JPS60169322A - 車両用摺動式屋根のデイフレクタ取付構造 - Google Patents

車両用摺動式屋根のデイフレクタ取付構造

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JPS60169322A
JPS60169322A JP2449084A JP2449084A JPS60169322A JP S60169322 A JPS60169322 A JP S60169322A JP 2449084 A JP2449084 A JP 2449084A JP 2449084 A JP2449084 A JP 2449084A JP S60169322 A JPS60169322 A JP S60169322A
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deflector
roof opening
holding
roof
movable lid
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/22Wind deflectors for open roofs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用摺動式屋根に設けられるディフレク
タの取付構造の改良に関する。
〔従来技術〕
従来の車両用摺動式屋根は、例えば第1図に示すように
、ルーフパネル1に屋根開口2を開設すると共に、この
屋根開口2に可動リント3を嵌挿する一方、上記ルーフ
パネル1の裏面には上記屋根開口2に対応する室内側開
口4を備エタフレーム5を配設し、このフレーム50前
後方向に沿って上記可動リント3を摺動支持することに
よシ、上記屋根開口2を開閉するようにしたものである
。このようなタイプにおいて、屋根開口2開時には、走
行風が屋根開口2を通じて車室内へ巻き込まれる虞れが
おるため、上記屋根には通常、上記巻込風を防止するデ
ィフレクタ6が取付けられている。
従来この種のディフレクタ取付構造としては、例えば第
1図及び第2図に示すように、上記フレーム5の底壁前
縁に沿ってディフレクタ6を配設し、上記フレーム5に
上記ディフレクタ6を一対のガイドアーム7を介して上
下動可能に支持すると共に、図示外のスプリングにより
上記ディフレクタ6を上方向へ常時付勢する一方、上記
可動リッド3の裏面には一対のガイド突部8設け、該ガ
イド突部8によシ屋根開ロ2閉時において上記ガイドア
ームTを下方へ押し下げるようにしたものがある(例え
ば実開昭55−36069号)。このようなディフレク
タ取付構造において、屋根開口2閉時には、上記ディフ
レクタ6は、第2図中点線で示すように、可動リッド3
の下方に格納配置される一方、屋根開口2開時には、ガ
イド突部8によるガイドアーム7の押し下げ動作が解除
されることから、上記ディフレクタ6は、第2図中実線
で示すように、スプリングの付勢力によって上昇作動し
、屋根開口2前縁においてルーフパネル1の一般面よシ
上方へ突出配置され、所定の整流作用を営むのである。
然しなから、このような従来のディフレクタフレーム5
側に組付けられており、シかも屋根開口2閉時には可動
リッド3の下方に格納されるようになっているので、フ
レーム5の底壁前縁に上記ディフレクタ6の格納スペー
スを確保しなければならない。このため、上記屋根開口
2前縁とフレーム50室内側聞口4前縁との前後方向寸
法pが比較的大きなものになってしまい、その分フレー
ム5の室内側開口4面積が狭くなる。この結果、屋根開
口2面積を広くしたとしても、その実質的開口面積を不
必要に狭めてし1う。また、上記ディフレ久タロは、屋
根開口2開時において、屋根開口2の前縁に配置される
ことから、必然的に、屋根開口2の斜め前上方の視界が
遮ぎられてしまい、この点からも屋根開口2の実質的面
積が狭められてしまう。
それ故、屋根開口2の実質的面積が狭くなる分、屋根開
口2開時における解放感が不足しがちになるという不具
合を生ずる。
〔発明の目的〕
この発明は以上の観点に立って為されたものであって、
その目的とするところは、フレームの室内側開口面積を
広く確保し、しかもディフレクタによる屋根開口部での
視界の遮ぎシを解消し、もって、屋根開口の実質的面積
を広くして、屋根開口開時における解放感を確保するよ
うにした車両用摺動式屋根のディフレクタ取付構造を提
供することにある。
〔発明の構成〕
そして、この発明の基本的構成は、可動リッドの前部に
ディフレクタを回転可能に取付ける一方、このディフレ
クタには、屋根開口閉時に上記ディフレクタを可動リッ
ドと面一な姿勢に保持し且つ屋根開口開時に上記ディフ
レクタを前傾姿勢に保持する保持手段を付設したもので
あるO 〔実施例〕 以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
第3図乃至第7図に示す第一実施例において、可動リッ
ド3の前縁には該可動リッド3の幅寸法より若干狭い幅
寸法の矩形状の切欠10が形成されており、この切欠1
0縁に面して車室内側に凹む凹部11が形成されている
。そして、上記凹部11の前縁には、略矩形状のディフ
レクタ16が軸17を介して回転可能に取付けられてお
シ、上記ディフレクタ16は水平姿勢において上記凹部
11及び切欠10を上方から覆うようになっている。
また、この実施例において、上記ディフレクタ16の軸
17中心には、該ディフレクタ16を前傾状態で起立さ
せる方向に付勢するコイル状の保持スプリング20が巻
装されている。そしてまた、上記ディフレクタ16とフ
レーム5との間には、屋根開口2閉時において上記ディ
フレクタ16を゛水平姿勢に保持する保持機構21が設
けられている。この保持機構21は、上記切欠10に対
応するディフレクタ16の前縁両側裏面にブラケット2
2を介してガイドロー223を取付ける一方、このガイ
ドロー223に対応するフレーム5上に保持台24を設
置したもので、上記保持台24は、例えばディフレクタ
16の前後方向長さと略同程度の長さに形成され、屋根
開口2閉時において上記ガイドローラ23が当持し且つ
上記ディフレクタ16を水平姿勢に保つ保持面25と、
この保持面25の後方において抜工がシに傾斜したガイ
ド面26とを有している。そして更に、上記ブラケット
22の後縁にはストンパラバー27が設けられ、該スト
ッパラバー27は上記凹部11の前端縁フランジ11a
に当接し、ディフレクタ16の起立姿勢を規制している
。この場合、ディフレクタ16の起立姿勢は、ディフレ
クタ16起立時におけるガイドローラ23中心とヒンジ
17中心とを結ぶ直線が上記ガイド面26に時計回り方
向において鈍角θで交叉するように、設定されている。
更に、この実施例においては、上記可動リッド3の切欠
10及び凹部11以外の周縁にシール用のウェザ−スト
リップ(図示せず)が装着されると共に、上記ディフレ
クタ16の周縁にもシール用のウェザ−ストリップ31
が装着されている。
尚、第5図及び第7図中、符号32はルーフパネル1と
フレーム5との間を水密に保つシールラバーである。
従って、この実施例によれば、屋根開口2閉時には、第
5図に示すように、上記保持機構21のガイドローラ2
3が保持台24の保持面25に当接していることから、
ディフレクタ16が保持スプリング20によって起立方
向に付勢されているとしても、ディフレクタ16の移動
は拘束され、ディフレクタ16は水平姿勢に保持される
ことになる。このため、上記ディフレクタ16は、可動
リッド3と面一な姿勢に安定保持されることになシ、屋
根開口2閉時において可動リッド3と共に屋根開口2を
閉塞する。この状態において、上記ディフレクタ16が
可動リッド3の一般面から突出する外部突起になること
はないので、屋根開口2閉時における車両走行時の空気
抵抗が不必要に増加する事態は有効に回避される。そし
てまた、屋根開口2閉時には、上記ディフレクタ16の
前縁におけるウェザ−ストリップ31は、可動リッド3
周縁のウエザーストリッグ(図示せず)と共に屋根開口
2周縁に弾接しておシ、しかも、ディフレクタ16の前
縁以外のウェザ−ストリップ31は切欠10の両端縁及
び凹部11の縦壁部周縁に弾接しているので、屋根開口
2閉時における水蜜性は良好に保たれている。
また、屋根開口2開時には、上記可動リッド3は、例え
ばその後縁を下方へ沈み込捷せた後、A/ −7パネル
1とフレーム5との間のリント格納部へと後退していく
。このとき、保持機構21のガイドローラ23は、第5
図に仮想線で示すように、保持スプリング20によって
下方へと付勢されている、ことから、保持台24の保持
面25からガイド面26に沿って後方へ摺動する。する
と、ガイド面26の抜工シ傾斜に伴って、ディフレクタ
16の前縁が下方へ沈み込むことになり、上記ディフレ
クタ16は、次第に起立作動していき、ストッパラバー
27が凹部11の前端縁フランジ11aに当接した状態
で所定の起立姿勢に保持される、この段階において、上
記可動リッド3が更に後退作動していくと、上記ガイド
ローラ23は上記ガイド面26から離れ、上記ディフレ
クタ16は所定の起立姿勢を保ったまま後退していく。
そして、第6図に示すように、上記可動リッド3がリッ
ド格納部に格納された段階において屋根開口2が開放さ
れ、上記ディフレクタ16は屋根開口2後縁において所
定の起立姿勢で配置されることになシ、所定の整流作用
を営むことになる。
尚、この実施例では、上記ディフレクタ16は、屋根開
口2開動作初期において所定の起立姿勢に保持されるこ
とから、上記ディフレクタ16は屋根開口2開動作中に
おいても既に整流作用を営んでおり、その分、ディフレ
クタ16の整流作用がよシ確実なものになっている。
更に、開放されている屋根開口2を閉じる時には、開位
置にある可動リッド3が閉位置まで前進していく。この
とき、上記ディフレクタ16が所定の起立姿勢のまま前
進していくと、上記ガイドローラ23がガイド面26に
衝合することになる。この段階において、上記ディフレ
クタ16の軸17中心とガイドロー223中心とを結ぶ
直線がガイド面26に対して時計回9方向において鈍角
θで交叉しているので、ガイドローラ23がガイド面2
6から受ける反力は上記ディフレクタ16に時計回多方
向のモーメントを与えることになる。このため、可動リ
ッド3が更に前進していくと、上記ディフレクタ16は
保持スプリング20の付勢力に抗して時計回多方向へと
回転することになシ、これに伴って、上記ガイドローラ
23は上記抜工シのガイド面26を摺動しながら登シ、
保持面25に達する。この場合、上記ディフレクタ16
は、起立姿勢から次第に倒れ込んでいき水平姿勢設定さ
れることになシ、該ディフレクタ16は可動リッド3と
共に屋根開口2を閉塞する。
また、この実施例においては、上記ディフレクタ16は
、可動リッド3側に組付けられておシ、屋根開口2閉時
には可動リント3と共に表面に露呈配置されている。こ
のため、フレーム5の底壁前縁に上記ディフレクタ16
の格納スペースを確保する必要がなくなり、その分、屋
根開口2前縁とフレーム5の室内側聞口4前縁との間の
前後方向寸法汐は、第7図に示すように、ディフレクタ
16の格納スペースを考慮することなく、単にドリップ
溝の構成寸法のみを考慮して設定され得る。この結果、
上記前後方向寸法汐は、従来のそれLよシも狭いものと
ナシ、これに伴って、上記室内側聞口4の前後方向寸法
を広げることが可能となシ、その分、室内側聞口4の面
積が従来のものよシ広く確保される。
そしてまた、上記ディフレクタ16は、可動リント3の
前縁に取付けられて実質的に可動リッド3の一部を構成
しており、屋根開口2開時には可動リッド3の一部とし
て屋根開口2の後縁に配置されることから、上記ディフ
レクタ16によって屋根開口2からの視界が特に遮ぎら
れるということはなく、その分、屋根開口2の実質的面
積が上記ディフレクタ16によって狭められるという事
態は有効に回避される。
次に、第8図乃至第11図に示す第二実施例について説
明する。
この実施例において、上記ディフレクタ16は、第一実
施例と同様に、可動リッド3の凹部11にヒンジ17支
持され、保持スプリング20及びストンパラバー(図示
せず)によシ所定の起立姿勢に保持されるようになって
いるが、第一実施例と異なり、上記ディフレクタ16を
水平姿勢に保持する保持機構40は、フレーム5の室内
側開口(図示せず)後方に配置されるプーリ41と、こ
のプーリ41に一端が係止され且つ上記ディフレクタ1
6の後縁寄シ裏面に他端が係止されたワイヤ42と、上
記ワイヤ42を巻取る方向に上記プーリ41を回転付勢
し且つその伺勢力が上記保持スプリング20のそれよシ
も弱く設定されているぜんまいバネ等のスプリング43
とで構成されている。この場合において、上記プーリ4
1は図示外のストッパにより所定の回転始端を有してお
9、屋根開口2閉時に、上記ワイヤ42は、回転始端に
あるプーリ41と、水平姿勢にあるディフレクタ16と
の間を引張状態で掛は渡されるようになっている。尚、
第8図乃至第10図中、符号30は可動リッド3周縁の
ウェザ−ストリップ、44゜45は上記ワイヤ42を摺
動可能に保持するワイヤガイドである。
従って、この実施例によれば、屋根開口2閉時には、上
記ディフレクタ16は、第8図に示すように、保持機構
40によって水平姿勢に保持され、可動リッド3と共に
屋根開口2を閉塞している。この状態から屋根開口2を
開放する時には、可動リッド3を後退させていくが、可
動リッド3の後退動作初期においては、第9図及び第1
1図aに示すように、保持スプリング20の付勢力が保
持機構40のスプリング43のそれよシも大きく設定さ
れていることから、ディフレクタ16は、可動リッド3
の後退動作に伴ってワイヤ42に拘束されながら次第に
起立していき、所定の起立姿勢に達する。この間、上記
プーリ41は、第11図aに示すように、回転始端に停
止したままである。この後頁に、上記可動リッド3が後
退していくと、ディフレクタ16の起立姿勢が変化しな
いことから、上記ワイヤ42に垂みが生ずるが、第11
図すに示すように、上記スプリング40作用によって上
記ワイヤ42の垂み代が上記プーリ41に巻取られる。
このため、上記ディフレクタ16は、第10図に示すよ
うに、所定の起立姿勢を保ったままワイヤ42を垂ませ
ることなく後退し、可動リント3がリッド格納部に格納
された段階において屋根開口2後縁に配置され、所定の
整流作用を営むことになる。
逆に、開放されている屋根開口2を閉じる時には、上記
開位置にある可動リント3を前進させていく。このとき
、上記ディフレクタ16は、先ず、所定の起立姿勢を保
ったままプーリ41からワイヤ42を巻き戻しながら前
進していき、次いで、プーリ41が回転始端に達した段
階において、ワイヤ42に引張られながら次第に倒れ込
んでいき、所定の水平姿勢に設定されて可動リッド3と
共に屋根開口2を閉塞する。
次に、第12図乃至第14図゛に示す第三実施例につい
て説明する。
この実施例において、ディフレクタ16を水平姿勢に保
持する保持機構50は、上記各実施例と異なシ、ディフ
レクタ16の後縁寄り裏面に逆ハント状のガイドアーム
51を軸受金具52を介して軸支する一方、上記ガイド
アーム51に対応するフレーム5上には上記ガイドアー
ム51が係脱する保持台53を設置したもので、上記保
持台53は後方に突出する保持突起54を有し、この保
持突起54の下面には、上記ディフレクタ16を水平姿
勢に保持する水平な保持面55と、この保持面55の後
方において後止シ傾斜したガイド面56とが形成されて
いる。尚、上記ガイドアーム51は、第14図に示すよ
うに、軸受金具52の一部に切欠状のストッパ壁57を
設けることにょシ、ディフレクタ16に対して略直交す
る姿勢で回動規制されている。
従って、この実施例によれば、屋根開口2閉時には、上
記ガイドアーム51が保持突起54の保持面55に係合
していることから、上記ディフレクタ16は水平姿勢に
保持され可動リント3と共に屋根開口2を閉塞している
。この状態から可動リッド3を後退させて屋根開口2を
開放していくと、上記ガイドアーム51と保持面55と
の保合状態が解除されることから、上記ディフレクタ1
6は、上記ガイド面56に沿ってガイドアーム51を摺
動させながら保持スプリング20の付勢力によって次第
に起立作動していき、図示外のストッパ2バーによシ所
定の起立姿勢に達する。
そして、上記ディフレクタ16は所定の起立姿勢を保っ
たまま後退していき、屋根開口2開時において屋根開口
2後縁に配置される。逆に、開放された屋根開口2を閉
じる時には、開位置にある上記可動リッド3を前進させ
ていく。このとき、上記ディフレクタ16は、先ず、所
定の起立姿勢を保ったまま前進していき、次いで、上記
ガイドアーム51が保持突起54のガイド面56に衝合
し且つガイドアーム51の回転がストッパ壁57で拘束
された段階において、ガイドアーム51がガイド面56
に沿って下方へ押し下げられることから、上記ディフレ
クタ16は、次第に倒れ込んでいき、ガイドアーム51
が保持面55に係合した時に所定の水平姿勢に設定され
て可動リント3と共に屋根開口2を閉塞する。
尚、上記各実施例におっては、ディフレクタ16はいず
れも起立作動して整流作用を奏するようKなっているが
、必ずしもこれに限定されるものではなく、ディフレク
タ16後縁を可動リッド3に枢支しディフレクタ16を
前傾状態に倒れ込ませることによシ、整流作用を奏する
ようにしてもよい。盪た、ディフレクタ16の姿勢を保
持する手段についても、上記各実施例で示したものに限
定されるものではなく、適宜設計変更して差支えない。
この場合、少くとも屋根開口2閉時において上記ディフ
レクタ16ヲ可動リツド3と面一な姿勢に保持し且つ屋
根開口2開時において上記ディフレクタ16を前傾姿勢
に保持するようにしておけばよく、例えば、所定の進退
ストロークをもつアクチュエータによって上記ディフレ
クタ16を直接的に作動させるようにしても差支えない
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明に係る車両用摺動式
屋根のディフレクタ取付構造によれば、可動リントの前
縁にディフレクタを組付けたので、フレームの底壁前縁
にディフレクタの格納スペースを確保する必要がなくな
シ、その分、フレームの底壁前縁の前後方向寸法を狭く
することが可能となυ、これに伴ってフレームの室内側
開口を広くすることができるほか、屋根開口開時におい
て、上記ディフレクタは実質的に可動リッドの一部とし
て屋根開口後縁に配置されることから、ディフレクタの
存在によって屋根開口からの視界が遮ぎられるという事
態は回避される。それ故、屋根開口における実質的な開
口面積を充分に広くすることが可能となシ、屋根開口開
時における解放感を充分に確保することができる。また
、この発明によれば、上記ディフレクタは、可動リッド
の前縁凹部に取付けられ、屋根開口閉時に可動リッドと
面一な姿勢に保持されることから、屋根開口閉時におい
て上記ディフレクタが不必要な外部突起になることはな
く、車両の空気力学的特性が損われる懸念は全くない。
更に、わずかに開口させただけの場合でもディフレクタ
が作動し、ディフレクタ効果が得られると共に、前述の
様に広視野が確保でき開放感が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における車両用摺動式屋根の概略を示す自
動車の斜視説明図、第2図は従来のディフレクタ取付構
造の一例を示す第1図中■−■線断面図、第3図はこの
発明を適用した車両用摺動式屋根の概略を示す第1図と
同様な斜視説明図、第4図はディフレクタの取付部の具
体例を示す要部の斜視模式図、第5図及び第6図はこの
発明に係るディフレクタ取付構造の第一実施例を示し、
第5図は屋根開口閉時及び開動作詩初期におけるディフ
レクタの作動状態を示す第3図中V−■線相当断面図、
第6図は屋根開口開時におけるディフレクタの作動状態
を示す第3図中Vl −Vl線断面図、第7図は屋根開
口閉時における第3図中■−■線相当断面図、第8図は
この発明に係るディフレクタ取付構造の第二実施例を示
す断面説明図、第9図は屋根開口開動作時初期における
ディフレクタの作動状態を示す第8図と同様な断面説明
図、第10図は屋根開口開時におけるディフレクタの作
動状態を示す第8図と同様な断面説明図、第11図a。 bは第9図、第1O図におけるプーリの状態を示、す平
面説明図、第12図はこの発明に係るディフレクタ取付
構造の第三実施例を示す第5図に相当する断面説明図、
第13図は保持機構の具体的構成を示す分解斜視図、第
[4図は第13図中XIV部拡大斜視図である。 1・・・ルーフパネル 2・・・屋根開口3・・・可動
リッド 4・・・室内側開口5・・・フレーム 6.1
6・・・ディフレクタ11・・・凹部 17・・・軸 20・・・保持スプリング(保持手段)21・・・保持
機構(保持手段) 23・・・ガイドローラ 24・・・保持台27・・・
ストッパラバー(保持手段)40・・・保持機構(保持
手段) 41−1.プーリ 42・・・ワイヤ 43・・・スプリング 5α・・保持機構(保持手段) 51・・・ガイドアーム 53・・・保持台特許出願人
 日産自動車株式会社 第11図 (01(b) 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ルーフパネルに屋根開口を開設すると共に、この屋根開
    口に可動リッドを嵌挿する一方、上記ルーフパネルの裏
    面には上記屋根開口に対応する室内側開口を備えたフレ
    ームを配設し、このフレームの前後方向に沿って上記可
    動リッドを摺動支持することによシ、上記屋根開口を開
    閉するようにした車両用摺動式屋根において、上記可動
    リッドの前部にディフレクタを回転可能に取付ける一方
    、このディフレクタには、屋根開口閉時に上記ディフレ
    クタを可動リッドと面一な姿勢に保持し且つ屋根開口開
    時に上記ディフレクタを前傾姿勢に保持する保持手段を
    付設したことを特徴とする車両用摺動式屋根のディフレ
    クタ取付構造。
JP2449084A 1984-02-14 1984-02-14 車両用摺動式屋根のデイフレクタ取付構造 Granted JPS60169322A (ja)

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