JPS6016974A - ピラゾ−ル誘導体,その製造方法および選択性除草剤 - Google Patents

ピラゾ−ル誘導体,その製造方法および選択性除草剤

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JPS6016974A
JPS6016974A JP12490483A JP12490483A JPS6016974A JP S6016974 A JPS6016974 A JP S6016974A JP 12490483 A JP12490483 A JP 12490483A JP 12490483 A JP12490483 A JP 12490483A JP S6016974 A JPS6016974 A JP S6016974A
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lower alkyl
halogen atom
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JP12490483A
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Norio Tanaka
規生 田中
Masakazu Taniguchi
谷口 政和
Masanori Baba
馬場 正紀
Takashi Igai
猪飼 隆
Tsutomu Nawamaki
繩巻 勤
Masashi Matsunaga
政司 松永
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I): 〔式中、Xは塩素原子またはニトロ基を、Yは水素原子
、低級アルキル基または、ハロゲン原子を示す。2はハ
ロゲン原子、水酸基、アセチルオキシ基、ベンゾイルオ
キシ基、フェノキシ基またはメタンスルホニルオキシ基
で置換されてもよい炭素数1〜7のアルキル基を、ハロ
ゲン原子、フェニル基または低級アルコキシカルボニル
基で置換されてもよい炭素数5〜6のアルケニル基を、
プロパギル基を、シアノメチル基を、ハロゲン原子で置
換し1式中、Rは水素原子、低級アルキル基、フェニル
鬼才たけシアノ基を示17.Aはハロゲン原子または低
級アルキル基で置換されても 7− よいフェニル基を、低級アルコキシ基を、低級アルキル
基またはフェニル基で置換されてもよいアミノ基を、ま
たは低級アルキル基を法、および該誘導体の1種または
2種以上を有効成分として含有する選択性除草剤に関す
るものである。
上記一般式(I”lで表されるピラゾール誘導体(以下
2本発明化合物という。)は、除草剤有効成分化合物と
して有用で、雑草を白化せしめ枯死に至らしめる特徴を
五し、特に従来水田における難防除雑草に対しても、極
めて少量施用で強力な殺草力を有している。
従来、ピラゾール誘導体としては、数多くの化合物が知
られており、これらの中で、すでに水田用除草剤として
実用化され、市販されているものとして、下記構造式で
表されるビラゾレート(一般名)がある。
 8− 一方、ピラゾール誘導体以外でも、水田用除草剤として
数多くの除草剤が実用化されており。
単剤または混合剤と1〜て一般に広く使用されている。
しか]−ながら、水田で発生する多年生雑草は一般に生
長が旺盛であり、また発生期間も長く防除に困難をきわ
めており、−年生雑草に有効な除草剤は数多いが、多年
生雑草に卓効を示す除草剤は、はとんどガいのが現状で
ある。
また、最近の水稲栽培は1機械イヒの導入、移植時期の
早期化々どの要因により、雑草の発生には好適な条件と
なっており、1回の除草剤処理だけでは、−年生雑草お
よび多年生雑草を完全に防除するととを期待する仁とは
難しい状況となっている。
近年、水稲栽培において田植前後の時期に1回 10− の薬剤散布で全雑草を完全に防除する試みが種々の単剤
または混合剤でなされているが、除草効果は極めて不充
分であり、したがって無理に1回だけの処理で効果を得
る場合には単位面積当りの投下薬量は多量を要すること
となる。
このような上記の問題を解決するために、極めて低薬量
で、且つ広範囲の雑草に有効な一回処理用除草剤の出現
が待望されているのが現状である。
本発明者らは、8!i々検討を重ねてきた結果、広範囲
の雑草に効力を示し、更にこれらの雑草のなかでも、従
来特に防除が困難であり有効な除草剤が皆無に近かった
ミズガヤツリ、クログワイなどの多年生雑草に著しく効
力の高い本発明化合物を見出し9本発明を完成するに到
った。。
また1本発明化合物は、水稲に対する薬害が全くなく、
安全に使用できるという効果も有するものである。
本発明化合物は前記の如く一般式(I):〔式中、X、
Yおよび2は前記と同じ意味を表す。〕 で表されるピラゾール誘導体である。
従来、除草活性を有するピラゾール誘導体としては、い
くつかの化合物が知られており1例えば特公昭54−5
6648号および特開昭54−41872号公報には4
−ベンゾイル訪導体が除草剤として有用であることが記
載されている。
これらのピラゾール誘導体として実用化され。
市販されているものは前記の化合物へで示されるビラゾ
レート(一般名)のみである。
上記の特開昭54−41872号公報に記載されている
ピラゾール誘導体は、上記式(T)で表 11− される化合物のピラゾール環の3位がすべてOH,基の
みである。
また、上記の特公昭54−56648号公報に記載され
ているピラゾール誘導体は、上記式C1’)で表される
化合物のピラゾール環の6位がほとんど低級アルキル基
であり、5位の置換基がOH。
BH,その塩または特定の有機酸とのエステルである。
このなかで、3−位が水素原子である場合は下記に示す
如く、−例のみが実施例として具体的に記載されている
だけである。
しかし、この化合物Bは、上記の特公昭54−5664
8号公報の生物試験データの記載からも明らかな如く市
販の前記化合物Aに比べても除草活性が劣っている。
本発明者らは9本発明化合物と、これらの化合 12− 物Aおよび化合物Bと比較試験を行なったところ2本発
明化合物がはるかに優れた除草活性を有していることを
確認した。
従来より数多くのピラゾール誘導体が合成され除草活性
試験が行なわれていたにもかかわらずピラゾール環の3
位が水素原子である化合物は前記の化合物Bのみであっ
た。
その理由は、3−位にアルキル等の置換基を有する化合
物(5−位アルキル訪導体)は2合成が比較的容易であ
るが、3−位が水素原子の場合にはその合成が非常に困
難であったことおよび3−位アルキル誘導体に比べて除
草活性が低く実用性に乏しいことによると考えられてい
た。
本発明者らは、ピラゾール環の5−位が水素原子である
化合物について種々検討した結果、容易に合成し得る方
法を見出し、更に5−位の置換部分についても、各種検
討した結果、前記一般式CI’)で表される本発明化合
物が強力な殺草力を有し、更に水稲に対する安全性も高
く、水稲用除草剤として極めてすぐれた性質を有すると
とを見出した。
して、極めて防除が困難なカヤツリグサ科多年生雑草で
あるハマスゲに対しても著しく高い除草作用を示し、か
つトウモロコシ、ダイズに対す害 る薬剤も認められず、畑作用除草剤としても極めて有用
である。
次に2本発明化合物は、下記の反応式に従って容易に合
成できる。
(ロ) 〔式中、Qはハロゲン原子または水酸基を、Hatはハ
ロゲン原子を表し、X、Yおよび2は前記と同じ意味を
表す。〕 反応式(■)はエトキシメチレンマロン酸ジエチルとメ
チルヒドラジンを原料として、4−カルボエトキシ−5
−ヒドロキシ−1−メチルピラゾールを合成し1次いで
細氷分解・脱炭酸反応を行って5−ヒドロキシ−1−メ
チルピラゾール(イ)を得る反応を示す。
さらに化合物(ロ)は反応式(2)に従って化合物(イ
)を原料として容易に合成することができる。
−例を示せば、化合物(イ)を脱ハロゲン化水素剤(望
ましくは水酸化すl−IJウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム、トリエチルアミン、ビリ 15− ジン)の存在下1反応に不活性な溶媒中で種々ノペンゾ
イルハライドと反応させてエステルとし、これを転位さ
せて化合物(ロ)を高収率で得ることができる。エステ
ル化反応の溶媒としては例えばジオキサン、アセトニト
リル、ベンゼン。
トルエン、クロロポルム等を単一で用いることができる
のは龜ちろんであるが2例えば水−トルエン、水−クロ
ロホルム等の二相系も利用することができる。
転位反応は無溶媒もしくは反応に不活性な溶媒(望まし
くはジオキサン、アセトニ)IJA4)中で塩化アルミ
ニウム、塩化スズ、塩化亜鉛等のルイス酸もしくは水酸
化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸す) IJウム等の
塩基の存在で容易に進行させることができる。
反応式(3)は、化合物(ロ)と適当なハライド類を縮
合させて本発明化合物(I)を得る反応を示す。
この反応は反応に不活性な溶媒(例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシン 16− ン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類、ジクロルメタン、クロロホルム、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、 N、
N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル等を単一1
本しくに混合して用いることができる。)中で脱ハロゲ
ン化水素剤(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等
の無機塩基類、ピリジン、トリエチルアミン。
N、N−ジメチルアニリン等の有機塩基類があげられる
。)の存在下で行なうことが望ましい。
反応温度は室温から、用いられる溶媒の沸点の間で可能
であるが、溶媒の沸点に設定することが操作上もっとも
有利である。反応式(3)に示す縮合反応を上記諸条件
を考慮した適当な条件下で行なえば1本発明化合物(1
)を極めて良好な収率で得ることができる。
また、(3)で示される反応の代りに(4)、 (5)
によって示される反応によりても本発明化合物を容易に
合成することができる。
(ロ) (”) (ハ) (1) 〔式中、 HaLは塩素原子または臭素原子を表し。
X、Y、Zは前記と同じ意味を表す。〕例えば、化合物
(ロ)を反応式(4)に示すように適当なハロゲン化剤
(好ましくは、オキシ塩化リン。
オキシ臭化リン、五塩化リン、五臭化リン、トリフェニ
ルホスフィンジクロライド、t−1ノフエニルホスフイ
ンジブロマイド)を単−又は1反応に関与しない適当々
溶媒を用いて5−ノ・ロゲン化ピラゾール←・)に容易
に、かつ高収率で変換できる。反応温度は反応試剤もし
くは用いる溶媒の沸点に設定する場合が好結果を与える
さらに1反応式(5)は1反応式(4)によって得た中
間体(ハ)と、適当なアルコールまたはフェノールを縮
合させて本発明化合物(りを得る反応を示す。この反応
は9反応に不活性な溶媒(例えばジエチルエーテル、テ
トラヒドロ7ラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチル
エチルケト/等のケトン類、?J、N−ジメチルホルム
アミド、ヘキサメチルホスフォリックトリアミド及び水
など)中で、適当な塩基性物質(例えば水素化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム々ど)を用いて、好収率で行なうこと
ができる。
反応温度は特に限定は々く、室温から使用する溶媒の沸
点までの間で可能である。
以上2反応式(])〜(5)によって示される反応によ
って2本発明化合物(1)を得る反応を次の実施例によ
って示す。
実施例] 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾールの合
成 エタノール150 ml及ヒエトキシメチレンマロン酸
ジエチルエステル108 ? (0,5モル)全0℃以
下に冷却し1反応混度を0℃以下に保持しながら、メチ
ルヒドラジン25 t (0,5モル)を滴下した。滴
下終了後、室温中で1時間攪拌し1次いで1時間還流し
た。次いで、この反応混合物に濃塩酸200 meを加
えて2時間還流した。反応終了後、この反応装置の還流
冷却器を水分分離装置と交換し1反応混合物にブタノー
ルを加えた後、共沸脱水を行なった。脱水完了後、減圧
下でブタノールを留去し、残渣をイソプロピルアルコー
ルで再結晶し、標記目的仕合物58 t (0,58モ
ル)を塩酸塩として得た。
収率76X、融点135〜147℃。
実施例2 4−(2,4−ジクロル−6−メチルベンゾ
イル)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾールの合成  20− 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール塩酸塩1 i 
5 t (0,1モル)を水酸化カリウム11,2?(
α2モル)の20X水醪液中KO℃にて溶解した後、ク
ロロホルム50ゴを加え金層としさらに、2.4−ジク
ロル−3−メチルベンゾイルクロライド22.4f(0
,1モル)を滴下し。
室温にて2時間反応させた。反応液からクロロホルム層
を分液し、乾燥後、溶媒を減圧にて留去して得られた固
体に、1.4−ジオキサン25ゴ、炭酸カリウム27.
6f(12モル)を加え100〜120℃に加熱した。
反応中、1時間程度で固体が得られたのち、溶媒を留去
し、さらに、イソプロピルアルコール50 tpttヲ
7Jnjc−950分還流した。得られた粉末状固体を
氷水中に注ぎ、溶解後、塩酸酸性と々し、生成した固体
を炉別乾燥後、95%エタノールより再結晶すると目的
物が2a2り得られた。(収率71X)融点: 131
. O〜155.0℃ ’H−NMR([’3DO,/、、 、δ、 ppm)
:2.50(3H,S)、 5.66(5H,B)実施
例34−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル
−5−アリルピラゾールの合成 (化合物番号7) 4− (2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−
5−ヒドロキシピラゾール1.36 ’j! (0,0
05モル)を、トリエチルアミンo、 s r (o、
 。
05モル)を含む無水ベンゼン20 mlに溶解後アリ
ルブロマイド0.72?CΩ006モル)ヲ加え、3時
間加熱還流した。生成した塩を炉別し7た後、溶媒に減
圧にて留去して得られた油状物を、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出液、ベンゼン:酢酸エチル、=
10:1)で精製すると目的物が無色油状物として[L
95f得られた。(収率61X) ’)、1−NMR(δ、ppm、0DO4): x6s
(3H,S)、 4.99(2I(、d、 J=6Hz
)、 5.15〜6−32 (3B、m)、726〜7
42(4H) 実施例44−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メ
チル−5−シアノメチルピラゾールの合成 (化合物番
号 13) 4−(2゜4−ジクロルベンゾイル)−1−メチ# −
5−ヒト0−1/ピラゾール2.71f(0,01モル
)、トリエチルアミン1.01 ? (0゜01モル)
をベンゼン50a/中に溶解シ、クロルアセトニトリル
(176t (0,01モル)を加えて。
2時間加熱還流した。反応混合物を放冷後、生成した塩
を戸別し、溶媒を減圧下留去した。
得られた褐色油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出液:ベンゼン:酢酸エチル=8:1)にて精
製すると、目的物が2.71得られた。 (収率87X
) 融点: 84.0〜86.0℃ ’F(−NMR(δ、ppm、aDO1,3: 175
(3H,s )、 5.45(2H,s )、 753
〜7.46 (4T()実施例5 4−(2,4−ジク
ロルベンゾイル)−1−メチル−5−(4−クロルフェ
ノキシ)ピラゾールの合成 (化合物番号29) 4−りo k 7 x / −k 1.29 ? (Q
、 01 モk )を、水酸化ナトリウムf14j’(
101モル)を 23− 含む1.4−ジオキサン3〇−中に加えた後、4− (
2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−クロ
ルピラゾール(特願昭57−215377、実施例4に
準じて合成)を加え、3時間加熱還流した。
反応混合物から溶媒を減圧にて留去した後、水50 m
lを加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を分取後、
常法に従って後処理を行ない、溶媒を減圧にて留云後、
実施例4と同様のシリカゲルカラムクロマトグラフィー
を行なって11物を油状物として1.40 f得た。
(収率92X) ’H−NMR(δ、 ppm、 CDCl4): 5.
66 (3T(、s )、 6.89(4H,doub
led )、 7.30 (3T()、 774(IH
,s)実施例6 4−(2,4−ジクロル−6−メチル
ベンソイル)−1−メチル−5−フェナシルオキシピラ
ゾールの合成 (化合物番号32) 4−(λ4〜ジクロルー3−メチルベンゾイル)−1−
メチル−5−ビトロキシピラゾール 24− 1、43 ? ((1005モル)を、トリエチルアミ
ンo、 s o r (o、 o o sモル)を含む
無水ベンゼンs o−に溶ysL fc後、フェナシル
ブロマイド1、00 f (α005モル)を加え、加
熱還流下で5時間反応させた。以下実施例4と同様の後
処理を行なって目的物を無色結晶として1811得た。
 (収率 90X) 融点:132.0〜155.0 ’C ’)I−NMR(δ、 ppm、 I〕DC4’I :
 2.41 (3Js )、 179(3H,s )、
 6.07 (2H,a >、 195〜7.75(8
H) 実m例’i’ 4−(4−クロル−2−ニトロベンゾイ
ル)−1−メチル−5−7エナシルオキシピラゾールの
合成 (化合物番号35) 実施例6において出発物質の4−(2,4−ジクロル−
3−メチルベンソイル)−1−メチル−5−ヒドロキシ
ピラゾールを4−(4−クロル−2−ニトロベンゾイル
)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール1.40f
((1005モル)に変えることを除いてンよ、全く同
様の操作と処理を行なって、目的物を淡黄色結晶として
1.632得た。 (収率82X) 融点: 141.0〜b ’H−NMR(δ、 ppm、 aDOt、 ’) :
 五86(3H,s’)、6.06(2H,s )、 
7.10〜a11 (9H’)実施例8 4−(2j、
4−)ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−7エナ
シルオキシピラゾールの合成 (化合物番号39) 実施例6において、出発物質の4−(2,4−ジクロル
−3−メチルベンソイル)−1−メチル−5−ヒドロキ
シピラゾールを4−(2,ム4−トリクロルベンゾイル
)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール1.53P
(1005モル)に変えることを除いては全く同様の操
作と処理を行なって目的物を淡黄色結晶として1.55
9得た。 (収率 78X) 融点:15aO〜142.0℃ 1(−NMR(δ、 ppm、ODO/4): 3.8
1 (5H,s )、 6.08(2H,s ’)、7
.01〜7.95(8H)次に実施ガニないし実施例8
と同様な方法によって第1表に示す化合物を合成した。
実施例3ないし実施例日で得た本発明化合物も含めて第
1表に示す。
式: で表される化合物 第 1 表 次に、前記の実施例に準じて、以下の化合物も容易に合
成てきる。これらを第2表に示す。
本発明化合物はこれらのみに限定されるものではない。
CH3 で表される化合物 第 2 表 −39一 本発明化合物を除草剤として施用するにあたっては、一
般には、適当な担体1例えばクレー2タルク、ベントナ
イト、珪そう土等の固体担体あるいは水、アルコール類
(メタノール、エタノール等)、芳香族炭化水素類、エ
ーテル類。
ケトン類、エステル類(酢酸エチル等)、酸アミド類(
ジメチルホルムアミド等)などの液体担体と混用して適
用することができ、所望により乳化剤1分散剤、懸濁剤
、浸透剤、展着剤。
安定剤などを添加し、乳剤、水和剤、粉剤1粒剤等任意
の剤型にて実用に供することができる。
また必要に応じて製剤または散布時に他種の除草剤、各
種殺虫剤、殺菌剤、共力剤などと混合施用してもよい。
次に具体的に本発明化合物を用いる場合の製剤の配合例
を示す。部は重量部を示す。但し本発明の配合例は、こ
れらのみに限定されるものではない。
配合例1 粒 剤 以上を均一に混合粉砕して後、少量の水を加えて攪拌混
合捏和し、押出式造粒機で造粒し。
乾燥して粒剤にする。
配合例2 水和剤 (ホワイトカーボン:塩野義製薬■商品名)以上を均一
に混合粉砕して水利剤とする。使用に際しては上記水和
剤を水で50〜1000倍に希釈して、有効成分量が1
ヘクタール(ha)当りα025〜10kgの割合にガ
るように散布する。なお2本発明化合物は、畑地、水田
、果樹園などの農園芸以外に運動場、空地、線路端など
非農耕地における各種雑草の防除にも適用することがで
き、その施用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対
象草種、栽培作物等により差異はあるが、一般に#′i
1ヘクタール(h)i)当り[LO25〜10睦程度の
割合が適当である。
次に本発明化合物の除草剤としての有用性を以下の試験
例において具体的に説明する。
試験例1 土壌処理による除草効果試験縦15国、横2
23.#さ6譚のプラスチック製箱に殺菌した洪積土壌
を入れ、イエローハト マスゲ塊菫及びqウモロコシ、ダイズの種子を植えつけ
た。
約1.5譚覆土した後有効成分量が所定の割合となるよ
うに土壌表面へ均一に散布した。
散布の際の薬液は、前記配合例の水利剤を水で希釈して
小型スプレーで全面に散布した。薬液散布4週間後にイ
エローハマスゲに対する除草効果をF記の判定基準に従
い調査し九。
結果は第3表に示す。
 43− 判定基準 5・・・殺草率90X以上(#丘とんど完全枯死)4 
・・・ # 70〜90X 3 ・・・ 7 40〜70 X 2 ・−・ 1 20,4ON 1・・・ 1 5〜20X O−JT5X以下(はとんど効力なし)但し、上記の殺
草率は、薬剤処理区の地上部生草重および無処理区の地
上部生草重を測定して下記の式によ請求めたものである
 44− 第3表 ネ 比較化合物Eの構造式: (市販品で一般名はメトフルラゾン) 試験例2 湛水条件における除草効果試#((9)11
5.000アールのフグネルボット中に゛i積土壌を入
れたのち、水を入れて混和し水深1cmの湛水条件とし
た。
前年度に多年生雑葦多発水田から採取したミズガ・ヤツ
リ塊菟を上記の湛水下条件のワグネルボットの土壌中に
植えつけ更にホタルイ種子を散播した。2日後、あらか
じめ育苗箱中で生育さた。次に所定の薬量になるように
薬剤希釈液を水面へメスピペットで滴下処理した。
薬液滴下後3週間目に各種雑草の生体重を測定し、殺草
率(財)を算出した。但し、雑草の白化した部分は枯死
部分として結果は第4表に示す。
= 47− 又、同時にイネの生育状況を下記判定基準に従って調査
し薬害の程度を判定し、第4表に示す。
判定基準 5・・・作物はほとんど完全枯死 4・・・ l に対する薬害が顕著 5−、、t z 薬害が認められる 2・・・ I I 薬害が若干認められる1・・・ I
 I 薬害はほとんど認められない09.・ l l 
薬害は認められず これらのイネの試験区の結果は無処理区と比べて草丈及
び菫数ともほとんど同じ生育状況であった◎  48− 第 4 表 化合物Aの構造式: (%公昭54−36648号公報記載の化合物)化合物
Bの構造式: (特公昭54−56648号公報記載の化合物)化合物
Cの構造式: (実施例に準じて合成した比較化合物)化合物りの構造
式: (実施例に準じて合成した比較化合物)第1頁の続き 0発 明 者 松永政司 東京都千代田区神田錦町3丁目 7番地1日産化学工業株式会社 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(■): ■$ 〔式中、Xは塩素原子またはニトロ基を示し。 Yは水X原子、低級アルキル基またはハロゲン原子を示
    す。2はハロゲン原子、水酸基、アセチルオキシ基、ベ
    ンゾイルオキシ基、フェノキシ基またはメタンスルホニ
    ルオキシ基で置換されてもよい炭素数1〜7のアルキル
    基を、ハロゲン原子、フェニル基または低級アルコキシ
    カルボニル基で置換されてもよい炭素数5〜6のアルケ
    ニル基を、10パギル基を、シアノメチル基を。 ハロゲン原子で置換されてもよいフェニル子、低級アル
    キル基、フェニル基またはシアノ基を示し、Aはハロゲ
    ン原子または低級アルキル基で置換されてもよいフェニ
    ル基を、低級アルコキシ基を、低級アルキル基またはフ
    ェニル基で置換されてもよいアで表されるピラゾール誘
    導体。
  2. (2)次式(■): で表される化合物と。 一般式(■): Hat−Z (In) [式中、 Halはハロゲン原子を示し、Xは塩素原子
    またはニトロ基を示し、Yは水素原子、低級アルキル基
    またはハロゲン原子を示す。2はハロゲン原子、水酸基
    、アセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、フェノキシ
    基tたはメタンスルホニルオキシ基で置換されてもよい
    炭素数1〜7のアルキル基ヲ、 ハ(ffゲン原子、フ
    ェニル基またけ低級アルコキシカルボニル基で置換され
    てもよい炭素数3へ6のアルケニル基ヲ、プロ(ただり
    、式中、Ridコ水素原子、低級アルキル基、フェニル
    基またはシアノ基を示L7゜Aはハロゲン原子または低
    級アルキル基で置換されてもよいフェニル基を、低級ア
    ルで表される化合物とを反応させることを特徴とする 一般式(1): 〔式中、X、Y、Zは前記と同じ意味を表す〕で表され
    るピラゾール誘導体の製造方法。
  3. (3)次式(IV) : 0H。 で表される化合物と。 一般式(V): 80−Z (V) 〔式中、xd塩素原子または二l・口塞を、Yは水系原
    子、低級アルキル基またはハロゲン原子を示し、 l1
    slは塩素原子または臭素原子を示す。2け・・ロゲン
    原子、水酸基。  3− アセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基。 フェノキシ基またはメタンスルホニルオキシ基で置換さ
    れて丸よい炭素数1〜7のアルキル基を、ハロゲン原子
    、フェニル基または低級アルコキシカルボニル基で置換
    されてもよい炭素数3〜6のアルケニル基を。 プロパギル基を、シアツメチル基ヲ、 ハロゲン原子で
    置換されてもよいフェニル基ヲ。 級アルキル基、フェニル基またはシアン基を示し、Aは
    )・ロゲン原子捷たは低級アルキル基で置換されてもよ
    いフェニル基を。 低級アルコキシ基を、低級アルギル基またはフェニル基
    で置換されてもよいアミノ基を、または低級アルキル基
    を示す。)を。 で表される化合物とを反応させることを特徴とする 一般式(I): 〔式中、x、y、zは前記と同じ意味を表す。〕(6)
    一般式(■): 〔式中、Xは塩素原子ま′#:、#−1:ニトロ基を、
    Yは水素原子、低級アルキル基またはハロゲン原子を示
    す。2はハロゲン原子、水酸基。 アセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基。 フェノキシ基またはメタンスルホニルオキシ基で置換さ
    れてもよい炭素数1〜7のアルキル基ヲ、ハロゲンi子
    、フェニル基マたは低級アルコキシカルボニル基で置換
    されてもよい炭素数3〜6のアルケニル基を。 プロパギル基を、シアノメチル基ヲ、ハロゲン原子で置
    換されてもよいフェニル基を。 級アルキル基、フェニル基まだはシアノ基を示し、Aは
    ハロゲン原子または低級アルキル基で置換されてもよい
    フェニル基を。 低級アルコキシ基を、低級アルキル基またはフェニル基
    で置換されてもよいアミノ基を、または低級アルキル基
    を示す。)を。 で表されるピラゾール誘導体の1種または2種以上を有
    効成分として含有することを特徴とする選択性除草剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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