JPS58140092A - ピリダジン系リン酸エステル類,その製造法および殺虫殺ダニ剤 - Google Patents

ピリダジン系リン酸エステル類,その製造法および殺虫殺ダニ剤

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JPS58140092A
JPS58140092A JP2051582A JP2051582A JPS58140092A JP S58140092 A JPS58140092 A JP S58140092A JP 2051582 A JP2051582 A JP 2051582A JP 2051582 A JP2051582 A JP 2051582A JP S58140092 A JPS58140092 A JP S58140092A
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JP
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atom
group
compound
formula
lower alkyl
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JP2051582A
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Yoshiyuki Okada
嘉之 岡田
Yasuo Sato
佐藤 安夫
Kazuo Kamei
亀井 計夫
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔式中、R1,R2は同一まえは異なって低級アルキル
基、R3,R4は同一また祉異なって水素原子、を級ア
ルキル基、を級アルケニル基、低級アルカノイル基ある
いは低級アルコキシ低級アルキル基を九は窒素原子とと
もKS&いし6員の異項環を形成する基、Xは酸素原子
または硫黄原子、Yは酸素原子、il黄原子、イミノ基
または単なる結合手を示す〕で表わされる新規なピリダ
ジン系リン酸エステル類に関するものである。
ピリダジン系リン酸エステルとしては、例え−米国特許
第2759918に記載され九〇、0−ジアルキル−o
−(6−ヒドロキシ−3−ピリダジニル)チオリン酸エ
ステルあるいは0.0−ジアルキル−〇−(6−りaル
ー3−ピリダジニル)チオリン酸エステル類等があるが
、これらの殺虫効果は必ずしも満足しうみ4のではなく
、更にすぐれたものが求められている。
本発明者らは、これらの点を克服すべく研究を続けえ結
果、ピリダジン環03位にアミノ基を有する前記一般式
(1)で示されるリン酸エステル類が植物加書毘虫、動
植物寄生性ダニ類、衛生書曳等に対し、さらに良好を殺
虫殺ダニ効力を有し工業的生産が春易に行なえることを
見い出し本発明を兜成しえ。即ち本発明は (1)  一般式(1)で表わされる化合物、(2)一
般式 〔式中の記号は前記と同意義〕で表わされる化金物と一
般式 〔式中、2はハロゲンを示し、他は前記と同意義〕で表
わされる化合物とを反応させることを特徴とする一般式
CI)で表わされる化合物の製造法、(3)一般式(1
)で表わされる化合物を含有してなる殺曵殺ダニ剤に関
する。
上記一般式(1)、(1)、C厘〕においてRIR2,
R3,R4で示される低級アルキル基は、炭素$1〜4
の直鎖状あるいは分校鎖状のアルキル基を意味し、九と
えばメチル、エチル、n−ブービル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、 5ea−ブチル、 tart
 −ブチルなどが用いられる。R3,R4で示される低
級アルケニル基は炭素数3〜4のアルケニル基を意味し
、たとえば、アリル、1−プロペニル、3−ブテニル、
2−ブテニル、1−ブテニルなど又低級アルカノイル基
は炭素数2〜5のアルカノイル基を意味し、九とえば、
アセチルプロピオニル、ブチロイルなどが、低級アルコ
キシ低級アルキル基は炭素数2ないし8のアルコキシア
ルキル基を意味し、九とえばメトキシメチル、エトキシ
メチル、プロポキシメチル、ブトキシメチル、メトキシ
エチル、エトキシメチル、プロlキシエチル、ブトキシ
エチル、メト等5yfaビル、工)jl’s’プロピル
、プロポキシプロビル、ブトキシプロピル、メトキシブ
チル。
メトキシブチル、プロlキシブチル、グトキシプチルな
どが用いられる R3,R4が窒素原子とともに5ない
し6員の異項環を琳成する基を示す場合の具体例として
は、ピロリジノ、ピペリジノ。
モルホジノなどが用いられる。上記のうち好ましい例を
示せば、R1,R2が間−又は異なってエチル、n−プ
ロピル R3が水素原子、メチ〃、工チル、プロピル、
n−ブチル、イソグチル、 aec−ブチル、t−ブチ
ル R4がアセチル、プロピオニル、Yが酸素原子、X
が酸素原子または硫黄原子である。
本発明化金物(1)は衛生害虫、植物寄生昆虫、ダ=@
tV防除に有効である。
よ)詳しくは、本発明化合物(1)ならびにそれを含有
する製剤は九とえば、ナガメ(Ii:urydemar
ugoga ) 、イネクロカメムシ(5cotino
phara1urida ) eホソヘリヵメムシ(R
lptortusolavatua ) 、すVグンバ
イ(5tephanitisnashi ) 、とメト
ビウンカ(Laodalphaz 5stia−tel
lus  ) 、ツマグロヨコバイ(Nephotet
tixolnoticepm ) 、ヤノネヵイガフム
シ(Unaapisyanon@naim ) 、ダイ
ズアプラム¥(ムphisglyoinea ) 、ニ
セダイコンアブラムシ(Llpa−phis pgeu
dobraaaicae ) 、ダイコンアプフムシ(
Brevicoryn braaaicas ) 、 
7タアプツムV(Aphil! goaaypii )
等の半燗目害虫、九とえばハス毫ンヨトゥ(8podo
ptera 1ittura ) 、 :2 t:Jf
(PlutelL&xyloatella ) 、 q
 ンvロチHt(Pieris rape cruci
vora ) 、ニカメイガ(Chil。
auppreaaalia ) 、!マナギンウワパ(
Pluai&nigriaigna ) 、タバコN 
(Halicovorpa asau−1ta ) e
アラ3トウ(Leucania aeparata  
) 。
ヨトウガ(Mai*eatra braasicae 
) 、コカクモンハマキ(ムdoxophy@a cr
ana ) 、ワタツメイガ(Syllepta de
rogata  ) 、コブノメイガ(CnA−pha
locroois medialil  ) 、ジャガ
イモガ(Phthorimaea op@roulel
la )等1)@@目害虫、友とえばニジュウヤホVチ
ンドウムシ(Epil&−chna vigintio
ctopunotata) 、ウリハムs/(Aula
cophort femoralim ) 、キスジノ
ミハムν(Phyllotr@ta 5triolat
a ) 、イ卓ドロオイムS/ (Oulem&org
ga*  ) 、イネゾウムV(Echi−noone
mus squamous  )等の鞘!1目害虫、た
とえばイエパx (1iusca domeaiicm
) 、アカイエカ(Culexpipiena%1le
ns ) 、つVバエ(Tabonuatrigonu
s ) 、タマネギバエ(Hylemya antiq
ua)、!ネバエ(Hylamya platura 
 )等の双燗目書曳、九とえばトノサマバッタ(Loc
uata mig−ratorim ) 、ケラ(Gr
yllotalpa africana )等の直燗目
害虫、たとえばチャバネゴキブリ(Bla−ttell
a g@rmanicm ) 、クロゴキブリ(Per
ipl&−n@ta fuliginosa)等の−f
lf−19目嵜虫、九トエばナミハダニ(Tetran
ychus urticae  ) 、ミカンハダニ(
Panonychua oitri ) 、カンザワハ
ダニ(Tetranychua kangawai )
 、ニセナミハダ=(Tetranyohua cin
nabarinus) 、リンゴハダニ(Pan5ny
chua ulmi  ) 、ミカンサビダニ(ムロu
−1ops p@l@kaasi )等のハダニ類、九
とえばイネVンガレセンチュウ(ムphelencho
idca beaseyi)等の線虫などの防除K特に
有効である。
本発明の化合物(1)を殺虫殺ダニ剤として使用するK
ihえっては、一般の農薬のと)うる潜簾、即ち、化合
物〔1〕の1種又は2種以上を使用目的によって適当な
液体の担体に溶解するか分散させ、壕九適sew体担体
と混合するか吸着させ、乳剤、油剤、水和剤、粉剤2粒
剤9錠剤、噴1剤、軟膏などの剤型として使用する。こ
れらの製剤は必要ならば、乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸
透剤、湿潤剤、粘漿剤、安定剤などを添加してもよく、
自体全知の方法で調製することができる。
殺虫殺ダニ剤中の有効成分の含有割合は使用目的によっ
て異なるが、乳剤、水和剤などFilO〜90重量X程
度が適当で奈多、油剤、粉剤などとしては0.1%〜1
0重量%11炭が適当であ)、粒剤としては1%〜20
重量x程度が適当であるが、使用目的によっては、これ
らの濃度を適宜変更してもよい。eお、乳剤、水利剤な
どは使用に際して、水などで適宜希釈増量(九とえば1
00〜100000倍)して散奄するのがよい。
使用する液体担体としては、例えば水、アルコールI[
lと、tば、メチルアルコール、エチルアルコール、工
tレンダツイコールなど)、ケトン1JI4(エトエバ
、アセトン、″メチル□エチルケトンなト)、エーテル
II(九とえば、ジオキサン、テトフヒド田フブン、セ
ルソ〜プなど)、脂肪族廣化水素#4(九とえば、Iソ
リン、ケロVン、灯油。
燃料油1機櫨油など)、芳香族羨化水素類(九と、tt
f、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ
、メチルナフタレンなど)、ハロゲン化炭化水素類(九
とえば、クロロホルム、四塩化炭素など)、酸アミド[
(九とえば、ジメチルホルムアミドなど)、エステル類
(九とえば、酢酸エチルエステル、酢酸ブチルエステル
、脂肪酸のグリセリンエステルなど)、ニトリル類(九
とえば、アセトニトリルなど)などの溶媒が適当であ)
、これらのlIlまたは2種以上の混合物を使用する。
一体担体としては、植物性粉末(九とえは大豆粉、タバ
コ粉、小麦粉、木粉など)、鉱物性粉末(友とえばカオ
リン、ベントナイト、酸性白土などのタレイ類、滑石粉
、ロウ石粉などのタルク類、珪藻土、雲母粉などのシリ
カ類など)さらにアルミナ、硫黄粉末、活性度なども用
いられ、これらの1種又は2種以上の混合物を使用する
まえ、軟膏基剤としては、九とえばポリエチレングツイ
コール、ペタチン、たとえばモノステアリン酸グリセリ
ンエステル等の高級脂肪酸の多価アルコールエステル、
たとえばメチルセルローズ等ノセルロース銹導体、アル
ギン酸ナトリウム。
ベントナイト、高級アルコール、たとえばグリセリン等
の多情アルコール、ワセリン、白色ワセリン、流動パフ
フィン、豚腸、各櫨植物油、ラノリン、脱水ツノリン、
硬化油、樹脂類等の1種ま九は2種以上あるいはこれら
の各種界面活性剤その他を添加したもの等を適宜選択す
ることができる。
i九、乳化剤、展着剤、浸透剤1分散剤などとして使用
される界面活性剤としては、必要に応じて石けん類、ポ
リオキシアルキルアリールエステル類(例、ノナール■
、竹本油NIL製)、アルキ/I’[酸塩Jig<例、
x−r−#10■、工*−440■、花王アトラス1製
)、アルキルスルホン酸樵類(例、ネオゲン■、ネオグ
ンT■、第一工業製薬1製二ネオペレッタス■、花王ア
トッス1製)、ポリエチレングリコール゛エーテル類(
例、ノーボール85■、ノニボール100■、ノニボー
ル160■、三洋化成all)、多価アル】−ルエステ
ル類(例、トウィーン20■、トゥイーン8゜■、花王
アトフス111りなどが用いられる。又、本発明化合物
と例えば他種の殺虫剤(ピレスリン系殺虫剤、有機リン
系殺虫剤、カルバメート系殺虫剤、天然殺虫剤など)、
殺ダニ剤、殺線虫剤。
除草剤、植物ホルモン剤、ll物発育調節物質、殺菌剤
(九とえば鋼系験■剤、有機塩素系殺菌剤。
有機硫黄系殺菌剤、フェノール系殺菌剤など)。
共力剤、誘引剤、忌避剤1色素、肥料などを配合し、屋
舎使用することも可能である。
本発明化合物CI)は、たとえば一般式〔l〕で表わさ
れる化合物と一般式〔璽〕で表わされる化金物とを反応
させることによe*造することができる。
反応は一般に、適当な溶媒中で行われるのが望ましく、
例えば水、メタノール、エタノール、n−プロパツール
、イソプロパツール、n−ブタノール、t−ブタノール
等のアルコール類、ベン(ン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素、エチルエーテル、ジオ
キサン、テトフヒドロフフン等のエーテル類1.アセト
ンメチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル等
のニトリル類、ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、
酢酸エチル等のエステル類及びジメチルスルホキシド等
のスルホ4rド類が使用できる。
反応温度は一20’−150℃の範囲で反応の進行する
温度を適宜選びうるが、一般に00〜100℃が適当で
ある。反応は0.5〜10時間で完結するが、その終了
は薄層タロマドグツフィー等によって確認することがで
きる。
本反応は酸結合剤の存在下に行なうのが好ましい、適当
な酸結合剤としては例えばトリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、ピリジン、N、N−ジメチルアニリンのよ
うな第三級アミン類、あるいは炭酸ナトリウムJ!酸カ
リウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチフート、ナ
トリウムメチフート等のアルカリ金属及びアルカリ土類
金属の水酸化物、炭酸塩9型慶酸塩並びにアルカリ金属
アルコフート類が用いられる。
一般式(1)の・ド・キ・ピリダシ端ヒ合物は種々の命
属樵として用いてもよく、たとえばナトリウム樵、カリ
ウふ填などアルカリ命属填として用いるのがよい。
反応終了後、反応滉舎物を自体全知の手段に付して目的
物を取得することができる。丸と克ば、反応液をそのま
覧水洗するか、溶媒を除去後、トルエン等の有機溶媒で
抽出し水洗する。これを無水硫酸ナトリウム等の乾燥剤
で乾燥後、lI#縄を留去し本発明化合物(1)を得る
。又蒸留、再結晶、カッ人りロマトグヲフィー等の手段
でさ4K11製して1よい。
さらに本発明化合物(1)は一般式(1)C1化舎物又
祉その塩を一般式1) 〔式中、R2,X、Yおよび2は前記と同意義〕で示さ
れる化合物で、上記一般式〔厘〕と一般式〔璽〕の化合
物との反応と同様にエステル化して一般式〔マ〕 義〕で示される化合物を得、ついでこれとR”0HCR
Iは前記と同意義〕で示される化合物を反応させること
によって411造することができる。
これら反応に使用される一般式(1)の原料化合物はC
h@mLPharIILBulL (Tokyo) 1
0.580−391(1962)K記載されている方法
によって、即ち3−(置換)アミノ−6−タロルピリダ
ジンの墳素原子をヒドロキシル基に変換するととによっ
て得ることができる。
出発物賞として使用される一般式〔曹〕あるいはl)で
示されるりン酸パライト類はすでに公知であるか屯しく
け公知の方法←舞え修ヨ丑bmh、−と類似の方法によ
って賽nKm造できる。
以下に参考例、9!施例、試験例を示し、本発明をさら
に詳述するが、もちろん本発明はこれらに限定されるも
のではない。
参考例/、 3−ジメチルアミノ−6−ビリダジノール
(化合物ム8ム)の合成 3−ジメチルアミノ−6−クロロピリダジン15.7g
r (0,IOM)、酢酸カリウム14゜7gr (0
,15M)=II酸4GsgO混舎物を攪拌しながら加
熱し、還流下で4時5aHt応させる。
反応終了後、酢酸を減圧下に回収して、残留物を10%
水酸化す)リウふ水溶液に溶解し、不溶分はろ過して除
去する。ろ液を塩酸で中和して析出し九結晶をろ過・乾
燥すると、目的化合物7.6g(収率55X)が得られ
、活性脚処理及び再結晶(アセトン)すると融点188
〜191℃の淡黄色結晶が得られる。
参考例23−エチルアミノ−6−ビリダジノール(化合
物42ム)の合成 3−エチルアミノ−6−クロロピリダジン15.7gr
 (0,1OM)、#酸カリウム14.7gr (0,
15M)を酢酸40mK溶解し、攪拌しながら還流下に
4時間反応させる。反応後、酢酸を減圧下に回収して得
られ友残留物をlO%塩酸Km解し、再び2時間加熱還
流する。反応液を50%水酸化す)9ウム水溶液で中和
し、遊離し九褐色油状物を冷却して結晶化させ、ろ過・
乾燥すると、淡褐色結晶8.7gr(収率63%)が得
られる。さらに再結晶(アセトン)により融点179〜
181℃を示す白色結晶が得られる。
参考例j  3−(M−アセチル−M −5ea−グチ
ルアミノ)−6−ビリダジノール(化金物415ム)の
合成 3−1@O−ブチルアミノ−6−クロロピリダジン18
.61r (0,1OM)を無水酢酸40mに溶解し、
90〜100℃で2時間加熱攪拌し、次いで酢酸カリウ
ム14.7gr (0,15M)及び酢酸20mを加え
、140〜145℃で3時間反応させる1反応終了後、
減圧下にf#縄を回収してから残留−にアセトンを加え
て溶解し、不溶の酢酸カリウムをろ過して除去する。ア
セトンを留置すれば、粘性の黒色油状物が得られ、カラ
ふりElf)グツフィーで精製すると淡黄色結晶(融点
78.5〜80.0’C)12.1gr (収*58%
)の目的化合物が得られる。
以下に参考例/、〜3と同様にして合成され走化合物(
1)を示す。
実施例1 0.0−ジエチル−〇−(3−ジエチルアミノ−6−ピ
リダジニル)チオリン酸エステルの製造(表1.化合物
42G) イソプロパノ−410Mに水酸化カリウム6.2g(0
,11モル)を加熱溶解し、次いで3−ジエチルアミノ
ー6−ビデダジノール16.7g(0,14〜)を加え
カリウム塩とする。室温に冷却後0 、 O−$/エチ
ルチオリン酸タロリド20.8g(0,11+*)を滴
下し、40〜45℃で3時開反応させる。反応終了後、
イソゾロパノールを除去し、残留物にトルエンを加え、
トルエン層を水、 I N −NaOH、水の順に洗浄
する。
トルエンを減圧下留去すると標記化合物を含む褐色油状
物質27.2gが得られる。これをシッカグルカフムク
ロマトグフフイーで精1i111(Vリカゲル: Ki
esel gel 60 、70〜230メツV工。
メルク社製、展III溶[n−ヘキサン/アセトン3 
/ 1 vol/vol ) L目的化合物を含む両分
を集め、減圧濃縮すると淡黄色油状の111”D’  
1.5303を示す標記化合物21gが得られる。
実施例λ 0.0−ジ−n−プロピ#−0−(5−(冨−ア竜チル
ー璽−81110−ブチルアミノ)−6−L’リダジニ
ル〕チオリン酸エステルの製造(表1.化金物138) アセトン150dに3−(M−アセチル−璽−−・C−
グチルアミノ)−6−ビデダシノール20.9g(0,
14ル)を加えて溶解し、次いで水酸化カリウム6.2
g(0,11モル)を加え攪拌する。徐々に発熱し液温
が30℃位になると、カリウム塩の結晶が生成しスラリ
ー状となる。これに0.0−ジ−n−プロピルチオリン
酸クロリド21.7g(0,1モル)を滴下し、35〜
40Cに加熱して4時間攪拌する。反応終了後、アセト
ンを除去し残留物をトルエンに溶解して、以下実施例/
と同様に処理すると、赤褐色油状の313.9gが得ら
れる。これをカラムクロマトグツフィー(Vリカゲ/l
/ 、 Kieael gel 60 、70〜230
メツシユ、メルク社製、展開溶[:n−へキサン/アセ
トン−3/l)で精製して淡黄色油状の標記化合物26
 FK (ns、s 1−5090 )を得る。
実施例j O−エチル−〇−(3−(ml−アセチル−夏−5ec
−ブチルアミノ)−6−ピリダジニル〕−3−n−プp
ピル ジチオリン酸エステル(表1 。
化合物ム41) 3−(M−アセチル−夏−5ec−ブチルアミノ)−6
−ビリダシ/ −*zo、9g(0,1+、+)、トリ
エチルアミン12.1g(0,12<ル)及びアセトン
100mの均一混合液を攪拌しながら、これに〇−エチ
ルー3−n−プロピルジチオリン酸クロリド21.9g
(0,1モル)を滴下し、滴下後45〜50℃で5時間
反応させる。
反応終了後冷却し、生成し九トリエチルアミン塩酸填を
一去し、アセトンを留去した後、残留物をFルエンKi
l解して以下実施例/と同様に処理すると、赤褐色油状
物31.4g(収率80.2%)が得られる。これをカ
ラムクロマトグツフィー(シリカゲル; K15ael
 gel 60 、70〜230メツシユ、メルク社製
、展開溶g:n−ヘキサン/アセトン=3/1)で精製
してn2゜51.5426の淡黄色油状の標紀化舎物を
得る。
次に実施例/〜3と同様の方法で製造した化合物を実施
例/〜3で得られ走化合物も含め表IK記載する。
表1 実施例久 乳剤 化合物420           20重量%キシレ
ン            75 #ポリオキシエチレ
ングリコール   5 少エーテル(ノニボール85■
) なる成分を混合して製造し丸乳剤。
実施例よ  水和剤 化合物427          30重量%リグニン
スルホン酸ナトリウム     5 ヶポリオキVエチ
レンダリコール   5 タエーテA/(ノニ/−A/
85■) *ワイドカーボン        3o 〃クレイ  
            30 〃なる成分を混合して
製造した水和剤。
爽施例直  粉  剤 化金物ム28          3重量%*ツイトカ
ーボン         3 ケクレイ       
       94 #なる成分を混合して製造し九粉
剤。
実施例Z  粒  剤 化金物轟38         10重量%リグニンス
ルホン酸ナトリウム     5Ipクレイ     
         85 #なる成分を混合して造粒し
九粒剤。
試験例/  ハスモン窪トウ(8podopt@ra1
1ttura ) K対する効果 下記供試化合物および宵闇化合物C(1)o、0−ジエ
チ#  0−(6−ヒドロキシ−3−ビリダ゛ジニル)
チオフォスフェート(以下化合物ムトlI記する)、(
2)0.0−ジエチル o−(6−タロロー3−ピリダ
ジニル)チオフォスフェート(以下化合物Bと略記する
)、(3)0.0−ジ−n−プロピル 0−(6−ヒh
埼シー3−ピリダジニル)チオフォスフェート(以下化
合物Cと略記する)〕を爽実施例と同様な処置によプ乳
剤を調製する。
供試化合物及び電照化合物ム、B、Cの500ppm及
び200PP鳳の水稀釈液(展着剤ダイン03000倍
添加)20mをアイスクリームカップで水耕し九メイズ
の寮生菌(発芽後10日)にスプレーチェンバー内でス
プレーガン(噴圧1kg / ell”)を用いて散布
し丸。散布2時間後に〆イメの木葉2枚を切シ取り、そ
れぞれ1枚ずつアイスクリ−ふカップ(径gcm、深さ
4 cm )中に収め、ハスモン腫トウの2令幼虫10
頭を放ち、放虫後カップを室内(25℃)K置き、48
時間後の死亡虫数を調べ丸、試験は2反復で、試験結果
は死亡率で表2に表示し友。
表2 試験例λ  ニカメイガ(ChilOsuppreaa
alim)幼虫に対する効果 λl 散布試験 ボッ) (115000& )植えイネにふ化直前の卵
塊をイネの′1&に接種し幼虫を墓に食入させ九のち、
ガラス恒温*(28±1ti)内にポットを保つ丸。
幼虫食人後3日目に供試化合物及び前照化合物ム二tt
r< 、 B 、 C<*施例aト岡warm)嘆i>os 
o 。
pp鳳の水稀釈液(展着剤ダイン■3000倍添加)2
0dをイネに寮験例/と同じ散布方法で散布した。散布
後ポットを再び恒温室内に移し7日後に墓を分解して生
存幼虫数を調べ友。試験は2反復で行なり九、下記の式
により幼虫の生存率を算出し、その結果を表3の I 
欄に表示した。
2− 水中施用試験 散布試験と同じ方法でふ化幼曵を墓に食入させ、食入3
日後にポット内の水中(水深3 ell ) fC供試
化合物及び対照化合物ム、B 、C40W(寮施例Zと
同様に処方され九粒剤)処理した。処理7日後に墓を分
解して生存幼虫数を調べた。試験は2屓復で行なった。
散布試験と同じ式によ)幼虫の生存串を算出し、その結
果を表3の l  IIIK表示しえ。
表3 * l−散布(500pp墓) 水中 l−水中施用(40q/ポツト)試験例3  ヤ
ノネカイガヲムS/ (UmapiaJ&nOn@n易
is )に対する効果供試化金物及び対照化合物ム、B
、Cを実施例10処方に従って水和剤とし、水(展着剤
ダイン■3,000倍添加)で稀釈し、5001)P”
’の水懸濁液を調製した。この水懸濁液20mをポット
(径9α)植えし九倉フ!チの実生苗(発芽後2力月)
に寄生させ九ヤノネカイガラムνの2令雌幼虫(寄生頭
数10〜50頽)K散布した。散布後のポットを温室(
25〜30℃)内に移し、散布後200日目成虫に生育
し九個体数を調べ友。
試験は2屓復で、試験結果は死亡率で表4に表示した。
死亡率(%)は下記の式によって算出した。
表4 試験例グ  ナミハダニ(Tetranychug u
rti −cae )に対する効果 供試化金物を実施i6処方で乳剤とし、水(展着剤ダイ
ン■3.000倍添加)で稀釈し、500ppiaの水
溶液を調製した。アイスクリームカップで水耕したイン
ゲンの実生苗にナミ/Xダニの雌成虫10頭を接種し、
24時間ガラス室(28℃)に置き、水溶液20−をイ
ンゲンに散布した。
散布後カップをガラス室内に戻し、散布後2日および7
日目に葉上に生息している幼成虫数を調べ友。試験は2
屓復で行い、試験結果は減少率を下記の式によって求め
、効り段階によって表5に表示し九。
0        20以下 1        21−50 2        51−89 表5 試験例ま  ヒメトビウンカ(Laodclphax@
triatellua )に対する効果供試化合物及び
対照化合物ム、B、Cを実施−′の処方に従って乳剤と
し、水で稀釈し、40 ppmの処理液を調製した。こ
の処理液2.5dを試験管(径1.7cm、深さ401
)K入れ、この中に水稲の芽出し蒼(発芽後7日目)を
3本立て2時間機部を浸漬し九のち、浸漬菖を底に水1
dを入れ九試験管に移し、区メトビウンカの3令幼虫1
0頚を放つ友。試験管を室内(28℃)K24時闇置装
、死亡真数を調べ丸、試験は2反復で行い、試験結果は
死亡率で表6に表示した。
表6

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 〔式中、11. R2は同一ま九は異なって低級アルキ
    ル基、H3,R4は同一または異なって水素原子、低級
    アルキル基、低級アルケニル基、低級アルカノイル&6
    るいは低級アルコキシ低級アルキル基を九は窒素原子と
    ともに5ないし6員の異項環を形成する基、Xは酸素原
    子を九は硫黄原子、Yは酸素原子、it黄原子、イミノ
    基または単なる結合手を示す〕で表わされる化金物。
  2. (2)一般式 〔式中、H3,H4は同一または異なって水素原子、低
    級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルカノイル基
    あるいは低級アルコキシ低級アルキル基または窒素原子
    とともに5ないし6員の異項環を形成する基を示す〕で
    表わされる化合物と一般式 〔式中、R1,R2は同一または異なって低級アルキル
    基、Xは酸素原子を九は硫黄原子、Yは酸素成子、置黄
    原子、イミノ基を丸は単なる結合手、2はハロゲンを示
    す〕で表わされる化合物とを反応させることを特徴とす
    る一般式 〔式中の記号は前記と同意義を示す〕で表わされる化合
    物OII造法。
  3. (3)一般式 〔式中、R1,R2は同一まえは異なって低級アルキル
    基、R3,R4は同一を丸は異なって水素原子、低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基、低級アルカノイル基ある
    いは低級アルコキシ低級アルキル基tえは窒素原子とと
    もに5ないし6員の異項環を形成する基を、Xは酸素原
    子まえは硫黄原子、Yは酸素原子、硫黄原子、イミノ基
    または単なる結合手を示す〕で表わされる化合物を含有
    してなる駿虫殺ダニ剤。
JP2051582A 1982-02-09 1982-02-09 ピリダジン系リン酸エステル類,その製造法および殺虫殺ダニ剤 Pending JPS58140092A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4740505A (en) * 1985-02-15 1988-04-26 Takeda Chemical Industries, Ltd. Pyridazinyloxy (or thio) phenyl phosphates

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4740505A (en) * 1985-02-15 1988-04-26 Takeda Chemical Industries, Ltd. Pyridazinyloxy (or thio) phenyl phosphates

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