JPH05187068A - 建築物の構築方法 - Google Patents
建築物の構築方法Info
- Publication number
- JPH05187068A JPH05187068A JP558492A JP558492A JPH05187068A JP H05187068 A JPH05187068 A JP H05187068A JP 558492 A JP558492 A JP 558492A JP 558492 A JP558492 A JP 558492A JP H05187068 A JPH05187068 A JP H05187068A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- stage
- roof
- building
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステージ上面の柱建入れ用貫通孔を不要なら
しめ、作業の全天候化と屋上先行工事や設備機器の先行
設置を可能ならしめる建築物の構築方法を提供する。 【構成】 屋上階梁２最上階梁３とを一定間隔に保持し
てなる仮設ステージ１の屋上階床面に本設屋上工事を先
行するとともに、最上階梁３下面に敷設したレール５に
柱建入れ作業機械６を走行自在に懸吊して、仮設ステー
ジ１内に１階分の長さの本設柱８を建入れ、同柱８をガ
イドとしてセルフクライミングをし、以上の工程を反覆
することによって建築物を建築していく。
しめ、作業の全天候化と屋上先行工事や設備機器の先行
設置を可能ならしめる建築物の構築方法を提供する。 【構成】 屋上階梁２最上階梁３とを一定間隔に保持し
てなる仮設ステージ１の屋上階床面に本設屋上工事を先
行するとともに、最上階梁３下面に敷設したレール５に
柱建入れ作業機械６を走行自在に懸吊して、仮設ステー
ジ１内に１階分の長さの本設柱８を建入れ、同柱８をガ
イドとしてセルフクライミングをし、以上の工程を反覆
することによって建築物を建築していく。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鉄骨造、鉄骨鉄筋コンク
リート造等の構造による複層の地上構造物の柱、梁、床
等の構造部材を機械装置によって構築する建築物の構築
方法に係るものである。
リート造等の構造による複層の地上構造物の柱、梁、床
等の構造部材を機械装置によって構築する建築物の構築
方法に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】本発明等は特願平３−４３３８１号にお
いて、最終的に本設の梁となる屋上階と最上階の各床組
との間に、本設柱より突設された梁端部に支持されて上
昇するセルフクライミング装置を取付けてなる仮設ステ
ージを構成し、同仮設ステージにおける上梁の上面及び
下梁の下面に夫々レールを敷設するとともに同各レール
上を走行またはレール下に懸吊される資材搬送、部材組
立及び接合用機器を装架し、同機器によって柱、梁、床
等の部材を組立て、一層分の組立作業が完了すると前記
セルフクライミング装置を介して前記仮設構台を上昇さ
せて前記の組立作業を繰返し、以下前記の組立作業を反
覆して所要階数の部材を組立て、最終的に前記仮設ステ
ージを屋上階及び最上階の梁として柱に接合することを
特徴とする建築物の構築方法を提案した。
いて、最終的に本設の梁となる屋上階と最上階の各床組
との間に、本設柱より突設された梁端部に支持されて上
昇するセルフクライミング装置を取付けてなる仮設ステ
ージを構成し、同仮設ステージにおける上梁の上面及び
下梁の下面に夫々レールを敷設するとともに同各レール
上を走行またはレール下に懸吊される資材搬送、部材組
立及び接合用機器を装架し、同機器によって柱、梁、床
等の部材を組立て、一層分の組立作業が完了すると前記
セルフクライミング装置を介して前記仮設構台を上昇さ
せて前記の組立作業を繰返し、以下前記の組立作業を反
覆して所要階数の部材を組立て、最終的に前記仮設ステ
ージを屋上階及び最上階の梁として柱に接合することを
特徴とする建築物の構築方法を提案した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記先願発明は仮設ス
テージ上からのクレーンによる本設柱の建入れと、セル
フクライミング装置によるステージ全体のクライミング
を交互に反復することにより、所要階数を構築してい
る。この方法によると柱建入れ、及びクライミング装置
の設置のため、ステージ上下面に柱建込用貫通孔が存在
することとなり、外部環境との完全な遮断は期待し難
い。またステージ上面の貫通孔、及び柱建入れクレーン
やレールのために、屋上設備機器等の先行設置も大幅に
制約される。
テージ上からのクレーンによる本設柱の建入れと、セル
フクライミング装置によるステージ全体のクライミング
を交互に反復することにより、所要階数を構築してい
る。この方法によると柱建入れ、及びクライミング装置
の設置のため、ステージ上下面に柱建込用貫通孔が存在
することとなり、外部環境との完全な遮断は期待し難
い。またステージ上面の貫通孔、及び柱建入れクレーン
やレールのために、屋上設備機器等の先行設置も大幅に
制約される。
【０００４】本発明は前記従来技術の有する問題点を解
決するために提案されたもので、その目的とする処は、
ステージ上面の柱建入れ用貫通孔を不要ならしめ、作業
の全天候化と屋上先行工事や設備機器の先行設置を可能
ならしめる建築物の構築方法を提供する点にある。
決するために提案されたもので、その目的とする処は、
ステージ上面の柱建入れ用貫通孔を不要ならしめ、作業
の全天候化と屋上先行工事や設備機器の先行設置を可能
ならしめる建築物の構築方法を提供する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る建築物の構築方法によれば、最上階梁
と屋上階梁とを一定間隔に保持してなる仮設ステージの
屋上階床面に本設屋上工事を先行するとともに、屋上階
梁下面に敷設したレールに柱建入れ作業機械を走行自在
に懸吊して、仮設ステージ内に１階分の長さの本設柱を
建入れ、同柱をガイドとしてセルフクライミングをし、
以上の工程を繰返すことによって建築物を構築していく
ものである。
め、本発明に係る建築物の構築方法によれば、最上階梁
と屋上階梁とを一定間隔に保持してなる仮設ステージの
屋上階床面に本設屋上工事を先行するとともに、屋上階
梁下面に敷設したレールに柱建入れ作業機械を走行自在
に懸吊して、仮設ステージ内に１階分の長さの本設柱を
建入れ、同柱をガイドとしてセルフクライミングをし、
以上の工程を繰返すことによって建築物を構築していく
ものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば前記したように構成された仮設
ステージ内に１層分の本設柱を屋上階下面に敷設したレ
ールに走行自在に懸吊された柱建入れ作業機械によって
建込み、同柱をガイドとしてクライミングし、これを繰
返すことによって建築物を構築していく。
ステージ内に１層分の本設柱を屋上階下面に敷設したレ
ールに走行自在に懸吊された柱建入れ作業機械によって
建込み、同柱をガイドとしてクライミングし、これを繰
返すことによって建築物を構築していく。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。１は前記従来例として挙げた特願平３−４３３８１
号と同様に地表部において構築された仮設ステージで、
２は仮設ステージ屋上階梁、３は仮設ステージ最上階梁
で、仮設支柱４を介して所定間隔に支持されている。こ
の仮設支柱４によって支持された前記仮設ステージ屋上
階梁２と仮設ステージ最上階梁３との間隔は（本設柱の
長さ）＋（建入れ作業機械と作業空間確保の長さ）とな
る。
る。１は前記従来例として挙げた特願平３−４３３８１
号と同様に地表部において構築された仮設ステージで、
２は仮設ステージ屋上階梁、３は仮設ステージ最上階梁
で、仮設支柱４を介して所定間隔に支持されている。こ
の仮設支柱４によって支持された前記仮設ステージ屋上
階梁２と仮設ステージ最上階梁３との間隔は（本設柱の
長さ）＋（建入れ作業機械と作業空間確保の長さ）とな
る。
【０００８】而して前記屋上階梁２の下面には柱建入れ
作業機械用レール５が敷設され、柱建入れ作業機械６そ
の他各種作業機械が移動自在に懸吊されている。また前
記仮設ステージ最上階梁３上に床面走行式の柱建入れ作
業機械７が走行自在に載架されている。前記作業機械の
屋上階梁２には屋上本設工事と必要に応じて吸排気ファ
ン、空調屋外設備等の設備機器１２が設置される。
作業機械用レール５が敷設され、柱建入れ作業機械６そ
の他各種作業機械が移動自在に懸吊されている。また前
記仮設ステージ最上階梁３上に床面走行式の柱建入れ作
業機械７が走行自在に載架されている。前記作業機械の
屋上階梁２には屋上本設工事と必要に応じて吸排気ファ
ン、空調屋外設備等の設備機器１２が設置される。
【０００９】このように地表部で準備を終えた仮設ステ
ージ１は前記従来先願発明と同様に同セルフクライミン
グ装置（同先願発明と同一機械のため図示を省略す
る。）によって１階分の高さ宛、段階的に上昇して躯体
構築作業を行なう。図１は前記仮設ステージ１が５階位
置まで上昇し、上階へクライミングするため、本設柱８
の建入れと、４階部の躯体作業、即ち前記仮設ステージ
１の最上階梁３の下面に敷設された躯体作業機械用レー
ル９に走行自在に懸架された躯体作業機械１０によって
梁１１のセット中の状態を示すものである。図中１３は
仮設側壁である。
ージ１は前記従来先願発明と同様に同セルフクライミン
グ装置（同先願発明と同一機械のため図示を省略す
る。）によって１階分の高さ宛、段階的に上昇して躯体
構築作業を行なう。図１は前記仮設ステージ１が５階位
置まで上昇し、上階へクライミングするため、本設柱８
の建入れと、４階部の躯体作業、即ち前記仮設ステージ
１の最上階梁３の下面に敷設された躯体作業機械用レー
ル９に走行自在に懸架された躯体作業機械１０によって
梁１１のセット中の状態を示すものである。図中１３は
仮設側壁である。
【００１０】前記の作業を反覆して前記仮設ステージ１
が最上層に到達したとき、仮設ステージ１の屋上階梁２
を柱頂部に固定し、次いで仮設支柱４を撤去したのち、
仮設ステージ最上階梁３をクライミングさせて所定の位
置で柱と固定し、躯体の構築を完了する。
が最上層に到達したとき、仮設ステージ１の屋上階梁２
を柱頂部に固定し、次いで仮設支柱４を撤去したのち、
仮設ステージ最上階梁３をクライミングさせて所定の位
置で柱と固定し、躯体の構築を完了する。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば前記先願発明と同様に、
建築物構築作業中における仮設作業台となる仮設ステー
ジは本設の屋上階と最上階の床として使用されるので、
工事完了後地上に回収する資材は建設用機器類のみとな
り、著しく施工が簡略化され、経済性に優れ、安全性が
高い。
建築物構築作業中における仮設作業台となる仮設ステー
ジは本設の屋上階と最上階の床として使用されるので、
工事完了後地上に回収する資材は建設用機器類のみとな
り、著しく施工が簡略化され、経済性に優れ、安全性が
高い。
【００１２】また本発明によれば前記先願発明のように
柱建入れ、及びクライミング装置の設置のためのステー
ジの上下面の貫通孔が不要となり、全天候下の作業が可
能となり、作業環境が向上し、また柱建入れのためのク
レーン及び同クレーンのレールが屋上階にないことと相
俟って屋上先行工事や設備機器の先行設置も可能とな
り、作業性が向上し、工期の短縮が図られる。
柱建入れ、及びクライミング装置の設置のためのステー
ジの上下面の貫通孔が不要となり、全天候下の作業が可
能となり、作業環境が向上し、また柱建入れのためのク
レーン及び同クレーンのレールが屋上階にないことと相
俟って屋上先行工事や設備機器の先行設置も可能とな
り、作業性が向上し、工期の短縮が図られる。
【図１】本発明に係る建築物の構築方法の一実施例の実
施状況を示す正面図である。
施状況を示す正面図である。
【符号の説明】 １ 仮設ステージ ２ 仮設ステージ屋上階梁 ３ 仮設ステージ最上階梁 ４ 仮設支柱 ５ 柱建入れ作業機械用レール ６ 柱建入れ作業機械 ７ 柱建入れ作業機械 ８ 本設柱 ９ 躯体作業機械用レール １０ 躯体作業機械 １１ 梁 １２ 設備機器 １３ 仮設側壁
Claims (1)
- 【請求項１】 最上階梁と屋上階梁とを一定間隔に保持
してなる仮設ステージの屋上階床面に本設屋上工事を先
行するとともに、屋上階梁下面に敷設したレールに柱建
入れ作業機械を走行自在に懸吊して、仮設ステージ内に
１階分の長さの本設柱を建入れ、同柱をガイドとしてセ
ルフクライミングをし、以上の工程を繰返すことによっ
て建築物を構築していくことを特徴とする建築物の構築
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP558492A JPH05187068A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 建築物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP558492A JPH05187068A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 建築物の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187068A true JPH05187068A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11615293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP558492A Pending JPH05187068A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 建築物の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05187068A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06299703A (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-25 | Kajima Corp | 鉄骨構造建築物の構築法 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP558492A patent/JPH05187068A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06299703A (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-25 | Kajima Corp | 鉄骨構造建築物の構築法 |
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