JPS6017161B2 - コムライン型帯域ろ波器 - Google Patents

コムライン型帯域ろ波器

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JPS6017161B2
JPS6017161B2 JP5105478A JP5105478A JPS6017161B2 JP S6017161 B2 JPS6017161 B2 JP S6017161B2 JP 5105478 A JP5105478 A JP 5105478A JP 5105478 A JP5105478 A JP 5105478A JP S6017161 B2 JPS6017161 B2 JP S6017161B2
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JP
Japan
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hole
conductor
resonant
bandpass filter
resonant conductor
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JP5105478A
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JPS54143046A (en
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治 山中
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/205Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコムラィン型帯域ろ波器に関し、特にマイク
ロ波帯で用いられるコムラィン型帯城ろ波器の構造の改
良に関する。
第1図はコムラィン型帯城ろ波器の電気回路図的な基本
的構成を示すものである。
第1図において11,12,・・・・・・,lnは共振
導体を示し、2は入力カプラ、3は出力カプラを示す。
共振導体11,12,・・・・・・,lnのそれぞれは
その一方端が接地され、他方端は容量C1,C2,・・
・・・・Cnによって終端される。この容量C1,C2
,…・・・,Cnは通常共振導体と蟹体との空隙(後述
)で実現される。また、共振導体11,12,・・・・
・・,lnの長さ(後述)は通常使用するマイクロ波帯
域における中心周波数の波長の8分の1程度に選ばれる
。第2図は第1図に示したコムラィン型帯城ろ波器の実
体的な内部構造の従来例を示す図である。
第2図において、蓬体4の一方の側枠4aには蔭体の長
手方向に垂直に共振導体11,12,・・・…,ln(
以下、総称して共振導体1で示す)がくし歯状に固着さ
れている。そして、蓮体4の他方の側枠4bとこれら共
振導体1のそれぞれの先端部との間には空隙5が形成さ
れる。他方の側枠4bには容量微調整用の可動ブロック
6が各共振導体1に対応して設けられる。そして、これ
らの可動ブロック6を可動させて、前記空隙5の大きさ
を変化させる。なお、入力俵栓7は入力カプラ2′と結
合されている。また、出力俵栓8は出力カブラ3′と結
合されている。第3図は第2図における線m−mに沿う
断面を示すものである。微調整用ねじ9は共振導体1の
先端部に対して近接・離隔自在となるように設けられ、
共振導体1と隆体4の第2の側枠4bとが形成する容量
CI,C2,・・・・・・,Cnの微調整を行うための
ものである。第1図ないし第3図に示したこの纏る波器
の特徴は、4分の1波長の共振導体の自己共振を利用す
るいわゆるインターディジタル型のる波器に比較して、
篤体全体の寸法を小さくできることにある。
そして、特にマイクロ波帯城の低周波帯に多用されてい
る。
ところで、このようなる波器においては、その通過帯城
やインピーダンス等は篤体自体の寸法、各共振導体の寸
法、共振導体相互間の位置関係および篭体と共振導体の
先端部が形成する空隙に基づく容量によって一義的に定
まり、これらの値は種々の設計公式に従って決定される
。そこで、いったん設計値が決められてしまうと、共振
周波数の調整または微調整は、共振導体の長さを変える
かまたは前記空隙に基づく容量を増減することにより行
なわれている。ところが、前述したようにこの種ろ波器
は塗体自体の寸法を小さくできるものの、共振導体の先
端部に要求される容量値が比較的大きくなってしまうと
いう欠点がある。
この欠点を解消するために、第2図および第3図で示す
ように、共振導体1先端切口に導体板10を取付ける等
の工夫が必要であった。このことは製作を煩雑にする問
題点を含む。また、共振導体の先端部と蓮体との空隙を
調整する可動ブロック6は各共振導体1に対してそれぞ
れ独立に可動させられるように設けられるために、構造
上かなり複雑なものとなる。
さらに、共振導体の先端部に要求される容量の調整は、
可動ブロック6の調整および第3図で示した微調整用ね
じ9によって行なわれるため、かなり煩雑なものとなっ
てしまう欠点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は上述した欠点を解
消して、比較的小型であると同時に共振導体先端部の大
容量を確保することができ、さらに容量の調整の容易な
コムラィン型帯域ろ波器を提供することである。この発
明は、要約すれば、複数個の共振導体とこれらを一方の
側枠で固着保持する篤体、入出力カプラを含むコムラィ
ン型帯城ろ波器において、共振導体と篭体とで形成され
る容量部は、蟹体の他方の側枠に内方に向いて穿設され
た穴の内周面とこの穴に挿入される共振導体の先端部の
外周面とで形成される空隙であり、さらにこの空隙がつ
くる容量部は共振導体の先端部に要求される容量値の全
部または一部を実現するように構成されたコムラィン型
帯城ろ波器である。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第4図はこの発明の一実施例の内部構造を示す平面図で
あり、従来の説明における第2図に相当するものである
第5図は第4図の縁V−Vに沿う拡大断面図であり、第
6図は第5図の要部をさらに拡大して示したものである
。第4図ないし第6図を参照して、錘体4の一方の側枠
4aには、共振導体1がたとえばろう付け等により固着
される。
隆体4の他方の側枠4bには、共振導体1の切口12に
対向する位直に該共振導体1の外径よりやや大きい内径
を有する透孔13が穿設されている。この透孔13の中
心線と共振導体1の中心線とを一致させて該共振導体1
の先端部が前記透孔13に挿入される。透孔13にはさ
らに他方側枠4bの外方向から導電性の容量別調整用の
同調素子15が密に挿入されている。この同調素子15
は、具体的には第6図に示すようにその外側に透孔13
の上部に設けられためねじ部と螺合するおねじ部を、そ
の内側にめねじ部を有する中空のねじ部村15aとこの
ねじ部材15aのめねじ部に螺合する中実のねじ部材1
5b(以下チューニングスクリュ15b)と称する)を
備えたようなものである。なお、この同調素子15はた
とえば透孔13の上部に設けためねじ部に螺合するおね
じ部を備える導電性の挿入導体(ねじ部材)であっても
よい。
前記チューニングスクリュー15bは共振導体1の鞠線
(または透孔13の中心線)に沿う方向に変位自在であ
る。なお、入力カプラ2′、出力カプラ3′、入力嬢栓
7および出力接栓8は第2図に示したものと同様である
。さて、前述したような構造を有するコムラィン型帯域
ろ波器において、共振導体1の先端部の外周面laと透
孔13の下方の内周面との間に空隙16が形成される。
この空隙16は第1の容量部を形成する。さらに、共振
導体1の先端部の切口12と前記チューニングスクリュ
ー5bの下端面との間には空隙17が形成される。この
空隙17は第2の容量部を形成する。前記第1の容量部
は共振導体1の先端部内周面laと透孔13の対向する
面積によりその容量値が得られるから、この容量値は単
に共振導体1の切口12が他方側枠4bに対向する面積
によって得る容量値よりもずっと大きい。
また、共振導体1を透孔13に挿入する程度に応じて所
望の容量を得ることができる。前記チューニングスクリ
ュ15bの下端面と共振導体1の切口12で形成する第
2の容量部は、単にチューニングスクリュー5bの螺合
長さを可変させることにより空隙17の大きさを変化さ
せて、その容量の調整を行ないうる。
この調整は微調整用として働ら〈。したがって、この実
施例によればこの種の帯城ろ波器が小形にできるにもか
かわらず、構造を煩雑にしていた共振導体の先端に必要
とされる容量値を確保するために共振導体の切口に設け
られていた導体板などは必要でない。
また従釆の容量調整用の崖体と一体構成されていた可動
ブロックも固定的な大きな容量値が得られるようになっ
たので必要ではない。さらに、可動ブロックと徴調用ね
じで行なっていた容量の調整も、単にチューニングスク
リュの回動だけで極めて容易に行ない得る利点がある。
なお、上記実施例では透孔13を設けて微調整用の同調
素子を挿入したが、微調整が必要とされないような場合
は、この透孔13は単に他方の側枠4bの内面に穿設す
る穴であってよい。
この場合には第2の容量部は共振導体1の切口12と前
記穴の底面との間に形成される空隙である。以上のよう
に、この発明によれば、誓体の他方側枠に設けられた透
孔と、この透孔に挿入される同調素子と、この透孔に挿
入される共振導体の先端部とがなす空隙によって容量部
を形成し、さらに上記同調素子の上記透孔への挿入量を
変化させることによって上記容量部の容量を変えること
ができるようにしたので、構造が比較的簡単かつ小型で
大容量を確保することができると同時に容量の微調整を
容易に行なうことができるコムラィン型帯城ろ波器を得
ることができる。なお、一般の同軸形共振器において構
造上の観点から共振導体の先端部容量を大きくしかつ微
調整を簡易に行ないたい場合はこの発明は有利に適用さ
れる。
また、この発明によれば、隣接する共振導体との先端部
容量間の不必要な結合も回避できる利点もあることを指
摘しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図はコムラィン型帯域ろ波器の電気的等価回路図で
ある。 第2図は従来のコムラィン型帯域ろ波器の内部構造の平
面図である。第3図は第2図の線m−mに沿う断面図で
ある。第4図はこの発明の一実施例を示す内部構造の平
面図である。第5図は第4図の線V−Vに沿う断面図で
ある。第6図は第5図の要部の拡大図である。図におい
て、同一参照符号は同一ないし相当部分を示し、1は共
振導体、4は瞳体、4a,4bは側枠、12は切口、1
3は透孔(穴)、15は同調素子、15bはチューニン
グスクリュ、16,17は空隙を示す。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筐体と、一端が前記筐体の一方側枠に固定されてく
    し歯状に配置される複数の共振導体と、前記共振導体の
    他端部および前記筐体の他方側枠によつて形成される容
    量部とを含むコムライン型帯域ろ波器であつて、 前記
    筐体の他方側枠の内面でありかつ前記共振導体の他端部
    に対向する位置に該共振導体の外径より大きい内径を有
    する透孔を形成し、 前記透孔には前記共振導体の長手
    方向に沿つて同調素子が挿入され、 前記容量部は、 前記透孔に挿入した前記共振導体の他端部外周面とそ
    れに対向する前記透孔の内周面との空隙で形成される第
    1の容量部と、 前記共振導体の他端部切口とそれに対
    向する前記同調素子との空隙で形成される第2の容量部
    とで構成され、 前記同調素子の前記透孔への挿入量を
    可変することにより前記第2の容量部の容量を可変する
    ようにしたことを特徴とするコムライン型帯域ろ波器。 2 前記透孔内面の一部には雌ねじが形成され、 前記
    同調素子は前記雌ねじに螺合する雄ねじを有する挿入導
    体を含む特許請求の範囲第1項記載のコムライン型帯域
    ろ波器。 3 前記挿入導体はその外側に前記透孔の雌ねじに螺合
    する雄ねじを有し、かつその内側に雌ねじを有する中空
    の第1のねじと、 前記第1のねじの前記雌ねじに螺合
    する雄ねじを有する中実の第2のねじからなる特許請求
    の範囲第2項記載のコムライン型帯域ろ波器。
JP5105478A 1978-04-28 1978-04-28 コムライン型帯域ろ波器 Expired JPS6017161B2 (ja)

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JPS54143046A JPS54143046A (en) 1979-11-07
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57112102A (en) * 1980-12-27 1982-07-13 Nec Corp Resonator
JPS6478503A (en) * 1987-09-21 1989-03-24 Anritsu Corp Resonator
JPH075681Y2 (ja) * 1988-05-23 1995-02-08 日本電気株式会社 同軸共振器帯域通過ろ波器

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JPS54143046A (en) 1979-11-07

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