JPS60172104A - 電気絶縁組成物 - Google Patents
電気絶縁組成物Info
- Publication number
- JPS60172104A JPS60172104A JP2767384A JP2767384A JPS60172104A JP S60172104 A JPS60172104 A JP S60172104A JP 2767384 A JP2767384 A JP 2767384A JP 2767384 A JP2767384 A JP 2767384A JP S60172104 A JPS60172104 A JP S60172104A
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- Japan
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- peroxide
- ethylene
- electrically insulating
- insulating composition
- crosslinked
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は、電気絶縁組成物の改良に関するものである。
ポリエチレン（以下ＰＥと称す）、エチレン酢酸ビニル
コポリマ（以下ＥＶＡと称す）及びエチレンアルファオ
レフィンコポリマ（以下ＥＥＡと称す）などは磁気特性
がすぐれ、ケーブルなどの絶縁体として用いられている
。しかし、いずれも温度が高くなると溶融するため使用
範囲が制限されていた。このような熱に対する欠点を解
消するために、ポリマ分子を化学的に結合させることに
よって６次元網目構造を作り、熱に対する抵抗性を高め
ることが一般に行われている。
コポリマ（以下ＥＶＡと称す）及びエチレンアルファオ
レフィンコポリマ（以下ＥＥＡと称す）などは磁気特性
がすぐれ、ケーブルなどの絶縁体として用いられている
。しかし、いずれも温度が高くなると溶融するため使用
範囲が制限されていた。このような熱に対する欠点を解
消するために、ポリマ分子を化学的に結合させることに
よって６次元網目構造を作り、熱に対する抵抗性を高め
ることが一般に行われている。
このような、いわゆる架橋ポリマを得る手段の１つとし
て有１幾過酸化物をポリマ中に分散させ加熱成形する方
法がケーブルなどの製造分野では広く行なわれて、歇る
。
て有１幾過酸化物をポリマ中に分散させ加熱成形する方
法がケーブルなどの製造分野では広く行なわれて、歇る
。
ＰＥ、ＥＶＡ及びＥＥＡなどは、１００〜１５０℃の温
度で成形するため、バーオキシケターノへパーオキシエ
ステル及びジアシルパーオキサイドなどの比較的低温で
分解する有機過酸化物は成形が難しい。また、比較的高
温で分解する・・イドロバ−オキサイドはポリマの架橋
能力が落ちる。
度で成形するため、バーオキシケターノへパーオキシエ
ステル及びジアシルパーオキサイドなどの比較的低温で
分解する有機過酸化物は成形が難しい。また、比較的高
温で分解する・・イドロバ−オキサイドはポリマの架橋
能力が落ちる。
最も好ましいパーオキサイドとしてはアルキルパ−オキ
サイドが挙げられる。特に、ンクミルバーオキザイドは
電線業界で最も多く使用されている有機過酸化物の１つ
である。
サイドが挙げられる。特に、ンクミルバーオキザイドは
電線業界で最も多く使用されている有機過酸化物の１つ
である。
しかし、これらのパルオキサイドによって架橋された絶
縁体は、純粋なポリマに比べｇｔ正接が著しく大きくな
る（まだは絶縁抵抗が小さくなる以下同じ）と云う眠気
的に重大な欠点を有することが判明した。これについて
詳細に調べだ結果。
縁体は、純粋なポリマに比べｇｔ正接が著しく大きくな
る（まだは絶縁抵抗が小さくなる以下同じ）と云う眠気
的に重大な欠点を有することが判明した。これについて
詳細に調べだ結果。
パーオキサイドの分離生成物が誘眠正接増加の原因であ
ることを突き止めだ。そして、分解生成物は架橋絶縁体
を篩部で減圧乾燥することによって除去できることも確
認できた。しかしながら、厚肉の絶縁体、加熱や減圧が
行なえない状況下などでは、分解生成物を除去すること
は従来技術では極めて困難であった。ケーブルやケーブ
ル接続部に用いる絶縁体においては誘電正接の低減は実
用上極めて重装な問題である。
ることを突き止めだ。そして、分解生成物は架橋絶縁体
を篩部で減圧乾燥することによって除去できることも確
認できた。しかしながら、厚肉の絶縁体、加熱や減圧が
行なえない状況下などでは、分解生成物を除去すること
は従来技術では極めて困難であった。ケーブルやケーブ
ル接続部に用いる絶縁体においては誘電正接の低減は実
用上極めて重装な問題である。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、―δが
小さな架橋絶縁体で”電気特性を著しく向上できる電気
絶縁組成物を提供することを目的としたものである。
小さな架橋絶縁体で”電気特性を著しく向上できる電気
絶縁組成物を提供することを目的としたものである。
本発明の電気絶縁組成物は、一般式Ｒ−０−０−πにお
いて該Ｒ及びＩが炭素数４〜８のアルキル基で構成され
ているジアルキルパーオキサイドによって架橋された、
ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン
エチルアクリレート共重合体及びエチレンα−オレフィ
ンコポリ々のいずれか１種、または２種以上の混合物か
ら構成されてなるものである。
いて該Ｒ及びＩが炭素数４〜８のアルキル基で構成され
ているジアルキルパーオキサイドによって架橋された、
ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン
エチルアクリレート共重合体及びエチレンα−オレフィ
ンコポリ々のいずれか１種、または２種以上の混合物か
ら構成されてなるものである。
即ち、本発明の電気絶縁組成物は、有機過酸化物の分解
生成物が、揮発し易い化合物となるような構造をもった
有機過酸化物を用いる点にある。
生成物が、揮発し易い化合物となるような構造をもった
有機過酸化物を用いる点にある。
本発明者らが種々の有機過酸化物について実験したとこ
ろ、」二記のようにアルキルパ−オキサイドが加工性、
架橋能力の点ですぐれていることを確認しだが、更に、
厚肉の絶縁体の場合でも分解生成物を容易に除去できる
アルキルパーオキサイドの条件としては、２００°Ｃの
温度で分解生成物の蒸気圧が少なくとも７ ６ ０ １
７ａＨ ｇ以上でなければならないことをつきとめた。
ろ、」二記のようにアルキルパ−オキサイドが加工性、
架橋能力の点ですぐれていることを確認しだが、更に、
厚肉の絶縁体の場合でも分解生成物を容易に除去できる
アルキルパーオキサイドの条件としては、２００°Ｃの
温度で分解生成物の蒸気圧が少なくとも７ ６ ０ １
７ａＨ ｇ以上でなければならないことをつきとめた。
さらに好ましくは。
１８０℃で７６０朋Ｈｇ以上、特に好ましくは１６０℃
以上の分解生成物を持った有機過酸化物が適している。
以上の分解生成物を持った有機過酸化物が適している。
上記の条件に適した過酸化物としては、一般式Ｒ−Ｏ−
Ｏ−πにおいてＲ及びにが炭素ｆｉ４〜８のアルキル基
で構成されているジアルキルパーオキサイドである。
Ｏ−πにおいてＲ及びにが炭素ｆｉ４〜８のアルキル基
で構成されているジアルキルパーオキサイドである。
以下本発明の電気絶縁組成物の実施例を比較例と共に説
明し、また、第１表により特性を説明する。
明し、また、第１表により特性を説明する。
第 １ 表
第１表中のＡ−Ｆは、
Ａ；ジター７ヤリブチルパーオキザイド、Ｂ；ジ２メチ
ルブチルパーオキザイド、Ｃ；ジプロピルパーオキサイ
ド、 Ｄ；ジ２メチルへキシルバーオキサイド、Ｅ：１，１，
３，！＋ーテトラメチルブチルハイドロパーオキサイド
、 Ｆ；ベンゾイルバーオキサイド、 実施例１ メルトインデックス１、密度０．９２２のポリエチレン
を１１０℃の６吋テストロールで混練しながら、ジター
７ヤリブチルパーオキサイドを３部加えシート状にしだ
。次に、蒸気プレスで１８０℃、３０分の条件で架橋形
成し１叫シートを作成した。この７ートを所定条件で処
理した後、ジエリングブリッジ装置ＥＶ１−１ＤＣ（株
式会社横川醒磯製作所製）により、２５℃、ＩＫＶ／ａ
ｍ、６ ０ Ｈ ｚの条件で誘電正接−δを測定した。
ルブチルパーオキザイド、Ｃ；ジプロピルパーオキサイ
ド、 Ｄ；ジ２メチルへキシルバーオキサイド、Ｅ：１，１，
３，！＋ーテトラメチルブチルハイドロパーオキサイド
、 Ｆ；ベンゾイルバーオキサイド、 実施例１ メルトインデックス１、密度０．９２２のポリエチレン
を１１０℃の６吋テストロールで混練しながら、ジター
７ヤリブチルパーオキサイドを３部加えシート状にしだ
。次に、蒸気プレスで１８０℃、３０分の条件で架橋形
成し１叫シートを作成した。この７ートを所定条件で処
理した後、ジエリングブリッジ装置ＥＶ１−１ＤＣ（株
式会社横川醒磯製作所製）により、２５℃、ＩＫＶ／ａ
ｍ、６ ０ Ｈ ｚの条件で誘電正接−δを測定した。
ジターシャリブチルパーオキサイドは次式の碌に分解後
ターシャリブタノールを生じる。ター／ヤリプタノール
は、１−ブタノール ポリエチレン ＜Ｃ１ｌ ３） 、ｃｏＯｃ （ＣＨ３） ｓ−一一一
→２ （Ｃ＃ ａ） ３ＣＯＩｉ２−ブタノールの異性
体を持つが、いずれも７６０＋＋ｏｎＨｇの沸点が１１
Ｚ５°Ｃ，９８，５°Ｃと低い。
ターシャリブタノールを生じる。ター／ヤリプタノール
は、１−ブタノール ポリエチレン ＜Ｃ１ｌ ３） 、ｃｏＯｃ （ＣＨ３） ｓ−一一一
→２ （Ｃ＃ ａ） ３ＣＯＩｉ２−ブタノールの異性
体を持つが、いずれも７６０＋＋ｏｎＨｇの沸点が１１
Ｚ５°Ｃ，９８，５°Ｃと低い。
従って、容易にポリエチレンから揮発させることができ
る。そのため、第１表の架橋絶縁体の鵬δに示すように
ｔａｎδの値が小さい。これは電気絶縁物の相料にとつ
ではきわめてすぐれた性質と云うことができる。
る。そのため、第１表の架橋絶縁体の鵬δに示すように
ｔａｎδの値が小さい。これは電気絶縁物の相料にとつ
ではきわめてすぐれた性質と云うことができる。
実施例２
実施例１と同様な方法で、ジ２メチルブチルパーオキサ
イドを添加した。分解生成物としてはオクタツールが生
じる。オクタツールの２橿の異性体の沸点は１８０℃、
１９５°Ｃである。プレス１日後の−δはやや大きいが
８０℃６日の乾燥で小さくなる。
イドを添加した。分解生成物としてはオクタツールが生
じる。オクタツールの２橿の異性体の沸点は１８０℃、
１９５°Ｃである。プレス１日後の−δはやや大きいが
８０℃６日の乾燥で小さくなる。
比較例１
ジブロビルパーオキザイドの場合、ポリエチレンに混合
する時点で揮発してしまい添加が不可能であった。
する時点で揮発してしまい添加が不可能であった。
比較例２
ジ２−メチルへキノルバーオキサイドは−δが大きい。
分解生成物であるノナールの沸点が２２１６．５℃と高
いため乾燥後の値も大きい。
いため乾燥後の値も大きい。
比較例６
ハイドロパーオキサイドタイプである。−δは小さいが
ポリエチレンは架橋されていなかった。
ポリエチレンは架橋されていなかった。
比較例４
ジアシルパーオキサイドタイプである。分解温度が低い
ため加工時に分解してしまった。
ため加工時に分解してしまった。
このように実施例１及び２の電気絶縁組成物はポリマ本
来の特性を損なうことなく架橋ができ、論δが小さく眠
気特性にきわめてすぐれている。
来の特性を損なうことなく架橋ができ、論δが小さく眠
気特性にきわめてすぐれている。
また、厚肉製品に適用することもでき品質を向上できる
。
。
以上の実施例の他に、ぺ／タノール（６檀の異性体の６
．Ｐ、１３８．２５℃、１１９．８５℃、１１６．１℃
）、ヘキサノール（６糧の異性体のす。
．Ｐ、１３８．２５℃、１１９．８５℃、１１６．１℃
）、ヘキサノール（６糧の異性体のす。
Ｐ、１５７．８５℃、１３９．８℃、１３４．５℃）、
ヘプタツール（６糧の異性体のす、 Ｐ、 １７６．８
１”に、１５７”Ｃ，１５５，４°Ｃ）などを生じるア
ルキルパーオキザイドも−δの小さいすぐれた架橋絶縁
体が得られる。また、Ｒ−０−０−πの基本構造以外に
、Ｒ−Ｏ−Ｏ−π−０−０−＊であってもよく、この場
合には、ＨＯにＯＨなるジオールの７６０ＭｎＨｇにお
ける沸点が２００℃であればよい。
ヘプタツール（６糧の異性体のす、 Ｐ、 １７６．８
１”に、１５７”Ｃ，１５５，４°Ｃ）などを生じるア
ルキルパーオキザイドも−δの小さいすぐれた架橋絶縁
体が得られる。また、Ｒ−０−０−πの基本構造以外に
、Ｒ−Ｏ−Ｏ−π−０−０−＊であってもよく、この場
合には、ＨＯにＯＨなるジオールの７６０ＭｎＨｇにお
ける沸点が２００℃であればよい。
以上記述した如く本発明の電気絶縁組成物は。
Ｉ、ｌａδが小さな架橋絶縁体で眠気特性を著しく向上
できる効果を有するものである。
できる効果を有するものである。
Claims (2)
- （１）一般式Ｒ−〇−０−７ｉ’において該Ｒ及びＩが
炭素数４〜８のアルキル基で構成されているジアルキル
パーオキサイドによって架橋された、ポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレー
ト共重合体及びエチレンα−オレフィンコポリマのいず
れか１榎、寸だは２ａｉ以上の混合物から構成されてな
ることを特徴とする電気絶縁組成物。 - （２）上記一般式Ｒ−０−０−にを構成するＲ及びにが
、式ＲＯＩＩ及びＲ１ＯＩＩに対応するアルコールの２
００℃の蒸気圧が７６０ｗｎＨｇ以上である特許請求の
範囲第１項記載の電気絶縁組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2767384A JPS60172104A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 電気絶縁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2767384A JPS60172104A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 電気絶縁組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172104A true JPS60172104A (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=12227468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2767384A Pending JPS60172104A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 電気絶縁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172104A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56105210A (en) * | 1980-01-14 | 1981-08-21 | Enertherm Inc | Low mass flowwrate wasted fuel incinerator |
| JPS59154711A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-03 | 住友電気工業株式会社 | 高電圧ケ−ブル |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2767384A patent/JPS60172104A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56105210A (en) * | 1980-01-14 | 1981-08-21 | Enertherm Inc | Low mass flowwrate wasted fuel incinerator |
| JPS59154711A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-03 | 住友電気工業株式会社 | 高電圧ケ−ブル |
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