JPS6016965A - トルエンスルホン酸誘導体の製造法 - Google Patents

トルエンスルホン酸誘導体の製造法

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JPS6016965A
JPS6016965A JP12469183A JP12469183A JPS6016965A JP S6016965 A JPS6016965 A JP S6016965A JP 12469183 A JP12469183 A JP 12469183A JP 12469183 A JP12469183 A JP 12469183A JP S6016965 A JPS6016965 A JP S6016965A
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JP
Japan
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sulfonic acid
dichlorotoluene
compound
formula
sulfuric acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP12469183A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mori
剛 毛利
Kenji Kunikata
賢治 国方
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(1) (式中、X、Y、Zは夫々塩素又は水素原子を表わすが
、Y、Zが共に水素であることは無い。)で示されるト
ルエンスルホン酸誘導体を硫酸中銅又は第一銅化合物を
作用させて、スルホン基に隣接する塩素原子を脱離させ
ることを特徴とする一般式(II) H3 C式中+ Xld前記と同じ)で示されるトルエンスル
ホン酸誘導体の製造法に関する。
安息香酸誘導体に於いてカルボニル基に隣接する塩素を
、亜鉛によって脱クロルする方法は公知でちるが、スル
ホン酸基に隣接する塩素を銅又は第一銅塩によって脱ク
ロル化する方法は新規である。
本発明方法に於けるトルエンスルホン酸誘導体トハs 
2+ 316 ) IJジクロルトルエン4−スルホy
9. 2,3,5.6−テトラクロルトルエン−4−ス
ルホンe、及U 215−ジクロルトルエン−4−スル
ホン酸等がある。
本発明方法によれば、例えば2,3.6−) IJジク
ロルトルエン4−スルホン酸又ハ2,3,5.6−テ)
ジクロルトルエン−4−スルホン酸よす、2.6−シク
ロルトルエンー4−スルホン酸が容易に’4られる。2
,6−ジクロル−4−スルホン酸は、例えば80チ硫酸
と加熱して脱スルホン反応を行えば2.6−ジクロルト
ルエンが得られる。2,6−ジクロルトルエンは染料、
顔料、農薬、医薬の中間体として重要であるが、トルエ
ンの直接塩素化では極めて低収率でしか得られず、或い
はp−)ルエン・スルホニルクロリドを原料として塩素
化、加水分解、脱スルホンの工程を経ても、得られる2
゜6−ジクロルトルエンld 2+ 5− ’/ジクロ
ルトルエン2.3.6−)ジクロルトルエン等を含有し
、繁雑な精製工程が必要であった。
尚原料として使用する2、5.6−)ジクロルトルエン
−4−スルホンl又1d 2131516−f ) ジ
クロロトルエン−4−スルホン酸は何れも、l1l−)
ルエンスルホンl? ヲ! 素化fるか、p−トルエン
スルホニルクロリドを塩素化した後、加水分解すること
により容易に得られ、且つお互いの化合物は混合物であ
ってよい。
又、本発明方法で、例えば2,5−ジクロルトルエン−
4−スルホン酸を原料にして脱クロル反応ヲ行つと2−
クロルトルエン−4−スルホン酸が(2,3,6−) 
!Iジクロルルエンー4−スルホン酸又1d 2+ 3
.5+ 6 7 ) ジクロルトルエン−4−スルホン
酸)中に混在している2、5−ジクロルトルエン−4−
スルホン酸を最終的には2−クロルトルエンとなして2
,6−ジクロルトルエンより2分離し。
2.6−ジクロルトルエンの純度を高める効果の方が重
要である。というのは、2,5−ジクロルトルエン−4
−スルホン酸を脱スルホン化して生ずる2、5−ジクロ
ルトルエンハ、2r6−シクo ル) /l。
エンと全く同一の沸点を有し1両者は蒸留操作により分
けることは不可能である。
本発明によれば、一般式(n)の目的化合物を極めて高
収率で製造することが出来る。
本発明方法に於いて使用する硫酸は濃度が80チから5
チのものが好ましく、とりわけ25%から10%のもの
を原料(一般式(1)の化合物)の重量に対して10倍
から1.5倍、特に3倍から2倍量使用するのが好まし
い。
銅は、銅粉の型態が好ましく、第一銅化合物としては酸
化第一銅、及び硫酸第一銅等がある。
銅及び第一銅化合物は原料(一般式CI)の化合物)に
対して2倍モルから6倍モル使用するのが好ましい。反
応温度は80℃から130℃、特に100℃から120
℃が好ましい。
反応時間は8時間から30時間が好ましいが、普通20
時間から24時間で反応は完結する。
反応液は一旦濾過し、過剰の銅、第−銅化合物及び生成
した塩化第一銅を枦別した後、食塩で塩析。
 5− 更にF別すればスルホン酸ソーダの形で得られる。
或いは、常圧、若しくは減圧下で水を留去した後。
硫酸を添加して約80%の濃度に調製して加熱。
脱スルホン化を行い、直ちに2,6−ジクロルトルエン
、又は2−クロルトルエン、或いは両者の混合物を得て
も良い。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 21316 )’Jジクロルルエンー4−スルホン酸5
5fに20%硫酸160vを加え、95℃に加熱して溶
解させる。攪拌下、銅粉35fを加え。
20時間105℃〜110Lに保てば反応は完結して2
,6−シクロルトルエンー4−スルホン酸の溶液となる
これに100dの水を加えて加温し、濾過して過剰の銅
粉と反応により生成した塩化第一銅を炉別する。沖液に
食塩25fを加えて攪拌すれば2.6−ジクロルトルエ
ン−4〜スルホン酸ノナトリウム塩が沈澱してくるので
濾過し乾燥する。
重量47f0 6− 氷晶を常法に従って80多硫酸で脱スルホンして得られ
る油分をガスクロマトグラフで分析した所、下記の結果
が得られた。
2.6−ジクロルトルエン 98,5チ2−クロルトル
エン 1.2% 2.5.6− )ジクロルトルエン 0.3チ実施例2 2.3,516−テ) 7 クロルトルエン−4−スル
ホン酸629に10%硫酸1801を加え、加温して溶
解させる。これに酸化第一銅482を添加して、撹拌下
105℃〜110℃で20時間反応さセルト、2,6−
シクロルトルエンー4−スルホン酸が45fの収量で得
られた。
次に減圧下で水約150m1留去し、98%硫酸250
2を加えてから加熱して脱スルホン反応を行う。油分2
1f0 得られた油分の組成は下記の如くであった。
2.6−ジクロルトルエン 97.6チ2−クロルトル
エン 2.0チ 2.3.6−トリクロルトルエン 0.5チ2、5.5
.6−チトラクロルトルエン 0.1%実施例5 約15%の2.3.5.6−チトラクロルトルエン=4
−スルホン酸を含む2,3.6−)ジクロルトルエン−
4−スルホン酸56fに20%硫酸1152を加え、1
00℃に加熱して溶解する。これに銅粉39fを加え、
110℃〜115℃で24時間保つ、!l:2,6−シ
クロルトルエンー4−スルホン酸の溶液が得られる。こ
れに水150m1を加えてから過剰の銅粉、及び生成し
た塩化第一銅を戸別し、r液には食塩26gを加えて、
2,6−シクロルトルエンー4−スルホン酸ナトリウム
塩を沈澱させる。戸別して乾燥すれば重量は46fであ
る。
実施例4 2.5−ジクロルトルエン−4−スルホン酸48fを2
0%硫酸140fに溶解させる。
攪拌下銅粉2Bfを加え、105℃〜110℃に18時
間保てば反応は終了して2−クロルトルエン−4−スル
ホン酸の溶液が得られる。
これに水80m1を加えてから濾過し、ろ液に食塩20
Fを加えて塩析すれば2−クロルトルエン−4−スルホ
ン酸のナトリウム塩が析出してくるので戸別し、乾燥す
る。重量41f0このものを常法により80%硫酸で脱
スルホンして得られた油分の組成は下記の通りであった
2−クロルトルエン 99.5% 2.5−ジクロルトルエン 0.5% 実施例5 1)−)ルエンスルホニルクロ!Iド38fを塩素化し
た後、加水分解する。ここで得られたクロル置換トルエ
ン−4−スルホン酸誘導体(収量55f)の組成は下記
の如くである。
2−クロルトルエン−4−スルホン酸11・2チ2.6
−シクロルトルエンー4−スルホン酸 23.5%2.
5−ジクロルトルエン−4−スルホン酸 16.8%2
.5.6−ドリクロルトルエンー4−スルホン酸 37
.4%2.3,5.6−テ) ラクロルトルエンー4−
スルホン酸 IL1%とのクロル置換トルエン−4−ス
ルホン酸誘導体混合物に硫酸を加え、硫酸濃度を20%
に調製し、且つ溶液全体の重量を160fになるように
する。
 9− 次いで銅粉2Bfを添加し105℃〜110℃で18時
間保持すると2−クロルトルエン−4−スルホン酸(収
量13f)及び2,6−シクロルトルエンー4−スルホ
ン酸(収1133F)が得うした。反応液は一旦戸別し
、p液は98チ硫酸を加えて硫酸濃度約80%となし、
加熱脱ヌルホン化反応を行う。油分242が得られ下記
の組成を有する。
2−クロルトルエン 28.0% 2.6−ジクロルトルエン 71.6チ2.5−ジクロ
ルトルエン トレース 2、3.5−トリクロルトルエン 0.3%2.5,5
.6−チトラクロルトルエン 0.1%2−クロルトル
エン、!:、2.6−ジクロルトルエンは通常の蒸留で
、容易に両者を分つことが可能で、夫々純粋の2−クロ
ルトルエンと2.6−ジクロルトルエンが得られる。
実施例6 実施例2において酸化第一銅の代りに硫酸第一銅を用い
、その他は実施例2と同様にして反応を 10− 行なったところ、実施例2とほぼ同一の結果が得られた
特許出願人 日本化薬株式会社 一11完− 422−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) %式% 〔式中、x、y、zは夫々塩素又は水素原子を表わすが
    、Y、Zが共に水素であることは無い。)で示されるト
    ルエンスルホン酸誘導体を硫酸中銅又は第一銅化合物を
    作用きせて、スルボン基に隣接する塩素原子を脱離させ
    ることを特徴とする一般式(U) H3 o3H (式中、又は前記と同じ)で示されるトルエンスルホン
    酸誘導体の製造法。
JP12469183A 1983-07-11 1983-07-11 トルエンスルホン酸誘導体の製造法 Pending JPS6016965A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5886210A (en) * 1996-08-22 1999-03-23 Rohm And Haas Company Method for preparing aromatic compounds

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5886210A (en) * 1996-08-22 1999-03-23 Rohm And Haas Company Method for preparing aromatic compounds
CN1070466C (zh) * 1996-08-22 2001-09-05 罗姆和哈斯公司 制备芳族化合物的方法

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