JPS60173211A - 経編地 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、通路工事や宅地造成等の盛土或いは土留後
におＣプるのり而（法面−傾斜面）の土崩れを防止する
ために、上記のり面に植苗、播種を行うのに用いる経編
地に関するものである。

従来におけるこの種の経編地は、網目の中途複数箇所に
、上記の網目を構成する経糸と緯糸を横位の方向へ若干
幅により裏地と表地とに分は繻みすることで、この分（
プ編みされた位置毎に規定幅の直線筒状による袋部を形
出し、この袋部内へ植物用の肥利包を間隔的に収容した
一条宛の肥料借貸を収納するように形成していた。

上記により従来の１１！編地は、網目の中途複数箇所毎
に袋部を形出りるために、網目を構成する経糸と緯糸が
、上記の袋部以外の部分でも袋部を形出するに足りる裏
地と表地との編み合わせになっていて編地月を二重に要
づるうえ、上記袋部の位置では裏地と表地とを分は編み
づるため、加］−がθ相になってコスト高を招いてい／
こ、７また上記袋部は一連宛の筒状体に形成されていて
、現場ｅの肥料包入れによる肥料借貸の挿入が極めて困
難であることから、あらかじめＴ場での作業により上記
の肥料借貸をその位置毎の袋部内へ挿入して置かな【プ
ればならなかった。従って肥料借貸を挿入した状態で経
編地を運搬したり、或いはのり面へ張設置ることになっ
て作業性が悪く、これによってのり面における経編地張
設の施工能率が向上できないという各問題点があった。

この発明は上記の問題点を解決づるためになされたもの
であり、その目的とするところは、網目を構成Ｊる経糸
の複数部署に網目の強度を増Ｊために一ト記経糸に一体
的に編み込む補強経糸を、網目の中途複数箇所ではそｐ
位置毎の経糸への編み込みから一時的に開放し、この位
置に局部的に分離したアーチ部を横方向へ連通するＳ様
をもって形出することにより、経糸と緯糸とが一重の編
み込みで済むうえ、アーチ部の部署では補強経糸をイの
位置の経糸から一時的に分離するだけで形出ぐぎ、これ
によって加工が簡単になりコストの低減が１ｑられる。

また肥料借貸は、横方向に連通づるアーチ部へ挿入する
だけで済むことから、現場でのセットか可能になり、搬
送および張設作業も簡単になってのり面への施工能率が
大幅に向上できる経編地を提供することにある。

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

まず構成を説明すると、第１図に示すように、例えばポ
リエチレン等の高分子化合物により繊維材に成形された
経糸２を三編み状のもとて適宜の間隔により平行状に配
列し、上記の各経糸２には上記と同質材に成形された緯
糸３を、はぼ同様の間隔のもとに上記経糸２に対して直
交する態様により編み込んで基盤目状の網目６を形成づ
る経編地１において、上記経糸２には次に示す補強経糸
４が、適宜な間隔配置のもとに一体的に編み込まれてい
る。この場合、上記補強経糸４は、前記の経糸２よりも
大径で、かつ撚線」二に形成されている。そして上記補
強経糸４は、編み込まれている経糸２に対して全網目６
の中途複数箇所ではその位置毎の経糸２に対してそれま
での一体的な編み込みから一時的に開放し、後記づる肥
料借貸７の挿通が可能となる幅の範囲を上記経糸２から
局部的に分離することで、この位置に肥料借貸７の挿通
収納が可能となるアーチ部４ａが、横位の方向へ直線状
に連通ずる態様により編み込まれている。

なお上記のアーチ部４ａを形出したのち、補強経糸４は
、再びアーチ部４ａを形出４る以前の同じ経糸２に復帰
して前述と同様に一体的に編み込まれている。この反復
により網目６の内部には横−文字形による複数のアーチ
部４８連が平行前をもって間隔的に配列されている。

上記により補強経糸４の各アーチ部４ａの列は、経編地
１の緯糸３に対して平行するように形出されている。従
って網目６の中途複数箇所に形出された一連宛の各アー
チ部４ａに後記する肥料借貸７が横位の態様により挿入
した際、各アーチ部４ａが上記肥料借貸７を保持し、こ
れによって上記肥料借貸７内に間隔的に収容された肥料
へ８が、網目６への植苗、播種に対して充分に給肥を行
うことが可能となるように構成されている。また前記し
た補強経糸４間における任意の経糸２には横麻から採る
天然繊維のジュート５が、その位置毎の上記経糸２に一
体的に編み込まれて、網目６に芝生やその他の植物とな
る植苗、播種を行った際、上記植苗、播種が滑落するの
を確実に防止できるように構成されている。

このようにして経編地１は各経糸２に補強経糸４を間隔
的な配置により編み込み、上記経糸２の中途複数箇所で
は当該経糸２から局部的に分離する編み方をもってその
位置毎にアーチ部４ａを形出し、これによって上記の各
アーチ部４ａ連の位置に後記する肥料借貸７の挿入がそ
れぞれ可能となる一括体の一連面状による経編地１に構
成されている。

なお７は内部に肥料へ８を間隔的に収納するための肥料
借貸で、経編地１の各アーチ部４ａへ予め、或は必要に
より現場にて挿通される。また８は上記肥料借貸７の内
部に間隔的に収納されて、前記した経編地１の網目６に
対Ｊる植苗、播種へ給肥を行う肥料へで、肥料のみなら
ず、肥料と種子等の混合体どなることもある。

上記の構成により、第２図に示すように、道路工事や宅
地造成時の盛土および土留を終了した地盤面９ののり面
１０に経編地１を図示しない杭打ら等により張設した際
、上記経編地１に対して予め、或は後付けにより第１図
に明示するように、補強経糸４の中途複数箇所毎に形出
されている各アーチ部４ａ連の位置に、肥料へ８を間隔
的に収容した肥料借貸７をその一方側から挿通すること
により、上記肥料借貸７を網目６の面部−Ｆに各横−文
字の態様により間隔的に収納定置づることができる。従
ってのり面１０上に張設された経編地１の網目６に植苗
、播種を行った場合、各アーチ部４８連の位置毎に肥料
包８を収容した一連宛の肥料借貸７が収容されているた
め、上記の植苗、播種は、その位置毎の肥料包８から給
肥されて順調に生長することができる。また上記経編地
１をのり而１０にに張設して網目６に植苗、播種を行っ
た際、この経編地１が高分子化合物等により成形されて
いて幾分滑性質を有しているため、通常では上記の植苗
、播種等が滑落することになる。

しかし上記により経編地１は、各補強経糸４間の任意の
経糸２に天然繊維のジコート５を一体的に編み込んでい
ることから、各植苗、播種の付着性が良好になって、網
目６から滑落（るのを容易確実に防止することができる
。

以」二に説明したようにこの発明は、緯糸３と編み合わ
せて網目６を形成する経糸２の複数部署に網目６の強度
を増−ｄために上記経糸２に一体的に編み込む補強経糸
４を、網目６の中途複数箇所ではその位置毎の経糸２へ
の編み込みから一時的に開放し、この位置に局部的に分
離しＩζアーチ部４ａを横方向へ連通ずる態様をもっで
形出づることにより、上記経糸２と緯糸３とが一重の編
み込みで演むうえ、各アーチ部４ａの部署では補強経糸
４をその位置の経糸２から一時的に分離するだ（プで形
出できるため、加］二が簡単に４つ−Ｃコストの低減が
得られる。また肥料借貸７は、横方向に連通ずる各アー
チ部４ａ連へ挿入Ｊるだけで済むことから、現場でのセ
ットが可能になって、搬送および張設作業が簡単になり
、これによってのり面にＪ５ｉＪる経編地１の施工能率
が大幅に向上できる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による経編地の要部構成を示１一部平
面図、第２図は同経編地によるのり面への張設態様を示
す斜視図である。 １・・・経＆ｉ塘　２・・・経糸 ３・・・緯糸　４用補強径糸 ４ａ・・・アーチ部　６・・・網目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 経糸を適宜の間隔により平行状に配列し該各経糸には緯
   糸を直交状に編み込んで網目を形成し、前記の経糸には
   間隔配置のもとに補強経糸を縦方向に一体的に編み込み
   、全網目の中途複数箇所では上記補強経糸を、その位置
   毎の経糸に対づる編み込みから一時的に開放することで
   局部的に分離し、該分離位置に肥料借貸の挿通収納が可
   能となるアーチ部を形出したことを特徴とづる経編地。