JPS60173267A - 大張間架構の無足場建方工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は大空間を覆う屋根等を構成する大張間架構の
無足場建方工法に関するものである。

（発明の解決しようとする問題点） 体育館、コンザートホール、講堂等の大空間を覆う屋根
等大張間架構の建方工法には種々の工法があり、一般に
足場を利用し、各種仕上機械を利用し°ζ施工されるが
狭い立地条件の場合、リフトアップ工法、スライディン
グ工法等がある。そしてスライディング工法では所定の
作業ステージ上で単位架構を組立て、順次単位架構を押
出し、あるいは引出して連接する工法で作業が標準化さ
れ、足場が省略され、作業場所が限定されるので安全性
が高い等の効果がある。

ところで作業ステージ−Ｌでの単位架構の完成度を高め
ようとすると一箇所における作業時間が長くなり、施工
能率上好ましくない場合がある。

この発明は前記事情に鑑み、作業ステージを第１ステー
ジと第２ステージとに別けて（ｊｆ設し、さらに単位架
構の送行を容易にすべくした工法である。

（発明の構成とその実施例） ごの発明の要旨とする構成は前記特許請求の範囲の欄に
記載の通りであり、その主要部とするところは第１ステ
ージと第２ステージと併設し、これらステージ上で単位
架構の鉄骨の組立から設備、仕上の工事をなし、次いで
レールに沿って送行させることにある。

以下その詳細をコンザー１−ボールにおける実施例に基
いて説明する。

先ずロビーホールａ上に仮設の第１ステージ１を設け、
これに併設して２階客席す上に仮設の第２ステージ２を
設け、第１ステージ１より第２ステージ２の上面を低く
しておく。次いでクレーン３等を利用して第１ステージ
】−にに鉄骨部材４を吊込み、トラス５を組立て、次い
でトラス５を第２ステージ２上に移動し、設備、例えば
各種配線、配管を施し、更に天井板６等の内装仕」部材
を取付け、またトラス５上には屋根葺材７を取付けて単
位架構Ａを完成する。

一方建物側壁８のｍ部には１形鋼からなるレール９を設
置し、単位架構への両側端を、レール９１にテフロン等
の滑り板１０を介して設置する。

一方舞台部Ｃの側壁１１の外側にセンターホールジヤツ
キ１２を取付け、このセンターボールジヤツキ１２を貫
通ずるワイヤー１３を前記単位架構Ａに連結し、センタ
ーホールジヤツキ１２を操作して単位架構Ａを送行させ
る。

順次前記作業を繰返すことにより、所要数の単位架構Ａ
を所定の位置に連接して固定し、客席ボールｄ、舞台部
Ｃ上の大空間部−Ｆ方に屋根となる大張間架構を完成す
る。

（発明の効果） この発明は以」二の構成からなり、スライド工法を実施
するに際して第１ステージと第２ステージを併設、前工
程と後工程とに分けて前記ステージ上で鉄骨の組立から
設備、仕上の工事をなすので能率よく、単位架構の完全
度を高めることができる。

また単位架構は側壁上のし＝ルに沿って送行させるので
施工が容易である。

なお第１ステージ、第２ステージをエントランス屋」二
２階客席」二に設置することにより、仮設材を少なくし
てステージを設けることができ、またそれらが作業床と
なって施工が安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図は施工状態の概要を示した斜視図、第２図はその
縦断面図、第３図はレール部の断面図、第４図はセンタ
ーホールジヤツキ部分の断面図である。 １・・・・第１ステージ、２・・・・第２ステージ、３
・・・・クレーン、４・・・・鉄骨部材、５・・・・ｉ
〜シラス・・・・天井板、７・・・・屋根葺＋イ、８・
・・・側壁、９・・・・レール、ｌｏ・・・・滑り扱、
１１・・・側壁、１２・・・・センターボールジヤツキ
、ａ・・・・ロビーホール、ｂ・・・・２階客席、Ｃ・
・・・舞台！７１５．　ｄ・・・・客席ホール、Ａ・・
・・単位架構。 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 仮設の第１ステージと第２ステージとを併設し、第１ス
   テージで前半工程を、次いで第２ステージで後半工程を
   実施することにより単位架構の鉄骨の組立から設備、仕
   上の工事をなし、次いで前記単位架橋の両側端部を建物
   側壁頂部のレールに沿って送行させ、順次前記作業を繰
   返すことによって単位架構を所定の位置に連接して固定
   するこ吉を特徴とする大張間架構の無足場建方工法。