JPS60168730A - 鉱物繊維板用組成物 - Google Patents
鉱物繊維板用組成物Info
- Publication number
- JPS60168730A JPS60168730A JP2360584A JP2360584A JPS60168730A JP S60168730 A JPS60168730 A JP S60168730A JP 2360584 A JP2360584 A JP 2360584A JP 2360584 A JP2360584 A JP 2360584A JP S60168730 A JPS60168730 A JP S60168730A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- sepiolite
- fiber
- binder
- mineral fiber
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- Pending
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は吸音板などとして天井板や内装板用の建材に用
いられる鉱物繊維板用組成物に関するものである。
いられる鉱物繊維板用組成物に関するものである。
0ツクウールやガラス繊維など鉱物繊維による鉱物F&
給板は、鉱物繊維及びでんぷんやCMC。
給板は、鉱物繊維及びでんぷんやCMC。
MC,ポリビニルアルコール、ポリアクリルア三ドなど
のバインター等を水に分散させたスラリーを湿式抄造す
ることによって作成される。そして、湿式抄造の際に抄
造板より水分を吸引除去するときにバインターが水分と
共に除去されてしまうこ七すなわちバインターの歩留ま
シが低くなるのを防止し、さらに鉱物繊維板の強度を向
上させるために石綿が配合して使用される。しかし石綿
は人体に対して有害であるとして特定化学物質に指定さ
れており、取扱う作業者の衛生上に大きな問題があるた
めに石綿の使用をとりやめることが望まれている。
のバインター等を水に分散させたスラリーを湿式抄造す
ることによって作成される。そして、湿式抄造の際に抄
造板より水分を吸引除去するときにバインターが水分と
共に除去されてしまうこ七すなわちバインターの歩留ま
シが低くなるのを防止し、さらに鉱物繊維板の強度を向
上させるために石綿が配合して使用される。しかし石綿
は人体に対して有害であるとして特定化学物質に指定さ
れており、取扱う作業者の衛生上に大きな問題があるた
めに石綿の使用をとりやめることが望まれている。
〔発り4の目的〕
零発8Aは上記の点に鑑みてなされたものであって、バ
インターの歩留−29が低下するようなことなく石綿の
使用をとりやめることができて鉱物繊維板用組成物を提
供することを目的とするものである。
インターの歩留−29が低下するようなことなく石綿の
使用をとりやめることができて鉱物繊維板用組成物を提
供することを目的とするものである。
しかして本発明に係る鉱物繊維板用組成物は、鉱物繊維
を主材とし、パイ′:JJ:I−と、凝集剤さ、トは組
成物の全量に対して2〜10重量係配合配合ていること
を特徴とするものであり、以下本発明の詳細な説明する
。
を主材とし、パイ′:JJ:I−と、凝集剤さ、トは組
成物の全量に対して2〜10重量係配合配合ていること
を特徴とするものであり、以下本発明の詳細な説明する
。
鉱物繊維としてはロックウールやガラス繊維などが用い
られ、組成物全量に対して30〜90重量係配合さ配合
のが好ましい。バインターとしてはでんぷんなどが用い
られ、組成物全量に対して2〜15重員係配合配合るの
が好ましい。またバインターを凝集させるための凝集剤
としてはポリ塩化アルミニウム、硫酸バシド、アル三ン
酸ソータなど無根凝集剤を用いることができ、配合量は
組成物全量に対して0.05〜055〜05重量%い。
られ、組成物全量に対して30〜90重量係配合さ配合
のが好ましい。バインターとしてはでんぷんなどが用い
られ、組成物全量に対して2〜15重員係配合配合るの
が好ましい。またバインターを凝集させるための凝集剤
としてはポリ塩化アルミニウム、硫酸バシド、アル三ン
酸ソータなど無根凝集剤を用いることができ、配合量は
組成物全量に対して0.05〜055〜05重量%い。
石綿の代替として用いるセピオライトは、硫酸マグネシ
ウムを主成分とする鉱物であって、これを数μ長の無機
繊維で用い、配合量は組成物全量に対して2〜10重量
係重量定される。2重量%未満では配合による効果う(
不十分で、10重量値を超えると鉱物繊維板の物性に悪
影響を及ばすおそれがある七共に、セピオライトの配合
による効果は10厘量循を超えても変らず経済的に不利
になるものである。また補助凝集剤として配合されるカ
ーガムは植物性高分子凝集剤であシ、配合量は微量例え
ば組成物全量に対して0.01〜0.5重量%でよい。
ウムを主成分とする鉱物であって、これを数μ長の無機
繊維で用い、配合量は組成物全量に対して2〜10重量
係重量定される。2重量%未満では配合による効果う(
不十分で、10重量値を超えると鉱物繊維板の物性に悪
影響を及ばすおそれがある七共に、セピオライトの配合
による効果は10厘量循を超えても変らず経済的に不利
になるものである。また補助凝集剤として配合されるカ
ーガムは植物性高分子凝集剤であシ、配合量は微量例え
ば組成物全量に対して0.01〜0.5重量%でよい。
上記による組成物を水に分散させてスラリーとなすが、
このときスラリー中には必要に応じて炭酸カルシウム、
シリカ、クレー、ベントナイト等の無機充填材が配合さ
れるもので、この無機充填材の配合量は組成物全量に対
して3ON量係以下が望ましい。
このときスラリー中には必要に応じて炭酸カルシウム、
シリカ、クレー、ベントナイト等の無機充填材が配合さ
れるもので、この無機充填材の配合量は組成物全量に対
して3ON量係以下が望ましい。
しかして、上記のような鉱物繊維板用組成物のスラリー
を湿式抄造することにより抄造板を作成し、これをプし
ス、養生等することにより鉱物繊維板として仕上げるも
のである。そして、上記組成物にはセピオライトとカー
カムが配合されており、このセピオライトとカーカムの
作用によって湿式抄造板より水分を吸引除去する際のパ
イ:7ターの歩留まシが低下することを防止でき、また
鉱物繊維板はセピオライトによって補強される。また刀
−カムが配合されているために刀−j5ムによるバイン
ターの強力な凝集作用で鉱物繊維板の表面硬度を石綿を
配合した場合と同程度の高い硬度にすることができる。
を湿式抄造することにより抄造板を作成し、これをプし
ス、養生等することにより鉱物繊維板として仕上げるも
のである。そして、上記組成物にはセピオライトとカー
カムが配合されており、このセピオライトとカーカムの
作用によって湿式抄造板より水分を吸引除去する際のパ
イ:7ターの歩留まシが低下することを防止でき、また
鉱物繊維板はセピオライトによって補強される。また刀
−カムが配合されているために刀−j5ムによるバイン
ターの強力な凝集作用で鉱物繊維板の表面硬度を石綿を
配合した場合と同程度の高い硬度にすることができる。
また、セピオライトは数μの短繊維であり、カーカムに
よって均一に分散されているものであって、鉱物繊維板
に柔軟性を付与することができる。さらにセピオライト
は無機物であるために石綿を配合したものと同等の不燃
性を得ることができる。加えて、セピオライトは保水性
が低いために、抄造板の乾燥時間を短くすることができ
るものである。
よって均一に分散されているものであって、鉱物繊維板
に柔軟性を付与することができる。さらにセピオライト
は無機物であるために石綿を配合したものと同等の不燃
性を得ることができる。加えて、セピオライトは保水性
が低いために、抄造板の乾燥時間を短くすることができ
るものである。
次に本発明を実施例によって例証する。
ロックウール75重量部に無機充填材として炭酸カルシ
ウム10重量部、バインターとしてでんぷん10重量部
、凝集剤としてポリ塩化アル三ニウム0,2重量部を配
合し、さらに配合量を0.2.4.6重量%と変えてセ
ピオライトを、配合量を0,0.025.0.1.0.
2重量%とかえて刀−ガムをそれぞれ配合して混合する
ことによりi製した組成物を水に分散させてスラリーを
調製し、このスラリーを付性に従って湿式抄造すること
によりロックウール板を作成した。また比較のためにセ
ピオライトとj5−カムを配合せず石綿を配合しだも・
の【をて用いてロックウール板を作成した。
ウム10重量部、バインターとしてでんぷん10重量部
、凝集剤としてポリ塩化アル三ニウム0,2重量部を配
合し、さらに配合量を0.2.4.6重量%と変えてセ
ピオライトを、配合量を0,0.025.0.1.0.
2重量%とかえて刀−ガムをそれぞれ配合して混合する
ことによりi製した組成物を水に分散させてスラリーを
調製し、このスラリーを付性に従って湿式抄造すること
によりロックウール板を作成した。また比較のためにセ
ピオライトとj5−カムを配合せず石綿を配合しだも・
の【をて用いてロックウール板を作成した。
セじオライドやカーカムの配合量とバインター歩留りと
の関係を第1図のグラフに示す。第1図におけるA、B
、C,Dはカーガムの配合量がOlo、025.0.0
5.0.1重量%のものを示す。
の関係を第1図のグラフに示す。第1図におけるA、B
、C,Dはカーガムの配合量がOlo、025.0.0
5.0.1重量%のものを示す。
また第1図におけるEは石綿配合のものを示す。
第1図の結果よシ、セピオライトとカーカムとを配合し
たB、C,Dのものは石綿配合のEのものと同等なバイ
ンター歩留りを得ることができ、バインター歩留りの向
上にはAのようにセピオライト単独では不十分であり、
またカーガムは微量の配合で効果があることが確認され
る。
たB、C,Dのものは石綿配合のEのものと同等なバイ
ンター歩留りを得ることができ、バインター歩留りの向
上にはAのようにセピオライト単独では不十分であり、
またカーガムは微量の配合で効果があることが確認され
る。
第2図はセピオライト4重量配合合の場合におけるカー
カムの配合量とロックウール板の常態表面硬度との関係
を示すグラフである。常態表面硬度の測定は糸巻硬度計
によって行なった。石#t14重量%配合によるロック
ウール板の常態表面硬度は80程度であり、カーガムを
微量配合することKよってこれと同等の常態表面硬度を
得ることができることが確認される。
カムの配合量とロックウール板の常態表面硬度との関係
を示すグラフである。常態表面硬度の測定は糸巻硬度計
によって行なった。石#t14重量%配合によるロック
ウール板の常態表面硬度は80程度であり、カーガムを
微量配合することKよってこれと同等の常態表面硬度を
得ることができることが確認される。
上述のように本発明にあっては、セヒオライトとカーガ
ムとを用いることによって抄造板の吸引脱水時のバイジ
ターの歩留りを向上させることができると共に鉱物繊維
板の補強を行なうことができ、石綿を用いるような必要
がないものであって、人体に有害な石綿の使用をとりや
めることが可能傾なるものである。
ムとを用いることによって抄造板の吸引脱水時のバイジ
ターの歩留りを向上させることができると共に鉱物繊維
板の補強を行なうことができ、石綿を用いるような必要
がないものであって、人体に有害な石綿の使用をとりや
めることが可能傾なるものである。
第1図はセヒオライトとカーガムの配合量とバインター
歩留り七の関係を示すグラフ、第2図は2j−ガムの配
合量と常態表面硬度との関係を示すグラフである。 代理人 弁理士 石 1)長 七 と!へは一憂シ 2 g B 4 。 ■ −j#諺啼−蛮ノ町
歩留り七の関係を示すグラフ、第2図は2j−ガムの配
合量と常態表面硬度との関係を示すグラフである。 代理人 弁理士 石 1)長 七 と!へは一憂シ 2 g B 4 。 ■ −j#諺啼−蛮ノ町
Claims (1)
- (1)鉱物繊維を主材とし、バインターと、凝集剤ライ
トは組成物の全量に対して2−10重量係配合されてい
ることを特徴とする鉱物繊維板用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360584A JPS60168730A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 鉱物繊維板用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360584A JPS60168730A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 鉱物繊維板用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168730A true JPS60168730A (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12115235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2360584A Pending JPS60168730A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 鉱物繊維板用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168730A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63283931A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Ibiden Co Ltd | シ−ト強化プラスチック |
US6824606B1 (en) * | 1998-05-20 | 2004-11-30 | Tolsa, S.A. | Additive for special plasters and mortars, compositions containing the additive and utilization of the additive in special plasters and mortars |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP2360584A patent/JPS60168730A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63283931A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Ibiden Co Ltd | シ−ト強化プラスチック |
US6824606B1 (en) * | 1998-05-20 | 2004-11-30 | Tolsa, S.A. | Additive for special plasters and mortars, compositions containing the additive and utilization of the additive in special plasters and mortars |
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