JP4008171B2 - 無機質板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として製紙スラッジを焼却して得られた焼却灰を配合原料の一つとして含む無機質板(セメント板)及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
軽量化した無機質建材を得るなどの目的から、セメントと補強材としての繊維質原料とを成分とする混合物に、製紙スラッジを焼却して得られた焼却灰を配合して水性スラリーを調整し、それを抄造脱水して得られるシート状体を原板とし、該原板を養生硬化して無機質板を製造する方法が知られている(特公平2−54290号公報、特公平5−55460号公報など参照)。この製造方法によれば、従来、軽量化の目的で使用していたパーライトをまったく使用せずに、あるいは少ない使用量で、所要に軽量化した無機質板を得ることができ、コストの低減がはかれる利点がある。
【0003】
しかし、上記の製造方法による場合、製紙スラッジを焼却して得られた焼却灰を添加するためにセメントの水和反応が緩慢となり、長い養生期間を必要とし、初期材令における機械的強度が低下するという不都合が生じやすいことから、通常、水和反応を促進する硬化促進剤として、アルカリ塩類物質あるいはアンモニウム塩類物質、又は硫酸アルミニウム含有物質を単独で又は複数を併用して添加することが行われており、それによって原板の早期硬化をはかり、機械的強度及び寸法安定性に優れた軽量建築用板材を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の製紙スラッジを焼却して得られた焼却灰をセメントに配合した水性スラリーから軽量無機質板を製造する方法では、上記スラリー中に硬化促進剤という別物質を添加混合する工程を必要としており、製造工程が煩雑となり、製造装置も複雑なものとなっている。また、硬化促進剤として塩化カルシウム、炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウムのように水に可溶な硬化促進剤を用いる場合には、抄造脱水時に添加した硬化促進剤が搾水と共に流出してしまう恐れがあり、歩留まりが悪く、非効率であるという欠点も生じうる。一方、水に難溶な水酸化カルシウムや水酸化マグネシウムのようなアルカリ土類金属の水酸化物からなる硬化促進剤を用いる場合には、上記の不都合は回避できるが、セメントに対する活性度が低く、初期強度の向上はあまり期待できないという不都合があった。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量化のために焼却灰をセメントに配合した水性スラリーから無機質板を製造する方法において、該スラリー中に硬化促進剤を添加混合することなく、抄造脱水した原板の早期硬化を可能とした新規な軽量無機質板の製造方法を提供することにある。本発明の他の目的は、焼却灰を配合してなる軽量無機質板において、早期硬化が可能であることから初期材令における機械的強度を所要の値に容易に確保することができ、また、寸法安定性にも優れた軽量無機質板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく多くの実験を行うことにより、セメントとして、その組成成分のうち、3CaO・Al23及び4CaO・Al23・Fe23 を通常よりも多量に含んだセメントを原料として用いる場合に、原板の早期硬化が促進され、結果として、得られる軽量無機質板の機械的強度が早期に向上し、かつ、寸法安定性も優れたものとなることを経験した。
【0007】
本発明は、上記の知見に基づくものであり、本発明による無機質板の製造方法は、3CaO・Al及び4CaO・Al・Feを合算して20〜30重量%含有したセメントが55〜85重量%と、かさ比重が0.5〜0.9で、平均粒度がφ1mm以下の焼却灰が5〜15重量%と、木質補強材が5〜15重量%からなる混合物水に分散してスラリーを形成する工程と、形成された上記スラリーを抄造脱水してシート状体にフォーミングする工程と、フォーミングされた上記シート状体を多層に巻き取りマット体を形成する工程と、形成された上記マット体を所定の寸法に切断して原板を形成する工程と形成された上記原板を養生硬化する工程と、からなることを特徴とし、また、本発明による無機質板は、3CaO・Al及び4CaO・Al・Feを合算して20〜30重量%含有したセメントが55〜85重量%と、かさ比重が0.5〜0.9で、平均粒度がφ1mm以下の焼却灰が5〜15重量%と、木質補強材が5〜15重量%からなる混合物が硬化してなることを特徴とする。
【0008】
本発明において、セメントとは、水と反応して水和物を作り硬化する鉱物質の粉末を総称しており、具体的例として、最も普通の水硬性セメントであるポルトランドセメント(早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメントなども含まれる)、高炉スラグ微粉を混和材として用いた混合セメントである高炉セメント、ケイ酸白土などのポゾランを混入した混合ポルトランドセメントであるシリカセメント、ポルトランドセメントに微粉炭燃焼後の副産物であるフライアッシュを混合したフライアッシュセメントなどがあげられる。
【0009】
通常、上記セメントは、3CaO・SiO2(C3S),2CaO・SiO2(C2S),3CaO・Al23(C3A),4CaO・Al23・Fe23(C4AF)などを主成分とする組成からなっている。本発明者らの実験では、上記成分のうち、特に、C3A+C4AFの含有率を20〜30重量%含むようなセメントであれば、前記したどのような種類のセメントであっても、早期硬化という所期の目的が達成されることを経験した。なお、より好ましくは、C3A+C4AFが20〜30重量%であって、かつC3Aが12重量%以上、さらに好ましくは、C3Aが12〜22重量%であり、この場合には、初期強度の増大において特に著しい効果が得られた。なお、C3A+C4AFの含有率が20重量%以下の場合には、焼却灰の組成成分のバラツキに十分に対応できないため好ましくなく、30重量%以上の場合には、所定の石膏量では擬凝結を起こしやすく好ましくない。
【0010】
本発明において、焼却灰とは、従来廃棄物として廃棄されていた下水、工場排水などの活性汚泥処理から発生する余剰汚泥を焼却して得られた汚泥焼却灰や、紙パルプ工場で生ずる製紙スラッジを焼却して得られる通常のパルプ焼却灰などである。通常、そのような焼却灰の組成成分は、SiO2、Al23、Fe23、CaO、MgOなどであり、好ましくは、それらの配合比は、SiO2:30〜40重量%、Al23:15〜30重量%、Fe23:2〜15重量%、CaO:10〜30重量%、MgO:1〜6重量%である。前記焼却灰のかさ比重及び粒度は、製紙スラッジの成分組成や焼却条件により一定ではないが、かさ比重が0.5〜0.9である場合、また、平均粒度がφ1mm以下の細かさである場合に、軽量化と板製品強度の双方を満足する無機質板を製造することができる。
【0011】
焼却灰のかさ比重が0.5以下の場合には、原料スラリー中での分散性が悪くなり、0.9以上の場合には、所望の軽量効果が得られなかった。また、平均粒度がφ1mmを越える焼却灰を添加混合する場合には、硬化反応が不活性となっって十分な強度が確保できなくなる傾向を示した。
【0012】
本発明において、木質補強材は、セメント粉体を捕捉してセメント系マトリックスを補強する目的で混和されるものであり、木質繊維パルプ、木質繊維束、木片、木粉など、従来のこの種無機質建材への補強材として用いられてきたものと同じものであってよい。また、その混和量(配合割合)も従来のものと同様であってよい。さらに、木質材に限らず、竹繊維、麻繊維、バカス、もみガラ、稲わらなどの材料も有効に用いることができる。
【0013】
本発明者らの実験によれば、木質繊維パルプは特に有効な補強材であり、より好ましい条件としては、ダブルディスクリファイナ(DDR)によって叩解したスラリーのカナディアンフリーネス(C.S.F)が200〜300mlのものであり、この叩解度のパルプを用いることにより、高い抄造性が得られた。
【0014】
本発明において、前記セメントと焼却灰と木質補強材の配合割合は、セメント55〜85重量%、焼却灰5〜15重量%、パルプ5〜15重量%、軽量骨材5〜15重量%程度であることが好ましい。この配合割合の場合には、外壁材、屋根材などの初期の目標比重に対する強度を確実に発現させることが可能となる。焼却灰が15重量%を越える場合には、焼却灰中の成分組成のバラツキを吸収することができず、また、5重量%未満の場合には、軽量化のために軽量骨材を併用する必要があり、コスト高になる恐れがある。
【0015】
本発明において、上記主成分に対し、さらに、骨材(例えば、ケイ砂、ケイ石粉、フライアッシュなど)、軽量骨材(例えば、パーライト、シラスバルーン、硅ソウ土など)、マイカ、発泡ビーズなどを添加してもよい。さらに、第三成分として、必要な場合には、硬化促進剤を使用してもよい。また、防水剤、撥水剤など、従来のこの種無機質建材を製造するときに添加されてきた第三成分を任意に添加しても差し支えない。
【0016】
本発明において、上記のセメントと木質補強材と焼却灰、及び所望によるその他の第三成分とを所定の成分割合で混合して混合物とし、該混合物を水に分散して所定固形分濃度の水性スラリーを形成する。そして、該水性スラリーを従来知られた抄造機により抄造脱水してシート状体にフォーミングし、該シート状体を従来知られたメイキングロールなどで多層に巻き取るなどにより積層マット体とし、該積層マット体から所要の寸法の原板を調整する。該原板をプレスして従来知られた手法により一次養生、二次養生を行って硬化させることにより、本発明による無機質板が製造される。
【0017】
本発明によれば、上記養生硬化に必要とする時間は、従来のスラリー中に硬化促進剤を添加混合して養生硬化するのに要する時間とほぼ同じであり、抄造脱水した原板の早期硬化が可能となる。その結果、焼却灰を配合してなる軽量無機質板でありながら、初期材令における機械的強度の低下もなく、また、寸法安定性に優れた軽量無機質板が得られる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び比較例によってさらに詳細に説明する。本発明が下記の実施例に限られないことは言うまでもない。
[実施例1〜5]
表1に示す成分組成のセメントを用意した。
【0019】
【表1】
Figure 0004008171
【0020】
上記実施例1〜5のセメント73重量部に、焼却灰(かさ密度0.6、平均粒径0.3mm)10重量部と、木質パルプ7重量部と、パーライト7重量部と、その他3重量部とを混合した原料を水に分散して固形分濃度8〜15重量%の水性スラリーとし、該水性スラリーを抄造機にて抄造脱水してシート状体にフォーミングした。その後、該シート状体をメイキングロールで5〜15層巻き取り、積層マット体(原板)とし、該積層マット体をプレスして、80℃で6時間の蒸気養生下での一次養生と、60℃で18時間ので二次養生を行い、無機質板とした。
【0021】
[比較例1〜3]
表2に示す成分組成のセメントを用意した。
【0022】
【表2】
Figure 0004008171
【0023】
比較例1〜3のセメント73重量部に、実施例1〜5と同じ条件で焼却灰、木質パルプ、パーライトを混合して原料を調整し水に分散して固形分濃度8〜15重量%の水性スラリーを得た。該水性スラリーから実施例1〜5と同じ条件で原板を得、同じ条件で一次養生と二次養生を行い無機質板とした。
【0024】
[比較例4〜6]
比較例1〜3と同じ原料に、水和反応を促進する硬化促進剤として塩化カルシウムをセメント比2%添加混合し、該混合物を水に分散して固形分濃度8〜15重量%の水性スラリーを得た。該水性スラリーから実施例1〜5と同じ条件で原板を得、同じ条件で一次養生と二次養生を行い無機質板とした。
【0025】
[比較試験]
実施例品1〜5及び比較例品1〜6の無機質板それぞれについて、かさ比重、曲げ強さ(N/mm2)、凍結融解試験による厚さ膨潤率(%)を測定した。なお、曲げ強さはJISA1408に準拠して行い、凍結融解試験はASTM(B法)による300サイクル下における厚さ膨潤率として測定した。その結果を表3、表4及び表5に示す。
【0026】
【表3】
Figure 0004008171
【0027】
【表4】
Figure 0004008171
【0028】
【表5】
Figure 0004008171
【0029】
[考察]
実施例品1〜5のものと比較例品1〜3のものとを比較すると、かさ比重はほぼ同じであり、かつ、同じ養生硬化時間のものでありながら、実施例品1〜5のものは曲げ強さは大きな値を示し、また、厚さ膨潤率は小さな値を示している。このことは、3CaO・Al23及び4CaO・Al23・Fe23を合算した含有量が通常のセメントよりも高いもの(通常のセメントが16〜18重量%に対して、20(実施例品1)〜26(実施例品4)重量%)を用いることにより、短い時間で、機械的強度が高くかつ寸法安定性に優れた軽量無機質板が得られることを示している。
【0030】
また、実施例品1〜5のものと比較例品4〜6のものとを比較すると、かさ比重はほぼ同じであり、かつ、同じ養生硬化時間のものでありながら、実施例品1〜5のものは曲げ強さは大きな値を示し、また、厚さ膨潤率は小さな値を示している。このことは、3CaO・Al23 及び4CaO・Al23
・Fe23 を合算した含有量が通常のセメントよりも高いものを用いることにより、硬化促進剤を添加混合しなくとも、従来の硬化促進剤を添加混合したものよりも、機械的強度が高くかつ寸法安定性に優れた軽量無機質板が得られることを示しており、製造工程が簡略化、製造装置も簡素化がはかれることを示している。
【0031】
【発明の効果】
本発明の無機質板及びその製造方法によれば、製紙スラッジを焼却して得られた焼却灰を配合原料の一つとして含む無機質板(セメント板)及びその製造方法において、従来用いられてきた硬化促進剤の使用を省略できることから、製造工程を簡略化でき、また、製造装置も簡素化でき、軽量無機質板の製造コストを大きく低減することが可能となる。特に、木質補強材として硬化阻害成分の多い樹種からなるパルプなどを用いる場合であっても早期脱型硬化が可能であり、本発明は実用上高い有効性を示す。

Claims (2)

  1. 3CaO・Al及び4CaO・Al・Feを合算して20〜30重量%含有したセメントが55〜85重量%と、かさ比重が0.5〜0.9で、平均粒度がφ1mm以下の焼却灰が5〜15重量%と、木質補強材が5〜15重量%からなる混合物水に分散してスラリーを形成する工程と、
    形成された上記スラリーを抄造脱水してシート状体にフォーミングする工程と、
    フォーミングされた上記シート状体を多層に巻き取りマット体を形成する工程と、
    形成された上記マット体を所定の寸法に切断して原板を形成する工程と
    形成された上記原板を養生硬化する工程と、
    からなることを特徴とする無機質板の製造方法。
  2. 3CaO・Al及び4CaO・Al・Feを合算して20〜30重量%含有したセメントが55〜85重量%と、かさ比重が0.5〜0.9で、平均粒度がφ1mm以下の焼却灰が5〜15重量%と、木質補強材が5〜15重量%からなる混合物が硬化してなることを特徴とする無機質板。
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