JPS60171783A - リ−ド線の切曲げ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電子部品挿入機の電子部品リード線の切曲げ機
構に係り、特にプリント基板に高密度で挿入する電子部
品リード線の切曲げに好適なリード線の切曲げ機構に関
する。

〔発明の背景〕

従来のリード線の切曲げ機構で１回転刃と固定で切曲げ
するものが存在するが、切曲げ方向が電子部品のリード
線配列方向に対し９０”の角度で外曲げするもので、電
子部品を高密度実装したプリント基板においては、隣接
して実装した電子部品のリード線同志が短絡する危険が
あったり、また隣接して実装した電子部品のリード線を
突き上げてしまったり、折曲げてしまうなどの欠点があ
った。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、プリント基板に高密度に実装された電
子部品のリード線を切断後折曲げし電子部品を仮固定す
る際に、隣接して実装した電子部品のリード線と干渉す
ることなく切曲げ可能とし、簡便で確実なリード線の切
曲げ機構を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、電子部品を高密度で実装したプリント基板に
おいて、隣接して実装した電子部品のリード線と干渉す
ることなく切曲げ可能とする手段として、可動刃及び固
定刃の円弧面上に隣接して実装した電子部品のリード線
を回避するリード線回避溝を設けるととも釦、上記可動
刃及び固定刃をリード線の切曲げ方向が電子部品リード
線配列方向に対し４５°の角度で切曲げられる位置に配
置したことを特徴とするリード線の切曲げ機構。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図から第３図により説明
する。第１図及び第２図は電子部品挿入機のリード線の
切曲げ機構の概略図及び見取図を示し、第５図はプリン
ト基板の電子部品実装面よりの透視図を示す。

リード線の切曲げ機構のベース４には、固定台５に固定
された固定刃２と固定刃２を軸として回動するように取
付けられた回転刃１と回転刃１を支える支持台５と回転
刃１を回動復帰させるための回転刃バネ６が取付けられ
ている。

回転刃１及び固定刃２には、隣接実装電子部品１５のリ
ード線１７を回避するための複数個のリード線回避溝１
８と切曲げを行なう電子部品１４のリード線１６を挿入
するとともに切断されたリード線を排出するための貫通
孔１９が設けられている。

回転刃１及び固定刃２の取付方向は、切曲げを行なう電
子部品１４のリード線の切曲げ方向が電子部品１４のリ
ード線配列方向に対し４５°の角度で切曲げされる位置
に配置されている。

固定台３には、プリント基板１５と回転刃１が接触しプ
リント基板１５を損傷しないようにするために複数個の
プリント基板受は具７が取付けられている。

回転刃を回動させる機構としては、ベース４を固定する
ベース取付台８とベース４と回転刃支持台５との間を貫
通した孔内を摺動上下移動し回転刃１を上方に押し上げ
回動させるための押し上げ具９と押し上げ具９を駆動す
るための駆動軸１０と駆動軸１０を下方に押し下げるた
めのバネ１１と駆動軸１０を動作させるためのエアシリ
ダンダ１２で構成されている。

次に動作を説明する。

プリント基板１５に挿入された電子部品のリード線が貫
通孔１９ＩＣ挿入された状態でエアシリンダ１２が動作
し駆動軸１０及び押し上げ具９が上方に押し上げられ回
転刃１が回動１−回転刃１の刃先２０と固定刃２の刃先
２１でリード線が切断された後回転刃１の刃先２０の傾
斜面２２により折曲げされる。折曲げ角度の調整は押し
上げ具９の下部に取付けられた押し上げ回動量調整用ネ
ジ２５により簡便に調整可能としている。切断されたリ
ード線２４は固定刃２の貫通孔１９と固定台５に設けら
れたリード線排出口２５により排出される。

リード線の切曲げが完了する（エアシリンダ１２が上死
点に達する）と駆動軸１０はバネ１１により、押し上げ
具９はバネ６により下方へ押し下げられ下死点に達し動
作を完了する。

切曲げ刃を円弧形状回転刃とすることにより。

回転刃１をプリント基板１５の裏面に近接可能でリード
線１６の切断長（プリント基板１５の裏面からの突き出
しリード長）を短くすることが出来隣接リード線同志の
短絡を防ぐとともＫ、プリント基板１５の裏面と回転刃
１０円弧面との隙間が円弧面に沿って大きくなり、さら
にリード線回避溝１８を設げたことにより、隣接実装電
子部品１５のリード線１７と干渉することなく切曲げ可
能である。また切曲げ方向を電子部品リード線配列方向
に対し４５°方向とすることにより隣接リード線同志が
相対方向に折曲げされても短絡する危険がなく、かつ確
実に切曲げ可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、切曲げ刃の円弧面上に隣接実装電子部
品のリード線を回避するリード線回避溝を設けると共に
、切曲げ方向を４５度の相対内面げとし、かつ折曲げ角
度を調整可能としたことにより。

（α）高密度で実装された隣接電子部品のリード線と干
渉することなく切曲げが可能である。

（ｂ）高密度で実装した隣接電子部品リード線同志が短
絡する危険が少ない。

（Ｃ）リード線形状あるいは電子部品本体形状に影響さ
れない簡便、確実な切曲げが可能である。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のリード線の切曲げ機構の正
面図、第２図は同じく全体斜視図、第５図はプリント基
板の部品実装面からの部分透視図である。 １・・・回転刃、２・・・固定刃、５・・・固定台、４
・・・ベース、５・・・支持台、６・・・回転刃バネ、
７・・・プリント基板受は具、８・・・ベース取付は台
、９・・・押し上げ具、１０・・・駆動軸、１１・・・
バネ、１２・・・エアシリンダ、１５・・・プリント基
板、１４．１５・・・電子部品、１６．１７・・・リー
ド線、１８・・・リード線回避溝。 １９・・・貫通孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　所定の電子部品を部品供給ユニットから取り出し
   、プリント基板の所定位置に上記電子部品を挿入後、上
   記電子部品のリード線の切曲げを行なう電子部品挿入機
   尾おいて１回転刃と固定刃より成るリード線切曲げ機構
   と上記回転刃を回動させる回転刃回動機構と上記回転刃
   がプリント基板と接触し損傷しないようにするためのプ
   リント基板受は具を備え、上記回転刃及び固定刃の円弧
   面上に複数の隣接実装電子部品のリード線との干渉を回
   避するリード線回避溝を設は高密度実装での切曲げを可
   能とするとともに、上記回転刃及び固定刃をリード線の
   切曲げ方向か電子部品リード線配列方向に対し４５°の
   角度で切曲げされる位置に配置することにより。 隣接実装電子部品のリード線同志の短絡を防ぎかつ確実
   に切曲げ出来るようにしたことを特徴とするリード線の
   切曲げ機構。