたな基
    準値とし且つ上記測定温度差が上記基準値より第3所定
    時間継続して低い場合に上記基準値を上記第3所定時間
    後の測定温度差に置き換える置き換え手段と、測定温度
    差が上記置き換え手段で置き換えられた最新の基準値と
    所定値との和以上に達した時に加熱乾燥運転を終了せし
    める制御手段と、を備えた衣類乾燥機の制御装置。
JP59052703A 1984-03-19 1984-03-19 衣類乾燥機の制御装置 Granted JPS60174197A (ja)

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