JPS6016920Y2 - 色分解システムに於けるデ−タ−処理装置 - Google Patents

色分解システムに於けるデ−タ−処理装置

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JPS6016920Y2
JPS6016920Y2 JP1976038119U JP3811976U JPS6016920Y2 JP S6016920 Y2 JPS6016920 Y2 JP S6016920Y2 JP 1976038119 U JP1976038119 U JP 1976038119U JP 3811976 U JP3811976 U JP 3811976U JP S6016920 Y2 JPS6016920 Y2 JP S6016920Y2
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JP
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computer
color
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color separation
data processing
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JP1976038119U
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JPS52131101U (ja
Inventor
敏弘 清水
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラー原稿をカラースキャナー等で色分解する
際、分解条件を演算するための基礎的条件をコンピュー
ターに入力し、この基礎的条件に基づいてコンピュータ
ーにより演算して分解条件を得る色分解システムに用い
るデーター処理装置に関するものであり、このデーター
処理装置は、前記基礎的条件を入力することにより、基
礎的条件の記録されたコンピューター人力媒体を得る装
置である。
カラー原稿(以下単に原稿という)1をカラースキャナ
ー等の色分解装置で色分解する場合、従来の色分解シス
テムは、第1図に示す如く印刷に使用される版式、走査
線数、拡大又は縮小倍率等の条件、及び原稿1の明かる
さ、色かぶりの度合、原稿1の黄、赤、藍、墨、各色要
素の最高、最低濃度等の基礎的条件を得、このような基
礎的条件より熟練した作業者が分解条件基準に基づいて
、作業者自身の経験を加えた総合的判断に基づいて分解
版の特性カーブ、ハイライト濃度、ハイライト色バラン
ス補正量、シャドー色バランス補正量、下色除去のタイ
プ及び量、シャープ性効果量、等の色分解条件2を決定
し、これを分解指示表3に記載し、カラースキャナー4
等の色分解装置で原稿を色分解する際、操作盤4−aの
調節スイッチ、つまみを分解指示表3に記載された色分
解条件2に従って調節して色分解を行なうものであった
しかしながら、かかる従来の色分解システムに於いては
、基礎的条件より分解条件を決定するに当たって作業者
自身の経験、判断に大きく依存するため、作業者の熟練
を必要とし、棟線した作業者であったとしても、その判
断には誤差、ミスがあり、従って得られる分解条件に正
確さを欠き、又基礎的条件の項目、分解条件の項目も極
めて多いため分解条件決定には熟練した作業者であって
もかなりの時間を必要とし、かつまた得られた分解条件
に基づいて操作盤4−aの各調節スイッチ、つまみを調
節するにはおよそ数十個はどの調節スイッチつまみを操
作するためかなりの時間を必要とした。
本考案はこのような従来の一色分解システムの欠点を解
消するために開発された新しい色分解システムに関連す
るものである。
この考案に関連する新しい色分解システムでは、まず色
分解条件を設定するのに必要な基本的条件を得る。
この基本的条件をデーター処理装置に入力して基本的条
件の記録されたコンピューター人力媒体ヲ得る。
このコンピューター人力媒体ヲコンピューターに入力し
て分解条件を演算させ、分解条件の記録されたカラース
キャナー人力媒体を得る。
このカラースキャナー人力媒体を自動制御装置の付いた
カラースキャナーに入力することにより、カラースキャ
ナーの調節スイッチ、つまみを自動調節する色分解シス
テムである。
この考案は特に上記コンピューター人力媒体を得るため
のデーター処理装置に関するものであり容易に基本的条
件の入力しやすいデーター処理装置である。
以下一実施例により本考案を詳細に説明する。
説明に当たって、色分解装置としてカラースキャナー、
電子彫刻製版機等種々の色分解装置があるが、この実施
例に於いてはカラースキャナーを用いた場合の実施例を
示すが、他の色分解装置にも適宜転用し得るものである
まず、本データー処理装置が用いられるところの新しい
色分解システム全体を説明する。
第2図に示す如く、基礎的条件をデーター処理装置10
に入力して基礎的条件の記録された景孔テープ等のコン
ピューター人力媒体11を得る。
基礎的条件としては例えば印刷に使用される版式、走査
線数、拡大又は縮小倍率、分解版のネガ、ポジ等の予め
定められている客観的な条件、明かるい感じに仕上げる
のか、あざやかな感じに仕上げるのか等、仕上げの状態
、原稿1が順光で撮影されたものであるか、逆光で撮影
されたものであるか、原稿がバイキーなものであるか、
ローキーなものであるか、原稿の色かぶりの度合、原稿
1の黄、赤、藍、墨各色要素の最高、最低濃度等の主観
の入る要素のある条件である。
後者の如き基本的条件の項目を設定するに当っては、で
きるだけ客観的に判断できるように基本的条件の項目を
設定する。
此れ等の基礎的条件の入力はコンピューター12のプロ
グラミングの様式に従って濃度以外に関する基礎的条件
は、キーボード22により入力され、濃度に関する基礎
的条件は濃度計23により入力され、コンピューター用
入力媒体11に記録される。
コンピューター12は前述の如き基礎的条件より分解条
件が演算されるようにプロゲラ、ミングされており、コ
ンピューター人力媒体11をコンピューター12に入力
することにより分解条件の記録された紙テープ即ちカラ
ースキャナー人力媒体13が出力される。
分解条件として例えば分解版の特性テープ、ノ\イライ
ト濃度、ハイライト色バランス補正量、シャドー色バラ
ンス補正量、下色除去タイプ及び量、シャープ性効果量
、等の条件である。
カラースキャナー14には一般のカラースキャナーに加
えて、前記カラースキャナー人力媒体13を読取る読取
装置と、その読取られた値に操作盤14−aの各調節ス
イッチ、つまみを自動制御する自動制御装置とが付加さ
れており、入力媒体13をカラースキャナー14の読取
装置に入力することにより各調節スイッチ、つまみが自
動的にコンピューター12により得られた分解条件値に
調節されるのである。
次にデーター処理装置について説明する。
データー処理装置10の詳細は第3,4図に示す如く基
台20上にカラーピュアー21、キーボード22、濃度
計23、制御部24(第4図参照)、コンピューター用
出力部25、印字部26等を設けてなるものである。
カラーピュアー21はスリガラス等の光拡散板21−a
背面に適宜光源を配置してなるもので、透過型の原稿1
を良く観察するもので、例えば、濃度測定を必要とする
部分がどこにあるかを見出したり、又原稿全体の色の傾
向を確認するものである。
キーボード22は一般のコンピューター人力に用いられ
る英文キーボードである。
濃度計23は原稿測定面23−aに配置された原稿1の
各種濃度を測定し制御部24へ濃度信号を送るものであ
り、フィルター選択つまみ23−bにより各成用のフィ
ルターが選択可能で、23−Cは選択されたフィルター
の表示ランプである。
図中23−dは測定点の正確さを得るため設けられた拡
大光学系の投影面であり、23−eは濃度計基準調整つ
まみであり、23−fは測定濃度を表示するデエジタル
表示部であり、23−gは測定の際原稿1を固定するた
めのレバーであり、23−hは濃度値を制御部24へ入
力するためのインプットボタンであり、第4図23−1
は測定値をタイプライタ−の制御部24に適合した電気
信号(即ち、キーボードの数値信号と同様の電気信号)
に変換するための変換器である。
制御部24はコンピューター用讃孔タイプライタ−の制
御部であり、キーボード22及び濃度計23より信号が
入力するとコンピューター用出力部25及び印字部26
に、それぞれ相当する文字の信号を送るものである。
コンピューター用出力部25は紙テープ即ち、コンピュ
ーター人力媒体11に制御部24からの信号によって相
当する文字の孔を讃孔するものである。
又、印字部26は放電記録方式のプリンターであり、紙
テープ26−aに可視文字を印字するものである。
この基礎的条件の可視情報たる紙テープ26−aにより
入力された基礎的条件の確認を行なうものである。
このようにしてなる本データー処理装置10は、色分解
すべき原稿1の基礎的条件の内キーボード22で入力す
る条件をキーボードでタイプすることによりコンピュー
ター媒体11に所定のデーターが讃孔され同時に紙テー
プ26−aに入力されたデーターの印字がなされる。
次に原稿の濃度に関する条件を入力するには、原稿1を
カラーピュアー21上に配置し、黄、赤、藍、墨の各色
要素の最高濃度、最低濃度がどの位置にあるかを確認し
、フィルター選択つまみ23−bを所定のフィルターに
セットした後、原稿1を濃度計23の原稿測定面23−
a上に配置し、投影面23−dを見ながら測定点を合わ
せてレバー23−gを押し、キーボード22にどのよう
な種類の濃度を入力するか、例えば黄の最高濃度を入力
するという文字をタイプした後インプットボタン23−
hを押すことによりその点の黄の最高濃度を示す数値が
コンピューター人力媒体11及び紙テープ26−aに記
録される。
このようにして順次原稿1の各種濃度がコンピューター
人力媒体11及び紙テープ26−aに記録される。
このようにして得られたコンピューター人力媒体11を
コンピューター12に入力することにより、コンピュー
ターで分解条件が演算され、カラースキャナー14の各
つまみをどのような値にすべきか記録された讃孔テープ
即ち、カラースキャナーの入力媒体13を得る。
この入力媒体13をカラースキャナー14に入力するこ
とにより、カラースキャナー14の操作盤14−aの各
分解条件を設定する調節スイッチ、つまみが自動的に得
られた分解条件値に設定される。
本考案は以上の如き構成であるから下記に示す如き優れ
た実用上の効果を有する。
即ち、色分解システム全体の効果としては、色分解作業
に於いては基礎的条件が非常に多く、かつまたこの基礎
的条件より定められる分解条件も極めて多いものである
が、従来法に於いては基礎的条件より分解条件を得る場
合に作業者の視覚、経験、判断に大きく依存するため個
人差等のバラツキが大きかったが、本考案によれば作業
者の判断は基礎的条件の決定の時のみでありかつこの基
礎的条件は単純化されているので未熟練者でも誤差、ミ
スがなく入力することができ、基礎的条件から分解条件
設定はコンピューターで行なうので人的判断が入らない
ため、作業者によるバラツキが極めて少なく、又未熟練
者でも分解作業を行なうことができ、又、分解作業の能
率も極めて向上する。
又、本データー処理装置の効果としては、原稿の種々の
濃度を入力するに当って濃度計とコンピューター人力用
タイプライタ−とが一体となっているため、作業が極め
て簡単かつ入力ミスがなく入力することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は従来の
色分解システムの説明図、第2図は本考案に関係する色
分解システムの説明図、第3図はデーター処理装置の斜
視図、第4図はデーター処理装置のブロックダイヤグラ
ムである。 1・・・・・・カラー原稿、10・・・・・・データー
処理装置、11・・・・・・コンピューター人力媒体、
12・・・・・・コンピューター 13・・・・・・カ
ラースキャナー人力媒体、14・・・・・・カラースキ
ャナー 21・・・・・・カラーピュアー、22・・・
・・・キーボード、23・・・・・・濃度計、24・・
・・・・制御部、25・・・・・・コンピューター用出
力部、26・・・・・・印字部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 色分解をする場合、色分解条件を演算するための基
    礎的条件をコンピューターに入力し、該コンピューター
    により演算して基礎的条件から分解条件を得る色分解シ
    ステムに用いる基礎的条件を入力して基礎的条件の記録
    されたコンピューター人力媒体を得るデーター処理装置
    に於いて、カラー原稿を透過して観察するカラーピュア
    ー、基礎的条件を入力するキーボード及び濃度計、制御
    部、基礎的条件の記録されたコンピューター人力媒体を
    出力するコンピューター用出力部、基礎的条件の可視情
    報の記録媒体を出力する印字部等よりなり、濃度計より
    得られた濃度信号を制御部へ入力することにより原稿の
    濃度を直接コンピューター用出力部及び印字部へ出力す
    ることを特色とする色分解システムに於けるデーター処
    理装置。 2 キーボードは一般のコンピュータ一人刃用英文キー
    ポ下である実用新案登録請求の範囲第1項記載の色分解
    システムに於けるデーター処理装置。 3 濃度計は拡大光学系を有することを特色とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の色分解システムに於け
    るデーター処理装置。 4 濃度計で得られた濃度信号を変換器によりキーボー
    ドと同様の数値信号に変換して制御部へ入力する実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の色分解システムに於ける
    データー処理装置。
JP1976038119U 1976-03-29 1976-03-29 色分解システムに於けるデ−タ−処理装置 Expired JPS6016920Y2 (ja)

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JPS52131101U JPS52131101U (ja) 1977-10-05
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852427A (ja) * 1971-10-30 1973-07-23
JPS4988602A (ja) * 1972-12-28 1974-08-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852427A (ja) * 1971-10-30 1973-07-23
JPS4988602A (ja) * 1972-12-28 1974-08-24

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JPS52131101U (ja) 1977-10-05

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